JPH04266874A - イソキノロン誘導体 - Google Patents

イソキノロン誘導体

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JPH04266874A
JPH04266874A JP7869191A JP7869191A JPH04266874A JP H04266874 A JPH04266874 A JP H04266874A JP 7869191 A JP7869191 A JP 7869191A JP 7869191 A JP7869191 A JP 7869191A JP H04266874 A JPH04266874 A JP H04266874A
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isoquinolone
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lower alkyl
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Hiroki Kato
加藤 浩樹
Noriyoshi Sueda
憲義 末田
Nobusuke Kinoshita
木下 宣祐
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なイソキノロン誘
導体、その製造方法およびこのイソキノロン誘導体を有
効成分とするアルドースレダクターゼ阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アルドースレダクターゼ(以下、「AR
」と略記)は生体内でグルコース、ガラクトース等のア
ルドースをソルビトール、ガラクチトール等のポリオー
ルに還元する酵素であり、この酵素の働きにより生じた
ソルビトールやガラクチトールが糖尿病患者およびガラ
クトース血症患者の水晶体、末梢神経、腎臓等に蓄積さ
れ、その結果糖尿病の合併症例えば網膜症、白内障、神
経障害、腎障害が起ることが知られている。したがって
、ARの働きを阻害することにより、上述の糖尿病の合
併症を予防または治療することが可能である。
【0003】イソキノロン誘導体がAR阻害作用を有す
ることは、例えば特開昭56−92871号公報におい
て開示されている。
【0004】この先行文献に記載された化合物はそのイ
ソキノロン環の4位の置換基がカルボキシメチルまたは
アルコキシカルボニルメチルである化合物であって、イ
ソキノロン環の4位の置換基がカルボキシメチルオキシ
またはアルコキシカルボニルメチルオキシであるか、カ
ルボキシエチルまたはアルコキシカルボニルエチルであ
るか、カルボキシエテニルまたはアルコキシカルボニル
エテニルである構造を有する化合物についてはこれまで
に知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した先行文献に未
載の化合物であって、AR阻害作用を有するイソキノロ
ン誘導体について、上記既知物質と比較してより有用で
ありうる化合物の創成、および文献に未載の物質の解明
による技術の豊富化と医薬としての適用の場における選
択性の多様化などの観点から、更にその解明および開発
が求められているところである。
【0006】本発明はかかる状況において、新規なイソ
キノロン誘導体およびこの誘導体を有効成分とする医薬
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
べく本発明者らは鋭意研究した結果、イソキノロン環の
4位の置換基としてこれまで知られていなかった基をイ
ソキノロン環上に導入することにより、新たな構造を有
するイソキノロン誘導体を合成して本発明を完成させた
のである。
【0008】すなわち、本発明は、次の一般式(1)

化2】 (式中、R1は置換されていないか、または環上の任意
の位置が、ハロゲン、C1〜5の低級アルキル、C2〜
5の低級アルケニル、およびC1〜5のハロゲン化アル
キルから独立して選ばれる1または2個の置換基で置換
された芳香族環基を表わし、R2は水素原子またはC1
〜5の低級アルキル基を表わし、そしてXはO、CHま
たはCH2で、XがOまたはCH2の場合は破線は実線
と一緒になって単結合を表わし、XがCHの場合は破線
は実線と一緒になって二重結合を表わす)で表わされる
イソキノロン誘導体またはその薬学的に許容されうる無
毒性の塩に関する。
【0009】更にまた本発明は、上記した一般式(1)
で示されるイソキノロン誘導体またはその薬学的に許容
されうる無毒性の塩を有効成分とするアルドースレダク
ターゼ阻害剤に関する。
【0010】上記した一般式(1)で示される化合物に
おいて基R1の具体例には、フェニル、1−ナフチル、
2−ナフチル、2−、3−または4−メチルフェニル、
2−、3−または4−エチルフェニル、2−、3−また
は4−プロピルフェニル、2−、3−または4−イソプ
ロピルフェニル、2−、3−または4−ブチルフェニル
、2−、3−または4−i−ブチルフェニル、2−、3
−または4−t−ブチルフェニル、2−、3−または4
−ペンチルフェニル、2−、3−または4−クロロフェ
ニル、2、3−または4−ブロモフェニル、2−、3−
または4−フルオロフェニル、2−、3−または4−ト
リフルオロメチルフェニル、2,3−ジクロロフェニル
、2,4−ジクロロフェニル、2,5−ジクロロフェニ
ル、3,5−ジクロロフェニル、2−フルオロ−4−ブ
ロモフェニル、3−フルオロ−5−ブロモフェニル、2
−フルオロ−5−ブロモフェニル、2−、3−または4
−メトキシフェニル、2−、3−または4−エトキシフ
ェニル、2,3−ジメトキシフェニル、3,5−ジメト
キシフェニル、3,4−ジメトキシフェニル、などが挙
げられ、またR2の具体例には水素原子、メチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブ
チル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチルなどが
挙げられる。
【0011】本発明の一般式(1)で示されるイソキノ
ロン誘導体は、(工程1)次の一般式(2)
【化3】 (式中、R1は上記定義の意味を有する)で示される4
−ホルミル−1−イソキノロン化合物と、次の一般式(
3) (AlKO)2P(O)CH3CO2R2a     
    (3)(式中、AlKはメチル、エチル、プロ
ピルなどの低級アルキル基、R2aはC1〜5の低級ア
ルキル基を表わす)で示されるジアルキルホスホノ酢酸
アルキルエステルとを水素化ナトリウムの存在下にWi
ttig−Horner反応によって反応させて、次の
一般式(1I)
【化4】 (式中、R1、R2aは上記定義の意味を有する)で示
される化合物を得るか、
【0012】(工程2)この一般式(1I)の化合物を
アルカリ条件下に加水分解して次の一般式(1II)

化5】 (式中、R1は上記定義の意味を有する)で示される化
合物を得るか、
【0013】(工程3)更にこの一般式(1II)の化
合物を接触的に水素化して次の一般式(1III)
【化
6】 で示される化合物とすることにより、または、
【001
4】(工程4)次の一般式(4)
【化7】 (式中、R1は上記定義の意味を有する)で示される4
−ヒドロキシ−1−イソキノロン化合物と次の一般式(
5) X・CH2・COOR2              
    (5)(式中、Xはハロゲン例えば塩素、臭素
またはよう素を表わし、R2aは上記定義の意味を有す
る)で示されるハロ酢酸アルキルエステルとを塩基の存
在下に反応させて次の一般式(1IV)
【化8】 (式中、R1およびR2aは上記定義の意味を有する)
で示される化合物を得るか、更に
【0015】(工程5)一般式(1IV)の化合物をア
ルカリ条件下に加水分解して次の一般式(1V)
【化9
】 (式中、R1は上記定義の意味を有する)で示される化
合物を得ることにより製造される。
【0016】上記一般式(1I)〜(1V)の化合物は
いずれも一般式(1)の化合物の範囲に含まれる化合物
である。
【0017】上記した工程1の4−ホルミル−1−イソ
キノロン化合物とジアルキルホスホノ酢酸アルキルエス
テルとの反応は、周知のWittig−Horner反
応によるホルミル基をエチレン基に変換する反応条件下
に行なわれる。すなわち、4−ホルミル1−イソキノロ
ン化合物1モルに対してジアルキルホスホノ酢酸アルキ
ルエステルを0.5〜10モル好ましくは1〜5の割合
で水素化ナトリウムの存在下に反応させることによりホ
ルミル基をアルコキシカルボニルエテニル基に変換せし
められる。 塩基はジアルキルホスホノ酢酸アルキルに対して0.5
〜2モル、好ましくは当モルで用いられる。この反応は
好ましくは不活性の有機溶媒中で常温〜溶媒の沸点温度
で進められる。この反応で使用しうる有機溶媒の例とし
てはn−ヘキサン、リグロイン、ベンゼン、トルエンな
どの炭化水素、メタノール、エタノール、i−プロパノ
ールなどの低級アルコール、エーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、酢酸エチル、
酢酸ブチル、などのエステル、エチレンジクロライド、
クロロホルム、トリクロロエチレン、四塩化炭素などの
塩素化炭化水素溶媒、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセタ
ミドなどの非プロトン性極性溶媒、キ酸、酢酸などのプ
ロトン性極性溶媒を挙げることができ、これらは単独で
または場合により2種以上を混合して使用することがで
きる。この反応で用いるジアルキルホスホノ酢酸アルキ
ルエステルの具体例としては、ジエチルホスホノ酢酸メ
チルエステル、ジエチルホスホノ酢酸エチルエステル、
ジエチルホスホノ酢酸プロピルエステルなどを挙げるこ
