JPH04246158A - 表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方法 - Google Patents
表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方法Info
- Publication number
- JPH04246158A JPH04246158A JP2674191A JP2674191A JPH04246158A JP H04246158 A JPH04246158 A JP H04246158A JP 2674191 A JP2674191 A JP 2674191A JP 2674191 A JP2674191 A JP 2674191A JP H04246158 A JPH04246158 A JP H04246158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten
- alloy
- layer
- steel wire
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラックス法による表
面性状および耐食性に優れたZn−Al−Mg合金めっ
き鋼線の製造方法に関する。
面性状および耐食性に優れたZn−Al−Mg合金めっ
き鋼線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼材料の耐蝕性の向上を目的として、
多くのZn−Al合金をベースとする合金めっき技術が
開発されている。たとえば、特公昭55−26702号
公報にはZn−Al、特公昭54−33223号公報に
はZn−Al−Mg、特公平01−24221号公報に
はZn−Al−ミッシュメタル、特開昭56−1124
52号公報にはZn−Al−Naなどが公表されている
。これらは、いずれも溶融状態の合金めっき浴中に鋼材
を浸漬することにより、鋼材表面に浴組成と同じ合金め
っき層を付着せしめる方法である。
多くのZn−Al合金をベースとする合金めっき技術が
開発されている。たとえば、特公昭55−26702号
公報にはZn−Al、特公昭54−33223号公報に
はZn−Al−Mg、特公平01−24221号公報に
はZn−Al−ミッシュメタル、特開昭56−1124
52号公報にはZn−Al−Naなどが公表されている
。これらは、いずれも溶融状態の合金めっき浴中に鋼材
を浸漬することにより、鋼材表面に浴組成と同じ合金め
っき層を付着せしめる方法である。
【0003】鋼線の溶融めっき技術の特徴は、めっきの
前処理として、酸化還元法は採用せずフラックス法を採
用していることである。たとえば、溶融Znめっきの場
合には、酸洗後の鋼線を塩化アンモニウムや塩化亜鉛を
含む水溶液中に浸漬したのち乾燥する方法で前処理し、
これを連続的に溶融Zn浴中に浸漬する方法でめっきが
なされる。しかし、Znめっき浴にAlが含まれる場合
には、フラックス中の塩素イオンとAlの反応により生
成した塩化アルミニウムの一部が鋼線表面に付着し、そ
の部分が不めっきとなるため、上記のフラックスは使用
できない。したがって、鋼線にZN−Al系合金めっき
を施す場合には、新たな前処理技術を開発する必要があ
る。
前処理として、酸化還元法は採用せずフラックス法を採
用していることである。たとえば、溶融Znめっきの場
合には、酸洗後の鋼線を塩化アンモニウムや塩化亜鉛を
含む水溶液中に浸漬したのち乾燥する方法で前処理し、
これを連続的に溶融Zn浴中に浸漬する方法でめっきが
なされる。しかし、Znめっき浴にAlが含まれる場合
には、フラックス中の塩素イオンとAlの反応により生
成した塩化アルミニウムの一部が鋼線表面に付着し、そ
の部分が不めっきとなるため、上記のフラックスは使用
できない。したがって、鋼線にZN−Al系合金めっき
を施す場合には、新たな前処理技術を開発する必要があ
る。
【0004】これに対して、従来、 特開昭58−13
6759号公報に示されているように、合金めっき専用
のフラックスの開発が行われている。一方、特公平1−
54428号公報に開示されているように、一次めっき
として0.1〜0.2%のAlを含むZn浴中で通常の
Znめっきを施した後、これを目的とする合金めっき浴
に浸漬する方法(2浴法)も開発されている。さらに、
特公昭46−7161号公報には、酸化還元法によるZ
n−Al合金めっき法が開示されている。
6759号公報に示されているように、合金めっき専用
のフラックスの開発が行われている。一方、特公平1−
54428号公報に開示されているように、一次めっき
として0.1〜0.2%のAlを含むZn浴中で通常の
Znめっきを施した後、これを目的とする合金めっき浴
に浸漬する方法(2浴法)も開発されている。さらに、
特公昭46−7161号公報には、酸化還元法によるZ
