JPH0424464Y2 - - Google Patents
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- JPH0424464Y2 JPH0424464Y2 JP11302087U JP11302087U JPH0424464Y2 JP H0424464 Y2 JPH0424464 Y2 JP H0424464Y2 JP 11302087 U JP11302087 U JP 11302087U JP 11302087 U JP11302087 U JP 11302087U JP H0424464 Y2 JPH0424464 Y2 JP H0424464Y2
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- casing
- end opening
- hole
- water droplets
- side wall
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、船舶等に搭載されたレーダ装置にお
ける甲板上又はマスト等の室外に配設されたレー
ダスキヤナーの防水筐体に係わり、特に筐体内部
への水の侵入を確実に防止するようにしたレーダ
スキヤナー用防水筐体に関する。
ける甲板上又はマスト等の室外に配設されたレー
ダスキヤナーの防水筐体に係わり、特に筐体内部
への水の侵入を確実に防止するようにしたレーダ
スキヤナー用防水筐体に関する。
[従来の技術]
一般に外海を航行する船舶にはレーダ装置が搭
載されているが、このレーダ装置のアンテナ部分
にあたるレーダスキヤナーにおいては、例えば第
5図に示すように、送受信装置を内蔵したレーダ
スキヤナー用の防水筐体1が船舶のマスト又は甲
板上に設けられたマウント2上に固定される。
載されているが、このレーダ装置のアンテナ部分
にあたるレーダスキヤナーにおいては、例えば第
5図に示すように、送受信装置を内蔵したレーダ
スキヤナー用の防水筐体1が船舶のマスト又は甲
板上に設けられたマウント2上に固定される。
したがつて、このようなレーダスキヤナー用防
水筐体1(以下防水筐体と略記する)は、外気温
度の影響を直接受けるといつた環境的に非常に悪
い条件下で使用される。その結果、防水筐体1は
その温度変化によつて生じる筐体内の圧力と筐体
外の圧力との圧力差から外気の水分を吸込む働き
を行ない、例えば、回転アンテナ3と防水筐体1
との間の連結部等を介してこの防水筐体1内に水
分が侵入して、この防水筐体1内部に収納された
電子構成部材や機械構成部材の劣化を促進させる
問題がある。
水筐体1(以下防水筐体と略記する)は、外気温
度の影響を直接受けるといつた環境的に非常に悪
い条件下で使用される。その結果、防水筐体1は
その温度変化によつて生じる筐体内の圧力と筐体
外の圧力との圧力差から外気の水分を吸込む働き
を行ない、例えば、回転アンテナ3と防水筐体1
との間の連結部等を介してこの防水筐体1内に水
分が侵入して、この防水筐体1内部に収納された
電子構成部材や機械構成部材の劣化を促進させる
問題がある。
このような不都合を解消するために、第6図に
示すように、防水筐体1の底壁4に空気を流通さ
せるための空気流通孔5を設けたものが考えられ
ている。
示すように、防水筐体1の底壁4に空気を流通さ
せるための空気流通孔5を設けたものが考えられ
ている。
しかし、前述したようにレーダスキヤナー用の
防水筐体1は船舶のマスト又は甲板上に配設され
ているので、雨6が降つたり嵐が発生した時に雨
6や波しぶきがマウント2面で跳ね返つて空気流
通孔5を介して直接防水筐体1内へ侵入する問題
がある。
防水筐体1は船舶のマスト又は甲板上に配設され
ているので、雨6が降つたり嵐が発生した時に雨
6や波しぶきがマウント2面で跳ね返つて空気流
通孔5を介して直接防水筐体1内へ侵入する問題
がある。
さらに、この欠点を補うために、第7図に示す
ように、底壁4に形成された空気流通孔5に連通
する管7を防水筐体1の下面に取付けたものがあ
る。このように管7を取付けることによつて、雨
6や波しぶきが直接防水筐体1内に侵入すること
が防止される。
ように、底壁4に形成された空気流通孔5に連通
する管7を防水筐体1の下面に取付けたものがあ
る。このように管7を取付けることによつて、雨
6や波しぶきが直接防水筐体1内に侵入すること
が防止される。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、第7図に示すように空気流通孔
5に連通する管7を取付けたレーダスキヤナー用
防水筐体においてもまだ次のような問題があつ
た。すなわち、晴天から急に天候が悪化して、雨
