JPH04260607A - トリチオ炭酸塩類の製造法 - Google Patents
トリチオ炭酸塩類の製造法Info
- Publication number
- JPH04260607A JPH04260607A JP3017440A JP1744091A JPH04260607A JP H04260607 A JPH04260607 A JP H04260607A JP 3017440 A JP3017440 A JP 3017440A JP 1744091 A JP1744091 A JP 1744091A JP H04260607 A JPH04260607 A JP H04260607A
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- Japan
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- trithiocarbonate
- carbon disulfide
- sulfide
- aqueous solution
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メルカプトアミン類の
原料として有用なトリチオ炭酸塩類の製造法に関する。 メルカプトアミン類は、農・医薬品の原料、放射線障害
防護作用剤等として使用される。
原料として有用なトリチオ炭酸塩類の製造法に関する。 メルカプトアミン類は、農・医薬品の原料、放射線障害
防護作用剤等として使用される。
【0002】
【従来の技術】トリチオ炭酸塩類の製造方法としては、
例えば、硫化ナトリウムや硫化カリウムと二硫化炭素を
水溶液中で反応させる方法(J.Org.Chem.,
Vol.33,No.3,p.1968)、及び、水硫
化ナトリウムや水硫化カリウムと二硫化炭素をアルコー
ル中で反応させる方法(日本化学会編,新実験化学講座
,Vol.8 ,p.510及びp.547,(197
5),丸善)が知られている。
例えば、硫化ナトリウムや硫化カリウムと二硫化炭素を
水溶液中で反応させる方法(J.Org.Chem.,
Vol.33,No.3,p.1968)、及び、水硫
化ナトリウムや水硫化カリウムと二硫化炭素をアルコー
ル中で反応させる方法(日本化学会編,新実験化学講座
,Vol.8 ,p.510及びp.547,(197
5),丸善)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、いず
れも、過剰の二硫化炭素と硫化アルカリ類又は水硫化ア
ルカリ類を反応させている。これは、二硫化炭素の沸点
(46.3℃)に近い温度でトリチオ炭酸塩類を合成し
ているため、系外への二硫化炭素の留出が不可避なため
である。 ところで、二硫化炭素は引火性、爆発性が
極めて大きい。そのため過剰分の二硫化炭素を蒸留によ
り回収することは、工業的に大量に取り扱う場合には危
険である。本発明は、過剰の二硫化炭素を使わないで、
収率よくトリチオ炭酸塩類を得ることを目的とする。
れも、過剰の二硫化炭素と硫化アルカリ類又は水硫化ア
ルカリ類を反応させている。これは、二硫化炭素の沸点
(46.3℃)に近い温度でトリチオ炭酸塩類を合成し
ているため、系外への二硫化炭素の留出が不可避なため
である。 ところで、二硫化炭素は引火性、爆発性が
極めて大きい。そのため過剰分の二硫化炭素を蒸留によ
り回収することは、工業的に大量に取り扱う場合には危
険である。本発明は、過剰の二硫化炭素を使わないで、
収率よくトリチオ炭酸塩類を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この課題
を解決するため鋭意検討した結果、反応容器として封管
(耐圧反応器)を用いるということが有効であることを
見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、二硫
化炭素と硫化アルカリ類を封管中で反応させることを特
徴とするトリチオ炭酸塩類の製造法である。
を解決するため鋭意検討した結果、反応容器として封管
(耐圧反応器)を用いるということが有効であることを
見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、二硫
化炭素と硫化アルカリ類を封管中で反応させることを特
