JPH04267888A - エンドセリンの定量法 - Google Patents
エンドセリンの定量法Info
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- JPH04267888A JPH04267888A JP3027262A JP2726291A JPH04267888A JP H04267888 A JPH04267888 A JP H04267888A JP 3027262 A JP3027262 A JP 3027262A JP 2726291 A JP2726291 A JP 2726291A JP H04267888 A JPH04267888 A JP H04267888A
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- antibody
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々のヒト疾病の臨床
診断に適用できるエンドセリンの定量法および該方法に
利用可能なモノクローナル抗体に関する。
診断に適用できるエンドセリンの定量法および該方法に
利用可能なモノクローナル抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】エンドセリンは、21個のアミノ酸残基
よりなる生理活性ペプチドで、血管内皮細胞から産生さ
れ、強い血管収縮作用をもつことが知られている〔ネイ
チャー(Nature)、332 , 411 −41
5(1988) 〕。エンドセリンの定量法には、1種
類のポリクローナル抗体を用いるラジオイムノアッセイ
による定量法〔バイオケミカルアンド バイオフィジ
カル リサーチ コミュニケーション(Bioch
em. Biophys.Res. Commun.)
,162 , 340 −346(1989) 〕と第
一抗体にマウスモノクローナル抗体、第二抗体にウサギ
ポリクローナル抗体を用いるサンドイッチ定量法が報告
されている〔ジャーナル イムノロジカル メソッ
ド(J. Immunol. Methods),11
8 , 245 −250(1989) 〕。
よりなる生理活性ペプチドで、血管内皮細胞から産生さ
れ、強い血管収縮作用をもつことが知られている〔ネイ
チャー(Nature)、332 , 411 −41
5(1988) 〕。エンドセリンの定量法には、1種
類のポリクローナル抗体を用いるラジオイムノアッセイ
による定量法〔バイオケミカルアンド バイオフィジ
カル リサーチ コミュニケーション(Bioch
em. Biophys.Res. Commun.)
,162 , 340 −346(1989) 〕と第
一抗体にマウスモノクローナル抗体、第二抗体にウサギ
ポリクローナル抗体を用いるサンドイッチ定量法が報告
されている〔ジャーナル イムノロジカル メソッ
ド(J. Immunol. Methods),11
8 , 245 −250(1989) 〕。
【0003】抗エンドセリンモノクローナル抗体として
は、武田薬品工業(株)(EP−31100A1 )、
ヤマサ醤油(株)(WO 8911099, 略称:M
CA ET−01, MCA ET−02) などの抗
体が既に知られている。また、マウス抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体KM565については、第63回日本
薬理学会総会 (1990年3月25〜28日) で本
出願人により発表されている〔ジャパニーズ・ジャーナ
ル・オブ・ファーマコロジィー(Japanese J
ournal of Pharmacology),
vol 52, suppl 1, p202 (19
90)〕。しかし、これらの抗体を第一、第二抗体とし
てエンドセリンのサンドイッチ定量法に利用するという
報告はない。
は、武田薬品工業(株)(EP−31100A1 )、
ヤマサ醤油(株)(WO 8911099, 略称:M
CA ET−01, MCA ET−02) などの抗
体が既に知られている。また、マウス抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体KM565については、第63回日本
薬理学会総会 (1990年3月25〜28日) で本
出願人により発表されている〔ジャパニーズ・ジャーナ
ル・オブ・ファーマコロジィー(Japanese J
ournal of Pharmacology),
vol 52, suppl 1, p202 (19
90)〕。しかし、これらの抗体を第一、第二抗体とし
てエンドセリンのサンドイッチ定量法に利用するという
報告はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の1種類の
ポリクローナル抗体を用いるラジオイムノアッセイによ
る定量法や第二抗体にポリクローナル抗体を用いるサン
ドイッチ定量法では、ポリクローナル抗体のロットの違
いにより、定量性にバラツキがでるという問題がある。 本発明の目的は、モノクローナル抗体を用い、定量性に
バラツキのないエンドセリンのサンドイッチ定量法を提
供することにある。
ポリクローナル抗体を用いるラジオイムノアッセイによ
る定量法や第二抗体にポリクローナル抗体を用いるサン
ドイッチ定量法では、ポリクローナル抗体のロットの違
いにより、定量性にバラツキがでるという問題がある。 本発明の目的は、モノクローナル抗体を用い、定量性に
バラツキのないエンドセリンのサンドイッチ定量法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固相化
した抗エンドセリンモノクローナル抗体(第一抗体)に
検体中のエンドセリン抗原を結合させ、ついで無標識も
しくは標識物質で標識された抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体(第二抗体)を該結合したエンドセリン抗原と
結合させ、無標識の抗エンドセリンモノクローナル抗体
を用いる場合は、さらに標識物質で標識された抗イムノ
グロブリン抗体(第三抗体)を該結合した無標識の抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体と結合させ、結合した標
識物質の量を測定することにより検体中のエンドセリン
抗原量を定量する方法を提供することができる。
した抗エンドセリンモノクローナル抗体(第一抗体)に
検体中のエンドセリン抗原を結合させ、ついで無標識も
しくは標識物質で標識された抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体(第二抗体)を該結合したエンドセリン抗原と
結合させ、無標識の抗エンドセリンモノクローナル抗体
を用いる場合は、さらに標識物質で標識された抗イムノ
グロブリン抗体(第三抗体)を該結合した無標識の抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体と結合させ、結合した標
識物質の量を測定することにより検体中のエンドセリン
抗原量を定量する方法を提供することができる。
【0006】本発明の定量法では、第二抗体として無標
識もしくは標識物質で標識された抗エンドセリンモノク
ローナル抗体のいずれでも用いることができるが、より
感度よくエンドセリンを定量する場合には無標識の抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体を用いる方が好適である
。以下、本発明について詳細に説明する。
識もしくは標識物質で標識された抗エンドセリンモノク
ローナル抗体のいずれでも用いることができるが、より
感度よくエンドセリンを定量する場合には無標識の抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体を用いる方が好適である
。以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】まず、エンドセリンとキャリヤー蛋白の複
合体または、エンドセリンの一部のペプチドとキャリヤ
ー蛋白の複合体を免疫したマウスの脾細胞とマウス骨髄
腫細胞株とを融合させてハイブリドーマを作製し、エン
ドセリンに反応し、キャリヤー蛋白と反応しないモノク
ローナル抗体を生産するハイブリドーマを選択する。該
ハイブリドーマを培地中で培養するか、マウスに投与し
て該マウスを腹水癌化し、該培養液または腹水よりいく
つかのマウスモノクローナル抗体を採取する。ついで、
エンドセリンとキャリヤー蛋白の複合体または、エンド
セリンの一部のペプチドとキャリヤー蛋白の複合体を免
疫したラットの脾細胞とマウス骨髄腫細胞株とを融合さ
せてハイブリドーマを作製し、先に得られたマウスモノ
クローナル抗体とエンドセリンをサンドイッチのように
はさみ込んで結合することのできるモノクローナル抗体
を生産するハイブリドーマを選択する。該ハイブリドー
マを培地中で培養するか、マウスに投与して該マウスを
腹水癌化し、該培養液または腹水よりいくつかのラット
モノクローナル抗体を採取する。このようにして得られ
たいくつかのマウスモノクローナル抗体といくつかのラ
ットモノクローナル抗体をそれぞれ第一、第二抗体とし
、サンドイッチ定量法を検討し、第一抗体と第二抗体の
組み合わせを選択する。
合体または、エンドセリンの一部のペプチドとキャリヤ
ー蛋白の複合体を免疫したマウスの脾細胞とマウス骨髄
腫細胞株とを融合させてハイブリドーマを作製し、エン
ドセリンに反応し、キャリヤー蛋白と反応しないモノク
