JPH04261134A - ポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法 - Google Patents

ポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法

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JPH04261134A
JPH04261134A JP18154791A JP18154791A JPH04261134A JP H04261134 A JPH04261134 A JP H04261134A JP 18154791 A JP18154791 A JP 18154791A JP 18154791 A JP18154791 A JP 18154791A JP H04261134 A JPH04261134 A JP H04261134A
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Michel Huet
ミシェル・ユエ
Dominique Nobel
ドミニク・ノベル
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Rhone Poulenc Chimie SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも1個のハ
ロゲン原子及び少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
る芳香族化合物からのポリアルコキシル化芳香族化合物
、より特定的には3,4−ジアルコキシベンズアルデヒ
ド及び3,4,5−トリアルコキシベンズアルデヒドの
製造方法に関する。より詳細には、この発明は、5−ブ
ロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド
(通常5−ブロムバニリンと称される)からの3,4,
5−トリメトキシベンズアルデヒド及び3,4−ジメト
キシベンズアルデヒド(ベラトルムアルデヒドと称され
る)の製造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】5−ブ
ロムバニリンからの3,4,5−トリメトキシベンズア
ルデヒドの慣用の製造方法は、銅の存在下で水酸化ナト
リウム水溶液を用いて臭素原子を加水分解することを含
む。4,5−ジヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデ
ヒド(即ち5−ヒドロキシバニリン)の単離後に、硫酸
ジメチル又は塩化メチルによってメチル化した後に3,
4−5−トリメトキシベンズアルデヒドがもたらされる
。しかして、フランス国特許第2177693号には、
アルカリ金属炭酸塩の存在下で硫酸ジメチルによって5
−ヒドロキシバニリンをメチル化することが記載されて
いる。5−ヒドロキシバニリンはそれ自体、5−ブロム
バニリンを加水分解することによって得られる。これを
次いで抽出、特にトルエンによって47時間抽出し、再
結晶し、洗浄し、乾燥させる。従って、5−ヒドロキシ
バニリンの単離工程は長く、経費がかかる。さらに、触
媒を回収して再利用することができない。
【0003】途中での5−ヒドロキシバニリンの単離を
回避するために、フランス国特許第2609984号に
は、5−ブロムバニリンからの4,5−ジアルコキシ−
3−メトキシベンズアルデヒドの製造方法が提唱されて
いる。これは、水中で銅触媒の存在下でアルカリ金属水
酸化物を用いて連続的に5−ブロムバニリンを5−ヒド
ロキシバニリンに加水分解し、次いで水性媒体中でpH
を6〜12に保ちながら随意に触媒の存在下で5−ヒド
ロキシバニリンをハロゲン化低級アルキルによってエー
テル化することを含む。この方法の重大な欠点は、5−
ブロムバニリンの加水分解の際にバニリンが比較的大量
に、即ち約10〜15%の割合で生成することであり、
これはエーテル化反応の後にベラトルムアルデヒド(3
,4−ジメトキシベンズアルデヒド)をもたらす。 3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドから蒸留に
よってベラトルムアルデヒドを分離することができる。 しかしながら、反応媒体からの3,4,5−トリメトキ
シベンズアルデヒドの回収はベラトルムアルデヒドが存
在することによって複雑になる。
【課題を解決するための手段】
【0004】しかして、本発明の主題は、一般式(I)
: (R1 −O)m −Ro −(O−R)n     
(I)(式中、m及びnは1以上の整数であり、好まし
くはmとnとの合計m+nは2〜6であり、Ro は環
中に少なくとも5個の原子を有し且つ随意に置換された
芳香環基であり、次の基: ・単環式若しくは多環式の芳香族炭素環式基・少なくと
も1個の複素原子O、N及びSを有する単環式若しくは
多環式の芳香族複素環式基 の少なくとも1種を表わし、Rは1〜12個の炭素原子
を有する炭化水素基を表わし、これは飽和若しくは不飽
和で直鎖状若しくは分枝鎖状の非環状脂肪族基、飽和若
しくは不飽和の単環式若しくは多環式の環状脂肪族基、
又は飽和若しくは不飽和で直鎖状若しくは分枝鎖状の環
状脂肪族若しくはアリール脂肪族基であることができ、
R1 は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖
状のアルキル基である)のポリアルコキシル化芳香族化
合物の製造方法にあり、この方法は、次の工程を連続的
に実施することを特徴とする: 1)一般式(II): (HO)m −Ro −(X)n          
 (II)(式中、m及びnは1以上の整数であり、好
ましくはmとnとの合計m+nは2〜6であり、Xは沃
素、臭素又は塩素原子を表わし、Ro は環中に少なく
とも5個の原子を有し且つ随意に置換された芳香環基で
あり、次の基: ・単環式若しくは多環式の芳香族炭素環式基・少なくと
も1個の複素原子O、N及びSを有する単環式若しくは
多環式の芳香族複素環式基の少なくとも1種を表わす)
の少なくとも1個のハロゲン原子及び少なくとも1個の
ヒドロキシル基を有する芳香族化合物と、一般式(II
I ): Mw+[O−R]w−               
 (III )(式中、Mはアルカリ金属又はアルカリ
土類金属を表わし、wはアルカリ金属又はアルカリ土類
金属の原子価を表わし、Rは1〜12個の炭素原子を有
する炭化水素基を表わし、これは飽和若しくは不飽和で
直鎖状若しくは分枝鎖状の非環状脂肪族基、飽和若しく
は不飽和の単環式若しくは多環式の環状脂肪族基、又は
飽和若しくは不飽和で直鎖状若しくは分枝鎖状の環状脂
肪族若しくはアリール脂肪族基であることができる)の
アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラートとを、
銅及び(又は)銅化合物である銅触媒並びに、有機カー
ボネート、有機−金属複合カーボネート、二酸化炭素及
び二酸化炭素を形成し得る化合物から選択される有効量
の助触媒の存在下で反応させる工程;2)アルコキシル
化の後に上で得られた生成物のヒドロキシル基を、有機
反応媒体にアルキル化剤(これはハロゲン化低級アルキ
ル、硫酸ジアルキル及び炭酸ジアルキルから選択される
)を直接添加することによってO−アルキル化する工程
【0005】本明細書の以下の記載において、用語『芳
香族化合物』とは、文献、特にジェリー・マーチ(Je
rry March )によって「Advanced 
Organic Chemistry」第3版(Joh
n Wiley and Sons 出版)(1985
