JPH04268808A - ラッチ回路 - Google Patents

ラッチ回路

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JPH04268808A
JPH04268808A JP3050699A JP5069991A JPH04268808A JP H04268808 A JPH04268808 A JP H04268808A JP 3050699 A JP3050699 A JP 3050699A JP 5069991 A JP5069991 A JP 5069991A JP H04268808 A JPH04268808 A JP H04268808A
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JP
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clock
data
waveform
latch circuit
state
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JP3050699A
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English (en)
Inventor
Masami Usami
宇佐美 正己
Masato Iwabuchi
岩渕 正人
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの入力端子と、
同期信号として与えられるクロックに呼応してデータス
ルー,データホールドの状態切り換えを行う制御部とを
含んで成り、上記入力端子からの入力データを上記クロ
ックに同期して出力可能とするラッチ回路、さらにはそ
れにおける制御部の改良技術に関し、例えば科学技術計
算用の大型コンピュータなどに搭載される超高速LSI
の内蔵論理回路に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ラッチ回路、特にD型ラッチ回路は、通
常データ入力端子や、データ出力端子、クロック入力端
子、セット端子、リセット端子を有し、上記データ入力
端子に与えられたデータを、上記クロック入力端子に与
えられたクロックに同期して上記出力端子から出力する
機能を有する。このようなラッチ回路は、図2に示され
るように状態の変化するクロックCLKGが上記クロッ
ク入力端子に与えられた場合に、当該クロックCLKG
のパルス幅に呼応してデータスルー(T)状態、データ
ホールド(H)状態の切り換えが行われる。例えば当該
クロックCLKGのハイレベル期間においてデータスル
ー状態とされ、当該クロックCLKGのローレベル期間
においてデータホールド状態とされる。データスルー状
態では、そのときデータ入力端子に与えられるデータが
そのまま出力端子に伝達されるが、データホールド状態
では、入力データの状態変化に拘らず出力端子の状態が
保持される。このような動作により、上記データ入力端
子に与えられるデータは、クロックCLKGに同期して
上記出力端子より出力される。また、ラッチ回路には、
エッジトリガタイプのものもあり、そのようなタイプの
ラッチ回路においては、クロック入力端子に与えられる
クロックの波形立ち上がりエッジ、若しくは波形立ち下
がりエッジに同期してデータの内部取り込みが行われる
ようになっている。
【0003】尚、ラッチ回路について記載された文献の
例としては、昭和59年11月30日にオーム社より発
行された「LSIハンドブック」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】科学技術計算用の大型
コンピュータなどに搭載される超高速LSIの内蔵論理
回路に適用されるラッチ回路について本発明者が検討し
た。それによれば上記のように、入力データをクロック
に同期して出力する場合には、マシンサイクルと等しい
周期を持ったクロックが必要である。つまり、上記クロ
ックCLKGは1マシンサイクルTmc(図2参照)の
間に状態が変化する必要があり、そのようなクロックは
データの切り換え周波数の2倍の周波数であることが要
求される。しかしながら、科学技術計算用の大型コンピ
ュータなどに搭載される超高速LSIのようにマシンサ
イクルが極めて短い場合には、当該マシンサイクルと等
しい周期の高周波クロックは、クロック伝達系に存在す
るキャパシタ成分や抵抗成分により波形がなまるなど、
