JPH0562299A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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JPH0562299A
JPH0562299A JP3221504A JP22150491A JPH0562299A JP H0562299 A JPH0562299 A JP H0562299A JP 3221504 A JP3221504 A JP 3221504A JP 22150491 A JP22150491 A JP 22150491A JP H0562299 A JPH0562299 A JP H0562299A
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JP
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tape
head
tracking
magnetic head
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Application number
JP3221504A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kishimoto
憲一 岸本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0562299A publication Critical patent/JPH0562299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はVTRにおけるコントロール方式の
トラッキング制御装置に関するもので、トラッキング誤
差を短時間で補正することを目的とする。 【構成】 記録時とは異なるテープ速度で走行させた時
に、演算器123は、テープ位相検出回路121及びヘ
ッド位相検出回路122の出力値からトラッキング誤差
量を検出し、同時にトラッキング位相を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(ビデオ・テー
プ・レコーダ)における、コントロール方式のトラッキ
ング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コントロール方式のトラッキング制御を
行なうVTRでは、コントロール信号を記録再生するた
めのコントロール用ヘッドの取り付け位置精度、あるい
はテープの伸び等の要因によりコントロール信号が再生
されるタイミングにずれが生じる。このため、再生時に
トラッキングずれが発生し画質の低下が起きる。
【0003】このトラッキングずれを補正するために、
従来では通常再生時にトラッキング位相を、まず基準値
に設定した後、基準値より一定量ずらし、その時の回転
磁気ヘッドの再生信号のエンベロープの大きさを検出す
るという一連の動作を繰り返し、エンベロープが最大と
なる所望のトラッキング位相に設定する方法を用いてい
る。
【0004】以下図面を参照しながら、上述した従来の
トラッキング制御装置の一例について説明する。図7は
従来のトラッキング制御装置の構成をVTRのテープ走
行系及び制御系の構成とともに示すものである。
【0005】図7において、101は磁気テープ、10
2、103は回転磁気ヘッド、104はシリンダー、1
05はシリンダー用モータ、106はシリンダーFG
(周波数発電機)、107はシリンダーPG、108は
キャプスタン、109はキャプスタン用モータ、110
はキャプスタンFG(周波数発電機)、111はコント
ロール用ヘッド、112はヘッド切り換え信号発生回
路、113はシリンダー制御回路、114は遅延回路、
115は位相比較器、116はキャプスタン制御回路、
117は切り換えスイッチ、118は増幅回路、119
は検波器、123は演算器である。
【0006】磁気テープ101はシリンダー104に斜
めに巻き付けられ、キャプスタン108によって駆動さ
れる。シリンダー用モータ105はシリンダー104を
回転させる。キャプスタン用モータ109はキャプスタ
ン108を回転させる。
【0007】まず、シリンダーの回転制御について説明
する。シリンダーFG106はシリンダー用モータ10
5の回転数に比例した周波数のパルスを出力する。ま
た、シリンダーPG107はシリンダー用モータ105
の回転位相に同期してパルスを出力する。前記パルスは
ヘッド切り換え信号発生回路(HSW)112に入力さ
れ、前記パルスに同期したヘッド切り換え信号を出力す
る。前記ヘッド切り換え信号はシリンダー104の回転
位相と対応しており、シリンダー制御回路113に入力
される。シリンダー制御回路113は、シリンダーFG
106の出力するパルスの周波数を検出し、シリンダー
用モータ105が所定の一定速度で回転するように速度
制御すると同時に、内部で発生した基準位相信号と前記
ヘッド切り換え信号が所定の位相差になるように位相制
御を行なう。
【0008】次に、キャプスタン108の回転制御につ
