JPH04258840A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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Publication number
JPH04258840A
JPH04258840A JP3020841A JP2084191A JPH04258840A JP H04258840 A JPH04258840 A JP H04258840A JP 3020841 A JP3020841 A JP 3020841A JP 2084191 A JP2084191 A JP 2084191A JP H04258840 A JPH04258840 A JP H04258840A
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JP
Japan
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phase
tape
tracking
head
magnetic head
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Pending
Application number
JP3020841A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kishimoto
憲一 岸本
Hiroshi Okamoto
博 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3020841A priority Critical patent/JPH04258840A/ja
Publication of JPH04258840A publication Critical patent/JPH04258840A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(ビデオ・テー
プ・レコーダ)における、コントロール方式のトラッキ
ング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コントロール方式のトラッキング制御を
行なうVTRでは、コントロール信号を記録再生するた
めのコントロール・ヘッドの取り付け位置精度、あるい
はテープの伸び等の要因によりコントロール信号が再生
されるタイミングにずれが生じる。このため、再生時に
トラッキングずれが発生し画質の低下が起きる。
【0003】このトラッキングずれを補正するために、
従来では通常再生時にトラッキング位相をまず基準値に
設定した後、基準値より一定量ずらし、その時の回転磁
気ヘッドの再生信号のエンベロープの大きさを検出する
という一連の動作を繰り返し、エンベロープが最大とな
るトラッキング位相に設定する方法を用いている。
【0004】以下図面を参照しながら、上述した従来の
トラッキング制御装置の一例について説明する。図7は
従来のトラッキング制御装置の構成をVTRのテープ走
行系及び制御系の構成とともに示すものである。図7に
おいて、101は磁気テープ、102、103は回転磁
気ヘッド、104はシリンダー、105はシリンダー用
モータ、106はシリンダーFG、107はシリンダー
PG、108はキャプスタン、109はキャプスタン用
モータ、110はキャプスタンFG、111はコントロ
ール用ヘッド、112はヘッド切り換え信号発生回路、
113はシリンダー制御回路、114は遅延回路、11
5は位相比較器、116はキャプスタン制御回路、11
7は切り換えスイッチ、118は増幅回路、119は検
波器、123は演算器である。
【0005】磁気テープ101はシリンダー104に斜
めに巻き付けられ、キャプスタン108によって駆動さ
れる。シリンダー用モータ105はシリンダー104を
回転させる。キャプスタン用モータ109はキャプスタ
ン108を回転させる。
【0006】まず、シリンダーの回転制御について説明
する。シリンダーFG106はシリンダー用モータの回
転数に比例した周波数のパルスを出力する。また、シリ
ンダーPG107はシリンダー用モータの回転位相に同
期してパルスを出力する。前記パルスはヘッド切り換え
信号発生回路112に入力され、前記パルスに同期した
ヘッド切り換え信号を出力する。前記ヘッド切り換え信
号はシリンダーの回転位相と対応しており、シリンダー
制御回路113に入力される。シリンダー制御回路11
3は、シリンダーFG106の出力するパルスの周波数
を検出し、シリンダー用モータ105が所定の一定速度