ローナル抗体を生産するハイブリドーマを選択する。該
ハイブリドーマを培地中で培養するか、マウスに投与し
て該マウスを腹水癌化し、該培養液または腹水よりいく
つかのマウスモノクローナル抗体を採取する。ついで、
エンドセリンとキャリヤー蛋白の複合体または、エンド
セリンの一部のペプチドとキャリヤー蛋白の複合体を免
疫したラットの脾細胞とマウス骨髄腫細胞株とを融合さ
せてハイブリドーマを作製し、先に得られたマウスモノ
クローナル抗体とエンドセリンをサンドイッチのように
はさみ込んで結合することのできるモノクローナル抗体
を生産するハイブリドーマを選択する。該ハイブリドー
マを培地中で培養するか、マウスに投与して該マウスを
腹水癌化し、該培養液または腹水よりいくつかのラット
モノクローナル抗体を採取する。このようにして得られ
たいくつかのマウスモノクローナル抗体といくつかのラ
ットモノクローナル抗体をそれぞれ第一、第二抗体とし
、サンドイッチ定量法を検討し、第一抗体と第二抗体の
組み合わせを選択する。
【0008】以下に本発明で用いられるモノクローナル
抗体の製造法を説明する。 (1) 動物の免疫と抗体産生細胞の調製3〜20週令
のマウスまたは、ラットに抗原(エンドセリンとキャリ
ヤー蛋白の複合体またはエンドセリンの一部のペプチド
とキャリヤー蛋白の複合体)を免疫して、その動物の脾
、リンパ節、末梢血中の抗体産生細胞を調製する。免疫
の方法は、動物の皮下あるいは静脈内あるいは腹腔内に
、適当なアジュバント〔例えば、フロインドの完全アジ
ュバント(Complete Freund’s Ad
juvant)または、水酸化アルミニウムゲルと百日
咳菌ワクチンなど〕とともに抗原を投与する。これらの
投与は、1回目の投与の後1〜2週間おきに5〜10回
行う。各投与後3〜7日目に眼底静脈叢より採血し、そ
の血清が抗原と反応することを酵素免疫測定法〔酵素免
疫測定法(ELISA法):医学書院刊 1976 年
〕などで調べる。免疫に用いた抗原に対し、その血清が
十分な抗体価を示したマウスまたはラットを脾細胞の供
給源として提供する。脾細胞と骨髄腫細胞の融合に供す
るにあたって、抗原物質の最終投与後3〜7日目に免疫
したマウスまたはラットより脾臓細胞を摘出し、脾細胞
を調製する。脾臓をMEM培地(日水製薬社製)中で細
断し、ピンセットでほぐし、遠心分離(1200rpm
、5分) した後、上清を捨て、トリス−塩化アンモニ
ウム緩衝液(pH7.65)で1〜2分間処理し赤血球
を除去し、MEM培地で3回洗浄して融合用脾細胞とし
て提供する。
抗体の製造法を説明する。 (1) 動物の免疫と抗体産生細胞の調製3〜20週令
のマウスまたは、ラットに抗原(エンドセリンとキャリ
ヤー蛋白の複合体またはエンドセリンの一部のペプチド
とキャリヤー蛋白の複合体)を免疫して、その動物の脾
、リンパ節、末梢血中の抗体産生細胞を調製する。免疫
の方法は、動物の皮下あるいは静脈内あるいは腹腔内に
、適当なアジュバント〔例えば、フロインドの完全アジ
ュバント(Complete Freund’s Ad
juvant)または、水酸化アルミニウムゲルと百日
咳菌ワクチンなど〕とともに抗原を投与する。これらの
投与は、1回目の投与の後1〜2週間おきに5〜10回
行う。各投与後3〜7日目に眼底静脈叢より採血し、そ
の血清が抗原と反応することを酵素免疫測定法〔酵素免
疫測定法(ELISA法):医学書院刊 1976 年
〕などで調べる。免疫に用いた抗原に対し、その血清が
十分な抗体価を示したマウスまたはラットを脾細胞の供
給源として提供する。脾細胞と骨髄腫細胞の融合に供す
るにあたって、抗原物質の最終投与後3〜7日目に免疫
したマウスまたはラットより脾臓細胞を摘出し、脾細胞
を調製する。脾臓をMEM培地(日水製薬社製)中で細
断し、ピンセットでほぐし、遠心分離(1200rpm
、5分) した後、上清を捨て、トリス−塩化アンモニ
ウム緩衝液(pH7.65)で1〜2分間処理し赤血球
を除去し、MEM培地で3回洗浄して融合用脾細胞とし
て提供する。
【0009】(2) 骨髄腫細胞の調製骨髄腫細胞とし
ては、マウスから得られた株化細胞を使用する。たとえ
ば、8−アザグアニン耐性マウス(Balb/c由来)
骨髄腫細胞株P3−X63Ag8−U1(P3−U1)
〔カレント・トピックス・イン・ミクロバイオロジィ・
アンド・イムノロジィー1(Current Topi
cs in Microbiology and Im
munology−1 ) ,ヨーロピアン・ジャーナ
ル・オブ・イムノロジィ(European J. I
mmunology)6 , 511 −519(19
76) 〕、SP2 /0 −Ag14(SP−2)〔
ネイチャー(Nature) 276 , 269−
270 (1978)〕、P3−X63 −Ag865
3 (653) 〔ジャーナル・オブ・イムノロジィ
(J. Immunology)123 ,1548
−1550(1979)〕、P3−X63 −Ag8(
X63)〔ネイチャー(Nature) 256 ,
495−497(1975) 〕などが用いられる。こ
れらの細胞株は、8−アザグアニン培地〔RPMI−1
640培地にグルタミン(1.5mM) 、2−メルカ
プトエタノール(5×10−5M)、ジェンタマイシン
(10 μg /ml) および牛胎児血清(FCS)
(CSL社製、10%)を加えた培地(以下、正常培地
という。)に、さらに8−アザグアニン(15μg /
ml)を加えた培地〕で継代するが、細胞融合の3〜4
日前に正常培地に継代し、融合当日2×107個以上の
細胞数を確保する。
ては、マウスから得られた株化細胞を使用する。たとえ
ば、8−アザグアニン耐性マウス(Balb/c由来)
骨髄腫細胞株P3−X63Ag8−U1(P3−U1)
〔カレント・トピックス・イン・ミクロバイオロジィ・
アンド・イムノロジィー1(Current Topi
cs in Microbiology and Im
munology−1 ) ,ヨーロピアン・ジャーナ
ル・オブ・イムノロジィ(European J. I
mmunology)6 , 511 −519(19
76) 〕、SP2 /0 −Ag14(SP−2)〔
ネイチャー(Nature) 276 , 269−
270 (1978)〕、P3−X63 −Ag865
3 (653) 〔ジャーナル・オブ・イムノロジィ
(J. Immunology)123 ,1548
−1550(1979)〕、P3−X63 −Ag8(
X63)〔ネイチャー(Nature) 256 ,
495−497(1975) 〕などが用いられる。こ
れらの細胞株は、8−アザグアニン培地〔RPMI−1
640培地にグルタミン(1.5mM) 、2−メルカ
プトエタノール(5×10−5M)、ジェンタマイシン
(10 μg /ml) および牛胎児血清(FCS)
(CSL社製、10%)を加えた培地(以下、正常培地
という。)に、さらに8−アザグアニン(15μg /
ml)を加えた培地〕で継代するが、細胞融合の3〜4
日前に正常培地に継代し、融合当日2×107個以上の
細胞数を確保する。
【0010】(3) 細胞融合
(1) で免疫した抗体産生細胞と(2) で得られた
骨髄腫細胞をMEM培地またはPBS(リン酸二ナトリ
ウム1.83g、リン酸一カリウム0.21g、食塩7
.65g、蒸留水1リットル、pH7.2)でよく洗浄
し、細胞数が、抗体産生細胞:骨髄腫細胞=5〜10:
1になるよう混合し、遠心分離(1,200rpm、5
分) した後、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほ
ぐした後、攪拌しながら、37℃で、ポリエチレングラ
イコール−1,000(PEG−1,000)2g、M
EM2mlおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混
液0.2〜1ml/103抗体産生細胞を加え、1〜2
分間毎にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM
培地を加えて全量が50mlになるようにする。遠心分
離(900rpm、5分) 後、上清を捨て、ゆるやか
に細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹出
しでゆるやかに細胞をHAT培地〔正常培地にヒポキサ
ンチン(10−4M)、チミジン(1.5×10−5M
)およびアミノプテリン(4×10−7M)を加えた培
地〕100ml中に懸濁する。この懸濁液を96穴培養
用プレートに100μl /穴ずつ分注し、5%CO2
インキュベーター中、37℃で7〜14日間培養する
。培養後、培養上清の一部をとり酵素免疫測定法などに
より、抗原に対する抗体価を測定し、エンドセリンに特
異的に反応し、キャリヤー蛋白のみとは、反応しないも
のを選択する。ついで、限界希釈法によりクローニング
を2回繰り返し〔1回目は、HT培地(HAT培地から
アミノプテリンを除いた培地)、2回目は、正常培地を
使用する〕、エンドセリンに対し強く反応するモノクロ
ーナル抗体を安定して産生するものを抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体産生ハイブリドーマ株として選択する
。
骨髄腫細胞をMEM培地またはPBS(リン酸二ナトリ
ウム1.83g、リン酸一カリウム0.21g、食塩7
.65g、蒸留水1リットル、pH7.2)でよく洗浄
し、細胞数が、抗体産生細胞:骨髄腫細胞=5〜10:
1になるよう混合し、遠心分離(1,200rpm、5
