JPH04297432A - モノ又はポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法 - Google Patents

モノ又はポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法

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JPH04297432A
JPH04297432A JP41932190A JP41932190A JPH04297432A JP H04297432 A JPH04297432 A JP H04297432A JP 41932190 A JP41932190 A JP 41932190A JP 41932190 A JP41932190 A JP 41932190A JP H04297432 A JPH04297432 A JP H04297432A
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Michel Huet
ミシェル・ユエ
Dominique Nobel
ドミニク・ノベル
Heinz Gunther Viehe
ハインツ・グンター・ヴィーヘ
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Rhone Poulenc Chimie SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1個のハロ
ゲン原子を持つ芳香族化合物からモノ又はポリアルコキ
シル化芳香族化合物を製造する方法に関する。また、本
発明は、少なくとも1個のハロゲン原子と少なくとも1
個のヒドロキシル基を持つ芳香族化合物からポリアルコ
キシ化芳香族化合物を製造する方法に関する。さらに詳
しくは、本発明は、一般に5−ブロムバニリンと称され
る5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズア
ルデヒドから3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒ
ドを、そして3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデ
ヒドからベラトラムアルデヒドと称される3,4−ジメ
トキシベンズアルデヒドを製造する方法に関する。本発
明を開示するにあたって、「芳香族化合物」とは、文献
、特にジェリー・マーチ氏により「Advanced 
 Organic  Chemistry」第3版、ジ
ョン・ウィリー・アンド・ソンズ社発行、1985、p
.37以下に定義されているような芳香族性の典型的な
概念を意味する。また、「ポリアルコキシル化芳香族化
合物」とは、少なくとも2個のアルコキシ基を持つ芳香
族化合物と定義される。
【0002】
【従来の技術】英国特許第2089672号によれば、
ぎ酸エステルと第一銅塩とからなる触媒の存在下にモノ
又はポリハロゲン化化合物とアルカリ金属又はアルカリ
土金属アルコラートとを反応させることによって芳香族
核上に1個又はそれ以上のアルコキシ又はアラルコキシ
置換基を導入することが知られている。この方法におい
ては、使用されるぎ酸エステルは実質的にぎ酸メチルで
ある。このような方法を実施するのにあたっての主な困
難はぎ酸メチルの使用にある。事実、この反応体は操作
を容易にさせない。なぜならば、これは周囲温度で非常
に揮発性の物質であり、したがって安全性の問題を提起
する。さらに、例えば、ぎ酸メチルと臭化第一銅の存在
下にブロムベンゼンをナトリウムメチラートでメトキシ
化する場合には、ブロムベンゼンの44%が反応しなか
ったために反応は長期にわたりかつ不完全であることに
注目すべきである。さらに、アルデヒド官能基をも含有
するハロゲン化芳香族化合物、特に5−ブロム−4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒドを前記の触媒
及び助触媒の存在下にナトリウムメチラートとの反応に
よってメトキシル化するときには、反応はやはり非常に
遅く、このような方法ではアルデヒド官能基をアセター
ルに転化することにより保護することが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする顆題】本発明の目的の一つは
、前記の従来技術の欠点を回避せしめるモノ又はポリハ
ロゲン化芳香族化合物のアルコキシル化方法を提供する
ことである。本発明の他の目的は、アルデヒド官能基を
持つハロゲン化芳香族化合物に対しても、そのアルデヒ
ド官能基を保護する必要もなく、好適な前記方法を提供
することである。さらに、本発明の他の目的は、本発明
の方法が、アルコキシル化後に得られるアルコキシ基と
ヒドロキシル基とを同時に含有する芳香族化合物のアル
キル化反応を、反応器を交換する必要もなく、連続して
行わしめるようなものであることである。ここに、場合
によりアルデヒド官能基を含有するモノ又はポリハロゲ
ン化化合物の銅触媒の存在下でのアルコキシル化反応を
有機イソシアン化物、イソシアネート及びアルキン二酸
エステルのうちから選ばれる助触媒の有効量の存在下に
実施するならば、その反応を良好な条件下で実施できる
ことが発見された。また、アルコキシル化反応の終了後
に、同じ反応媒質中で、追加的な操作なしで、アルキル
化反応を続けることが可能であることも証明された。
【0004】〔顆題を解決するための手段〕したがって
、本発明は、次の一般式(II): (HO)m−Ro−(X)n            
(II)(ここで、 ・m及びnは整数であって、nは1以上の整数であり、
mは0以上の整数であり、そしてm+nは好ましくは1
〜6であり、 ・Xはよう素、臭素又は塩素原子を表わし、・Roは環
内に少なくとも5個の原子を有する置換されていてよい
芳香族環式基を表わし、そして下記の基;即ち、単環式
又は多環式芳香族炭素環式基並びに少なくとも1個の複
素原子O、N及びSを含む単環式又は多環式芳香族複素
環式基のうちの少なくとも一つを表わす)に相当する少
なくとも1個のハロゲン原子と場合によりヒドロキシル
基を持つ芳香族化合物と次の一般式(III): Mw+〔O−R〕w−               
   (III)(ここで、 ・Mはアルカリ金属又はアルカリ土金属を表わし、・w
はアルカリ金属又はアルカリ土金属の原子価を表わし、 ・Rは1〜12個の炭素原子を有する炭化水素基を表わ
し、そしてこれは線状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは
不飽和の非環式脂肪族基、単環式若しくは多環式の飽和
若しくは不飽和のシクロ脂肪族基、又は線状若しくは分
岐鎖状の飽和若しくは不飽和のシクロ脂肪族若しくはア
リール脂肪族基であってよい) のアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとを銅
及び(又は)銅化合物である銅触媒の存在下に反応させ
ることからなる次の一般式(I): (R1−O)m−Ro−(O−R)n        
(I)(ここで、 ・m及びnは整数であって、nは1以上の整数であり、
mは0以上の整数であり、そしてm+nは好ましくは1
〜6であり、 ・Roは環内に少なくとも5個の原子を有する置換され
ていてよい芳香族環式基を表わし、そして下記の基;即
ち、単環式又は多環式芳香族炭素環式基並びに少なくと
も1個の複素原子O、N及びSを含む単環式又は多環式
芳香族複素環式基のうちの少なくとも一つを表わし、・
Rは1〜12個の炭素原子を有する炭化水素基を表わし
、そしてこれは線状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは不
飽和の非環式脂肪族基、単環式若しくは多環式の飽和若