で回転するように速度制御すると同時に、内部で発生し
た基準位相信号と前記ヘッド切り換え信号が所定の位相
差になるように位相制御を行なう。
【0007】次に、キャプスタンの回転制御について説
明する。キャプスタン用モータ109に近接して設置さ
れたキャプスタンFG110はキャプスタン用モータの
回転数に比例した周波数のパルスを出力する。コントロ
ール用ヘッド111から出力された再生コントロール信
号は遅延回路114によって遅延された後、位相比較器
115に入力される。位相比較器115は、遅延回路1
14によって遅延された信号とヘッド切り換え信号を位
相比較し、キャプスタン位相誤差信号を出力する。キャ
プスタン制御回路116は、キャプスタンFG110の
出力するパルスの周波数を検出し、キャプスタン用モー
タ109が所定の速度で回転するように速度制御すると
同時に、位相比較器115の出力するキャプスタン位相
誤差信号が所定の位相となるように位相制御する。
【0008】磁気回転ヘッド102、103はシリンダ
ー104に180度の角度差で取り付けられおり、磁気
回転ヘッド102、103の出力信号は切り換えスイッ
チ117によって選択切り換えされる。前記選択切り換
えは、ヘッド切り換え信号発生回路の出力するヘッド切
り換え信号に従って行なわれる。切り換えスイッチ11
7の出力信号は増幅回路118によって増幅された後、
検波回路119によってエンベロープ検波され、演算器
123に入力される。演算器123は、遅延器114に
対して遅延量の指令を与える。
【0009】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下そのトラッキング補正動作を説明す
る。遅延回路114の遅延量には、コントロール信号の
記録のタイミングより決まる基準の遅延量がある。遅延
回路114の遅延量を基準遅延量から変化させることに
より、トラッキング補正を行なうことができる。遅延回
路114の遅延量を変化させた時の検波回路119の出
力信号レベル、すなわち再生信号のエンベロープの大き
さは、例えば図8に示すようになる。この場合、遅延時
間T2 のときエンベロープは最大となるので、この点
がトラッキングの最良点である。
【0010】図8において前述の基準遅延量をT1 と
する。トラッキング補正動作の開始時には遅延回路11
4の遅延量をT1 に設定し、キャプスタン位相制御を
行なう。演算器123は位相引き込み完了後、エンベロ
ープの大きさを検波器119の出力信号レベルから読み
とりメモリに記憶しておく。次に遅延器114の遅延量
を所定の一定量だけ減らしT0 とする。位相誤差が十
分小さくなるまで待ち、この時のエンベロープの大きさ
を読みとる。このレベルをメモリに記憶しておいた前の
レベルと比較し、小さければ今度は逆に遅延器114の
遅延量を所定の一定量だけ増加させT2 とする。同様
に、位相誤差が十分小さくなるまで待ち出力レベルを読
みとった後、前のレベルと比較する。レベルが増加した
場合は、さらに遅延量を増加させT3 に設定する。再
び、位相誤差が十分小さくなるまで待ち検波器119の
出力信号レベルが前のレベルより小さければ、今度は遅
延量を減少させT2 に戻す。位相誤差が十分小さくな
れば、トラッキング補正動作を完了する。
【0011】以上のように、トラッキング位相を所定の
一定量ずつずらし、その時の再生信号のエンベロープの
大きさを読み取り、前のエンベロープの大きさと比較す
るという一連の動作を繰り返し行なうことにより、自動
的にトラッキング位相を最良点に補正することができる
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、トラッキング位相を基準値より一定量ず
つずらし、その時の回転磁気ヘッドの再生信号のエンベ
ロープの大きさを検出し、トラッキング位相をずらす前
のエンベロープの大きさと比較するという一連の動作を
3回以上繰り返さなければならない。しかも、初期トラ
ッキングずれ量、すなわち最初にトラッキング位相を基
準位相に設定した時のトラッキングずれ量が大きいほど
、前述の一連の動作を多く繰り返さなければならない。
【0013】また、再生コントロール信号の周波数は一
般に30Hz程度と低いので、キャプスタン位相系の応
答速度は遅く、トラッキング位相を1回ずらすのに数1
00msec程度の比較的長い時間を要する。そのため
、トラッキング補正動作を完了するには長い時間を必要
とし、しかも初期トラッキングずれ量が大きいほど長い
時間を必要とし、正常な再生状態になるまで時間がかか
るという問題点があった。