とができる。
【0018】このようにして得られた反応混合物からの
目的とする生成物の分離および精製は、この技術分野に
おける通常の手段で行うことができる。例えば、反応混
合物から溶媒を留去し、残留物を別の溶媒に溶解し、水
洗し、乾燥し、溶媒を留去したあとでクロマトグラフィ
ー、再結晶法などの手段で精製して目的物を取得する。
【0019】このようにして得られた化合物において、
基R2aが水素である目的物を所望の場合には、上記し
た工程2によってR2aが加水分解された形のすなわち
、R2aが水素である化合物に変換される。この加水分
解反応はこのイソキノロン化合物のエステル基以外は影
響をうけない反応条件下で進められ、例えば水性アルコ
ール溶媒、またはアルコール−テトラヒドロフラン混合
溶媒中で水酸化ナトリウムのような塩基の存在下に、室
温〜100℃の温度で数分〜数時間程度の反応時間で反
応させることによって行なわれる。
【0020】このようにして加水分解反応で得られる生
成物は上記した工程1で述べたのと同様の精製手段に付
されて精製されうる。
【0021】このようにして得られた化合物においてそ
の4位のカルボキシエテニル基が水素化されてカルボキ
シエチル基に変換された化合物が所望の場合には、上記
した工程3によって工程2で得られた化合物が接触的に
水素化される。この接触的水素化は、公知の接触水素化
反応条件下に行うことができる。すなわち、上記工程3
で得られた化合物を不活性有機溶媒に溶解し、水素化触
媒、例えばラネーニッケル、白金黒、炭素上に担持され
た白金、パラジウム黒などの存在下に、常圧〜加圧下の
水素ガスと常温〜100℃程度の加熱下に接触させるこ
とによって行なわれる。この場合に用いられる不活性有
機溶媒の具体例には、工程1で用いられた有機溶媒を挙
げることができる。反応の終了は水素消費量によってモ
ニターされうる。反応終了後、触媒が濾去され、濾液に
ついて、工程1において記載したのと同様にして生成物
は分離および精製される。
【0022】本発明の一般式(1)の化合物においてX
がOである化合物は上記した工程4によって製造される
。この工程4における4−ヒドロキシ−1−イソキノロ
ン化合物とハロ酢酸アルキルエステルとの反応は前者の
1モルに対して後者の0.5〜5モルを不活性有機溶媒
中、好ましくは酸結合剤としての塩基、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、などの無機塩基またはピリジン、ジメチルアニリ
ンなどの有機塩基の存在下に室温〜溶媒の沸点温度で反
応させて行なわれる。この場合に用いられる不活性有機
溶媒の具体例には、工程1で用いられた有機溶媒を挙げ
ることができる。反応終了後溶媒を留去し、残留物を水
とは混じり合わない溶媒に溶解し、溶液を水洗して水溶
性の生成物を除去し、溶媒層から溶媒を留去し、これを
公知の精製手段、例えばクロマトグラフィー、再結晶な
どによって精製する。
【0023】このようにして得られた化合物において基
R2aが水素である目的物を所望の場合には上記した工
程2と同様の加水分解反応によって基R2aが低級アル
キルである化合物が加水分解される。ここで用いる加水
分解反応条件は工程2で述べたのと同様である。
【0024】本発明の一般式(1)で示されるイソキノ
ロン誘導体はアルドースを対応するポリオールに還元す
るARを阻害する活性を有することにより糖尿病患者に
おける細胞内ソルビトール含量の異常な上昇を抑制する
。したがって、本発明の化合物(1)およびその塩類は
糖尿病の合併症例えば網膜症、白内障、神経障害、腎障
害の予防や治療に有用である。
【0025】本発明の化合物のAR阻害作用は、例えば
実験室の実験ではラットの水晶体から得たARを用いて
J. Biol. Chem., 240, 877〜
882(1965)記載の方法の改変方法(Bioch
emical Pharmacology, 25, 
2505〜2513(1976))に従って実験したと
ころ、10−5モル濃度でARを有意に阻害した。
【0026】さらに、本発明は一般式(1)で示される
イソキノロン誘導体またはこれらの薬学的に許容される
ことができる無毒性の塩を有効成分として含有し、製薬
上適当な担体あるいは剤皮からなる医薬組成物を提供す
る。これらの医薬組成物は当業者によく知られた方法に
より固体製剤、半固体製剤または液体製剤に調製するこ
とができる。製剤の例としては錠剤、カプセル剤、トロ
ーチ剤、シロップ剤、顆粒剤、散剤、注射剤、懸濁剤、
吸入剤等がある。また他の薬剤とともに二重層錠、多層
錠とすることができる。さらに錠剤は、必要に応じて通
常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、腸溶被錠、フィ
ルムコート錠とすることもできる。これらの製剤は経口
または注射液として投与される。
【0027】これらの製剤の有効成分の量は製剤の0.