しくは不飽和のシクロ脂肪族基、又は線状若しくは分岐
鎖状の飽和若しくは不飽和のシクロ脂肪族若しくはアリ
ール脂肪族基であってよく、 ・R1は1〜6個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖状
アルキル基を表わす) のポリヒドロキシル化芳香族化合物の製造方法において
、反応を有機シアン化物、イソシアネート及びアルキン
二酸エステルのうちから選ばれる不飽和化合物である助
触媒の有効量の存在下で実施することを特徴とするポリ
アルコキシル化芳香族化合物の製造方法である。
【0005】本明細書において、アルコキシ基は、簡略
化して、R−O−型(ここで、Rは飽和若しくは不飽和
の脂肪族基、飽和若しくは不飽和のシクロ脂肪族基、並
びに飽和、不飽和若しくは芳香族の炭素環を含有する脂
肪族基を表わす)の基として示す。また、どんな場合に
も、R−O−基によるハロゲン原子の置換は、R基の種
類が何であろうとも、以下では「アルコキシル化反応」
と称する。用語「アルコラート」は、本明細書では一般
的態様で使用され、そして金属アラルコキシドをも示す
【0006】本発明は、特に、式(II)において、基
Roが、 1.単環式又は多環式芳香族炭素環式基(ここで、「多
環式炭素環式基とは、(a)少なくとも2個の芳香族炭
素環からなりかつそれらの間でオルト又はオルト及びペ
リ縮合した系を形成する基、(b)少なくとも2個の炭
素環であってそれらのうちの1個が芳香族であるものか
らなりかつそれらの間でオルト又はオルト及びペリ縮合
した系を形成する基を意味する)、 2.単環式又は多環式芳香族複素環式基(ここで、「多
環式複素環式基」とは、(a)各環内に少なくとも1個
の複素原子を含有する少なくとも2個の複素環であって
それらのうちの少なくとも1個が芳香族でありかつそれ
らの間でオルト又はオルト及びペリ縮合した系を形成す
る基、(b)少なくとも1個の炭化水素環と少なくとも
1個の複素環とからなっていてそれらの環の少なくとも
1個が芳香族でありかつそれらの間でオルト又はオルト
縮合した系を形成する基と定義される)、3.前記の1
及び(又は)2で定義するような基を・原子価結合で、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキレン又はアルキリ
デン基、好ましくはメチレン又はイソプロピリデン基で
、 ・基−O−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2−
、−N(−R2)−又は−CO−N(−R2)−(ここ
で、R2は水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、シクロヘキシル基又はフェニル基を表わす)
で結合させた鎖からなる二価基、を表わす、少なくとも
1個のハロゲン原子と場合によりヒドロキシル基を含有
する芳香族化合物に適用される。前記の1〜3でリスト
した基の例としては、下記のものがあげられる。 1.フェニル、トリル及びキシリル基;ナフチル及びア
ントラニル基、 2.フリル、ピロリル、チエニル、イソオキサゾリル、
フラザニル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリ
ル、ピリジル、ピリダジニル及びピリミジニル基;キノ
リル、ナフチリジニル、ベンゾフラニル及びインドリル
基、 3.ビフェニル、1,1′−メチレンビフェニル、1,
1′−イソプロピリデンビフェニル、1,1′−オキシ
ビフェニル及び1,1′−イミノビフェニル基。
【0007】好ましい化合物は、基Roがベンゼン核を
表わす式(II)に相当するものである。前記したよう
に、少なくとも1個のハロゲン原子を持つ芳香族基であ
る基Roは、1個又はそれ以上の他の基(これは他のヒ
ドロキシル基若しくは他のハロゲン原子又は反応を妨害
しないという条件で他のあらゆる種類の基であってよい
)をも含有することができる。それ以上の基とは、一般
に、芳香族核上の4個以下の置換基と定義する。限定と
してではなく、例示として示す置換基の例のうちでも、
特に下記の基又は官能基があげられる。 ・式−R3−OH(ここでR3は原子価結合又は1〜4
個の炭素原子を有する飽和若しくは不飽和の線状若しく
は分岐鎖状の2価炭化水素基、例えばメチレン、エチレ
ン、プロピレン、イソプロピレン若しくはイソプロピリ
デン基を表わす)の基、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
を有する線状又は分岐鎖状のアルキル基、例えばメチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、sec−ブチル又はt−ブチル基、・2〜6個の炭
素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する線状又
は分岐鎖状のアルケニル基、例えばビニル又はアリル基
、 ・1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子
を有する線状又は分岐鎖状アルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ又はブトキ
シ基、 ・−CHO基、 ・2〜6個の炭素原子を有するアシル基、・式−R3−
COOH(ここでR3は前記の意味を有する)の基、 ・式−R3−COOR4(ここでR3は前記の意味を有
し、R4は1〜6個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖
状アルキル基を表わす)の基、 ・式−R3−NH2(ここでNH2基はN−保護されて
おり、R3は前記の意味を有する)の基、・式−R3−
N(R5)2(ここでR3は前記の意味を有し、基R5
は同一又は異なっていてよく、水素原子又は1〜6個の
炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状アルキル基を表
わす)の基、 ・式−R3−CO−N(R5)2(ここでR3及びR5
は前記の意味を有する)の基、 ・式−R3−Z(ここでR3は前記の意味を有し、Zは
前記したようなハロゲン原子を表わす)の基、例えばふ
っ素原子又はCF3基。
【0008】芳香族環上に置換基が存在するならば、そ
れらが所望生成物のレベルで妨害とならないように留意
する必要がある。同様に、第一アミン官能基が存在する
ときは、それを保護基、例えばアシル、特にアセチル基
でN−保護することが必要であろう。環が−R3−CO
OR4型の基を有する場合には、R4基はアルカリ金属
又はアルカリ土金属アルコラートに由来するR基によっ
て交換される(R4とRが異なる種類のアルキル基であ
る場合)。また、環が−R3−COOH型の酸官能基を
持つ場合には、この基は塩形成され、したがって使用ア
ルコラートの追加的消費を生じさせる。芳香族環が、ハ
ロゲン原子Xが存在する脂肪族側鎖を有するときは、こ
のハロゲン原子はアルカリ又はアルカリ土金属アルコラ
ートに由来するR−O−基によて置換される場合があり
、したがって反応体の使用量を決定するにあたってはそ
のことを考慮する必要がある。好ましい置換基の例とし
ては、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルキル基の1個又はそ
れ以上、 ・1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基の1個又は
それ以上、 ・1個又はそれ以上のヒドロキシル基があげられるが、
これらに限らない。
【0009】一般式(II)に相当する少なくとも1個
のハロゲン原子を有する芳香族化合物の例としては、特
に下記のものがあげられる。ブロムベンゼン、ジブロム
ベンゼン、トリブロムベンゼン、1,2,4,5−テト
ラブロムベンゼン、ヘキサブロムベンゼン、2−ブロム
メシチレン、5−ブロム−1,2,4−トリメチルベン