【0014】本発明は上記問題点に鑑み、初期トラッキ
ングずれ量に関係なく短時間でトラッキング補正動作を
完了することができるトラッキング制御装置を提供する
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のトラッキング制御装置は、回転磁気ヘッド
の再生信号のエンベロープが最大となる時の回転磁気ヘ
ッドの回転位相を検出するヘッド位相検出手段と、再生
コントロール信号を基準位相として、前記エンベロープ
が最大となる時の磁気テープの位相を検出するテープ位
相検出手段と、前記ヘッド位相検出手段と前記テープ位
相検出手段により検出された各位相からトラッキング誤
差量を演算する演算手段という構成を備えたものである
【0016】
【作用】本発明は上記した構成によって、再生を行なう
前に予め磁気テープを記録時とは異なるテープ速度で走
行させ、この時に前記演算手段によりトラッキング誤差
量を求めると同時にトラッキング位相を補正する。そし
て、再生時にはすでに補正されたトラッキング位相にて
トラッキング制御を行なう。前記トラッキング誤差量は
、前記ヘッド位相と前記テープ位相より記録されたヘリ
カル・トラックと再生コントロール信号の相対関係、す
なわちヘリカル・トラックを基準とした再生コントロー
ル信号の位相ずれ量が求められるので検出することがで
きる。
【0017】一方、前記ヘッド位相及び前記テープ位相
は、検出時のテープ速度を適当に選択することにより短
時間で検出可能である。例えば、シリンダーの回転周波
数及びコントロール信号の記録周波数をともに30Hz
とすると、1/2倍速で走行させた場合、67msec
以内に前記ヘッド位相と前記テープ位相の両方を検出で
きる。さらに、検出時のテープ速度の制御は、応答速度
の遅い位相制御は必要がなく、応答速度の速い速度制御
のみで十分であるので短時間で行なうことが可能である
。このようにしてトラッキング補正動作は短時間に完了
する。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例のトラッキング制御装
置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の第1の実施例におけるトラッキング制御装置の構成
をVTRの走行系及び制御系の構成とともに示すもので
ある。図1において、101は磁気テープ、102、1
03は回転磁気ヘッド、104はシリンダー、105は
シリンダー用モータ、106はシリンダーFG、107
はシリンダーPG、108はキャプスタン、109はキ
ャプスタン用モータ、110はキャプスタンFG、11
1はコントロール用ヘッド、112はヘッド切り換え信
号発生回路、113はシリンダー制御回路、114は遅
延回路、115は位相比較器、116はキャプスタン制
御回路、117は切り換えスイッチ、118は増幅回路
、119は検波器、121はテープ位相検出手段、12
2はヘッド位相検出手段、123は演算手段としての演
算器である。
【0019】なお構成については図7と比較して異なる
部分のみ説明する。ピーク検出器120は検波器119
の出力する再生エンベロープ信号が最大となった時点で
パルスを出力する。前記パルスはテープ位相検出手段1
21とヘッド位相検出手段122へ入力される。テープ
位相検出手段121は、前記パルスとコントロール・ヘ
ッド111の出力する再生コントロール信号を位相比較
し、位相比較信号を演算器123へ出力する。さらに、
ヘッド位相検出手段122は、前記パルスとヘッド切り
換え信号発生回路112の出力するヘッド切り換え信号
を位相比較し、位相比較信号を演算器123へ出力する
。演算器123は、テープ位相検出手段121、ヘッド
位相検出手段122の各出力信号から所定の演算式に従
って、トラッキング誤差量を演算し、この結果に従って
遅延回路114の遅延量を制御する。
【0020】この場合、テープ位相検出手段121の出
力する位相比較信号は再生コントロール信号を基準とし
て再生エンベロープ信号が最大となった時のテープ位相
に相当する。また、ヘッド切り換え信号の位相は回転磁
気ヘッドの回転位相と一致しているので、ヘッド位相検
出手段122の出力する位相比較信号は、再生エンベロ
ープ信号が最大となった時の回転磁気ヘッドの回転位相
に相当する。
【0021】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下図1、図2(a)(b)(c)、図
3(a)(b)(c)(d)、図4(a)(b)を用い
てその動作を説明する。なお、シリンダー制御系、キャ
プスタン制御系、およびトラッキング制御の基本動作に