n−Al合金めっき法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】合金めっき用に開発さ
れたフラックスは、一般に分解温度が高い。このため、
めっき浴中での分解を促進するために、めっき浴温度を
上げ、通線速度を下げる必要がある。これには、めっき
槽材料の耐熱性を高める必要があり、さらには、生産性
の低下をともなう。また、フラックスの分解生成物の一
部が鋼線表面に付着して残り、この部分が不めっきとな
るため、良好なめっき肌が得にくい。
れたフラックスは、一般に分解温度が高い。このため、
めっき浴中での分解を促進するために、めっき浴温度を
上げ、通線速度を下げる必要がある。これには、めっき
槽材料の耐熱性を高める必要があり、さらには、生産性
の低下をともなう。また、フラックスの分解生成物の一
部が鋼線表面に付着して残り、この部分が不めっきとな
るため、良好なめっき肌が得にくい。
【0006】上記特公平1−54428号公報に開示さ
れているような、2浴法で合金めっきを行なうには、
一次めっき段階でのFe−Zn合金層の発達を抑制する
ために、Zn浴中に0.1〜0.2%のAlを添加する
必要がある。しかし、Zn浴中のAlは鋼線と反応しや
すく、また、大気酸化の影響をうけるたため、浴組成は
変動しやすい。このため、Al不足による過大な厚みの
合金層の生成、あるいは、逆にAl過多に起因する不め
っきなどの表面欠陥が発生しやすい。
れているような、2浴法で合金めっきを行なうには、
一次めっき段階でのFe−Zn合金層の発達を抑制する
ために、Zn浴中に0.1〜0.2%のAlを添加する
必要がある。しかし、Zn浴中のAlは鋼線と反応しや
すく、また、大気酸化の影響をうけるたため、浴組成は
変動しやすい。このため、Al不足による過大な厚みの
合金層の生成、あるいは、逆にAl過多に起因する不め
っきなどの表面欠陥が発生しやすい。
【0007】酸化還元法を採用した場合、これまで述べ
たような問題は回避される。 しかし、酸化還元法では
、鋼線は700℃以上の高温にさらされる。これは、低
炭素鋼線では問題ないが、高炭素鋼線では著しい強度低
下をまねく。このため、酸化還元法は一般的なめっき法
とはなりえない。
たような問題は回避される。 しかし、酸化還元法では
、鋼線は700℃以上の高温にさらされる。これは、低
炭素鋼線では問題ないが、高炭素鋼線では著しい強度低
下をまねく。このため、酸化還元法は一般的なめっき法
とはなりえない。
【0008】以上述べたように、従来のZn−Alをベ
ースとする合金めっき技術では、不めっきなどのめっき
欠陥がなく、かつ、表面平滑性に優れた合金めっき鋼線
を製造することは不可能であった。本発明の目的は、上
記従来法の問題点を解決し、表面肌がより一層良好なZ
n−Al合金めっき鋼線の製造方法を提供することであ
る。
ースとする合金めっき技術では、不めっきなどのめっき
欠陥がなく、かつ、表面平滑性に優れた合金めっき鋼線
を製造することは不可能であった。本発明の目的は、上
記従来法の問題点を解決し、表面肌がより一層良好なZ
n−Al合金めっき鋼線の製造方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、めっき槽下部
に溶融Pb層、 該溶融Pb層上の入線部に溶融Zn層
、出線部に重量比でAl:2〜12%、Mg:0.01
〜0.06%を含有する溶融Zn−Al−Mg合金層を
形成させ、鋼線を溶融Zn、溶融Pb、溶融Zn−Al
−Mg合金の順序で該溶融金属層を連続的に通過させめ
っきすることを特徴とする表面性状ならびに耐食性に優
れた合金めっき鋼線の製造方法である。
に溶融Pb層、 該溶融Pb層上の入線部に溶融Zn層
、出線部に重量比でAl:2〜12%、Mg:0.01
〜0.06%を含有する溶融Zn−Al−Mg合金層を
形成させ、鋼線を溶融Zn、溶融Pb、溶融Zn−Al
−Mg合金の順序で該溶融金属層を連続的に通過させめ
っきすることを特徴とする表面性状ならびに耐食性に優
れた合金めっき鋼線の製造方法である。
【0010】
【作用】以下に、本発明を詳細に説明する。脱脂、酸洗
後の鋼線を、 通常の溶融Znめっきの場合のフラック
ス処理と同様、塩化アンモニウムや塩化亜鉛を含む水溶
液中に浸漬したのち乾燥し、合金めっき槽で連続的にめ
っきを行なう。入線部は溶融Zn層であるので合金めっ
き用のフラックスを使用する必要は無く、このため、フ
ラックスの未分解等に起因するめっき欠陥は発生しない
。合金めっき槽内には。下部に440〜500℃の溶融
Pb層、これに接する上部の入線部には400〜500
℃の溶融Zn層、出線部には400〜500℃の少量の
Mgを含有する溶融Zn−Al合金層が形成されている
。
後の鋼線を、 通常の溶融Znめっきの場合のフラック
ス処理と同様、塩化アンモニウムや塩化亜鉛を含む水溶
液中に浸漬したのち乾燥し、合金めっき槽で連続的にめ
っきを行なう。入線部は溶融Zn層であるので合金めっ
