JPH0427224B2 - - Google Patents
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- JPH0427224B2 JPH0427224B2 JP56133454A JP13345481A JPH0427224B2 JP H0427224 B2 JPH0427224 B2 JP H0427224B2 JP 56133454 A JP56133454 A JP 56133454A JP 13345481 A JP13345481 A JP 13345481A JP H0427224 B2 JPH0427224 B2 JP H0427224B2
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- metal oxide
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/002—Mixed oxides other than spinels, e.g. perovskite
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/14—Phosphorus; Compounds thereof
- B01J27/186—Phosphorus; Compounds thereof with arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
- B01J27/195—Phosphorus; Compounds thereof with arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium with vanadium, niobium or tantalum
- B01J27/198—Vanadium
- B01J27/199—Vanadium with chromium, molybdenum, tungsten or polonium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/377—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2523/00—Constitutive chemical elements of heterogeneous catalysts
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- Materials Engineering (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は接触触媒を使用してイソ酪酸をメタク
リル酸に酸化脱水素する方法に関する。 重合体製造用に使用するためのメタクリル酸及
びそのエステルの合成は経済的に非常に重要な意
味をもつ。アセトンを出発物質とし、アセトンシ
アンヒドリンを鹸化してメタクリラート系中の最
重要モノマーであるメチルメタクリラートを製造
する一般的な工業的方法の他に、最近では出発物
質としてイソブチルアルデヒド又はオレフイン例
えばイソブチレン、エチレン又はプロピレンを使
用する合成法も技術的に関心を持たれている。 西ドイツ国特許公開公報第2517148号には、例
えばイソブチレン又はイソブチルアルデヒドから
取得されるメタクロレインを出発物質とし、酸素
を使用して接触気相酸化することによるメタクリ
ル酸の製法が記述されている。 この反応に使用される触媒は式: Mo12PaXbYcWdOe [式中:Xはバナジウム、ニオブ及び/又はタ
ンタルを表わし、Yはセシウム、カリウム及び/
又はタリウムを表わし、a及びbは0.1〜10の値
を有し、cは0..1〜8の値を有し、dは0〜10の
値を有し、eの値はその他の原子の原子価に依存
し、a+b+cの合計は0.3〜20の値を有する]
に相当する。 メタクリル酸へのイソ酪酸の酸化脱水素用に多
くの触媒が提案されている。特開昭50−4017号に
は、イソ酪酸の気相脱水素用にモリブデン、燐、
タリウム及び酸素を含有する触媒が提案されてい
る。 又特開昭50−4014号には、気相中でのイソ酪酸
の酸化脱水素用触媒として、ニツケル−、コバル
ト−又はアルカリ金属硫酸塩で処理されたモリブ
ド−又はモリブドバナジウム燐酸を使用すること
が記述されている。 更に脱水素触媒として焼成燐酸鉄/燐酸鉛を使
用してアルカンカルボン酸及び−エステルをα,
β−不飽和脂肪族酸及びエステルに酸化脱水素す
る方法も提案されている(西ドイツ国特許公開公