ついては、図7の説明においてすでに述べたとうりであ
る。
【0022】まず図2(a)(b)(c)はトラッキン
グ誤差量を検出する時のテープ速度の変化を示すもので
ある。同図ではテープが静止している状態からキャプス
タンを起動し、速度制御を行なった場合について示して
いる。記録時の速度を基準とすると、同図(a)は最初
1/2倍速でテープを走行させた後に1倍速になるよう
に制御した場合、同図(b)は最初2倍速でテープを走
行させた後に1倍速になるように制御した場合、同図(
c)は、ただちに1倍速になるように制御した場合であ
る。シリンダーについては、常に基準位相信号に同期し
て一定の速度かつ一定の位相で回転している。
【0023】まず、テープの静止状態から同図(a)の
ように、通常再生を行なう前に1/2倍速の一定速度で
テープを走行させ、トラッキング誤差量を検出する。ト
ラッキング誤差量を検出した後、ただちに通常再生時と
等しい速度(1倍速)にテープ速度を戻す。この時、同
時に演算器123はトラッキング誤差量に相当する時間
だけ遅延器114の遅延量を変化させトラッキング補正
を行なう。ほぼ1倍速になった時、キャプスタンの位相
制御を開始するが、すでに補正されたトラッキング位相
でキャプスタン位相が引き込まれる。このようにしてト
ラッキング補正動作が完了する。
【0024】この場合、テープ速度を0から1/2倍速
にするのに要する時間と1/2倍速から1倍速にするの
に要する時間の和は、0から1倍速にするのに要する時
間とほぼ等しい。従って、本実施例におけるトラッキン
グ補正動作に要する時間は、トラッキング誤差量の検出
に要する時間にほぼ等しい。  次に1/2倍速の走行
時に行なうトラッキング誤差量の検出について具体的に
説明する。まず図3(a)(b)(c)(d)は1/2
倍速の時の回転磁気ヘッド軌跡に対する各信号の関係を
示したものである。図3(a)は記録トラックと回転磁
気ヘッド軌跡を、同図(b)はヘッド切り換え信号を、
同図(c)は再生コントロール信号を、同図(c)は回
転磁気ヘッドの再生出力信号を示している。ヘッド切り
換え信号(b)は回転磁気ヘッドの回転位相と対応して
いる。ここで図3(a)について説明しておく。同図(
a)において、垂直方向はテープの長手方向を示してお
り、水平方向は回転磁気ヘッドの回転方向を示している
。斜めの実線は記録トラックの境界を示しており、一方
、点線で示しているのが回転磁気ヘッドの軌跡である。 垂直方向の実線は回転磁気ヘッドの半回転ごとの区切り
であり、時間の経過とともに回転磁気ヘッド軌跡が連続
するように水平方向に並べている。この場合、記録時と
異なるテープ速度で走行しているので記録トラックに対
して、回転磁気ヘッドは斜めに横切ることになる。 ヘリカル・トラックはアジマス記録なので、記録アジマ
スが互いに逆のトラックが交互に記録されている。従っ
て、再生信号の大きさは回転磁気ヘッドと同一アジマス
の記録トラックに対してオン・トラックしている部分の
面積に比例している。従って、図3(d)のように再生
信号のエンベロープは時刻t1 にて最大となる。ここ
では、1/2倍速なので回転磁気ヘッドが2回転する間
に1回だけエンベロープが最大となる。また、回転磁気
ヘッドの回転周波数とコントロール信号の記録周波数は
等しいとすると、再生コントロール信号は回転磁気ヘッ
ドが2回転する間に1回だけ発生する。従って、トラッ
キング誤差量の検出は回転磁気ヘッドが2回転する間に
完了する。例えば、回転磁気ヘッドの回転周波数を30
Hzとすると、67msec以内にトラッキング誤差量
を検出することができる。
【0025】ピーク検出器120は時刻t1 にてパル
スを出力し、テープ位相検出手段121は(t2 −t
1 )に相当する信号をテープ位相検出信号として演算
器123へ出力する。また、ヘッド位相の基準をヘッド
切り換え信号(b)の立ち上がりエッジに設定すると、
ヘッド位相検出手段122は、(t1 −t0 )に相
当する信号をヘッド位相検出信号として演算器123へ
出力する。 演算器123は再生コントロール信号とエンベロープの
ピーク検出が完了したことを認識し、再生コントロール
信号の位相ずれ量δθcを次の(式1)に従って演算に
より求める。δθc=[(ωc/ωh)θh−θt]−
θc0             (式1)ただし、θ
hは再生信号のエンベロープが最大となる時の回転磁気
ヘッドの回転位相であり、θtは再生コントロール信号
を基準位相とした前記エンベロープが最大となる時の前
記磁気テープの位相である。また、ωhは回転磁気ヘッ
ドの回転角周波数、ωcはコントロール信号の記録角周