き用のフラックスを使用する必要は無く、このため、フ
ラックスの未分解等に起因するめっき欠陥は発生しない
。合金めっき槽内には。下部に440〜500℃の溶融
Pb層、これに接する上部の入線部には400〜500
℃の溶融Zn層、出線部には400〜500℃の少量の
Mgを含有する溶融Zn−Al合金層が形成されている
。
【0011】鋼線は、はじめに溶融Zn層を通過中にZ
nと反応し、その表面にはZn−Fe合金層(固相)が
形成される。Zn−Fe合金層厚みの制御はZn浴温度
および鋼線の走行速度の制御により行なう。次いで、
下部の溶融Pb層に進入するが、その際、Znは絞りと
られるため、鋼線はその表面をZn−Fe合金層のみに
より被覆された状態で通過し、溶融Zn−Al−Mg合
金層に入る。このような絞り機構の存在は、Zn−Al
−Mg合金浴層にZnが持ち込まれることによる合金浴
組成の変動を防止する効果を有す。溶融Pb層通過中、
鋼線とPbの反応はないが、溶融Pbにより鋼線温度は
次の合金めっきに必要な温度に調整される。
nと反応し、その表面にはZn−Fe合金層(固相)が
形成される。Zn−Fe合金層厚みの制御はZn浴温度
および鋼線の走行速度の制御により行なう。次いで、
下部の溶融Pb層に進入するが、その際、Znは絞りと
られるため、鋼線はその表面をZn−Fe合金層のみに
より被覆された状態で通過し、溶融Zn−Al−Mg合
金層に入る。このような絞り機構の存在は、Zn−Al
−Mg合金浴層にZnが持ち込まれることによる合金浴
組成の変動を防止する効果を有す。溶融Pb層通過中、
鋼線とPbの反応はないが、溶融Pbにより鋼線温度は
次の合金めっきに必要な温度に調整される。
【0012】溶融Zn−Al−Mg合金層を通過中、鋼
線表面のZn−Fe合金層(固相)はZn−Al−Mg
合金中のAlと反応し、耐食性ならびに加工性に優れた
Zn−Al−Fe金属化合物層が形成される。溶融Zn
−Al−Mg合金層を出た鋼線は、冷却されたのち巻き
取られる、この際、溶融合金層温度と鋼線の走行速度に
応じてめっき付着量が決定される。たとえば、上記、Z
n−Al−Fe金属間化合物層上にZn−Al−Mg合
金を厚く付着せしめる(いわゆる厚めっきを行なう)た
めには、Zn−Al−Mg合金層温度を下げ、走行速度
を高めることを行なう。この場合、Zn−Fe合金層と
合金浴中のAlの反応が律速過程となるが、溶融Pb層
通過中に鋼線温度が目標温度に到達しているため反応は
十分進行し高速化によるめっき不良の発生等の問題は生
じない。
線表面のZn−Fe合金層(固相)はZn−Al−Mg
合金中のAlと反応し、耐食性ならびに加工性に優れた
Zn−Al−Fe金属化合物層が形成される。溶融Zn
−Al−Mg合金層を出た鋼線は、冷却されたのち巻き
取られる、この際、溶融合金層温度と鋼線の走行速度に
応じてめっき付着量が決定される。たとえば、上記、Z
n−Al−Fe金属間化合物層上にZn−Al−Mg合
金を厚く付着せしめる(いわゆる厚めっきを行なう)た
めには、Zn−Al−Mg合金層温度を下げ、走行速度
を高めることを行なう。この場合、Zn−Fe合金層と
合金浴中のAlの反応が律速過程となるが、溶融Pb層
通過中に鋼線温度が目標温度に到達しているため反応は
十分進行し高速化によるめっき不良の発生等の問題は生
じない。
【0013】次に合金組成の限定理由についてのべる。
Zn−Al合金の耐食性はAl濃度に依存し、Al濃度
の高い方が良好な耐食性を示す。したがって、十分な耐
食性向上効果を得るためには2%以上含有せしめる必要
がある。一方、12%を超えると添加効果が飽和してく
るうえ、融点上昇によりめっき温度が高くなり、鋼線強
度の低下をまねく。これにより、Zn−Al−Mg合金
のAl濃度の下限を2%、上限を12%とする。
の高い方が良好な耐食性を示す。したがって、十分な耐
食性向上効果を得るためには2%以上含有せしめる必要
がある。一方、12%を超えると添加効果が飽和してく
るうえ、融点上昇によりめっき温度が高くなり、鋼線強
度の低下をまねく。これにより、Zn−Al−Mg合金
のAl濃度の下限を2%、上限を12%とする。
【0014】本発明法では、溶融Zn−Al合金と溶融
Pbが直接接触しているために、操業中に溶融Zn−A
l合金中に少量のPbが溶解し、合金めっき鋼線の耐食
性を低下せしめる。そのため、合金浴中に少量のMgを
添加することにより耐食性の劣化を防止する。Mgの添
加量は、0.01%未満ではその効果が十分でなく、一
方、0.06%を超えて添加してもMgは溶解せず、し
たがってその添加効果は飽和する。これより、Mg濃度
の下限を0.01%、 上限を0.06%とする。
Pbが直接接触しているために、操業中に溶融Zn−A
l合金中に少量のPbが溶解し、合金めっき鋼線の耐食
性を低下せしめる。そのため、合金浴中に少量のMgを
添加することにより耐食性の劣化を防止する。Mgの添
加量は、0.01%未満ではその効果が十分でなく、一