年)第37頁以降に定義されたような芳香族性の一般的
な概念を表わす。用語『ポリアルコキシル化芳香族化合
物』とは、少なくとも2個のアルコキシ基を有する芳香
族化合物を意味する。本明細書において簡略化された表
現『アルコキシ基』とは、R−O−タイプの基を示すの
に用いられ、ここで、Rは同様に飽和若しくは不飽和の
脂肪族基及び飽和若しくは不飽和の環状脂肪族基又は、
飽和、不飽和若しくは芳香族炭素環を有する脂肪族基を
表わす。ハロゲン原子の基R−O−による置換は以下に
おいて、基Rの種類にかかわらず常に『アルコキシル化
反応』と称する。用語『アルコラート』とは本明細書に
おいてはその総称的な意味で用いられ、また、金属アル
アルコキシドをも意味する。
【0006】本発明はより特定的には、式(II)の少
なくとも1個のハロゲン原子及び少なくとも1個のヒド
ロキシル基を有する芳香族化合物において基Ro が以
下のものを表わすものに適用される: 1)単環式又は多環式の芳香族炭素環式基:多環式の炭
素環式基とは、次のものを意味するものとする:・少な
くとも2個の芳香族炭素環から成り且つこれらの環が互
いにオルト縮合系又はオルト−ペリ縮合系を形成する基 ・少なくとも2個の炭素環から成り、それらの1個のみ
が芳香族であり、且つこれらの環が互いにオルト縮合系
又はオルト−ペリ縮合系を形成する基;2)単環式又は
多環式の芳香族複素環式基:多環式の複素環式基とは、
次のように定義される:・各環中に少なくとも1個の複
素原子を含有する少なくとも2個の複素環を含み、これ
ら2個の環の少なくとも1個が芳香族であり、且つこれ
らの環が互いにオルト縮合系又はオルト−ペリ縮合系を
形成する基・少なくとも1個の炭化水素環及び少なくと
も1個の複素環を含み、これらの環の少なくとも1個が
芳香族であり、且つこれらの環が互いにオルト縮合系又
はオルト−ペリ縮合系を形成する基; 3)上記1及び(又は)2に定義した基が・原子価結合
によって、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキレン若しくはアル
キリデン基、好ましくはメチレン若しくはイソプロピリ
デン基によって、又は ・次の基:−O−、−CO−、−S−、−SO−、−S
O2 −、−N(R2 )−、−CO−N(R2 )−
(これらの式中、R2 は水素原子、1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基又はシクロヘキシル若しくはフェ
ニル基を表わす):の1種によって 結合された鎖から成る二価基。 上記1〜3に挙げた基の例として、次のものを挙げるこ
とができる: 1)フェニレン、トリレン、キシレン及びナフチレン基
; 2)ピロリジンジイル、イミダゾリジンジイル、ピペリ
ジンジイル、フランジイル、ピロールジイル、チオフェ
ンジイル、イソオキサゾールジイル、フラザンジイル、
イソチアゾールジイル、イミダゾールジイル、ピラゾー
ルジイル、ピリジンジイル、ピリダジンジイル、ピリミ
ジンジイル基、1,8−ナフチリジンジイル、キノリン
ジイル、インドールジイル及びベンゾフランジイル基;
3)ビフェニレン、1,1’−メチレンビフェニレン、
1,1’−イソプロピリデンビフェニレン、1,1’−
オキシビフェニレン及び1,1’−イミノビフェニレン
基。 好ましい化合物は、式(II)において基Ro がベン
ゼン環を表わすものである。
【0007】基Ro は少なくとも1個のヒドロキシル
基及び少なくとも1個のハロゲン原子が結合した芳香族
基であるが、前記のように、1個以上の他の置換基を有
していてもよく、これは他のヒドロキシル基又は他のハ
ロゲン原子であってもよく、また、反応を妨害さえしな
ければ他の任意のタイプの基であってよい。『複数の置
換基』とは一般的には芳香族核上の4個より少ない置換
基を定義する。本発明を限定することなく例示するため
に与えられる置換基の例としては、次の基又は官能基を
挙げることができる: ・式−R3 −OHの基{ここで、基R3 は原子価結
合又は1〜4個の炭素原子を有する飽和若しくは不飽和
で直鎖状若しくは分枝鎖状の二価炭化水素基(例えばメ
チレン、エチレン、プロピレン、イソプロピレン若しく
はイソプロピリデン基)を表わす}、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル又はt−ブチル)、・2〜6個の
炭素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する直鎖
状又は分枝鎖状のアルケニル基(例えばビニル又はアリ
ル)、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルコキシ基(例えばメ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ又はブ
トキシ基)、 ・−CHO基、 ・2〜6個の炭素原子を有するアシル基、・式−R3 
−COOHの基(ここで、R3 は前記の意味を持つ)
、 ・式−R3 −COOR4 の基(ここで、R3 は前
記の意味を持ち、R4 は1〜6個の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基を表わす)、 ・N−保護されたNH2 基を持つ式−R3 −NH2
の基(ここで、R3 は前記の意味を持つ)、・式−R
3 −N(R’4)2 の基(ここで、R3 は前記の
意味を持ち、R’4は同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子又は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若
しくは分枝鎖状のアルキル基を表わす)、・式−R3 
−CO−N(R’4)2 の基(ここで、R3 及びR
’4は前記の意味を持つ)、 ・式−R3 −Zの基(ここで、R3 は前記の意味を
持ち、Zは前記のハロゲン原子X、弗素原子又はCF3
 基を表わす)。
【0008】芳香環上に置換基を存在させるならば、そ
れが所望の化合物を妨害しないように注意しなければな
らない。同様に第1アミノ官能基を存在させる場合、こ
れは保護基、例えばアシル、より特定的にはアセチル基
によってN保護するべきであることがある。環が−R3
 −COOR4 タイプの基を有する場合、基R4 は
、R4 とRとが異なるタイプのアルキル基であるなら
ば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラートか
らの基Rと交換するであろう。環が基R3 COOHタ
イプの酸官能基を有する場合、この基は塩形成され、用
いられるアルコラートのさらなる消費を導くであろう。 芳香環が脂肪族側鎖を有し且つハロゲン原子Xが存在す
る場合、この原子は同様にアルカリ金属又はアルカリ土
類金属アルコラートからの基R−O−で置換されること
ができ、そしてこのことは試薬の使用量を決定する際に
考慮しなければならないだろう。好ましい置換基の例(
しかしながら本発明はこれらに限定されない)としては
、次のものを挙げることができる: ・1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル基、
・1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルコキシ基
、 ・1個以上のヒドロキシル基。
【0009】一般式(II)の少なくとも1個のハロゲ
ン原子及び少なくとも1個のヒドロキシル基を有する芳
香族化合物の例としては、より特定的には次のものを挙
げることができる: ・2−ブロムフェノール、 ・3−ブロムフェノール、・4−ブロムフェノール、・
1−ブロム−2−ナフトール、・6−ブロム−2−ナフ
