JPH04241940A - 多層積層物の製造方法 - Google Patents
多層積層物の製造方法Info
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- JPH04241940A JPH04241940A JP398891A JP398891A JPH04241940A JP H04241940 A JPH04241940 A JP H04241940A JP 398891 A JP398891 A JP 398891A JP 398891 A JP398891 A JP 398891A JP H04241940 A JPH04241940 A JP H04241940A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層積層物の製造方法に
関するものであり、詳しくは食品包装容器などに用いら
れる多層積層物を安価に、かつ生産性よく製造すること
を可能にした多層積層物の製造方法に関するものである
。
関するものであり、詳しくは食品包装容器などに用いら
れる多層積層物を安価に、かつ生産性よく製造すること
を可能にした多層積層物の製造方法に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来、エチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物はガスバリヤー性にすぐれているため、食品包装
用材料として非常に適しており、広く用いられている。 しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
の単層フィルムとして用いられることは少なく、耐熱性
、防湿性、耐油性、成形性、二次加工性などの改良を目
的としてポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂を
両外層とした多層構造とし、それぞれの樹脂の有する特
徴を併せ持っている積層体として使用されている。
ん化物はガスバリヤー性にすぐれているため、食品包装
用材料として非常に適しており、広く用いられている。 しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
の単層フィルムとして用いられることは少なく、耐熱性
、防湿性、耐油性、成形性、二次加工性などの改良を目
的としてポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂を
両外層とした多層構造とし、それぞれの樹脂の有する特
徴を併せ持っている積層体として使用されている。
【0003】これら多層積層体は通常、共押出成形法に
よりシートまたはフィルム状に成形されているが、多層
構造のため、押出成形開始後均一な製品を得るまでの不
良品や耳部トリミングにより発生する多量のスクラップ
のため、その製品コストは非常に高くなっている。
よりシートまたはフィルム状に成形されているが、多層
構造のため、押出成形開始後均一な製品を得るまでの不
良品や耳部トリミングにより発生する多量のスクラップ
のため、その製品コストは非常に高くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、省資源、製品
コストの低下を図るためにスクラップ回収品を原料樹脂
に混入することも考えられるが、通常の方法ではエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物の耐熱性が低いために
、ゲルを生成しやすいという欠点がある。特に、酸化チ
タンなどを添加した着色製品にあってはゲル発生が促進
され、長時間の連続運転ができないという大きな欠点が
ある。また、混入した回収樹脂中のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物が製品表面に現われるため、ダイで
の焼けの発生が激しく、製品の表面状態が悪化するとと
もに、製品の耐水性などが十分でなくなる。さらに、二
次的な熱成形時において製品に穴があくなどの大きな問
題点がある。この課題の解決策として特定された成形方
法を採用する解決策が提案されている(特公平1−60
421号)が、さらに改善することが望まれていた。
コストの低下を図るためにスクラップ回収品を原料樹脂
に混入することも考えられるが、通常の方法ではエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物の耐熱性が低いために
、ゲルを生成しやすいという欠点がある。特に、酸化チ
タンなどを添加した着色製品にあってはゲル発生が促進
され、長時間の連続運転ができないという大きな欠点が
ある。また、混入した回収樹脂中のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物が製品表面に現われるため、ダイで
の焼けの発生が激しく、製品の表面状態が悪化するとと
もに、製品の耐水性などが十分でなくなる。さらに、二
次的な熱成形時において製品に穴があくなどの大きな問
題点がある。この課題の解決策として特定された成形方
法を採用する解決策が提案されている(特公平1−60