方、0.06%を超えて添加してもMgは溶解せず、し
たがってその添加効果は飽和する。これより、Mg濃度
の下限を0.01%、 上限を0.06%とする。
【0015】合金浴にMgが添加された場合、めっき後
の鋼線は10℃/s以下の冷却速度で冷却する必要があ
る。10℃/sを超える冷却速度で冷却した場合、曲げ
加工時、めっき層に容易に亀裂が発生し、めっき層の剥
離およびそれに起因する耐食性の劣化を惹起する。冷却
速度は小さいほど好ましい結果が得られる。
の鋼線は10℃/s以下の冷却速度で冷却する必要があ
る。10℃/sを超える冷却速度で冷却した場合、曲げ
加工時、めっき層に容易に亀裂が発生し、めっき層の剥
離およびそれに起因する耐食性の劣化を惹起する。冷却
速度は小さいほど好ましい結果が得られる。
【0016】
【実施例】以下、実施例を図面を参照して説明する。J
IS規格のSWRH72A鋼線(2.3mm)を伸線後
、脱脂酸洗し、その後、塩化アンモニウム+塩化亜鉛水
溶液中でフラックス処理を行なった。フラックス処理後
の鋼線に対して、図1に示すところの合金めっき槽を用
いて合金めっきを行なった。フラックス処理後の鋼線5
は、溶融Zn層2、溶融Pb層3、溶融Zn−Al−M
g合金層4の順序で合金めっき槽を通過したのち、垂直
に引き上げられ、所定の冷却速度で冷却された。
IS規格のSWRH72A鋼線(2.3mm)を伸線後
、脱脂酸洗し、その後、塩化アンモニウム+塩化亜鉛水
溶液中でフラックス処理を行なった。フラックス処理後
の鋼線に対して、図1に示すところの合金めっき槽を用
いて合金めっきを行なった。フラックス処理後の鋼線5
は、溶融Zn層2、溶融Pb層3、溶融Zn−Al−M
g合金層4の順序で合金めっき槽を通過したのち、垂直
に引き上げられ、所定の冷却速度で冷却された。
【0017】表1に、めっき条件とめっき鋼線の表面性
状、 耐食性および曲げ加工性を示す。
状、 耐食性および曲げ加工性を示す。
【0018】
【表1−1】
【0019】
【表1−2】
【0020】No.1〜7は、合金めっき層のAl含有
率を1.6%から13.0%まで変化させ、めっき後の
鋼線の表面性状、耐食性および曲げ加工性を評価したも
のである。比較とした従来法(1)は、 特開昭58−
136759号公報に記載の方法で、Zn−Al合金め
っき用フラックスを使用したものである。また、従来法
(2)は、特公平1−54428号公報に示された方法
(2浴法)で、1次めっきとしてAlを0.12%含む
Zn浴でめっきを行なっている。No.11〜15は、
Mg含有量の影響を示したものである。 Mg含有量が
0.01%未満のNo.11および12は耐食性が低い
。
率を1.6%から13.0%まで変化させ、めっき後の
鋼線の表面性状、耐食性および曲げ加工性を評価したも
のである。比較とした従来法(1)は、 特開昭58−
136759号公報に記載の方法で、Zn−Al合金め
っき用フラックスを使用したものである。また、従来法
(2)は、特公平1−54428号公報に示された方法
(2浴法)で、1次めっきとしてAlを0.12%含む
Zn浴でめっきを行なっている。No.11〜15は、
Mg含有量の影響を示したものである。 Mg含有量が
0.01%未満のNo.11および12は耐食性が低い
。
【0021】ここで、耐食性の評価は、JIS Z2
371に規定された塩水噴霧試験により行ない、赤錆発
生時間を溶融Znめっき鋼線と比較した。結果を下記の
(1)式で定義する耐食性倍率として定量化した。
371に規定された塩水噴霧試験により行ない、赤錆発
生時間を溶融Znめっき鋼線と比較した。結果を下記の
(1)式で定義する耐食性倍率として定量化した。
【0022】
【数1】
合金めっき鋼線の赤
錆発生時間(hr)耐食性倍率=──────────
──────────── (1)
溶融Znめっき鋼線の赤錆発生時
間(hr)
錆発生時間(hr)耐食性倍率=──────────
──────────── (1)
溶融Znめっき鋼線の赤錆発生時
間(hr)
【0023】目標とする耐食性倍率は3以上
である。No.16〜20は、めっき後の冷却速度の影
響を調べたものである。冷却速度が10℃/sを超える
No.19および20は加工性が悪く、自径巻き付け試
験でクラックが発生した。さらに、これらクラックのた
め、塩水噴霧試験において早期に赤錆が発生した。ここ
で、曲げ加工性の評価は、自径(1d)巻き付け法で行
なった。表1からわかるように、本発明で製造された合
金めっき鋼線は、「ぶつ」、「ざら」、不めっき等のめ
っき欠陥がなく、また、安定した高い耐食性と加工性を
示す。
である。No.16〜20は、めっき後の冷却速度の影
響を調べたものである。冷却速度が10℃/sを超える
No.19および20は加工性が悪く、自径巻き付け試
験でクラックが発生した。さらに、これらクラックのた
め、塩水噴霧試験において早期に赤錆が発生した。ここ