波数、θc0 は再生コントロール信号の基準位相であ
り、いずれもVTRの固有の値で定数である。この場合
、ヘッド位相θh、テープ位相θtと時刻t0 、t1
 、t2 の間には次式のような関係がある。 θh=(t1 −t0 )×ωh          
                    (式2)θ
t=(t2 −t1 )×ωc/2         
                 (式3)以上述べ
たようにしてトラッキング誤差量を検出できるが、(式
1)が成り立つ理由を図4(a)(b)を用いてここで
説明する。図4(a)は、記録時および記録時とは異な
る速度で再生した時のテープ位相とヘッド位相の関係を
示すものであり、横軸はテープ位相、縦軸はヘッド位相
である。また、θ0 はテープ位相の基準、θ1 はエ
ンベロープが最大となる時のテープ位相、θ2はコント
ロール信号が記録される時のテープ位相である。同図(
b)は、記録時および記録時とは異なる速度で再生した
時の回転磁気ヘッドの軌跡を示すものである。再生時の
回転磁気ヘッドの軌跡についてはヘッド高さずれがある
場合とない場合について示している。横軸はテープ幅方
向、縦軸はテープ長手方向である。また、φ0 、φ1
 はテープ長手方向に対してそれぞれ記録時及び記録時
と異なる速度で走行している時の回転磁気ヘッドの軌跡
の角度を示している。
【0026】まず、回転磁気ヘッドの高さずれはないも
のとして、図4(a)を用いて説明する。同図(a)に
示すように記録時において回転磁気ヘッドの回転位相が
基準位相θh0 の時のテープ位相をテープ位相基準θ
0 と定める。コントロール信号が記録される位相θc
0 は、このテープ基準位相θ0 に対して定められて
いる。 すなわち、コントロール信号が記録されるテープ位相を
θ2 とすると、(θ2 −θ0 )=θc0 の関係
がある。 従って、位相θc0 はトラッキング基準位相に等しい
【0027】記録時とは異なる速度でテープが走行して
いる時、回転磁気ヘッドは記録トラックを斜めに横切る
ため、回転磁気ヘッドの出力信号のエンベロープは変動
し、回転磁気ヘッドと記録トラックの位置が一致した時
にエンベロープは最大となる。これは図4(a)におい
て記録時と再生時のテープ位相とヘッド位相が一致した
時に相当する。従って、この時のヘッド位相θhをテー
プ位相に換算し、(θ1 −θ0 )=(ωc/ωh)
θhとなる。
【0028】さらに、再生時のコントロール・ヘッドの
取り付け位置が記録時と比較してテープ位相でδθcだ
けずれていたとすると、θ2 からδθcだけずれたテ
ープ位相でコントロール信号が再生される。従って、再
生コントロール信号を基準としたエンベロープが最大と
なる時のテープ位相をθtとすると、テープ基準位相θ
0 に対してコントロール信号が再生される時のテープ
位相は、[(ωc/ωh)θh−θt]となる。よって
、[(ωc/ωh)θh−θt]−θc0 =δθcと
なるので、(式1)により再生コントロール信号の位相
ずれ量δθcを求めることができる。
【0029】次に、回転磁気ヘッドの高さずれが生じた
場合について、図4(b)を用いて説明する。記録時と
等しいテープ速度で再生している時、回転磁気ヘッドの
高さがδYだけずれると、回転磁気ヘッドはテープ長手
方向に(δY/sinφ0 )だけ移動するためトラッ
キングずれが生じる。トラック・ピッチをTpとすると
、テープ位相に換算したトラッキングずれ量は、π(ω
c/ωh)・(δY/Tp)である。
【0030】一方、記録時と異なる速度で走行している
時、回転磁気ヘッドはテープ長手方向に(δY/sin
φ1 )だけ移動する。これをテープ位相に換算すると
、π(sinφ0 /sinφ1 )・(ωc/ωh)
・(δY/Tp)である。これは、相対的にテープ位相
が前述の量だけ逆方向にずれたことに他ならない。よっ
て、トラッキング誤差量は δθc=π(sinφ0 /sinφ1 )・(ωc/
ωh)・(δY/Tp)と検出される。しかし、一般に
VTRでは、φ0 とφ1 はほぼ等しいとみなせるの
で、(sinφ0 /sinφ1 )=1と近似でき、
δθc=π(ωc/ωh)・(δY/Tp)となる。従
って、回転磁気ヘッドの高さがずれた場合でもトラッキ
ング誤差量を検出することができる。
【0031】以上のように本一実施例によれば、回転磁
気ヘッドの再生信号のエンベロープが最大となる時の回
転磁気ヘッドの回転位相を検出するヘッド位相検出手段
と、再生コントロール信号を基準位相としてエンベロー
プが最大となる時の磁気テープの位相を検出するテープ
位相検出手段と、ヘッド位相検出手段とテープ位相検出
手段により検出された各位相からトラッキング誤差量を