いて説明する。キャプスタン用モータ109に近接して
設置されたキャプスタンFG110は、キャプスタン用
モータ109の回転数に比例した周波数のパルスを出力
する。コントロール用ヘッド111から出力された再生
コントロール信号は、遅延回路114によって遅延され
た後、位相比較器115に入力される。
【0009】位相比較器115は、遅延回路114によ
って遅延された信号とヘッド切り換え信号を位相比較
し、キャプスタン位相誤差信号を出力する。キャプスタ
ン制御回路116は、キャプスタンFG110の出力す
るパルスの周波数を検出し、キャプスタン用モータ10
9が所定の速度で回転するように速度制御すると同時
に、位相比較器115の出力するキャプスタン位相誤差
信号が所定の位相となるように位相制御する。
【0010】磁気回転ヘッド102、103はシリンダ
ー104に180度の角度差で取り付けられおり、磁気
回転ヘッド102、103の出力信号は切り換えスイッ
チ117によって選択切り換えされる。前記選択切り換
えは、ヘッド切り換え信号発生回路112の出力するヘ
ッド切り換え信号に従って行なわれる。切り換えスイッ
チ117の出力信号は、増幅回路118によって増幅さ
れた後、検波回路119によってエンベロープ検波さ
れ、演算器123に入力される。演算器123は、遅延
器114に対して遅延量の指令を与える。
【0011】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下そのトラッキング補正動作を説明す
る。遅延回路114の遅延量には、コントロール信号の
記録のタイミングより決まる基準の遅延量があり、遅延
回路114の遅延量を基準遅延量から変化させることに
より、トラッキング補正を行なうことができる。トラッ
ク・ピッチが磁気回転ヘッド102、103のヘッド幅
より狭くなるように記録された磁気テープ101を再生
した場合、検波回路119の出力信号レベル、すなわち
再生信号のエンベロープの大きさは、遅延回路114の
遅延時間に対し、例えば図8に示すように変化する。遅
延時間T1 からT3までの間にエンベロープの大きさが
ほぼ一定の区間が生じているが、これは磁気回転ヘッド
102、103のヘッド幅がトラック・ピッチよりも大
きいためである。
【0012】第9図(a)(b)(c)に、トラッキン
グ位相に対応した記録トラックと回転磁気ヘッドの位置
関係を示す。同図において、実線が記録トラックを、点
線が回転磁気ヘッドを示しており、記録トラックのアジ
マスと回転磁気ヘッドのアジマスが一致した領域を斜線
で示している。この場合、同図(a)は遅延時間がT3
の場合、同図(b)は遅延時間がT1 の場合、同図
(c)は遅延時間がT0 の場合に対応する。例えば、記
録トラックと回転磁気ヘッドの位置関係が記録時と等し
い同図(a)を最適なトラッキングの状態とするなら
ば、遅延時間がT3 になるようにトラッキング補正を行
なえばよい。
【0013】図8において前述の基準遅延量がT2 であ
ったとする。トラッキング補正動作の開始時には遅延回
路114の遅延量をT2 に設定し、キャプスタン位相制
御を行なう。演算器123は位相引き込み完了後、エン
ベロープの大きさを検波器119の出力信号レベルから
読みとりメモリに記憶しておく。次に遅延器114の遅
延量を所定の一定量だけ減らしT1 とする。位相誤差が
十分小さくなるまで待ち、この時のエンベロープの大き
さを読みとる。このレベルをメモリに記憶しておいた前
のレベルと比較し、増加量が大きければさらに遅延量を
所定の一定量だけ減らすが、差が十分に小さいか、また
は減少していれば、メモリに記憶しておいた前のレベル
をピーク値として再びメモリに記憶する。
【0014】今度は逆に遅延器114の遅延量をピーク
が生じた遅延量T2 から所定の一定量だけ増加させT3
とする。同様に、位相誤差が十分小さくなるまで待ち出
力レベルを読みとった後、前にメモリに記憶しておいた
ピーク値と比較する。レベルが所定の値以上に減少して
いない場合は、さらに遅延量を増加させT4 に設定す
る。再び、位相誤差が十分小さくなるまで待ち検波器1
19の出力信号レベルが前述のピーク値より所定の値以
上に小さければ、今度は遅延量を所定の値だけ減少させ
T3 に戻す。位相誤差が十分小さくなれば、トラッキン
グ補正動作を完了する。このようにして、図9(a)の
状態になるようにトラッキングが補正される。
【0015】以上のように、トラッキング位相を所定の
一定量ずつずらし、その時の再生信号のエンベロープの
大きさを読み取り、メモリに記憶した値と比較するとい
う一連の動作を繰り返し行なうことにより、自動的にト
ラッキング位相を最良点に補正することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、トラッキング位相を基準値より一定量ず
つずらし、その時の回転磁気ヘッドの再生信号のエンベ
ロープの大きさを検出し、メモリに記憶した値と比較す
るという一連の動作を多数繰り返さなければならない。
しかも、初期トラッキングずれ量、すなわち最初にトラ
ッキング位相を基準位相に設定した時のトラッキングず