で、曲げ加工性の評価は、自径(1d)巻き付け法で行
なった。表1からわかるように、本発明で製造された合
金めっき鋼線は、「ぶつ」、「ざら」、不めっき等のめ
っき欠陥がなく、また、安定した高い耐食性と加工性を
示す。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来法に比べめっき欠陥の発生がなく、耐食
性と加工性に優れた合金めっき鋼線の製造が可能である
。 また、本発明法では、溶融Pb層を用いているため
に合金浴層へZnが持ち込まれることがなく、このため
、合金浴組成の変動を大幅に減少せしめることが可能で
あり、一方、合金浴へのPbの侵入による耐食性の劣化
はMg添加により防止される。さらに、1次めっき(溶
融Znめっき)と合金めっきを別個に行なう場合と比較
して、本発明法では、両者が一体構造のめっき槽を構成
しているため、設備ならびに運転コストの低減化が可能
である。
によれば、従来法に比べめっき欠陥の発生がなく、耐食
性と加工性に優れた合金めっき鋼線の製造が可能である
。 また、本発明法では、溶融Pb層を用いているため
に合金浴層へZnが持ち込まれることがなく、このため
、合金浴組成の変動を大幅に減少せしめることが可能で
あり、一方、合金浴へのPbの侵入による耐食性の劣化
はMg添加により防止される。さらに、1次めっき(溶
融Znめっき)と合金めっきを別個に行なう場合と比較
して、本発明法では、両者が一体構造のめっき槽を構成
しているため、設備ならびに運転コストの低減化が可能
である。
図1は合金めっき槽の断面図である。
1 合金めっき槽本体
2 溶融Zn層
3 溶融Pb層
4 溶融Zn−Al−Mg合金層
5 フラックス処理後の鋼線
6 合金めっき鋼線
7 隔壁
8 ガイドロール
9 ガイドロール
10 浸漬ロール
11 浸漬ロール
12 冷却装置
Claims (1)
- 【請求項1】 めっき槽下部に溶融Pb層、該溶融P
b層上の入線部に溶融Zn層、出線部に重量比でA1:
2〜12%、Mg:0.01〜0.06%を含有する溶
融Zn−Al−Mg合金層を形成させ、鋼線を溶融Zn
、溶融Pb、溶融Zn−Al−Mg合金の順序で該溶融
金属層を連続的に通過させることによりめつきした後、
10℃/s以下の冷却速度で冷却することを特徴とする
表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2674191A JPH04246158A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2674191A JPH04246158A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04246158A true JPH04246158A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=12201728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2674191A Pending JPH04246158A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 表面性状および耐食性に優れた合金めっき鋼線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04246158A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0860324A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-05 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性に優れたZn−Mg−Al系溶融めっき鋼材およびその製造方法 |
| WO2014121979A1 (de) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Verfahren zum schmelztauchbeschichten von metallband, insbesondere stahlband |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60177158A (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-11 | Nippon Mining Co Ltd | 溶融亜鉛めつき用亜鉛合金 |