分) した後、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほ
ぐした後、攪拌しながら、37℃で、ポリエチレングラ
イコール−1,000(PEG−1,000)2g、M
EM2mlおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混
液0.2〜1ml/103抗体産生細胞を加え、1〜2
分間毎にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM
培地を加えて全量が50mlになるようにする。遠心分
離(900rpm、5分) 後、上清を捨て、ゆるやか
に細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹出
しでゆるやかに細胞をHAT培地〔正常培地にヒポキサ
ンチン(10−4M)、チミジン(1.5×10−5M
)およびアミノプテリン(4×10−7M)を加えた培
地〕100ml中に懸濁する。この懸濁液を96穴培養
用プレートに100μl /穴ずつ分注し、5%CO2
インキュベーター中、37℃で7〜14日間培養する
。培養後、培養上清の一部をとり酵素免疫測定法などに
より、抗原に対する抗体価を測定し、エンドセリンに特
異的に反応し、キャリヤー蛋白のみとは、反応しないも
のを選択する。ついで、限界希釈法によりクローニング
を2回繰り返し〔1回目は、HT培地(HAT培地から
アミノプテリンを除いた培地)、2回目は、正常培地を
使用する〕、エンドセリンに対し強く反応するモノクロ
ーナル抗体を安定して産生するものを抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体産生ハイブリドーマ株として選択する
。
【0011】(4) モノクローナル抗体の調製プリス
タン処理〔2,6,10,14 −テトラメチルペンタ
デカン(Pristane) 0.5 ml を腹腔内
投与し、2週間飼育する〕した8〜10週令のマウスに
、(3) で得られた抗エンドセリンモノクローナル抗
体産生ハイブリドーマ細胞2×106 〜5×107
細胞/匹を腹腔内注射する。10〜21日でハイブリド
ーマは腹水癌化する。このマウスから腹水を採取し、遠
心分離(3,000rpm、5分) して固形分を除去
後、40〜50%硫酸アンモニウムで塩析し、PBSに
塩化ナトリウムを加えた液で透析し、DEAE−セファ
ロースカラム、プロテインA−カラムあるいは、セルロ
ファインGSL2000(生化学工業社製)のカラムに
通塔し、IgGあるいは、IgM画分を集め、精製モノ
クローナル抗体とする。抗体のサブクラスの決定は、マ
ウスモノクローナル抗体タイピングキット(ザイメット
社製)あるいはラットモノクローナル抗体タイピング抗
体(ノルディックイムノロジー社製)を用いて行う。蛋
白量の定量は、ローリー法および280nmでの吸光度
より算出する。
タン処理〔2,6,10,14 −テトラメチルペンタ
デカン(Pristane) 0.5 ml を腹腔内
投与し、2週間飼育する〕した8〜10週令のマウスに
、(3) で得られた抗エンドセリンモノクローナル抗
体産生ハイブリドーマ細胞2×106 〜5×107
細胞/匹を腹腔内注射する。10〜21日でハイブリド
ーマは腹水癌化する。このマウスから腹水を採取し、遠
心分離(3,000rpm、5分) して固形分を除去
後、40〜50%硫酸アンモニウムで塩析し、PBSに
塩化ナトリウムを加えた液で透析し、DEAE−セファ
ロースカラム、プロテインA−カラムあるいは、セルロ
ファインGSL2000(生化学工業社製)のカラムに
通塔し、IgGあるいは、IgM画分を集め、精製モノ
クローナル抗体とする。抗体のサブクラスの決定は、マ
ウスモノクローナル抗体タイピングキット(ザイメット
社製)あるいはラットモノクローナル抗体タイピング抗
体(ノルディックイムノロジー社製)を用いて行う。蛋
白量の定量は、ローリー法および280nmでの吸光度
より算出する。
【0012】(5) サンドイッチ定量法に使用できる
モノクローナル抗体の選択 (4) で精製したマウス抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体あるいは精製したラット抗エンドセリンモノクロ
ーナル抗体1〜50μg/mlを10〜100μl/穴
ずつ96穴プレートに分注し、4℃で一晩放置して、第
一抗体としてプレートコートする。次いで、牛血清アル
ブミン(BSA)溶液などで、ブロッキングする。そこ
に、10pg〜100ng/ml濃度のエンドセリン溶
液を50〜100μl入れ、室温で2時間または4℃で
一晩反応させる。PBSまたは0.05% Tween
−20を含むPBS溶液(PBS −Tween)でよ
く洗浄した後、(3) に記載の方法で得られるマウス
抗エンドセリンモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマの培養上清あるいはラット抗エンドセリンモノク
ローナル抗体を産生するハイブリドーマの培養上清 (
第一抗体がマウス抗体の場合はラット由来、第一抗体が
ラット抗体の場合は、マウス由来のハイブリドーマの培
養上清)を第二抗体として50〜100μl/穴ずつ分
注し、室温で2時間または、4℃で一晩反応させる。第
二抗体が無標識の場合はさらにPBS又は、PBS−T
ween でよく洗浄した後、第三抗体として第二抗体
がマウス由来のときは、酵素標識抗マウスイムノグロブ
リン抗体を、第二抗体がラットのときは、酵素標識抗ラ
ットイムノグロブリン抗体を室温で2時間反応させる。 PBS又は、PBS−Tween よく洗浄した後、適
当な基質液を用い発色させ、吸光度を測定する。この結
果より、感度良くエンドセリンを検出できるマウス抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体とラット抗エンドセリン
モノクローナル抗体の組み合わせを選択する。
モノクローナル抗体の選択 (4) で精製したマウス抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体あるいは精製したラット抗エンドセリンモノクロ
ーナル抗体1〜50μg/mlを10〜100μl/穴
ずつ96穴プレートに分注し、4℃で一晩放置して、第
一抗体としてプレートコートする。次いで、牛血清アル
ブミン(BSA)溶液などで、ブロッキングする。そこ
に、10pg〜100ng/ml濃度のエンドセリン溶
液を50〜100μl入れ、室温で2時間または4℃で
一晩反応させる。PBSまたは0.05% Tween
−20を含むPBS溶液(PBS −Tween)でよ
く洗浄した後、(3) に記載の方法で得られるマウス
抗エンドセリンモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマの培養上清あるいはラット抗エンドセリンモノク
ローナル抗体を産生するハイブリドーマの培養上清 (
第一抗体がマウス抗体の場合はラット由来、第一抗体が
ラット抗体の場合は、マウス由来のハイブリドーマの培
養上清)を第二抗体として50〜100μl/穴ずつ分
注し、室温で2時間または、4℃で一晩反応させる。第
二抗体が無標識の場合はさらにPBS又は、PBS−T
ween でよく洗浄した後、第三抗体として第二抗体
がマウス由来のときは、酵素標識抗マウスイムノグロブ
リン抗体を、第二抗体がラットのときは、酵素標識抗ラ
ットイムノグロブリン抗体を室温で2時間反応させる。 PBS又は、PBS−Tween よく洗浄した後、適
当な基質液を用い発色させ、吸光度を測定する。この結
果より、感度良くエンドセリンを検出できるマウス抗エ
ンドセリンモノクローナル抗体とラット抗エンドセリン
モノクローナル抗体の組み合わせを選択する。
【0013】前記したような方法で選択される抗体エン
ドセリンモノクローナル抗体の具体例としては、ハイブ
リドーマ細胞株KM565が生産するマウス抗エンドセ
リンモノクローナル抗体KM565およびハイブリドー
マ細胞株KM714が生産するラット抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体KM714をあげることができる。ハ
イブリドーマ細胞株KM565およびハイブリドーマ細
胞株KM714はそれぞれ平成3年2月5日付でブダペ
スト条約に基づき工業技術院微生物工業技術研究所に微
工研条寄第3264号(FERM BP −3264)
および第3265号(FERM BP −3265)
として寄託されている。
ドセリンモノクローナル抗体の具体例としては、ハイブ
リドーマ細胞株KM565が生産するマウス抗エンドセ
リンモノクローナル抗体KM565およびハイブリドー
マ細胞株KM714が生産するラット抗エンドセリンモ
ノクローナル抗体KM714をあげることができる。ハ
イブリドーマ細胞株KM565およびハイブリドーマ細
胞株KM714はそれぞれ平成3年2月5日付でブダペ
スト条約に基づき工業技術院微生物工業技術研究所に微
工研条寄第3264号(FERM BP −3264)
および第3265号(FERM BP −3265)
として寄託されている。
【0014】抗体の標識物質としては、酵素、ビオチン
、化学発光物質または放射線発光物質などをあげること
ができる。標識は例えば酵素としてペルオキシダーゼ、
ウレアーゼ、アルカリフォスファターゼ、β−ガラクト
シダーゼなどを用い、過ヨウ素酸架橋法〔ジャーナル・
オブ・ヒストケミストリー・アンド・サイトケミストリ
ー(J. Histochem. Cytochem.