トール、・2−ブロム−4−メチルフェノール、・4−
ブロム−2,6−ジメチルフェノール、・4−ブロム−
3,5−ジメチルフェノール、・2,6−ジブロム−4
−メチルフェノール、・2−p−ブロムクレゾール、・
2−ブロム−4−クロルフェノール、・4−ブロム−2
−クロルフェノール、・4−ブロム−6−o−クロルク
レゾール、・ブルムフルオルフェノール類、・ブロムビ
スフェノール類、・ブロム−4,4’−イソプロピリデ
ンビスフェノール類。
【0010】本発明の方法において用いられるのアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属アルコラートは、式(II
I )に従い、ここで、wは1又は2であり、Rは次の
もの: 1.直鎖状又は分枝鎖状のアルキル、アルカジエニル若
しくはアルキニル基(好ましくは6個より少ない炭素原
子を有するもの); 2.シクロアルキル又はシクロアルケニル基(好ましく
は5〜7個の炭素原子を有するもの、特にシクロヘキシ
ル基を挙げることができる); 3.環状置換基を有する、1において特定されたような
飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝鎖状の非環状脂肪族基
(環は飽和、不飽和又は芳香族炭素環式環であるものと
する)(例としてはベンジル基を挙げることができる)
: を表わす。前記のアルコラートの中で本発明の方法にお
いて好ましく用いられるものは、アルカリ金属アルコラ
ートであり、より特定的には1〜4個の炭素原子を有す
る第1又は第2アルカノールのナトリウム又はカリウム
アルコラートが特に好適である(sic )。特によく
用いられるのはナトリウムメチラート及びナトリウムエ
チラートである。
【0011】本発明の好ましい具体例は、式(I)の定
義に含まれるポリアルコキシル化化合物、より特定的に
は次の一般式(Ia):
【化5】 (式中、R’ 、R’1、R6 は同一であっても異な
っていてもよく、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状又
は分枝鎖状のアルキル基を表わし、R6 はまた、水素
原子又は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分
枝鎖状のアルコキシ基を表わすこともできる)に相当す
るポリアルコキシ化芳香族化合物を製造する方法である
。一般式(Ia)のポリアルコキシル化芳香族化合物を
製造するための本発明の方法は、次の工程を含む:1)
式(II)の一般的定義に含まれる、一般式(IIa)
【化6】 (式中、Xは沃素、臭素又は塩素原子であり、R7 は
水素原子、沃素、臭素若しくは塩素原子、1〜4個の炭
素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有す
るアルコキシ基又はヒドロキシル基であり、ヒドロキシ
ル基は式(IIa)中のアルデヒド官能基に対してo−
、m−又はp−位にあることができる)のハロヒドロキ
シベンズアルデヒドである芳香族化合物と、1〜4個の
炭素原子を有するアルカリ金属又はアルカリ土類金属ア
ルコラートとを、銅及び(又は)銅化合物である銅触媒
並びに、有機カーボネート、有機−金属複合カーボネー
ト、二酸化炭素及び二酸化炭素を形成し得る化合物から
選択される有効量の助触媒の存在下で反応させる工程;
2)アルコキシル化の後に上で得られた生成物のヒドロ
キシル基を、有機反応媒体にアルキル化剤(これは1〜
4個の炭素原子を有するアルキル残基R’1を提供する
ものである)を直接添加することによってO−アルキル
化する工程。
【0012】好ましく用いられる物質の例としては、よ
り特定的には、一般式(IIa)に対応する以下の化合
物を挙げることができる: グループI: ・OH基がCHO官能基に対してp−位にあり、・ハロ
ゲン原子XがOH基に対してo−位にあり、・基R7 
がOH基に対してo−位にあるもの;グループII: ・OH基がCHO官能基に対してo−位にあり、・ハロ
ゲン原子XがOH基に対してp−位にあり、・基R7 
がOH基に対してo−位にあるもの;グループIII 
: ・OH基がCHO官能基に対してo−位にあり、・ハロ
ゲン原子XがOH基に対してo−位にあり、・基R7 
がOH基に対してp−位にあるもの;グループIV: ・OH基がCHO官能基に対してm−位にあり、・ハロ
ゲン原子XがOH基に対してo−位にあり、・基R7 
がOH基に対してp−位にあるもの;グループV: ・OH基がCHO官能基に対してm−位にあり、・ハロ
ゲン原子XがOH基に対してp−位にあり、・基R7 
がOH基に対してo−位にあるもの。
【0013】好ましく用いられる式(IIa)の化合物
はより特定的には次式に従う:
【化7】
【化8】
【化9】 (これら式中、X及びR7 は前記の意味を持つ)。本
発明の方法においては、一般式(IIa1 )において
Xが臭素原子であり且つR7 がメトキシ又はエトキシ
基を表わすハロヒドロキシベンズアルデヒドを用いるの
が好ましい。本発明の方法において出発物質として用い
られる式(IIa)のハロヒドロキシベンズアルデヒド
の例としては、より特定的には次のものを挙げることが
できる:・3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド・3−ヨード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・3
,5−ジブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・3
,5−ジヨード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・5
−ブロム−3−メトキシ−4−ヒドロキシベンズアルデ
ヒド ・5−ヨード−3−メトキシ−4−ヒドロキシベンズア
ルデヒド ・5−ブロム−3−エトキシ−4−ヒドロキシベンズア
ルデヒド ・5−ヨード−3−エトキシ−4−ヒドロキシベンズア
ルデヒド ・3−ブロム−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
・3−ヨード−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
・3−ブロム−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
・3−ヨード−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
・2−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・2−
ヨード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・4−ブロム
−3−ヒドロキシベンズアルデヒド・4−ヨード−3−
ヒドロキシベンズアルデヒド・3−ブロム−2−ヒドロ
キシベンズアルデヒド・3−ヨード−2−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド・5−ブロム−2−ヒドロキシベンズア
ルデヒド・5−ヨード−2−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド。
【0014】式(Ia)のポリアルコキシル化芳香族化
合物を製造するための本発明の方法の好ましい具体例に
おいて、式(III )のアルカリ金属又はアルカリ土
類金属アルコラートは好ましくは、1〜4個の炭素原子
を有する第1又は第2アルカノールのナトリウム又はカ
リウムアルコラート、好ましくはナトリウムメチラート
又はナトリウムエチラートである。本発明の方法に従え
ば、式(II)に対応する少なくとも1個のハロゲン原
子及び少なくとも1個のヒドロキシル基を有する芳香族
化合物を、銅触媒並びに有機カーボネート、有機−金属
複合カーボネート、二酸化炭素又は二酸化炭素を形成し
得る化合物から選択される助触媒の存在下で式(III
 )のアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラート
と反応させる。触媒として用いられる銅化合物は周知で
ある。これらは一般的に言えば銅I又は銅IIの任意の
有機又は無機化合物である。金属銅を用いることもでき
るが、しかし、これは予備段階で銅I又は銅IIに部分
的に転化させなければならないので、その作用は遅い。 銅化合物の非限定的な例として、塩化第一銅、塩化第二
銅、塩基性炭酸銅II、硝酸第一銅、硝酸第二銅、硫酸
第二銅、酢酸第二銅、トリフルオルメタンスルホン酸第
二銅、水酸化第二銅、ピコリン酸銅II、銅Iメチラー
ト、銅IIメチラート、8−キノリン銅IIキレート及
び式ClCuOCH3、Cu2(OCH3)2(aca
c)2 の銅化合物を挙げることができる。
【0015】本発明において用いられる有機カーボネー
ト及び有機−金属複合カーボネートは、より特定的には
、一般式(IV): [R8 −O−CO−O−]p R9       (
IV){式中、R8 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
のアルキル基、 ・5〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・1
〜12個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2
個で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシク
ロアルキル基、 ・6〜12個の炭素原子を有するアリール基、・1〜1
2個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2個で
置換されたアリール基 又は ・基R10−O−CO−(ここで、R10は1〜6個の
炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基
、6〜12個の炭素原子を有するアリール基又は5若し
くは6個の炭素原子を有するシクロアルキル基を表わす
)を表わし、 R9 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
のアルキル基、 ・5若しくは6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
、 ・1〜12個の炭素原子を有するアルキル基1個若しく
は2個で置換された5若しくは6個の炭素原子を有する
シクロアルキル基、 ・6〜12個の炭素原子を有するアリール基、・1〜1
2個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2個で
置換されたアリール基 又は ・アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、好ましくは
ナトリウム若しくはカリウムを表わし、pは1であるか
又はR9 がアルカリ土類金属である場合にはpは2で
あり、R8 及びR9 は一緒になって2〜6個の炭素
原子を有するアルキレン基を形成することもできる}の
カーボネートである。
【0016】この有機カーボネート及び有機金属複合カ
ーボネートは、好ましくは、一般式(IVa):R8 
−O−CO−O−R9           (IVa
){式中、R8 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
のアルキル基、 ・5〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2個
で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシクロ
アルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
2個で置換されたフェニル基 又は ・基R10−O−CO−(ここで、R10は1〜6個の
炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基
、フェニル基又は5若しくは6個の炭素原子を有するシ
クロアルキル基を表わす)を表わし、 R9 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
のアルキル基、 ・5若しくは6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
2個で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシ
クロアルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
2個で置換されたフェニル基 又は ・ナトリウム若しくはカリウム原子を表わし、R8 及
びR9 は一緒になって2〜6個の炭素原子を有するア
ルキレン基を形成することもできる}のカーボネートで
ある。有機カーボネート及び有機−金属複合カーボネー
トの例としては、次のものを挙げることができる:炭酸
ジ−t−ブチル、炭酸ジエチル、炭酸ジメチル、エチレ
ンカーボネート、プロピレンカーボネート、炭酸フェニ
ルt−ブチル、炭酸ナトリウムt−ブチル、ジ−t−ブ
チルジカーボネート。
【0017】二酸化炭素については、反応媒体中に循環
させることによってこの反応媒体中の溶液状で用いるこ
とができる。反応媒体中で二酸化炭素を形成し得る化合
物の例としては、次のものを挙げることができる:・α
−(又はβ−)ケトエステル及びα−(又はβ−)ケト
酸; ・アミン炭酸塩ネート、尿素及びカルボジイミド;・マ
ロン酸のようなジカルボン酸、α−シアノカルボン酸又
はα−ニトロカルボン酸; ・β,γ−不飽和カルボン酸。
【0018】本発明の方法においては、式(II)の少
なくとも1個のハロゲン原子及び少なくとも1個のヒド
ロキシル基を有する芳香族化合物を、銅触媒及びCO2
 又はカーボネートタイプの助触媒の存在下でアルカリ
金属又はアルカリ土類金属アルコラートと反応させるこ
とによってアルコキシル化反応に付し、次いで、得られ
た少なくとも1個のアルコキシ基及び少なくとも1個の
ヒドロキシル基を有する芳香族化合物をアルキル化剤と
反応させることによってO−アルキル化反応に付す。本
発明に従えば、例えば、それぞれ式(IIa)の3−ハ
ロ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド及び5−ハロ−4
−ヒドロキシ−3−アルコキシベンズアルデヒドから出
発して、これら出発物質を初めにアルコキシル化反応に
付し、次いでO−アルキル化反応に付すことによって、
3,4−ジアルコキシベンズアルデヒド及び3,4,5
−トリアルコキシベンズアルデヒドを製造することがで
きる。
【0019】式(II)の化合物が1個又はそれ以上の
ハロゲン原子及び1個又はそれ以上のヒドロキシル基を
有する場合、第一段階においてモノ−若しくはポリアル
コキシル化を、又は第二段階においてモノ−若しくはポ
リ−O−アルキル化をそれぞれ実施し、唯一の条件は、
試薬の量を置換すべき基の数に応じて調節すべきである
ということである。従って、本発明の方法の第一段階は
式(II)の少なくとも1個のハロゲン原子及び少なく
とも1個のヒドロキシル基を有する芳香族化合物のアル
コキシル化を含む。この化合物がより特定的には一般式
