JPH04252224A - 新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法 - Google Patents
新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH04252224A JPH04252224A JP2505591A JP2505591A JPH04252224A JP H04252224 A JPH04252224 A JP H04252224A JP 2505591 A JP2505591 A JP 2505591A JP 2505591 A JP2505591 A JP 2505591A JP H04252224 A JPH04252224 A JP H04252224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- polyamide
- block copolymer
- aliphatic
- following general
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Polyamides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な改質されたポリ
アミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法に
関する。
アミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の素材を複合化して、構成素
材の特性を相互に補い、新規な有用な機能を生み出す複
合化材の研究が盛んに行われている。例えば、有機重合
体の補強や強化繊維として有用なガラス繊維、炭素繊維
、アラミド繊維等との複合化等は、弾性率、熱変形温度
、電気的特性等の改良が報告されている。このうち、ポ
リアミド−脂肪族ブロック共重合体は、その耐熱性、耐
衝撃性、耐溶剤性、強靱性等が優れている耐熱性エラス
トマーとして、また、諸樹脂の改質材として注目されて
いる。
材の特性を相互に補い、新規な有用な機能を生み出す複
合化材の研究が盛んに行われている。例えば、有機重合
体の補強や強化繊維として有用なガラス繊維、炭素繊維
、アラミド繊維等との複合化等は、弾性率、熱変形温度
、電気的特性等の改良が報告されている。このうち、ポ
リアミド−脂肪族ブロック共重合体は、その耐熱性、耐
衝撃性、耐溶剤性、強靱性等が優れている耐熱性エラス
トマーとして、また、諸樹脂の改質材として注目されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、提案さ
れているポリアミド−脂肪族ブロック共重合体は、優れ
た機械特性や耐熱性を有しながら、溶媒溶解性が低いた
めに加工性が悪い、他樹脂との相溶性が十分でない等の
問題点を有するため、その適用が制限されている。更に
は吸湿性や誘電率が高いという問題点を有し、特に電子
材料の分野への適用が困難である。本発明は、これらの
問題点を改善することを目的として成されたものである
。すなわち、本発明の目的は、低吸湿性で低誘電率であ
り、かつ溶媒溶解性が高く加工性に富み、他樹脂との相
溶性が高い新規なポリアミド−脂肪族ブロック共重合体
を提供することにある。
れているポリアミド−脂肪族ブロック共重合体は、優れ
た機械特性や耐熱性を有しながら、溶媒溶解性が低いた
めに加工性が悪い、他樹脂との相溶性が十分でない等の
問題点を有するため、その適用が制限されている。更に
は吸湿性や誘電率が高いという問題点を有し、特に電子
材料の分野への適用が困難である。本発明は、これらの
問題点を改善することを目的として成されたものである
。すなわち、本発明の目的は、低吸湿性で低誘電率であ
り、かつ溶媒溶解性が高く加工性に富み、他樹脂との相
溶性が高い新規なポリアミド−脂肪族ブロック共重合体
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のポリアミド−脂
肪族ブロック共重合体は、下記一般式(I)で示される
ブロック単位と、下記一般式(II) で示されるブロ
ック単位とがアミド結合によりそれぞれ2〜20個の範
囲で結合してなり、固有粘度が0.1〜3.0dl/g
であることを特徴とする。
肪族ブロック共重合体は、下記一般式(I)で示される
ブロック単位と、下記一般式(II) で示されるブロ
ック単位とがアミド結合によりそれぞれ2〜20個の範
囲で結合してなり、固有粘度が0.1〜3.0dl/g
であることを特徴とする。
【0005】
(式中、Ar1 及びAr2 は、それぞれ、炭素数4
以下の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されて
もよいベンゼン環を含む二価の芳香族基を表わし、R1
は分子量100〜5000の直鎖または分枝鎖状脂肪
族炭化水素基を表わし、R2 は、水素原子または炭素
数1〜22の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を表わ
す。ただし、該ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体に
含有される全R2 の30%以上が炭素数1〜22の直
鎖または分枝鎖状低級アルキル基であり、mは2〜20
の整数を意味する。)
以下の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されて
もよいベンゼン環を含む二価の芳香族基を表わし、R1
は分子量100〜5000の直鎖または分枝鎖状脂肪
族炭化水素基を表わし、R2 は、水素原子または炭素
数1〜22の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を表わ
す。ただし、該ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体に
含有される全R2 の30%以上が炭素数1〜22の直
鎖または分枝鎖状低級アルキル基であり、mは2〜20
の整数を意味する。)
【0006】なお、本明細書において、固有粘度とは、
樹脂濃度0.5dl/gのジメチルアセトアミド溶液の
30℃における測定値を意味する。
樹脂濃度0.5dl/gのジメチルアセトアミド溶液の
30℃における測定値を意味する。
【0007】本発明の上記のポリアミド−脂肪族ブロッ
ク共重合体を製造するためには、「講座 重合反応論
9巻 重縮合、化学同人社」に記載されている種
々の方法が利用できるが、反応の容易さ及びコストの面
から、次の方法が好ましい。まず、下記一般式(III
) で示される芳香族ジアミンと、 H2 N−Ar1 −NH2
(III)(式中、Ar1 は炭素数4以下の直
鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベ
ンゼン環を含む二価の芳香族基を表わす。)下記一般式
(VI)で示される芳香族ジカルボン酸とを縮重合させ
、 HOOC−Ar2 −COOH (
IV)(式中、Ar2 は炭素数4以下の直鎖または分
枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベンゼン環を
含む二価の芳香族基を表わす。)得られた下記一般式(
V)で示される芳香族ポリアミドと、
ク共重合体を製造するためには、「講座 重合反応論
9巻 重縮合、化学同人社」に記載されている種
々の方法が利用できるが、反応の容易さ及びコストの面
から、次の方法が好ましい。まず、下記一般式(III
) で示される芳香族ジアミンと、 H2 N−Ar1 −NH2
(III)(式中、Ar1 は炭素数4以下の直
鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベ
ンゼン環を含む二価の芳香族基を表わす。)下記一般式
(VI)で示される芳香族ジカルボン酸とを縮重合させ
、 HOOC−Ar2 −COOH (
IV)(式中、Ar2 は炭素数4以下の直鎖または分
枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベンゼン環を
含む二価の芳香族基を表わす。)得られた下記一般式(
V)で示される芳香族ポリアミドと、
【0008】
(式中、Ar1 及びAr2 は、上記したと同意義を
有し、mは2〜20の整数を意味する。)下記一般式(
VI)で示される両末端にカルボキシル基を有する脂肪
族炭化水素とを縮重合して、 HOOC−R1 −COOH
(VI)(式中、R1 は分子量100〜5000
の直鎖または分枝鎖状脂肪族炭化水素基を表わす。)下
記一般式(I′)で示されるブロック単位と、下記一般
式(II) で示されるブロック単位とがアミド結合に
よりそれぞれ2〜20個の範囲で結合してなるポリアミ
ド−脂肪族ブロック共重合体を製造し、
有し、mは2〜20の整数を意味する。)下記一般式(
VI)で示される両末端にカルボキシル基を有する脂肪
族炭化水素とを縮重合して、 HOOC−R1 −COOH
(VI)(式中、R1 は分子量100〜5000
の直鎖または分枝鎖状脂肪族炭化水素基を表わす。)下
記一般式(I′)で示されるブロック単位と、下記一般
式(II) で示されるブロック単位とがアミド結合に
よりそれぞれ2〜20個の範囲で結合してなるポリアミ
ド−脂肪族ブロック共重合体を製造し、
【0009】
(式中、Ar1 及びAr2 は、それぞれ、炭素数4
以下の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されて
もよいベンゼン環を含む二価の芳香族基を表わし、R1
は分子量100〜5000の直鎖または分枝鎖状脂肪
族炭化水素基を表わし、mは2〜20の整数を意味する
。)
以下の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されて
もよいベンゼン環を含む二価の芳香族基を表わし、R1
は分子量100〜5000の直鎖または分枝鎖状脂肪
族炭化水素基を表わし、mは2〜20の整数を意味する
。)
【0010】次いで、該ポリアミド−脂肪族ブロッ
ク共重合体のアミド基を、炭素数1〜22の直鎖または
分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキル化剤でアルキ
ル化して、アミド結合に存在する水素原子の30%以上
をアルキル基で置換する。
ク共重合体のアミド基を、炭素数1〜22の直鎖または
分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキル化剤でアルキ
ル化して、アミド結合に存在する水素原子の30%以上
をアルキル基で置換する。
【0011】以下、本発明について詳細に説明する。ま
ず、上記一般式(III) で示される芳香族ジアミン
と、上記一般式(IV)で示される芳香族ジカルボン酸
とを縮重合させて、上記一般式(V)で示されるポリア
ミドを製造し、次いで、上記一般式(VI)で示される
両末端にカルボキシル基をもつ脂肪族炭化水素化合物を
添加して縮重合させる。
ず、上記一般式(III) で示される芳香族ジアミン
と、上記一般式(IV)で示される芳香族ジカルボン酸
とを縮重合させて、上記一般式(V)で示されるポリア
ミドを製造し、次いで、上記一般式(VI)で示される
両末端にカルボキシル基をもつ脂肪族炭化水素化合物を
添加して縮重合させる。
【0012】上記一般式(III) で示されるジアミ
ン成分としては、例えば、次の化合物があげられる。m
−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、メタ
トリレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルエー
テル、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニルエーテル
、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,4′−
ジアミノジフェニルチオエーテル、3,3′−ジメチル
−4,4′−ジアミノジフェニルチオエーテル、3,3
′−ジエトキシ−4,4′−ジアミノジフェニルチオエ
ーテル、3,3′−ジアミノジフェニルチオエーテル、
4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,3′−ジ
アミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニ
ルメタン、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、2,2′−ビス(3−アミノフェニ
ル)プロパン、2,2′−ビス(4−アミノフェニル)
プロパン、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、ベ
ンチジン、3,3′−ジメチルベンチジン、3,3′−
ジメトキシベンチジン、3,3′−ジアミノビフェニル
、p−キシリレンジアミン、m−キシリレンジアミン等
があげられる。これらは単独で、或いは混合して使用す
ることができる。
ン成分としては、例えば、次の化合物があげられる。m
−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、メタ
トリレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルエー
テル、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニルエーテル
、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,4′−
ジアミノジフェニルチオエーテル、3,3′−ジメチル
−4,4′−ジアミノジフェニルチオエーテル、3,3
′−ジエトキシ−4,4′−ジアミノジフェニルチオエ
ーテル、3,3′−ジアミノジフェニルチオエーテル、
4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,3′−ジ
アミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニ
ルメタン、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、2,2′−ビス(3−アミノフェニ
ル)プロパン、2,2′−ビス(4−アミノフェニル)
プロパン、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、ベ
ンチジン、3,3′−ジメチルベンチジン、3,3′−
ジメトキシベンチジン、3,3′−ジアミノビフェニル
、p−キシリレンジアミン、m−キシリレンジアミン等
があげられる。これらは単独で、或いは混合して使用す
ることができる。
【0013】また、上記一般式(IV)で示される芳香
族ジカルボン酸としては、例えば、次の化合物があげら
れる。フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、4,4
′−ビフェニルジカルボン酸、3,3′−メチレン二安
息香酸、4,4′−メチレン二安息香酸、4,4′−オ
キシ二安息香酸、4,4′−チオ二安息香酸、3,3′
−カルボニル二安息香酸、4,4′−カルボニル二安息
香酸、4,4′−スルホニル二安息香酸、1,4−ナフ
タレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸
、2,6−ナフタレンジカルボン酸等があげられる。
族ジカルボン酸としては、例えば、次の化合物があげら
れる。フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、4,4
′−ビフェニルジカルボン酸、3,3′−メチレン二安
息香酸、4,4′−メチレン二安息香酸、4,4′−オ
キシ二安息香酸、4,4′−チオ二安息香酸、3,3′
−カルボニル二安息香酸、4,4′−カルボニル二安息
香酸、4,4′−スルホニル二安息香酸、1,4−ナフ
タレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸
、2,6−ナフタレンジカルボン酸等があげられる。
【0014】本発明において使用する上記一般式(VI
)で示される両末端にカルボキシル基を持つ脂肪族化合
物としては、例えば、1,8−オクタン二酸、1,10
−デカン二酸、1,18−オクタデカン二酸、1,20
−エイコサン二酸、両末端にカルボキシル基を持つ水素
添加型ポリブタジエン(例えば、CI−1000、日本
曹達社製)等があげられるが、これらのものに限定され
るものではない。
)で示される両末端にカルボキシル基を持つ脂肪族化合
物としては、例えば、1,8−オクタン二酸、1,10
−デカン二酸、1,18−オクタデカン二酸、1,20
−エイコサン二酸、両末端にカルボキシル基を持つ水素
添加型ポリブタジエン(例えば、CI−1000、日本
曹達社製)等があげられるが、これらのものに限定され
るものではない。
【0015】上記ジアミンと芳香族ジカルボン酸との縮
重合反応、及び形成されるポリアミドと両末端にカルボ
キシル基をもつ脂肪族炭化水素化合物との縮重合反応は
、溶液中で縮重合を行う直接縮重合法、カルボキシル基
を酸クロリド化して縮重合を行う酸クロリド法、縮合剤
を添加して行う方法など、公知の種々の方法が採用でき
、限定されるものではないが、本発明においては、亜リ
ン酸エステルとピリジン誘導体とを縮合剤として用いる
縮重合反応が好ましい。これらの縮合剤を使用する場合
には、比較的低温で縮重合反応を行うことができるばか
りでなく、副反応が起こりにくいという利点がある。 これらの縮合剤として、亜リン酸エステルとしては、亜
リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸ト
リ−o−トリル、亜リン酸ジ−o−トリル、亜リン酸ト
リ−m−トリル、亜リン酸ジ−m−トリル、亜リン酸ト
リ−p−トリル、亜リン酸ジ−p−トリル、亜リン酸ジ
−o−クロロフェニル、亜リン酸トリ−p−クロロフェ
ニル、亜リン酸ジ−p−クロロフェニル等があげられる
。また、これらの亜リン酸エステルと併用されるピリジ
ン誘導体としては、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコ
リン、4−ピコリン、2,4−ルチジン、2,5−ルチ
ジン、3,5−ルチジン等をあげることができる。
重合反応、及び形成されるポリアミドと両末端にカルボ
キシル基をもつ脂肪族炭化水素化合物との縮重合反応は
、溶液中で縮重合を行う直接縮重合法、カルボキシル基
を酸クロリド化して縮重合を行う酸クロリド法、縮合剤
を添加して行う方法など、公知の種々の方法が採用でき
、限定されるものではないが、本発明においては、亜リ
ン酸エステルとピリジン誘導体とを縮合剤として用いる
縮重合反応が好ましい。これらの縮合剤を使用する場合
には、比較的低温で縮重合反応を行うことができるばか
りでなく、副反応が起こりにくいという利点がある。 これらの縮合剤として、亜リン酸エステルとしては、亜
リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸ト
リ−o−トリル、亜リン酸ジ−o−トリル、亜リン酸ト
リ−m−トリル、亜リン酸ジ−m−トリル、亜リン酸ト
リ−p−トリル、亜リン酸ジ−p−トリル、亜リン酸ジ
−o−クロロフェニル、亜リン酸トリ−p−クロロフェ
ニル、亜リン酸ジ−p−クロロフェニル等があげられる
。また、これらの亜リン酸エステルと併用されるピリジ
ン誘導体としては、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコ
リン、4−ピコリン、2,4−ルチジン、2,5−ルチ
ジン、3,5−ルチジン等をあげることができる。
【0016】上記の縮合剤の存在下に縮重合反応を行う
場合には、ピリジン誘導体を含む混合溶媒が使用される
。ここで使用する溶剤は、両反応成分や亜リン酸エステ
ルと実質的に反応しない有機溶剤であるという点で制限
を受けるが、そのほかに、両反応成分に対する良溶媒で
あることが望ましい。この様な溶剤として代表的なもの
は、N−メチル−2−ピロリドンやジメチルアセトアミ
ド等のアミド系溶媒があげられる。
場合には、ピリジン誘導体を含む混合溶媒が使用される
。ここで使用する溶剤は、両反応成分や亜リン酸エステ
ルと実質的に反応しない有機溶剤であるという点で制限
を受けるが、そのほかに、両反応成分に対する良溶媒で
あることが望ましい。この様な溶剤として代表的なもの
は、N−メチル−2−ピロリドンやジメチルアセトアミ
ド等のアミド系溶媒があげられる。
【0017】上記の縮重合反応に際して、重合度の大き
い重合体を得るためには、塩化リチウム、塩化カルシウ
ム等の無機塩類を添加することができる。上記の縮合剤
を使用した縮重合反応によって、上記一般式(I′)で
示されるブロック単位と、上記一般式(II) で示さ
れるブロック単位とよりなるポリアミド−脂肪族ブロッ
ク共重合体を合成する方法を、さらに詳しく説明すると
、芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸とを、上記亜リ
ン酸エステルとピリジン誘導体の存在下に、N−メチル