報第2450878号)。 ビスマス、鉄及び場合により鉛を含有する焼成
沈降燐酸塩を使用してこの種の化合物を酸素によ
り脱水素することは西ドイツ国特許公開公報第
2118904号に教示されている。 しかし公知法は完全に満足のゆくものではなか
つた。最近の見解では、単なる設備費用の他に、
時空収率及び反応の選択率に対する動力−及び原
料消費の釣合いが決定的に重要になつている。す
なわち例えば鉄−燐酸塩ベースを接触触媒とする
反応ではイソ酪酸の反応率が比較的低い。換言す
れば未反応イソ酪酸を反応工程中に還流させなけ
ればならない。イソ酪酸とメタクリル酸の物理的
性質が非常に類似しているために、この両化合物
の工業規模での分離には問題があり、いずれにし
ても費用がかかる。 西ドイツ国特許公開公報第2550979号には大体
においてモリブデン及び/又はタングステンない
しはそれらの酸化物からなる固体触媒を300〜500
℃の温度で使用することが記述されている。西ド
イツ国特許公開公報第2722375号から、モリブデ
ン、バナジウム、燐及び場合によりタングステン
の酸化物ないしはオキシ酸からのヘチロ多重酸を
ベースとする触媒を製造するための熱水法が公知
であり、これはイソ酪酸ないしはそのメチルエス
テル及びメタクロレインの酸化脱水素用に適す
る。しかしヘテロ多重酸−触媒を使用した試験で
は、良好な選択率を伴つた比較的高い反応率は
330℃以上の温度の比較的狭い範囲(約330〜350
℃)で作業する場合にのみ達成されることが示さ
れた。この温度範囲より低い温度では反応は著し
く低下し、又350℃よりも高い温度では明らかに
触媒は不可逆的に損ぜられ、従つて反応率も又反
応の選択率も著しく低下する。不均一系触媒反応
の条件下で比較的高い温度水準においてその様に
狭い温度範囲を保持することは費用を著しくかけ
ることなしには技術的に実現困難である。換言す
れば実際にはその種の触媒系は上記の反応条件下
では耐久性が僅少である。 ところで酸化モリブデンをベースとし、その他
に必須元素としてP及びVを含み、更にNa、ア
ルカリ土類金属、Zn、Ag、Al、Ti、Mn、Fe、
Co、Ni又はSnの群から選択される1種、2種又
は数種の元素Mからなり、また触媒の組成が式: MaMobVcPdOe [式中aは0.4〜2.5の値を有し、bはほぼ12の
値を有し、cは1〜2の値を有し、dは0.5〜3
の値を有し、eはその他の元素の原子価及び含量
から定まる値を有する]で表わされる、実質的に
硫酸塩不含の金属酸化物触媒を使用することによ
り、メタクリル酸へのイソ酪酸の酸化脱水素法を
極めてすぐれた収率及び高い選択率で実施出来る
ことが見出された。金属Mの有利なものはマグネ
シウム、カルシウム及びアルミニウムである。 特別に有利なものは、上記式中でbが約6aの
値を有し、dはほぼaと同様の値を有し、cは約
0.75aの値を有する触媒群である。 触媒を製造するためには出発物質としてモリブ
デン化合物例えば酸化モリブデンないしはモリブ
デン酸H2MoO4又は塩例えばアンモニウム塩、5
価の燐の化合物例えば燐酸又はポリ燐酸ないしは
その塩、又は五酸化燐、パナジウムの塩例えば硝
酸塩、炭酸塩、硫酸塩又はハロゲン化物又は有機
酸の塩又はパナジウムの酸化物及び上記した金属
Mの塩又は水酸化物例えば金属ハロゲン化物、−
炭酸塩、−硝酸塩、−硫酸塩又は有機酸の塩を使用
することができる。上記金属の一つを硫酸塩の形
で触媒生成混合物に加える場合には、硫酸塩分が
触媒製造の間にほぼ完全に分離除去される様に留
意しなければならない。有利には硫酸塩の形の形
成成分は使用しない。触媒製造には複合組成の酸
化金属触媒を製造するための公知法を適用するこ
とが出来る。例えば液体反応媒体例えば水中に溶
解ないしは懸濁させた成分を混合することによつ
て触媒系を得る。その際出来るだけ均一な分配が
される様に留意すべきである。有利には、特にア
ンモニウム化合物を使用する場合には、水溶液に
なおアルカノールアミン例えばモノエタノールア
ミンを添加することが出来る。液体反応媒体は引
続いて、有利には加熱下で、蒸発させることによ
り除去出来る。反応媒体として水を使用する場合
には水の除去は100〜150℃、特にほぼ120℃にお
いて行なうことが出来る。引続いて有利には触媒
系の〓焼を、例えば200〜400℃の温度において行
なう。これは約1〜2時間かかり得る。 本発明による触媒系のために固体担体を使用す
る実施形式が特別に有利である。アルミニウム、
チタン及び特に珪素の酸素化合物ないしはその種
の種々の酸素化合物の混合物をベースとする担体
が有利である。特に有利なものは二酸化珪素と
“活性化二酸化珪素”とをベースとする担体系
(Unger、アンゲヴアンテ ケミー(Angew.