(IIa)のものである場合、即ちアルデヒド官能基を
も有する場合、本発明に従えば、これを前記のような銅
触媒及び助触媒の存在下でアルカリ金属又はアルカリ土
類金属アルコラートと反応させる。これは、アルデヒド
官能基をアセタールの形で何ら保護する必要なくアルコ
キシル化反応を実施することを可能にする。この種の方
法は本出願人によるフランス国特許出願第89/133
70号及びヨーロッパ特許出願第90402786.9
号の主題である。
【0020】本発明の方法に従えば、式(II)の少な
くとも1個のハロゲン原子及び少なくとも1個のヒドロ
キシル基を有する芳香族化合物のアルコキシル化は有機
媒体中で実施され、この有機媒体は大抵の場合、用いた
アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラートに対応
するアルカノールの形にある。溶媒としてはメタノール
又はエタノールを選択するのが好ましい。アルカリ金属
又はアルカリ土類金属アルコラートが4個以上の炭素原
子を有する炭素鎖を有する場合、反応に対して不活性な
溶媒を用いるのが、好ましくは極性非プロトン系溶媒を
選択するのが望ましい。本発明の方法を実施するのに適
した極性非プロトン系溶媒の例としては、より特定的に
はエーテル類、さらに特に、エチレンオキシド及びプロ
ピレンオキシドから誘導されるジメチルエーテル類、例
えばエチレングリコールジメチルエーテル(即ち1,2
−ジメトキシエタン)、ジエチレングリコールジメチル
エーテル(即ち1,5−ジメトキシ−3−オキサペンタ
ン)、1,8−ジメトキシ−3,6−ジオキサオクタン
、1,11−ジメトキシ−3,6,9−トリオキサウン
デカン、1,2−ジメトキシ−1−メチルエタン、1,
5−ジメトキシ−1,4−ジメチル−3−オキサペンタ
ン及び1,7−ジメトキシ−1,4−ジメチル−3,6
−ジオキサオクタンを挙げることができる。また、複数
の溶媒を用いることもできる。上記全ての溶媒の中では
、エチレングリコールジメチルエーテル及びジエチレン
グリコールジメチルエーテルが好ましい。
【0021】式(II)の化合物の濃度は、化合物(I
I)と溶媒との合計重量に対する化合物(II)の重量
として表わして一般的に3〜40%、好ましくは10〜
30%である。用いられるアルカリ金属又はアルカリ土
類金属アルコラートの量は、(a)ハロゲン原子をアル
コキシ基に転化させ、且つ(b)式(II)の化合物を
この化合物が1個又はそれ以上のヒドロキシル基を有す
る場合にアルカリ金属又はアルカリ土類金属フェナート
に転化させるのに必要な化学量論的量と同等又はそれ以
上である。OH基は従って塩形成される。アルカリ金属
又はアルカリ土類金属アルコラートは一般的に、ヒドロ
キシル基を塩形成させるのに必要な化学量論的量と、ハ
ロゲン原子をアルコキシ基に転化させるのに必要な化学
量論的量の1〜5倍、好ましくは1〜3倍に等しい量と
の合計に相当する量で用いられる。アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属アルコラートの濃度は有利には、1モル
/l以上、好ましくは1〜5モル/lである。上限は臨
界的ではないということに留意すべきである。アルカリ
金属又はアルカリ土類金属アルコラートは、過剰量のア
ルカノールと選択したアルカリ金属又はアルカリ土類金
属とを反応させることによってその場で首尾よく形成さ
れる。 本発明の方法において用いられる銅触媒の量は非常に広
範に変化し得る。銅触媒/式(II)の化合物のモル比
は通常1〜50%、好ましくは2〜20%である。本発
明の方法において用いられる助触媒の量は、助触媒/銅
触媒のモル比が1〜10、好ましくは1〜5であるよう
な量である。アルコキシル化反応の温度は一般的に60
〜220℃、好ましくは100〜180℃である。圧力
は本来的には重要なパラメーターではないが、しかしこ
の方法は通常、溶媒を損失することなく上記の温度に到
達するために自然発生の圧力下で実施される。反応混合
物の自然発生の圧力は一般的に5MPa(50バール)
と同等又はそれ以下である。アルコキシル化反応の期間
は広範に、1〜10時間、好ましくは2〜5時間まで変
化し得る。
【0022】本発明の第二段階において、上で得られた
少なくとも1個のアルコキシ基及び少なくとも1個のヒ
ドロキシル基を有する芳香族化合物をO−アルキル化反
応に付す。この目的のために、これをアルキル化剤と接
触させる。式R1 −O−SO2 −O−R1 の硫酸
アルキル又は式R1 −O−CO−O−R1 の炭酸ア
ルキルを用いることができ、これらの式中、R1 は1
〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキ
ル基を表わす。上記のアルキル化剤の中では、硫酸ジメ
チル又は炭酸ジメチルが好ましい。しかしながら、本発
明に従えば、アルキル化剤として一般式(V):R1 
−X                       
   (V)(式中、Xは臭素、塩素又は沃素原子を表
わし、R1 は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝鎖状のアルキル基を表わす)のハロゲン化低級アル
キルを選択するのが好ましい。式(V)のハロゲン化物
の中では、式(V)においてXが塩素原子であり且つR
1 が1〜4個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状
のアルキル基であるものを用いるのが好ましい。大抵の
場合、ハロゲン化メチル又はハロゲン化エチルが用いら
れる。一般的に塩化物、臭化物及び沃化物が最もよく用
いられるハロゲン化物であり、さらにより特定的には塩
化メチル、クロルエタン、臭化メチル及びブロムエタン
である。塩化メチル及びクロルエタンが低価格なので好
ましい。
【0023】本発明の別の具体例は、より高い速度論を
持つために好ましくはアルキル化剤を添加する前に沃化
物の形の塩を反応媒体に添加することを含む。この塩は
アルカリ金属沃化物、特に沃化ナトリウム、沃化カリウ
ム又は沃化リチウムであることができる。一般的に、O
−アルキル化反応はアルコキシル化反応の後に必要とさ
れる温度においてアルキル化剤を添加することによって
直接続けられる。しかしながら、場合によっては反応期
間を通じてpHを6〜12の範囲に保つのがより有利で
あることがある。6より小さいpHにおいて実施した場
合、O−アルキル化反応が弱く且つ遅くなるのが観察さ
れた。この媒体のpHは好ましくは9〜11に保つ。必
要ならば、塩基、好ましくはアルカリ金属水酸化物の水
溶液を連続的に添加することによってpHを調節するこ
とができる。任意のアルカリ金属水酸化物を用いること
ができるが、経済上の理由から水酸化ナトリウムが好ま
しい。
【0024】本発明に従う方法の第二段階において用い
られるべき試薬の量に関しては、好ましい量は以下に定
義されよう。伴われるアルキル化剤の量は、アルコキシ
ル化の後に得られる生成物の芳香族核上に存在するヒド
ロキシル基の数に依存する。この量は好ましくは化学量
論的量と少なくとも同等であり、200%に達し得る過
剰量までである。好ましくは化学量論的量と同等の量で
ある。例として、ハロゲン化アルキル/アルコキシヒド
ロキシベンズアルデヒドのモル比は1.0〜3.0の範
囲、好ましくはほぼ1.0であり、ハロゲン化アルキル
/アルコキシジヒドロキシベンズアルデヒドのモル比は
2.0〜6.0の範囲、好ましくはほぼ2.0であると
特定することができる。塩基の量は、pHが上記の範囲
内に保たれるように決定される。
【0025】本発明の他の好ましい具体例において、用
いられる沃化物の形の塩の量もまた広範に変化し得る。 沃化物の形の塩のアルキル剤に対するモル比は通常0.
