JPH04254401A - 酸素減圧下におけるミクロン以下粉末の合成 - Google Patents

酸素減圧下におけるミクロン以下粉末の合成

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JPH04254401A
JPH04254401A JP3101732A JP10173291A JPH04254401A JP H04254401 A JPH04254401 A JP H04254401A JP 3101732 A JP3101732 A JP 3101732A JP 10173291 A JP10173291 A JP 10173291A JP H04254401 A JPH04254401 A JP H04254401A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願 下記のものが第四級炭酸アンモニウム溶液を用いる金属
炭酸塩類の沈澱を取り扱っている:1988年2月12
日に出願されたUSSN155,340、1988年6
月3日に出願されたUSSN201,988、1988
年7月15日に出願されたUSSN219,677、1
988年8月26日に出願されたUSSN237,26
8、1989年3月16日に出願されたUSSN324
,482、1989年10月5日に出願されたUSSN
417,603。
【0002】これらは全て本出願と同一の譲渡人に譲渡
されている。
【0003】発明の分野 本発明は、金属酸化物の製造における改良に関するもの
である。
【0004】発明の要旨 (1)不溶性炭酸塩を生成する金属塩(または塩類)の
水溶液を反応させて、それにより炭酸塩沈澱を生成し、
その後に、(b)沈澱を例えば濾過により回収し、(c
)沈澱を水中に再分散させて、第二の非常に希釈なスラ
リーを生成し、(d)該第二スラリーを噴霧乾燥し、(
e)噴霧乾燥された生成物を低温(例えば540℃)で
か焼し、その後に流動酸素からなる雰囲気中で最初は減
圧下(例えば2トル)でYBa2Cu3Ox(ここでx
は約6である)を生成するのに充分なほど高いが生成物
を約1ミクロンの平均粒子寸法を有する粒子に集積させ
るほどは高くない温度(適切には750℃)で最終的に
か焼することを含んでいる段階により、1ミクロンより
小さい平均粒子寸法を有する金属酸化物が製造される。 段階(d)および(e)の生成物は1ミクロンより小さ
い、典型的には平均的には約0.75ミクロンの、平均
粒子寸法を有している。極端な理論的密度。新規なミク
ロン以下物質を用いて製造されたY:Ba:Cu原子比
が1:2:3または1:2:4であるY−Ba−Cu酸
化物は、これと最も似ている先行技術生成物より高い電
流密度(Jc)を与える。本発明のミクロン以下粉末は
、超伝導性薄膜などのセラミックおよび超伝導体の製造
において並びにスクリーン印刷超伝導用途において有用
である。
【0005】ここで使用されている「平均粒子寸法」と
は、粒子容量の半分が上記の寸法以下の寸法を有してお
りそして他の半分がその寸法以上であることを意味する
。「ミクロン以下粒子」とは、粒子寸法がそれの最大寸
法で1ミクロンより小さいことを意味する。
【0006】発明の背景 U.バラチャンドラン(Barachandran)他
(アルゴーン・ナショナル・ラボラトリイ)による論文
であるマテリアルス・レター(Materials L
ett.)、8、454(1989)中の「低酸素圧力
下での相−純粋オルト斜方晶系YBa2Cu3Oxの合
成(Synthesis of Phase−Pure
 OrthorhombicYBa2Cu3Ox Un
der Low Oxygen Pressure)」
は、メタノール中でのY2O3、BaCO3、およびC
uOからなる混合物の粉砕、生成したスラリーの乾燥お
よびスクリーニング、並びに流動O2中における2−2
0mmHg圧力を用いる800℃の温度における4時間
にわたるスクリーニング粉末のか焼を開示している。生
成物を流動O2下で周囲条件下で冷却し、450℃に3
時間保って、生成した粉末の酸素化を促進させる。最適
条件下(2mmHgである2.7×102Pa)では、
粉末は相純粋性であった。粒子寸法は1−4ミクロンで
あった。 O2中で915−980℃で焼結されたペレットは理論
値の90−96%の密度を与えた。
【0007】関連論文中でU.バラチャンドラン他は、
同様な方法によるYBa2Cu4O8の製造を記載して
いる:フィジカ・C(Physica C.)、165
、334(1990)中の「新規方法による80K超伝