れ量が大きいほど、前述の一連の動作を多く繰り返さな
ければならない。
【0017】また、再生コントロール信号の周波数は一
般に30Hz程度と低いので、キャプスタン位相系の応
答速度は遅く、トラッキング位相を1回ずらすのに数1
00msec程度の比較的長い時間を要する。そのた
め、トラッキング補正動作を完了するには長い時間を必
要とし、しかも初期トラッキングずれ量が大きいほど長
い時間を必要とし、正常な再生状態になるまで時間がか
かるという問題点があった。
【0018】本発明は上記問題点に鑑み、初期トラッキ
ングずれ量に関係なく短時間でトラッキング補正動作を
完了することができるトラッキング制御装置を提供する
ものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のトラッキング制御装置は、回転磁気ヘッ
ドの再生信号のエンベロープが最大となる期間の前記回
転磁気ヘッドの回転位相の最大値あるいは最小値を検出
するヘッド位相検出手段と、前記回転磁気ヘッドが前記
ヘッド位相検出手段が検出した回転位相にある時の磁気
テープの位相を再生コントロール信号を基準位相として
検出するテープ位相検出手段と、前記ヘッド位相検出手
段と前記テープ位相検出手段により検出された各位相か
らトラッキング誤差量を演算する演算手段という構成を
備えたものである。
【0020】
【作用】本発明は上記した構成によって、再生を行なう
前に予め磁気テープを記録時とは異なるテープ速度で走
行させ、この時に前記演算手段によりトラッキング誤差
量を求めると同時にトラッキング位相を補正する。そし
て、再生時にはすでに補正されたトラッキング位相にて
トラッキング制御を行なう。前記トラッキング誤差量
は、前記ヘッド位相と前記テープ位相より記録されたヘ
リカル・トラックと再生コントロール信号の相対関係、
すなわちヘリカル・トラックを基準とした再生コントロ
ール信号の位相ずれ量が求められるので検出することが
できる。
【0021】一方、前記ヘッド位相及び前記テープ位相
は、検出時のテープ速度を適当に選択することにより短
時間で検出可能である。例えば、シリンダーの回転周波
数及びコントロール信号の記録周波数をともに30Hz
とすると、1/2倍速で走行させた場合、67msec
以内に前記ヘッド位相と前記テープ位相の両方を検出で
きる。さらに、検出時のテープ速度の制御は、応答速度
の遅い位相制御は必要がなく、応答速度の速い速度制御
のみで十分であるので短時間で行なうことが可能であ
る。このようにしてトラッキング補正動作は短時間に完
了する。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例のトラッキング制御装
置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の第1の実施例におけるトラッキング制御装置の構成
をVTRの走行系及び制御系の構成とともに示すもので
ある。
【0023】図1において、101は磁気テープ、10
2、103は回転磁気ヘッド、104はシリンダー、1
05はシリンダー用モータ、106はシリンダーFG、
107はシリンダーPG、108はキャプスタン、10
9はキャプスタン用モータ、110はキャプスタンF
G、111はコントロール用ヘッド、112はヘッド切
り換え信号発生回路(HSW)、113はシリンダー制
御回路、114は遅延回路、115は位相比較器、11
6はキャプスタン制御回路、117は切り換えスイッ
チ、118は増幅回路、119は検波器、121はテー
プ位相検出回路、122はヘッド位相検出回路、123
は演算手段としての演算器である。
【0024】なお、本実施例の構成については、図7と
比較して異なる部分のみ説明する。図1において、ピー
ク検出器120は検波器119の出力する再生エンベロ
ープ信号が最大のレベルから所定のレベル以上、下がっ
た時点でパルスを出力する。前記パルスはテープ位相検
出回路121とヘッド位相検出回路122へ入力され
る。テープ位相検出回路121は、前記パルスとコント
ロール用ヘッド111の出力する再生コントロール信号
を位相比較し、位相比較信号を演算器123へ出力す
る。さらに、ヘッド位相検出回路122は、前記パルス
とヘッド切り換え信号発生回路112の出力するヘッド
切り換え信号を位相比較し、位相比較信号を演算器12
3へ出力する。
【0025】演算器123は、テープ位相検出回路12
1、ヘッド位相検出回路122の各出力信号から所定の
演算式に従って、トラッキング誤差量を演算し、この結
果に従って遅延回路114の遅延量を制御する。
【0026】この場合、ヘッド切り換え信号の位相は回
転磁気ヘッドの回転位相と一致しているので、ヘッド位
相検出回路122の出力する位相比較信号は、再生エン
ベロープ信号が最大となる時の回転磁気ヘッドの回転位
相の最大値から所定の位相量だけずれた位相に相当す
る。また、テープ位相検出回路121の出力する位相比
較信号は回転磁気ヘッドがヘッド位相検出回路122の
出力する位相にある時の再生コントロール信号を基準と
したテープ位相に相当する。