05〜0.20の範囲、好ましくは約0.10である。 反応条件に関しては、O−アルキル化反応の温度は臨界
的でない。これは反応速度に影響を及ぼす。O−アルキ
ル化反応は一般的に80〜200℃において実施され、
100〜160℃の温度において操作するのが好ましい
。圧力は臨界的でない。これは反応速度に影響を及ぼす
。この圧力は通常大気圧から50バールまで変化し、好
ましくは大気圧〜20バールである。圧力は通常、反応
溶媒及びO−アルキル化用に用いたアルキル化剤(これ
らが反応条件下において気体状である場合)によって作
られる。O−アルキル化反応の期間は主として反応温度
に依存する。この期間は大抵の場合1時間〜8時間まで
変化する。一般的に1〜4時間で充分である。
【0026】本発明の好ましい実施態様において、第一
段階の全ての試薬、即ち式(II)の芳香族化合物、銅
触媒及びCO2 又はカーボネートタイプの助触媒を混
合することができ、これらをアルコキシ化反応が起こる
のに充分長く加熱した後に、アルキル化剤及び随意とし
ての塩基を反応媒体に添加することができる。本発明の
好ましい具体例は、初めに対応するアルカノール中でア
ルカリ金属アルコラートの溶液を調製することを含み、
このアルコラート含有率は例えば20〜50重量%であ
る。 不活性ガス、好ましくは窒素雰囲気下で装置内に式(I
I)の芳香族化合物、銅触媒、次いでCO2 又はカー
ボネートタイプの助触媒を装入し、次いでアルカリ金属
アルコラートの溶液を導入する。二酸化炭素の場合には
、ガス流を反応媒体に通じる。次いで反応媒体を前記し
た期間60〜220℃、好ましくは100〜180℃の
選択した温度にする。次いでアルキル化剤、好ましくは
ハロゲン化アルキル(これは液体又は気体であってもよ
い)を添加し、pHを上記の範囲に調節するのに必要な
らば並行してアルカリ金属水酸化物の溶液を注入する。 O−アルキル化反応に必要なだけ長い期間、80〜20
0℃、好ましくは100〜160℃に加熱を保つ。反応
が終了したら、得られた式(I)のポリアルコキシル化
芳香族化合物を、蒸留又は適宜な溶媒(例えば3,4,
5−トリメトキシベンズアルデヒドの場合にはトルエン
)のよる抽出のいずれかを用いた慣用の分離方法によっ
て取り出す。銅触媒は、慣用の処理、特に酸処理によっ
て反応媒体から取り出すことができる。
【0027】
【作用】本発明の方法の1つの利点は、アルコキシル化
及びO−アルキル化反応を連続的に且つ1つの反応器中
で実施することを可能にするということである。3,4
,5−トリメトキシベンズアルデヒドを製造する場合、
これは5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベン
ズアルデヒドから本質的に均一な有機媒体中で中間体の
アルコキシル化生成物を単離することなく実施される。 これは工業上の観点から非常に有利である。分離しなけ
ればならないベラトルムアルデヒドが何ら生成しないの
で、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドの単離
はフランス国特許第2609984号に記載された方法
より簡単である。従って、本発明の方法は次のアルコキ
シベンズアルデヒド: ・3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド・3,4
−ジメトキシベンズアルデヒド・2,5−ジメトキシベ
ンズアルデヒド・3,4−ジエトキシベンズアルデヒド
・3−エトキシ−4−メトキシベンズアルデヒドの製造
に適する。本発明の方法によって製造することのできる
3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドは、特に製
薬製品の製造に用いられる。
【0028】
【実施例】以下の実施例は、本発明を限定することなく
例示するものである。実施例における略語は次の意味を
有する: BHMB・・・5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メト
キシベンズアルデヒド TMBA・・・3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒド シリンガアルデヒド・・・4−ヒドロキシ−3,5−ジ
メトキシベンズアルデヒド BHB・・・5−ブロム−2−ヒドロキシベンズアルデ
ヒド DMBA・・・2,5−ジメトキシベンズアルデヒドT
TBHMB又はTTBHB =(転化したBHMB(又
はBHB)のモル数)/(導入したBHMB(又はBH
B)のモル数)(%) RTTMBA又はRTDMBA=(生成したTMBA(
又はDMBA)のモル数)/(転化したBHMB(又は
BHB)のモル数)(%) RTSA=(生成したシリンガアルデヒドのモル数)/
(転化したBHMBのモル数)(%)
【0029】例1 加熱系及び撹拌機を備えた3.9リットルのステンレス
鋼製反応器中に窒素雰囲気下で次のものを装入した:・
173.2g(0.750モル)の5−ブロム−4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(BHMB) ・162gのナトリウムメチラート ・1785cm3 (1428g)のメタノール・8.
3gの式CuCO3・Cu(OH)2 の塩基性炭酸銅
II・16gの二酸化炭素。 二酸化炭素は、反応混合物中に吹き込むことによって気
体の形で供給した。メトキシ化反応を実施するために、
自然発生の圧力下で撹拌しながら125℃に4時間加熱
した。これを120℃に冷却し、次いで塩化メチル15
0gを装入した。この反応混合物を120℃に3時間保
った。これを室温に冷却した。不溶性部分をろ別した。 高性能液体クロマトグラフィーによって未反応のBHM
B及び得られた3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒドを測定した。得られた結果は次の通りである:・B
HMBの転化率(TTBHMB)=100%・TMBA
の収率(RTTMBA)=92%。
【0030】例2 同じ装入物を用い、しかし異なる操作条件下で例1を繰
り返した。自然発生の圧力下で撹拌しながら125℃に
4時間加熱することによってメトキシ化反応を実施した
。この反応混合物を100℃に冷却し、次いで塩化メチ
ル150gを装入した。この反応混合物を100℃に3
時間保った。これを室温に冷却した。不溶性部分をろ別
した。高性能液体クロマトグラフィーによって未反応の
BHMB並びに得られたTMBA及びシリンガアルデヒ
ドを測定した。得られた結果は次の通りである:・BH
MBの転化率(TTBHMB)=100%・シリンガア
ルデヒドの収率(RTSA)=18.5%。 ・TMBAの収率(RTTMBA)=79%。
【0031】例3 同じ装入物を用い、しかし異なる操作条件下で例1を繰
り返した。自然発生の圧力下で撹拌しながら135℃に
3時間加熱することによってメトキシ化反応を実施した
。この反応混合物を120℃に冷却し、次いで塩化メチ
ル150gを装入した。この反応混合物を120℃に1
時間保った。これを室温に冷却した。不溶性部分をろ別
した。高性能液体クロマトグラフィーによって未反応の
BHMB及び得られたTMBAを測定した。得られた結
果は次の通りである: ・BHMBの転化率(TTBHMB)=100%・TM
BAの収率(RTTMBA)=97%。
【0032】例4 加熱系及び撹拌機を備えた3.9リットルのステンレス
鋼製反応器中に窒素雰囲気下で次のものを装入した:・
150g(0.750モル)の5−ブロム−2−ヒドロ
キシベンズアルデヒド(BHB) ・162gのナトリウムメチラート ・1785cm3 (1428g)のメタノール・8.