導性YBa2Cu4O8の合成(Synthesis 
of 80K Superconducting YB
a2Cu4O8 Via a Novel Route
)」。
【0008】本発明の方法により製造される同様な粉末
は、少なくともバラチャンドランのものと同じ大きさの
密度を与えるが、相当低い温度(典型的には700−7
50℃)で製造される。比較的低い温度においてYBa
2Cu3Oxを得られるという能力は、かなり小さい平
均粒子寸法(すなわちバラチャンドラン生成物に関する
1−4ミクロンと比較してミクロン以下)および本発明
の方法の生成物の相当大きな均質性の両方から生じたも
のであると信じられている。
【0009】図面の記載 全ての図面において、粒子寸法分布はレーザー光拡散に
より測定されている。百分率は容量によるものである。 図表は、得られた生データを基にして、コンピューター
処理されている。
【0010】図1は、実施例1で製造されたY−Ba−
Cu酸化物の粒子寸法分布を示している(本発明)。
【0011】図2(本発明でない)は、再スラリー段階
における炭酸塩:水の比が約1:21でありそして生成
物を空気中で540℃で5時間にわたり再か焼し次にト
レー上で1気圧酸素下で890℃で36時間にわたりか
焼したこと以外は実施例1中と同じ方法により製造され
たY−Ba−Cu酸化物生成物の粒子寸法分布を示して
いる。平均粒子寸法は約3.28ミクロンであった。
【0012】図3(本発明でない)は、再スラリー化に
おいて理論的炭酸塩:水のg:ml比が1:21であっ
たこと以外は実質的に実施例1中に記されている如く再
スラリー化されそして処理された噴霧−乾燥されたY1
Ba2Cu3炭酸塩に関する粒子寸法分布を示している
。 ミクロン以下粒子の量は約15%であった。比表面積は
4.0235m2/cm3であった。平均粒子寸法は約
2.09ミクロンであった。
【0013】図4(本発明でない)は、濾過後に生成物
を再びスラリー化しなかったが、炉で乾燥し、ケーキを
破壊しそしてその段階で粒子寸法分布を測定したこと以
外は実施例1中の如くして製造された生成物に関する分
布を示している。1ミクロンより小さい粒子の量は約2
4%でありそして比表面積は5.34m2/cm3であ
ることが見いだされた。か焼は図2中と同じであった。
【0014】4種の図の実験結果を表1にまとめた。
【0015】
【表1】                          
         表1              
   粒子寸法分布に対するある種の変数の影響   
図    M.P.S.a    希釈度b    表
面積c    分離/乾燥      か焼   1 
    0.74         1:634   
   10.12       S−Dd      
   2トル/O2、               
                         
                   750℃e 
  2     3.28         1:21
        2.64       S−Dd  
       1気圧O2、            
                         
                      890
℃f   3     2.09         1
:21        4.02       S−D
d           (e)   4     3
.45        希釈なし     5.34 
      濾過g          (f) 全てをか焼前に空気中で540℃において5時間にわた
り予備か焼した。
【0016】a.  平均粒子寸法、ミクロン。
【0017】b.  比、理論的炭酸塩:水、g/ml
【0018】c.  m2/cm3。
【0019】d.  S−D=噴霧乾燥された。
【0020】e.  管状炉;全工程に関しては実施例
1を参照のこと。
【0021】f.  トレー上で36時間にわたり1気
圧O2下で890℃でか焼した。
【0022】g.  フィルターケーキを再スラリー化
せずしかも噴霧−乾燥しなかった。
【0023】さらに特に図1を参照すると、棒(右手の
目盛り)は一定粒子寸法の量を示しておりそして曲線(
左手の目盛り)は累積百分率を示している。例えば、「
0.93ミクロン」物質部分は約5%であることがわか
り、そして0.93ミクロン以下の寸法の合計物質は6
1.4%である。1ミクロン以下粒子の合計量は約66
%であることがわかる。
【0024】発明の詳細な記載 一般的工程 炭酸塩の沈澱 炭酸塩を沈澱させるために、炭酸塩−生成用金属または