) 22 , 1084 〜1091(1971)〕、
ビオチンを用いる方法〔ジャーナル・オブ・ヒストケミ
ストリー・アンド・サイトケミストリー(J. His
tochem. Cytochem.) 27 , 1
131 〜1139(1979)〕など公知の方法にし
たがっておこなうことができる。
、化学発光物質または放射線発光物質などをあげること
ができる。標識は例えば酵素としてペルオキシダーゼ、
ウレアーゼ、アルカリフォスファターゼ、β−ガラクト
シダーゼなどを用い、過ヨウ素酸架橋法〔ジャーナル・
オブ・ヒストケミストリー・アンド・サイトケミストリ
ー(J. Histochem. Cytochem.
) 22 , 1084 〜1091(1971)〕、
ビオチンを用いる方法〔ジャーナル・オブ・ヒストケミ
ストリー・アンド・サイトケミストリー(J. His
tochem. Cytochem.) 27 , 1
131 〜1139(1979)〕など公知の方法にし
たがっておこなうことができる。
【0015】たとえばビオチン標識の方法は次の通りで
ある。精製した1mlのモノクローナル抗体1mg/m
lを0.1M NaHCO3 −0.5M NaCl(
pH8.0)1リットル中で4℃で一晩透析した後、N
−N´−ジメチルホルムアミドに溶かした100μlの
N−ヒドロキシサクシンイミドビオチン(シグマ社製)
1mg/mlを加え、室温で4時間反応させる。ついで
、反応液をPBS−0.5M NaCl 1リットル中
で、4℃一晩透析する。このとき、PBS−0.5M
NaCl1リットルを3回新しいものと交換する。透析
が終了した反応液のタンパク量を測定し、ビオチン標識
モノクローナル抗体として用いる。
ある。精製した1mlのモノクローナル抗体1mg/m
lを0.1M NaHCO3 −0.5M NaCl(
pH8.0)1リットル中で4℃で一晩透析した後、N
−N´−ジメチルホルムアミドに溶かした100μlの
N−ヒドロキシサクシンイミドビオチン(シグマ社製)
1mg/mlを加え、室温で4時間反応させる。ついで
、反応液をPBS−0.5M NaCl 1リットル中
で、4℃一晩透析する。このとき、PBS−0.5M
NaCl1リットルを3回新しいものと交換する。透析
が終了した反応液のタンパク量を測定し、ビオチン標識
モノクローナル抗体として用いる。
【0016】つぎに選択された第一抗体および第二抗体
を用いるエンドセリンの定量法を説明する。精製したマ
ウス抗エンドセリンモノクローナル抗体1〜50μg/
mlあるいは精製したラット抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体1〜50μg/mlを10〜100 μl/穴
ずつ分注し、4℃で一晩放置して、第一抗体としてプレ
ートコートする。ついで、BSA溶液などでブロッキン
グする。 そこに、エンドセリンを含む検体溶液50〜100μl
を入れ、室温で2時間あるいは、4℃で一晩反応させ
る。PBSまたは、PBS−Tween でよく洗浄し
た後、無標識もしくは標識物質で標識したマウス抗エン
ドセリンモノクローナル抗体あるいは、ラット抗エンド
セリンモノクローナル抗体1〜50μg /ml(第一
抗体がマウス抗体の場合はラット由来、第一抗体がラッ
ト抗体の場合はマウス由来の抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体)を第二抗体として50〜100μl/穴ずつ
分注し、室温で2時間または、4℃で一晩反応させる。 第二抗体として無標識の抗体を用いるときは、さらにP
BSまたはPBS−Tween でよく洗浄した後、第
三抗体として第二抗体がマウスのときは、標識物質で標
識した抗マウスイムノグロブリン抗体を、第二抗体がラ
ットのときは、同様に標識した抗ラットイムノグロブリ
ン抗体を室温で2時間反応させPBSまたはPBS−T
ween でよく洗浄する。
を用いるエンドセリンの定量法を説明する。精製したマ
ウス抗エンドセリンモノクローナル抗体1〜50μg/
mlあるいは精製したラット抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体1〜50μg/mlを10〜100 μl/穴
ずつ分注し、4℃で一晩放置して、第一抗体としてプレ
ートコートする。ついで、BSA溶液などでブロッキン
グする。 そこに、エンドセリンを含む検体溶液50〜100μl
を入れ、室温で2時間あるいは、4℃で一晩反応させ
る。PBSまたは、PBS−Tween でよく洗浄し
た後、無標識もしくは標識物質で標識したマウス抗エン
ドセリンモノクローナル抗体あるいは、ラット抗エンド
セリンモノクローナル抗体1〜50μg /ml(第一
抗体がマウス抗体の場合はラット由来、第一抗体がラッ
ト抗体の場合はマウス由来の抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体)を第二抗体として50〜100μl/穴ずつ
分注し、室温で2時間または、4℃で一晩反応させる。 第二抗体として無標識の抗体を用いるときは、さらにP
BSまたはPBS−Tween でよく洗浄した後、第
三抗体として第二抗体がマウスのときは、標識物質で標
識した抗マウスイムノグロブリン抗体を、第二抗体がラ
ットのときは、同様に標識した抗ラットイムノグロブリ
ン抗体を室温で2時間反応させPBSまたはPBS−T
ween でよく洗浄する。
【0017】以上のように、穴に結合した標識物質が酵
素、化学発光物、放射線化合物などのときは、その活性
を測定する。標識物質がビオチンのときは、アビジン−
酵素複合体やアビジン−ビオチン−酵素複合体をさらに
反応させ、その酵素活性を測定する。検体と同時に、適
当に希釈したエンドセリンのスタンダード溶液を定量す
ることにより、標準直線を描き、それを基に検体中のエ
ンドセリン量を算出する。
素、化学発光物、放射線化合物などのときは、その活性
を測定する。標識物質がビオチンのときは、アビジン−
酵素複合体やアビジン−ビオチン−酵素複合体をさらに
反応させ、その酵素活性を測定する。検体と同時に、適
当に希釈したエンドセリンのスタンダード溶液を定量す
ることにより、標準直線を描き、それを基に検体中のエ
ンドセリン量を算出する。
【0018】以下に本発明の実施例、比較例および参考
例を示す。
例を示す。
【0019】
【実施例】実施例1
(1) 動物の免疫と抗体産生細胞の調製ラットの免疫
エンドセリンC末8残基ペプチド(以下、RET8と略
す)をヘモシアニンキーホール リンペット(Hem
ocyanin Keyhole Linpet
; 以下KLHと略す)〔カルビオケム(Calbio
chem)社製〕をキャリヤー蛋白としてm−マレイミ
ド−ベンゾイル−N−ハイドロキシサクシル(m−ma
lenimido−benzoyl −N−hydro
xy succil、以下MBSと略す)(ナカライテ
スク社製)と反応させた後セファデックスG25 カラ
ムで精製したKLH−MBSと1:5で混合し、公知の
方法〔セル(Cell), 28 , 477−487
, (1982) 〕で複合体を作り、PBSで透析し
て抗原とした。ラットに50μg のRET8−KLH
複合体(以下RET8−KLH と略す)をアルミニウ
ムゲル2mgおよび百日咳ワクチン(千葉県血清研究所
製)1×109 細胞/ラットとともに投与し、2週間
後50μg のRET8−KLHを1週間に1回、計6
回投与した。眼底静脈叢より採血し、その血清の抗体価
を以下に示す酵素免疫測定法で調べ、十分な抗体価を示
したラットから最終免疫3日後に脾臓を摘出した。脾臓
をMEM培地(日水製薬社製)中で細断し、ピンセット
でほぐし、遠心分離(1200 rpm 、 5分)し
た後、上清を捨て、トリス−塩化アンモニウム緩衝液(
pH7.65) で1〜2分間処理し赤血球を除去し、
MEM培地で3回洗浄し、細胞融合に用いた。
す)をヘモシアニンキーホール リンペット(Hem
ocyanin Keyhole Linpet
; 以下KLHと略す)〔カルビオケム(Calbio
chem)社製〕をキャリヤー蛋白としてm−マレイミ
ド−ベンゾイル−N−ハイドロキシサクシル(m−ma
lenimido−benzoyl −N−hydro
xy succil、以下MBSと略す)(ナカライテ
スク社製)と反応させた後セファデックスG25 カラ