3gの式CuCO3・Cu(OH)2 の塩基性炭酸銅
II・16gの二酸化炭素。 二酸化炭素は、反応混合物中に吹き込むことによって気
体の形で供給した。メトキシ化反応を実施するために、
自然発生の圧力下で撹拌しながら125℃に5時間加熱
した。この反応混合物を120℃に冷却し、次いで塩化
メチル150gを装入した。この混合物を120℃に3
時間保った。これを室温に冷却した。不溶性部分をろ別
した。高性能液体クロマトグラフィーによって未反応の
BHB及び得られた2,5−ジメトキシベンズアルデヒ
ドを測定した。得られた結果は次の通りである:・BH
Bの転化率(TTBHB )=75%・DMBAの収率
(RTDMBA)=81%。
【0033】例5 加熱系及び撹拌機を備えた40cm3 テフロン被覆反
応器中に次のものを装入した: ・2.31g(10ミリモル)の5−ブロム−4−ヒド
ロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(BHMB)・
25gのナトリウムメチラート2.16g(40ミリモ
ル)を含有するメタノール溶液 ・0.110gの式CuCO3・Cu(OH)2 の塩
基性炭酸銅II・15cm3 のメタノール。 この混合物を撹拌しながら125℃に3時間加熱し、次
いで炭酸ジメチル1.80g(20ミリモル)を導入し
た。この混合物を自然発生の圧力下で160℃に4時間
加熱した。これを室温に冷却し、蒸留水で希釈した。濃
硫酸によってこの反応混合物のpHを4に調節した。不
溶性部分をろ別した。液体クロマトグラフィーによって
生成物を分析した。得られた結果は次の通りである:・
BHMBの転化率(TTBHMB)=100%・シリン
ガアルデヒドの収率(RTSA)=19%。 ・TMBAの収率(RTTMBA)=81%。
【0034】例6 同じ装入物及び同じ操作条件を用い、しかしメタノール
の量を8cm3に減らし、メチル化工程の際に炭酸ジメ
チルを添加する前に沃化ナトリウム0.30g(2ミリ
モル)を添加して、例5を繰り返した。得られた結果は
次の通りである: ・BHMBの転化率(TTBHMB)=100%・シリ
ンガアルデヒドの収率(RTSA)=14%。 ・TMBAの収率(RTTMBA)=84%。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I): (R1 −O)m −Ro −(O−R)n     
    (I)(式中、m及びnは1以上の整数であり、好まし
    くはmとnとの合計m+nは2〜6であり、Ro は環
    中に少なくとも5個の原子を有し且つ随意に置換された
    芳香環基であり、次の基: ・単環式若しくは多環式の芳香族炭素環式基・少なくと
    も1個の複素原子O、N及びSを有する単環式若しくは
    多環式の芳香族複素環式基 の少なくとも1種を表わし、Rは1〜12個の炭素原子
    を有する炭化水素基を表わし、これは飽和若しくは不飽
    和で直鎖状若しくは分枝鎖状の非環状脂肪族基、飽和若
    しくは不飽和の単環式若しくは多環式の環状脂肪族基、
    又は飽和若しくは不飽和で直鎖状若しくは分枝鎖状の環
    状脂肪族若しくはアリール脂肪族基であることができ、
    R1 は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖
    状のアルキル基である)のポリアルコキシル化芳香族化
    合物の製造方法であって、次の工程: 1)一般式(II): (HO)m −Ro −(X)n          
     (II)(式中、m及びnは1以上の整数であり、好
    ましくはmとnとの合計m+nは2〜6であり、Xは沃
    素、臭素又は塩素原子を表わし、Ro は環中に少なく
    とも5個の原子を有し且つ随意に置換された芳香環基で
    あり、次の基: ・単環式若しくは多環式の芳香族炭素環式基・少なくと
    も1個の複素原子O、N及びSを有する単環式若しくは
    多環式の芳香族複素環式基 の少なくとも1種を表わす)の少なくとも1個のハロゲ
    ン原子及び少なくとも1個のヒドロキシル基を有する芳
    香族化合物と、一般式(III ): Mw+[O−R]w−               
     (III )(式中、Mはアルカリ金属又はアルカリ
    土類金属を表わし、wはアルカリ金属又はアルカリ土類
    金属の原子価を表わし、Rは1〜12個の炭素原子を有
    する炭化水素基を表わし、これは飽和若しくは不飽和で
    直鎖状若しくは分枝鎖状の非環状脂肪族基、飽和若しく
    は不飽和の単環式若しくは多環式の環状脂肪族基、又は
    飽和若しくは不飽和で直鎖状若しくは分枝鎖状の環状脂
    肪族若しくはアリール脂肪族基であることができる)の
    アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラートとを、
    銅及び(又は)銅化合物である銅触媒並びに、有機カー
    ボネート、有機−金属複合カーボネート、二酸化炭素及
    び二酸化炭素を形成し得る化合物から選択される有効量
    の助触媒の存在下で反応させる工程;2)アルコキシル
    化の後に上で得られた生成物のヒドロキシル基を、有機
    反応媒体にアルキル化剤(これはハロゲン化低級アルキ
    ル、硫酸ジアルキル及び炭酸ジアルキルから選択される
    )を直接添加することによってO−アルキル化する工程
    :を連続的に実施することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】  少なくとも1個のハロゲン原子及び少
    なくとも1個のヒドロキシル基を有する芳香族化合物が
    、一般式(II)においてRo が 1.単環式又は多環式の芳香族炭素環式基2.単環式又
    は多環式の芳香族複素環式基、或いは3.上記1及び(
    又は)2に記載した基が・原子価結合によって、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキレン若しくはアル
    キリデン基、好ましくはメチレン若しくはイソプロピリ
    デン基によって、又は ・次の基:−O−、−CO−、−S−、−SO−、−S
    O2 −、−N(R2 )−、−CO−N(R2 )−
    (これらの式中、R2 は水素原子、1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基又はシクロヘキシル若しくはフェ
    ニル基を表わす):の1種によって結合された鎖から成
    る二価基を表わすものであることを特徴とする、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】  少なくとも1個のハロゲン原子及び少
    なくとも1個のヒドロキシル基を有する芳香族化合物が
    、一般式(II)においてRo が ・式−R3 −OHの基{ここで、基R3 は原子価結
    合又は1〜4個の炭素原子を有する飽和若しくは不飽和
    で直鎖状若しくは分枝鎖状の二価炭化水素基(例えばメ
    チレン、エチレン、プロピレン、イソプロピレン若しく
    はイソプロピリデン基)を表わす}、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
    を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基(例えばメチ
    ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
    チル、sec−ブチル又はt−ブチル)、・2〜6個の
    炭素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する直鎖
    状又は分枝鎖状のアルケニル基(例えばビニル又はアリ
    ル)、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
    を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルコキシ基(例えばメ
    トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ又はブ
    トキシ基)、 ・−CHO基、 ・2〜6個の炭素原子を有するアシル基、・式−R3 
    −COOHの基(ここで、R3 は前記の意味を持つ)
    、 ・式−R3 −COOR4 の基(ここで、R3 は前
    記の意味を持ち、R4 は1〜6個の炭素原子を有する
    直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基を表わす)、 ・N−保護されたNH2 基を持つ式−R3 −NH2
    の基(ここで、R3 は前記の意味を持つ)、・式−R
    3 −N(R’4)2 の基(ここで、R3 は前記の
    意味を持ち、R’4は同一であっても異なっていてもよ
    く、水素原子又は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若
    しくは分枝鎖状のアルキル基を表わす)、・式−R3 
    −CO−N(R’4)2 の基(ここで、R3 及びR
    ’4は前記の意味を持つ)、 ・式−R3 −Zの基(ここで、R3 は前記の意味を
    持ち、Zは前記のハロゲン原子X、弗素原子又はCF3
     基を表わす)のような1種以上の置換基で置換された
    ものであることを特徴とする、請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】  一般式(II)に従う少なくとも1個
    のハロゲン原子及び少なくとも1個のヒドロキシル基を
    有する芳香族化合物が ・2−ブロムフェノール ・3−ブロムフェノール ・4−ブロムフェノール ・1−ブロム−2−ナフトール ・6−ブロム−2−ナフトール ・2−ブロム−4−メチルフェノール ・4−ブロム−2,6−ジメチルフェノール・4−ブロ
    ム−3,5−ジメチルフェノール・2,6−ジブロム−
    4−メチルフェノール・2−p−ブロムクレゾール ・2−ブロム−4−クロルフェノール ・4−ブロム−2−クロルフェノール ・4−ブロム−6−o−クロルクレゾール・ブルムフル
    オルフェノール類 ・ブロムビスフェノール類 ・ブロム−4,4’−イソプロピリデンビスフェノール
    類 から選択されることを特徴とする、請求項1〜3のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】  次の工程: 1)一般式(IIa): 【化1】 (式中、Xは沃素、臭素又は塩素原子であり、R7 は
    水素原子、沃素、臭素若しくは塩素原子、1〜4個の炭
    素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有す
    るアルコキシ基又はヒドロキシル基であり、ヒドロキシ
    ル基は式(IIa)中のアルデヒド官能基に対してo−
    、m−又はp−位にあることができる)のハロヒドロキ
    シベンズアルデヒドと、1〜4個の炭素原子を有するア
    ルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコラートとを、銅
    及び(又は)銅化合物である銅触媒並びに、有機カーボ
    ネート、有機−金属複合カーボネート、二酸化炭素及び
    二酸化炭素を形成し得る化合物から選択される有効量の
    助触媒の存在下で反応させる工程;2)アルコキシル化
    の後に上で得られた生成物のヒドロキシル基を、有機反
    応媒体にアルキル化剤(これは1〜4個の炭素原子を有