| JPS6244563A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-26 | Hokkai Koki Kk | 亜鉛−アルミニウム合金めつき鋼線の製造方法 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP2674191A patent/JPH04246158A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60177158A (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-11 | Nippon Mining Co Ltd | 溶融亜鉛めつき用亜鉛合金 |
| JPS6244563A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-26 | Hokkai Koki Kk | 亜鉛−アルミニウム合金めつき鋼線の製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0860324A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-05 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性に優れたZn−Mg−Al系溶融めっき鋼材およびその製造方法 |
| WO2014121979A1 (de) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Verfahren zum schmelztauchbeschichten von metallband, insbesondere stahlband |
| US9670573B2 (en) | 2013-02-05 | 2017-06-06 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Method for the hot-dip coating of metal strip, in particular steel strip |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07207421A (ja) | 亜鉛合金めっき方法 | |
| US6372296B2 (en) | High aluminum galvanized steel | |
| JP2022539130A (ja) | めっき鋼線及びその製造方法 | |
| KR20190078330A (ko) | 도금강선 및 그 제조방법 | |
| JPH03281788A (ja) | Zn―Al合金めっき鋼線の製造方法 | |
| JPS6138259B2 (ja) | ||
| JPH04236754A (ja) | Zn−Al合金めっき鋼線の製造方法 | |
| JPH08269662A (ja) | 亜鉛−錫合金めっき鋼板の製造法 | |
| JP3581451B2 (ja) | 亜鉛−錫合金めっき鋼板の製造法 | |
| JPS63297577A (ja) | 物性的に強化された鋼材表面構造並びにその製造方法 | |
| JP2783457B2 (ja) | 溶融Zn―Alめっき鋼板の製造方法 | |
| JP2747554B2 (ja) | アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JPH04154949A (ja) | Zn―AI合金めっき鋼線の製造方法 | |
| JP4469055B2 (ja) | 溶融Zn−Mg−Al合金メッキ方法 | |
| JPH0860323A (ja) | 溶融Znめっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0154428B2 (ja) | ||
| JPH09157819A (ja) | 薄目付け溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH04333551A (ja) | 溶融Znめっき鋼板及びその製造方法 | |
| JPS6055588B2 (ja) | 溶融亜鉛マグネシウム合金メツキ鋼板の製造方法 | |
| JP4166412B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP3480348B2 (ja) | P含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0372060A (ja) | 厚目付けPb基合金メッキ鋼板ならびにその製造法 | |
| JPH0368748A (ja) | 合金化溶融めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JPS6358225B2 (ja) | ||
| JPH0235024B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950613 |