【0027】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下図1、図2、図3、図4を用いてそ
の動作を説明する。なお、シリンダー制御系、キャプス
タン制御系、およびトラッキング制御の基本動作につい
ては、図7の説明においてすでに述べたとうりである。
【0028】まず、図2は、トラッキング誤差量を検出
する時のテープ速度の変化を示すものである。同図では
テープが静止している状態からキャプスタンを起動し、
速度制御を行なった場合について示している。
【0029】記録時の速度を基準とすると、同図(a)
は最初1/2倍速でテープを走行させた後に1倍速にな
るように制御した場合、同図(b)は最初2倍速でテー
プを走行させた後に1倍速になるように制御した場合、
同図(c)は、ただちに1倍速になるように制御した場
合である。シリンダーについては、常に基準位相信号に
同期して一定の速度かつ一定の位相で回転している。
【0030】まず、テープの静止状態から同図(a)の
ように、通常再生を行なう前に1/2倍速の一定速度で
テープを走行させ、トラッキング誤差量を検出する。ト
ラッキング誤差量を検出した後、ただちに通常再生時と
等しい速度(1倍速)にテープ速度を戻す。この時、同
時に演算器123はトラッキング誤差量に相当する時間
だけ遅延器114の遅延量を変化させトラッキング補正
を行なう。ほぼ1倍速になった時、キャプスタンの位相
制御を開始するが、すでに補正されたトラッキング位相
でキャプスタン位相が引き込まれる。このようにしてト
ラッキング補正動作が完了する。
【0031】この場合、テープ速度を0から1/2倍速
にするのに要する時間と1/2倍速から1倍速にするの
に要する時間の和は、0から1倍速にするのに要する時
間とほぼ等しい。従って、本実施例におけるトラッキン
グ補正動作に要する時間は、トラッキング誤差量の検出
に要する時間にほぼ等しい。
【0032】次に1/2倍速の走行時に行なうトラッキ
ング誤差量の検出について具体的に説明する。まず図3
は1/2倍速の時の回転磁気ヘッド軌跡に対する各信号
の関係を示したものである。図3(a)は記録トラック
と回転磁気ヘッド軌跡を、同図(b)はヘッド切り換え
信号を、同図(c)は再生コントロール信号を、同図
(c)は回転磁気ヘッドの再生出力信号を示している。
ヘッド切り換え信号(b)は回転磁気ヘッドの回転位相
と対応している。
【0033】ここで図3(a)について説明しておく。
同図(a)において、垂直方向はテープの長手方向を示
しており、水平方向は回転磁気ヘッドの回転方向を示し
ている。斜めの実線は記録トラックの境界を示してお
り、一方、点線で示しているのが回転磁気ヘッドの軌跡
である。垂直方向の実線は回転磁気ヘッドの半回転ごと
の区切りであり、時間の経過とともに回転磁気ヘッド軌
跡が連続するように水平方向に並べている。この場合、
記録時と異なるテープ速度で走行しているので記録トラ
ックに対して、回転磁気ヘッドは斜めに横切ることにな
る。
【0034】ヘリカル・トラックはアジマス記録なの
で、記録アジマスが互いに逆のトラックが交互に記録さ
れている。従って、再生信号の大きさは回転磁気ヘッド
と同一アジマスの記録トラックに対してオン・トラック
している部分の面積に比例している。この場合、回転磁
気ヘッドのヘッド幅は記録トラックのトラック・ピッチ
の1.3倍となっているので、図3(d)のように再生
信号のエンベロープは時刻t1aから時刻t1bまでの間に
最大となる。ここでは、1/2倍速なので回転磁気ヘッ
ドが2回転する間に1回だけエンベロープが最大とな
る。また、回転磁気ヘッドの回転周波数とコントロール
信号の記録周波数は等しいとすると、再生コントロール
信号は回転磁気ヘッドが2回転する間に1回だけ発生す
る。従って、トラッキング誤差量の検出は回転磁気ヘッ
ドが2回転する間に完了する。例えば、回転磁気ヘッド
の回転周波数を30Hzとすると、67msec以内に
トラッキング誤差量を検出することができる。
【0035】ピーク検出器120は再生エンベロープの
大きさが最大値から所定のレベルだけ下がった時刻t1c
にてパルスを出力する。従って、ヘッド位相の基準をヘ
ッド切り換え信号(b)の立ち上がりエッジに設定する
と、ヘッド位相検出手段122は、(t1c−t0 )に比
例した信号をヘッド位相検出信号として演算器123へ
出力する。また、テープ位相検出手段121は(t2 −
t1c)に比例した信号をテープ位相検出信号として演算
器123へ出力する。この場合、検出された回転磁気ヘ
ッドの回転位相は所望のトラッキング位相に従って補正
する必要がある。例えば、トラッキング状態を、図9
(a)に示すようにしたい場合は、時刻t1aの時のヘッ
ド位相を、図9(c)に示すようにしたい場合は、時刻
t1bの時のヘッド位相を、時刻t1cの時のヘッド位相か
ら補正により求める必要がある。
【0036】従って、トラッキング状態が記録時と等し
い図9(a)に示すようにトラッキングを補正したい場
合は、演算器123は(t1c−t1a)に相当する量だけ
前記ヘッド位相検出信号と前記テープ位相検出信号をそ
れぞれ補正する必要がある。