又は嵐になつて、雨又は波しぶきの水滴が管7の
下端開口8に付着したとする。この状態において
は、防水筐体1の外表面は波又は雨にさらされる
ので、防水筐体1内の温度が低下して、防水筐体
1内の気圧が低下する。その結果、空気流通孔5
に取付けられた管7の下端開口8に付着した水滴
は、水膜を形成しながら管7内を上昇して、防水
筐体1内まで侵入することになる。したがつて、
防水筐体1内の電子構成部材や機械構成部材が水
分により劣化する。
5に連通する管7を取付けたレーダスキヤナー用
防水筐体においてもまだ次のような問題があつ
た。すなわち、晴天から急に天候が悪化して、雨
又は嵐になつて、雨又は波しぶきの水滴が管7の
下端開口8に付着したとする。この状態において
は、防水筐体1の外表面は波又は雨にさらされる
ので、防水筐体1内の温度が低下して、防水筐体
1内の気圧が低下する。その結果、空気流通孔5
に取付けられた管7の下端開口8に付着した水滴
は、水膜を形成しながら管7内を上昇して、防水
筐体1内まで侵入することになる。したがつて、
防水筐体1内の電子構成部材や機械構成部材が水
分により劣化する。
なお、管7の内径を水膜が形成されない程度に
大きくすればよいが、過度に大きくすると水滴が
直接空気流通孔5を介して防水筐体1内へ侵入す
る懸念がある。
大きくすればよいが、過度に大きくすると水滴が
直接空気流通孔5を介して防水筐体1内へ侵入す
る懸念がある。
本考案は、このような実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、筐体の底壁
に穿設された貫通孔に連通する筒体に大径部と小
径部とを形成しかつ大径部に枝状管を有した側壁
孔を設けることによつて、簡単な構成でもつて、
雨又は波しぶきによる水滴が筐体内に侵入するこ
とを確実に防止できるレーダスキヤナー用防水筐
体を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、筐体の底壁
に穿設された貫通孔に連通する筒体に大径部と小
径部とを形成しかつ大径部に枝状管を有した側壁
孔を設けることによつて、簡単な構成でもつて、
雨又は波しぶきによる水滴が筐体内に侵入するこ
とを確実に防止できるレーダスキヤナー用防水筐
体を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案の筐体底部に内圧と外圧とを等しくする
ための空気流通機構を設けたレーダスキヤナー用
防水筐体においては、空気流通機構を、筐体の底
壁に穿設された貫通孔と、上端開口が貫通孔に連
通されるとともに下端開口が下方へ開放された筒
体と、この筒体に形成された上端開口を含む大径
部および下端開口を含む小径部と、大径部の側壁
に穿設された側壁孔と、一端がこの側壁孔に連通
されるとともに他端が外気に開口された枝状管と
で構成している。
ための空気流通機構を設けたレーダスキヤナー用
防水筐体においては、空気流通機構を、筐体の底
壁に穿設された貫通孔と、上端開口が貫通孔に連
通されるとともに下端開口が下方へ開放された筒
体と、この筒体に形成された上端開口を含む大径
部および下端開口を含む小径部と、大径部の側壁
に穿設された側壁孔と、一端がこの側壁孔に連通
されるとともに他端が外気に開口された枝状管と
で構成している。
[作用]
このように構成されたレーダスキヤナー用防水
筐体であれば、貫通孔に連通した筐体は上部が大
径部に形成され、下部が小径部に形成されてい
る。したがつて、小径部の下端開口に付着した水
滴はこの筐体を上昇する過程の大径部に移行する
瞬間に水膜を維持できなくなる。したがつて、そ
れ以上水滴が筒体内を上昇しない。
筐体であれば、貫通孔に連通した筐体は上部が大
径部に形成され、下部が小径部に形成されてい
る。したがつて、小径部の下端開口に付着した水
滴はこの筐体を上昇する過程の大径部に移行する
瞬間に水膜を維持できなくなる。したがつて、そ
れ以上水滴が筒体内を上昇しない。
また、連続して筒体の下端開口に水滴が付着し
たとしても、筒体上部の大径部に枝状管を介して
外気と連通する側壁孔が設けられているので、筐
体はこの側壁孔を介して外気と連通することにな
る。したがつて、筒体の下端開口に付着した水滴
が上昇することはない。なお、側壁孔に連通する
枝状管の他端開口に水滴が付着したとしても、こ
の水滴が大径部の断面を覆う水膜に発展すること
はない。また、下端開口と枝状管の他端開口とに
同時に水滴が付着しても、枝状管の他端開口に付
着した水滴が側壁孔を介して先に筒体内に落下し
て、筐体と外気とは枝状管を介して連通される。
たとしても、筒体上部の大径部に枝状管を介して
外気と連通する側壁孔が設けられているので、筐
体はこの側壁孔を介して外気と連通することにな
