JPH04239526A - 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents
放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ポリシロキサン組成物、特には放射線照射で容易に硬化
し、この硬化皮膜が剥離性を示すことから粘着テ−プの
背面処理剤、粘着ラベル用剥離紙のコ−テイング剤とし
て有用とされる放射線硬化性オルガノポリシロキサン組
成物に関するものである。
成物については分子中に(メタ)アクリロキシ基を含有
するオルガノポリシロキサンからなるものが公知とされ
ており、この製造方法としてはエポキシ基の開環付加反
応を利用してシロキサンに(メタ)アクリロキシ基を導
入する方法(特開昭63−135426号、特開平2−
45533 号公報参照)、ハイドロシリレ−シヨン反
応を利用してシロキサンに(メタ)アクリロキシ基を導
入する方法(特開昭48−48000号、特開平2−1
63166号公報参照)が提案されている。
ン組成物は表面処理用コ−テイング剤として使用されて
いるが、このものは特にその硬化皮膜が粘着物質を容易
に剥離する性質をもっていることから、粘着テ−プの背
面処理剤や粘着ラベル用処理紙のコ−テイング剤として
利用されている。
化性(メタ)アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサ
ンを剥離紙用コ−テイング剤として使用しようとすると
、このものはオルガノポリシロキサン中における(メタ
)アクリロキシ基の含有量の多いほど放射線硬化性は向
上するけれども、(メタ)アクリロキシ基が極性の強い
ものであるためにこの増加に伴なってコ−テイング剤の
界面張力および剥離力が大きくなり、したがって粘着物
質に対する剥離特性が低下するという問題があり、これ
にはまた剥離力が初期で小さくても経時的に大きくなる
という欠点もある。
を解決した放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物
に関するもので、これは下記化4[ここにR1は水素原
子または炭素数1〜4の低級アルキル基あるいはフェニ
ル基、R2はR1と同じ基または下記化5(R3は水素
原子またはメチル基、n は1〜3)で示される基でそ
の3〜30モル%は下記化6であるもの、a、 b、
d は 200未満の数cは1〜3]で示されるオルガ
ノポリシロキサンを主成分としてなることを特徴とする
ものである。
に硬化し、粘着物質に対し容易に剥離可能であるオルガ
ノポリシロキサン組成物を開発すべく種々検討した結果
、従来公知の(メタ)アクリロキシ基含有オルガノポリ
シロキサンに3官能性のシロキサン単位を導入すると重
合度、アクリロキシ基含有率が同一である鎖状のオルガ
ノポリシロキサンと比べて硬化性を低下させることなく
、軽剥離化、低粘度化が行え、さらには経時でも剥離力
の安定した硬化皮膜の得られることを見出し、ここに添
加する3官能性のシロキサン単位の種類、量などについ
ての研究を進めて本発明を完成させた。以下にこれをさ
らに詳述する。
する性質をもつ放射線硬化性のオルガノポリシロキサン
組成物に関するものである。本発明のオルガノポリシロ
キサン組成物は下記化7で示され、R1が水素原子また
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭
素数1〜4のアルキル基もしくはフェニル基、R2がこ
のR1と同じ基または下記化8で示されるもの、R3が
水素原子またはメチル基、n が1〜3である基で、a
、 b、 d が 200未満の数、c が1〜3の数
であるオルガノポリシロキサン主成分であるものとされ
るが、このR2基としての下記化9で示される基が3モ
ル%未満であると放射線による硬化性が著しく低下し、
30モル%より多くなると放射線による硬化性は向上す
るものの硬化皮膜の粘着物質に対する剥離特性が著しく
低下するので、この下記化10で示される基の含有量は
3〜30モル%の範囲とする必要があり、この範囲内で
その含有量を変化させれば硬化皮膜の粘着物質に対する