金属類の1種以上の水溶性塩類を水中に溶解させ、そし
て反応混合物のpHを約7.5−12に保ちながら第四
級炭酸アンモニウムを加える。pHは簡便には第四級水
酸化ナトリウムの添加により保たれている。生成した沈
澱はある種の水酸化物を含有しているかもしれないため
、水酸化物は不純物ではないが、それは沈澱またはその
後の段階を妨害するものではない。この型の沈澱は例え
ば上記で引用されている1988年2月12日に出願さ
れたUSSN155,340中にさらに詳細に記載され
ている。USSN155,340が沈澱剤として炭酸テ
トラエチルアンモニウムを使用していること以外は、下
記の実施例1は炭酸塩沈澱生成に関してUSSN155
,340の実施例1と同様である。同様な沈澱技術は1
989年6月13日のブンカー(Bunker)他の米
国特許番号4,839,339中にも記載されており、
そしてそれは本発明での使用に適する沈澱を与える。
【0025】第四級炭酸アンモニウムの製造第四級水酸
化アンモニウムの水溶液中にCO2を、第四級炭酸塩が
化学量論的に生成しそしてCO2が過剰量で溶解される
まで、泡立たせることにより、第四級炭酸アンモニウム
の溶液が簡便に製造される。好適な第四級水酸化アンモ
ニウムは式:
【0026】
【化1】
【0027】を有しており、ここでR、R′、R″、R
″′は群 i)アルキル、例えば水酸化テトラメチルアンモニウム
、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロ
ピルアンモニウム、水酸化ジメチルジエチルアンモニウ
ム、水酸化シクロプロピルトリメチルアンモニウムなど ii)芳香族、例えば水酸化フェニルトリメチルアンモ
ニウム、水酸化フェニルエチルジメチルアンモニウム、
水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムなどiii)複
素環 iv)および2個の基が環中で結合してそれにより環員
となるもの、例えば水酸化ジメチルピロリジニウム、水
酸化ジメチルピリジニウムなど からの同一または異なる員である。
【0028】金属塩類 本発明の方法は一般的なものであり、そして(a)水溶
性の塩類(硝酸塩類、酢酸塩類など)を与えそして(b
)水−不溶性の炭酸塩類を生成する金属に適用すること
ができる。種々の場合の炭酸塩類は事実上、塩基性の炭
酸塩類、副炭酸塩類などである。それらに差異はなく、
重要なことは水−不溶性であることである。ここで、全
ての炭酸塩類はある程度は水溶性であることを心に留め
るべきである。非常に微溶性であるもの、例えばアルカ
リ土類金属の炭酸塩類に大体匹敵する溶解度を有するも
の、は本発明で使用される。
【0029】(ここで使用されている語では不溶性炭酸
塩類を有する)好適な金属のいくつかは、(1)希土類
、すなわち原子番号57−71を有する元素、(2)ア
ルカリ土類金属類(Be、Mg、Ca、Sr、Ba)、
(3)Cu、Ag、(4)Mn、Fe、Co、Ni、(
5)Zn、Cd、Hg、(6)Pb、Bi、(7)Sc
、Y、(8)Zrである。
【0030】金属塩類の水溶液は、それらの硝酸塩類ま
たは他の水溶性塩類を水中に溶解させることにより、製
造される。金属原子比は意図する最終用途による。典型
的には、ある金属は他の金属に関して1−100の、適
切には1−10の、原子比で存在することができる。し
かしながら、非常に少量のある金属を加えたい時には、
この比はそれに相応して変わるであろう。
【0031】金属塩類(ここで定義されている如きもの
)の好適な水溶液は、それらの硝酸塩類または他の水溶
性塩類を水中に溶解させてあらかじめ決められている原
子比を与えることにより、製造される(例えば超伝導体
を目的とする場合には、イットリウム、バリウム、およ
び銅イオンが溶液中に実質的に1:2:3または1:2
:4の比で存在するように硝酸イットリウム、硝酸バリ
ウムおよび硝酸銅を水中に溶解させることができる)。
【0032】超伝導体の製造における使用においては、
好適にはイットリウム、スカンジウム、および他の希土
類族元素から選択される例えばイットリウムまたはビス
マスの如き少なくとも一種の三価金属(すなわち+3の
原子価)、好適には群Ba、Be、Mg、Ca、および
Srから選択される例えばBaまたはSrの如き少なく
とも一種の二価金属(すなわち+2の原子価)、並びに
好適には群CuおよびAgから選択される例えばCuま
たはNbの如き少なくとも一種の多価原子価(すなわち
1より多い原子価状態)の金属が好適である。
【0033】1:2:3または1:2:4の原子比のY
、Ba、およびCuが好適である。これは1原子のY当
たり約7(またはそれより少し小さい)のか焼された生
成物中の酸素量を与える。
【0034】共−炭酸塩スラリー 第四級炭酸アンモニウムの溶液および金属塩または塩類
の溶液を次にゆっくりと同時に一定速度で撹拌しながら
脱イオン化水のプール(「ヒール」)に加える。このプ
ールは炭酸塩共−沈澱反応用の反応媒体であり、そして
実際に炭酸塩スラリーが得られる。二種の溶液およびヒ
ールは適切にはそれぞれ大体同じ出発容量である。pH
は共−沈澱中に約7.5以上、適切には7.5−12の
間、に保つべきである。例えば、反応物質のpHは第四
級水酸化アンモニウムの滴々添加により約9に保つこと
ができる。沈澱した炭酸塩類は種々の技術を用いてスラ
リーから回収することができる。研究室規模では、簡単
な濾過およびその後の沈澱の空気乾燥が良好な均質性の
ために適している。
【0035】炭酸塩沈澱が完了した時に、生成したスラ
リーは本質的に i)本発明に従う金属炭酸塩類、約0.5−75重量%
、ii)第四級炭酸アンモニウム、約0.1−75重量
%、iii)出発塩類からのアニオン残基、金属炭酸塩
類に化学量論的に等しい量、および iv)残量の水 からなっている。
【0036】このスラリーから回収された濾過された沈
澱は一般的に砕け易くそして容易に崩壊する。
【0037】沈澱の回収 炭酸塩沈澱は濾過などにより回収される。研究室では、
減圧を用いるまたは用いない濾紙による簡単な濾過が適
している。大規模には、種々の市販フィルター、例えば
回転ドラムフィルター、回転ディスクフィルター、移動
ベルトフィルター、リーフフィルターなど、を利用する
ことができる。これらのフィルターは典型的には容易に
洗浄されるケーキを与え、そしてそれは数%の水を含有
していてもよい。この残存水は有害ではなく、そして実
際に次段階でのケーキの再スラリー化を促進させること
もある。濾過の代わりに、遠心法を使用することもでき
る。
【0038】Y−Ba−Cu炭酸塩に関するこの時点で
のフィルターケーキ生成物は当技術において公知である
。それはミクロン以下の平均粒子寸法を有しておりそし
て予備か焼(例えば540℃において)および燃焼(例
えば900℃+において)することができて超伝導体を
生成するが、燃焼された粒子の平均粒子寸法は1ミクロ
ンより大きくなるであろう。平均粒子寸法を1ミクロン
より小さく保つためには、フィルターケーキをケーキの
再スラリー化から出発してここにさらに記載されてる如
く処理しなければならない。
【0039】炭酸塩沈澱の再スラリー化この段階は必須
である。フィルターケーキを再スラリー化するための水
の量が重要である。理論的Y−Ba−Cu炭酸塩のg数
対水のml数の比は、約1:300−1500、そして
好適には約1:500−700、でなければならない。 理論的炭酸塩とは、全ての溶解された金属イオンが炭酸
塩として沈澱したとして得られた生成物を意味している
。物質の一部は上記で説明されているように純粋な炭酸
塩だけとして沈澱するものではないため、これは理論値
である。しかしながら、沈澱の再スラリー化で使用する
水の量を決めるのには理論的炭酸塩の量が非常に役にた
つ。
【0040】理論的炭酸塩は容易に測定される。表2は
、実施例1に関する理論的炭酸塩の測定に関する計算を
示している。同様な計算を、例えばY1Ba2Cu4炭
酸塩類、La1Ba2Cu3炭酸塩類などの如き炭酸塩
沈澱を生成する他の溶液用に使用することもできる。上
記の如く、実施例1中の理論的炭酸塩は11.805g
であり、そして再スラリー化液体に関するg:ml比は
11.804:7,500、すなわち1:635、であ
った。
【0041】
【表2】                          
         表2              
         実施例1中の理論的炭酸塩の計算 
                         
                 モル      
  炭酸塩類                   
        硝酸塩          硝酸塩 
     (分子量炭酸塩×            
                 g     分子
量  (g/分子量)   モル硝酸塩) g   Y
(NO3)3.5H2O        4.56  
 364.92  0.012496       −
  1/2Y2(CO3)3            
 −     178.92   −        
    2.236  Ba(NO3)2      
        6.53   261.38  0.
024983       −  BaCO3    
              −     197.3
3   −            4.930  C
u(NO3)2.21/2H2O   8.73   
232.57  0.037537       − 
 CuCO3                  −
     123.55   −          
  4.638  理論的炭酸塩          
                         
       11.804         再スラリー化された炭酸塩の噴霧−乾燥ベンチ規模噴霧
乾燥器であるイリノイ州ノースブルックのヤマトUSA
インコーポレーテッド製のGF−31付属品付きのヤマ
トモデルGS21を使用した。この装置では、噴霧器は
圧縮窒素を用いて操作されており、そして約140−1
65℃に予備加熱された空気を乾燥室中で使用した。サ
イクロン原理で操作されている集積容器はフードと通気
していた。噴霧乾燥器中の従来の噴霧器の代用品として
、比較的小滴を得るためにそしてその結果として比較的
細かい噴霧−乾燥された粒子を得るために、超音波装置
を使用した。噴霧−乾燥された生成物自体は1ミクロン
より小さい平均粒子寸法を有していると考えられる。
【0042】比較的大規模な操作用には商業的規模の噴
霧乾燥器が推奨される。種々のものを利用できるが、全
てのものは二種の本質的機能すなわち(1)原料が噴霧
されそして(2)噴霧された原料が熱い気体流中で乾燥
されるという機能に基づいている。噴霧器は種々の形態
をとることができる。二種の最も頻繁に見られるものは
、原料を急速撹拌ディスクから微細霧状で放出させる遠
心−輪および圧力−ノズル噴霧器(庭ホースノズル噴霧
器のようなもの)である。工程の目的はもちろん、最大
物質が熱気体室中でそれの滞在時間中に完全に乾燥して
気体流が粒子流と同方向または反対方向となれることで
ある。これらの全考察点は噴霧−乾燥技術の専門家には
公知である。(参照論文、噴霧乾燥(Spray Dr
ying)、ファン・ノストランズ・サイエンティフィ
ック・エンサイクロペディア(Van Nostran
d’s Scientific Encycloped
ia)、6版、2657−2658[1983])。
【0043】金属塩類の噴霧−乾燥水溶液は公知である
。例えば1989年9月5日に発行されたブロック(B
lock)の米国特許番号4,863,521中のY−
Ba−Cuモノカルボキシレート類および1987年9
月11に出願されたスペンサー(Spencer)他の
USSN095,084中のY−Ba−Cu硝酸塩類で
ある。しかしながら、私の知っている限り、ここに記載
されている方法で沈澱され、濾過されそして再スラリー
化された炭酸塩はこれまでには誰も噴霧−乾燥していな
かった。これらの段階を一緒にすると、粒子が1ミクロ
ンより小さい平均粒子寸法を有している炭酸塩粒子房か
らなる小球が得られる。
【0044】予備的か焼(予備−か焼)フィルターケー
キを空気中で約500−600℃の範囲の温度に約3−
10時間にわたり予備−か焼することにより、残存水お
よび第四級アンモニウム化合物が好適に除去される。こ
の温度範囲は、Y2O3、BaCO3、およびCuOの
密な混合物を生成するのに充分な高さである。通常の電
気炉を使用することができる。約540℃での約5時間
にわたる予備−か焼が好適である。
【0045】予備か焼された生成物のO2減圧下でのか
焼 炉は、容易に入手できる「市販の」部品から組み立てら
れた。基本的には、それは酸素原料(O2タンク)用の
入り口、流量調節器、および下降流機械的ポンプへの出
口付きの電気的加熱石英管炉を含んでいる。炉の出口と
ポンプの間には、酸素圧力を監視するための圧力ゲージ
、空気との通気を可能にする弁、可変性の伝導弁、管弁
、他の圧力ゲージ、およびポンプの真下の流トラップ(
分子ふるい)が順番にあった。ポンプ流体は酸素に対し
て不活性でなければならない。「クリトックス」として
市販されている物質を使用した。白金カラーを炉の外側
の中間部周辺に塗装して、充填物上の加熱用部品の直接
照射を停めてあった。加熱しようとする粉末をアルミナ
トート中に置き、そして(1)酸素からなる雰囲気中で
約0.2−20トル、好適には約2トル、において室温
から約650−750℃(好適には約700℃)まで約
5−10時間(好適には約7時間)の期間にわたり加熱
した。次に、(2)加熱を酸素減圧下ですなわち約0.