ゼン、1−ブロム−4−t−ブチルベンゼン、ブロムス
チレン、2−ブロムクロルベンゼン、3−ブロムクロル
ベンゼン、4−ブロムクロルベンゼン、2−ブロム−5
−クロルトルエン、ブロムジクロルベンゼン、5−ブロ
ム−2−フルオルトルエン、ブロム(トリフルオルメチ
ル)ベンゼン、ブロムフルオルベンゼン、ブロムジフル
オルベンゼン、ブロムトリフルオルベンゼン、ブロムテ
トラフルオルベンゼン、1−ブロム−2−ニトロベンゼ
ン、1−ブロム−4−ニトロベンゼン、2−ブロム、4
−ニトロトルエン、2−ブロム−5−ニトロトルエン、
2−ブロム−6−ニトロトルエン、1−ブロムナフタリ
ン、2−ブロムナフタリン、9−ブロムアントラセン、
1−ブロム−2−メチルナフタリン、1−ブロム−4−
メチルナフタリン、2−ブロム−6−メトキシナフタリ
ン、2−ブロムアニソール、3−ブロムアニソール、4
−ブロムアニソール、2,6−ジブロム−4−メチルア
ニソール、α,α,α−トリフルオルブロムアニソール
、ブロムフルオルアニソール、4−ブロムフェネトール
、1−ブロム−2,4−ジメトキシベンゼン、1−ブロ
ム−2,5−ジメトキシベンゼン、2−ブロム安息香酸
、3−ブロム安息香酸、4−ブロム安息香酸、3−ブロ
ム−4−メチル安息香酸、3,5−ジブロム−4−アセ
トアミド安息香酸メチル、3,5−ジブロム−4−アセ
トアミド安息香酸エチル、3,5−ジブロム−4−メト
キシ安息香酸メチル、3,5−ジブロム−4−メトキシ
安息香酸エチル、3,5−ジブロム−4−エトキシ安息
香酸メチル、3,5−ジブロム−4−エトキシ安息香酸
エチル、2′−ブロムアセトフェノン、3′−ブロムア
セトフェノン、4′−ブロムアセトフェノン、2−ブロ
ムアセトアニリド、3−ブロムアセトアニリド、4−ブ
ロムアセトアニリド、ブロムメチルアセトアニリド、ブ
ロムフルオルアセトアニリド、4−ブロム−2−(トリ
フルオルメチル)アセトアニリド、ブロム−N,N−ジ
メチルアセトアニリド、4−ブロム−2−クロルアセト
アニリド、ブロムジフルオルアセトアニリド、2−ブロ
ムベンゾニトリル、3−ブロムベンゾニトリル、4−ブ
ロムベンゾニトリル、2−ブロムベンズアミド、4−ブ
ロムベンズアミド、ブロムチオフェノール、4−ブロム
ジフェニルエーテル、4−ブロムベンゾフェノン、モノ
又はポリブロムフェノール、4−ブロム−3−ニトロビ
フェニル、4−ブロム−3−メチルピラゾール、4−ブ
ロム−3,5−ジメチルピラゾール、3−ブロムフラン
、5−ブロムインドール、2−ブロムチオフェン、3−
ブロムチオフェン、2−ブロムピリジン、3−ブロムピ
リジン、4−ブロムピリジン、4−ブロムイソキノリン
、4−ブロム−1,2−(メチレンジオキシ)ベンゼン
【0010】一般式(II)に相当する化合物のうちで
も、本発明は、特に、下記のモノ又はポリハロゲン化芳
香族化合物に適用される。ブロムベンゼン、ジブロムベ
ンゼン、トリブロムベンゼン、1,2,4,5−テトラ
ブロムベンゼン、ヘキサブロムベンゼン、ブロムスチレ
ン、2−ブロムクロルベンゼン、ブロムフルオルベンゼ
ン、ブロムジフルオルベンゼン、ブロムトリフルオルベ
ンゼン、ブロムテトラフルオルベンゼン、2−ブロムア
ニソール、3−ブロムアニソール、4−ブロムアニソー
ル、2,6−ジブロム−4−メチルアニソール、2−ブ
ロム安息香酸、3−ブロム安息香酸、4−ブロム安息香
酸、3,5−ジブロム−4−アセトアミド安息香酸メチ
ル、3,5−ジブロム−4−アセトアミド安息香酸エチ
ル、3,5−ジブロム−4−メトキシ安息香酸メチル、
3,5−ジブロム−4−メトキシ安息香酸エチル、3,
5−ジブロム−4−エトキシ安息香酸メチル、3,5−
ジブロム−4−エトキシ安息香酸エチル、4−ブロム−
2−(トリフルオルメチル)アセトアニリド、モノ又は
ポリブロムビフェニル、2−ブロムチオフェン、3−ブ
ロムチオフェン、2−ブロムピリジン、3−ブロムピリ
ジン、4−ブロムピリジン。
【0011】本発明の好ましい実施態様の一つは、次の
一般式(Ia): (HO)m−Ro−(O−R)n          
  (Ia)(ここで、 ・m及びnは1以上の整数であって、好ましくはm+n
は2〜6であり、 ・Ro及びRは前記の意味を有する) の少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアルコキシ
ル化芳香族化合物の製造方法であり、この方法は次の一
般式(IIa):       (HO)m−Ro−(X)n      
          (IIa)(ここで、 ・m及びnは1以上の整数であって、好ましくはm+n
は2〜6であり、 ・Xはよう素、臭素又は塩素原子を表わし、・Roは前
記の意味を有する) に相当する少なくとも1個のハロゲン原子と少なくとも
1個のヒドロキシル基を含有する芳香族化合物と次の一
般式(III): Mw+〔O−R〕w−               
 (III)(ここで、 ・Mはアルカリ金属又はアルカリ土金属を表わし、・w
はアルカリ金属又はアルカリ土金属の原子価を表わし、 ・Rは前記の意味を有する) のアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとを銅
及び(又は)銅化合物である銅触媒の存在下に反応させ
ることからなり、そしてこの反応を有機イソシアン化物
、イソシアネート及びアルキン二酸エステルのうちから
選ばれる助触媒の有効量の存在下に実施することを特徴
とするものである。
【0012】一般式(IIa)に相当する少なくとも1
個のハロゲン原子と少なくとも1個のヒドロキシル基を
含有する芳香族化合物の例としては、特に下記のものが
あげられる。2−ブロムフェノール、3−ブロムフェノ
ール、4−ブロムフェノール、1−ブロム−2−ナフト
ール、6−ブロム−2−ナフトール、2−ブロム−4−
メチルフェノール、4−ブロム−2,6−ジメチルフェ
ノール、4−ブロム−3,5−ジメチルフェノール、2
,6−ジブロム−4−メチルフェノール、2−ブロム−
p−クレゾール、2−ブロム−4−クロルフェノール、
4−ブロム−2−クロルフェノール、4−ブロム−6−
クロル−o−クレゾール、ブロムフルオルフェノール、
4−ブロム−3,5−ジヒドロキシ安息香酸、5−ブロ
ム−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、ブロムビスフェノ
ール、ブロム−4,4′−イソプロピリデンビスフェノ
ール。
【0013】本発明の方法に加わるアルカリ金属又はア
ルカリ土金属アルコラートは、wが1又は2でありかつ
Rが 1.好ましくは、6個以下の炭素原子を有する線状若し
くは分岐鎖状アルキル、アルケニル、アルカジエニル若
しくはアルキニル基、 2.好ましくは、5〜7個の炭素原子を有するシクロア
ルキル若しくはシクロアルケニル基(特にシクロヘキシ
ル基があげられる)、 3.環式置換基を有する前記1で示したような線状若し
くは分岐鎖状の飽和若しくは不飽和の非環式脂肪族基(
ここで、環とは、飽和、不飽和又は芳香族炭素環式の環
を意味する。このような例としてはベンジル基があげら
れる) を表わす式(III)に相当する。前記のアルコラート
のうちでは、アルカリ金属アルコラートを本発明で使用
するのが好ましく、特に、1〜4個の炭素原子を有する
第一又は第二アルコールのナトリウム又はカリウムアル
コラートが特に良い。最もしばしば使用されるのはナト
リウムメチラート及びナトリウムエチラートである。
【0014】本発明の好ましい実施態様は、一般式(I
)の定義に入り、そして特に次の一般式(Ib):
【化
1】 (ここで、 ・R′及びR6は同一又は異なっていてよく、1〜4個
の炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状のアルキル基
を表わし、 ・またR6は水素原子、1〜4個の炭素原子を有する線
状若しくは分岐鎖状アルコキシ基又はヒドロキシル基を