【0037】なお、(t1c−t1a)は、テープの走行速
度と回転磁気ヘッドのヘッド幅と記録トラックのトラッ
ク・ピッチから求めることができる。また、(t1b−t
1a)を求めることも同様に可能である。
【0038】演算器123は回転磁気ヘッドの回転位相
とテープ位相の検出が完了したことを認識し、再生コン
トロール信号の位相ずれ量δθcを次の(1)式に従っ
て演算により求める。
【0039】 δθc=[(ωc/ωh)θh−θt]−θc0 (1) ただし、θhは再生信号のエンベロープが最大となる期
間の回転磁気ヘッドの回転位相の最大値あるいは最小値
を所定のトラッキング位相に従って補正した値であり、
θtは回転磁気ヘッドの回転位相がθhの時の再生コン
トロール信号を基準位相とした前記磁気テープの位相で
ある。また、ωhは回転磁気ヘッドの回転角周波数、ω
cはコントロール信号の記録角周波数、θc0 は再生コ
ントロール信号の基準位相であり、いずれもVTRの固
有の値で定数である。この場合、ヘッド位相θh、テー
プ位相θtと時刻t0 、t1a、t2 の間には次式のよう
な関係がある。
【0040】 θh=(t1a−t0 )×ωh (2) θt=(t2 −t1a)×ωc/2 (3) 以上述べたようにしてトラッキング誤差量を検出できる
が、(1)式が成り立つ理由を図4を用いてここで説明
する。図4(a)は、記録時および記録時とは異なる速
度で再生した時のテープ位相とヘッド位相の関係を示す
ものであり、横軸はテープ位相、縦軸はヘッド位相であ
る。また、θ0 はテープ位相の基準、θ1 はヘッド位相
がθhの時のテープ位相、θ2 はコントロール信号が記
録される時のテープ位相である。
【0041】同図(b)は、記録時および記録時とは異
なる速度で再生した時の回転磁気ヘッドの軌跡を示すも
のである。再生時の回転磁気ヘッドの軌跡についてはヘ
ッド高さずれがある場合とない場合について示してい
る。横軸はテープ長手方向、縦軸はテープ幅方向であ
る。また、φ0 、φ1 はテープ長手方向に対してそれぞ
れ記録時及び記録時と異なる速度で走行している時の回
転磁気ヘッドの軌跡の角度を示している。
【0042】まず、回転磁気ヘッドの高さずれはないも
のとして、図4(a)を用いて説明する。同図(a)に
示すように記録時において回転磁気ヘッドの回転位相が
基準位相θh0 の時のテープ位相をテープ位相基準θ0
と定める。コントロール信号が記録される位相θc0
は、このテープ基準位相θ0 に対して定められている。
すなわち、コントロール信号が記録されるテープ位相を
θ2 とすると、 (θ2 −θ0 )=θc0 の関係がある。従って、位相θc0 はトラッキング基準
位相に等しい。
【0043】記録時とは異なる速度でテープが走行して
いる時、回転磁気ヘッドは記録トラックを斜めに横切る
ため、回転磁気ヘッドの出力信号のエンベロープは変動
し、エンベロープが最大となり、回転磁気ヘッドと記録
トラックのテープ長手方向の位置関係が記録時と等しい
図9(a)に示すようになる瞬間がある。これは図4
(a)において記録時と再生時のテープ位相とヘッド位
相が一致した時に相当する。従って、この時のヘッド位
相θhをテープ位相に換算し、 (θ1 −θ0 )=(ωc/ωh)θh となる。
【0044】さらに、再生時のコントロール用ヘッドの
取り付け位置が記録時と比較してテープ位相でδθcだ
けずれていたとすると、θ2 からδθcだけずれたテー
プ位相でコントロール信号が再生される。従って、ヘッ
ド位相がθhの時の再生コントロール信号を基準とした
テープ位相をθtとすると、テープ基準位相θ0 に対し
てコントロール信号が再生される時のテープ位相は、 [(ωc/ωh)θh−θt] となる。よって、 [(ωc/ωh)θh−θt]−θc0 =δθc となるので、(1)式により再生コントロール信号の位
相ずれ量δθcを求めることができる。
【0045】次に、回転磁気ヘッドの高さずれが生じた
場合について、図4(b)を用いて説明する。記録時と
等しいテープ速度で再生している時、回転磁気ヘッドの
高さがδYだけずれると、回転磁気ヘッドはテープ長手
方向に(δY/sinφ0 )だけ移動するためトラッキ
ングずれが生じる。トラック・ピッチをTpとすると、
テープ位相に換算したトラッキングずれ量は、 π(ωc/ωh)・(δY/Tp) である。
【0046】一方、記録時と異なる速度で走行している
時、回転磁気ヘッドはテープ長手方向に(δY/sin
φ1 )だけ移動する。これをテープ位相に換算すると、 π(sinφ0 /sinφ1 )・(ωc/ωh)・(δY/Tp) である。これは、相対的にテープ位相が前述の量だけ逆
方向にずれたことに他ならない。よって、トラッキング
誤差量は δθc=π(sinφ0 /sinφ1 )・(ωc/ωh)・(δY/Tp) と検出される。しかし、一般にVTRでは、φ0 とφ1
はほぼ等しいとみなせるので、 (sinφ0 /sinφ1 )=1 と近似でき、 δθc=π(ωc/ωh)・(δY/Tp) となる。従って、回転磁気ヘッドの高さがずれた場合で
もトラッキング誤差量を検出することができる。
【0047】以上のように本実施例によれば、回転磁気