徴とするトリチオ炭酸塩類の製造法である。
【0005】本発明のトリチオ炭酸塩類の製造方法は、
次のとおりである。等モルの二硫化炭素と硫化アルカリ
類の溶液を封管中で反応させる。反応終了後、水溶液中
で反応させる場合には、そのままトリチオ炭酸塩水溶液
として次工程に供することが可能であるし、また、水を
除去し、結晶として単離することも可能である。有機溶
媒中で反応させる場合には、反応液を冷却し析出した結
晶を濾取し、トリチオ炭酸塩を結晶として単離すること
ができる。反応溶媒としては水やアルコールが好ましい
。
次のとおりである。等モルの二硫化炭素と硫化アルカリ
類の溶液を封管中で反応させる。反応終了後、水溶液中
で反応させる場合には、そのままトリチオ炭酸塩水溶液
として次工程に供することが可能であるし、また、水を
除去し、結晶として単離することも可能である。有機溶
媒中で反応させる場合には、反応液を冷却し析出した結
晶を濾取し、トリチオ炭酸塩を結晶として単離すること
ができる。反応溶媒としては水やアルコールが好ましい
。
【0006】本発明に用いる硫化アルカリ類としては、
硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化アンモニウム、硫
化カルシウム、硫化バリウム等が挙げられる。硫化アル
カリ類は、予め調整されたものを用いてもよいし、上記
反応時にアルカリ類と硫化水素から合成してもよい。二
つの原料の添加順序には特に限定はない。反応温度は0
〜100℃の間で可能であるが、好ましくは 20〜5
0℃である。 反応時間は1〜30時間、好ましくは
3〜10時間で充分である。
硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化アンモニウム、硫
化カルシウム、硫化バリウム等が挙げられる。硫化アル
カリ類は、予め調整されたものを用いてもよいし、上記
反応時にアルカリ類と硫化水素から合成してもよい。二
つの原料の添加順序には特に限定はない。反応温度は0
〜100℃の間で可能であるが、好ましくは 20〜5
0℃である。 反応時間は1〜30時間、好ましくは
3〜10時間で充分である。
【0007】
【実施例】以下に実施例で本発明を詳細に説明する。
なお、トリチオ炭酸塩類の分析は中和滴定により行っ
た。「%」は特記する以外は重量基準である。
なお、トリチオ炭酸塩類の分析は中和滴定により行っ
た。「%」は特記する以外は重量基準である。
【0008】実施例1
耐圧反応器(容量200ml,攪拌機及び温度計付き)
に 34%硫化ナトリウム水溶液 45.9g(0.2
0モル)を装入した。系内を窒素置換した後、二硫化炭
素 15.2g(0.20モル)を約10分かけて系内
に導入した。45℃まで昇温し、5時間反応を行った後
、室温まで冷却して 49.6%トリチオ炭酸ナトリウ
ム水溶液 61.1gを得た。トリチオ炭酸ナトリウム
の収率は 98モル%であった。
に 34%硫化ナトリウム水溶液 45.9g(0.2
0モル)を装入した。系内を窒素置換した後、二硫化炭
素 15.2g(0.20モル)を約10分かけて系内
に導入した。45℃まで昇温し、5時間反応を行った後
、室温まで冷却して 49.6%トリチオ炭酸ナトリウ
ム水溶液 61.1gを得た。トリチオ炭酸ナトリウム
の収率は 98モル%であった。
【0009】実施例2
耐圧反応器(容量100ml,攪拌機及び温度計付き)
に 30%硫化カリウム水溶液36.8g(0.10モ
ル)を装入した。系内を窒素置換した後、二硫化炭素
7.6g(0.10モル)を約5分かけて系内に導入し
た。48℃まで昇温し、6時間反応を行った後、室温ま
で冷却して 41.7%トリチオ炭酸カリウム水溶液
44.4gを得た。トリチオ炭酸カリウムの収率は 9
9モル%であった。
に 30%硫化カリウム水溶液36.8g(0.10モ
ル)を装入した。系内を窒素置換した後、二硫化炭素
7.6g(0.10モル)を約5分かけて系内に導入し
た。48℃まで昇温し、6時間反応を行った後、室温ま
で冷却して 41.7%トリチオ炭酸カリウム水溶液
44.4gを得た。トリチオ炭酸カリウムの収率は 9
9モル%であった。
【0010】実施例3
耐圧反応器(容量200ml,攪拌機及び温度計付き)
に 20%硫化アンモニウム水溶液 53.2g(0.