表わすことができる)に相当するアルコキシル化芳香族
化合物の製造方法にある。本発明の一般式(Ib)に相
当するアルコキシル化芳香族化合物の製造方法は、次の
一般式(IIb):
【化2】 (ここで、 ・Xはよう素、臭素又は塩素原子を表わし、・R7は水
素原子、よう素原子、臭素原子、塩素原子、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有
するアルコキシ基又はヒドロキシル基を表わし、 ・式(IIb)において、ヒドロキシル基はアルデヒド
官能基に対してオルト、メタ又はパラ位にあり得る)に
相当するハロゲノヒドロキシベンズアルデヒドである式
(II)の一般定義に入る少なくとも1個のハロゲン原
子と少なくとも1個のヒドロキシル基を含有する芳香族
化合物と1〜4個の炭素原子を有するアルカリ金属又は
アルカリ土金属アルコラートとを銅及び(又は)銅化合
物である銅触媒の存在下に反応させることからなり、そ
して反応を有機イソシアン化物、イソシアネート及びア
ルキン二酸エステルのうちから選ばれる助触媒の有効量
の存在下に実施することを特徴とする方法である。
【0015】使用するのが好ましい基質の例としては、
特に、下記の群I〜Vの意味を有する一般式(IIb)
に相当する化合物があげられる。 群I ・OH基はCHO官能基に対してパラ位にあり、・ハロ
ゲン原子XはOH基に対してオルト位にあり・R7基は
OH基に対してオルト位にある。 群II ・OH基はCHO官能基に対してオルト位にあり、・ハ
ロゲン原子XはOH基に対してパラ位にあり、・R7基
はOH基に対してオルト位にある。 群III ・OH基はCHO官能基に対してオルト位にあり、・ハ
ロゲン原子XはOH基に対してオルト位にあり、・R7
基はOH基に対してパラ位にある。 群IV ・OH基は、CHO官能基に対してメタ位にあり、・ハ
ロゲン原子XはOH基に対してオルト位にあり、・R7
基はOH基に対してパラ位にある。 群V ・OH基はCHO官能基に対してメタ位にあり、・ハロ
ゲン原子XはOH基に対してパラ位にあり、・R7基は
OH基に対してオルト位にある。
【0016】使用するのが好ましい式(IIb)の化合
物は、特に下記の式(IIb1)、(IIb2)及び(
IIb3):
【化3】
【化4】
【化5】 (これらの式において、X及びR7は前記の意味を有す
る)に相当する。本発明の方法においては、Xが臭素原
子でありかつR7がメトキシ又はエトキシ基を表わす一
般式(IIb1)に相当するハロゲノヒドロキシベンズ
アルデヒドが特に使用される。本発明において原料基質
として使用される一般式(IIb)に相当するハロゲノ
ヒドロキシベンズアルデヒドの例としては、特に、下記
のものがあげられる。3−ブロム−4−ヒドロキシベン
ズアルデヒド、3−ヨード−4−ヒドロキシベンズアル
デヒド、3,5−ジブロム−4−ヒドロキシベンズアル
デヒド、3,5−ジヨード−4−ヒドロキシベンズアル
デヒド、5−ブロム−3−メトキシ−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド、5−ヨード−3−メトキシ−4−ヒド
ロキシベンズアルデヒド、5−ブロム−3−エトキシ−
4−ヒドロキシベンズアルデヒド、5−ヨード−3−エ
トキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、5−ヨード
−3−エトキシ−4−ヒドロキシヘンズアルデヒド、3
−ブロム−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3
−ヨード−4,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3
−ブロム−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3
−ヨード−2,5−ジヒドロキシベンズアルデヒド、2
−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、2−ヨー
ド−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、4−ブロム−3
−ヒドロキシベンズアルデヒド、4−ヨード−3−ヒド
ロキシベンズアルデヒド、3−ブロム−2−ヒドロキシ
ベンズアルデヒド、3−ヨード−2−ヒドロキシベンズ
アルデヒド、5−ブロム−2−ヒドロキシベンズアルデ
ヒド、5−ヨード−2−ヒドロキシベンズアルデヒド。
【0017】式(Ib)のアルコキシル化芳香族化合物
を製造するための本発明方法の好ましい実施態様におい
ては、式(III)のアルカリ金属又はアルカリ土金属
アルコラートは、好ましくは、1〜4個の炭素原子を有
する第一又は第二アルカノールのナトリウム又はカリウ
ムアルコラート、好ましくはナトリウムメチラート又は
エチラートである。
【0018】本発明の方法によれば、式(II)に相当
する少なくとも1個のハロゲン原子と場合によりヒドロ
キシル基を含有する芳香族化合物と式(III)のアル
カリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとが、銅触媒
並びに有機イソシアン化物、イソシアネート及びアルキ
ン二酸エステルのうちから選ばれる助触媒の存在下に反
応せしめられる。触媒として使用される銅化合物は知ら
れている。これは、一般的には、銅(I)又は銅(II
)の有機又は無機化合物の全てである。金属銅も使用す
ることができるが、しかしその作用は遅い。なぜならば
、その一部を銅(I)又は銅(II)に転化することが
予め必要であるからである。銅化合物としては、塩化第
一銅、塩化第二銅、塩基性炭酸銅(II)、硝酸第一銅
、硝酸第二銅、硫酸第二銅、酢酸第二銅、フルオルメチ
ルスルホン酸第二銅、水酸化第二銅、ピコリン酸銅(I
I)、銅(I)メチラート、銅(II)メチラート、8
−キノリンの銅(II)キレート、式ClCuOCH3
及びCu2(OCH3)2(acac)2の銅化合物が
あげられるがこれらに限らない。
【0019】本発明で使用される有機イソシアン化物は
、特に、次の一般式(IV): CN−R8                    
(IV)(ここで、R8は、 ・1〜12個の炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状
アルキル基、 ・5〜12個の炭素原子を有するシグロアルキル基、・
1又は2個のC1〜C12アルキル基で置換された5〜
12個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・6〜1
2個の炭素原子を有するアリール基、・1又は2個のC
1〜C12アルキル基で置換されたアリール基を表わす
) のイソシアン化物である。有機イソシアン化物のうちで
は、一般に、R8が、 ・2〜8個の炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状ア
ルキル基、例えばエチル、プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、t−ブチル、
n−ペンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、n
−オクチル基、 ・シクロヘキシル基 ・フェニル基、又は ・ベンジル若しくはフェネチル基 を表わす式(IV)の化合物に相当する式(IVa)の
化合物が使用される。このような有機イソシアン化物の
例としては、イソシアン化エチル、イソシアン化n−ブ
チル、イソシアン化t−ブチル、イソシアン化フェニル
及びイソシアン化シクロヘキシルがあげられるが、これ
らに限らない。本発明で使用されるイソシアネートは、
脂肪族、芳香族又はシクロ脂肪族モノイソシアネート又
はポリイソシアネート並びにこれらのカルバメートであ
る。このようなイソシアネートの例としては、特に、ブ