ヘッドの再生信号のエンベロープが最大となる期間の回
転磁気ヘッドの回転位相の最大値あるいは最小値を検出
するヘッド位相検出回路と、前記回転磁気ヘッドが前記
ヘッド位相検出回路が検出した回転位相にある時の磁気
テープの位相を再生コントロール信号を基準位相として
検出するテープ位相検出回路と、前記ヘッド位相検出回
路と前記テープ位相検出回路により検出された各位相か
らトラッキング誤差量を演算する演算器とを備え、予め
前記磁気テープを記録時とは異なるテープ速度で走行さ
せた時に前記演算器により前記トラッキング誤差量を求
めることにより、短時間でトラッキング補正動作を完了
することができる。
【0048】なお、ここでは時刻t1aあるいは時刻t1b
をエンベロープの大きさが最大値から所定量だけ下がる
時刻t1cから求めたが、エンベロープの大きさが最小値
から所定量だけ上がる時刻t3 から求めてもよい。
【0049】また、ここでは図2(a)のようにテープ
を1/2倍速で走行させることによりトラッキング誤差
量を検出したが、記録時と異なるスピードであればどの
ような速度でも可能である。たとえば、図2(b)のよ
うに2倍速でテープを走行させトラッキング誤差量の検
出を行なってもよい。トラッキング状態を記録時と等し
い図9(a)に示すようにトラッキングを補正したい場
合は、ヘッド切り換え信号の立ち上がりエッジが生じる
時刻をt4 、エンベロープが最大となる期間で回転磁気
ヘッドの回転位相が最大となる時刻をt5 、コントロー
ル信号が生じる時刻をt6 とすると、これらの時刻とヘ
ッド位相θh、テープ位相θtとの関係は次式のように
なる。
【0050】 θh=(t5 −t4 )×ωh (4) θt=(t6 −t5 )×ωc×2 (5) ただし、この時の再生コントロール信号およびエンベロ
ープ信号は図3とは異なるものとなる。
【0051】さらに、たとえば特殊再生など、直接には
トラッキング補正を目的をせずに記録時と異なるテープ
速度で走行させた場合にも同様にトラッキング誤差量を
検出できる。
【0052】以下本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施例
におけるトラッキング制御装置の構成をVTRの走行系
及び制御系の構成とともに示すものである。
【0053】同図において、101は磁気テープ、10
2、103は回転磁気ヘッド、104はシリンダー、1
05はシリンダー用モータ、106はシリンダーFG、
107はシリンダーPG、108はキャプスタン、10
9はキャプスタン用モータ、110はキャプスタンF
G、111はコントロール用ヘッド、112はヘッド切
り換え信号発生回路、113はシリンダー制御回路、1
14は遅延回路、115は位相比較器、116はキャプ
スタン制御回路、117は切り換えスイッチ、118は
増幅回路、119は検波器、121はテープ位相検出回
路、122はヘッド位相検出回路、123は演算手段と
しての演算器であり、以上は図1の構成と同様なもので
ある。図1と異なるのは、テープ位相検出回路121を
カウンタ201、ラッチ回路202を用いて構成した点
である。
【0054】以上の構成について図1と異なる部分につ
いて説明を加える。カウンタ201は、ピーク検出器1
20の出力するパルスによりリセットされキャプスタン
FG110の出力するパルスをカウントする。ラッチ回
路202はカウンタ201の出力値を再生コントロール
信号が入力されたタイミングで格納し、演算器123へ
出力する。
【0055】この場合、ラッチ回路202の出力する値
は、回転磁気ヘッドがヘッド位相検出回路122の出力
する位相にある時から再生コントロール信号が入力され
るまでにテープが走行した距離に比例しているので、回
転磁気ヘッドがヘッド位相検出回路122の出力する位
相にある時の再生コントロール信号を基準位相とした磁
気テープの位相に対応する。従って、カウンタ201及
びラッチ回路202はテープ位相検出手段に相当する。
【0056】以上のように構成されたトラッキング制御
装置について、以下図2、図5、図6を用いてその動作
を説明する。なお、シリンダー制御系、キャプスタン制
御系、およびトラッキング制御の基本動作については、
図7の説明においてすでに述べたとうりである。
【0057】まず、テープが静止している状態で、エン
ベロープが最大となる期間の回転磁気ヘッドの回転位相
の最大値あるいは最小値を検出する。次に図2(c)に
示すようにテープが静止している状態からキャプスタン
を起動し、ただちに記録時と等しい速度でテープを走行
させる。この時、回転磁気ヘッドの回転位相が検出され
た時(テープ静止時)のテープ位相を再生コントロール
信号を基準位相として検出し、演算器123は前記シリ
ンダー位相と前記テープ位相からトラッキング誤差量を
検出する。同時に、演算器123はトラッキング誤差量
に相当する時間だけ遅延器114の遅延量を変化させト
ラッキング補正を行なう。ほぼ1倍速になった時、キャ
プスタンの位相制御を開始するが、すでに補正されたト
ラッキング位相でキャプスタン位相が引き込まれる。こ
のようにしてトラッキング補正動作が完了する。なお、