ムで精製したKLH−MBSと1:5で混合し、公知の
方法〔セル(Cell), 28 , 477−487
, (1982) 〕で複合体を作り、PBSで透析し
て抗原とした。ラットに50μg のRET8−KLH
複合体(以下RET8−KLH と略す)をアルミニウ
ムゲル2mgおよび百日咳ワクチン(千葉県血清研究所
製)1×109 細胞/ラットとともに投与し、2週間
後50μg のRET8−KLHを1週間に1回、計6
回投与した。眼底静脈叢より採血し、その血清の抗体価
を以下に示す酵素免疫測定法で調べ、十分な抗体価を示
したラットから最終免疫3日後に脾臓を摘出した。脾臓
をMEM培地(日水製薬社製)中で細断し、ピンセット
でほぐし、遠心分離(1200 rpm 、 5分)し
た後、上清を捨て、トリス−塩化アンモニウム緩衝液(
pH7.65) で1〜2分間処理し赤血球を除去し、
MEM培地で3回洗浄し、細胞融合に用いた。
【0020】酵素免疫測定法
96穴のEIA用プレート〔グライナー(Greine
r) 社製〕に抗原1〜50μg /mlを10〜10
0μl/穴ずつ分注し、4℃で一晩放置して抗原をプレ
ートにコートした。次いで、1%BSAを含むPBS溶
液(BSA−PBS)を100〜200μl/穴分注し
、室温1〜2時間または、4℃で1〜2晩放置して、プ
レート上に残った蛋白質との結合残基をブロック(ブロ
ッキング)した。その後、BSA−PBSを捨て、PB
Sでよく洗浄した後、第一抗体として、BSA−PBS
で希釈した試料(マウス血清、ラット血清、ハイブリド
ーマ培養上清、精製モノクローナル抗体)を20〜10
0μl/穴分注し、室温で2〜3時間または、4℃で一
晩放置した。PBSまたは、PBS−Tween で、
よく洗浄した後、第二抗体としてペルオキシダーゼ標識
抗マウスイムノグロブリン抗体〔ダコ(DAKO)社製
〕、またはペルオキシダーゼ標識抗ラットイムノグロブ
リン抗体〔ダコ(DAKO)社製〕を50〜100μl
/穴分注し、室温で2時間放置した。PBSでよく洗浄
した後、ABTS基質液〔2,2′−アジノビス(3−
エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸)二アンモニ
ウム550mgを0.1Mクエン酸緩衝液(pH4.2
)1リットルに溶かした溶液に、使用直前に過酸化水素
1μl/mlを加えた溶液〕を用い発色させ、OD41
5nm の吸光度を測定した。
r) 社製〕に抗原1〜50μg /mlを10〜10
0μl/穴ずつ分注し、4℃で一晩放置して抗原をプレ
ートにコートした。次いで、1%BSAを含むPBS溶
液(BSA−PBS)を100〜200μl/穴分注し
、室温1〜2時間または、4℃で1〜2晩放置して、プ
レート上に残った蛋白質との結合残基をブロック(ブロ
ッキング)した。その後、BSA−PBSを捨て、PB
Sでよく洗浄した後、第一抗体として、BSA−PBS
で希釈した試料(マウス血清、ラット血清、ハイブリド
ーマ培養上清、精製モノクローナル抗体)を20〜10
0μl/穴分注し、室温で2〜3時間または、4℃で一
晩放置した。PBSまたは、PBS−Tween で、
よく洗浄した後、第二抗体としてペルオキシダーゼ標識
抗マウスイムノグロブリン抗体〔ダコ(DAKO)社製
〕、またはペルオキシダーゼ標識抗ラットイムノグロブ
リン抗体〔ダコ(DAKO)社製〕を50〜100μl
/穴分注し、室温で2時間放置した。PBSでよく洗浄
した後、ABTS基質液〔2,2′−アジノビス(3−
エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸)二アンモニ
ウム550mgを0.1Mクエン酸緩衝液(pH4.2
)1リットルに溶かした溶液に、使用直前に過酸化水素
1μl/mlを加えた溶液〕を用い発色させ、OD41
5nm の吸光度を測定した。
【0021】(2) マウス骨髄腫細胞の調製8−アザ
グアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−U1を正常培地
で培養し、細胞融合時に2×107 以上の細胞を確保
し、細胞融合に親株として供した。
グアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−U1を正常培地
で培養し、細胞融合時に2×107 以上の細胞を確保
し、細胞融合に親株として供した。
【0022】(3) サンドイッチ定量法に使用できる
モノクローナル抗体の選択 実施例1(1) で得られたラット脾細胞と実施例1(
2) で得られた骨髄腫細胞とを 10:1になるよう
混合し、遠心分離(1,200rpm、5分) した後
、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほぐした後、攪拌
しながら、37℃で、ポリエチレングライコール−1,
000 (PEG−1,000)2g、MEM培地2m
lおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0.2
〜1ml/103 ラット脾細胞を加え、1〜2分間毎
にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM培地を
加えて全量が50mlになるようにする。遠心分離
(900rpm 、5分) 後、上清を捨て、ゆるやか
に細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹出
しでゆるやかに細胞をHAT培地100ml中に懸濁し
た。この懸濁液を96穴培養用プレートに100μl/
穴ずつ分注し、5%CO2 インキュベーター中、37
℃で10〜14日間CO2 5%下で培養した。この培
養上清を以下に示すアッセイ方法で調べ、活性が陽性な
穴を選び、さらHT培地と正常培地に変え、2回クロー
ニングを繰り返して、サンドイッチ定量法に使用できる
ラットモノクローナル抗体KM714を生産するハイブ
リドーマ株KM714を確立した。ラットモノクローナ
ル抗体タイピングキット(ザイメット社製)を用いて、
酵素免疫測定法によりラットモノクローナル抗体KM7
14のクラスをIgMと決定した。
モノクローナル抗体の選択 実施例1(1) で得られたラット脾細胞と実施例1(
2) で得られた骨髄腫細胞とを 10:1になるよう
混合し、遠心分離(1,200rpm、5分) した後
、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほぐした後、攪拌
しながら、37℃で、ポリエチレングライコール−1,
000 (PEG−1,000)2g、MEM培地2m
lおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0.2
〜1ml/103 ラット脾細胞を加え、1〜2分間毎
にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM培地を
加えて全量が50mlになるようにする。遠心分離
(900rpm 、5分) 後、上清を捨て、ゆるやか
に細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹出
しでゆるやかに細胞をHAT培地100ml中に懸濁し
た。この懸濁液を96穴培養用プレートに100μl/
穴ずつ分注し、5%CO2 インキュベーター中、37
℃で10〜14日間CO2 5%下で培養した。この培
養上清を以下に示すアッセイ方法で調べ、活性が陽性な
穴を選び、さらHT培地と正常培地に変え、2回クロー
ニングを繰り返して、サンドイッチ定量法に使用できる
ラットモノクローナル抗体KM714を生産するハイブ
リドーマ株KM714を確立した。ラットモノクローナ
ル抗体タイピングキット(ザイメット社製)を用いて、
酵素免疫測定法によりラットモノクローナル抗体KM7
14のクラスをIgMと決定した。
【0023】アッセイ方法
参考例(4) で得られた抗体KM565 10μg
/mlを50μl/穴ずつ96穴プレート〔グライナー
(Greiner) 社製〕に分注し、4℃で一晩放置
して、第一抗体としてプレートコートした。PBSで4
回洗浄し、次いで、1%BSA−PBSでブロッキング
した。そこに、10ng/ml濃度にBSA−PBSで
希釈したエンドセリン溶液を50μl 入れ、4℃で一
晩反応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後
、上記で得られた培養上清を第二抗体として50μl/
穴ずつ分注し、室温で2時間反応させた。次いでPBS
−Tween で6回洗浄した後、ペルオキシダーゼ標
識抗ラットイムノグロブリン抗体を室温で1〜2時間反
応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後、A
BTS基質液を用い発色させ、OD415nm の吸光
度を測定した。
/mlを50μl/穴ずつ96穴プレート〔グライナー
(Greiner) 社製〕に分注し、4℃で一晩放置
して、第一抗体としてプレートコートした。PBSで4
回洗浄し、次いで、1%BSA−PBSでブロッキング
した。そこに、10ng/ml濃度にBSA−PBSで
希釈したエンドセリン溶液を50μl 入れ、4℃で一
晩反応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後
、上記で得られた培養上清を第二抗体として50μl/
穴ずつ分注し、室温で2時間反応させた。次いでPBS
−Tween で6回洗浄した後、ペルオキシダーゼ標
識抗ラットイムノグロブリン抗体を室温で1〜2時間反
応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後、A
BTS基質液を用い発色させ、OD415nm の吸光
度を測定した。
【0024】(4) モノクローナル抗体KM714の
精製プリスタン処理した8週令ヌード雌マウスに(3)
で得られたハイブリドーマ株KM714を5〜10×
106 細胞/匹それぞれ腹腔内注射した。10〜21
日後に、ハイブリドーマは腹水癌化した。腹水のたまっ
たマウスから、腹水を採取(1〜8ml/匹)し、遠心
分離(3,000rpm、5分)して固形分を除去した
。50%硫酸アンモニウムにて塩析し、塩化ナトリウム
0.5Mを添加したPBSで透析後、セルロファインG
SL2000(生化学工業社製)(ベットボリューム7
50ml)のカラムに流速15ml/時で通塔しIgM
画分を集め、精製モノクローナル抗体とした。
精製プリスタン処理した8週令ヌード雌マウスに(3)
で得られたハイブリドーマ株KM714を5〜10×
106 細胞/匹それぞれ腹腔内注射した。10〜21
日後に、ハイブリドーマは腹水癌化した。腹水のたまっ
たマウスから、腹水を採取(1〜8ml/匹)し、遠心
分離(3,000rpm、5分)して固形分を除去した
。50%硫酸アンモニウムにて塩析し、塩化ナトリウム
0.5Mを添加したPBSで透析後、セルロファインG
SL2000(生化学工業社製)(ベットボリューム7
50ml)のカラムに流速15ml/時で通塔しIgM
画分を集め、精製モノクローナル抗体とした。
【0025】(5) サンドイッチ定量法によるエンド
セリンの高感度定量法 参考例により得られたマウス抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体KM565と実施例1(4) により得られた
ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714を
用いエンドセリンの定量を以下のとおりにおこなった。
セリンの高感度定量法 参考例により得られたマウス抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体KM565と実施例1(4) により得られた
ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714を
用いエンドセリンの定量を以下のとおりにおこなった。
【0026】マウス抗エンドセリンモノクローナル抗体
KM565 10μg/mlを50μl/穴ずつ96
穴プレートに分注し、4℃で一晩放置して、第一抗体と
してプレートコートした。PBSで4回洗浄し、ついで
、1%BSA−PBSでブロッキングした。そこにBS
A−PBSで希釈した0〜50ng/mlのエンドセリ
ン溶液を50μl入れ、4℃で一晩反応させた。PBS
−Tween で6回洗浄した後、第二抗体として無標
識ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714
または以下に示す方法で作製したビオチン化標識ラット
抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714 10
μg/mlを50μl/穴ずつ分注し、室温で2時間反
応させた。その後、第二抗体として無標識抗体KM71
4を用いた場合は、PBS−Tween で6回洗浄し
た後ビオチン化抗ラットイムノグロブリン抗体〔カルタ
グ(CALTAG)社製〕を室温で1時間反応させた。 PBS−Tween で6回洗浄した後、アビジン−ペ
ルオキシダーゼ〔ベクター(Vector)社製〕を室
温で1時間反応させた。PBS−Tween で6回洗
浄した後、ABTS基質溶液を用い発色させ、OD41
5nm の吸光度を測定した。また第二抗体としてビオ
チン化標識抗体KM714を用いた場合は、PBS−T
ween で6回洗浄した後、アビジン−ペルオキシダ
ーゼ〔ベクター(Vector)社製〕を室温で1時間
反応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後、
ABTS基質溶液を用い発色させ、OD415nm の
吸光度を測定した。その結果、エンドセリンを高感度(
>13pg/ml)に測定できた。結果を図1および図
2に示す。
KM565 10μg/mlを50μl/穴ずつ96
穴プレートに分注し、4℃で一晩放置して、第一抗体と
してプレートコートした。PBSで4回洗浄し、ついで
、1%BSA−PBSでブロッキングした。そこにBS
A−PBSで希釈した0〜50ng/mlのエンドセリ
ン溶液を50μl入れ、4℃で一晩反応させた。PBS
−Tween で6回洗浄した後、第二抗体として無標
識ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714
または以下に示す方法で作製したビオチン化標識ラット
抗エンドセリンモノクローナル抗体KM714 10
μg/mlを50μl/穴ずつ分注し、室温で2時間反
応させた。その後、第二抗体として無標識抗体KM71
4を用いた場合は、PBS−Tween で6回洗浄し
た後ビオチン化抗ラットイムノグロブリン抗体〔カルタ
グ(CALTAG)社製〕を室温で1時間反応させた。 PBS−Tween で6回洗浄した後、アビジン−ペ
ルオキシダーゼ〔ベクター(Vector)社製〕を室
温で1時間反応させた。PBS−Tween で6回洗
浄した後、ABTS基質溶液を用い発色させ、OD41
5nm の吸光度を測定した。また第二抗体としてビオ
チン化標識抗体KM714を用いた場合は、PBS−T
ween で6回洗浄した後、アビジン−ペルオキシダ
ーゼ〔ベクター(Vector)社製〕を室温で1時間
反応させた。PBS−Tween で6回洗浄した後、
ABTS基質溶液を用い発色させ、OD415nm の
吸光度を測定した。その結果、エンドセリンを高感度(
>13pg/ml)に測定できた。結果を図1および図
2に示す。
【0027】比較例1
既存モノクローナル抗体との比較
既存モノクローナル抗体として、エンドセリンのN末を
認識するモノクローナル抗体MCA ET−01(ヤ
マサ醤油社製)とエンドセリンのC末を認識するモノク
ローナル抗体MCA ET−02(ヤマサ醤油社製)
を用い、エンドセリンを定量した。方法は、前述の実施
例1(5) の方法に準じて行った。即ち、第一抗体と
してKM565またはMCA ET−01をプレート
にコートし、ブロッキング後希釈したエンドセリン溶液
を反応させた。次いで、第二抗体として、ビオチン標識
KM714 またはビオチン標識MCA ET−02
を反応させた。最後に、アビジン−ペルオキシダーゼを
反応させ、基質液を用いて発色させた。結果を第1表に
示す。
認識するモノクローナル抗体MCA ET−01(ヤ
マサ醤油社製)とエンドセリンのC末を認識するモノク
ローナル抗体MCA ET−02(ヤマサ醤油社製)
を用い、エンドセリンを定量した。方法は、前述の実施
例1(5) の方法に準じて行った。即ち、第一抗体と
してKM565またはMCA ET−01をプレート
にコートし、ブロッキング後希釈したエンドセリン溶液
を反応させた。次いで、第二抗体として、ビオチン標識
KM714 またはビオチン標識MCA ET−02
を反応させた。最後に、アビジン−ペルオキシダーゼを
反応させ、基質液を用いて発色させた。結果を第1表に
示す。
【0028】KM565とKM714の組み合わせが最
も定量性良く、次いでMCA ET−01とKM71
4の組み合わせ、MCA ET−01とMCA E
T−02の組み合わせの順であった。KM565とMC
A ET−02の組み合わせでは、エンドセリンの定
量はできなかった。以上のことは、KM565は同じエ
ンドセリンN−末側を認識すると思われるMCA E
T−01よりも反応性に優れ、KM714は同じエンド
セリンC−末側を認識すると思われるMCA ET−
02よりも反応性に優れていることを示している。
も定量性良く、次いでMCA ET−01とKM71
4の組み合わせ、MCA ET−01とMCA E
T−02の組み合わせの順であった。KM565とMC
A ET−02の組み合わせでは、エンドセリンの定
量はできなかった。以上のことは、KM565は同じエ
ンドセリンN−末側を認識すると思われるMCA E
T−01よりも反応性に優れ、KM714は同じエンド
セリンC−末側を認識すると思われるMCA ET−
02よりも反応性に優れていることを示している。
【0029】
【表1】
【0030】参考例 マウス抗エンドセリンモノクロ
ーナル抗体KM565の精製 (1) 動物の免疫と抗体産生細胞の調製マウスの免疫 エンドセリン〔ペプチドインスティテュート インク
(Peptide Institute Inc
)社製〕とキャリヤー蛋白のサイログロブリン〔シグマ
(SIGMA) 社製、以下 Thy と略す)〕を
1:5の割合で混合し、0.1M酢酸アンモニウム存在
下で、0.02Mグルタールアルデヒドを用いて公知の
方法(プロシーディング オブ ソサエティー
オブ エクスペリメンタル バイオロジカル メ
ディシン(Proc. Soc. Exp. Biol
. Med.), 148 , 784−789(1
975) 〕により、複合体を作り、PBSで透析して
抗原とした。また、KLH〔カルビオケム(Calbi
ochem) 社製〕をキャリヤー蛋白とする場合は、
エンドセリンをMBS(ナカライテスク社製)と反応さ
せた後セファデックスG25カラムで精製したKLH−
MBSと1:5で混合し、公知の方法〔セル(Cell
), 28 , 477−487(1982) 〕で複
合体を作り、PBSで透析して抗原とした。Balb/
c マウスに、50μgのエンドセリン−サイログロブ
リン複合体(以下ET−Thyと略す)または、エンド
セリン−KLH複合体(以下ET−KLHと略す)をア
ルミニウムゲル2mgおよび百日咳ワクチン(千葉県血
清研究所製)1×109 細胞/マウスとともに投与し
、2週間後50μgのET−Thyまたは、ET−KL
Hを1週間に1回、計6回投与した。眼底静脈叢より採
血し、その血清抗体価を実施例1に示す酵素免疫測定法
で調べ、十分な抗体価を示したマウスから最終免疫3日
後に脾臓を摘出した。脾臓をMEM培地(日水製薬社製
)中で裁断し、ピンセットでほぐし、遠心分離(120
0rpm 、 5分) した後、上清を捨て、トリス−
塩化アンモニウム緩衝液(pH7.65) で1〜2分
間処理し赤血球を除去し、MEM培地で3回洗浄し、細
胞融合に用いた。
ーナル抗体KM565の精製 (1) 動物の免疫と抗体産生細胞の調製マウスの免疫 エンドセリン〔ペプチドインスティテュート インク
(Peptide Institute Inc
)社製〕とキャリヤー蛋白のサイログロブリン〔シグマ
(SIGMA) 社製、以下 Thy と略す)〕を
1:5の割合で混合し、0.1M酢酸アンモニウム存在
下で、0.02Mグルタールアルデヒドを用いて公知の
方法(プロシーディング オブ ソサエティー
オブ エクスペリメンタル バイオロジカル メ
ディシン(Proc. Soc. Exp. Biol
. Med.), 148 , 784−789(1
975) 〕により、複合体を作り、PBSで透析して
抗原とした。また、KLH〔カルビオケム(Calbi
ochem) 社製〕をキャリヤー蛋白とする場合は、
エンドセリンをMBS(ナカライテスク社製)と反応さ
せた後セファデックスG25カラムで精製したKLH−
MBSと1:5で混合し、公知の方法〔セル(Cell
), 28 , 477−487(1982) 〕で複
合体を作り、PBSで透析して抗原とした。Balb/
c マウスに、50μgのエンドセリン−サイログロブ
リン複合体(以下ET−Thyと略す)または、エンド
セリン−KLH複合体(以下ET−KLHと略す)をア
ルミニウムゲル2mgおよび百日咳ワクチン(千葉県血
清研究所製)1×109 細胞/マウスとともに投与し
、2週間後50μgのET−Thyまたは、ET−KL
Hを1週間に1回、計6回投与した。眼底静脈叢より採
血し、その血清抗体価を実施例1に示す酵素免疫測定法
で調べ、十分な抗体価を示したマウスから最終免疫3日
後に脾臓を摘出した。脾臓をMEM培地(日水製薬社製
)中で裁断し、ピンセットでほぐし、遠心分離(120
0rpm 、 5分) した後、上清を捨て、トリス−
塩化アンモニウム緩衝液(pH7.65) で1〜2分
間処理し赤血球を除去し、MEM培地で3回洗浄し、細
胞融合に用いた。
【0031】(2) マウス骨髄腫細胞の調製8−アザ
グアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−U1を正常培地
で培養し、細胞融合時に2×107 以上の細胞を確保
し、細胞融合に親株として供した。
グアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−U1を正常培地
で培養し、細胞融合時に2×107 以上の細胞を確保
し、細胞融合に親株として供した。
【0032】(3) ハイブリドーマの作製参考例(1
) で得られたマウス脾細胞と参考例(2) で得られ
た骨髄腫細胞をMEM培地またはPBSでよく洗浄し、
細胞数が、マウス脾細胞:骨髄腫細胞=10:1になる
よう混合し、遠心分離(1,200rpm、5分) し
た後、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほぐした後、
攪拌しながら、37℃で、ポリエチレングライコール−
1,000 (PEG−1,000)2g、MEM培地
2mlおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0
.2〜1ml/103 マウス脾細胞を加え、1〜2分
間毎にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM培
地を加えて全量が50mlになるようにする。遠心分離
(900rpm、5分) 後、上清を捨て、ゆるや
かに細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹
出しでゆるやかに細胞をHAT培地100ml中に懸濁
した。この懸濁液を96穴培養用プレートに100μl
/穴ずつ分注し、5%CO2 インキュベーター中、3
7℃で10〜14日間CO2 5%下で培養した。得ら
れた培養上清のエンドセリンに対する抗体価の測定をし
て、活性が陽性な穴を選び、さらにHT培地と正常培地
に変え、2回クローニングを繰り返して、前記の酵素免
疫測定法により、エンドセリンに特異的に反応するハイ
ブリドーマを選択した。最終的に、エンドセリン、ET
−KLH、ET−Thyに反応し、KLH、Thyとは
反応しないマウス抗エンドセリンモノクローナル抗体K
M565を生産するハイブリドーマ株KM565を確立
した。マウスモノクローナル抗体タイピングキット〔ザ
イメット(ZYMED )社製〕を用いて、酵素免疫測
定法によりマウスモノクローナル抗体KM565のサブ
クラスをIgG1 と決定した。
) で得られたマウス脾細胞と参考例(2) で得られ
た骨髄腫細胞をMEM培地またはPBSでよく洗浄し、
細胞数が、マウス脾細胞:骨髄腫細胞=10:1になる
よう混合し、遠心分離(1,200rpm、5分) し
た後、上清を捨て、沈澱した細胞群をよくほぐした後、
攪拌しながら、37℃で、ポリエチレングライコール−
1,000 (PEG−1,000)2g、MEM培地
2mlおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0
.2〜1ml/103 マウス脾細胞を加え、1〜2分
間毎にMEM培地1〜2mlを数回加えた後、MEM培
地を加えて全量が50mlになるようにする。遠心分離
(900rpm、5分) 後、上清を捨て、ゆるや
かに細胞をほぐした後、メスピペットによる吸込み、吹
出しでゆるやかに細胞をHAT培地100ml中に懸濁
した。この懸濁液を96穴培養用プレートに100μl
/穴ずつ分注し、5%CO2 インキュベーター中、3
7℃で10〜14日間CO2 5%下で培養した。得ら
れた培養上清のエンドセリンに対する抗体価の測定をし
て、活性が陽性な穴を選び、さらにHT培地と正常培地
に変え、2回クローニングを繰り返して、前記の酵素免
疫測定法により、エンドセリンに特異的に反応するハイ
ブリドーマを選択した。最終的に、エンドセリン、ET
−KLH、ET−Thyに反応し、KLH、Thyとは
反応しないマウス抗エンドセリンモノクローナル抗体K
M565を生産するハイブリドーマ株KM565を確立
した。マウスモノクローナル抗体タイピングキット〔ザ
イメット(ZYMED )社製〕を用いて、酵素免疫測
定法によりマウスモノクローナル抗体KM565のサブ
クラスをIgG1 と決定した。
【0033】(4) マウス抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体KM565の精製 プリスタン処理した8週令ヌード雌マウスに参考例(3
) で得られたハイブリドーマ株KM565を5〜10
×106 細胞/匹それぞれ腹腔内注射した。10〜2
1日後に、ハイブリドーマは腹水癌化した。腹水のたま
ったマウスから、腹水を採取(1〜8ml/匹)し、遠
心分離(3,000rpm、5分) して固形分を除去
後、50%硫酸アンモニウムと40%硫酸アンモニウム
で2回塩析し、0.04Mリン酸緩衝液、0.03M
NaCl(pH8.0) で透析した。その後、DE
AEセファロース〔ワットマン(Whatman) 社
製,DE52〕に通塔し、溶出させIgG画分を集め、
精製モノクローナル抗体とした。
ナル抗体KM565の精製 プリスタン処理した8週令ヌード雌マウスに参考例(3
) で得られたハイブリドーマ株KM565を5〜10
×106 細胞/匹それぞれ腹腔内注射した。10〜2
1日後に、ハイブリドーマは腹水癌化した。腹水のたま
ったマウスから、腹水を採取(1〜8ml/匹)し、遠
心分離(3,000rpm、5分) して固形分を除去
後、50%硫酸アンモニウムと40%硫酸アンモニウム
で2回塩析し、0.04Mリン酸緩衝液、0.03M
NaCl(pH8.0) で透析した。その後、DE
AEセファロース〔ワットマン(Whatman) 社
製,DE52〕に通塔し、溶出させIgG画分を集め、
精製モノクローナル抗体とした。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、血清、尿などの検体中
のエンドセリン量を高感度に測定でき、種々のヒト疾病
の臨床診断に適用できる。
のエンドセリン量を高感度に測定でき、種々のヒト疾病
の臨床診断に適用できる。
【図1】参考例で得られたマウス抗エンドセリンモノク
ローナル抗体KM565と実施例1で得られたラット抗
エンドセリンモノクローナル抗体KM714(無標識)
との組み合わせによるサンドイッチ定量法により測定し
た標準直線を示す。
ローナル抗体KM565と実施例1で得られたラット抗
エンドセリンモノクローナル抗体KM714(無標識)
との組み合わせによるサンドイッチ定量法により測定し
た標準直線を示す。
【図2】参考例で得られたマウス抗エンドセリンモノク
ローナル抗体KM565と実施例1で得られたビオチン
化標識ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM7
14との組み合わせによるサンドイッチ定量法により測
定した標準直線を示す。
ローナル抗体KM565と実施例1で得られたビオチン
化標識ラット抗エンドセリンモノクローナル抗体KM7
14との組み合わせによるサンドイッチ定量法により測
定した標準直線を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 固相化した抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体に検体中のエンドセリン抗原を結合させ、つい
で無標識もしくは標識物質で標識された抗エンドセリン
モノクローナル抗体を該結合したエンドセリン抗原と結
合させ、無標識の抗エンドセリンモノクローナル抗体を
用いる場合は、さらに標識物質で標識された抗イムノグ
ロブリン抗体を該結合した無標識の抗エンドセリンモノ
クローナル抗体と結合させ、結合した標識物質の量を測
定することを特徴とするエンドセリンの定量法。 - 【請求項2】 固相化した抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体が、マウス抗エンドセリンモノクローナル抗体
KM565である請求項1記載のエンドセリンの定量法
。 - 【請求項3】 無標識もしくは標識物質で標識された
抗エンドセリンモノクローナル抗体が、ラット抗エンド
セリンモノクローナル抗体KM714である請求項1記
載のエンドセリンの定量法。 - 【請求項4】 固相化したマウス抗エンドセリンモノ
クローナル抗体に検体中のエンドセリン抗原を結合させ
、ついで無標識のラット抗エンドセリンモノクローナル
抗体KM714を該結合したエンドセリン抗原と結合さ
せ、さらに標識物質で標識されたラット抗イムノグロブ
リン抗体を該結合したラット抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体KM714と結合させ、結合した標識物質の量
を測定することを特徴とするエンドセリンの定量法。 - 【請求項5】 マウス抗エンドセリンモノクローナル
抗体が、マウス抗エンドセリンモノクローナル抗体KM
565である請求項1記載のエンドセリンの定量法。 - 【請求項6】 ラット抗エンドセリンモノクローナル
抗体KM714。 - 【請求項7】 ハイブリドーマ細胞株KM714(F
ERM BP −3265 )。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3027262A JPH04267888A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | エンドセリンの定量法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3027262A JPH04267888A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | エンドセリンの定量法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04267888A true JPH04267888A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12216165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3027262A Withdrawn JPH04267888A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | エンドセリンの定量法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04267888A (ja) |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3027262A patent/JPH04267888A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |