JPH04265738A - 基体部に表皮材を被覆する方法 - Google Patents

基体部に表皮材を被覆する方法

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JPH04265738A
JPH04265738A JP3027328A JP2732891A JPH04265738A JP H04265738 A JPH04265738 A JP H04265738A JP 3027328 A JP3027328 A JP 3027328A JP 2732891 A JP2732891 A JP 2732891A JP H04265738 A JPH04265738 A JP H04265738A
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JP
Japan
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body section
base
mold
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Pending
Application number
JP3027328A
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English (en)
Inventor
Susumu Iwade
進 岩出
Takuro Ueda
上田 卓朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基体部の被覆方法に関す
る。さらに詳しくは、たとえば樹脂発泡成形体などから
なるやわらかな基体部などにその型にそって表皮材を成
形と同時に被覆する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、片面にパイルを有する基布な
どによって被覆された樹脂発泡成形体からなる包材は、
楽器、装飾品などのケースに広く用いられている。
【0003】かかる基体部を基布で被覆する方法として
は縫製などの手作業によって基体部形状に合せて表面に
切り貼りする方法が一般に用いられている。すなわち、
たとえば包装関係、楽器ケース、イス張り家具などにお
いては、縫製したものやカット(布に切りこみを入れる
)したものを用いて基体部に表皮材を手作業で貼り付け
ている。しかし、この従来の方法では、手作業で貼着さ
せるため基体部にフィットさせるのが難かしく(とくに
細かなもの)、また、シワ発生、品格の低下などの問題
があり、充分な品質のものを作製するには時間がかかる
のが実情である。
【0004】なお、本発明者らは地糸パイル糸にレーヨ
ンを用いたシンカーパイルを170 〜180 ℃×6
0秒などの条件で加熱したのち、圧縮成形を行ってみた
が、成形品の輪郭は不明瞭となり、しかも所々破れが生
じ、商品としうる程度の製品はえられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の基
体部被覆方法の問題点に鑑みてなされたものであり、作
業能率が高く、生産性が向上し、かつ、基体部からの浮
上がりのない基体部被覆方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は熱可塑性繊維
からなる表皮材が容易に熱成形でき、しかも成形後の形
状を正確に保持することを研究中に見出し、その知見に
基づき、それまで誰も提案しえなかった基体部を熱成形
時の一方の型として用いるという手法を実現し、本発明
に到達した。
【0007】すなわち、本発明は樹脂発泡成形体などか
らなる前述の基体部の表面上に、たとえば120 〜1
30 ℃に加熱したアクリル系繊維などからなる表皮材
を敷設し、前記基体部の表面形状に適合する形状を有す
る他方の成形型で前記表皮材を前記基体部の方向に押圧
して成形することにより、基体部の表面を前記表皮材で
被覆する基体部の被覆方法に関する。
【0008】本発明の方法は、包装材として基体部をよ
り豪華に見せるため基体部に表皮材(織物、ニット、不
織布など)を被覆する方法であって、プラスチック(発
泡体も含む)、金属、木またはそれらの合成体などの基
体部を成形時の一方の型とし、成形の際に、表皮材を基
体部の型にそって成形するとともに、同時に付着、接着
させるものであり、上型または下型のいずれか一方を不
要とし、それに代えていずれか一方の型として基体部を
用いる被覆成形方法である。
【0009】表皮材は熱可塑性繊維を使用した表皮材で