421号)が、さらに改善することが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これら従
来技術の種々の問題点を解決すべき鋭意研究を重ねた結
果、回収樹脂にロジンを添加することによって回収樹脂
の利用度を向上することができるとともに、製品の表面
状態や性能上問題のない多層構造材料を長期連続運転に
より製造できることを見いだした。本発明はこれらの知
見にもとづいて完成されたものである。すなわち、本発
明の要旨はポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層と
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(以下、「EV
OH」と略称することもある)層とを2台以上の押出機
から別々の流れとして押し出して、2層以上の樹脂積層
物を成形するに際し、生成する成形ロス部分を機械的に
粉砕し、この粉砕物とポリオレフィン系樹脂を主体とす
る樹脂とを混合物中のEVOHの含有量が50重量%以
下となる様に混合したものに相溶化剤を混合して、該混
合物をポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層の押出
機へ投入し、溶融混合してEVOH層と積層せしめるこ
とを特徴とする多層積層物の製造方法に存する。
来技術の種々の問題点を解決すべき鋭意研究を重ねた結
果、回収樹脂にロジンを添加することによって回収樹脂
の利用度を向上することができるとともに、製品の表面
状態や性能上問題のない多層構造材料を長期連続運転に
より製造できることを見いだした。本発明はこれらの知
見にもとづいて完成されたものである。すなわち、本発
明の要旨はポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層と
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(以下、「EV
OH」と略称することもある)層とを2台以上の押出機
から別々の流れとして押し出して、2層以上の樹脂積層
物を成形するに際し、生成する成形ロス部分を機械的に
粉砕し、この粉砕物とポリオレフィン系樹脂を主体とす
る樹脂とを混合物中のEVOHの含有量が50重量%以
下となる様に混合したものに相溶化剤を混合して、該混
合物をポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層の押出
機へ投入し、溶融混合してEVOH層と積層せしめるこ
とを特徴とする多層積層物の製造方法に存する。
【0006】以下、本発明の多層積層物の製造方法につ
いて詳細に説明する。本発明の多層積層物としては、例
えば外層/接着層/中間層/接着層/内層等の層構成が
あげられる。中間層を形成するエチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物としては、エチレン含量が25〜80モ
ル%、好ましくは30〜70モル%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を、そのけん化度が90%以上、好ましく
は95%以上となるようにけん化することによって得ら
れるものを用いることができる。ここでエチレン成分が
少なすぎるものは溶融押出成形性が十分でなく、他方エ
チレン成分が多すぎるとガスバリヤー性が低いので好ま
しくない。
いて詳細に説明する。本発明の多層積層物としては、例
えば外層/接着層/中間層/接着層/内層等の層構成が
あげられる。中間層を形成するエチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物としては、エチレン含量が25〜80モ
ル%、好ましくは30〜70モル%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を、そのけん化度が90%以上、好ましく
は95%以上となるようにけん化することによって得ら
れるものを用いることができる。ここでエチレン成分が
少なすぎるものは溶融押出成形性が十分でなく、他方エ
チレン成分が多すぎるとガスバリヤー性が低いので好ま
しくない。
【0007】次に外層(及び内層)を形成するポリオレ
フィン系樹脂としては、ポリプロピレン、プロピレンと
他のα−オレフィンとのランダム共重合体、ブロック共
重合体、さらには高密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、エチレンと他のα−オレフ
ィンとの共重合体などを例示することができる。特に耐
熱性の要求される場合にはポリプロピレンやプロピレン
と他のα−オレフィンとの共重合体が好適に使用される
。
フィン系樹脂としては、ポリプロピレン、プロピレンと
他のα−オレフィンとのランダム共重合体、ブロック共
重合体、さらには高密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、エチレンと他のα−オレフ
ィンとの共重合体などを例示することができる。特に耐
熱性の要求される場合にはポリプロピレンやプロピレン
と他のα−オレフィンとの共重合体が好適に使用される