剥離力を任意に変化させることができるという有利性が
与えられるし、このc 値についてはこれが0であると
この発明の効果が得られなくなり、4以上とすると増粘
し、合成が困難となるので、これは1〜3の数とするこ
とが必要とされる。
シロキサンはA)下記化11(ここにR4はR1と同じ
基、R5はR1または式下記化12で示される基、n
は1〜3)B)下記化13(l=3〜5)、C)下記化
14(R6は下記化15で示される基、m=3〜5)で
示されるA)、B)、C)を使用し、A)、B)、C)
の全重量部に対して0.1〜0.5 重量部のCF3S
O3H を触媒として添加し、空気気流下に反応温度8
0〜90℃で4〜8時間酸平衡化反応させれば得ること
ができる。
リシロキサンの合成は古くから知られている最も一般的
なものであるが、これは触媒として酸を使用するもので
あるため、反応性に富んだ官能基をもつオルガノポリシ
ロキサンの合成にはほとんど利用されておらず、したが
って特に(メタ)アクリロキシ基をもつオルガノポリシ
ロキサンの合成は付加反応や脱塩酸反応を用いてオルガ
ノポリシロキサンに(メタ)アクリロキシ基を導入する
ことが行なわれているのであるが、これには多段階の工
程が必要であった。しかし、本発明の(メタ)アクリロ
キシ基含有オルガノポリシロキサンは上記した特定の条
件下での酸平衡化反応を行なうことにより、これを合成
することができ、これによれば所望の重合度、所望の(
メタ)アクリロキシ基含有率のオルガノポリシロキサン
を容易に得ることができる。
キシ基含有オルガノポリシロキサンはその単独またこれ
とは重合度または(メタ)アクリロキシ基含有率の異な
る同種のオルガノポリシロキサンと混合して本発明の放
射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物とされるので
あるが、これにはその特徴を損なわない範囲で種々の添
加剤を添加してもよく、これにはアセトフェノン、ベン
ゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4−ジメ
トキシベンゾフェノン、4−メチルアセトフェノン、ベ
ンゾインメチルエ−テル、ベンゾイントリアルキルシリ
ルエ−テルなどの光反応開始剤や、ジエチルアミン、2
−ジエチルアミンエタノ−ル、ピペリジンのような酸素
硬化阻害抑制剤、ヘキサジオ−ルアクリレ−ト、トリメ
チロ−ルプロパントリアクリレ−トのような反応性希釈
剤、有機溶剤、レベリング剤、充填剤、帯電防止剤、消
泡剤、顔料、オルガノポリシロキサンなどが例示される
。
化性オルガノポリシロキサン組成物は粘着剤の背面処理
剤や金属、プラスチックの保護コ−テイング剤、塗料用
ベ−スとして使用できるが、この使用に当ってはこれを
紙、各種プラスチックフイルム、アルミニウムなどの金
属箔にバ−コ−タ−、グラビヤコ−タ−、リバ−スコ−
タ−などを用いて、またはスプレ−することによって0
.1 〜 200μm 程度の膜厚となるように塗布し
たのち、これに放射線を照射して硬化させればよい。こ
の放射線としては電子線、α線、β線、γ線または水銀
ア−ク、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプから発生する
紫外線などが例示されるが、上記した塗膜を硬化させる
ための線量は電子線であれば2〜5Mrad程度でよく
、紫外線のときには例えば2kwの高圧水銀灯(80W
/cm)を使用したときに8cmの距離から 0.1〜
10秒照射すればよい。
ルガノポリシロキサン組成物の主成分とされるオルガノ
ポリシロキサンの合成例および実施例、比較例をあげる
が、例中の部は重量部を示したものであり、粘度、屈折
率は25℃での測定値を示したもの、また例中における
物性値は下記の試験法による測定値を示したものである
。
をポリエチレンラミネ−ト紙に塗布したのち、電子線を
照射して硬化させたときには完全に硬化した皮膜が形成
されるのに要した電子線照射量(Mrad)、 紫外線
射量によるときには2kwの高圧水銀灯(80W/cm
)を2本使用して8cmの距離から紫外線を照射して完
全に硬化した皮膜が形成されるのに要した照射時間(秒