ある。
【0010】該表皮材は立毛品や2層構造品、プラスチ
ックシートなどと基布とを貼り合わせた構造体であって
もよい。
【0011】なお、前記立毛品および2層構造品とは、
パイル表材と基布とを有する織物または編物などであり
、その具体例としては、モケット、トリコット、ビロー
ド、コール天、タフトパイル、ラッシェルパイルなどが
あげられる。
【0012】また、立毛品や2層構造品を使用するとき
に基布になる部分のみに熱可塑性繊維を用いた表皮材で
もよい。
【0013】前記構造品を表皮材として用いるばあいに
は、パイルや2層構造品の表と基布との軟化温度差が(
パイルや2層構造品の表の方が高く)30℃以上である
ことが好ましく、さらに好ましくはパイル、2層構造品
の表は軟化しない繊維がよい。軟化温度は3000デニ
ル、30mm長の繊維に5mg/デニルの荷重をかけて
温度を3℃/分で上昇させ、急激な収縮を開始する温度
である。ただし該温度は接線法で求められる。
【0014】そのような表皮材としては、基布に熱可塑
性繊維を用い、パイル表材にレーヨン、綿、ウール、絹
、アセテートなどの軟化しない繊維またはPET 、ア
ラミドなどの耐熱性の高い繊維を用いたものがあげられ
る。
【0015】熱可塑性繊維としては破断時の伸度/強度
比が100 ℃で50%/g /デニル以上、好ましく
は75%/g /デニル以上がよい。
【0016】破断時の伸度/強度は、弱い力でのびる率
を表わす尺度としての意味を有する。
【0017】図3にいくつかの熱可塑性繊維の破断時の
伸度/強度比を示す。
【0018】図3において、+、○、△は、それぞれア
クリロニトリル単位30%とポリ塩化ビニル70%とを
含有する重合体からなる合成繊維、アクリロニトリル単
位50%とポリ塩化ビニル50%とを含有する重合体か
らなる合成繊維、ポリアクリロニトリル合成繊維につい
ての測定値を表わす。
【0019】図3より、+、○で表わされたものは10
0 ℃において前記比の値が75%/g /デニル以上
であることがわかる。
【0020】成形方法は真空成形であっても、圧空プレ
スであってもよく、他の方法であってもよい。ただし、
前記表皮材は通気性があるため、真空、圧空時には不通
気性の熱可塑性プラスチックシートを表皮材に貼り付け
た複合体が用いられる。
【0021】基体部としては、たとえば、発泡プラスチ
ック、非発泡プラスチック、プレス加工金属、木工品ま
たはそれらの合成品(射出成形品など)などが用いられ
る。とくに本発明の方法は発泡プラスチックのようにや
わらかなものにも、表皮材(たとえば前述の熱可塑性繊
維を使用したもの)を容易にかつ良好に成形被覆しうる
ことを特長とする。
【0022】接着方法は基体部もしくは表皮材裏にまた
は両面に接着剤をスプレー、刷毛などで塗布することに
より、または接着シートを表皮材裏面に配することによ
り、成形と同時に接着を行ってもよい。
【0023】
【作用】本発明の方法においては、基体部をいわば成形
型として用い、成形と貼着とを同時に行うため、作業能
率が飛躍的に向上する。
【0024】たとえば、熱可塑性繊維のなかでもとくに
アクリル系繊維からなる基布は熱成形温度が低く、かつ
範囲が広く、さらに、小さな力で成形しうるという特性
(以下、成形容易性という)を有しているので、他の材
料からなる基布のばあいに比べて低温、低圧で充分な成
形を行うことができ、木や金属などの通常の成形型材料
に比べて耐熱性および圧縮強度の低い樹脂発泡成形体か
らなる基体部上での成形が可能になるのである。
【0025】また、とくに前記アクリル系繊維からなる
表皮材は成形後にもとに戻ろうとせず、成形された形状
を維持する特性(以下、形状保持性という)を有してい
るので、基体部表面形状とすみずみまで一致する形状に
成形され基体部と接合されて基体部を被覆する。したが
って、基布と基体部とのあいだにかならずしも接着剤を
塗布しなくてもよく、必要に応じて補助的に用いるだけ
になる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の方法を説明するための概略断
面図、図2は本発明の方法によってえられる被覆された
基体部の概略断面図である。
【0027】図1に示されるように、本発明の方法によ
れば、樹脂発泡成形体からなる包材(基体部)1の表面
上に、たとえば120 〜130 ℃に加熱したアクリ
ル系繊維からなる基布(表皮材)2が敷設され、前記基
体部1の表面形状に適合する形状を有する成形上型(成
形型)3で前記基布2が前記基体部1の方向に押圧され
て成形されることにより、基体部1の表面が前記基布2