1〜100重量%であり、適当には経口投与のための製
剤の場合には1〜50重量%であり、そして注射用製剤
の場合には0.1〜10重量%である。
【0028】本発明の製薬組成物の投与方法および投与
量にはとくに制限はなく、各種製剤形態、投与経路、患
者の年令、性別、疾患の程度などにより適宜選択される
が、有効成分の1日当りの投与量は0.01〜1000
mgである。
【0029】以下の実施例により本発明をさらに詳しく
説明するが、これらに限定されるものではない。
【0030】
【実施例】実施例1 4−(2−メトキシカルボニルエテニル)−2−(3,
4−ジクロロベンジル)−1−イソキノロンジエチルホ
スホノ酢酸メチル1.3g(6.2mmol)と60%
水素化ナトリウム0.25g(6.2mmol)とを乾
燥テトラヒドロフラン25ml中で室温で10分間反応
させ、これに2−(3,4−ジクロロベンジル)−4−
ホルミル−1−イソキノロン1.32g(4.0mmo
l)を乾燥テトラヒドロフラン30mlに溶解した溶液
を滴下して加え、室温で1時間反応させた。反応混合物
から溶媒を減圧下に留去し、残留物をクロロホルムに溶
解し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を留去し、得られた残留物をシリカゲルを吸着
剤とするクロマトグラフィーで精製し標題の化合物1.
06g(収率69%)を得た。 性状:結晶 1HNMR:(CDCl3) 3.81(s,3H)、
5.19(s,2H)、6.28(d,2H)、7.1
8(dd,1H)、7.35〜7.45(m,3H)、
7.58(dt,1H)、7.76(dt,1H)、7
.84(d,1H)、7.97(d,1H)、8.49
(dd,1H)。
【0031】実施例2 4−(2−カルボキシエテニル)−2−(3,4−ジク
ロロベンジル)−1−イソキノロン 上記実施例1で得られた4−(2−メトキシカルボニル
エテニル)−2−(3,4−ジクロロベンジル)−1−
イソキノロン1.06g(2.7mmol)をメタノー
ル−テトラヒドロフラン混液に溶解し、これに2N N
aOH水溶液3mlを加えて室温で4時間反応させた。 エステルの消失を薄層クロマトグラフ法で確認後水を加
え、有機溶媒を減圧下に留去し、1N・HClを加えて
溶液を中和し、析出した結晶を濾取し、水洗して目的の
標題の化合物0.94g(収率92%)を得た。
【0032】実施例3 4−(β−カルボキシエチル)−2−(3,4−ジクロ
ロベンジル)−1−イソキノロン 実施例2で得られた4−(2−カルボキシエテニル)−
2−(3,4−ジクロロベンジル)−1−イソキノロン
0.60g(1.60mmol)をエタノール−テトラ
ヒドロフラン(1:1)60mlに溶解し、パラジウム
−炭素(5% 0.1g)を加え、1気圧の水素の存在
下に1時間水素添加した。触媒を濾別し、溶媒を留去し
て得られた白色結晶をエーテルで洗浄し、乾燥して標題
化合物0.52g(収率86%)を得た。
【0033】実施例4 2−(3,4−ジクロロベンジル)−4−メトキシカル
ボニルメトキシ−1−イソキノロン 2−(3,4−ジクロロベンジル)−4−ヒドロキシ−
1−イソキノロン2.4g(9.5mmol)、ブロモ
酢酸エチルエステル1.2g(7.8mmol)および
炭酸カリウム1.1g(8.0mmol)をジメチルス
ルホキシド15mlに加え、60℃で2時間反応させた
。反応混合物を室温に戻し、飽和塩化アンモニウム水溶
液に注加し、混合物をベンゼンで抽出した。抽出液から
ベンゼンを留去し、得られた結晶をクロロホルム−ベン
ゼン混液で再結晶して標題化合物2.33g(収率79
%)を得た。
【0034】実施例5 4−カルボキシメトキシ−2−(3,4−ジクロロベン
ジル)−1−イソキノロン 実施例4で得られた2−(3,4−ジクロロベンジル)
−4−メトキシカルボニルメトキシ−1−イソキノロン
1.20g(3.1mmol)をメタノール−テトラヒ
ドロフラン混液に溶解し、これに2N NaOH水溶液
3mlを加え室温で1時間反応させた。反応混合物を実
施例2の操作と同様に処理して標題化合物1.1g(収
率95%)を得た。
【0035】実施例6〜13 上記した実施例4および実施例5に記載の反応操作を出
発原料を下記する目的生成物に対応するものを用いる以
外は同様に繰返し、夫々実施例6〜13の化合物を得た
。これらの化合物の化学構造と物性とを、上記した実施
例2〜5の化合物のものと一緒にまとめて以下の表1、
表2、表3および表4に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】本発明の化合物のAR阻害活性を下記の実
験方法によって評価した。 実験方法:ハイマン(S. Hayman)およびキノ
シタ(J. H.Kinoshita)により報告され
〔J. Biol. Chem., 240, 877
〜882(1965)〕、バーマ(S. D. Var
ma)およびキノシタにより改変された方法〔Bioc
hemical Pharmacology, 25,
 2505〜2513(1976)〕に従った。
【0041】実験方法の詳細:SD系雄性ラットを断頭
屠殺後、水晶体を摘出し、これを冷水中でホモジナイズ
したのち遠心分離してその上清を粗アルドースレダクタ
ーゼ液として調製した。
【0042】別に、30℃において0.4Mの硫酸アン
モニウムを含有するpH6.2の0.1Mのリン酸ナト
リウム緩衝液を調製し、この溶液に本発明の化合物と、
上記の粗アルドースレダクターゼ液とニコチンアミドア
デニンジヌクレオチドリン酸還元型(NADPH)を溶
解させ、30℃において3分間インキュベートし、その
後DL−グリセルアルデヒドを加えて反応を開始した。 この場合、溶解させる本発明の化合物の濃度は10−5
Mとした。また溶液の全量を1.0mlとしてNADP
Hが0.16mM、 DL−グリセルアルデヒドが10
mM、そしてアルドースレダクターゼが0.010〜0
.016単位の量で含まれるように溶液を調製した。
【0043】酵素活性に対する本発明の化合物の阻害効
果については上記した濃度の本発明の化合物を含む各々
1.0mlの反応混合物について測定した。
【0044】測定は、上記したようにDL−グリセルア
ルデヒドを加えた後に時間の経過とともにNADPHが
酸化されて消失するのを波長が340nmの光を用いる
吸光度の変化を追跡することで行った。
【0045】このようにして測定した本発明の化合物(
実施例の番号で示す)のAR阻害活性を対照値に対する
相対活性として阻害率(%)で表わした。その結果を以
下の表5に示す。
【0046】
【表5】
【0047】本発明の化合物を有効成分とする薬学的製
剤の具体的な形態を幾つか以下に示す。
【0048】製剤例1  錠剤(1錠)  各成分を均
一に混合し直打用粉末とする。これをロータリー式打錠
機で直径6mm、重量100mgの錠剤に成型する。
【0049】製剤例3  顆粒剤(1分包)A.実施例
7の化合物              10mg乳糖
                         
 90mgトウモロコシデンプン          
50mg結晶セルロース              
  50mgB.ヒドロキシプロピルセルロース  1
0mgエタノール                 
   90mgAの成分を均一に混合した後、Bの溶液
を加えて練合し、押出造粒法で整粒し、次いで50℃の
乾燥機で乾燥する。乾燥上がり顆粒を粒度297μm〜
1460μmにふるい分けたものを顆粒剤とする。1分
包量を200mgとする。
【0050】製剤例13  注射液   塩化ナトリウムおよび有効成分を蒸留水を加えて溶
解し、全量を1.0mlとする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次の一般式(1) 【化1】 (式中、R1は置換されていないか、または環上の任意
    の位置が、ハロゲン、C1〜5の低級アルキル、C2〜
    5の低級アルケニル、およびC1〜5のハロゲン化アル
    キルから独立して選ばれる1または2個の置換基で置換
    された芳香族環基を表わし、R2は水素原子またはC1
    〜5の低級アルキル基を表わし、そしてXはO、CHま
    たはCH2で、XがOまたはCH2の場合は破線は実線
    と一緒になって単結合を表わし、XがCHの場合は破線
    は実線と一緒になって二重結合を表わす)で表わされる
    イソキノロン誘導体。
  2. 【請求項2】  一般式(1)で表わされるイソキノロ
    ン誘導体を有効成分として含有するアルドースレダクタ
    ーゼ阻害剤。
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