演算する演算手段とを備え、予め前記磁気テープを記録
時とは異なるテープ速度で走行させた時に前記演算手段
により前記トラッキング誤差量を求めることにより、短
時間でトラッキング補正動作を完了することができる。
【0032】なお、エンベロープが最大となる時刻をエ
ンベロープが最小となる時刻から推定して検出してもよ
い。ただし、検出時刻は時刻t1 ではなく時刻t3 
となるので、ヘッド位相θh をπだけずらす必要があ
る。
【0033】また、ここでは図2(a)のようにテープ
を1/2倍速で走行させることによりトラッキング誤差
量を検出したが、記録時と異なるスピードであればどの
ような速度でも可能である。たとえば図2(b)のよう
に2倍速でテープを走行させトラッキング誤差量の検出
を行なってもよい。この場合、ヘッド切り換え信号の立
ち上がりエッジが生じる時刻をt4 、エンベロープが
最大となる時の時刻をt5 、コントロール信号が生じ
る時刻をt6 とすると、これらの時刻とヘッド位相θ
h、テープ位相θtとの関係は次式のようになる。 θh=(t5 −t4 )×ωh          
                    (式4)θ
t=(t6 −t5 )×ωc×2         
                 (式5)ただし、
この時の再生コントロール信号およびエンベロープ信号
は図3(a)(b)(c)(d)とは異なるものとなる
【0034】さらに、たとえば特殊再生など、直接には
トラッキング補正を目的をせずに記録時と異なるテープ
速度で走行させた場合にも同様にトラッキング誤差量を
検出できる。
【0035】以下本発明の第2の一実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の一実
施例におけるトラッキング制御装置の構成をVTRの走
行系及び制御系の構成とともに示すものである。同図に
おいて、101は磁気テープ、102、103は回転磁
気ヘッド、104はシリンダー、105はシリンダー用
モータ、106はシリンダーFG、107はシリンダー
PG、108はキャプスタン、109はキャプスタン用
モータ、110はキャプスタンFG、111はコントロ
ール用ヘッド、112はヘッド切り換え信号発生回路、
113はシリンダー制御回路、114は遅延回路、11
5は位相比較器、116はキャプスタン制御回路、11
7は切り換えスイッチ、118は増幅回路、119は検
波器、121はテープ位相検出手段、122はヘッド位
相検出手段、123は演算手段としての演算器であり、
以上は図1の構成と同様なものである。図1と異なるの
は、テープ位相検出手段121をカウンタ201、ラッ
チ回路202を用いて構成した点である。
【0036】以上の構成について図1と異なる部分につ
いて説明を加える。カウンタ201は、ピーク検出器1
20の出力するパルスによりリセットされキャプスタン
FG110の出力するパルスをカウントする。ラッチ回
路202はカウンタ201の出力値を再生コントロール
信号が入力されたタイミングで格納し、演算器123へ
出力する。
【0037】この場合、ラッチ回路202の出力する値
は、エンベロープが最大となってから再生コントロール
信号が入力されるまでにテープが走行した距離に比例し
ているので、再生コントロール信号を基準位相としたエ
ンベロープが最大となる時の磁気テープの位相に対応す
る。従って、カウンタ201及びラッチ回路202はテ
ープ位相検出手段に相当する。
【0038】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下図2(a)(b)(c)、図5、図
6(a)(b)(c)(d)をもちいてその動作を説明
する。なお、シリンダー制御系、キャプスタン制御系、
およびトラッキング制御の基本動作については、図7の
説明においてすでに述べたとうりである。
【0039】まず、テープが静止している状態でエンベ
ロープが最大となる時のシリンダー位相を検出する。次
に図2(c)に示すようにテープが静止している状態か
らキャプスタンを起動し、ただちに記録時と等しい速度
でテープを走行させる。この時、再生コントロール信号
を基準位相としたエンベロープが最大となる時のテープ
位相を検出し、演算器123は前記シリンダー位相と前
記テープ位相からトラッキング誤差量を検出する。また
、同時に演算器123はトラッキング誤差量に相当する
時間だけ遅延器114の遅延量を変化させトラッキング
補正を行なう。ほぼ1倍速になった時、キャプスタンの
位相制御を開始するが、すでに補正されたトラッキング
位相でキャプスタン位相が引き込まれる。このようにし
てトラッキング補正動作が完了する。なお、シリンダー
については常に一定の速度で回転しているとする。
【0040】次にテープ静止状態からキャプスタン起動
時に行なうトラッキング誤差量の検出方法について具体
的に説明する。図6(a)(b)(c)(d)はテープ
が静止している状態から、キャプスタンを起動した時の
ようすを示している。図3(a)(b)(c)(d)と
同様に、図6(a)は記録トラックと回転磁気ヘッド軌
跡の位置関係を、同図(b)はヘッド切り換え信号を、
同図(c)は再生コントロール信号を、同図(d)は回
転磁気ヘッドの再生出力信号を示している。この場合、
最初はテープが静止しているが記録時と異なるテープ速
度であるため、記録トラックに対して回転磁気ヘッドは
斜めに横切る。この場合、アジマス記録なので記録トラ
ックのアジマスと回転磁気ヘッドのアジマスが一致した
部分の面積に比例した大きさ再生信号が出力される。従
って、テープの停止位置が図6(a)に示すような位置
であれば、図6(d)のように再生信号のエンベロープ
は時刻t8 にて最大となる。また、再生コントロール
信号はテープが動き始めた後に発生し時刻t9 にて最
初のコントロール信号が生じる。
【0041】従って、時刻t8 にてピーク検出器12
0はパルスを出力し、カウンタ201をリセットする。 同時にヘッド位相検出手段122は前記パルスとヘッド
切り換え信号との位相差を演算器123へ出力する。ま
た、ラッチ回路202は再生コントロール信号が生じた
時刻t9 でカウンタ201の出力値を格納し、演算器
123へ出力する。演算器123は再生コントロール信
号とエンベロープのピーク検出が完了したことを認識し
、前述の(式1)に従ってコントロール信号の位相ずれ
量δθcを演算により求める。この場合、ヘッド位相θ
h、テープ位相θtと時刻t7 、t8 、t9 の間
には次式の関係がある。 θh=(t8 −t7 )×ωh          
                    (式6)θ
t=−(nFG/fFG)×ωc          
                  (式7)ここで
、nFGはラッチ回路202の出力するキャプスタンF
G110の出力信号のカウント数、fFGは記録時と等
しいテープ速度で走行している時のキャプスタンFG1
10の出力信号の周波数である。
【0042】以上のように本実施例によれば、カウンタ
201及びラッチ回路202を設けキャプスタンFG1
10の出力するパルスをカウントすることにより、再生
コントロール信号を基準位相としてエンベロープが最大
となる時の磁気テープの位相を検出するテープ位相検出
手段121を実現することができ、第1の実施例と同様
に短時間でトラッキング補正動作を行なうことができる
。さらに、第2の実施例ではキャプスタンFG110の
出力するパルスをカウントするため、テープ速度が変化
している時でも前記テープ位相が検出可能であり、第1
の実施例における図2(a)、(b)のようにテープ静
止状態から1倍速までの間に記録時と異なる一定速度で
テープを走行させる必要がなくトラッキング補正動作を
より短時間で完了することができる。
【0043】なお、第1の実施例で説明したとうり、第
2の実施例においてもエンベロープが最大となる時刻を
エンベロープが最小となる時刻から推定して検出しても
よい。この場合も、ヘッド位相θh をπだけずらす必
要があることはいうまでもない。また、ヘリカル・トラ
ックに記録されている信号が映像信号である場合は、テ
ープ静止時に静止画再生を行い、画面にノイズが生じる
領域を検出し、その結果から間接的にエンベロープが最
大となるヘッド位相を推定により検出してもよい。
【0044】さらに、テープが静止している時にエンベ
ロープのピーク検出を行なったが、キャプスタン起動時
から1倍速に至るまでの間、すなわちテープの速度が変
化している間にエンベロープが最大となれば、その時の
ヘッド位相からトラッキング誤差量を検出してもよい。 この場合のテープ位相θtおよびヘッド位相θhの計算
式はそれぞれ(式6)、(式7)と同一である。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転磁気ヘッド
の再生信号のエンベロープが最大となる時の回転磁気ヘ
ッドの回転位相を検出するヘッド位相検出手段と、再生
コントロール信号を基準位相として、前記エンベロープ
が最大となる時の磁気テープの位相を検出するテープ位
相検出手段と、前記ヘッド位相検出手段と前記テープ位
相検出手段により検出された各位相からトラッキング誤
差量を演算する演算手段を設け、予め前記磁気テープを