る。したがつて、筒体の下端開口に付着した水滴
が上昇することはない。なお、側壁孔に連通する
枝状管の他端開口に水滴が付着したとしても、こ
の水滴が大径部の断面を覆う水膜に発展すること
はない。また、下端開口と枝状管の他端開口とに
同時に水滴が付着しても、枝状管の他端開口に付
着した水滴が側壁孔を介して先に筒体内に落下し
て、筐体と外気とは枝状管を介して連通される。
さらに、側壁孔には枝状管が接続されているの
で、例えばマウントで飛び跳ねた水滴が直接筒体
内に入らない。
で、例えばマウントで飛び跳ねた水滴が直接筒体
内に入らない。
[実施例]
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は実施例のレーダスキヤナー用防水筐体
およびこの筐体内に収納された各種電子構成部材
と各種機械構成部材を示す断面模式図である。筐
体11内部の基台12上に大電力の電波を発射す
る電子管としてのマグネトロン13および送受信
機装置14を組込んだ基板15が固定され、ま
た、筐体11内部上方から外部へ回転可能にアン
テナ軸16aが突出され、このアンテナ軸16a
の先端部にアンテナ16が装着されている。この
アンテナ16は、駆動モータ17の回転軸17a
に固定されたギヤ18、アンテナ軸16aに固定
されたギヤ19および当該アンテナ軸16aを介
して例えば360°全方向に回転駆動される。
およびこの筐体内に収納された各種電子構成部材
と各種機械構成部材を示す断面模式図である。筐
体11内部の基台12上に大電力の電波を発射す
る電子管としてのマグネトロン13および送受信
機装置14を組込んだ基板15が固定され、ま
た、筐体11内部上方から外部へ回転可能にアン
テナ軸16aが突出され、このアンテナ軸16a
の先端部にアンテナ16が装着されている。この
アンテナ16は、駆動モータ17の回転軸17a
に固定されたギヤ18、アンテナ軸16aに固定
されたギヤ19および当該アンテナ軸16aを介
して例えば360°全方向に回転駆動される。
さらに、筐体11の下面にこの筐体11を支持
する脚部20を取付けることによつて、この筐体
11の下面をマウント21面から所定の高さ位置
まで持上げ、たとえマウント21面が雨や波しぶ
き等にて濡れたとしても、筐体11下面が直接マ
ウント21面の水に接触しないようになつてい
る。
する脚部20を取付けることによつて、この筐体
11の下面をマウント21面から所定の高さ位置
まで持上げ、たとえマウント21面が雨や波しぶ
き等にて濡れたとしても、筐体11下面が直接マ
ウント21面の水に接触しないようになつてい
る。
また、筐体11の底壁22の2箇所に貫通孔2
3が穿設されており、この底壁22の下面に前記
貫通孔23に連通する筒体24が取付けられてい
る。第2図は筐体11の底壁22に穿設された内
径d1を有した貫通孔23および筒体24を示す断
面拡大図である。また、第3図は筒体24を前記
貫通孔23から取外して示す斜視図である。図示
するように、筐体底壁22の貫通孔23の外周面
に前記筒体24の上端開口を固定するための環状
突起25が形成されている。
3が穿設されており、この底壁22の下面に前記
貫通孔23に連通する筒体24が取付けられてい
る。第2図は筐体11の底壁22に穿設された内
径d1を有した貫通孔23および筒体24を示す断
面拡大図である。また、第3図は筒体24を前記
貫通孔23から取外して示す斜視図である。図示
するように、筐体底壁22の貫通孔23の外周面
に前記筒体24の上端開口を固定するための環状
突起25が形成されている。
前記筒体24は、例えばウレタンゴム等の耐蝕
性に優れた可撓性材料で成型されており、上端開
口26を含む内径d2の大径部24aと下端開口2
7を含む内径d3の小径部24bとで形成されてい
る。外径部24aと小径部24bとの境界部24
cは、この境界部24c内に水が溜らないように
傾斜面に形成されている。そして、下端開口27
は図示するように水滴が付着しにくいように中心
軸に対して傾斜した断面を有する。
性に優れた可撓性材料で成型されており、上端開
口26を含む内径d2の大径部24aと下端開口2
7を含む内径d3の小径部24bとで形成されてい
る。外径部24aと小径部24bとの境界部24
cは、この境界部24c内に水が溜らないように
傾斜面に形成されている。そして、下端開口27
は図示するように水滴が付着しにくいように中心
軸に対して傾斜した断面を有する。
また、大径部24aの側壁の下部位置に内径d4
を有した側壁孔28が形成されており、この側壁
孔28を覆うように同一内径d4を有した枝状管2
9が形成されている。そして、この枝状管29の
中心軸は前記筒体24の中心軸に対してほぼ45°