2−20トル(好適には約2トル)で続けながら温度を
約3−8時間(好適には約5時間)の期間にわたりYB
a2Cu3Ox(ここでxは約6である)を生成するの
に充分であるが生成物を1ミクロン以上の平均粒子寸法
を有する粒子に集積させるほど高くない温度(適切には
750℃)まで上昇させた。(3)炉を約0.2−20
トルの酸素下でこの上部温度(これは好適には約750
℃である)に約2−8時間(好適には約4時間)保ち、
その後、(4)それを酸素中で大気圧において自然に約
300−400℃(好適には約350℃)まで約5−1
5時間(好適には約6時間)の期間にわたり冷却し、そ
して(5)その後、1気圧の酸素下で自然に室温に冷却
した。このようにして製造された粒子の平均粒子寸法は
1ミクロンより小さく、そしてレーザー光拡散により測
定された生成物の比表面積は少なくとも約10m2/c
m3である。
【0046】下記の実施例は本発明を説明するものであ
り、限定するものではない。
【0047】
【実施例】実施例1−YBa2Cu3酸化物下記のもの
を250mlの脱イオン化水中に溶解させた: 4.56gのY(NO3)3.5H2O6.53gのB
a(NO3)2 8.73gのCu(NO3)2.21/2H2O。
【0048】5mlの濃HNO3を加えて溶解を助けた
【0049】125mlの炭酸テトラメチルアンモニウ
ム(pH=10)を脱イオン化水を用いて250mlに
希釈した。
【0050】硝酸塩溶液および炭酸テトラメチルアンモ
ニウム溶液を30分間にわたり250mlの脱イオン化
水のヒールにゆっくり加えた。純粋な水酸化テトラメチ
ルアンモニウムの添加(30mlを要した)により、反
応混合物のpHを約9に保った。スラリーを約30分間
熟成し、次に2枚のNo.5ホワットマン濾紙を用いて
濾過した。フィルターケーキであるY−Ba−Cu共−
炭酸塩は洗浄されなかった。
【0051】半分湿っているフィルターケーキを750
0mlの脱イオン化水中に再びスラリー化させた。新た
なスラリーのpHは8.6であった。乾燥基準でそして
全ての硝酸塩類を炭酸塩類として計算したフィルターケ
ーキの重量は約12.2gであり、そして新たなスラリ
ーを製造するための理論的炭酸塩類対水のg比は約1:
(7500/11.804)、すなわち1:635、で
あった。
【0052】新たなスラリーを上記のヤマト装置中で下
記の如く噴霧乾燥した: 出口温度:60−80℃ 入り口温度:140−165℃ 吸引器設定:7−8立法フィート/分 噴霧乾燥するためのスラリーの合計容量:1.10リッ
トル 要した時間:2時間25分。
【0053】スラリーはロイヤル紫色であり、噴霧乾燥
された粉末は淡青色であった。
【0054】噴霧乾燥された物質を540℃で5時間に
わたり予備か焼した。この予備か焼された物質の一部を
次に上記の酸素炉中で下記の工程を用いて室温から出発
してか焼した: 1.  2トルの酸素下で700℃に7時間、2.  
2トルの酸素下で750℃に5時間、3.  2トルの
酸素下で750℃で4時間保持、4.1気圧の酸素下で
8時間にわたり350℃に冷却、5.  1気圧の酸素
下で室温に自然に冷却。
【0055】1ミクロンより小さい平均粒子寸法を有す
る微細粉末が得られた。完全な粒子寸法分布を表3には
数値で示し、そして図1にはグラフ表示している。
【0056】粉末はX線回折試験により示されている如
く相−純粋性であり、そして少なくとも77°K程度の
高さの温度においては超伝導性であった。粉末から圧縮
されそして液体窒素中に浸漬されたペレットは、小さい
希土類磁石を浮遊させていた。(メイスナー効果)。
【0057】
【表3】                          
         表3              
      実施例1の最終的生成物の粒子寸法分布 
寸法    下記以下  寸法    下記以下  寸
法    下記以下  寸法    下記以下  μm
       の%     μm       の%
     μm       の%     μm  
     の%     0.10      0.1     0.55 
    33.9     2.98     97.
5    16.3     100  0.11  
    0.2     0.61     39.4
     3.32     98.2    18.
1     100  0.12      0.3 
    0.68     45.0     3.6
9     98.7    20.1     10
0  0.14      0.4     0.75
     50.7     4.10     99
.1    22.4     100  0.15 
     0.7     0.83     56.
2     4.56     99.4    24
.9     100  0.17      1.2
     0.93     61.4     5.
07     99.6    27.7     1
00  0.19      1.9     1.0
3     66.4     5.64     9
9.7    30.8     100  0.21
      3.0     1.15     71
.2     6.27     99.8    3
4.2     100  0.23      4.
6     1.28     75.9     6
.97     99.9    38.1     
100  0.26      6.5     1.
42     80.3     7.75     
99.9    42.3     100  0.2
9      8.9     1.58     8
4.4     8.62    100      
47.1     100  0.32     11
.6     1.75     87.9     
9.58    100      52.3    
 100  0.36     14.9     1
.95     90.9    10.7     
100      58.2     100  0.
40     18.9     2.17     
93.2    11.8     100     
 64.7     100  0.44     2
3.5     2.41     95.1    
13.2     100      71.9   
  100  0.49     28.6     
2.68     96.4    14.6    
 100      80.0     100   
 上記の詳細な記載は単に説明のために示されているこ
とおよび本発明の精神から逸脱しない限り多くの改変を
行えることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1(本発明)で製造されたY−
Ba−Cu酸化物生成物の粒子寸法分布を示している。
【図2】図2は、本発明でないY−Ba−Cu酸化物生
成物の粒子寸法分布を示している。
【図3】図3は、本発明でないY1Ba2Cu3炭酸塩
に関する粒子寸法分布を示している。
【図4】図4は、本発明でない生成物に関する分布を示
している。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  本質的に、(a)  1種以上の下記
    (c)群金属の炭酸塩、または(b)  1種以上の下
    記(c)群金属の酸化物からなっており、(c)  該
    金属群が、原子番号57−71を有する元素;Be、M
    g、Ca、Sr、およびBa;CuおよびAg;Mn、
    Fe、Co、およびNi;Zn、Cd、およびHg;P
    bおよびbi;ScおよびY;並びにZrである組成物
    において、(d)  該組成物が1ミクロンより小さい
    平均粒子寸法を有する粒子形であることを特徴とする、
    組成物。
  2. 【請求項2】  本質的に炭酸塩からなる、請求項1の
    組成物。
  3. 【請求項3】  本質的に酸化物からなる、請求項1の
    組成物。
  4. 【請求項4】  炭酸塩がY、Ba、およびCuの共−
    炭酸塩である、請求項2の組成物。
  5. 【請求項5】  Y:Ba:Cu原子比が実質的に1:
    2:3である、請求項4の組成物。
  6. 【請求項6】  Y:Ba:Cu原子比が実質的に1:
    2:4である、請求項4の組成物。
  7. 【請求項7】  酸化物がY、Ba、およびCuの酸化
    物である、請求項3の組成物。
  8. 【請求項8】  Y:Ba:Cu原子比が実質的に1:
    2:3である、請求項7の組成物。
  9. 【請求項9】  Y:Ba:Cu原子比が実質的に1:
    2:4である、請求項7の組成物。
  10. 【請求項10】  金属塩の水溶液を第四級炭酸アンモ
    ニウムと反応させて炭酸塩沈澱を生成しそして該沈澱を
    回収することによる炭酸塩沈澱の製造方法において、沈
    澱を水中に約1:300−1,500の理論的炭酸塩:
    水(g:ml)比で再分散させ、それにより炭酸塩粒子
    のスラリーを生成し、そして該スラリーを噴霧乾燥し、
    それにより1ミクロンより小さい平均粒子寸法分布を有
    する粒子を生成することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】  理論的炭酸塩:水比が約1:500
    −700である、請求項10の方法。
  12. 【請求項12】  噴霧乾燥後に、噴霧乾燥された生成
    物を約500−600℃の温度において約3−10時間
    にわたり予備か焼する、請求項10の方法。
  13. 【請求項13】  噴霧乾燥された生成物を空気中で約
    540℃において約5時間にわたり予備か焼する、請求
    項11の方法。
  14. 【請求項14】  予備か焼後に、下記の工程すなわち
    (1)  約0.2−20トル酸素からなる雰囲気中で
    室温ないし約650−750℃に約5−10時間にわた
    り加熱し、(2)  約0.2−20トル酸素下で加熱
    を続けながら、温度を約3−8時間の期間にわたりYB
    a2Cu3Ox(ここでxは約6である)を生成するの
    に充分な温度(適切には750℃)であるが生成物を1