    するアルキル残基R’1を提供するものである)を直接
    添加することによってO−アルキル化する工程:を含む
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】  ハロヒドロキシベンズアルデヒドが次
    式: 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、X及びR7 は前記の意味を持つ)の1種のも
    のであることを特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  ハロヒドロキシベンズアルデヒドが・
    3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・3−ヨ
    ード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・3,5−ジブ
    ロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・3,5−ジヨ
    ード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・5−ブロム−
    3−メトキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド ・5−ヨード−3−メトキシ−4−ヒドロキシベンズア
    ルデヒド ・5−ブロム−3−エトキシ−4−ヒドロキシベンズア
    ルデヒド ・5−ヨード−3−エトキシ−4−ヒドロキシベンズア
    ルデヒド ・3−ブロム−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
    ・3−ヨード−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
    ・3−ブロム−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
    ・3−ヨード−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
    ・2−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・2−
    ヨード−4−ヒドロキシベンズアルデヒド・4−ブロム
    −3−ヒドロキシベンズアルデヒド・4−ヨード−3−
    ヒドロキシベンズアルデヒド・3−ブロム−2−ヒドロ
    キシベンズアルデヒド・3−ヨード−2−ヒドロキシベ
    ンズアルデヒド・5−ブロム−2−ヒドロキシベンズア
    ルデヒド・5−ヨード−2−ヒドロキシベンズアルデヒ
    ドから選択されることを特徴とする、請求項1〜6のい
    ずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】  アルカリ金属アルコラートが1〜4個
    の炭素原子を有する第1又は第2アルカノールのナトリ
    ウム又はカリウムアルコラート、好ましくはナトリウム
    メチラート又はナトリウムエチラートであることを特徴
    とする、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  触媒が塩化第一銅、塩化第二銅、塩基
    性炭酸銅II、硝酸第一銅、硝酸第二銅、硫酸第二銅、
    酢酸第二銅、トリフルオルメタンスルホン酸第二銅、水
    酸化第二銅、ピコリン酸銅II、銅Iメチラート、銅I
    Iメチラート、8−キノリン銅IIキレート及び式Cl
    CuOCH3、Cu2(OCH3)2(acac)2 
    の銅化合物から選択される銅I又は銅IIの有機又は無
    機化合物であることを特徴とする、請求項1〜8のいず
    れかに記載の方法。
  10. 【請求項10】  助触媒が一般式(IV):R8 −
    O−CO−R9               (IV
    ){式中、R8 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
    のアルキル基、 ・5〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・1
    〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2個
    で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシクロ
    アルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換されたフェニル基又は ・基R10−O−CO−(ここで、R10は1〜6個の
    炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基
    、フェニル基又は5若しくは6個の炭素原子を有するシ
    クロアルキル基を表わす) を表わし、 R9 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
    のアルキル基、 ・5若しくは6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
    、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシ
    クロアルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換されたフェニル基又は ・ナトリウム若しくはカリウム原子を表わし、R8 及
    びR9 は一緒になって2〜6個の炭素原子を有するア
    ルキレン基を形成することもできる}のカーボネートで
    あることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載
    の方法。
  11. 【請求項11】  助触媒が一般式(IVa):R8 
    −O−CO−O−R9           (IVa
    ){式中、R8 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
    のアルキル基、 ・5〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・1
    〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは2個
    で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシクロ
    アルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換されたフェニル基 又は ・基R10−O−CO−(ここで、R10は1〜6個の
    炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基
    、フェニル基又は5若しくは6個の炭素原子を有するシ
    クロアルキル基を表わす)を表わし、 R9 は ・1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状
    のアルキル基、 ・5若しくは6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
    、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換された5若しくは6個の炭素原子を有するシ
    クロアルキル基、 ・フェニル基、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1個若しくは
    2個で置換されたフェニル基又は ・ナトリウム若しくはカリウム原子を表わし、R8 及
    びR9 は一緒になって2〜6個の炭素原子を有するア
    ルキレン基を形成することもできる}のカーボネートで
    あることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】  助触媒が二酸化炭素であることを特
    徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】  アルカリ金属又はアルカリ土類金属
    アルコラートがヒドロキシル基を塩形成させるのに必要
    な化学量論的量に相当する量と、ハロゲン原子をアルコ
    キシ基に転化させるのに必要な化学量論的量の1〜5倍
    、好ましくは1〜3倍の量との合計量で用いられること
    を特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の方法
  14. 【請求項14】  アルカリ金属又はアルカリ土類金属
    アルコラートの濃度が1モル/リットルより高い、好ま
    しくは1〜5モル/リットルより高いことを特徴とする
    、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】  銅化合物/式(II)の化合物のモ
    ル比が1〜50%、好ましくは2〜20%であり、助触
    媒/銅化合物のモル比が1〜10、好ましくは1〜5で
    ある、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】  用いられるアルカリ金属アルコラー
    トに対応するアルカノールから成る溶媒中で反応を実施
    することを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記
    載の方法。
  17. 【請求項17】  O−アルキル化反応におけるアルキ
    ル化剤が・硫酸ジメチル若しくは炭酸ジメチル又は・一
    般式(V): R1 −X                    
          (V)(式中、Xは臭素、塩素又は沃素原
    子を表わし、R1 は1〜6個の炭素原子を有する直鎖
    状又は分枝鎖状のアルキル基を表わす)のハロゲン化低
    級アルキル、好ましくは塩化メチル、クロルエタン、臭
    化メチル若しくはブロムエタンであることを特徴とする
    、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】  ハロゲン化アルキルの量が、式(I
    I)の化合物の量と比較して表わして、化学量論的量〜
    200%までの過剰量の範囲、好ましくは化学量論的量
    であることを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに
    記載の方法。
  19. 【請求項19】  アルカリ金属沃化物の形の塩、好ま
    しくは沃化ナトリウムをアルキル化剤の前に導入するこ
    とを特徴とする、請求項1〜18のいずれかに記載の方
    法。
  20. 【請求項20】  式(I)のポリアルコキシル化芳香
    族化合物が次の化合物: ・1,2−ジメトキシベンゼン−ベンゼン・3,4,5
    −トリメトキシベンズアルデヒド・3,4−ジメトキシ
    ベンズアルデヒド・2,5−ジメトキシベンズアルデヒ
    ド・3,4−ジエトキシベンズアルデヒド・3−エトキ
    シ−4−メトキシベンズアルデヒドの1種であることを
    特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載の方法。
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