チルイソシアネート、1,6−ジイソシアナトヘキサン
、1,5−ジイソシアナト−2−メチルペンタン、1,
4−ジイソシアナト−2−メチルブタン、イソホロンジ
イソシアネート、ヘキシルイソシアネート、フェニルイ
ソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、トルエ
ンジイソシアネートなどがあげられるが、これらに限ら
ない。本発で使用されるアルキン二酸エステルは、特に
、次の一般式(V): R9−OOC−C≡C−COO−R10(ここで、R9
及びR10は同一又は異なっていてよく、 ・1〜12個の炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状
アルキル基、 ・5〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・
1又は2個のC1〜C10アルキル基で置換された5〜
12個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・6〜1
2個の炭素原子を有するアリール基、又は・1又は2個
のC1〜C12アルキル基で置換されたアリール基 を表わす)の化合物である。アルキン二酸エステルのう
ちでは、R9及びR10が、 ・1〜12個の炭素原子を有する線状若しくは分岐鎖状
アルキル基、 ・5又は6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、・
フェニル基、又は ・アルキルフェニル基(アルキル部分は1〜4個の炭素
原子を含む) を表わす式(V)の化合物に相当する式(Va)の化合
物を使用するのが好ましい。このような式(V)のエス
テルの例としては、特に、2−ブチン−1,4−二酸ジ
メチル、2−ブチン−1,4−二酸ジエチル、2−ブチ
ン−1,4−二酸ジ−n−プロピル、2−ブチン−1,
4−二酸ジ−n−ブチル、2−ブチン−1,4−ジ酸ビ
ス(2−エチルヘキシル)、2−ブチン−1,4−二酸
ジフェニル、2−ブチン−1,4−二酸ジシクロヘキシ
ルなどがあげられるが、これらに限られない。
【0020】本発明の方法によれば、式(II)に相当
する少なくとも1個のハロゲン原子と場合によりヒドロ
キシル基を含有する芳香族化合物と式(III)のアル
カリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとが銅触媒並
びに有機イソシアン化物、イソシアネート及びアルキン
二酸エステルのうちから選ばれる助触媒の存在下に反応
せしめられる。また、本発明の方法は、式(II)の化
合物がさらに1個のハロゲン原子を有するときに好適で
ある。この場合には、ポリアルコキシル化が行われよう
。この場合の唯一の条件はアルカリ金属又はアルカリ土
金属アルコラートの使用量を適合させることだけである
。本発明の方法によれば、式(II)に相当する少なく
とも1個のハロゲン原子と場合によりヒドロキシル基を
含有する芳香族化合物のアルコキシル化は、好ましくは
、使用するアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラー
トに対応するアルコールよりなる有機媒体中で実施され
る。溶媒としては、好ましくはメタノール又はエタノー
ルが選ばれる。アルカリ金属又はアルカリ土金属アルコ
ラートが4個以上の総炭素原子数を有するときは、反応
に対して不活性な溶媒を使用し、そして好ましくは極性
の非プロトン溶媒を選ぶことが望ましい。本発明の方法
を使用するのに好適な極性非プロトン溶媒の例としては
、特に、エーテル類、詳しくはエチレンオキシド又はプ
ロピレンオキシドから導かれるジメチルエーテル、例え
ばエチレングリコールジメチルエーテル(即ち、1,2
−ジメトキシエタン)、ジエチレングリコールジメチル
エーテル(即ち、1,5−ジメトキシ−3−オキサペン
タン)、1,8−ジメトキシ−3,6−ジオキサオクタ
ン、1,11−ジメトキシ−3,6,9−トリオキサウ
ンデカン、1,2−ジメトキシ−1−メチルエタン、1
,5−ジメトキシ−1,4−ジメチル−3−オキサペン
タン、1,7−ジメトキシ−1,4−ジメチル−3,6
−ジオキサオクタンなどがあげられる。また、多くの溶
媒を使用することができる。前記の溶媒のうちでも、エ
チレングリコールジメチルエーテル及びジエチレングリ
コールジメチルエーテルが好ましい。式(II)の化合
物の濃度は、化合物(II)と溶媒との全重量に対する
化合物(II)の重量で表わして、一般に3〜40%、
好ましくは10〜30%である。アルカリ金属又はアル
カリ土金属アルコラートの使用量は、一方で、ハロゲン
原子をアルコキシ基に転化するために、他方では、芳香
族核が1個以上のOH基を有する場合には、そのOH基
の塩形成を行わせるために必要とされる化学量論的量に
同等又はそれ以上である。式(II)の化合物がフェノ
ール化合物である場合には、これはアルカリ金属又はア
ルカリ土金属フェナートに転化される。一般的には、ア
ルカリ金属又はアルカリ土金属は、ヒドロキシル基を塩
形成するのに必要な、化学量論的量に相当する量と、ハ
ロゲン原子をアルコキシ基に転化するのに必要な化学量
論的量の1〜5倍、好ましくは1〜3倍に等しい量との
合計量で使用される。アルカリ金属又はアルカリ土金属
アルコラートの濃度は、1モル/l以上、好ましくは1
〜5モル/lであるのが有利である。それ以上の限度は
臨界性を示さないといえる。実際には、アルカリ金属又
はアルカリ土金属アルコラートは、過剰のアルコールを
選定されたアルカリ金属又はアルカリ土金属と反応させ
ることによってその場で形成される。本発明の方法で使
用される銅触媒の量は非常に広範にわたる。通常、銅触
媒対式(II)の化合物のモル比は1〜50%、好まし
くは2〜20%である。本発明の方法において通常使用
される、助触媒として上で定義した不飽和化合物の量は
、不飽和化合物/銅触媒のモル比が1.0〜20.0、
好ましくは1.0〜10.0、さらに好ましくは1.0
〜5.0となるような量である。また、この不飽和化合
物の量は、その上限に関しては、式(II)の化合物に
対する比によって表わすことができる。しかして、一般
的には、式(II)の化合物1モルに対して多くとも2
モルの不飽和化合物、好ましくは式(II)の化合物1
モルに対して1モルの不飽和化合物が使用される。アル
コキシル化反応の温度は、一般に60℃〜220℃、好
ましくは100℃〜180℃である。圧力はそれ自体重
要なパラメータではないが、前記の温度にもたらしかつ
溶媒を失なわせないためには本法は通常自然発生圧力下
で実施される。この反応混合物の自然発生圧力は、一般
に5MPa(50バール)以下である。アルコキシル化
反応の時間は、1〜10時間、好ましくは2〜5時間の
間であってよい。
【0021】前述したように、本発明の他の目的は、本
発明のアルコキシル化方法によって得られたアルコキシ
ル化芳香族化合物からポリアルコキシル化芳香族化合物
を製造する方法である。事実、アルコキシル化反応後に
得られた物質がヒドロキシル基も有するときには、反応
媒質中にアルキル化剤を直接添加することによって該ヒ
ドロキシル基をO−アルキル化反応に付すことができる
ことが発見された。したがって、本発明を実行するため
の別法は、次の一般式(I): (R1−O)m−Ro−(O−R)n        
(I)(ここで、 ・m及びnは1以上の整数であって、好ましくはm+n
は2〜6であり、 ・Ro及びRは前記の意味を有し、 ・R1は1〜6個の炭素原子を有する線状若しくは分岐
鎖状アルキル基である) のポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法であって
、下記の工程1及び2を続けて実施することを特徴とす
るものである。 1)次の一般式(IIa): (HO)m−Ro−(X)n            
  (IIa)(ここで、 ・m及びnは1以上の整数であって、好ましくはm+n