)で示した。ただし、この硬化の判定は塗工面を指でこ
すっても塗工面が脱落せず、かつ曇らない時点とした。
エチレンラミネ−ト紙上に塗布し、放射線を照射して硬
化させたのち、その硬化皮膜面にアクリル樹脂溶剤型粘
着剤・オリバインBPS−8170[ 東洋インキ(株
) 製商品名]を塗布し 100℃で3分間加熱処理し
たのち、この処理面に坪量64g/m2の貼り合わせ紙
を貼り合わせ、25℃で20時間エイジングさせ、エイ
ジング後の試料を5cm幅に切断し、引張り試験器を用
いて180 ℃の角度で剥離速度300mm/分で貼り
合せ紙を引張って剥離するのに要する力(g/5cm)
を測定してこの値を初期剥離力とし、上記の貼り合せ
条件を70℃において70g/cm2 の荷重で3日間
圧着したのちに測定したものを経時剥離力とした。
てポリエチレンラミネ−ト紙の上にオルガノポリシロキ
サン組成物の硬化皮膜を形成させ、その表面にポリエス
テルテ−プ・ルミラ−31B[日東電気工業(株)製商
品名]を貼り合せ、20g/cm2 の荷重をのせて7
0℃で20時間加熱処理してからテ−プをはがしてステ
ンレス板に貼りつけた。 つぎにこの処理テ−プをス
テンレス板から180 ℃の角度で剥離速度 300m
m/分ではがし、剥離するのに要した力(g/2.5c
m) を測定すると共に、未処理の標準テ−プをステン
レス板から剥離するのに要した力(g/2.5cm)
を測定し、この未処理の標準テ−プを剥離するのに要し
た力に対する百分率を残留接着率とした。
トを取りつけた1リットルの四ツロフラスコに下記化1
6(以下A−1と略記する)16部、下記化17で示さ
れるオクタメチルシクロテトラシロキサン(以下B−1
と略記する)666 部および下記化18で示されるシ
クロテトラシロキサン(以下C−1と略記する)154
部を入れて混合し、これに上記シロキサン全量に対し
て20ppm の下記化19で示されるアミン化合物を
添加し、室温で5分間撹拌したのち、ここに式CF3S
O3H で示されスルフオン酸をシロキサン全量に対し
て2.0 重量部添加し、空気対流下で2時間撹拌しな
がら80〜85℃ま昇温し、そのままで6時間酸平衡化
反応させ、反応終了後反応混合物を室温まで冷却し、C
F3SO3H に対して3倍モルのN(C2H5)3を
添加しそのまま5時間撹拌を続けて反応混合物中の酸を
中和し、その後活性炭処理し、ろ過し、110 ℃、4
mmHgでストリップしたところ、淡黄色透明な液体が
92%で収率で得られたので、これをIR、NMRで分
析したところ、このものは下記化20であるオルガノポ
リシロキサン(以下オルガノポリシロキサン−Iと略記
する)であることが確認されたが、このものは粘度 3
70cp、 屈折率1.416 の物性を示した。
1部、B−1を592 部、C−1を310 部とした
ほかは合成例1と同様の方法でオルガノポリシロキサン
の合成を行なったところ、収率94%で赤色透明な液体
が得られ、このものはIR、 NMR で分析した結果
、下記化21で示されオルガノポリシロキサン(C以下
オルガノポリシロキサン−IIと略記)であることが確
認され、これは粘度210 cp、屈折率1.427
という物性を示した。
記化22(以下A−2と略記する)とし、このA−2
31部、B−1 648部、C−1 155部をフラ
スコに入れたほかは合成例1と同様に処理してオルガノ
ポリシロキサンの合成を行なったところ、淡黄色透明な
液体が収率90%で得られ、このものはIR、 NMR
で分析した結果、下記化23で示されるオルガノポリ
シロキサン(以下オルガノポリシロキサン−III と
略記する)であることが確認され、これは粘度520c
p、 屈折率1.415 という物性を示した。
メチルジシロキサン(以下A−3と略記する)9部、B
−1760 部、C−1 176部をフラスコに入れた
ほかは合成例1と同様の方法でオルガノポリシロキサン
の合成を行なったところ、淡黄色透明な液体が収率90
%で得られ、このものはIR、 NMR で分析した結
果、下記化25で示されるオルガノポリシロキサン(以
下オルガノポリシロキサン−IVと略記する)であるこ
とが確認され、これは粘度 820cp、 屈折率1.