Chemie)1972年第84巻331頁)、特に珪藻土とア
エロシル(Aerosil)とをベースとするもので
ある。二酸化珪素(例えば珪藻土)及び活性化二
酸化珪素(例えばアエロシル)の有利な混合比
は14:2〜9:2、特に5:1である。その場合
触媒対担体の比率はある一定限度内で変化させる
ことが出来る。一般に全重量(触媒+担体)に対
して触媒5〜80重量%、有利には20〜70重量%で
ある。 同生成物を触媒系として使用するために適当な
方法で、例えば微小体化、顆粒化、タブレツト形
化等により調製することが出来る。顆粒化ないし
は微小体化及びタブレツト形化に引続いて、例え
ば300〜500℃の間で、再び熱処理を行なうことが
出来、これは例えば約1〜約24時間かかり得る。 触媒作用系はそれ自体で使用することも出来る
し又は有利には不活性物質例えば石英又は二酸化
ジルコニウムと混合して使用することも出来る。
後者の方法は経済的及び技術的利点を有し、例え
ば温度分布の改善、反応器状態の安定化等が達せ
られる。 本発明による触媒系はイソ酪酸の酸化脱水素工
程に比較的広い温度範囲内で、作用の低下ないし
は不活性化を起こすことなく、適用することが出
来る。 有利に本発明方法は300〜450℃、特に340〜370
℃で行なわれる。その場合滞留時間は一般に0.1
〜5秒間である。つまり接触作業の間に最適な温
度範囲以上の温度が生じる場合、通例それによつ
て触媒系の不可逆的不活性化が起こることはな
い。本発明による触媒系は極めて良好な時空収率
及び高い選択率によつてすぐれている。本発明に
よる酸化脱水素工程は酸化剤として酸素を、例え
ば空気の形で使用する。同反応は有利に気相反応
として行われ、その場合イソ酪酸と酸素を使用し
て気相で、有利にはイソ酪酸、水、酸素及び窒素
からなるガス混合物を使用して作業する。 上記の順序での各成分間の比率は有利に以下の
限界範囲内である:(1−2.5):(0−3):(1−
2):(4−20)モル、特別に有利な比率は1:
2:1.7:20モルである。本発明方法において水
の存在は反応作業に有利に作用する。本発明方法
は常用の反応器中で、例えば加圧下に、行なうこ
とが出来る。該当する圧力は0.5〜5バール、有
利には0.8〜2.0バールである。反応の間に酸素量
の割合が高まると少なからず温度が上昇し得る
が、触媒系の意想外に高い安定性のために通例そ
れによつて触媒が不活性化することはない。本発
明方法において触媒は固定床としても又は流動床
としても使用することが出来る。以下の実施例は
本発明を詳述するものである。%値は別に記載の
ない限り重量に対する。記載の反応率ないしは選
択率は次の様に定義される: イソ酪酸の反応率(%) =反応したイソ酪酸の量(モル)/イソ酪酸の使用
量(モル)・100 メタクリル酸生成の選択率(%) =メタクリル酸生成量(モル)/反応したイソ酪酸
の量(モル)・100 A) 触媒の製造 1 10%のアンモニア溶液300ml中の
(NH4)6Mo7O24・4H2O106gの溶液に、水100
ml中に溶かした85%のオルト燐酸11.52gを添
加し、その全体を、水200ml中に溶かした硝酸
ナトリウム8.5g中に混入攪拌する。それに10
%の含水モノエタノールアミン140ml中に溶か
したNH4VO38.8gを添加する。その様に得ら
れた溶液に触媒担体として精製及び熱処理した
珪藻土±40.8g及びアエロシル(Aerosil)
200 8.18gを攪拌下に添加し、次いで蒸発濃縮
する。同固体触媒体を120℃において7時間乾
燥し、引続いて300℃において3時間〓焼する。
その様に得られた珪藻土/アエロシル200上
の70%のNa2Mo12V1.5P2O45.8−触媒は非常に
硬い物質で、それから反応器充填用に粒径約3
mmの触媒粒を製造する。 2 後記の表中に記載されている実施例中の触媒
を製造するには、Na塩の代りに表に記載の金
属を塩の形で当量使用し、その他は1と同様に
作業する。 B イソ酪酸の酸化脱水素性 例 1〜10 下記の表に一般式:MaMobVcPdOeの更に別の
触媒を使用してイソ酪酸のメタクリル酸への酸化
脱水素を行つて得られた結果を総括する。 その場合340〜370℃の温度範囲においてイソ酪
酸、水及び酸素(空気として)からなるモル比
1:2:1.7の混合物を滞留時間0.3〜0.4秒で触媒
上に導いた。
リル酸に酸化脱水素する方法に関する。 重合体製造用に使用するためのメタクリル酸及
びそのエステルの合成は経済的に非常に重要な意