は2〜6であり、 ・Xはよう素、臭素又は塩素原子を表わし、・Roは前
記の意味を有する) に相当する少なくとも1個のハロゲン原子と少なくとも
1個のヒドロキシル基を含有する芳香族化合物を次の一
般式(III): Mw+〔O−R〕w−               
   (III)(ここで、 ・Mはアルカリ金属又はアルカリ土金属を表わし、・w
はアルカリ金属又はアルカリ土金属の原子価を表わし、 ・Rは前記の意味を有する) のアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとを、
銅及び(又は)銅化合物である銅触媒並びに有機イソモ
アン化物、イソシアネート及びアルキン二酸エステルの
うちから選ばれる助触媒の有効量の存在下に反応させる
。 2)アルコキシル化後に、有機反応媒質中に、ハロゲン
化低級アルキル、硫酸ジアルキル及び炭酸ジアルキルの
うちから選ばれるアルキル化剤を直接添加することによ
って、上で得た生成物のヒドロキシル基のO−アルキル
化を実施する。
【0022】本発明の好ましい実施態様は、式(I)の
定義の範囲内に入り、特に次の一般式(Ib′):
【化
6】 (ここで、 ・R′、R1及びR6は同一又は異なっていてよく、1
〜4個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖状アルキル基
を表わし、 ・R6は水素原子、又は1〜4個の炭素原子を有する線
状若しくは分岐鎖状アルコキシ基を表わすことができる
) に相当するポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法
にある。一般式(Ib′)に相当するポリアルコキシル
化芳香族化合物の製造方法は、下記の工程1及び2を包
含する。 1)前記のような一般式(IIb)に相当するハロゲノ
ヒドロキシベンズアルデヒドである一般式(II)の一
般的定義に入る少なくとも1個のハロゲン原子と少なく
とも1個のヒドロキシル基を含有する芳香族化合物と1
〜4個の炭素原子を有するアルカリ金属又はアルカリ土
金属アルコラートとを、銅及び(又は)銅化合物である
銅触媒並びに有機イソシアン化物、イソシアネート及び
アルキン二酸エステルのうちから選ばれる助触媒の有効
量の存在下に反応させる。 2)アルキル化後に、有機反応媒質に、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル残基R′1を持つアルキル化剤を
直接添加することによって、上で得た生成物のヒドロキ
シル基のO−アルキル化を実施する。
【0023】本発明方法の別法によれば、式(II)、
好ましくは式(IIb)に相当する少なくとも1個のハ
ロゲン原子と少なくとも1個のヒドロキシル基を含有す
る化合物は、これを銅触媒及び不飽和型助触媒の存在下
にアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラートと反応
させることによってアルコキシル化反応に付され、次い
でこのようにして得られた少なくとも1個のアルコキシ
基と少なくとも1個のヒドロキシル基を含有する芳香族
化合物はこれをアルキル化剤と反応させることによって
O−アルキル化反応に付される。本発明の範囲内で、例
えば、式(IIb)の3−ハロゲノ−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド及び5−ハロゲノ−4−ヒドロキシ−3
−アルコキシベンズアルデヒドをまずアルコキシル化反
応、次いでO−アルキル化反応に付すことによってこれ
ら原料基質からそれぞれ3,4−ジアルコキシベンズア
ルデヒド及び3,4,5−トリアルコキシベンズアルデ
ヒドが製造される。式(IIa)の化合物が1個以上の
ハロゲン原子及び1個以上のヒドロキシル基を有する場
合には、それぞれ第一工程でモノ又はポリアルコキシル
化が、或いは第二工程でモノ又はポリ−O−アルキル化
が行われ、そして唯一の条件は置換すべき基の数に関係
する反応体の量を適合させることだけである。
【0024】本発明方法の追加工程において、少なくと
も1個のアルコキシ基と少なくとも1個のヒドロキシル
基を有する上で得られた芳香族化合物のO−アルキル化
反応を実施することができる。このためには、上記化合
物はアルキル化剤と接触せしめられる。式R1−O−S
O2−O−R1の硫酸アルキル又は式R1−O−CO−
O−R1の炭酸アルキル(これらの式において、R1は
1〜6個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖状アルキル
基を表わす)を使用することができる。上記のアルキル
化剤のうちでは、硫酸ジメチル又は炭酸ジメチルが好ま
しい。しかし、本発明に従い、アルキル化剤として、次
の一般式(VI): R1−X                    (
VI)(ここで、Xは臭素、塩素又はよう素原子を表わ
し、R1は1〜6個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖
状アルキル基を表わす) に相当するハロゲン化低級アルキルを選択するのが好ま
しい。式(VI)のハロゲン化物のうちでは、Xが塩素
原子でありかつR′1が1〜4個の炭素原子を有する線
状又は分岐鎖状アルキル基である式(VIa)に相当す
るものを使用するのが好ましい。ハロゲン化メチル又は
ハロゲン化エチルがしばしば使用される。ハロゲン化物
のうちでは、一般に塩化物、臭化物及びよう化物が使用
され、特に塩化メチル、クロルエタン、臭化メチル及び
ブロムエタンが使用される。価格が低いことから、塩化
メチル及びクロルエタンを使用するのが好ましい。本発
明を実施するための変法は、高い反応速度を得るように
、反応媒質に好ましくはアルキル化剤を添加する前に、
よう化物の形の塩を添加することからなる。塩としては
、アルカリ金属よう化物、特によう化ナトリウム、カリ
ウム又はリチウムがあげられる。一般的には、O−アル
キル化反応は、アルコキシル化反応後に、所定の温度で
アルキル化剤を導入することによって直接続けられる。 しかし、ある種の場合には、反応期間中pHを6〜12
の間に保持するのが有益であろう。6より低いpHで実
施するときは、O−アルキル化反応の低下及びこの反応
の不活発さが認められる。好ましい態様では、媒質のp
Hは9〜11の間に保持される。pHの制御は、必要な
らば、塩基、好ましくはアルカリ金属水酸化物水溶液を
連続添加することにより確実に行うことができる。 アルカリ金属水酸化物のいずれも使用することができる
。しかし、経済的に考えれば、か性ソーダが好ましい。 本発明方法のこの工程における反応体の使用量に関して
は、好ましい量を以下に定義する。アルキル化剤の使用
量は、アルコキシル化後に得られた生成物の芳香族核上
に存在するヒドロキシル基の数の関数である。使用量は
、好ましくは化学量論的量に少なくとも等しく、200
%になり得る過剰量までである。好ましくは、化学量論
的量に等しい。正確にいえば、例えば、ハロゲン化アル
キル/アルコキシヒドロキシベンズアルデヒドのモル比
は1.0〜3.0、好ましくは約1.0であり、またハ
ロゲン化アルキル/アルコキシジヒドロキシベンズアル
デヒドのモル比は2.0〜6.0、好ましくは約2.0
である。塩基の量は、pHが前記の範囲内に入るように
決定される。本発明の好ましい変法に従うよう化物の形
の塩の使用量は広範に変られる。通常、よう化物の形の
塩対アルキル化剤のモル比は0.05〜0.20の間に
あり、好ましくは0.10附近にある。反応条件に関し
ては、O−アルキル化反応の温度は重要ではない。温度
は反応速度に影響する。一般的には、O−アルキル化反
応は80℃〜200℃で行われる。好ましくは100℃
〜160℃で操作される。圧力は臨界的ではない。圧力
は反応速度に影響する。通常、大気圧から50バールの
間であり、好ましくは大気圧から20バールの間である