シリンダーについては常に一定の速度で回転していると
する。
【0058】次にテープ静止状態からキャプスタン起動
時に行なうトラッキング誤差量の検出方法について具体
的に説明する。図6はテープが静止している状態から、
キャプスタンを起動した時のようすを示している。図3
と同様に、図6(a)は記録トラックと回転磁気ヘッド
軌跡の位置関係を、同図(b)はヘッド切り換え信号
を、同図(c)は再生コントロール信号を、同図(d)
は回転磁気ヘッドの再生出力信号を示している。
【0059】本実施例では、最初はテープが静止してい
るが記録時と異なるテープ速度であるため、記録トラッ
クに対して回転磁気ヘッドは斜めに横切る。また、アジ
マス記録なので記録トラックのアジマスと回転磁気ヘッ
ドのアジマスが一致した部分の面積に比例した大きさ再
生信号が出力される。この場合、回転磁気ヘッドのヘッ
ド幅は記録トラックのトラック・ピッチの1.3倍とな
っているので、テープの停止位置が図6(a)に示すよ
うな位置であれば、図6(d)のように再生信号のエン
ベロープは時刻t8aからt8bにて最大となる。また、再
生コントロール信号はテープが動き始めた後に発生し、
時刻t9 にて最初のコントロール信号が生じる。
【0060】従って、再生信号のエンベロープの大きさ
が最大値から所定の値だけ下がった時刻t8cにてピーク
検出器120はパルスを出力し、ヘッド位相検出器12
2に入力されると同時にカウンタ201をリセットす
る。従って、ヘッド位相検出回路122は、(t8c−t
7 )に比例した信号をヘッド位相検出信号として演算器
123へ出力する。この場合、検出された回転磁気ヘッ
ドの回転位相は所望のトラッキング位相に従って補正す
る必要がある。例えば、トラッキング状態として、図9
(a)に示すような状態にしたい場合は時刻t8aの時の
ヘッド位相を、図9(c)に示すような状態にしたい場
合は時刻t8bの時のヘッド位相を、時刻t8cの時のヘッ
ド位相から補正により求める必要がある。従って、トラ
ッキング状態が記録時と等しい図9(a)に示すように
トラッキングを補正したい場合は、演算器123は(t
8c−t8a)に相当する量だけ前記ヘッド位相検出信号を
補正する必要がある。
【0061】なお、(t8c−t8a)は、回転磁気ヘッド
のヘッド幅と記録トラックのトラック・ピッチから求め
ることができる。また、(t8b−t8a)を求めることも
同様に可能である。ラッチ回路202は、再生コントロ
ール信号が生じた時刻t9 でカウンタ201の出力値を
格納し、演算器123へ出力する。この信号はテープ位
相検出信号に該当するが、時刻t8a、t8b、t8cのいず
れにおいてもテープは静止しているので、演算器123
は検出されたテープ位相に対して(t8c−t8a)あるい
は(t8b−t8a)に相当する量を補正する必要はない。
【0062】演算器123は回転磁気ヘッドの回転位相
とテープ位相の検出が完了したことを認識し、前述の
(1)式に従ってコントロール信号の位相ずれ量δθc
を演算により求める。この場合、ヘッド位相θh、テー
プ位相θtは次式のように求められる。
【0063】 θh=(t8a−t7 )×ωh (6) θt=−(nFG/fFG)×ωc (7) ここで、nFGはラッチ回路202の出力するキャプスタ
ンFG110の出力信号のカウント数、fFGは記録時と
等しいテープ速度で走行している時のキャプスタンFG
110の出力信号の周波数である。
【0064】以上のように本実施例によれば、カウンタ
201及びラッチ回路202を設けキャプスタンFG1
10の出力するパルスをカウントすることにより、ヘッ
ド位相検出回路122が回転磁気ヘッド102、103
の回転位相を検出した時の磁気テープの位相を再生コン
トロール信号を基準位相として検出するテープ位相検出
手段121を実現することができ、第1の実施例と同様
に短時間でトラッキング補正動作を行なうことができ
る。
【0065】さらに、第2の実施例ではキャプスタンF
G110の出力するパルスをカウントするため、テープ
速度が変化している時でも前記テープ位相が検出可能で
あり、第1の実施例における図2(a)、(b)のよう
にテープ静止状態から1倍速までの間に記録時と異なる
一定速度でテープを走行させる必要がなくトラッキング
補正動作をより短時間で完了することができる。
【0066】なお、第1の実施例で説明したように、第
2の実施例においてもエンベロープが最大となる期間の
回転磁気ヘッドの回転位相の最大値あるいは最小値をエ
ンベロープが最小となる期間の回転磁気ヘッドの回転位
相の最大値あるいは最小値から推定して検出してもよ
い。また、ヘリカル・トラックに記録されている信号が
映像信号である場合は、テープ静止時に静止画再生を行
い、画面にノイズが生じる領域を検出し、その結果から
間接的にエンベロープが最大となる期間のヘッド位相の
最大値あるいは最小値を推定により検出してもよい。
【0067】さらに、テープが静止している時にエンベ
ロープのピーク検出を行なったが、キャプスタン起動時
から1倍速に至るまでの間、すなわちテープの速度が変
化している間にエンベロープが最大となれば、その時の