で被覆される。
【0028】前記基体部1に用いる樹脂発泡体の具体例
としては、ポリスチレン発泡体、ポリウレタン発泡体、
ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体などがあげ
られる。これらの中ではポリスチレン発泡体、ポリエチ
レン発泡体が熱可塑性繊維からなる基布2との密着性(
接着性)が良好なこと、圧縮時変形が小さいことなどか
ら好ましい。
【0029】前記基布2に用いる熱可塑性繊維としては
、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレ
ン、ポリアクリロニトリル、モダクリル、ポリエステル
、ポリアミドなどがあげられ、なかでもカネカロン(商
標、鐘淵化学工業(株)製)などのモダクリルが成形容
易性および形状保持性がとくにすぐれているので好まし
い。
【0030】たとえば基布2にモダクリルが用いられた
ばあいに基布2を 120〜 130℃に加熱する方法
としては、たとえば 170〜180 ℃の熱炉中で3
0秒加熱する方法などがあげられるが、これに限定され
るものではない。
【0031】前記基布2の温度が不適当に低いばあいに
は成形容易性および形状保持性が低下して、その結果、
型押し時に基布2が充分のびないため基体部1がすくな
くとも部分的に圧縮変形したり、被覆後の基布2に浮上
りが生じたりするおそれがある。また、前記範囲をこえ
るばあいには基布2が熱により硬化したり、さらには熱
収縮などによって破れたりしやすくなる。
【0032】前記基布2は、基体部1に面しない側に、
たとえばレーヨン、ポリエステル、ナイロンなどからな
るパイルを有していてもよい。
【0033】成形上型3を用いて基布2を基体部1に押
しつける押圧力(型自重も含む)は、たとえばトランペ
ット用などの楽器ケースを例にとれば0.5 〜1.2
kg /cm2 程度で充分である。
【0034】なお、前述のごとく、アクリル系樹脂から
なる基布2はすぐれた形状保持性を有するので、型に沿
った形状に成形され包材と接合され、接着剤に依存しな
くとも、浮上りを生ずることなく基体部1表面をすみず
みまで細密に被覆するが、基体部1表面と基布2とのあ
いだには所望により接着剤が適用されてもよい。
【0035】前記接着剤の具体例としては、通常、合成
樹脂系のものが多く用いられるが、天然、合成いずれの
ものも用いることができる。また、ホットメルトフィル
ムなどを用いてもよい。
【0036】このようにして、図2に示されるように、
基体部1の表面形状にすみずみまで沿った基布2により
、基体部1が被覆せしめられ、しかも、単一工程で成形
と貼着とが一挙に行われる。
【0037】
【発明の効果】本発明により、従来の基体部被覆方法に
おける成形工程と貼着工程とが単一の工程になり、しか
も細かな手作業が排除されるので、作業能率が飛躍的に
向上する。
【0038】さらに、熱可塑性繊維、とくにモダクリル
繊維のもつすぐれた成形容易性および形状保持性によっ
て、基材の浮上りなどの被覆不良の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図2】本発明の方法によってえられる被覆された基体
部の概略断面図である。
【図3】熱可塑性繊維の破断時の伸度/強度比と温度と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1  基体部 2  表皮材 3  成形型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基体部と表皮部とからなる製品を製造
    する方法であって、基体部を成形型の一方の型として用
    い、該基体部と他方の型とのあいだに位置せしめた熱可
    塑性繊維を用いた表皮材を、熱成形することによって、
    成形と同時に基体部に付着させることを特徴とする基体
    部に表皮材を被覆する方法。
  2. 【請求項2】  表皮材がパイル表皮と基布とを有し、
    基布が熱可塑性繊維からなる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  熱可塑性繊維の100 ℃における破
    断時の伸度/強度比が50%/g /デニル以上である
    請求項2記載の方法。
JP3027328A 1991-02-21 1991-02-21 基体部に表皮材を被覆する方法 Pending JPH04265738A (ja)

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