。
【0008】これらポリオレフィン系樹脂はそれぞれ単
独の樹脂を用いてもよいが、同系の樹脂を二種以上混合
して用いることも可能である。また必要により、エチレ
ン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴムなどのゴム類や各種安定
剤、帯電防止剤、着色剤などを加えることもできる。次
に、中間層としてのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物と外層用樹脂とを接着するための接着性樹脂として
は、これら両樹脂を接着できるものであればよく、特に
制限されるものではない。たとえば外層樹脂のポリオレ
フィン系樹脂を不飽和カルボン酸またはその誘導体によ
って変性されたポリオレフィン系樹脂が用いられる。こ
こでポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブデン−1、ポリ−4−メチルペン
テン−1などのオレフィン単独重合体、エチレン、プロ
ピレン、ブテン−1などのα−オレフィンと共重合可能
な炭素数2〜20のα−オレフィンあるいは不飽和エス
テルとの共重合体などがある。この場合に用いる共重合
可能なα−オレフィンとしてはプロピレン、ブテン−1
、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテン
−1、オクテン−1などがあり、不飽和エステルとして
は酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アク
リル酸メチル、アクリル酸プロピル、メタアクリル酸メ
チル、メタアクリル酸エチルなどがある。
独の樹脂を用いてもよいが、同系の樹脂を二種以上混合
して用いることも可能である。また必要により、エチレ
ン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴムなどのゴム類や各種安定
剤、帯電防止剤、着色剤などを加えることもできる。次
に、中間層としてのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物と外層用樹脂とを接着するための接着性樹脂として
は、これら両樹脂を接着できるものであればよく、特に
制限されるものではない。たとえば外層樹脂のポリオレ
フィン系樹脂を不飽和カルボン酸またはその誘導体によ
って変性されたポリオレフィン系樹脂が用いられる。こ
こでポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブデン−1、ポリ−4−メチルペン
テン−1などのオレフィン単独重合体、エチレン、プロ
ピレン、ブテン−1などのα−オレフィンと共重合可能
な炭素数2〜20のα−オレフィンあるいは不飽和エス
テルとの共重合体などがある。この場合に用いる共重合
可能なα−オレフィンとしてはプロピレン、ブテン−1
、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテン
−1、オクテン−1などがあり、不飽和エステルとして
は酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アク
リル酸メチル、アクリル酸プロピル、メタアクリル酸メ
チル、メタアクリル酸エチルなどがある。
【0009】また、変性に用いる不飽和カルボン酸とし
ては、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸、ソルビ
ン酸、メサコン酸、アンゲリカ酸などがあり、その誘導
体としては無水マレイン酸、無水イタコン酸などの酸無
水物、アクリル酸メチル、マレイン酸モノエチルエステ
ルなどのエステル、アクリルアミドなどのアミド、マレ
イミドなどのイミド、アクリル酸ナトリウムなどの金属
塩をあげることができる。
ては、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸、ソルビ
ン酸、メサコン酸、アンゲリカ酸などがあり、その誘導
体としては無水マレイン酸、無水イタコン酸などの酸無
水物、アクリル酸メチル、マレイン酸モノエチルエステ
ルなどのエステル、アクリルアミドなどのアミド、マレ
イミドなどのイミド、アクリル酸ナトリウムなどの金属
塩をあげることができる。
【0010】不飽和カルボン酸またはその誘導体によっ
てポリオレフィン系樹脂を変性するには種々の方法があ
り、特に制限はなく、たとえば無水マレイン酸などを溶
媒の存在下あるいは不存在下でラジカル開始剤を添加し
加熱することにより反応を行なえばよい。変性ポリオレ
フィン系樹脂中の不飽和カルボン酸またはその誘導体の
含有量は通常0.001〜20重量%、好ましくは0.
005〜10重量%であり、未変性のポリオレフィン系
樹脂との混合物の形で用いることもできる。
てポリオレフィン系樹脂を変性するには種々の方法があ
り、特に制限はなく、たとえば無水マレイン酸などを溶
媒の存在下あるいは不存在下でラジカル開始剤を添加し
加熱することにより反応を行なえばよい。変性ポリオレ
フィン系樹脂中の不飽和カルボン酸またはその誘導体の
含有量は通常0.001〜20重量%、好ましくは0.