味をもつ。アセトンを出発物質とし、アセトンシ
アンヒドリンを鹸化してメタクリラート系中の最
重要モノマーであるメチルメタクリラートを製造
する一般的な工業的方法の他に、最近では出発物
質としてイソブチルアルデヒド又はオレフイン例
えばイソブチレン、エチレン又はプロピレンを使
用する合成法も技術的に関心を持たれている。 西ドイツ国特許公開公報第2517148号には、例
えばイソブチレン又はイソブチルアルデヒドから
取得されるメタクロレインを出発物質とし、酸素
を使用して接触気相酸化することによるメタクリ
ル酸の製法が記述されている。 この反応に使用される触媒は式: Mo12PaXbYcWdOe [式中:Xはバナジウム、ニオブ及び/又はタ
ンタルを表わし、Yはセシウム、カリウム及び/
又はタリウムを表わし、a及びbは0.1〜10の値
を有し、cは0..1〜8の値を有し、dは0〜10の
値を有し、eの値はその他の原子の原子価に依存
し、a+b+cの合計は0.3〜20の値を有する]
に相当する。 メタクリル酸へのイソ酪酸の酸化脱水素用に多
くの触媒が提案されている。特開昭50−4017号に
は、イソ酪酸の気相脱水素用にモリブデン、燐、
タリウム及び酸素を含有する触媒が提案されてい
る。 又特開昭50−4014号には、気相中でのイソ酪酸
の酸化脱水素用触媒として、ニツケル−、コバル
ト−又はアルカリ金属硫酸塩で処理されたモリブ
ド−又はモリブドバナジウム燐酸を使用すること
が記述されている。 更に脱水素触媒として焼成燐酸鉄/燐酸鉛を使
用してアルカンカルボン酸及び−エステルをα,
β−不飽和脂肪族酸及びエステルに酸化脱水素す
る方法も提案されている(西ドイツ国特許公開公
報第2450878号)。 ビスマス、鉄及び場合により鉛を含有する焼成
沈降燐酸塩を使用してこの種の化合物を酸素によ
り脱水素することは西ドイツ国特許公開公報第
2118904号に教示されている。 しかし公知法は完全に満足のゆくものではなか
つた。最近の見解では、単なる設備費用の他に、
時空収率及び反応の選択率に対する動力−及び原
料消費の釣合いが決定的に重要になつている。す
なわち例えば鉄−燐酸塩ベースを接触触媒とする
反応ではイソ酪酸の反応率が比較的低い。換言す
れば未反応イソ酪酸を反応工程中に還流させなけ
ればならない。イソ酪酸とメタクリル酸の物理的
性質が非常に類似しているために、この両化合物
の工業規模での分離には問題があり、いずれにし
ても費用がかかる。 西ドイツ国特許公開公報第2550979号には大体
においてモリブデン及び/又はタングステンない
しはそれらの酸化物からなる固体触媒を300〜500
℃の温度で使用することが記述されている。西ド
イツ国特許公開公報第2722375号から、モリブデ
ン、バナジウム、燐及び場合によりタングステン
の酸化物ないしはオキシ酸からのヘチロ多重酸を
ベースとする触媒を製造するための熱水法が公知
であり、これはイソ酪酸ないしはそのメチルエス
テル及びメタクロレインの酸化脱水素用に適す
る。しかしヘテロ多重酸−触媒を使用した試験で
は、良好な選択率を伴つた比較的高い反応率は
330℃以上の温度の比較的狭い範囲(約330〜350
℃)で作業する場合にのみ達成されることが示さ
れた。この温度範囲より低い温度では反応は著し
く低下し、又350℃よりも高い温度では明らかに
触媒は不可逆的に損ぜられ、従つて反応率も又反
応の選択率も著しく低下する。不均一系触媒反応
の条件下で比較的高い温度水準においてその様に
狭い温度範囲を保持することは費用を著しくかけ
ることなしには技術的に実現困難である。換言す
れば実際にはその種の触媒系は上記の反応条件下
では耐久性が僅少である。 ところで酸化モリブデンをベースとし、その他
に必須元素としてP及びVを含み、更にNa、ア
ルカリ土類金属、Zn、Ag、Al、Ti、Mn、Fe、
Co、Ni又はSnの群から選択される1種、2種又
は数種の元素Mからなり、また触媒の組成が式: MaMobVcPdOe [式中aは0.4〜2.5の値を有し、bはほぼ12の
値を有し、cは1〜2の値を有し、dは0.5〜3
の値を有し、eはその他の元素の原子価及び含量
から定まる値を有する]で表わされる、実質的に
硫酸塩不含の金属酸化物触媒を使用することによ
り、メタクリル酸へのイソ酪酸の酸化脱水素法を
極めてすぐれた収率及び高い選択率で実施出来る
ことが見出された。金属Mの有利なものはマグネ
シウム、カルシウム及びアルミニウムである。 特別に有利なものは、上記式中でbが約6aの
値を有し、dはほぼaと同様の値を有し、cは約
0.75aの値を有する触媒群である。 触媒を製造するためには出発物質としてモリブ
デン化合物例えば酸化モリブデンないしはモリブ
デン酸H2MoO4又は塩例えばアンモニウム塩、5
価の燐の化合物例えば燐酸又はポリ燐酸ないしは
その塩、又は五酸化燐、パナジウムの塩例えば硝
酸塩、炭酸塩、硫酸塩又はハロゲン化物又は有機
酸の塩又はパナジウムの酸化物及び上記した金属
Mの塩又は水酸化物例えば金属ハロゲン化物、−
炭酸塩、−硝酸塩、−硫酸塩又は有機酸の塩を使用
することができる。上記金属の一つを硫酸塩の形
で触媒生成混合物に加える場合には、硫酸塩分が
触媒製造の間にほぼ完全に分離除去される様に留
意しなければならない。有利には硫酸塩の形の形
成成分は使用しない。触媒製造には複合組成の酸
化金属触媒を製造するための公知法を適用するこ
とが出来る。例えば液体反応媒体例えば水中に溶
解ないしは懸濁させた成分を混合することによつ
て触媒系を得る。その際出来るだけ均一な分配が
される様に留意すべきである。有利には、特にア
ンモニウム化合物を使用する場合には、水溶液に
なおアルカノールアミン例えばモノエタノールア
ミンを添加することが出来る。液体反応媒体は引
続いて、有利には加熱下で、蒸発させることによ
り除去出来る。反応媒体として水を使用する場合
には水の除去は100〜150℃、特にほぼ120℃にお
いて行なうことが出来る。引続いて有利には触媒
系の〓焼を、例えば200〜400℃の温度において行
なう。これは約1〜2時間かかり得る。 本発明による触媒系のために固体担体を使用す
る実施形式が特別に有利である。アルミニウム、
チタン及び特に珪素の酸素化合物ないしはその種
の種々の酸素化合物の混合物をベースとする担体
が有利である。特に有利なものは二酸化珪素と
“活性化二酸化珪素”とをベースとする担体系
(Unger、アンゲヴアンテ ケミー(Angew.
Chemie)1972年第84巻331頁)、特に珪藻土とア
エロシル(Aerosil)とをベースとするもので
ある。二酸化珪素(例えば珪藻土)及び活性化二
酸化珪素(例えばアエロシル)の有利な混合比
は14:2〜9:2、特に5:1である。その場合
触媒対担体の比率はある一定限度内で変化させる
ことが出来る。一般に全重量(触媒+担体)に対
して触媒5〜80重量%、有利には20〜70重量%で
ある。 同生成物を触媒系として使用するために適当な
方法で、例えば微小体化、顆粒化、タブレツト形
化等により調製することが出来る。顆粒化ないし
は微小体化及びタブレツト形化に引続いて、例え
ば300〜500℃の間で、再び熱処理を行なうことが
出来、これは例えば約1〜約24時間かかり得る。 触媒作用系はそれ自体で使用することも出来る
し又は有利には不活性物質例えば石英又は二酸化
ジルコニウムと混合して使用することも出来る。
後者の方法は経済的及び技術的利点を有し、例え
ば温度分布の改善、反応器状態の安定化等が達せ
られる。 本発明による触媒系はイソ酪酸の酸化脱水素工
程に比較的広い温度範囲内で、作用の低下ないし
は不活性化を起こすことなく、適用することが出
来る。 有利に本発明方法は300〜450℃、特に340〜370
℃で行なわれる。その場合滞留時間は一般に0.1
〜5秒間である。つまり接触作業の間に最適な温
度範囲以上の温度が生じる場合、通例それによつ
て触媒系の不可逆的不活性化が起こることはな
い。本発明による触媒系は極めて良好な時空収率
及び高い選択率によつてすぐれている。本発明に
よる酸化脱水素工程は酸化剤として酸素を、例え
ば空気の形で使用する。同反応は有利に気相反応
として行われ、その場合イソ酪酸と酸素を使用し
て気相で、有利にはイソ酪酸、水、酸素及び窒素
からなるガス混合物を使用して作業する。 上記の順序での各成分間の比率は有利に以下の
限界範囲内である:(1−2.5):(0−3):(1−
2):(4−20)モル、特別に有利な比率は1:
2:1.7:20モルである。本発明方法において水
の存在は反応作業に有利に作用する。本発明方法
は常用の反応器中で、例えば加圧下に、行なうこ
とが出来る。該当する圧力は0.5〜5バール、有
利には0.8〜2.0バールである。反応の間に酸素量
の割合が高まると少なからず温度が上昇し得る
が、触媒系の意想外に高い安定性のために通例そ
れによつて触媒が不活性化することはない。本発
明方法において触媒は固定床としても又は流動床
としても使用することが出来る。以下の実施例は
本発明を詳述するものである。%値は別に記載の
ない限り重量に対する。記載の反応率ないしは選
択率は次の様に定義される: イソ酪酸の反応率(%) =反応したイソ酪酸の量(モル)/イソ酪酸の使用
量(モル)・100 メタクリル酸生成の選択率(%) =メタクリル酸生成量(モル)/反応したイソ酪酸
の量(モル)・100 A) 触媒の製造 1 10%のアンモニア溶液300ml中の
(NH4)6Mo7O24・4H2O106gの溶液に、水100
ml中に溶かした85%のオルト燐酸11.52gを添
加し、その全体を、水200ml中に溶かした硝酸
ナトリウム8.5g中に混入攪拌する。それに10
%の含水モノエタノールアミン140ml中に溶か
したNH4VO38.8gを添加する。その様に得ら
れた溶液に触媒担体として精製及び熱処理した
珪藻土±40.8g及びアエロシル(Aerosil)
200 8.18gを攪拌下に添加し、次いで蒸発濃縮
する。同固体触媒体を120℃において7時間乾
燥し、引続いて300℃において3時間〓焼する。
その様に得られた珪藻土/アエロシル200上
の70%のNa2Mo12V1.5P2O45.8−触媒は非常に
硬い物質で、それから反応器充填用に粒径約3
mmの触媒粒を製造する。 2 後記の表中に記載されている実施例中の触媒
を製造するには、Na塩の代りに表に記載の金
属を塩の形で当量使用し、その他は1と同様に
作業する。 B イソ酪酸の酸化脱水素性 例 1〜10 下記の表に一般式:MaMobVcPdOeの更に別の
触媒を使用してイソ酪酸のメタクリル酸への酸化
脱水素を行つて得られた結果を総括する。 その場合340〜370℃の温度範囲においてイソ酪
酸、水及び酸素(空気として)からなるモル比
1:2:1.7の混合物を滞留時間0.3〜0.4秒で触媒
上に導いた。
【表】
例 11〜17
A)2に記載と同様の作業方法で下記の組成の
4種の触媒A〜Dを製造する: A) MnMo12V1.5P2O45.8 B) Fe0.67Mo12V1.5P2O45.8 C) CoMo12V1.5P2O45.8 D) NiMo12V1.5P2O45.8 320〜350℃の温度範囲において触媒A〜D上に
イソ酪酸、水及び空気酸素からなるモル比1:
2:1.7の混合物を対流時間0.3秒で導いた。下記
の表にイソ酪酸の反応率及びメタクリル酸生成の
選択率に対して得られた値を記載する。
4種の触媒A〜Dを製造する: A) MnMo12V1.5P2O45.8 B) Fe0.67Mo12V1.5P2O45.8 C) CoMo12V1.5P2O45.8 D) NiMo12V1.5P2O45.8 320〜350℃の温度範囲において触媒A〜D上に
イソ酪酸、水及び空気酸素からなるモル比1:
2:1.7の混合物を対流時間0.3秒で導いた。下記
の表にイソ酪酸の反応率及びメタクリル酸生成の
選択率に対して得られた値を記載する。
【表】
例 18
例11〜17による組成Cの触媒(珪藻土担体上)
13ml上に温度360℃及び滞留時間0.5秒において、
イソ酪酸、水、酸素及び窒素からなるモル比1:
2:1.5:20のガス混合物を導いた。イソ酪酸の
反応率99.8%においてメタクリル酸が74.1%の選
択率で得られた。
13ml上に温度360℃及び滞留時間0.5秒において、
イソ酪酸、水、酸素及び窒素からなるモル比1:
2:1.5:20のガス混合物を導いた。イソ酪酸の
反応率99.8%においてメタクリル酸が74.1%の選
択率で得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸化モリブデンをベースとする金属酸化物−
触媒を使用してイソ酪酸をメタクリル酸に酸化脱
水素するに当り、実質的に硫酸塩不含の金属酸化
物触媒がモリブデンの他に元素P及びVを含み、
更にNa、アルカリ土類金属、Zn、Ag、Al、Ti、
Mn、Fe、Co、Ni又はSnの群から選択される1
種、2種又は数種の元素Mからなり、また触媒の
組成が式: MaMobVcPdOe [式中aは0.4〜2.5の値を有し、bはほぼ12の
値を有し、cは1〜2の値を有し、dは0.5〜3
の値を有し、eはその他の元素の原子価及び含量
から定まる値を有する]で表わされることを特徴
とするメタクリル酸へのイソ酪酸の酸化脱水素
法。 2 金属酸化物−触媒を二酸化珪素/活性化二酸
化珪素をベースとする固体担体と一緒に使用する
特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 担体中の二酸化珪素/活性化二酸化珪素の比
率が14:2〜9:2である特許請求の範囲第2項
記載の方法。 4 金属酸化物−触媒が全重量(担体+金属酸化
物−触媒)に対して5〜80重量%の量を占める特
許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
項記載の方法。 5 触媒を200〜400℃の温度で〓焼する特許請求
の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載
の方法。 6 気相反応として行う特許請求の範囲第1項か
ら第5項までのいずれか1項記載の方法。 7 イソ酪酸、水、酸素及び窒素からなるガス混
合物を使用して作業する特許請求の範囲第6項記
載の方法。 8 イソ酪酸対水対酸素対窒素のモル比が(1−
2.5):(0−3):(1−2):(4−20)である特
許請求の範囲第6項又は第7項記載の方法。 9 反応を300〜450℃で行う特許請求の範囲第1
項から第8項までのいずれか1項記載の方法。 10 ガス混合物を約100〜15000ガス/触
媒・hの空間速度で導入する特許請求の範囲第7
項記載の方法。 11 0.5〜5バールの圧力で作業する特許請求
の範囲第7項から第10項までのいずれか1項記
載の方法。 12 金属酸化物−触媒がマグネシウム、カルシ
ウム、アルミニウムの群から選ばれる1種の金属
を含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803032423 DE3032423A1 (de) | 1980-08-28 | 1980-08-28 | Verfahren zur oxydativen dehydrierung von isobuttersaeure zu methacrylsaeure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5772936A JPS5772936A (en) | 1982-05-07 |
| JPH0427224B2 true JPH0427224B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=6110588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13345481A Granted JPS5772936A (en) | 1980-08-28 | 1981-08-27 | Oxidation dehydrogenation of isobutyric acid to methacrylic acid |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5772936A (ja) |
| DE (1) | DE3032423A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3626256A1 (de) * | 1986-08-02 | 1988-02-11 | Roehm Gmbh | Heteropolymolybdat-gemische und ihre verwendung als katalysatoren |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341128B2 (ja) * | 1973-05-17 | 1978-10-31 | ||
| JPS5949214B2 (ja) * | 1976-11-24 | 1984-12-01 | 三菱レイヨン株式会社 | 不飽和カルボン酸またはそのエステルの製法 |
| JPS5615238A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of methacrylic acid |
-
1980
- 1980-08-28 DE DE19803032423 patent/DE3032423A1/de not_active Withdrawn
-
1981
- 1981-08-27 JP JP13345481A patent/JPS5772936A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5772936A (en) | 1982-05-07 |
| DE3032423A1 (de) | 1982-04-08 |
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