の角度を有しており、側壁孔28より上方の底壁
22近傍位置で他端が外気に開口している。な
お、実際にはこの枝状管29は前記筒体24と同
一材料で一体成型されている。
を有した側壁孔28が形成されており、この側壁
孔28を覆うように同一内径d4を有した枝状管2
9が形成されている。そして、この枝状管29の
中心軸は前記筒体24の中心軸に対してほぼ45°
の角度を有しており、側壁孔28より上方の底壁
22近傍位置で他端が外気に開口している。な
お、実際にはこの枝状管29は前記筒体24と同
一材料で一体成型されている。
そして、この筒体24は上端開口26が底壁2
2に形成された環状突起25内に圧入固定されて
いる。なお、この場合、枝状管29が内側へ向く
ように筒体24を取付ける。
2に形成された環状突起25内に圧入固定されて
いる。なお、この場合、枝状管29が内側へ向く
ように筒体24を取付ける。
次に、このように構成されたレーダスキヤナー
用防水筐体における空気流通機構の動作を説明す
る。
用防水筐体における空気流通機構の動作を説明す
る。
まず、雨天とか嵐の日でない通常時において
は、筐体11の内部と筐体11外部とは、筐体1
1の底壁22に穿設された貫通孔23およびこの
貫通孔23に連通する筒体24によつて外部と連
通しているので、内外に気圧差は生じない。
は、筐体11の内部と筐体11外部とは、筐体1
1の底壁22に穿設された貫通孔23およびこの
貫通孔23に連通する筒体24によつて外部と連
通しているので、内外に気圧差は生じない。
次に雨天とか嵐の日には雨又は波しぶきがマウ
ント21面で跳返り筒体24の下端開口27に付
着する。さらに、雨とか波しぶきが筐体11にあ
たり、この筐体11を冷却する。筐体11が冷却
されると、筐体11内の圧力が低下して筒体24
の下端開口27に付着した水滴を筐体内に吸い上
げようとする力が働く。しかし、大径部24aに
枝状管29を介して外気に連通する側壁孔28が
穿設されているので、筐体11内は外気と連通す
る。したがつて、筒体24の下端開口27に付着
した水滴は筒体24内を上昇することはない。
ント21面で跳返り筒体24の下端開口27に付
着する。さらに、雨とか波しぶきが筐体11にあ
たり、この筐体11を冷却する。筐体11が冷却
されると、筐体11内の圧力が低下して筒体24
の下端開口27に付着した水滴を筐体内に吸い上
げようとする力が働く。しかし、大径部24aに
枝状管29を介して外気に連通する側壁孔28が
穿設されているので、筐体11内は外気と連通す
る。したがつて、筒体24の下端開口27に付着
した水滴は筒体24内を上昇することはない。
次に、下端開口27と枝状管29の他端開口3
0とに同時に水滴が付着した場合は、他端開口3
0に付着した水滴は枝状管29内を側壁孔28位
置まで低下し、また下端開口27に付着した水滴
は筒体24の小径部24b内を水膜を形成しなが
ら上昇する。しかし、小径部24bと大径部24
aとの境界部24cで、内径が小径部24bの内
径d3から大径部24aの内径d2へと急激に広がる
ので、水膜を維持することが不可能になり、小径
部24b内を上昇した水滴は大径部24a内を上
昇できない。
0とに同時に水滴が付着した場合は、他端開口3
0に付着した水滴は枝状管29内を側壁孔28位
置まで低下し、また下端開口27に付着した水滴
は筒体24の小径部24b内を水膜を形成しなが
ら上昇する。しかし、小径部24bと大径部24
aとの境界部24cで、内径が小径部24bの内
径d3から大径部24aの内径d2へと急激に広がる
ので、水膜を維持することが不可能になり、小径
部24b内を上昇した水滴は大径部24a内を上
昇できない。
また、下端開口27に連続して水滴が付着する
場合は、筒体24内の大径部24aと小径部24
bとの境界部24cに水滴が溜ることになるが、
筐体11の圧力がさらに低下すると、側壁孔28
に止まつていた枝状管29からの水滴が筒体24
内へ引込まれる。しかし、この側壁孔28は大径
部24aの内面に開口しているので、引込まれた
水滴によつて大径部24aの断面を覆う水膜が形
成されることはない。しかして、筐体11内は枝
状管29を介して外気に連通することになる。し
たがつて、大径部24aと小径部24bとの境界
部24cに溜つた水滴は自己の重力により、下端
開口27から下方へ排水される。
場合は、筒体24内の大径部24aと小径部24
bとの境界部24cに水滴が溜ることになるが、
筐体11の圧力がさらに低下すると、側壁孔28
に止まつていた枝状管29からの水滴が筒体24
内へ引込まれる。しかし、この側壁孔28は大径
部24aの内面に開口しているので、引込まれた
水滴によつて大径部24aの断面を覆う水膜が形
成されることはない。しかして、筐体11内は枝