−2−ピロリドン等のアミド系の有機溶媒中で、窒素等
の不活性雰囲気下で加熱攪拌する。縮合反応を終了させ
た後、この溶液に、両末端にカルボキシル基を持つ脂肪
族炭化水素化合物を添加して、ブロック化反応を行い、
ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体を合成する。これ
らの縮重合で使用する亜リン酸エステルとピリジン誘導
体の量は、通常、カルボキシル基に対して等モル量以上
使用する。縮重合反応に際して、ピリジン誘導体は、反
応溶媒としての役割をも有するので、大過剰使用される
。 また、反応温度は、通常60〜140℃の範囲が好まし
い。反応時間は、反応温度により大きく影響されるが、
いかなる場合にも、最高の重合度を意味する最高粘度が
得られるまで、反応系を攪拌するのがよく、多くの場合
数分ないし20時間の範囲が採用される。
い重合体を得るためには、塩化リチウム、塩化カルシウ
ム等の無機塩類を添加することができる。上記の縮合剤
を使用した縮重合反応によって、上記一般式(I′)で
示されるブロック単位と、上記一般式(II) で示さ
れるブロック単位とよりなるポリアミド−脂肪族ブロッ
ク共重合体を合成する方法を、さらに詳しく説明すると
、芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸とを、上記亜リ
ン酸エステルとピリジン誘導体の存在下に、N−メチル
−2−ピロリドン等のアミド系の有機溶媒中で、窒素等
の不活性雰囲気下で加熱攪拌する。縮合反応を終了させ
た後、この溶液に、両末端にカルボキシル基を持つ脂肪
族炭化水素化合物を添加して、ブロック化反応を行い、
ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体を合成する。これ
らの縮重合で使用する亜リン酸エステルとピリジン誘導
体の量は、通常、カルボキシル基に対して等モル量以上
使用する。縮重合反応に際して、ピリジン誘導体は、反
応溶媒としての役割をも有するので、大過剰使用される
。 また、反応温度は、通常60〜140℃の範囲が好まし
い。反応時間は、反応温度により大きく影響されるが、
いかなる場合にも、最高の重合度を意味する最高粘度が
得られるまで、反応系を攪拌するのがよく、多くの場合
数分ないし20時間の範囲が採用される。
【0018】上記の様にして製造されたポリアミド−脂
肪族ブロック共重合体は、次いでアルキル化剤でアルキ
ル化し、アミド基の一部または全部に炭素数1〜22の
直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキル基
を導入する。アルキル化剤としては、炭素数1〜22の
直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキルハ
ライド化合物、例えば、臭化メタン、臭化エタン、1−
臭化−n−ブタン、2−臭化ブタン、1−臭化−n−ヘ
プタン、3−臭化ヘプタン、1−臭化−4−メチルペン
タン、1−臭化−n−ヘキサン、2−臭化ヘキサン、3
−臭化ヘキサン、1−臭化−2−エチルヘキサン、1−
臭化−n−オクタン、1−臭化−n−ノナン、1−臭化
デカン、1−臭化ウンデカン、1−臭化ドデカン、1−
臭化テトラデカン、1−臭化ペンタデカン、1−臭化ヘ
キサデカン、1−臭化−2−メチルヘキサデカン、1−
臭化オクタデカン、1−臭化エイコサン、1−臭化ドコ
サン等のアルキル臭化物、それらの相当する塩化物及び
よう素化物があげられる。
肪族ブロック共重合体は、次いでアルキル化剤でアルキ
ル化し、アミド基の一部または全部に炭素数1〜22の
直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキル基
を導入する。アルキル化剤としては、炭素数1〜22の
直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキルハ
ライド化合物、例えば、臭化メタン、臭化エタン、1−
臭化−n−ブタン、2−臭化ブタン、1−臭化−n−ヘ
プタン、3−臭化ヘプタン、1−臭化−4−メチルペン
タン、1−臭化−n−ヘキサン、2−臭化ヘキサン、3
−臭化ヘキサン、1−臭化−2−エチルヘキサン、1−
臭化−n−オクタン、1−臭化−n−ノナン、1−臭化
デカン、1−臭化ウンデカン、1−臭化ドデカン、1−
臭化テトラデカン、1−臭化ペンタデカン、1−臭化ヘ
キサデカン、1−臭化−2−メチルヘキサデカン、1−
臭化オクタデカン、1−臭化エイコサン、1−臭化ドコ
サン等のアルキル臭化物、それらの相当する塩化物及び
よう素化物があげられる。
【0019】アルキル化反応は、公知の方法で実施する
ことができる。例えば、ジメチルスルホキシド中、水素
化ナトリウムの存在下で容易に実施することができる。 アルキル基の導入は、アミド基の少なくとも30モル%
以上であることが必要である。アルキル基の導入割合が
低くなると、アルキル基の導入効果が十分反映されなく
なる。
ことができる。例えば、ジメチルスルホキシド中、水素
化ナトリウムの存在下で容易に実施することができる。 アルキル基の導入は、アミド基の少なくとも30モル%
以上であることが必要である。アルキル基の導入割合が
低くなると、アルキル基の導入効果が十分反映されなく
なる。
【0020】上記のようにして得られる本発明のポリア
ミド−脂肪族ブロック共重合体は、固有粘度が0.1〜
3.0dl/gの範囲にある。固有粘度がこの範囲を外
れると、成膜性が悪くなったり、溶媒溶解性が悪くなる
等の問題が発生する。
ミド−脂肪族ブロック共重合体は、固有粘度が0.1〜
3.0dl/gの範囲にある。固有粘度がこの範囲を外
れると、成膜性が悪くなったり、溶媒溶解性が悪くなる
等の問題が発生する。
【0021】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 窒素雰囲気下でm−フェニレンジアミン16.2g(1
50ミリモル)、イソフタル酸21.6g(130ミリ
モル)、ピリジン300ml、亜リン酸トリフェニル7
7.5g(250ミリモル)、塩化リチウム10.6g
(250ミリモル)の混合溶液を100℃で4時間攪拌
して、ポリアミドを合成した。このポリアミドの固有粘
度は0.52dl/gであった。更にこの溶液に、1,
8−オクタン二酸3.6g(20ミリモル)を添加して
、100℃で5時間反応させ、ブロック化反応を行った
。放冷後、この溶液をメタノール3000ml中に注入
し、室温で1時間攪拌し、析出した固形物を濾別後、乾
燥し、ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体を得た。 窒素雰囲気下、ジメチルスルホキシド400gと水素化
ナトリウム1.2gを75〜80℃で5時間反応させた
後、上記のポリアミド2gを加えて更に4時間反応させ
た。この溶液を室温に冷却して、臭化エチル5.2g(
48ミリモル)を加えて12時間攪拌しながらアルキル
化反応させた。この溶液を多量のメタノールに滴下して
、ポリマーを析出させ、濾別後、多量のメタノール、ヘ
キサン、エーテルで洗浄を3回繰り返した後、100℃
で一晩真空乾燥を行い、アミド結合の水素の一部がエチ
ル基によって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重
合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有粘度は0.9
2dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収スペ
クトルをアナレクト社製FX6160で測定し、−NH
C(=O)−のC=Oに対応する1663cm−1、末
端メチル基に対応する2800cm−1、−CH2 −
に対応する2896cm−1に吸収が認められ、目的の
化合物であることが確認された。また、この樹脂の元素
分析測定(カルロエルバー1108型)の結果、H:6
.4%、C:72.7%、O:12.4%、N:8.5
%で、これによりエチル基の付加率は約80%であるこ
とが分かった。
明する。 実施例1 窒素雰囲気下でm−フェニレンジアミン16.2g(1
50ミリモル)、イソフタル酸21.6g(130ミリ
モル)、ピリジン300ml、亜リン酸トリフェニル7
7.5g(250ミリモル)、塩化リチウム10.6g
(250ミリモル)の混合溶液を100℃で4時間攪拌
して、ポリアミドを合成した。このポリアミドの固有粘
度は0.52dl/gであった。更にこの溶液に、1,
8−オクタン二酸3.6g(20ミリモル)を添加して
、100℃で5時間反応させ、ブロック化反応を行った
。放冷後、この溶液をメタノール3000ml中に注入
し、室温で1時間攪拌し、析出した固形物を濾別後、乾
燥し、ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体を得た。 窒素雰囲気下、ジメチルスルホキシド400gと水素化
ナトリウム1.2gを75〜80℃で5時間反応させた
後、上記のポリアミド2gを加えて更に4時間反応させ
た。この溶液を室温に冷却して、臭化エチル5.2g(
48ミリモル)を加えて12時間攪拌しながらアルキル
化反応させた。この溶液を多量のメタノールに滴下して
、ポリマーを析出させ、濾別後、多量のメタノール、ヘ
キサン、エーテルで洗浄を3回繰り返した後、100℃
で一晩真空乾燥を行い、アミド結合の水素の一部がエチ
ル基によって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重
合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有粘度は0.9
2dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収スペ
クトルをアナレクト社製FX6160で測定し、−NH
C(=O)−のC=Oに対応する1663cm−1、末
端メチル基に対応する2800cm−1、−CH2 −
に対応する2896cm−1に吸収が認められ、目的の
化合物であることが確認された。また、この樹脂の元素
分析測定(カルロエルバー1108型)の結果、H:6
.4%、C:72.7%、O:12.4%、N:8.5
%で、これによりエチル基の付加率は約80%であるこ
とが分かった。
【0022】実施例2
実施例1における臭化エチル5.2g(48ミリモル)
を、1−臭化−n−ヘキサン9.1g(48ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がヘキシル基によって置換されたアラミド−脂肪族
ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有
粘度は0.80dl/gであった。更に、この樹脂の赤
外線吸収スペクトルをアナレクト社製FX6160で測
定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応する1661
cm−1、末端メチル基に対応する2800cm−1、
−CH2 −に対応する2898cm−1に吸収が認め
られ、目的の化合物であることが確認された。また、こ
の樹脂の元素分析の結果、H:7.9%、C:75.1
%、O:10.1%、N:6.9%で、これによりn−
ヘキシル基の付加率は約72%であることが分かった。
を、1−臭化−n−ヘキサン9.1g(48ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がヘキシル基によって置換されたアラミド−脂肪族
ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有
粘度は0.80dl/gであった。更に、この樹脂の赤
外線吸収スペクトルをアナレクト社製FX6160で測
定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応する1661
cm−1、末端メチル基に対応する2800cm−1、
−CH2 −に対応する2898cm−1に吸収が認め
られ、目的の化合物であることが確認された。また、こ
の樹脂の元素分析の結果、H:7.9%、C:75.1
%、O:10.1%、N:6.9%で、これによりn−
ヘキシル基の付加率は約72%であることが分かった。
【0023】実施例3
実施例1において、臭化エチル5.2g(48ミリモル
)を、1−臭化−n−ドデカン12.4g(48ミリモ
ル)に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水
素の一部がn−ドデシル基によって置換されたアラミド
−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹
脂の固有粘度は0.70dl/gであった。更に、この
樹脂の赤外線吸収スペクトルでは、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1665cm−1、−CH2 −に
対応する2896cm−1に吸収が認められ、目的の化
合物であることが確認された。また、この樹脂の元素分
析の結果、H:8.6%、C:76.2%、O:9.0
%、N:6.2%で、これによりn−ドデシル基の付加
率は約61%であることが分かった。
)を、1−臭化−n−ドデカン12.4g(48ミリモ
ル)に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水
素の一部がn−ドデシル基によって置換されたアラミド
−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹
脂の固有粘度は0.70dl/gであった。更に、この
樹脂の赤外線吸収スペクトルでは、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1665cm−1、−CH2 −に
対応する2896cm−1に吸収が認められ、目的の化
合物であることが確認された。また、この樹脂の元素分
析の結果、H:8.6%、C:76.2%、O:9.0
%、N:6.2%で、これによりn−ドデシル基の付加
率は約61%であることが分かった。
【0024】実施例4