記録時とは異なるテープ速度で走行させた時に前記演算
手段により前記トラッキング誤差量を求めることにより
、初期トラッキングずれ量に影響されずに短時間でトラ
ッキング補正動作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の一実施例におけるトラッキング
制御装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における動作を説明するため
のテープ速度の変化を示す図である。
【図3】本発明の第1の一実施例における動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図4】トラッキング誤差量の検出の原理を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の第2の一実施例におけるトラッキング
制御装置のブロック図である。
【図6】本発明の第2の一実施例における動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図7】従来のトラッキング制御装置のブロック図であ
る。
【図8】従来のトラッキング制御装置の動作を説明する
ためのエンベロープの大きさを示す図である。
【符号の説明】
101  磁気テープ 102  回転磁気ヘッド 103  回転磁気ヘッド 104  シリンダー 105  シリンダー用モータ 106  シリンダーFG 107  シリンダーPG 108  キャプスタン 109  キャプスタン用モータ 110  キャプスタンFG 111  コントロール用ヘッド 112  ヘッド切り換え信号発生回路113  シリ
ンダー制御回路 114  遅延回路 115  位相比較器 116  キャプスタン制御回路 117  切り換えスイッチ 118  増幅回路 119  検波器 121  テープ位相検出手段 122  ヘッド位相検出手段 123  演算手段 201  カウンタ 202  ラッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  再生時に回転磁気ヘッドの回転位相に
    対する再生コントロール信号の位相が所定の位相となる
    ように磁気テープの走行を制御することによりトラッキ
    ングをおこなうヘリカル走査型の磁気記録再生装置にお
    いて、前記回転磁気ヘッドの再生信号のエンベロープが
    最大となる時の前記回転磁気ヘッドの回転位相を検出す
    るヘッド位相検出手段と、再生コントロール信号を基準
    位相とした前記エンベロープが最大となる時の前記磁気
    テープの位相を検出するテープ位相検出手段と、前記ヘ
    ッド位相検出手段と前記テープ位相検出手段により検出
    された各位相からトラッキング誤差量を演算する演算手
    段とを備え、予め前記磁気テープを記録時とは異なるテ
    ープ速度で走行させた時に前記演算手段により前記トラ
    ッキング誤差量を求め、再生時に前記回転磁気ヘッドの
    回転位相に対する再生コントロール信号の位相を前記ト
    ラッキング誤差量だけ補正しトラッキングを行なうこと
    を特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】  テープ位相検出手段は、磁気テープの
    走行を制御するキャプスタンの回転を検出するために設
    けられた周波数発電機の出力するパルスを計数するカウ
    ンタより構成されたことを特徴とする請求項1記載のト
    ラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】  演算手段は、回転磁気ヘッドの回転角
    速度をωh、コントロール信号の記録角周波数をωc、
    回転磁気ヘッドの再生信号のエンベロープが最大となる
    時の前記回転磁気ヘッドの回転位相をθh、再生コント
    ロール信号を基準位相とした前記エンベロープが最大と
    なる時の前記磁気テープの位相をθt、再生コントロー
    ル信号の基準位相をθc0 とする時、トラッキング誤
    差量δθcを δθc=[(ωc/ωh)θh−θt]−θc0 に従
    って演算することを特徴とする請求項1または2のいず
    れかに記載のトラッキング制御装置。
JP3020841A 1991-02-14 1991-02-14 トラッキング制御装置 Pending JPH04258840A (ja)

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