JPH0427262B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427262B2 JPH0427262B2 JP59228268A JP22826884A JPH0427262B2 JP H0427262 B2 JPH0427262 B2 JP H0427262B2 JP 59228268 A JP59228268 A JP 59228268A JP 22826884 A JP22826884 A JP 22826884A JP H0427262 B2 JPH0427262 B2 JP H0427262B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- polypropylene resin
- present
- fibers
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は導電性ポリプロピレン樹脂組成物に関
するものである。 (従来の技術) ポリプロピレン樹脂に金属繊維を混合して導電
性を付与することは従来より広く行なわれてい
る。 しかしながら、この金属繊維混入ポリプロピレ
ン樹脂は、金属繊維と樹脂の界面の接着強度が充
分でなく、環境条件、特に湿度条件が変動するこ
とにより、種々の物性が低下するという欠点を有
している。 この欠点を改良する方法として、シラン系、或
はチタネート系等のカツプリング剤を用いて金属
繊維の表面を処理することが行なわれているが、
未だ充分に満足すべき結果は得られていない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、かゝる従来技術の有する欠点を
改良すべく鋭意研究した結果、本発明を達成し
た。本発明の目的は耐久性に優れた導電性ポリプ
ロピレン樹脂組成物を提供するにある。 (問題点を解決するための手段) 即ち、本発明はポリプロピレン樹脂100重量部
に対して、イオン性炭化水素共重合体の金属塩を
少なくとも0.1重量部と金属繊維5〜200重量部と
を配合してなる導電性ポリプロピレン樹脂よりな
るものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用するポリプロピレン重合体は、プ
ロピレンのホモポリマーの他、他のオレフインと
の共重合体、或は、アクリル酸等の有機不飽和カ
ルボン酸とのグラフトポリマーなどが挙げられ
る。 本発明に使用するイオン性炭化水素共重合体の
金属塩とはペンダントカルボキシル基を含有する
炭化水素共重合体の亜鉛又はナトリウム塩のこと
であり、例えばカルボキシル基が少なくとも部分
的に亜鉛、又は、ナトリウムイオンによつて中和
してある炭素数2以上のα−オレフインと、α、
β−不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合
体の塩類、或は芳香族オレフインと無水マレイン
酸との共重合体の塩類である。 炭素数2以上のα−オレフインとしては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、
4−メチル−ブテン−1、4−メチル−ペンテン
−1等が挙げられる。 又、α、β−不飽和カルボン酸又はその誘導体
としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、或はこれらの酸の無水物又はエス
テル等が挙げられる。芳香族オレフインとしては
スチレンが挙げられる。 本発明に於いて使用されるイオン性炭化水素共
重合体の金属塩のポリプロピレン樹脂100重量部
に対する配合量は0.1重量部以上、好ましくは1
重量部以上である。配合量が0.1重量部未満の場
合は使用温度の変動に対する導電性を初めとした
物性の低下が著しく、本発明の目的を達すること
が出来ない。 本発明に使用される金属繊維としては、鋼、
銅、黄銅、アルミニウム等が挙げられるが、特に
鋼、黄銅が好ましい。 金属繊維の配合量は、ポリプロピレン樹脂100
重量部に対して5〜200重量部、特に10〜150重量
部が好ましい。 配合量が5重量部未満の場合には導電性の付与
効果が不充分であり、一方、200重量部を超える
場合には、流動性の低下が著しく、成形加工が極
めて困難となる。 (発明の効果) 本発明により得られる導電性ポリプロピレン樹
脂は、ICやLSIを使用した各種電子機器より放射
される不要電磁波のシールド材として筐体等に使
用される。 (実施例) 以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜3、比較例1 ポリプロピレン樹脂(三井石油化学工業(株)製、
J−700)、エチレン/メタクリル酸共重合体の亜
鉛塩(三井デユポン・ポリケミカル(株)製、ハイミ
ラン1652)及び、繊維径30μm、繊維長1mmの黄
銅繊維(神戸鋳鉄所(株)製、C−2600、30×1)を
表−1に示す組成比で配合し、浴融混練してペレ
ツトを製造した。 次いで得られたペレツトを通常実施されている
ポリプロピレンの射出成形条件で射出成形し、物
性測定用試験片を得た。 この試験片に対し、−30℃、23℃、85℃、23℃
と温度に各々1時間保持する冷熱サイクルを10回
繰返した後、物性の測定を行つた。結果を表−2
に示す。尚、表−1の数値は重量部を示し、実施
例2以下の物性測定は表−2と同じ方法とした。
するものである。 (従来の技術) ポリプロピレン樹脂に金属繊維を混合して導電
性を付与することは従来より広く行なわれてい
る。 しかしながら、この金属繊維混入ポリプロピレ
ン樹脂は、金属繊維と樹脂の界面の接着強度が充
分でなく、環境条件、特に湿度条件が変動するこ
とにより、種々の物性が低下するという欠点を有
している。 この欠点を改良する方法として、シラン系、或
はチタネート系等のカツプリング剤を用いて金属
繊維の表面を処理することが行なわれているが、
未だ充分に満足すべき結果は得られていない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、かゝる従来技術の有する欠点を
改良すべく鋭意研究した結果、本発明を達成し
た。本発明の目的は耐久性に優れた導電性ポリプ
ロピレン樹脂組成物を提供するにある。 (問題点を解決するための手段) 即ち、本発明はポリプロピレン樹脂100重量部
に対して、イオン性炭化水素共重合体の金属塩を
少なくとも0.1重量部と金属繊維5〜200重量部と
を配合してなる導電性ポリプロピレン樹脂よりな
るものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用するポリプロピレン重合体は、プ
ロピレンのホモポリマーの他、他のオレフインと
の共重合体、或は、アクリル酸等の有機不飽和カ
ルボン酸とのグラフトポリマーなどが挙げられ
る。 本発明に使用するイオン性炭化水素共重合体の
金属塩とはペンダントカルボキシル基を含有する
炭化水素共重合体の亜鉛又はナトリウム塩のこと
であり、例えばカルボキシル基が少なくとも部分
的に亜鉛、又は、ナトリウムイオンによつて中和
してある炭素数2以上のα−オレフインと、α、
β−不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合
体の塩類、或は芳香族オレフインと無水マレイン
酸との共重合体の塩類である。 炭素数2以上のα−オレフインとしては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、
4−メチル−ブテン−1、4−メチル−ペンテン
−1等が挙げられる。 又、α、β−不飽和カルボン酸又はその誘導体
としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、或はこれらの酸の無水物又はエス
テル等が挙げられる。芳香族オレフインとしては
スチレンが挙げられる。 本発明に於いて使用されるイオン性炭化水素共
重合体の金属塩のポリプロピレン樹脂100重量部
に対する配合量は0.1重量部以上、好ましくは1
重量部以上である。配合量が0.1重量部未満の場
合は使用温度の変動に対する導電性を初めとした
物性の低下が著しく、本発明の目的を達すること
が出来ない。 本発明に使用される金属繊維としては、鋼、
銅、黄銅、アルミニウム等が挙げられるが、特に
鋼、黄銅が好ましい。 金属繊維の配合量は、ポリプロピレン樹脂100
重量部に対して5〜200重量部、特に10〜150重量
部が好ましい。 配合量が5重量部未満の場合には導電性の付与
効果が不充分であり、一方、200重量部を超える
場合には、流動性の低下が著しく、成形加工が極
めて困難となる。 (発明の効果) 本発明により得られる導電性ポリプロピレン樹
脂は、ICやLSIを使用した各種電子機器より放射
される不要電磁波のシールド材として筐体等に使
用される。 (実施例) 以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜3、比較例1 ポリプロピレン樹脂(三井石油化学工業(株)製、
J−700)、エチレン/メタクリル酸共重合体の亜
鉛塩(三井デユポン・ポリケミカル(株)製、ハイミ
ラン1652)及び、繊維径30μm、繊維長1mmの黄
銅繊維(神戸鋳鉄所(株)製、C−2600、30×1)を
表−1に示す組成比で配合し、浴融混練してペレ
ツトを製造した。 次いで得られたペレツトを通常実施されている
ポリプロピレンの射出成形条件で射出成形し、物
性測定用試験片を得た。 この試験片に対し、−30℃、23℃、85℃、23℃
と温度に各々1時間保持する冷熱サイクルを10回
繰返した後、物性の測定を行つた。結果を表−2
に示す。尚、表−1の数値は重量部を示し、実施
例2以下の物性測定は表−2と同じ方法とした。
【表】
【表】
実施例 4〜
ポリプロピレン樹脂(三井石油化学鋼工業(株)
製、J740)、エチレン/メタクリル酸共重合体の
ナトリウム塩(三井デユポン・ポリケミカル(株)
製、ハイミラン1707)、及び、繊維径8μm繊維長
5mmのステンレス鋼繊維(日本精線(株)製、ナイロ
ンサイジングチヨツプ、SUS316L)を表−3に
示す組成比で配合し、溶融混練してペレツトを製
造した。 次いで得られたペレツトを用いて、前述の実施
例の場合と同様の手順で射出成形した後、冷熱サ
イクルを実施し、物性測定を行つた。結果を表−
4に示す。
製、J740)、エチレン/メタクリル酸共重合体の
ナトリウム塩(三井デユポン・ポリケミカル(株)
製、ハイミラン1707)、及び、繊維径8μm繊維長
5mmのステンレス鋼繊維(日本精線(株)製、ナイロ
ンサイジングチヨツプ、SUS316L)を表−3に
示す組成比で配合し、溶融混練してペレツトを製
造した。 次いで得られたペレツトを用いて、前述の実施
例の場合と同様の手順で射出成形した後、冷熱サ
イクルを実施し、物性測定を行つた。結果を表−
4に示す。
【表】
【表】
尚、比較例3は、溶融時の流動性が極めて悪
く、混練及び成形は出来なかつた。
く、混練及び成形は出来なかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、イ
オン性炭化水素共重合体の金属塩を少なくとも
0.1重量部と金属繊維5〜200重量部とを配合して
なる導電性樹脂組成物。 2 イオン性炭化水素共重合体の金属塩の配合量
が1重量部以上である特許請求の範囲第1項記載
の組成物。 3 金属繊維が黄銅繊維、鋼繊維である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 4 金属繊維の配合量が10〜150重量部である特
許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22826884A JPS61106647A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 導電性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22826884A JPS61106647A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 導電性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106647A JPS61106647A (ja) | 1986-05-24 |
| JPH0427262B2 true JPH0427262B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=16873806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22826884A Granted JPS61106647A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 導電性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106647A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2447710C (en) | 2002-02-20 | 2009-03-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Balancer device for engines |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51109943A (ja) * | 1975-03-25 | 1976-09-29 | Showa Denko Kk | Setsuchakuseinosugureta orefuinkeijushisoseibutsu |
| US4477617A (en) * | 1982-07-21 | 1984-10-16 | E. I. Dupont De Nemours And Company | Molding resins based on blends of acid copolymer/hydrocarbon polyolefin/reinforcing fiber/wetting agent |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP22826884A patent/JPS61106647A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106647A (ja) | 1986-05-24 |
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