JPH0425418B2 - - Google Patents

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JPH0425418B2
JPH0425418B2 JP59142847A JP14284784A JPH0425418B2 JP H0425418 B2 JPH0425418 B2 JP H0425418B2 JP 59142847 A JP59142847 A JP 59142847A JP 14284784 A JP14284784 A JP 14284784A JP H0425418 B2 JPH0425418 B2 JP H0425418B2
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JP
Japan
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thruster
lever
regulator
floating lever
governor
Prior art date
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Application number
JP59142847A
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English (en)
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JPS6123835A (ja
Inventor
Hiroaki Tsukahara
Hiroyuki Taniguchi
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP14284784A priority Critical patent/JPS6123835A/ja
Publication of JPS6123835A publication Critical patent/JPS6123835A/ja
Publication of JPH0425418B2 publication Critical patent/JPH0425418B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D1/00Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
    • F02D1/02Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
    • F02D1/08Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance
    • F02D1/10Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance mechanical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの回転数に応じてその傾動
角度が変化するがガバナウエイトと該ガバナウエ
イトの傾動変位力を受けて軸方向に摺動変位せし
められるスラスタとを有する遠心重錘装置の前記
スラスタと、軸方向に進退変位せしめられること
によつて燃料噴射装置の燃料噴射量を増減制御す
る調量操作杆とを、レギユレータレバー軸により
回動操作されるレギユレータレバーにその中間部
を連結せしめたフローチングレバーにより相互に
連係させ、前記遠心重錘装置のスラスタの変位を
前記フローチングレバーを介して調量操作杆に伝
達するようにし、もつてエンジンの最高回転数と
最低回転数とを制御するようにしたいわゆるミニ
マム・マキシムスピードガバナに関するものであ
る。
(従来技術) この種のミニマム・マキシムスピードガバナに
おいては、通常、フローチングレバーのレバー比
を可変とし、高速運転時にはレバー比を大きくし
て制御感度を良好ならしめることにより調速性能
の向上(特に、整定速度変動率の改善)を図り、
また低速運転時にはレバー比を小さくして調量操
作杆に対する作動力を増加させ、ハンチングを可
及的に抑制して低速安定性の向上を図るようにし
ている。
尚、このようなミニマム・マキシムスピードガ
バナに関する公知文献としては、例えば、山海堂
発行(昭和55年版)大久保義雄著「燃料噴射装置
入門」(202頁ないし210頁参照)がある。この公
知例のものは、フローチングレバーの両端を調量
操作杆と遠心重錘装置のスラスタにそれぞれピン
結合し、該フローチングレバーの中間部を該フロ
ーチングレバーの軸方向に沿つて摺動変位するス
ライド部材を介してレギユレータレバーに連結
し、該フローチングレバーとレギユレータレバー
との相対的な連結位置を変化させることによつて
該フローチングレバーのレバー比を可変とする構
成であるため、該フローチングレバーの回動中心
に位置するスライド部材の摩擦損耗により該フロ
ーチングレバーの作動特性が大きく変化し易くし
かも構造も複雑であつた。
さらに、非回転のフローチングレバーと常時そ
の軸周りに回転するスラスタとを比較的高価なベ
アリングボルトを介して連結するようにしている
ため、コストが高いという問題もあつた。
(発明の目的) 本発明は、上記従来技術の項で指摘した問題点
を解決又は改善しようとしてなされたもので、簡
易且つ安価な構成によりフローチングレバーの作
動特性即ち、調速特性を長期に亘つて良好に維持
し得るような内燃機関用ガバナを提供することを
目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明は上記の目的を達成する手段として、エ
ンジンの回転数に応じてその傾動角度が変化する
ガバナウエイトと該ガバナウエイトの傾動変位力
を受けて軸方向に摺動変位せしめられるスラスタ
とを有する遠心重錘装置の前記スラスタと、軸方
向に進退変位せしめられることによつて燃料噴射
装置の燃料噴射量を増減制御する調量操作杆と
を、レギユレータレバー軸により回動操作される
レギユレータレバーにその中間部を連結せしめた
フローチングレバーにより相互に連係させ、前記
遠心重錘装置のスラスタの変位を前記フローチン
グレバーを介して調量操作杆に伝達するようにし
た内燃機関用ガバナにおいて、前記スラスタの変
位方向と前記調量操作杆の変位方向とをほぼ平行
とする一方、前記フローチングレバーと前記レギ
ユレータレバーとを連結ピンによつて相対回転可
能に支承せしめるとともに、該フローチングレバ
ーはその一端を前記スラスタとこれに対向するよ
うに配置されたアイドルスプリングとの間に挟ま
れた状態で且つ該スラスタに対して該フローチン
グレバーの軸方向に摺動可能に取り付けられたス
ライダーと該スラスタを相対回転自在に衝合支持
するスラスト軸受部材とを介して該スラスタの変
位方向に略直交する方向に摺動可能に係合せし
め、またその他端を前記調量操作杆に対してその
変位方向に略直交する方向に摺動可能に係合せし
めており、さらに前記レギユレータレバーを前記
レギユレータ軸の回動操作によつて前記フローチ
ングレバーをその軸方向へ移動せしめ得る如く構
成したことを特徴としている。
(作用) 本発明では上記手段により次のような作用が得
られる。
(1) フローチングレバーとレギユレータレバーと
を摺動構造ではなくて相対回動可能なピン結合
としていることから、該フローチングレバーの
回動中心部分の摩擦損耗が可及的に抑制され
る。
(2) フローチングレバーの両端がそれぞれ調量操
作杆とスラスタに対してその軸方向に略直行す
る方向に摺動可能に係合せしめられているとと
もに、該スラスタ側においては該フローチング
レバーの他端は該スラスタとアイドルスプリン
グとによつて挟まれた状態でしかもスライダー
を介して係合されていることから、レギユレー
タレバーによつてフローチングレバーをその軸
方向へ移動させる場合、該フローチングレバー
の両端はそれぞれ調量操作杆とスラスタに対し
てその軸方向に直行する方向に変位し、該フロ
ーチングレバーの他端側がスラスタとアイドル
スプリングとによつて挟まれているにもかかわ
らずこれに影響されることなくスムーズな変位
が実現され、その結果、上記スライダーの摺動
作用とも相まつてフローチングレバーの上記調
量操作杆とスラスタに対するレバー比の変更調
整が可及的に容易ならしめられる。
(3) スライダーの摺動作用によつてフローチング
レバーの移動力がスラスタに対してこじり力と
して作用するのが未然に防止されそれだけ該ス
ラスタの作動特性が良好に維持される。
(4) フローチングレバーの他端がスラスタとアイ
ドルスプリングとによつて挟まれていることか
ら、該フローチングレバーは該他端側において
その揺動が適当に規制された状態とされ、該フ
ローチングレバーのレバー比の変更操作時にお
けるガタツキがなく、運転状態の安定維持が促
進される。
(5) スラスタとフローチングレバーとの係合部に
スラスト軸受部材が介在せしめられていること
から、該スラスタの回転力がフローチングレバ
ー側に伝達されるのが防止される、 (実施例) 以下、第1図ないし第4図を参照して本発明の
好適な実施例を説明する。
第1図ないし第3図には本発明実施例に係るガ