    ミクロンを越える平均粒子寸法を有する粒子に凝集させ
    ないような温度まで約25−100℃だけ上昇させ、(
    3)  炉を0.2−20トル酸素下で該上昇温度に約
    2−8時間にわたり保持し、(4)炉を酸素中で自然に
    大気圧において約300−400℃に約5−15時間に
    わたり冷却し、そして次に(5)  炉を1気圧の酸素
    下で自然に室温に冷却する工程に従い第二か焼を実施し
    て、それにより生成物を1ミクロンより小さい平均粒子
    寸法を有する酸化物粒子に転化させる、請求項12の方
    法。
  15. 【請求項15】  (1)において、酸素が約2トルで
    あり、温度が約700℃であり、そして期間が約7時間
    であり、(2)において、酸素が約2トルであり、温度
    を約750℃に上昇させ、(3)において、酸素が約2
    トルであり、保持時間が約4時間であり、そして(4)
    において、温度が約8時間にわたり約350℃である、
    請求項14の方法。
  16. 【請求項16】  金属塩または塩類が、原子番号57
    −71を有する元素;並びにBe、Mg、Ca、Sr、
    Ba、Cu、Ag、Mn、Fe、Co、Ni、Zn、C
    d、Hg、Pb、Bi、Sc、Y、およびZrの群から
    選択される、請求項10の方法。
  17. 【請求項17】  塩類がY、Ba、およびCuの塩類
    からなる、請求項16の方法。
  18. 【請求項18】  Y:Ba:Cuの原子比が実質的に
    1:2:3である、請求項17の方法。
  19. 【請求項19】  Y:Ba:Cuの原子比が実質的に
    1:2:4である、請求項17の方法。
  20. 【請求項20】  噴霧乾燥後に、噴霧乾燥された生成
    物を約500−600℃の温度において約3−10時間
    にわたり予備か焼する、請求項16の方法。
  21. 【請求項21】  噴霧乾燥された生成物を空気中で約
    540℃において約5時間にわたり予備か焼する、請求
    項20の方法。
  22. 【請求項22】  (1)  水中で少なくとも1種の
    原子番号57−71を有する元素;並びにBe、Mg、
    Ca、Sr、Ba、Cu、Ag、Mn、Fe、Co、N
    i、Zn、Cd、Hg、Pb、Bi、Sc、Y、および
    Zrの群の金属類の水溶性塩を約7.5−12の範囲の
    pHにおいて第四級炭酸アンモニウムと反応させること
    により、水不溶性炭酸塩を生成し、(2)  該炭酸塩
    を水から分離し、(3)  該炭酸塩を水中に分散させ
    てスラリーを生成し、ここで理論的炭酸塩:水(g/m
    l)比は約1:300−1,500であり、(4)  
    (3)のスラリーを噴霧乾燥して噴霧乾燥された生成物
    を与え、(5)  (4)の生成物を約500−600
    ℃において約3−10時間にわたり予備か焼し、(6)
      (5)の生成物を下記の工程すなわち(a)  約
    0.2−20トル酸素からなる雰囲気中で室温ないし約
    650−750℃に約5−10時間にわたり加熱し、(
    b)  約0.2−20トル酸素下で加熱を続けながら
    、温度を約3−8時間の期間にわたりYBa2Cu3O
    x(ここでxは約6である)を生成するのに充分な温度
    (適切には750℃)であるが生成物を1ミクロンを越
    える平均粒子寸法を有する粒子に凝集させないような温
    度まで約25−100℃だけ上昇させ、(c)  炉を
    0.2−20トル酸素下で該上昇温度に約2−8時間に
    わたり保持し、(d)  炉を酸素中で自然に大気圧に
    おいて約300−400℃に約5−15時間にわたり冷
    却し、そして次に(e)  炉を1気圧の酸素下で自然
    に室温に冷却する工程に従いか焼する、ことからなる方
    法。
  23. 【請求項23】  (1)において、塩類が1:2:3
    または1:2:4のY:Ba:Cu原子比のY、Ba、
    およびCu硝酸塩類の混合物であり、第四級炭酸アンモ
    ニウムが炭酸テトラメチルアンモニウムであり、pHが
    約9であり、そして生成した炭酸塩沈澱がY、Ba、お
    よびCuの共−炭酸塩であり、(3)において、比が約
    1:500−700であり、(5)において、温度が約
    5時間にわたり約540℃であり、(6)(a)におい
    て、酸素が約2トルであり、温度が約700℃であり、
    そして期間が約7時間であり、(6)(b)において、
    酸素が約2トルであり、温度を約750℃に上昇させ、
    (6)(c)において、酸素が約2トルであり、保持時
    間が約4時間であり、そして(6)(d)において、温
    度が約8時間にわたり約350℃である、請求項22の
    方法。
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