その減衰が著しく、そのようなクロックが与えられるラ
ッチ回路において誤動作を生ずる虞のあることが、また
そのようなクロックの減衰を抑えるようにしたクロック
伝送系の実現が非常に困難であることが本発明者により
明かとされた。
【0005】本発明の目的は、入力データをクロックに
同期して出力する場合において、ラッチ動作のために与
えられるクロック周波数を当該マシンサイクルよりも低
くすることができる技術を提供することにある。また本
発明の他の目的は、上記のようにクロック周波数を低く
することによって当該クロックの伝送系を容易に形成可
能とすることにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、データの入力端子と、同期信号
として与えられるクロックに呼応してデータスルー,デ
ータホールドの状態切り換えを行う制御部とを有してラ
ッチ回路が形成されるとき、所定周期で状態が変化され
る第1クロックの波形立ち上がりエッジ及び立ち下がり
エッジで上記データスルー状態の開始タイミングを規制
するとともに、上記第1クロックよりも所定時間遅延さ
れた第2クロックの波形立ち上がりエッジ及び波形立ち
下がりエッジで上記入力データのホールドタイミングを
規制するためのスルー/ホールド制御回路を含んで上記
制御部を構成するものである。このとき、上記第1クロ
ックを取り込むための第1クロック入力端子と、上記第
2クロックを取り込むための第2クロック入力端子とを
個別的に備えることにより、上記第1クロックと第2ク
ロックとをラッチ回路の外部から与えるように構成する
こともできるし、上記第1クロックを取り込むための第
1クロック入力端子と、この端子から入力された第1ク
ロックを所定時間遅延することにより上記第2クロック
を生成する第2クロック生成部とをラッチ回路に設ける
ようにすれば、外部からラッチ回路に与えられるクロッ
クは上記第1クロックのみとされる。また、上記のよう
なラッチ回路は、公知の半導体集積回路技術により一つ
の半導体基板に形成することができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、上記スルー/ホールド
制御回路は、第1クロックの波形立ち上がりエッジ及び
立ち下がりエッジで上記データスルー状態の開始タイミ
ングを、また上記第2クロックの波形立ち上がりエッジ
及び波形立ち下がりエッジで上記入力データのホールド
タイミングを規制し、それにより上記第1クロックと第
2クロックとの位相のずれに等しい期間においてデータ
スルー状態を形成する。つまり、上記第1クロックの波
形立ち上がりエッジから上記第2クロックの波形立ち上
がりエッジまでの期間、及び上記第1クロックの波形立
ち下がりエッジから上記第2クロックの波形立ち下がり
エッジまでの期間においてデータスルー状態が形成され
、データホールド期間は上記第2クロックの波形立ち上
がりエッジから上記第1クロックの波形立ち下がりエッ
ジまでの期間とされる。このようにクロック波形の両エ
ッジを使用することが、上記第1クロック(第2クロッ
ク)の周波数がマシンサイクルの1/2とされるにも拘
らず、入力データを当該クロックに同期して出力可能と
する。
【0010】
【実施例】図3には本発明の一実施例であるLSIの主
要部の構成が示される。
【0011】図3に示されるLSIは、特に制限されな
いが、公知の半導体集積回路製造技術によりシリコンな
どの一つの半導体基板に形成され、科学技術計算用の大
形コンピュータなどの搭載させる超高速LSIの内部論
理回路の一部とされる。
【0012】1は、図3に示される論理回路の入力初段
とされる入力バッファであり、この入力バッファ1を介
して、相補レベルとされるクロックCLK,CLK*(
*はローアクティブ又は信号反転を意味する)の取り込
みが行われる。上記入力バッファ1の出力端子は、所定
の周期で状態の変化する第1クロックCLKEの生成系
と、この第1クロックCLKEよりも所定時間遅延され
た第2クロックCLKLの生成系とに結合される。
【0013】上記第1クロックCLKEの生成系は、上
記入力バッファ1を介して取り込まれた相補レベルのク
ロックCLK,CLK*を増幅するアンプ2と、それの
後段に配置された複数のアンプ3とを含む。複数のアン
プ3はそれぞれその前段のアンプ2の出力を増幅するこ
とにより上記第1クロックCLKEを出力する。それに
より複数のアンプ3毎に複数系統の第1クロックCLK
Eが得られる。それら複数系統の第1クロックCLKE
は、後段に配置された複数のラッチ回路4にそれぞれ個
別的に入力される。
【0014】上記第2クロックCLKLの生成系は、上
記入力バッファ1の出力を所定時間遅延するための回路
として代表的に示された複数の遅延回路5,6と、その
遅延出力を増幅するアンプ7と、それの後段に配置され
た複数のアンプ8とを含む。上記複数の遅延回路5,6
の直列結合段数は、上記ラッチ回路4のデータスルー時
間を考慮してそれに等しい信号遅延が得られるように決
定される。また、上記アンプ7及び複数のアンプ8は、
それぞれ上記第1クロック生成系のアンプ2及び複数の
アンプ3に対応するものとされ、複数のアンプ8毎に複
数系統の第2クロックCLKLが生成され、後段に位置
された複数のラッチ回路4にそれぞれ個別的に入力され
る。
【0015】上記複数のラッチ回路4は、それぞれ外部
からのデータDを取り込むためのデータ入力端子や、上
記第1クロックCLKE,第2クロックCLKLの各入
力端子、相補レベルの信号Q,Q*の出力端子などを備
え、上記データ入力端子からの入力データを上記クロッ
クCLKE,CLKLに同期して出力する機能を有する
【0016】図1には上記ラッチ回路4の詳細な構成が
示される。
【0017】図1に示されるラッチ回路4には、特に制
限されないが、高速動作を可能とするため、能動素子と
してNPN型バイポーラトランジスタタが使用される。
【0018】10はデータ入力部であり、このデータ入
力部10は、二つのバイポーラトランジスタタ21,2
2と、このバイポーラトランジスタ21,22のコレク
タ電極に結合された抵抗11,12とを含む。抵抗11
,12の他端はグランド(GND)レベルとされる。 バイポーラトランジスタ21,22のエミッタ電極は、
後述するバイポーラトランジスタ29のコレクタ電極に
共通接続される。バイポーラトランジスタ21,22の
ベース電極にはデータD,基準電圧Vbb2がそれぞれ
印加され、このバイポーラトランジスタ21,22にお
いて基準電圧Vbb2とデータDとが比較されるように
なっている。この比較において入力データDのレベルが
基準電圧Vbb2を越えた場合にバイポーラトランジス
タ21,22のコレクタ電極のレベル状態が反転される
。このような比較結果は、信号ラインL1,L2を介し
て後段のデータ出力部20に伝達される。このデータ出
力部20は二つのバイポーラトランジスタ27,28と
、このバイポーラトランジスタ27,28のエミッタ電
極に結合された抵抗15,16とを含む。バイポーラト
ランジスタ27,28のコレクタ電極がグランドレベル
とされ、上記抵抗15,16の他端が低電位側電源Ve
eに結合されることにより、エミッタフォロワとされ、
上記信号ラインL1,L2の状態に呼応した相補レベル
の出力Q,Q*が得られる。
【0019】40は制御部であり、この制御部40は、
同期信号として外部より与えられるクロックCLKE,
CLKLに呼応してデータスルー,データホールドの状
態切り換え機能を有し、以下のように形成される。
【0020】バイポーラトランジスタ24,25のエミ
ッタ電極同士が結合され、このバイポーラトランジスタ
24,25のベース電極にバイポーラトランジスタ23
,26のエミッタ電極がそれぞれ結合される。そしてこ
の結合箇所は、それぞれ抵抗13,14を介して低電位
側電源Veeに結合される。バイポーラトランジスタ2
4のコレクタ電極は上記信号ラインL2に結合され、バ
イポーラトランジスタタ25のコレクタ電極は上記信号
ラインL1に結合される。また、バイポーラトランジス
タ23,26のコレクタ電極はグランドレベルとされ、
更にそれらのベース電極は上記信号ラインL1,L2に
それぞれ結合される。そしてバイポーラトランジスタ2
4,25のエミッタ電極には、上記第1クロックCLK
Eの波形立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジで上記
データスルー状態の開始タイミングを規制するとともに
、この第1クロックCLKEよりも所定時間遅延された
第2クロックCLKLの波形立ち上がりエッジ及び波形
立ち下がりエッジで上記入力データのホールドタイミン
グを規制するためのスルー/ホールド制御回路50に結
合される。特に制限されないが、このスルー/ホールド
制御回路50は、バイポーラトランジスタ29,30,
31,32,33,34を含んで次のように構成される
。バイポーラトランジスタ30,32のコレクタ電極は
上記バイポーラトランジスタ24,25のエミッタ電極
に結合され、バイポーラトランジスタ29,31のコレ
クタ電極には上記データ入力部10のバイポーラトラン
ジスタ21,22のエミッタ電極が結合される。バイポ
ーラトランジスタ29,30のベース電極には、第1ク
ロックCLKEが入力され、バイポーラトランジスタ3
1,32のベース電極には基準電圧Vbb3が印加され
る。そしてこのバイポーラトランジスタ29,32のエ
ミッタ電極はバイポーラトランジスタ34のコレクタ電
極に共通接続され、上記バイポーラトランジスタ30,
31のエミッタ電極はバイポーラトランジスタ33のコ
レクタ電極に共通接続される。このバイポーラトランジ
スタ33のベース電極には第2クロックCLKLが入力
され、バイポーラトランジスタ34のベース電極には基
準電圧Vbb5が印加される。バイポーラトランジスタ
33,34のエミッタ電極はバイポーラトランジスタ3
7のコレクタ電極に結合される。このバイポーラトラン
ジスタ37のエミッタ電極は抵抗17を介して低電位側
電源Veeに結合され、コントロール信号Vcsによっ
て制御可能な定電流源とされる。
【0021】バイポーラトランジスタ35,36は上記
信号ラインL2とバイポーラトランジスタ37のコレク
タ電極との間、上記信号ラインL1とバイポーラトラン
ジスタ37のコレクタ電極との間にそれぞれ配置される
。外部からのセット信号Sがハイレベルとされてバイポ
ーラトランジスタ35がオンされた場合には上記信号ラ
インL2がローレベルとされ、それによりラッチ回路4
がセットされ、また、外部からのリセット信号Rがハイ
レベルとされてバイポーラトランジスタ36がオンされ
た場合には上記信号ラインL1がローレベルとされ、そ
れによりラッチ回路4がリセットされる。以上の構成に
おいて、データスルー状態,データホールド状態は、次
のように形成される。
【0022】図2に示されるように、第1クロックCL
KEがハイレベルとされ、第2クロックCLKLがロー
レベルとされる期間では、バイポーラトランジスタ33
がオフ状態とされることによりバイポーラトランジスタ
34がオンされ、また、バイポーラトランジスタ30,
31がオフ状態とされる。そしてこの場合において第1
クロックCLKEのハイレベルによってバイポーラトラ
ンジスタ29がオンされることによりデータ入力部10
のバイポーラトランジスタ21,22が動作可能状態と
される。バイポーラトランジスタ29がオンされるとき
、バイポーラトランジスタ32はオフ状態とされ、それ
によりバイポーラトランジスタ24,25はオフ状態と
される。このような状態において、信号ラインL1,L
2には、データDの状態変化に呼応したレベル変動を生
じ、それがデータ出力部20を介して外部出力可能とさ
れる(データスルー状態)。
【0023】次に、上記第1クロックCLKEがハイレ
ベルの期間において上記第2クロックCLKLがハイレ
ベルとされた場合には、バイポーラトランジスタ33が
オン状態とされることにより、バイポーラトランジスタ
30がオンされ、それによりバイポーラトランジスタ2
4,25が動作可能状態とされる。バイポーラトランジ
スタ33がオン状態の場合にはバイポーラトランジスタ
34はオフ状態とされ、それによりバイポーラトランジ
スタ29,32は、第1クロックCLKEの状態に拘ら
ずオフ状態とされる。バイポーラトランジスタ29がオ
フ状態のとき、上記データ入力部10のバイポーラトラ
ンジスタ21,22は動作不能状態とされ、それにより
信号ラインL1,L2の状態は、データDのその後の変
化に拘らず、保持される(データホールド状態)。
【0024】次に、上記第2クロックCLKLがハイレ
ベルの期間において上記第1クロックCLKEがローレ
ベルとされた場合には、バイポーラトランジスタ30が
オフされることによりバイポーラトランジスタ24,2
5が動作不能状態とされるとともに、バイポーラトラン
ジスタ31がオンされることにより上記データ入力部1
0のバイポーラトランジスタ21,22が動作可能状態
とされ、それにより、信号ラインL1,L2の状態は、
データDに呼応して変動され、それがデータ出力部20
を介して外部出力可能とされる(データスルー状態)。
【0025】次に、上記第1クロックCLKEがローレ
ベルとされる期間において上記第2クロックCLKLが
ローレベルとされた場合には、バイポーラトランジスタ
29,33がオフ状態とされることにより、上記データ
入力部10のバイポーラトランジスタ21,22が動作
不能状態とされ、また、バイポーラトランジスタ34,
32がオンされることによりバイポーラトランジスタ2
4,25が動作可能状態とされ、それにより、データD
の変化に拘らず上記信号ラインL1,L2の状態が保持
される(データホールド状態)。
【0026】従って、第1クロックCLKEの波形立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジで上記データスルー
状態の開始タイミングが規制され、この第1クロックC
LKEよりも所定時間遅延された第2クロックCLKL
の波形立ち上がりエッジ、及び波形立ち下がりエッジで
上記入力データDのホールドタイミングが規制される。
【0027】上記実施例によれば以下の作用効果を得る
ことができる。
【0028】(1)上記スルー/ホールド制御回路50
の制御により、第1クロックCLKEの波形立ち上がり
エッジ及び立ち下がりエッジで上記データスルー状態の
開始タイミングが規制され、また上記第2クロックCL
KLの波形立ち上がりエッジ及び波形立ち下がりエッジ
で上記入力データのホールドタイミングが規制され、そ
れにより上記第1クロックCLKEと第2クロックCL
KLとの位相のずれに等しい期間においてデータスルー
状態が形成される。換言すれば、上記第1クロックCL
KEの波形立ち上がりエッジから上記第2クロックCL
KLの波形立ち上がりエッジまでの期間、及び上記第1
クロックCLKEの波形立ち下がりエッジから上記第2
クロックCLKLの波形立ち下がりエッジまでの期間に
おいてデータスルー状態が形成され、上記第2クロック
CLKLの波形立ち上がりエッジから上記第1クロック
CLKEの波形立ち下がりエッジまでの期間、及び第2
クロックCLKLの波形立ち下がりエッジから第1クロ
ックCLKEの波形立ち上がりエッジまでの期間におい
てデータホールド期間が形成される。このようにクロッ
クCLKE,CLKLそれぞれの波形の両エッジを使用
することにより、当該両クロックCLKE,CLKLの
位相のずれによりラッチ動作が可能とされ、第1クロッ
クCLKE及び第2クロックCLKLの周波数がマシン
サイクルTmcの1/2とされるにも拘らず、入力デー
タDをクロックCLKに同期して出力することができる
【0029】(2)上記のように入力データをクロック
CLKに同期して出力する場合において、ラッチ動作の
為に与えられるクロックの周波数をマシンサイクルTm
cの1/2とすることができることにより、そのように
低い周波数のクロック伝達は、従来のようにマシンサイ
クルと等しい周期の高周波クロックを伝達するのに比し
て、クロック伝達系に存在するキャパシタ成分や抵抗成
分の影響が緩和され、ラッチ回路4の安定動作を可能と
し、また、そのようなクロック伝達系のキャパシタや抵
抗を抑えることについてそれほど考慮せずに済むので、
クロック伝達系の形成が容易とされる。
【0030】(3)上記(2)の作用効果は、一般にク
ロック周波数が1GHz近くとされるような科学技術計
算用の大型コンピュータなどに搭載される超高速LSI
の内部論理回路に適用されるラッチ回路において特に顕
著とされる。
【0031】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0032】例えば、上記実施例では図3に示されるよ
うに、遅延回路5,6を複数のラッチ回路4で共有する
ようにしたが、図4に示されるように一つのラッチ回路
4毎に、それの前段に専用の遅延回路60,61,62
,63を設けるようにしても良い。図3や図4に示され
る遅延回路には、種々の構成のものを適用することがで
きる。例えば図4において代表的に示されるように、二
つのバイポーラトランジスタ41,42を差動結合し、
それに定電流供給用のバイポーラトランジスタ46を結
合し、エミッタフォロアとされるバイポーラトランジス
タ43を上記バイポーラトランジスタ42のコレクタ電
極に結合して成るものを複数段結合したものを、上記遅
延回路とすることができる。また、最終段の遅延回路6
3には、エミッタフォロアとされるバイポーラトランジ
スタのエミッタ電極にレベルシフト用のダイオード51
,52を設けることができる。さらに、図4に示される
ような遅延回路60,61,62,63をラッチ回路4
に内蔵することもできる。この場合において、第2クロ
ックCLKLの生成回路を当該ラッチ回路4の外部に設
ける必要はない。また当該ラッチ回路4には、第1クロ
ックCLKEの入力端子を設ければよく、第2クロック
CLKLの入力端子を省略できる。さらに、図3におい
て、アンプ7や8の後段に上記の遅延回路を配置するこ
ともできる。尚、上記第1クロックCLKE,第2クロ
ックCLKLを、それぞれCLKE,CLKE*,CL
KL,CLKL*として相補レベルで取り扱うようにし
ても良い。
【0033】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である超高速
LSIの内部論理回路に適用した場合について説明した
が、本発明はそれに限定されるものではなく、論理バイ
ポーラメモリやMOSFETによる汎用LSIなどに広
く適用することができる。
【0034】本発明は、少なくとも同期信号として与え
られるクロックに同期してデータスルー,データホール
ドの状態切り換えを行う制御部を有する条件のものに適
用することができる。
【0035】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0036】すなわち、スルー/ホールド制御回路の制
御により、第1クロックの波形立ち上がりエッジ及び立
ち下がりエッジでデータスルー状態の開始タイミングが
規制され、また第2クロックの波形立ち上がりエッジ及
び波形立ち下がりエッジで入力データのホールドタイミ
ングが規制されるので、上記第1クロックの波形立ち上
がりエッジから上記第2クロックの波形立ち上がりエッ
ジまでの期間、及び上記第1クロックの波形立ち下がり
エッジから上記第2クロックの波形立ち下がりエッジま
での期間がデータスルー期間とされ、上記第2クロック
の波形立ち上がりエッジから上記第1クロックの波形立
ち下がりエッジまでの期間がデータホール時間とされる
。それにより、上記第1クロック(第2クロック)の周
波数がマシンサイクルの1/2とされるにも拘らず、入
力データを当該クロックに同期して出力することができ
る。またこのようにクロック周波数が低い場合には、そ
のようなクロックの伝送系での波形のなまりや減衰が少
ないので、クロック伝送系を容易に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例であるラッチ回路の電
気結線図である。
【図2】図2は上記ラッチ回路で取り扱われるクロック
と従来回路で取り扱われるクロックとが示されるタイミ
ング図である。
【図3】図3は上記ラッチ回路で取り扱われるクロック
の伝達系が示されるブロック図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例でのクロック伝達系
が示される回路図である。
【符号の説明】
1  入力バッファ 2,3,7,8  アンプ 4  ラッチ回路 5,6,60,61,62,63  遅延回路10  
データ入力部 20  データ出力部 40  制御部 50  スルー/ホールド制御回路 CLKE  第1クロック CLKL  第2クロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データの入力端子と、同期信号として
    与えされるクロックに呼応してデータスルー,データホ
    ールドの状態切り換えを行う制御部とを有し、上記入力
    端子からの入力データを上記クロックに同期して出力可
    能とするラッチ回路において、上記制御部は、所定周期
    で状態が変化される第1クロックの波形立ち上がりエッ
    ジ及び立ち下がりエッジで上記データスルー状態の開始
    タイミングを規制するとともに、上記第1クロックより
    も所定時間遅延された第2クロックの波形立ち上がりエ
    ッジ及び波形立ち下がりエッジで上記入力データのホー
    ルドタイミングを規制するためのスルー/ホールド制御
    回路を含むことを特徴とするラッチ回路。
  2. 【請求項2】  上記第1クロックを取り込むための第
    1クロック入力端子と、上記第2クロックを取り込むた
    めの第2クロック入力端子とを個別的に備えた請求項1
    記載のラッチ回路。
  3. 【請求項3】  上記第1クロックを取り込むための第
    1クロック入力端子と、この端子から入力された第1ク
    ロックを所定時間遅延することにより上記第2クロック
    を生成する第2クロック生成部とを含む請求項1記載の
    ラッチ回路。
  4. 【請求項4】  一つの半導体基板に形成された請求項
    1,2又は3記載のラッチ回路。
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