バナが示されており、図中符号1はガバナケー
ス、2はエンジンの回転数に応じてその傾動角度
が変化するガバナウエイト11,11と該ガバナ
ウエイト11,11の傾動力によつて軸方向(矢
印A−B方向)に進退変位せしめられるスラスタ
12とを備えた遠心重錘装置、3は矢印E−F方
向に進退変位せしめられることによつてポンプ機
能とノズル機能とを兼備したユニツトインジエク
タ5(特許請求の範囲に記載された燃料噴射装置
に該当する)の制御レバー5aを矢印G−H方向
に回動させて燃料噴射量を調整する如く作用する
調量操作杆であり、該調量操作杆3と前記遠心重
錘装置2のスラスタ12とは後述する連係機構P
によつて相互に連係せしめられている。尚、ユニ
ツトインジエクタ5の噴射量は、調量操作杆3が
矢印F方向に移動して制御レバー5aを矢印H方
向に回動せしめた時に増量されるようになつてい
る。
連係機構Pは、前記遠心重錘装置2と該調量操
作杆3の中間位置においてしかも該遠心重錘装置
2と該調量操作杆3の軸方向に直交する方向に向
けて配置されたレギユレータレバー軸6の適所に
軸着されたレギユレータレバー22と、該レギユ
レータレバー22の先端22aに対して連結ピン
24によりその軸方向中間部21cが相対回動自
在に軸支されたフローチングレバー21とで構成
されている。
レギユレータレバー22は、レギユレータレバ
ー軸6の回動操作によつて最高速位置(第1図に
おいて実線図示する位置)とアイドル位置(第1
図において鎖線図示する位置、符号22′)の2
位置間において回動せしめられる。又、このレギ
ユレータレバー22をアイドル位置から矢印C方
向に回動させて最高速位置に位置決めする場合、
連結ピン24が遠心重錘装置2側に向かつて寸法
lだけ横方向に、また該遠心重錘装置2のスラス
タ12の突出方向に向かつて寸法sだけ縦方向に
それぞれ移動するように設定されている。
フローチングレバー21は、その一端21aを
フオーク状に形成してラツク係合部26とし、ま
た他端21bを平板状に形成してスラスタ係合部
27としている(第4図参照)。このフローチン
グレバー21のラツク係合部26とスラスタ係合
部27のうち、ラツク係合部26は前記調量操作
杆3に突設した係合突子38に摺動係合され、ま
たスラスタ係合部27は前記遠心重錘装置2のス
ラスタ12に対して該スラスタ12の軸方向に摺
動変位自在に当接係合せしめられる。
即ち、第4図に示す如くフローチングレバー2
1のスラスタ係合部27には、該スラスタ係合部
27をその幅方向両側から挟む如く四隅にそれぞ
れ舌状のガイド用突片33,33…を形成したサ
ドル状のスライダー18が、該フローチングレバ
ー21に対してその軸方向に相対摺動自在に嵌装
着座せしめられている。尚、この際、スライダー
18に形成した貫通穴34とスラスタ係合部27
に形成した長穴28とは上下方向において相互に
重合連通せしめられている。
一方、前記スラスタ12は、ガバナウエイト1
1,11と一体的に回転するガイド軸17に対し
て摺動自在に外嵌されたガイド筒部14と該ガイ
ド筒部14と同軸状に連続する軸部13とを一体
的に形成いて構成されており、該軸部13部分に
スラスト玉軸受(特許請求の範囲でいうところの
スラスト軸受部材に該当する)16を介してリン
グ状のシフター15を装着している。
このスラスタ12は、シフター15をスライダ
ー18の上面18aに形成した当接部31に当接
させた状態で該スライダー18に取付けられてい
る。この際、シフター15より下方に突出するス
ラスタ12の軸部13は、第1図及び第3図に示
す如くスライダー18の貫通穴34及びスラスタ
係合部27の長穴28を通して該スラスタ係合部
27の下面側に突出せしめられている。
従つて、フローチングレバー21とスラスタ1
2とを該フローチングレバー21の軸方向に相対
変位させる場合にはスライダー18が該フローチ
ングレバー21のスラスタ係合部27上を摺動
し、これによりスラスタ12が回転しているにも
かかわらず該スラスタ12とフローチングレバー
21とをスムーズに相対変位させることが可能と
なる。
さらに、常時高速回転しているスラスタ12と
静止状態のスライダー18との間にスラスト軸受
部材16を介してシフター15が介在せしめられ
ているため、該スラスタ12が常時回転している
にもかかわらずスライダー18側には該スラスタ
12によるスラスト力のみしか伝達されない。従
つて、スライダー18とシフター15との間に回
転方向に摩擦力が作用してその当接部が摩耗する
とか、スライダー18に負荷された回転トルクに
よつて該スライダー18とフローチングレバー2
1間のスムーズな相対摺動が阻害されるというよ