。圧力は、通常、反応溶媒及びO−アルキル化に使用さ
れるアルキル化剤が反応条件下でガス状であるときは、
これらによってもたらされる。O−アルキル反応の期間
は、特に反応温度に左右される。期間は、多くの場合1
時間〜8時間である。一般に、1〜4時間の期間で十分
である。本発明の実施態様によれば、第一工程において
反応体の全て、即ち、式(II)の芳香族化合物、銅触
媒及び不飽和型の助触媒を混合し、アルコキシル化反応
に必要な期間加熱した後に、反応媒質にアルキル化剤と
要すれば塩基を添加することができる。本発明の好まし
い実施態様は、まず、例えば20〜50重量%の割合の
対応アルコール中でアルカリ金属アルコラートの溶液を
調製することからなる。そして、装置に、不活性雰囲気
、好ましくは窒素雰囲気下に、式(II)の芳香族化合
物、銅触媒、次いで不飽和型の助触媒が装入され、次い
でアルカリ金属アルコラートの溶液が添加される。次い
で、反応媒質が60℃〜220℃、好ましくは100℃
〜180℃の温度に前記の期間もたらされる。 次いで、アルキル化剤、好ましくは液体又は気体であっ
てよいハロゲン化アルキルが導入され、そしてpHを前
記の範囲に調節する必要がある場合には、平行してアル
カリ金属水酸化物溶液が注入又は流入される。加熱は、
80℃〜200℃、好ましくは100℃〜160℃に、
O−アルキル化反応に必要な期間にわたり続けられる。 反応終了後、得られた式(I)のポリアルコキシル化さ
れた芳香族化合物が典型的な分離方法により、蒸留か適
当な溶媒による抽出(例えば3,4,5−トリメトキシ
ベンズアルデヒドの場合にはトルエン)によるかして分
離される。銅触媒は典型的な処理により、特に酸処理に
より反応媒質から除去することができる。
【0025】本発明の方法は、ハロゲン原子を含有する
全ての基質のアルコキシル化を非常に良好な収率でもっ
て実施するのを可能にさせる。本発明方法のその他の利
点は、これがそれほど高価でなくかつ容易に再循環でき
る通常の溶媒をその好ましい方式で使用することである
。本発明の方法は、下記のアルコキシベンズアルデヒド
の製造に完全に適している。3,4,5−トリメトキシ
ベンズアルデヒド、3,4−ジメトキシベンズアルデヒ
ド、3,4−ジエトキシベンズアルデヒド、3−エトキ
シ−4−メトキシベンズアルデヒド。本発明の方法で製
造することができる3,4,5−トリメトキシベンズア
ルデヒドは、特に、製薬用物質の製造に有用である。 本発明方法の特に有益な利点の一つは、アルデヒド官能
基を保護する必要もなく、アルコキシル化反応を行わし
めることである。また、本発明方法の他の利点は、アル
コキシル化及びO−アルキル化反応を同じ反応器で続け
て行うことを可能ならしめることである。例えば、3,
4,5−トリメトキシベンズアルデヒドの製造の場合に
は、その製造は、5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンズアルデヒドより出発し、本質上均質な有機
媒質中で、アルコキシル化中間生成物を分離することな
く行われるが、このことは工業的観点から非常に有益で
ある。
【0026】下記の実施例は本発明を例示するものであ
って、それを何ら制限するものではない。下記の実施例
では、下記の略号を使用する。 ・BHMB:5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキ
シベンズアルデヒド、 ・BHB:3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、 ・シリンガアルデヒド:4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
トキシベンズアルデヒド、 ・TT(転化率)=導入した式(II)の化合物のモル
数に対する転化した式(II)の化合物のモル数の割合
(%)、 ・RT(収率)=転化した式(II)の化合物のモル数
に対する生成した式(I)の化合物のモル数の割合(%
)、 ・RR(収率)=導入した式(II)の化合物のモル数
に対する生成した式(I)の化合物のモル数の割合(%
)。
【0027】例1 5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアル
デヒドのメトキシ化 加熱器及び攪拌器を備えた40cm3のテフロン張り反
応器に、次の成分を装入した。 2.22g(0.0096モル)の5−ブロム−4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(BHMB)
2.16g(0.040モル)のナトリウムメチラート
25cm3のメタノール 0.099g(0.001モル)の塩化銅(I)0.4
cm3(0.0038モル)のイソシアン化n−ブチル この配合物を混合しながら125℃で3時間加熱した。 次いで周囲温度に冷却し、反応混合物を80cm3の蒸
留水で稀釈した。得られた混合物を硫酸を用いてpH4
に調整した。
【0028】不溶分を濾別し、高性能液体クロマトグラ
フ(CLHP)により残留BHMBと生成したシリンガ
アルデヒド(4−ヒドロキシ−3,5−メトキシベンズ
アルデヒド)を決定した。次の結果を得た。 BHMBの転化率:100% 転化したBHMBに対するシリンガアルデヒドの収率(
RT):94%
【0029】例2 5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアル
デヒドのメトキシ化 イソシアン化n−ブチルの代わりにイソシアン化ter
t−イソブチルを用いたほかは例1と同じ装入物及び同
じ操作条件で例1の方法を繰り返した。次の結果を得た
。 BHMBの転化率:98% 転化したBHMBに対するシリンガアルデヒドの収率(
RT):99%
【0030】例3 5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアル
デヒドのメトキシ化 イソシアン化n−ブチルの代わりに0.476g(0.
004モル)のフェニルイソシアネートを使用し、また
塩化銅の代わりに式CuCO3・Cu(OH)2の塩基
性炭酸銅(II)を0.100g(0.0005モル)
使用したほかは例1と同じ装入物及び同じ操作条件で例
1の方法を繰り返した。次の結果を得た。 BHMBの転化率:95% 転化したBHMBに対するシリンガアルデヒドの収率(
RT):99%
【0031】例4 3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒドのメトキ
シ化 加熱器及び攪拌器を備えた40cm3のテフロン張り反
応器に、次の成分を装入した。 1.02g(0.005モル)の3−ブロム−4−ヒド
ロキシベンズアルデヒド(BHB) 1.08g(0.020モル)のナトリウムメチラート
10cm3のメタノール 0.055g(0.0025モル)の式CuCO3・C
u(OH)2の炭酸銅(II) 0.2cm3(0.0019モル)のイソシアン化n−
ブチル この配合物を混合しながら125℃で4時間15分間加
熱した。次いで周囲温度に冷却し、反応混合物を蒸留水
で稀釈した。得られた混合物を硫酸を用いてpH4に調
整し、高性能液体クロマトグラフ(CLHP)により決
定した。次の結果を得た。 BHBの転化率(TT):75% バニリンの収率(RT):99%
【0032】例5 3−ブロム−4−ヒドロキシベンズアルデヒドのメトキ
シ化 イソシアン化n−ブチルの代わりにイソシアン化ter
t−イソブチルを用いたほかは例4と同じ装入物及び同
じ操作条件で例4の方法を繰り返した。次の結果を得た
。 BHBの転化率(TT):88% バニリンの収率(RT):99%
【0033】例6 5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアル
デヒドのメトキシ化 イソシアン化n−ブチルの代わりに0.557g(0.