状管29を介して外気に連通することになる。し
たがつて、大径部24aと小径部24bとの境界
部24cに溜つた水滴は自己の重力により、下端
開口27から下方へ排水される。
また、枝状管29の他端開口30から侵入した
水滴も筒体24内に溜ることなく、下端開口27
から排水される。
水滴も筒体24内に溜ることなく、下端開口27
から排水される。
このように、雨や嵐によつて、たとえ下端開口
27又は側壁孔28から水滴が筒体24内へ侵入
したとしても、その侵入した水滴の量が一定重量
以上になると、その自重により、下端開口27か
ら排水される。したがつて、大径部24aの内径
d2を表面引張に起因する水膜が発生しない程度の
大きさに形成するとともに、大径部24aの長さ
をある程度以上に長くして、境界部24cに溜る
水滴の水位が側壁孔28に達しないようにすれ
ば、水滴が筐体11内に侵入することが確実に防
止できる。
27又は側壁孔28から水滴が筒体24内へ侵入
したとしても、その侵入した水滴の量が一定重量
以上になると、その自重により、下端開口27か
ら排水される。したがつて、大径部24aの内径
d2を表面引張に起因する水膜が発生しない程度の
大きさに形成するとともに、大径部24aの長さ
をある程度以上に長くして、境界部24cに溜る
水滴の水位が側壁孔28に達しないようにすれ
ば、水滴が筐体11内に侵入することが確実に防
止できる。
さらに、側壁孔28には枝状管29が取付けら
れているので、例えばマンウト21上面で飛び跳
ねた水滴がこの枝状管29の他端開口30から侵
入したとしても、その水滴の運動エネルギは内径
d4が比較的小さい枝状管29内を通過する過程で
弱められ、水滴が側壁孔28から勢いよく筒体2
4内へ飛込むことはない。その結果、その水滴が
筒体24の大径部24a又は境界部24cの内壁
に衝突して、そのしぶきが貫通孔23を介して筐
体11へ侵入することはない。よつて、筐体11
内への水の侵入をさらに確実に防止できる。
れているので、例えばマンウト21上面で飛び跳
ねた水滴がこの枝状管29の他端開口30から侵
入したとしても、その水滴の運動エネルギは内径
d4が比較的小さい枝状管29内を通過する過程で
弱められ、水滴が側壁孔28から勢いよく筒体2
4内へ飛込むことはない。その結果、その水滴が
筒体24の大径部24a又は境界部24cの内壁
に衝突して、そのしぶきが貫通孔23を介して筐
体11へ侵入することはない。よつて、筐体11
内への水の侵入をさらに確実に防止できる。
また、実施例のように、筒体24の下端開口2
7を図示するように中心軸に対して傾斜状に形成
することによつて、水滴をより付着しにくくして
いる。
7を図示するように中心軸に対して傾斜状に形成
することによつて、水滴をより付着しにくくして
いる。
また、枝状管29を有した筒体24は例えばウ
レタンゴム等の材料を使用して簡単に一体成型で
きるので、製造費が大幅に上昇することもない。
レタンゴム等の材料を使用して簡単に一体成型で
きるので、製造費が大幅に上昇することもない。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではない。実施例においては、枝状管29の他
端開口30を筐体11の底壁22近傍に位置さ
せ、この他端開口30に水滴が付着しにくくする
目的で、大径部24aの側壁の側壁孔28に取付
けた枝状管29の方向を筒体24の中心軸に対し
て45°上向きに形成したが、この枝状筒29の取
付け方向は特に限定されるものではない。例え
ば、第4図に示すように、筒体24の中心軸に対
して直角方向であつてもよい。さらに、図示しな
いが斜め下方向を向いていても水滴の勢いを弱め
る前述した効果を十分期待できる。
のではない。実施例においては、枝状管29の他
端開口30を筐体11の底壁22近傍に位置さ
せ、この他端開口30に水滴が付着しにくくする
目的で、大径部24aの側壁の側壁孔28に取付
けた枝状管29の方向を筒体24の中心軸に対し
て45°上向きに形成したが、この枝状筒29の取
付け方向は特に限定されるものではない。例え
ば、第4図に示すように、筒体24の中心軸に対
して直角方向であつてもよい。さらに、図示しな
いが斜め下方向を向いていても水滴の勢いを弱め
る前述した効果を十分期待できる。
[考案の効果]
以上説明したように本考案のレーダスキヤナー
用防水筐体によれば、筐体の底壁に穿設された貫
通孔に連通する筒体に大径部と小径部とを形成し
かつ大径部に枝状管を介して外気に連通する側壁
孔を設けている。したがつて、簡単な構成でもつ
て、雨又は波しぶきによる水滴が筐体内に侵入す
ることを確実に防止できる。
用防水筐体によれば、筐体の底壁に穿設された貫
通孔に連通する筒体に大径部と小径部とを形成し