うなことが皆無である。
上述の如くしてレギユレータレバー22に軸支
されたフローチングレバー21の両端を調量操作
杆3及び遠心重錘装置2のスラスト12にそれぞ
れ該スラスタ12の軸方向に相対変位自在に係合
せしめると、該スラスタ12の変位力を調量操作
杆3に伝達する場合におけるフローチングレバー
21のレバー比がレギユレータレバー22をアイ
ドル位置に設定した場合と最高速位置に設定した
場合とで変化することになる。
即ち、第1図に示す如くレギユレータレバー2
2がアイドル位置に位置決めされた状態において
は調量操作杆3側のレバー長さとスラスタ12側
のレバー長さとの比がa/b)であつたものがレ
ギユレータレバー22が最高速位置に位置決めさ
れるとレバー比(a′/b′)に変化する(レバー比
の変更機能)。
一方、このフローチングレバー21の作動(換
言すれば、遠心重錘装置2のスラスタ12の変
位)は、後述する高速制御用スプリング機構8と
低速制御用スプリング機構9の2つのスプリング
機構)によつて規制されている。
高速制御用スプリング機構8は、第1図及び第
2図に示す如く第1スプリングケース47内に嵌
装された第1ガバナスプリング45と第2スプリ
ングケース48内に嵌装された第2ガバナスプリ
ング46との一対のスプリングで構成されてい
る。この2つのスプリングのうち、第1ガバナス
プリング45は後述する如くレギユレータレバー
22をアイドル位置から最高速位置に切換えた場
合にフローチングレバー21のスラスタ係合部2
7の変位を規制する程度の小さなバネ力を有し、
これに対して第2ガバナスプリング46は、エン
ジンの最高回転数を規制するものであつて、後述
する如くエンジンの回転数が最高回転数をこえた
場合におけるスラスタ12のスラスト力によつて
のみ縮小せしめられるような大きなバネ力を有し
ている。
さらに、この高速制御用スプリング機構8の第
1スプリングケース47と前記遠心重錘装置2の
スラスタ12の間には、ガバナレバー軸7によつ
て回動自在に支持された略「L」字状のカバナー
レバー51が配置されている。このガバナーレバ
ー51の一端51aに設けた第1係合ボール53
はスラスタ12の先端12a(即ち、軸部13の
先端)に、また他端51bに設けた第2係合ボー
ル54は前記第1スプリングケース47にそれぞ
れ当接可能に対向配置されており、該スラスタ1
2のスラスト力はこのガバナーレバー51を介し
て高速制御用スプリング機構8の第1ガバナスプ
リング45あるいは第2ガバナスプリング46に
伝達される。
尚、このガバナーレバー51の一対の係合ボー
ル53,54間の間隔は、前記遠心重錘装置2の
ガバナウエイト11の傾動角が最小であり(即
ち、エンジンが停止している状態)、且つ第1ガ
バナスプリング45と第2ガバナスプリング46
がともに全伸状態にある場合において、該ガバナ
ーレバー51の重量による回転モーメントにより
その第2係合ボール54を第1スプリングケース
47に当接させたとき第1係合ボール53と前記
スラスタ12の先端12aの間に適宜大きさの〓
間が形成されるような寸法に設定されている。こ
の〓間が後述するアイドルスプリング41の作動
範囲(即ち、アイドル制御領域)となる。
低速制御用スプリング機構9は、第1図及び第
4図に示す如く前記フローチングレバー21のス
ラスタ係合部27の下面側に対向する如く配置さ
れアイドルスプリング41を有しており、該フロ
ーチングレバー21のスラスタ係合部27は係合
子42を介してこのアイドルスプリング41のバ
ネ力により常時前記スラスタ12を矢印B方向に
押し込む方向に付勢されている。
一方、前記調量操作杆3の側方には、ストツプ
レバー66を備え且つリターンスプリング49に
よつて常時矢印K方向に回動する如く付勢された
ストツプレバー軸65が前記ガバナケース1を内
外方向に貫通して回動自在に取付けられており、
該ストツプレバー66を矢印J方向に回動させる
ことにより、該ストツプレバー66が前記調量操
作杆3に突設したストツプピン67と係合して該
調量操作杆3が前記調量ラツク付勢スプリング7
1のバネ力に強制的に矢印E方向に移動せしめら
れ、前記ユニツトインジエクタ5が無噴射位置に
位置決めされ、エンジンの運転が停止せしめられ
る。
続いて、このガバナの作動を簡単に説明する。
先ず、エンジン始動時には、レギユレータレバ
ー22を最高速位置(第1図、実線図示位置)に
位置決めする。この時にはまだ遠心重錘装置2の
ガバナウエイト11は開いていない(換言すれ
ば、スラスタ12にスラスト力が作用していな
い)ため、フローチングレバー21のスラスタ係
合部27はアイドルスプリング41のバネ力にス
ラスタ12側に押しつけられる。従つて、該フロ
ーチングレバー21は、第1図において鎖線図示
(符号21″)する如く連結ピン24を中心として
矢印D方向に大きく傾き、調量操作杆3を矢印F
方向に移動せしめて最大噴射量位置に位置決めす
る。この状態でスタータ装置(図示省略)を作動
させることにより、エンジンは容易に始動せしめ
られる。
エンジンが始動するとレギユレータレバー22
を再び最高速位置からアイドル位置(第1図、鎖
線図示符号22′)に切換える。レギユレータレ
バー22がアイドル位置に設定されると、連結ピ
ン24の位置が縦方向に寸法sだけ移動するた
め、レギユレータレバー22は第1図において鎖
線図示(符号22′)する如く該連結ピン24を
中心として矢印C方向に回動し、調量操作杆3を
燃料減少方向(矢印E方向)に移動させる。この
アイドル運転時の燃料制御は遠心重錘装置2のス
ラスタ12のスラスト力と低速制御用スプリング
機構9のアイドルスプリング41のバネ力と釣り
合いによつて制御される。尚、この際、スラスタ
12と前記高速制御用スプリング機構8の第1ス
プリングケース47とは非接触とされている(即
ち、アイドルスプリング41のバネ力のみによつ
てアイド制御が行なわれている)。
次に、レギユレータレバー22をアイドル位置
から最高速位置側に回動させて負荷運転を行な
う。この場合、レギユレータレバー22の回動初
期においては、フローチングレバー21のスラス
タ係合部27の変位がスラスタ12とアイドルス
プリング41によつて規制されているため、該レ
ギユレータレバー22の回動操作に伴つて該フロ
ーチングレバー21は調量操作杆3を燃料増量側
に移動させる如く作動し、エンジンの回転数を上
昇せしめる。
ところが、スラスタ12の作動を規制する高速
制御用スプリング機構8の第1ガバナスプリング
45は、エンジン64の回転数がアイドル回転数
を少しこえた時点において該スラスタ12に作用
するスラスト力により全縮位置まで押し込まれる
(第3図、図示状態)。従つて、スラスタ12はそ
れ以後はエンジン回転数が最高回転数に達するま
でそのままの位置で位置保持される。このため、
この状態においては遠心重錘装置2による調量作
用は行なわれず、レギユレータレバー22の回動
操作のみによつて調量作用が行なわれる(中・低
速制御)。
一方、エンジン回転数が最高回転数をこえて大
きくなると、スラスタ12に作用するスラスト力
が第2ガバナスプリング46のバネ力に打ち勝つ
て該第2ガバナスプリング46が押し縮められる
ため、フローチングレバー21は、レギユレータ
レバー22のレバー位置の如何にかかわらずスラ
スタ12によつて矢印C方向に回動せしめられ、
調量操作杆3を燃料減少方向(矢印E方向)に回
動させてその回転数を最高回転数まで低下せしめ
る如く作用する(最高速制御)。
さらに、フローチングレバー21のレバー比
(即ち、連結ピン24より調量操作杆3側のレバ
ー長さと連結ピン24よりスラスタ12側のレバ
ー長さとの比)が低速域においては小さく、高速
域になるに従つて大きくなるように構成されてい
るため、特に遠心重錘装置2のスラスト力が小さ
い低速域においては、調量操作杆3に対する作動
力が増加せしめられるため、エンジンの低速安定
性が向上するとともに、回転変動が発生した場合
にもこれが調量操作杆3の作動に大きく作用しな
いためダンパスプリングを設けなくてもハンチン
グを効果的に防止することができる。一方、高速
域においては制御感度が敏感となるため、整定速
度変動率が改善され調速性能が向上せしめられる
ことになる。
(発明の効果) 本発明の内燃機関用ガバナは、上記の説明から
も明らかな如く、 (1) フローチングレバーのレバー比がエンジンの
低速運転域においては小さく高速運転域におい
ては大きくなるようにエンジンの回転数に応じ
て自動的に設定されるように構成しているた
め、低速運転域においては低速安定性が向上せ
しめられ、また高速運転域においては制御感度
が向上せしめられるなど、エンジンの全運転域
を通して調速作用が良好に維持せしめられる、 (2) フローチングレバーの両端がそれぞれ調量操
作杆とスラスタに対してその軸方向に略直行す
る方向に摺動可能に係合せしめられているとと
もに、該スラスタ側においては該フローチング
レバーの他端は該スラスタとアイドルスプリン
グとによつて挟まれた状態でしかもスライダー
を介して係合されていることから、該フローチ
ングレバーの他端側がスラスタとアイドルスプ
リングとによつて挟まれていてもいるにもかか
わらずこれに影響されることなくスムーズな変
位が実現され、その結果、スライダーの摺動に
よるスラスタのこじり力防止作用とも相まつて
フローチングレバーの上記調量操作杆とスラス
タに対するレバー比の変更調整が可及的に容易
ならしめられる。
(3) フローチングレバーの他端がスラスタとアイ
ドルスプリングとによつて挟まれていることか
ら、該フローチングレバーは該他端側において
その揺動が適当に規制された状態とされ、該フ
ローチングレバーのレバー比の変更操作時にお
けるガタツキがなく、運転状態の安定維持が促
進される。
(4) フローチングレバーの回動中心がピン支承と
されているため、該フローチングレバーの回動
中心部分をスライド支持構造とした従来の如く
該回動中心部分の摩耗によつて該フローチング
レバーの作動特性延いてはガバナの調速特性が
変化するというようなおそれが少なく、それだ
けガバナの調速作用が長期に亘つて良好に維持
される、 (5) 常時軸周りに回転するスラスタと非回転とさ
れるフローチングレバーのスラスタ係合部と
を、該スラスタ係合部に沿つてその軸方向に摺
動変位するスライダーとスラスタを相対回転自
在に衝合支持するスラスト軸受部材とを介して
係合せしめるようにしているため、該スラスタ
とスラスタ係合部とを該スラスタが軸周りに回
転しているにもかかわらず該スラスタ係合部の
軸方向にスムーズに相対変位させることがで
き、フローチングレバーの作動操作性が向上せ
しめられる、 (6) フローチングレバーとレギユレータレバーを
ピン支承とし且つフローチングレバーのスラス
タ係合部とスラスタとを構造簡単且つ安価なス
ライダーとスラスト軸受部材を介して相対変位
自在に連結するようにしているため、フローチ
ングレバーとレギユレータレバーを構造の複雑
なスライド部材を介してスライド支持しまたフ
ローチングレバーとスラスタとを比較的高価な
ベアリングボルトを介して連結した従来のガバ
ナに比して構造の簡略化と低コスト化を図れ
る、 等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係るガバナの断面図、
第2図は第1図の−縦断面図、第3図は第1
図の−縦断面図、第4図は第1図に示したガ
バナの要部分解斜視図である。 2……遠心重錘装置、3……調量操作杆、5…
…(燃料噴射装置)ユニツトインジエクタ、6…
…レギユレータレバー軸、11……ガバナウエイ
ト、12……スラスタ、16……スラスト軸受部
材(スラスト玉軸受)、18……スライダー、2
1……フローチングレバー、22……レギユレー
タレバー、41……アイドルスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの回転数に応じてその傾動角度が変
    化するガバナウエイト11,11と該ガバナウエ
    イト11,11の傾動変位力を受けて軸方向に摺
    動変位せしめられるスラスタ12とを有する遠心
    重錘装置2の前記スラスタ12と、軸方向に進退
    変位せしめられることによつて燃料噴射装置5の
    燃料噴射量を増減制御する調量操作杆3とを、レ
    ギユレータレバー軸6により回動操作されるレギ
    ユレータレバー22にその中間部を連結せしめた
    フローチングレバー21により相互に連係させ、
    前記遠心重錘装置2のスラスタ12の変位を前記
    フローチングレバー21を介して調量操作杆3に
    伝達するようにした内燃機関用ガバナであつて、
    前記スラスタ12の変位方向と前記調量操作杆3
    の変位方向とをほぼ平行とする一方、前記フロー
    チングレバー21と前記レギユレータレバー22
    とを連結ピン24によつて相対回転可能に支承せ
    しめるとともに、該フローチングレバー21はそ
    の一端21aが前記スラスタ12とこれに対向す
    るように配置されたアイドルスプリング41との
    間に挟まれた状態で且つ該スラスタ12に対して
    該フローチングレバー21の軸方向に摺動可能に
    取り付けられたスライダー18と該スラスタ12
    を相対回転自在に衝合支持するスラスト軸受部材
    16とを介して該スラスタ12の変位方向に略直
    交する方向に摺動可能に係合され、またその他端
    21bが前記調量操作杆3に対してその変位方向
    に略直交する方向に摺動可能に係合せしめられて
    おり、さらに前記レギユレータレバー22は前記
    レギユレータ軸6の回動操作によつて前記フロー
    チングレバー21をその軸方向へ移動せしめ得る
    如く構成されていることを特徴とする内燃機関用
    ガバナ。
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