416 という物性を示した。
16部、B−1 592部、C−1310 部をフラ
スコに入れたほかは合成例1と同様に処理してオルガノ
ポリシロキサンの合成を行なったところ、赤色透明な液
体を収率90%で得られたが、このものはIR、NMR
で分析の結果、下記化26で示されるオルガノポリシロ
キサン(以下オルガノポリシロキサン−V と略記する
)であることが確認され、これは粘度 400cp、
屈折率1.428 という物性を示した。
〜5で得られたオルガノポリシロキサンI 〜V に電
子線を照射して硬化させ、このときの硬化性、およびこ
の硬化皮膜の剥離特性をしらべたところ、下記表1に示
したとおりの結果が得られた。
〜5で得られたオルガノポリシロキサンI 〜V に光
反応開始剤としてのベンゾインイソブチルエ−テルを5
重量%添加し、これをポリエチレンラミネ−ト紙にオフ
セット印刷機を用いて塗布量が約1.0g/m2 とな
るように塗布したのち、これに空気中において高圧水銀
灯(80W/cm)を2本使用し、8cmの距離から紫
外線を照射して硬化させ、このときの硬化性およびこの
硬化皮膜の剥離特性をしらべたところ、下記表2に示し
たとおりの結果が得られた。
キサン組成物に関するもので、これは前記したように下
記化27[ここにR1は水素原子または炭素1〜4の低
級アルキル基あるいはフェニル基、R2はR1と同じ基
または下記化28(R3は水素原子またはメチル基、n
は1〜3)で示される基でその3〜30モル%は下記
化29基であるもの、a、 b、 d は200 未満
の数、c は1〜3]で示されるオルガノポリシロキサ
ンを主成分としてなるものであるが、このものは3官能
性のシロキサン単位の導入された(メタ)アクリロキシ
基含有シロキサンであることから放射線照射で容易に硬
化し、この硬化皮膜は軽剥離性を示し、経時でも安定し
た剥離特性を示すという有利性を与える。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 [ここにR1は水素原子または炭素数1〜4の低級アル
キル基あるいはフェニル基、R2はR1と同じ基または
【化2】 (R3は水素原子またはメチル基、n は1〜3)で示
される基でその3〜30モル%は 【化3】 であるもの、a、 b、 d は200 未満の数、c
は1〜3]で示されるオルガノポリシロキサンを主成
分としてなることを特徴とする放射線硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP3041424A JP2669947B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
| EP19920100916 EP0496343A3 (en) | 1991-01-23 | 1992-01-21 | Method for surface-release coating and coating agent therefor |
| US07/964,685 US5391405A (en) | 1991-01-23 | 1992-10-22 | Method for surface-release coating and coating agent therefor |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2669947B2 JP2669947B2 (ja) | 1997-10-29 |
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ID=12607983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
| Country | Link |
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| DE3810140C1 (ja) * | 1988-03-25 | 1989-10-05 | Th. Goldschmidt Ag, 4300 Essen, De |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP3041424A patent/JP2669947B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-01-21 EP EP19920100916 patent/EP0496343A3/en not_active Ceased
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| US12534649B2 (en) | 2019-05-10 | 2026-01-27 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Radiation-curable organopolysiloxane composition and a release sheet |
Also Published As
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|---|---|
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