16モル)を装入した。次に、二硫化炭素 11.9g
(0.16モル)を約10分かけて系内に導入した。4
0℃まで昇温し、7時間反応を行った後、室温まで冷却
して 32.6%トリチオ炭酸アンモニウム水溶液 6
4.5gを得た。トリチオ炭酸アンモニウムの収率は
94モル%であった。
に 20%硫化アンモニウム水溶液 53.2g(0.
16モル)を装入した。次に、二硫化炭素 11.9g
(0.16モル)を約10分かけて系内に導入した。4
0℃まで昇温し、7時間反応を行った後、室温まで冷却
して 32.6%トリチオ炭酸アンモニウム水溶液 6
4.5gを得た。トリチオ炭酸アンモニウムの収率は
94モル%であった。
【0011】比較例1
ガラス製反応器(容量200ml,攪拌機、温度計、コ
ンデンサー、及び滴下ロート付き)に 34%硫化ナト
リウム水溶液 45.9g(0.20モル)を装入した
。系内を窒素置換した後、二硫化炭素 15.2g(0
.20モル)を約10分かけて系内に導入した。45℃
まで昇温し、10時間反応を行った後、室温まで冷却し
て 51.5%トリチオ炭酸ナトリウム水溶液 53.
9gを得た。トリチオ炭酸ナトリウムの収率は 90モ
ル%であった。
ンデンサー、及び滴下ロート付き)に 34%硫化ナト
リウム水溶液 45.9g(0.20モル)を装入した
。系内を窒素置換した後、二硫化炭素 15.2g(0
.20モル)を約10分かけて系内に導入した。45℃
まで昇温し、10時間反応を行った後、室温まで冷却し
て 51.5%トリチオ炭酸ナトリウム水溶液 53.
9gを得た。トリチオ炭酸ナトリウムの収率は 90モ
ル%であった。
【0012】比較例2
ガラス製反応器(容量200ml,攪拌機、温度計、コ
ンデンサー、及び滴下ロート付き)に 34%硫化ナト
リウム水溶液 45.9g(0.20モル)を装入した
。系内を窒素置換した後、二硫化炭素 16.7g (
0.22モル)を約10分かけて系内に導入した。45
℃まで昇温し、10時間反応を行った後、室温まで冷却
して 53.2%トリチオ炭酸ナトリウム水溶液 54
.5gを得た。トリチオ炭酸ナトリウムの収率は 94
モル%であった。
ンデンサー、及び滴下ロート付き)に 34%硫化ナト
リウム水溶液 45.9g(0.20モル)を装入した
。系内を窒素置換した後、二硫化炭素 16.7g (
0.22モル)を約10分かけて系内に導入した。45
℃まで昇温し、10時間反応を行った後、室温まで冷却
して 53.2%トリチオ炭酸ナトリウム水溶液 54
.5gを得た。トリチオ炭酸ナトリウムの収率は 94
モル%であった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、封管中で反応させるこ
とにより、過剰の二硫化炭素を必要とせず、化学量論的
量の二硫化炭素と硫化アルカリ類から収率よくトリチオ
炭酸塩類を得ることができる。また、引火性、爆発性の
大きな二硫化炭素を回収する必要がないので、安全上好
ましい。
とにより、過剰の二硫化炭素を必要とせず、化学量論的
量の二硫化炭素と硫化アルカリ類から収率よくトリチオ
炭酸塩類を得ることができる。また、引火性、爆発性の
大きな二硫化炭素を回収する必要がないので、安全上好
ましい。
Claims (1)
- 【請求項1】 二硫化炭素と硫化アルカリ類を封管中
で反応させることを特徴とするトリチオ炭酸塩類の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017440A JPH04260607A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | トリチオ炭酸塩類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017440A JPH04260607A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | トリチオ炭酸塩類の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04260607A true JPH04260607A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=11944087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3017440A Pending JPH04260607A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | トリチオ炭酸塩類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04260607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100832128B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-05-27 | 경희대학교 산학협력단 | 알킬렌트리티오카보네이트의 제조방법 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3017440A patent/JPH04260607A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100832128B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-05-27 | 경희대학교 산학협력단 | 알킬렌트리티오카보네이트의 제조방법 |
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