実施例1における臭化エチル5.2g(48ミリモル)
を、1−臭化−n−ヘキサデカン15.3g(48ミリ
モル)に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の
水素の一部がn−ヘキサデシル基によって置換されたア
ラミド−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。 この樹脂の固有粘度は0.42dl/gであった。更に
、この樹脂の赤外線吸収では、−NHC(=O)−のC
=Oに対応する1665cm−1、末端メチル基に対応
する2805cm−1、−CH2 −に対応する298
4cm−1に吸収が認められ、目的の化合物であること
が確認された。また、この樹脂の元素分析の結果、H:
9.5%、C:77.8%、O:7.6%、N:5.2
%で、これによりn−ヘキサデシル基の付加率は約58
%であることが分かった。
を、1−臭化−n−ヘキサデカン15.3g(48ミリ
モル)に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の
水素の一部がn−ヘキサデシル基によって置換されたア
ラミド−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。 この樹脂の固有粘度は0.42dl/gであった。更に
、この樹脂の赤外線吸収では、−NHC(=O)−のC
=Oに対応する1665cm−1、末端メチル基に対応
する2805cm−1、−CH2 −に対応する298
4cm−1に吸収が認められ、目的の化合物であること
が確認された。また、この樹脂の元素分析の結果、H:
9.5%、C:77.8%、O:7.6%、N:5.2
%で、これによりn−ヘキサデシル基の付加率は約58
%であることが分かった。
【0025】実施例5
実施例1におけるm−フェニレンジアミン16.2g(
150ミリモル)を3,4′−オキシジアニリン30g
(150ミリモル)に、イソフタル酸21.6g(13
0ミリモル)を22.6g(136ミリモル)に、1,
8−オクチルジカルボン酸3.6g(20ミリモル)を
両末端がカルボン酸基を持つ水添型ポリブタジエン50
.4g(約14ミリモル)(CI−1000、平均分子
量:3600、日本曹達社製)に、さらに水素化ナトリ
ウムを1.2gを0.5gに代えた以外は、全く同様な
方法でアミド結合の水素の一部がエチル基によって置換
されたアラミド−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂
を得た。なお、上記の場合、中間体として生成するポリ
アミドの固有粘度は0.48dl/gであった。 上記のようにして合成された樹脂の固有粘度は0.50
dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収では、
−NHC(=O)−のC=Oに対応する1661cm−
1、末端メチル基に対応する2804cm−1、−C−
C−Hに対応する1302cm−1、さらに−O−に対
応する1183cm−1に吸収が認められ、目的の化合
物であることが確認された。また、この樹脂の元素分析
の結果、H:11.2%、C:81.3%、O:4.9
%、N:2.5%で、これによりエチル基の付加率は約
72%であることが分かった。
150ミリモル)を3,4′−オキシジアニリン30g
(150ミリモル)に、イソフタル酸21.6g(13
0ミリモル)を22.6g(136ミリモル)に、1,
8−オクチルジカルボン酸3.6g(20ミリモル)を
両末端がカルボン酸基を持つ水添型ポリブタジエン50
.4g(約14ミリモル)(CI−1000、平均分子
量:3600、日本曹達社製)に、さらに水素化ナトリ
ウムを1.2gを0.5gに代えた以外は、全く同様な
方法でアミド結合の水素の一部がエチル基によって置換
されたアラミド−脂肪族ブロック共重合体よりなる樹脂
を得た。なお、上記の場合、中間体として生成するポリ
アミドの固有粘度は0.48dl/gであった。 上記のようにして合成された樹脂の固有粘度は0.50
dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収では、
−NHC(=O)−のC=Oに対応する1661cm−
1、末端メチル基に対応する2804cm−1、−C−
C−Hに対応する1302cm−1、さらに−O−に対
応する1183cm−1に吸収が認められ、目的の化合
物であることが確認された。また、この樹脂の元素分析
の結果、H:11.2%、C:81.3%、O:4.9
%、N:2.5%で、これによりエチル基の付加率は約
72%であることが分かった。
【0026】実施例6
実施例5における臭化エチル2.1g(20ミリモル)
を、1−臭化−n−ヘキサン3.8g(20ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−ヘキシル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.48dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1660cm−1、−O−に対応す
る1185cm−1、さらに、−C−C−Hに対応する
1299cm−1に吸収が認められ、目的の化合物であ
ることが確認された。また、この樹脂の元素分析の結果
、H:11.3%、C:81.5%、O:4.7%、N
:2.5%で、これによりn−ヘキシル基の付加率は約
43%であることが分かった。
を、1−臭化−n−ヘキサン3.8g(20ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−ヘキシル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.48dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1660cm−1、−O−に対応す
る1185cm−1、さらに、−C−C−Hに対応する
1299cm−1に吸収が認められ、目的の化合物であ
ることが確認された。また、この樹脂の元素分析の結果
、H:11.3%、C:81.5%、O:4.7%、N
:2.5%で、これによりn−ヘキシル基の付加率は約
43%であることが分かった。
【0027】実施例7
実施例1における1,8−オクタン二酸3.6g(20
ミリモル)を、1,20−エイコサン二酸63.2g(
20ミリモル)に、臭化エチル5.2g(48ミリモル
)を臭化エチル2.1g(20ミリモル)に代えた以外
は、全く同様な方法でアミド結合の水素の一部がエチル
基によって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重合
体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有粘度は0.63
dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収スペク
トルを測定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応する