004モル)の2−ブチン−1,4−二酸ジメチルを用
いたほかは例1と同じ装入物及び同じ操作条件で例1の
方法を繰り返した。次の結果を得た。 BHMBの転化率:100% シリンガアルデヒドの収率(RT):99%
【0034
】例7 ブロムベンゼンのメトキシ化 加熱器及び攪拌器を備えた40cm3のテフロン張り反
応器に、次の成分を装入した。 1.57g(0.010モル)のブロムベンゼン2.7
1g(0.015モル)のナトリウムメチラート(メタ
ノール中30%溶液として) 0.110g(0.0005モル)の式CuCO3・C
u(OH)2の炭酸銅(II) 0.44g(0.004モル)のイソシアン化シクロヘ
キシル この配合物を125℃で5時間30分加熱した。例1と
同様に反応混合物を処理し、気相クロマトグラフにより
次の結果を得た。 0.83gのアニソール(76.4%の収率RRに相当
【0035】例8 ブロムベンゼンのメトキシ化 イソシアン化シクロヘキシルの代わりに0.75g(0
.004モル)の2−ブチン1,4−二酸ジメチルを用
いたほかは例7と同じ方法を繰り返した。次の結果を得
た。 0.96gのアニソール(76.4%の収率RRに相当
【0036】例9 メチル化に続く5−ブロム−4−ヒドロキシ−3−メト
キシベンズアルデヒドのメトキシ化 加熱器及び攪拌器を備えた3.9リットルの不銹鋼製反
応器に、窒素雰囲気下で次の成分を装入した。 170.5g(0.738モル)の5−ブロム−4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(BHMB)
162gのナトリウムメチラート 1785cm3(1428g)のメタノール8.3g(
0.0377モル)の式CuCO3・Cu(OH)2の
炭酸銅(II) 29.7g(0.300モル)のイソシアン化n−ブチ
ル この配合物を自然に発生する圧力下に混合しながら12
5℃で4時間加熱してメトキシ化反応を行った。次いで
反応混合物を120℃に冷却し、120℃に3時間維持
し、次いで周囲温度に冷却した。不溶分を濾別し、高性
能液体クロマトグラフ(CLHP)により未反応BHM
Bと生成した3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒ
ド)を決定した。次の結果を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次の一般式(II):(HO)m−R
    o−(X)n          (II)(ここで、 ・m及びnは整数であって、nは1以上の整数であり、
    mは0以上の整数であり、そしてm+nは好ましくは1
    〜6であり、 ・Xはよう素、臭素又は塩素原子を表わし、・Roは環
    内に少なくとも5個の原子を有する置換されていてよい
    芳香族環式基を表わし、そして下記の基;即ち、単環式
    又は多環式芳香族炭素環式基並びに少なくとも1種の複
    素原子O、N及びSを含む単環式又は多環式芳香族複素
    環式基のうちの少なくとも一つを表わす)に相当する少
    なくとも1個のハロゲン原子と場合によりヒドロキシル
    基を持つ芳香族化合物と次の一般式(III): Mw+〔O−R〕w−              (
    III)(ここで、 ・Mはアルカリ金属又はアルカリ土金属を表わし、・w
    はアルカリ金属又はアルカリ土金属を原子価を表わし、 ・Rは1〜12個の炭素原子を有する炭化水素基を表わ
    し、そしてこれは線状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは
    不飽和の非環式脂肪族基、単環式若しくは多環式の飽和
    若しくは不飽和のシクロ脂肪族基、又は線状若しくは分
    岐鎖状の飽和若しくは不飽和のシクロ脂肪族若しくはア
    リール脂肪族基であってよい) のアルカリ金属又はアルカリ土金属アルコラートとを銅
    及び(又は)銅化合物である銅触媒の存在下に反応させ
    ることからなる次の一般式(I): (R1−O)m−Ro−(O−R)n        
    (I)(ここで、 ・m及びnは整数であって、nは1以上の整数であり、
    mは0以上の整数であり、そしてm+nは好ましくは1
    〜6であり、 ・Roは環内に少なくとも5個の原子を有する置換され
    ていてよい芳香族環式基を表わし、そして下記の基;即
    ち、単環式又は多環式芳香族炭素環式基並びに少なくと
    も1個の複素原子O、N及びSを含む単環式又は多環式
    芳香族複素環式基のうちの少なくとも一つを表わし、・
    Rは1〜12個の炭素原子を有する炭化水素基を表わし
    、そしてこれは線状若しくは分岐鎖状の飽和若しくは不
    飽和の非環式脂肪族基、単環式若しくは多環式の飽和若
    しくは不飽和のシクロ脂肪族基、又は線状若しくは分岐
    鎖状の飽和若しくは不飽和のシクロ脂肪族若しくはアリ
    ール脂肪族基であってよく、 ・R1は1〜6個の炭素原子を有する線状又は分岐鎖状
    アルキル基を表わす) のポリヒドロキシル化芳香属化合物の製造方法において
    、反応を有機シアン化物、イソシアネート及びアルキン
    二酸エステルのうちから選ばれる不飽和化合物である助
    触媒の有効量の存在下で実施することを特徴とするポリ
    アルコキシル化芳香族化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】  次の一般式(IIa):(HO)m−
    Ro−(X)n            (IIa)(
    ここで、 ・m及びnは1以上の整数であって、好ましくはm+n
    は2〜6であり、Xはよう素、臭素又は塩素原子であり
    、Roは前記の意味を有する) の少なくとも1個のハロゲン原子と少なくとも1個のヒ
    ドロキシル基を含有する芳香族化合物と式(III)の
    アルカリ金属又はアルカリ金属アルコラートを定義する
    ような触媒及び助触媒の存在下に反応させることによっ
    て得られた生成物を、次の工程において、反応媒質に、
    ハロゲン化低級アルキル、硫酸ジアルキル及び炭酸ジア
    ルキルのうちから選ばれるアルキル化剤を直接添加する
    ことによってO−アルキル化反応に付して該生成物のO
    −アルキル化を行うことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
JP41932190A 1989-12-20 1990-12-20 モノ又はポリアルコキシル化芳香族化合物の製造方法 Withdrawn JPH04297432A (ja)

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FR89/17212 1989-12-20
FR90/13903 1990-11-09
FR9013903A FR2669026A1 (fr) 1990-11-09 1990-11-09 Procede de preparation d'alkoxybenzaldehydes.

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GB2089672A (en) * 1980-12-17 1982-06-30 Sterwin Ag Processes for substitution of aromatic compounds
EP0155335A1 (de) * 1984-03-21 1985-09-25 LUDWIG HEUMANN & CO GMBH Verfahren zur Herstellung von 3,5-Dimethoxy-4-alkoxybenzaldehyden
IL81339A (en) * 1987-01-21 1991-12-15 Bromine Compounds Ltd Process for the preparation of 2-tert-butyl-4-methoxyphenol

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