ヘッド位相の最大値あるいは最小値からトラッキング誤
差量を検出してもよい。この場合のヘッド位相θhおよ
びテープ位相θtの計算式はそれぞれ(6)式、(7)
式と同一である。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転磁気ヘッド
の再生信号のエンベロープが最大となる期間の前記回転
磁気ヘッドの回転位相の最大値あるいは最小値を検出す
るヘッド位相検出手段と、前記回転磁気ヘッドの回転位
相が前記ヘッド位相検出手段が検出した回転位相にある
時の磁気テープの位相を再生コントロール信号を基準位
相として検出するテープ位相検出手段と、前記ヘッド位
相検出手段と前記テープ位相検出手段により検出された
各位相からトラッキング誤差量を演算する演算手段を設
け、予め前記磁気テープを記録時とは異なるテープ速度
で走行させた時に前記演算手段により前記トラッキング
誤差量を求めることにより、初期トラッキングずれ量に
影響されずに短時間でトラッキング補正動作を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるトラッキング制
御装置のブロック図
【図2】実施例における動作を説明するためのテープ速
度の変化を示す図
【図3】第1の実施例における動作を説明するためのタ
イミング図
【図4】トラッキング誤差量の検出の原理図
【図5】本発明の第2の実施例におけるトラッキング制
御装置のブロック図
【図6】第2の実施例における動作を説明するためのタ
イミング図
【図7】従来のトラッキング制御装置のブロック図
【図8】従来のトラッキング制御装置の動作を示すエン
ベロープ波形図
【図9】記録トラックと回転磁気ヘッドの位置関係を示
すトラッキング状態図
【符号の説明】
101 磁気テープ 102 回転磁気ヘッド 103 回転磁気ヘッド 104 シリンダー 105 シリンダー用モータ 106 シリンダーFG 107 シリンダーPG 108 キャプスタン 109 キャプスタン用モータ 110 キャプスタンFG 111 コントロール用ヘッド 112 ヘッド切り換え信号発生回路 113 シリンダー制御回路 114 遅延回路 115 位相比較器 116 キャプスタン制御回路 117 切り換えスイッチ 118 増幅回路 119 検波器 121 テープ位相検出回路 122 ヘッド位相検出回路 123 演算器 201 カウンタ 202 ラッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生時に回転磁気ヘッドの回転位相に対
    する再生コントロール信号の位相が所定の位相となるよ
    うに磁気テープの走行を制御することによりトラッキン
    グをおこなうヘリカル走査型の磁気記録再生装置であっ
    て、前記回転磁気ヘッドの再生信号のエンベロープが最
    大となる期間の前記回転磁気ヘッドの回転位相の最大値
    あるいは最小値を検出するヘッド位相検出手段と、前記
    回転磁気ヘッドが前記ヘッド位相検出手段が検出した回
    転位相にある時の磁気テープの位相を再生コントロール
    信号を基準位相として検出するテープ位相検出手段と、
    前記ヘッド位相検出手段と前記テープ位相検出手段によ
    り検出された各位相からトラッキング誤差量を演算する
    演算手段とを備え、予め前記磁気テープを記録時とは異
    なるテープ速度で走行させた時に前記演算手段により前
    記トラッキング誤差量を求め、再生時に前記回転磁気ヘ
    ッドの回転位相に対する再生コントロール信号の位相を
    前記トラッキング誤差量に従って補正しトラッキングを
    行なうことを特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 テープ位相検出手段は、磁気テープの走
    行を制御するキャプスタンの回転を検出するために設け
    られた周波数発電機の出力するパルスを計数するカウン
    タより構成されたことを特徴とする請求項1記載のトラ
    ッキング制御装置。
  3. 【請求項3】 演算手段は、回転磁気ヘッドの回転角速
    度をωh、コントロール信号の記録角周波数をωc、回
    転磁気ヘッドの再生信号のエンベロープが最大となる期
    間の前記回転磁気ヘッドの回転位相の最大値θhmax あ
    るいは最小値θhmin から補正した値をθh(θhmin
    ≦θh≦θhmax )、前記回転磁気ヘッドが回転位相θ
    hにある時の再生コントロール信号を基準位相とした磁
    気テープの位相をθt、再生コントロール信号の基準位
    相をθc0 とする時、トラッキング誤差量δθcを δθc=[(ωc/ωh)θh−θt]−θc0 に従って演算することを特徴とする請求項1記載のトラ
    ッキング制御装置。
JP3221504A 1991-09-02 1991-09-02 トラツキング制御装置 Pending JPH0562299A (ja)

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