1665cm−1、末端メチル基に対応する2805c
m−1、−CH2 −に対応する2896cm−1に吸
収が認められ、目的の化合物であることが確認された。 また、この樹脂の元素分析の結果、H:2.7%、C:
90.8%、O:3.9%、N:2.6%で、これによ
りエチル基の付加率は約76%であることが分かった。
ミリモル)を、1,20−エイコサン二酸63.2g(
20ミリモル)に、臭化エチル5.2g(48ミリモル
)を臭化エチル2.1g(20ミリモル)に代えた以外
は、全く同様な方法でアミド結合の水素の一部がエチル
基によって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重合
体よりなる樹脂を得た。この樹脂の固有粘度は0.63
dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収スペク
トルを測定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応する
1665cm−1、末端メチル基に対応する2805c
m−1、−CH2 −に対応する2896cm−1に吸
収が認められ、目的の化合物であることが確認された。 また、この樹脂の元素分析の結果、H:2.7%、C:
90.8%、O:3.9%、N:2.6%で、これによ
りエチル基の付加率は約76%であることが分かった。
【0028】実施例8
実施例7における臭化エチル2.1g(20ミリモル)
を、1−臭化−n−ヘキサン3.8g(20ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−ヘキシル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.44dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1659cm−1、−CH2 −に
対応する2897cm−1に吸収が認められ、目的の化
合物であることが確認された。また、この樹脂の元素分
析の結果、H:3.3%、C:90.6%、O:3.7
%、N:2.5%で、これによりn−ヘキシル基の付加
率は約63%であることが分かった。
を、1−臭化−n−ヘキサン3.8g(20ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−ヘキシル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.44dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1659cm−1、−CH2 −に
対応する2897cm−1に吸収が認められ、目的の化
合物であることが確認された。また、この樹脂の元素分
析の結果、H:3.3%、C:90.6%、O:3.7
%、N:2.5%で、これによりn−ヘキシル基の付加
率は約63%であることが分かった。
【0029】実施例9
実施例7における臭化エチル2.1g(20ミリモル)
を、1−臭化−n−オクタン3.9g(19ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−オクチル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.40dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1659cm−1、末端メチル基に
対応する2806cm−1、さらに、−C−C−Hに対
応する1301cm−1に吸収が認められ、目的の化合
物であることが確認された。また、この樹脂の元素分析
の結果、H:3.6%、C:90.4%、O:3.6%
、N:2.4%で、これによりn−オクチル基の付加率
は約63%であることが分かった。
を、1−臭化−n−オクタン3.9g(19ミリモル)
に代えた以外は、全く同様な方法でアミド結合の水素の
一部がn−オクチル基によって置換されたアラミド−脂
肪族ブロック共重合体よりなる樹脂を得た。この樹脂の
固有粘度は0.40dl/gであった。更に、この樹脂
の赤外線吸収スペクトルを測定し、−NHC(=O)−
のC=Oに対応する1659cm−1、末端メチル基に
対応する2806cm−1、さらに、−C−C−Hに対
応する1301cm−1に吸収が認められ、目的の化合
物であることが確認された。また、この樹脂の元素分析
の結果、H:3.6%、C:90.4%、O:3.6%
、N:2.4%で、これによりn−オクチル基の付加率
は約63%であることが分かった。
【0030】実施例10
実施例1におけるm−フェニレンジアミン16.2g(
150ミリモル)を3,3′−ジアミノベンゾフェノン
31.8g(150ミリモル)に、イソフタル酸21.
6g(130ミリモル)をフタル酸22.6g(136
ミリモル)に、1,8−オクタン二酸3.6g(20ミ
リモル)を両末端にカルボキシル基を有する水添型ポリ
ブタジエン50.4g(14ミリモル)に、さらに、水
素化ナトリウム1.2gを0.5gに、臭化エチル5.
2g(48ミリモル)を、1−臭化−n−ヘキサデカン
6.1g(19ミリモル)に代えた以外は、全く同様な
方法でアミド結合の水素の一部がn−ヘキサデシル基に
よって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重合体よ
りなる樹脂を得た。なお、上記の場合、中間体として生
成するポリアミドの固有粘度は0.53dl/gであっ
た。上記のようにして合成された樹脂の固有粘度は0.
43dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収ス
ペクトルを測定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応
する1659cm−1、末端メチル基に対応する279
9cm−1、−CH2 −に対応する2986cm−1
、−C−C−Hに対応する1304cm−1に吸収が認
められ、目的の化合物であることが確認された。また、
この樹脂の元素分析の結果、H:11.7%、C:82
.3%、O:4.0%、N:2.1%で、これによりn
−ヘキサデシル基の付加率は約65%であることが分か
った。
150ミリモル)を3,3′−ジアミノベンゾフェノン
31.8g(150ミリモル)に、イソフタル酸21.
6g(130ミリモル)をフタル酸22.6g(136
ミリモル)に、1,8−オクタン二酸3.6g(20ミ
リモル)を両末端にカルボキシル基を有する水添型ポリ
ブタジエン50.4g(14ミリモル)に、さらに、水
素化ナトリウム1.2gを0.5gに、臭化エチル5.
2g(48ミリモル)を、1−臭化−n−ヘキサデカン
6.1g(19ミリモル)に代えた以外は、全く同様な
方法でアミド結合の水素の一部がn−ヘキサデシル基に
よって置換されたアラミド−脂肪族ブロック共重合体よ
りなる樹脂を得た。なお、上記の場合、中間体として生
成するポリアミドの固有粘度は0.53dl/gであっ
た。上記のようにして合成された樹脂の固有粘度は0.