かつ大径部に枝状管を介して外気に連通する側壁
孔を設けている。したがつて、簡単な構成でもつ
て、雨又は波しぶきによる水滴が筐体内に侵入す
ることを確実に防止できる。
第1図は本考案の一実施例に係わるレーダスキ
ヤナー用防水筐体を示す断面模式図、第2図は同
実施例の要部を取出して示す切欠断面図、第3図
は同実施例に使用する枝状管が形成された筒体を
示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例のレー
ダスキヤナー用防水筐体に使用する筒体を示す斜
視図、第5図及び第6図は従来のレーダスキヤナ
ー用防水筐体を示す模式図、第7図は他の従来レ
ーダスキヤナー用防水筐体の要部を示す切欠断面
図である。 11……筐体、20……脚部、21……マウン
ト、22……底壁、23……貫通孔、24……筒
体、24a……大径部、24b……小径部、24
c……境界部、25……環状突起、26……上端
開口、27……下端開口、28……側壁孔、29
……枝状管、30……他端開口。
ヤナー用防水筐体を示す断面模式図、第2図は同
実施例の要部を取出して示す切欠断面図、第3図
は同実施例に使用する枝状管が形成された筒体を
示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例のレー
ダスキヤナー用防水筐体に使用する筒体を示す斜
視図、第5図及び第6図は従来のレーダスキヤナ
ー用防水筐体を示す模式図、第7図は他の従来レ
ーダスキヤナー用防水筐体の要部を示す切欠断面
図である。 11……筐体、20……脚部、21……マウン
ト、22……底壁、23……貫通孔、24……筒
体、24a……大径部、24b……小径部、24
c……境界部、25……環状突起、26……上端
開口、27……下端開口、28……側壁孔、29
……枝状管、30……他端開口。
Claims (1)
- 筐体底部に内圧と外圧とを等しくするための空
気流通機構を設けたレーダスキヤナー用防水筐体
において、前記空気流通機構は、前記筐体の底壁
に穿設された貫通孔と、上端開口が前記貫通孔に
連通されるとともに下端開口が下方へ開放された
筒体と、この筒体に形成された前記上端開口を含
む大径部および前記下端開口を含む小径部と、前
記大径部の側壁に穿設された側壁孔と、一端がこ
の側壁孔に連通されるとともに他端が外気に開口
された枝状管とからなることを特徴とするレーダ
スキヤナー用防水筐体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11302087U JPH0424464Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11302087U JPH0424464Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419178U JPS6419178U (ja) | 1989-01-31 |
| JPH0424464Y2 true JPH0424464Y2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=31352489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11302087U Expired JPH0424464Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0424464Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005012036A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Bunka Shutter Co Ltd | 電装装置 |
| GB2517931B (en) * | 2013-09-04 | 2017-11-08 | Kelvin Hughes Ltd | Radar apparatus for a ship |
| JP7539012B2 (ja) * | 2020-09-18 | 2024-08-23 | サン電子株式会社 | 防災無線の戸別受信機用アンテナ |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP11302087U patent/JPH0424464Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419178U (ja) | 1989-01-31 |
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