005〜10重量%であり、未変性のポリオレフィン系
樹脂との混合物の形で用いることもできる。
【0011】本発明の多層積層物の各層の厚みは特に制
限なく、その用途によって任意に決定されるが、たとえ
ば中間層としてのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層3〜50μm、接着性樹脂層3〜50μm、外層樹
脂層5〜800μmなどである。本発明の多層積層物の
製造方法としては、共押出法、押出ラミネート法、共押
出ラミネート法などを採用することができるが、なかで
も各層間の接着強度の点で共押出法が望ましい。また、
内層としては前記したポリオレフィン系樹脂を用いても
よいが、ポリスチレン樹脂等の他の熱可塑性樹脂を用い
てもよい。本発明は、上記多層積層物を製造する際に、
生成する成形ロス品(押出成形開始後均一な製品を得る
までの不良品や耳部トリミングにより発生する多量のス
クラップ品)を機械的に粉砕し、この粉砕物を前記した
外層を形成するポリオレフィン樹脂を主体とする樹脂と
混合し、この混合物のエチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物の含有量が50重量%以下としたものに相溶化剤
を混合して溶融混練した混合物を外層樹脂層として用い
上記した多層積層物の製造法を採用してエチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物と積層せしめる。
限なく、その用途によって任意に決定されるが、たとえ
ば中間層としてのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層3〜50μm、接着性樹脂層3〜50μm、外層樹
脂層5〜800μmなどである。本発明の多層積層物の
製造方法としては、共押出法、押出ラミネート法、共押
出ラミネート法などを採用することができるが、なかで
も各層間の接着強度の点で共押出法が望ましい。また、
内層としては前記したポリオレフィン系樹脂を用いても
よいが、ポリスチレン樹脂等の他の熱可塑性樹脂を用い
てもよい。本発明は、上記多層積層物を製造する際に、
生成する成形ロス品(押出成形開始後均一な製品を得る
までの不良品や耳部トリミングにより発生する多量のス
クラップ品)を機械的に粉砕し、この粉砕物を前記した
外層を形成するポリオレフィン樹脂を主体とする樹脂と
混合し、この混合物のエチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物の含有量が50重量%以下としたものに相溶化剤
を混合して溶融混練した混合物を外層樹脂層として用い
上記した多層積層物の製造法を採用してエチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物と積層せしめる。
【0012】上記成形ロス品はバージン樹脂同士の多層
化成形から排出されたものに限らず、本発明の再利用法
を経て繰り返し排出された成形ロス部分をも包含する。 上記成形ロス品を再利用するに際しては、まずかかる成
形ロス品を回転ハンマーや回転刃などのポリマー粉砕機
、切断機により衝撃的荷重をかけて機械的に粉砕する。 粉砕片は一般に不規則形状であるが押出機投入を考慮し
て粗大形状、例えば10mm以上の長さの粉砕片は好ま
しくない。粉砕された成形ロス品は次いでポリオレフィ
ン系樹脂を主体とする樹脂層を形成するバージン樹脂と
混合されるが、成形ロス品の混合比率を混合物中のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物の含有量が50重量
%以下、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは
20重量%以下となるように混合し、これに相溶化剤を
該混合物100重量部に対して通常0.1〜10重量部
、好ましくは1〜5重量部の範囲で添加するのがよい。
化成形から排出されたものに限らず、本発明の再利用法
を経て繰り返し排出された成形ロス部分をも包含する。 上記成形ロス品を再利用するに際しては、まずかかる成
形ロス品を回転ハンマーや回転刃などのポリマー粉砕機
、切断機により衝撃的荷重をかけて機械的に粉砕する。 粉砕片は一般に不規則形状であるが押出機投入を考慮し
て粗大形状、例えば10mm以上の長さの粉砕片は好ま
しくない。粉砕された成形ロス品は次いでポリオレフィ
ン系樹脂を主体とする樹脂層を形成するバージン樹脂と
混合されるが、成形ロス品の混合比率を混合物中のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物の含有量が50重量
%以下、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは
20重量%以下となるように混合し、これに相溶化剤を
該混合物100重量部に対して通常0.1〜10重量部
、好ましくは1〜5重量部の範囲で添加するのがよい。
【0013】上記混合物中のエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物が50重量%より多いと成形性及び加工時
の熱安定性が低下する。また、相溶化剤の添加量が0.
1重量部未満ではポリオレフィン系樹脂との相溶性が低
下し、さらに10重量部より多いと成形性及び耐熱性が
低下するので好ましくない。上述の相溶化剤としてはロ
ジン、テルペン樹脂、クマロン樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂、キシレン樹脂、石油樹脂、低重合度ポリブテン
又は低重合度ポリイソブチレン等から選ばれた少なくと
も一種が用いられる。必要ならば、これらの相溶化剤を
2種以上併用してもよい。ここにいうテルペン樹脂とは
、テレビン油、β−ピネン、ジペンテンなどのテルペン
類に酸を触媒として加え、重合させて得られる分子量6
00〜1,300、軟化点10〜125℃の樹脂をいう
。クマロン樹脂とは、石炭タールを蒸留して得られるク
マロン、クマロン同族体またはその誘導体を含有する主
として170〜185℃の留分(軽油)を重合させて得
られる熱可塑性樹脂である。クマロン−インデン樹脂と
は、主としてクマロンおよびインデンの共重合体からな
る一般に淡褐色ないし黒色で、軟化点50〜160℃の
低分子量の熱可塑性樹脂であり、タールの160〜18
0℃の留分を精製し、熱または触媒を用いて重合して製
造される。ロジンとは、松やにを水蒸気蒸留してテルペ
ン油をとった残留物で、軟化点は80℃付近で、淡黄色
ないし褐色のもろい固体である。ロジンとしてはガムロ
ジン、ウッドロジン、トール油ロジン等の他、変性ロジ
ン、水添ロジンも含まれ、それらのいずれも使用可能で
ある。キシレン樹脂とは、メタキシレンとホルムアルデ
ヒドを反応させて得られる松やに状の樹脂である。
合体けん化物が50重量%より多いと成形性及び加工時
の熱安定性が低下する。また、相溶化剤の添加量が0.
1重量部未満ではポリオレフィン系樹脂との相溶性が低
下し、さらに10重量部より多いと成形性及び耐熱性が
低下するので好ましくない。上述の相溶化剤としてはロ
ジン、テルペン樹脂、クマロン樹脂、クマロン−インデ
ン樹脂、キシレン樹脂、石油樹脂、低重合度ポリブテン
又は低重合度ポリイソブチレン等から選ばれた少なくと
も一種が用いられる。必要ならば、これらの相溶化剤を
2種以上併用してもよい。ここにいうテルペン樹脂とは
、テレビン油、β−ピネン、ジペンテンなどのテルペン
類に酸を触媒として加え、重合させて得られる分子量6
00〜1,300、軟化点10〜125℃の樹脂をいう
。クマロン樹脂とは、石炭タールを蒸留して得られるク
マロン、クマロン同族体またはその誘導体を含有する主
として170〜185℃の留分(軽油)を重合させて得
られる熱可塑性樹脂である。クマロン−インデン樹脂と
は、主としてクマロンおよびインデンの共重合体からな
る一般に淡褐色ないし黒色で、軟化点50〜160℃の
低分子量の熱可塑性樹脂であり、タールの160〜18
0℃の留分を精製し、熱または触媒を用いて重合して製
造される。ロジンとは、松やにを水蒸気蒸留してテルペ
ン油をとった残留物で、軟化点は80℃付近で、淡黄色
ないし褐色のもろい固体である。ロジンとしてはガムロ
ジン、ウッドロジン、トール油ロジン等の他、変性ロジ
ン、水添ロジンも含まれ、それらのいずれも使用可能で
ある。キシレン樹脂とは、メタキシレンとホルムアルデ
ヒドを反応させて得られる松やに状の樹脂である。
【0014】また、石油樹脂とは、石油系不飽和炭化水
素を直接原料とした樹脂をいい、例えば石油の沸点20
〜380℃の留分を硫酸、無水塩化アルミニウム、フッ
化ホウ素などを触媒として加熱重合して製造される。ま
た原料の石油系不飽和炭化水素として、石油の分解、改
質の際に副生する沸点150〜300℃の留分も使用で
きる。これら石油の留分は大半が芳香族炭化水素であり
、これに若干の脂環族炭化水素、脂肪族炭化水素が混入
している。さらに石油系不飽和炭化水素として、たとえ
ばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルキシレン、プロペニルベンゼン、インデン、メチル
インデン、エチルインデン等重合性の芳香族炭化水素、
あるいはブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オク
テン、ブタジエン、ペンタジエン、シクロペンタジエン
、ジシクロペンタジエン等重合性の脂肪族炭化水素、脂
環族炭化水素等をも用いることができ、これらの少なく
とも一種を重合してもよい。上記石油樹脂は通常完全に
または不完全に水素添加されて使用される。
素を直接原料とした樹脂をいい、例えば石油の沸点20
〜380℃の留分を硫酸、無水塩化アルミニウム、フッ
化ホウ素などを触媒として加熱重合して製造される。ま
た原料の石油系不飽和炭化水素として、石油の分解、改
質の際に副生する沸点150〜300℃の留分も使用で
きる。これら石油の留分は大半が芳香族炭化水素であり
、これに若干の脂環族炭化水素、脂肪族炭化水素が混入
している。さらに石油系不飽和炭化水素として、たとえ
ばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルキシレン、プロペニルベンゼン、インデン、メチル
インデン、エチルインデン等重合性の芳香族炭化水素、
あるいはブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オク
テン、ブタジエン、ペンタジエン、シクロペンタジエン
、ジシクロペンタジエン等重合性の脂肪族炭化水素、脂
環族炭化水素等をも用いることができ、これらの少なく
とも一種を重合してもよい。上記石油樹脂は通常完全に
または不完全に水素添加されて使用される。
【0015】石油樹脂の水素化方法は、通常の水添触媒
、例えばニッケル、コバルト、白金、ルテニウム、ロジ
ウムなどの金属あるいはこれら金属の酸化物を使用して
水素化する。生成した石油樹脂の性質は、原料油の性状
、重合条件、水添の程度によって異なるが、一般に酸化
価、ケン化価が小さく、耐光性、耐水性、電気絶縁性に
すぐれ、軟化点60〜120℃程度の熱可塑性樹脂であ
り、淡黄色ないし淡褐色のものが多い。該樹脂は、多く
の有機溶剤にとけ、天然樹脂、合成樹脂、可塑剤などと
相溶性がある。更に、ここでいう低重合度ポリブテンま
たは低重合度ポリイソブチレンとしては、通常数平均分
子量200〜3000、特に250〜2500程度のも
のを用いるのが好適である。これらの相溶化剤のうち特
にロジンが好ましい。
、例えばニッケル、コバルト、白金、ルテニウム、ロジ
ウムなどの金属あるいはこれら金属の酸化物を使用して
水素化する。生成した石油樹脂の性質は、原料油の性状
、重合条件、水添の程度によって異なるが、一般に酸化
価、ケン化価が小さく、耐光性、耐水性、電気絶縁性に
すぐれ、軟化点60〜120℃程度の熱可塑性樹脂であ
り、淡黄色ないし淡褐色のものが多い。該樹脂は、多く
の有機溶剤にとけ、天然樹脂、合成樹脂、可塑剤などと
相溶性がある。更に、ここでいう低重合度ポリブテンま
たは低重合度ポリイソブチレンとしては、通常数平均分
子量200〜3000、特に250〜2500程度のも
のを用いるのが好適である。これらの相溶化剤のうち特
にロジンが好ましい。
【0016】上記粉砕成形ロス品とバージンポリオレフ
ィン系樹脂ならびに相溶化剤の混合はヘンシェルミキサ
ーなどの機械的手段を採用しても良く、押出機のホッパ
ー中での簡単な手段による混合にとどめても良いが、い
ずれにしても両者は押出機中で緊密な溶融混練で混合を
行うことが必要である。すなわち、上記3成分の混合物
は、前記ポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層を成
形する押出機のホッパーへ供給され、この押出機の中で
の混合が不十分であると、フィッシュアイと称する未溶
融物が発生してポリオレフィン樹脂を主体とする樹脂層
の透明性が低下し、外観が著しくそこなわれるばかりで
なく、層間接着強さも低下するため、好ましくない。緊
密な混合をするためには押出機内における混合物の温度
を混合物中の溶融温度が最も高い樹脂の溶融温度以上、
例えば180〜250℃の温度にするのが望ましい。均
一に混練された混合物はダイより押出され、前記した積
層法に従って例えば成形温度180〜250℃の範囲で
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と積層せしめる
ことにより多層積層物が得られる。かくして得られる積
層物は成形ロス品を再生利用しているにも係らず、バー
ジンポリオレフィン系樹脂を使用した場合とほぼ同等の
特性を有するものであり、成形ロス品の再生利用が極め
て有効に達成される。
ィン系樹脂ならびに相溶化剤の混合はヘンシェルミキサ
ーなどの機械的手段を採用しても良く、押出機のホッパ
ー中での簡単な手段による混合にとどめても良いが、い
ずれにしても両者は押出機中で緊密な溶融混練で混合を
行うことが必要である。すなわち、上記3成分の混合物
は、前記ポリオレフィン系樹脂を主体とする樹脂層を成
形する押出機のホッパーへ供給され、この押出機の中で
の混合が不十分であると、フィッシュアイと称する未溶
融物が発生してポリオレフィン樹脂を主体とする樹脂層
の透明性が低下し、外観が著しくそこなわれるばかりで
なく、層間接着強さも低下するため、好ましくない。緊
密な混合をするためには押出機内における混合物の温度
を混合物中の溶融温度が最も高い樹脂の溶融温度以上、
例えば180〜250℃の温度にするのが望ましい。均
一に混練された混合物はダイより押出され、前記した積
層法に従って例えば成形温度180〜250℃の範囲で
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と積層せしめる
ことにより多層積層物が得られる。かくして得られる積
層物は成形ロス品を再生利用しているにも係らず、バー
ジンポリオレフィン系樹脂を使用した場合とほぼ同等の
特性を有するものであり、成形ロス品の再生利用が極め
て有効に達成される。
【0017】本発明の製造方法にあっては、エチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物を含む樹脂の成形温度とし
ては250℃以下で行なうことがゲルの発生抑制として
望ましい。
酢酸ビニル共重合体けん化物を含む樹脂の成形温度とし
ては250℃以下で行なうことがゲルの発生抑制として
望ましい。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではな
い。 実施例1 フィードブロック付Tダイ共押出多層シート製造装置を
用いて、表1に示す樹脂を3台の押出機より成形温度2
00℃で同時押出し、溶融樹脂合流部にて合流後、Tダ
イよりシート状に押出し、冷却することにより外層(ポ
リプロピレン樹脂+回収樹脂)/接着層(変性ポリプロ
ピレン樹脂)/中間層(エチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物)/接着層(変性ポリプロピレン樹脂)/内層
(ポリプロピレン樹脂+回収樹脂)からなる多層シート
(シート厚み850μm/50μm/200μm/50
μm/850μm)を成形し、外観良好な製品を1週間
連続成形した。
するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではな
い。 実施例1 フィードブロック付Tダイ共押出多層シート製造装置を
用いて、表1に示す樹脂を3台の押出機より成形温度2
00℃で同時押出し、溶融樹脂合流部にて合流後、Tダ
イよりシート状に押出し、冷却することにより外層(ポ
リプロピレン樹脂+回収樹脂)/接着層(変性ポリプロ
ピレン樹脂)/中間層(エチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物)/接着層(変性ポリプロピレン樹脂)/内層
(ポリプロピレン樹脂+回収樹脂)からなる多層シート
(シート厚み850μm/50μm/200μm/50
μm/850μm)を成形し、外観良好な製品を1週間
連続成形した。
【0019】なお、外層及び内層としては外層シート成
形時に発生したスクラップ品を粉砕機にかけて直径5m
m以下程度の大きさに粉砕し、この粉砕物60重量部と
ポリプロピレン(MFR0.6g/10分)40重量部
にロジン5重量部の割合で配合したものを第1押出機の
ホッパーに供給し、樹脂温度200℃で3分間溶融混練
によって混合したものを使用した。得られた多層シート
の外観は良好であった。
形時に発生したスクラップ品を粉砕機にかけて直径5m
m以下程度の大きさに粉砕し、この粉砕物60重量部と
ポリプロピレン(MFR0.6g/10分)40重量部
にロジン5重量部の割合で配合したものを第1押出機の
ホッパーに供給し、樹脂温度200℃で3分間溶融混練
によって混合したものを使用した。得られた多層シート
の外観は良好であった。
【0020】
【表1】
【0021】比較例1
実施例1においてスクラップの粉砕物にロジンを全く添
加せずに行ったこと以外は同様にして実施した。その結
果、得られた多層シートの外観は不良であった。すなわ
ち外層及び内層において、ポリプロピレン樹脂とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物との相溶性不良により
シート表面にムラムラが発生し、満足な多層シートは得
られなかった。
加せずに行ったこと以外は同様にして実施した。その結
果、得られた多層シートの外観は不良であった。すなわ
ち外層及び内層において、ポリプロピレン樹脂とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物との相溶性不良により
シート表面にムラムラが発生し、満足な多層シートは得
られなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明の多層積層物の製造方法は、多量
に発生する成形ロス品(回収樹脂)を原料樹脂に混入す
ることによって樹脂の有効利用をはかることを可能にし
たものである。しかも、耐熱性の低いエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物からもたらされる製品表面の不良
、ダイにおける焼けの発生などを防止し、長時間連続運
転を可能にしたものである。さらに成形ロス品(回収樹
脂)のインライン処理の採用により、原料樹脂を100
%利用して製品化することによる省資源、製品コストの
大幅低下とともに、従来のような廃棄樹脂の貯蔵、廃棄
が不要となり、設備費、作業性の点でもその改善効果は
大きいものである。従って、多層積層物としてのすぐれ
た特性と安価な供給により、フィルム、シート、さらに
は熱成形などによる二次成形品として飲料、乳製品、加
工食品など食品や医薬品などの包装材料としての利用を
拡大するものである。
に発生する成形ロス品(回収樹脂)を原料樹脂に混入す
ることによって樹脂の有効利用をはかることを可能にし
たものである。しかも、耐熱性の低いエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物からもたらされる製品表面の不良
、ダイにおける焼けの発生などを防止し、長時間連続運
転を可能にしたものである。さらに成形ロス品(回収樹
脂)のインライン処理の採用により、原料樹脂を100
%利用して製品化することによる省資源、製品コストの
大幅低下とともに、従来のような廃棄樹脂の貯蔵、廃棄
が不要となり、設備費、作業性の点でもその改善効果は
大きいものである。従って、多層積層物としてのすぐれ
た特性と安価な供給により、フィルム、シート、さらに
は熱成形などによる二次成形品として飲料、乳製品、加
工食品など食品や医薬品などの包装材料としての利用を
拡大するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂を主体とする樹
脂層とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層とを2
台以上の押出機から別々の流れとして押し出して、2層
以上の樹脂積層物を成形するに際し、生成する成形ロス
品を機械的に粉砕し、この粉砕物とポリオレフィン系樹
脂を主体とする樹脂とを混合物中のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物の含有量が50重量%以下となる様
に混合したものに相溶化剤を混合して、該混合物をポリ
オレフィン系樹脂を主体とする樹脂層の押出機へ投入し
、溶融混合してエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
層と積層せしめることを特徴とする多層樹脂積層物の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP398891A JPH04241940A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 多層積層物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP398891A JPH04241940A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 多層積層物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04241940A true JPH04241940A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11572406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP398891A Pending JPH04241940A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 多層積層物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04241940A (ja) |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP398891A patent/JPH04241940A/ja active Pending
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