43dl/gであった。更に、この樹脂の赤外線吸収ス
ペクトルを測定し、−NHC(=O)−のC=Oに対応
する1659cm−1、末端メチル基に対応する279
9cm−1、−CH2 −に対応する2986cm−1
、−C−C−Hに対応する1304cm−1に吸収が認
められ、目的の化合物であることが確認された。また、
この樹脂の元素分析の結果、H:11.7%、C:82
.3%、O:4.0%、N:2.1%で、これによりn
−ヘキサデシル基の付加率は約65%であることが分か
った。
【0031】
【発明の効果】本発明のアミド結合の窒素原子にアルキ
ル基を有するポリアミド−脂肪族ブロック共重合体は、
耐熱性、強靱性等の特性を損なわずに、溶媒溶解性や、
他樹脂との相溶性を向上させるアルキル基を含有するの
で、加工性が優れるばかりでなく、吸湿性や誘電率も低
くなり、他樹脂と相溶させ易く、広範囲に応用が期待で
きる有用性の高い耐熱性エラストマーである。
ル基を有するポリアミド−脂肪族ブロック共重合体は、
耐熱性、強靱性等の特性を損なわずに、溶媒溶解性や、
他樹脂との相溶性を向上させるアルキル基を含有するの
で、加工性が優れるばかりでなく、吸湿性や誘電率も低
くなり、他樹脂と相溶させ易く、広範囲に応用が期待で
きる有用性の高い耐熱性エラストマーである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で示されるブロック
単位と、下記一般式(II) で示されるブロック単位
とがアミド結合によりそれぞれ2〜20個の範囲で結合
してなり、固有粘度が0.1〜3.0dl/gであるこ
とを特徴とするポリアミド−脂肪族ブロック共重合体。 (式中、Ar1 及びAr2 は、それぞれ、炭素数4
以下の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換れても
よいベンゼン環を含む二価の芳香族基を表わし、R1
は分子量100〜5000の直鎖または分枝鎖状脂肪族
炭化水素基を表わし、R2 は、水素原子または炭素数
1〜22の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を表わす
。ただし、該ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体に含
有される全R2 の30%以上が炭素数1〜22の直鎖
または分枝鎖状低級アルキル基であり、mは2〜20の
整数を意味する。) - 【請求項2】 下記一般式(III) で示される芳
香族ジアミンと、 H2 N−Ar1 −NH2
(III)(式中、Ar1 は炭素数4以下の直
鎖または分枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベ
ンゼン環を含む二価の芳香族基を表わす。)下記一般式
(VI)で示される芳香族ジカルボン酸とを縮重合させ
、 HOOC−Ar2 −COOH (
IV)(式中、Ar2 は炭素数4以下の直鎖または分
枝鎖状低級アルキル基で置換されてもよいベンゼン環を
含む二価の芳香族基を表わす。)得られた下記一般式(
V)で示される芳香族ポリアミドと、 (式中、Ar1 及びAr2 は、上記したと同意義を
有し、mは2〜20の整数を意味する。)下記一般式(
VI)で示される両末端にカルボキシル基を有する脂肪
族炭化水素とを縮重合して、 HOOC−R1 −COOH
(VI)(式中、R1 は分子量100〜5000
の直鎖または分枝鎖状脂肪族炭化水素基を表わす。)下
記一般式(I′)で示されるブロック単位と、下記一般
式(II) で示されるブロック単位とがアミド結合に
よりそれぞれ2〜20個の範囲で結合してなるポリアミ
ド−脂肪族ブロック共重合体を製造し、 (式中、Ar1 、Ar2 、R1 およびmは、それ
ぞれ上記と同意義を有する。)次いで、該ポリアミド−
脂肪族ブロック共重合体のアミド基を、炭素数1〜22
の直鎖または分枝鎖状低級アルキル基を有するアルキル
化剤でアルキル化することを特徴とする請求項1に記載
のポリアミド−脂肪族ブロック共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2505591A JPH04252224A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2505591A JPH04252224A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252224A true JPH04252224A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=12155240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2505591A Withdrawn JPH04252224A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04252224A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012046591A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Teijin Ltd | 構造制御されたポリアミドおよびその製造方法 |
| CN110483765A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 中仑塑业(福建)有限公司 | 一种聚酰胺树脂及其制备方法和用途 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP2505591A patent/JPH04252224A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012046591A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Teijin Ltd | 構造制御されたポリアミドおよびその製造方法 |
| CN110483765A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 中仑塑业(福建)有限公司 | 一种聚酰胺树脂及其制备方法和用途 |
| CN110483765B (zh) * | 2019-09-12 | 2021-12-21 | 中仑塑业(福建)有限公司 | 一种聚酰胺树脂及其制备方法和用途 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9938376B2 (en) | Process for preparing a furan-based polyamide, a furan-based oligomer and compositions and articles comprising the furan-based polyamide | |
| JPH04252224A (ja) | 新規ポリアミド−脂肪族ブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JPH0347836A (ja) | ブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JP2534220B2 (ja) | 新規な高融点結晶性ポリアミド | |
| JP2511353B2 (ja) | フェノ―ル性水酸基を含有するトリブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JP3053940B2 (ja) | 芳香族ポリアミド−ポリシロキサン系共重合体およびその製造方法 | |
| JP3109993B2 (ja) | ブロック共重合体及びその製造方法 | |
| JPH05274914A (ja) | 絶縁材料 | |
| JPH02245032A (ja) | ブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JPH0753798B2 (ja) | ポリアミド及びその組成物 | |
| US5349018A (en) | Polyamide-hydrogenated polybutadiene-acrylonitrile copolymers | |
| JP3022606B2 (ja) | ポリアミド−水素添加型アクリロニトリル変性ポリブタジエン系共重合体およびその製造方法 | |
| JP3022605B2 (ja) | ポリアミド−水素添加型アクリロニトリル変性ポリブタジエン系ブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JPH0343418A (ja) | ポリシロキサン―ポリアミド系ブロック共重合体 | |
| JPH04220427A (ja) | ポリアミド樹脂 | |
| JPS61293224A (ja) | ポリシロキサン−ポリアミド系マルチブロツク共重合体及びその製造方法 | |
| Kandile et al. | New polyamides and polyesteramides incorporated with bis (carboxy‐substituted) hydrazines: Synthesis and characterization | |
| JPH04253728A (ja) | フェノール性水酸基を含有するブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JPH03273026A (ja) | ポリアミド―水素添加型ポリブタジエン系ブロック共重合体及びその製造方法 | |
| JPH03234722A (ja) | ブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JP2548642B2 (ja) | フェノール性水酸基含有ポリアミド−ポリオキシエチレンブロック共重合体およびその製造方法 | |
| JPH0725878B2 (ja) | ポリアミド | |
| JPH04252225A (ja) | フッ素含有アラミドブロック共重合体およびその製造方法 | |
| SU619492A1 (ru) | Способ получени карборансодержащих полиамидов | |
| JPH05287078A (ja) | ブロック共重合体及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |