JPH04274332A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH04274332A JPH04274332A JP5963091A JP5963091A JPH04274332A JP H04274332 A JPH04274332 A JP H04274332A JP 5963091 A JP5963091 A JP 5963091A JP 5963091 A JP5963091 A JP 5963091A JP H04274332 A JPH04274332 A JP H04274332A
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- gate electrode
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置の製造方法
に関し、特に、半絶縁性のガリウム砒素(GaAs)半
導体基板上に形成された、電界効果トランジスタ(Fi
eld Effect Transistor ; F
ET),高電子移動度トランジスタ(High Ele
ctron Mobility Transistor
; HEMT)等のゲート電極を自己整合的に形成す
る方法に関するものである。
に関し、特に、半絶縁性のガリウム砒素(GaAs)半
導体基板上に形成された、電界効果トランジスタ(Fi
eld Effect Transistor ; F
ET),高電子移動度トランジスタ(High Ele
ctron Mobility Transistor
; HEMT)等のゲート電極を自己整合的に形成す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高周波電界効果トランジスタの
高性能化の為にはゲート長(Lg)の短縮と、ゲート抵
抗(Rg)の低減が求められている。この為、ゲート電
極の下部側の幅を細く上部側の幅を広くした、いわゆる
T形ゲート構造が採用されている。また、高耐圧の要求
からゲートリセス構造も同時に採用した構造が求められ
ており、その製造を極めて困難にしている。
高性能化の為にはゲート長(Lg)の短縮と、ゲート抵
抗(Rg)の低減が求められている。この為、ゲート電
極の下部側の幅を細く上部側の幅を広くした、いわゆる
T形ゲート構造が採用されている。また、高耐圧の要求
からゲートリセス構造も同時に採用した構造が求められ
ており、その製造を極めて困難にしている。
【0003】以下、従来方法による、ゲートリセス内に
T形ゲートを形成する方法について説明する。図7(a
) 〜(f) は従来例による、ゲートリセス内にSi
ON,SiN等からなるスペーサ層を用いてT形ゲート
電極を形成する方法を示す各主要工程の断面図である。 図において1は半絶縁性GaAs半導体等からなる基板
で、この一主面上に活性層2が形成され、その中央部に
はゲートリセスと呼ばれる溝11が形成されており、該
溝11内にはT型のゲート電極5が設けられている。そ
してゲート電極5の両側の活性層2上にはソース電極3
,ドレイン電極4が設けられている。また、6,6’,
10,10’はSiN又はSiOからなるスペーサ層で
あり、8,9はレジストである。
T形ゲートを形成する方法について説明する。図7(a
) 〜(f) は従来例による、ゲートリセス内にSi
ON,SiN等からなるスペーサ層を用いてT形ゲート
電極を形成する方法を示す各主要工程の断面図である。 図において1は半絶縁性GaAs半導体等からなる基板
で、この一主面上に活性層2が形成され、その中央部に
はゲートリセスと呼ばれる溝11が形成されており、該
溝11内にはT型のゲート電極5が設けられている。そ
してゲート電極5の両側の活性層2上にはソース電極3
,ドレイン電極4が設けられている。また、6,6’,
10,10’はSiN又はSiOからなるスペーサ層で
あり、8,9はレジストである。
【0004】次に、従来方法による製造工程の説明を行
う。まず、半絶縁性GaAs半導体基板からなる基板1
の主面上に、イオン注入法あるいはエピタキシャル成長
法等によりn型の活性層2を形成し、この上にソース電
極3及びドレイン電極4を形成する。その後、ウエハ全
面にSiN又はSiON等からなるスペーサ層6を形成
し、ゲートリセス形成用のレジストパターン8を設け、
これをマスクに前記スペーサ層6をエッチング除去する
(図7(a) )。
う。まず、半絶縁性GaAs半導体基板からなる基板1
の主面上に、イオン注入法あるいはエピタキシャル成長
法等によりn型の活性層2を形成し、この上にソース電
極3及びドレイン電極4を形成する。その後、ウエハ全
面にSiN又はSiON等からなるスペーサ層6を形成
し、ゲートリセス形成用のレジストパターン8を設け、
これをマスクに前記スペーサ層6をエッチング除去する
(図7(a) )。
【0005】次に、前記開孔されたスペーサ層6をマス
クに活性層2をエッチングし、該活性層2にゲートリセ
ス11を形成する(図7(b) )。
クに活性層2をエッチングし、該活性層2にゲートリセ
ス11を形成する(図7(b) )。
【0006】その後、レジストパターン8を除去した後
、ゲートリセス11が埋まる様にSiN又はSiON等
のスペーサ層10を形成する(図7(c) )。
、ゲートリセス11が埋まる様にSiN又はSiON等
のスペーサ層10を形成する(図7(c) )。
【0007】そしてドライエッチング法よりスペーサ層
10をその厚み分だけ除去すると、スペーサ層10の残
り10’がソース電極3,ドレイン電極4の段差部とゲ
ートリセス11の両隅に残る(図7(d) )。
10をその厚み分だけ除去すると、スペーサ層10の残
り10’がソース電極3,ドレイン電極4の段差部とゲ
ートリセス11の両隅に残る(図7(d) )。
【0008】その後、ゲート電極形成用のレジストパタ
ーン9を形成し、蒸着により全面にゲート電極用金属5
’を形成する(図7(e) )。
ーン9を形成し、蒸着により全面にゲート電極用金属5
’を形成する(図7(e) )。
【0009】そしてリフトオフ法により不要のゲート電
極用金属5’及びレジスト9を除去し、さらにドライエ
ッチングを行い表面に露出している不要なスペーサ層6
,10’を除去し、T形ゲート電極5を得、FET構造
を完成する(図7(f) )。
極用金属5’及びレジスト9を除去し、さらにドライエ
ッチングを行い表面に露出している不要なスペーサ層6
,10’を除去し、T形ゲート電極5を得、FET構造
を完成する(図7(f) )。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ゲートリセス内にT形ゲートを形成するには上述のよう
な方法で行われていたので、T形ゲート5の形成後もス
ペーサ層6,10の残りのスペーサ層6’,10’がゲ
ートリセス11内に残り、ゲート電極5と活性層2間を
埋め、ゲート電極5と活性層2の間のSiN又はSiO
N等の誘電体膜6’,10’による寄生容量が増加し、
FET等の高周波特性を損ね、これによりゲート長短縮
の効果が低減するという問題点があった。
ゲートリセス内にT形ゲートを形成するには上述のよう
な方法で行われていたので、T形ゲート5の形成後もス
ペーサ層6,10の残りのスペーサ層6’,10’がゲ
ートリセス11内に残り、ゲート電極5と活性層2間を
埋め、ゲート電極5と活性層2の間のSiN又はSiO
N等の誘電体膜6’,10’による寄生容量が増加し、
FET等の高周波特性を損ね、これによりゲート長短縮
の効果が低減するという問題点があった。
【0011】さらに、ゲート電極形成用レジストパター
ン9の位置合わせが前記ゲートリセス11とずれた場合
には、ゲートリセス11の上部でゲート電極5とGaA
s活性層2の間のSiN又はSiON等の誘電体膜6’
,10’による寄生容量がさらに増加するという問題点
があった。
ン9の位置合わせが前記ゲートリセス11とずれた場合
には、ゲートリセス11の上部でゲート電極5とGaA
s活性層2の間のSiN又はSiON等の誘電体膜6’
,10’による寄生容量がさらに増加するという問題点
があった。
【0012】この発明は上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、ゲートリセス内にT形ゲート電極を有す
るものにおいて、T型ゲート電極と活性層間の寄生容量
を低減でき、ゲート長の短縮とゲート抵抗の低減を有効
に図ることができる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
されたもので、ゲートリセス内にT形ゲート電極を有す
るものにおいて、T型ゲート電極と活性層間の寄生容量
を低減でき、ゲート長の短縮とゲート抵抗の低減を有効
に図ることができる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる半導体
装置の製造方法は、活性層が形成された下地基板上にソ
ース電極,ドレイン電極を形成する工程、ウエハ全面に
第1のスペーサ層を形成するとともにこの上に第1のス
ペーサ層によりエッチングレートの小さい第2のスペー
サ層を形成する工程、第1,第2のスペーサ層開孔用の
第1のレジストパターンを形成する工程、第1のレジス
トパターンをマスクに第1,第2のスペーサ層を同じエ
ッチング速度でエッチングする工程、第1のレジストパ
ターン除去後、第1のレジストパターンより広い開孔幅
を有するゲート電極形成用の第2レジストパターンを形
成する工程、開孔された第1,第2のスペーサ層をマス
クとして活性層エッチングを行いゲートリセスを形成す
る工程、第1のスペーサ層をエッチングして開孔幅を前
記第2レジストパターンの開孔幅より広げる工程、全面
にゲート電極形成用金属を蒸着し不要のゲート電極形成
用金属をリフトオフにより除去する工程、エッチングに
よりゲート電極周囲の前記第1,第2のスペーサ層を除
去してゲート電極を完成させる工程を有することを特徴
とするものである。
装置の製造方法は、活性層が形成された下地基板上にソ
ース電極,ドレイン電極を形成する工程、ウエハ全面に
第1のスペーサ層を形成するとともにこの上に第1のス
ペーサ層によりエッチングレートの小さい第2のスペー
サ層を形成する工程、第1,第2のスペーサ層開孔用の
第1のレジストパターンを形成する工程、第1のレジス
トパターンをマスクに第1,第2のスペーサ層を同じエ
ッチング速度でエッチングする工程、第1のレジストパ
ターン除去後、第1のレジストパターンより広い開孔幅
を有するゲート電極形成用の第2レジストパターンを形
成する工程、開孔された第1,第2のスペーサ層をマス
クとして活性層エッチングを行いゲートリセスを形成す
る工程、第1のスペーサ層をエッチングして開孔幅を前
記第2レジストパターンの開孔幅より広げる工程、全面
にゲート電極形成用金属を蒸着し不要のゲート電極形成
用金属をリフトオフにより除去する工程、エッチングに
よりゲート電極周囲の前記第1,第2のスペーサ層を除
去してゲート電極を完成させる工程を有することを特徴
とするものである。
【0014】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
活性層が形成された下地基板上にソース電極,ドレイン
電極を形成する工程、ウエハ全面に第1のスペーサ層を
形成するとともにこの上に第1のスペーサ層によりエッ
チングレートの小さい第2のスペーサ層を形成する工程
、第1,第2のスペーサ層開孔用の第1のレジストパタ
ーンを形成する工程、第1のレジストパターンをマスク
に前記第1,第2のスペーサ層を同じエッチング速度で
エッチングする工程、第1のレジストパターン除去後、
第1のレジストパターンより広い開孔幅を有するゲート
電極形成用の第2レジストパターンを形成する工程、開
孔された第1,第2のスペーサ層をマスクとして活性層
エッチングを一部行う工程、第1のスペーサ層の開孔幅
をエッチングにより広げる工程、第1のスペーサ層の開
孔パターンをマスクにして活性層をエッチングしてゲー
トリセスを形成する工程、第1のスペーサ層をエッチン
グし、その開孔幅を第2のレジストパターンの開孔幅よ
り広げる工程、全面にゲート電極形成用金属を蒸着し、
不要のゲート電極形成用金属をリフトオフにより除去す
る工程、エッチングによりゲート電極周囲の第1,第2
のスペーサ層を除去してゲート電極を完成させる工程を
有することを特徴とするものである。
活性層が形成された下地基板上にソース電極,ドレイン
電極を形成する工程、ウエハ全面に第1のスペーサ層を
形成するとともにこの上に第1のスペーサ層によりエッ
チングレートの小さい第2のスペーサ層を形成する工程
、第1,第2のスペーサ層開孔用の第1のレジストパタ
ーンを形成する工程、第1のレジストパターンをマスク
に前記第1,第2のスペーサ層を同じエッチング速度で
エッチングする工程、第1のレジストパターン除去後、
第1のレジストパターンより広い開孔幅を有するゲート
電極形成用の第2レジストパターンを形成する工程、開
孔された第1,第2のスペーサ層をマスクとして活性層
エッチングを一部行う工程、第1のスペーサ層の開孔幅
をエッチングにより広げる工程、第1のスペーサ層の開
孔パターンをマスクにして活性層をエッチングしてゲー
トリセスを形成する工程、第1のスペーサ層をエッチン
グし、その開孔幅を第2のレジストパターンの開孔幅よ
り広げる工程、全面にゲート電極形成用金属を蒸着し、
不要のゲート電極形成用金属をリフトオフにより除去す
る工程、エッチングによりゲート電極周囲の第1,第2
のスペーサ層を除去してゲート電極を完成させる工程を
有することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】この発明における半導体装置の製造方法によれ
ば、エッチングレートの異なる第1,第2のスペーサ層
からなる2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス形成後
、第1のスペーサ層をゲート電極上部幅より広くサイド
エッチングしてゲート電極金属蒸着・リフトオフにより
ゲートリセス内にT形ゲートを形成し、さらにスペーサ
層をドライエッチング除去するようにしたので、リセス
構造でのT形ゲートと活性層間に常に第1のスペーサ層
の厚み分だけの間隔が確保され、T型ゲートと活性層間
の寄生容量の増加を抑制しつつゲート長短縮とゲート抵
抗の低減が図れるものが得られる。
ば、エッチングレートの異なる第1,第2のスペーサ層
からなる2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス形成後
、第1のスペーサ層をゲート電極上部幅より広くサイド
エッチングしてゲート電極金属蒸着・リフトオフにより
ゲートリセス内にT形ゲートを形成し、さらにスペーサ
層をドライエッチング除去するようにしたので、リセス
構造でのT形ゲートと活性層間に常に第1のスペーサ層
の厚み分だけの間隔が確保され、T型ゲートと活性層間
の寄生容量の増加を抑制しつつゲート長短縮とゲート抵
抗の低減が図れるものが得られる。
【0016】また、この発明における半導体装置の製造
方法によれば、開孔された第1のスペーサ層をマスクと
して活性層エッチングを一部行い、第1のスペーサ層を
エッチングにより広げ開孔パターンをマスクにして活性
層をエッチングしてゲートリセスを形成し、さらに第1
のスペーサ層をエッチングによりゲート電極形成用レジ
ストパターンより広げる工程を付加したので、リセス構
造でのT形ゲートと活性層間につねに第1のスペーサ層
の厚み分だけの間隔が確保され、T型ゲートと活性層間
の寄生容量の増加を抑制してゲート長短縮とゲート抵抗
の低減が図れる上、さらに第1のスペーサ層によりリセ
ス構造を多段に制御でき、ゲート・ソース間抵抗(Rs
)の増加の抑制と高耐圧化が図れる。
方法によれば、開孔された第1のスペーサ層をマスクと
して活性層エッチングを一部行い、第1のスペーサ層を
エッチングにより広げ開孔パターンをマスクにして活性
層をエッチングしてゲートリセスを形成し、さらに第1
のスペーサ層をエッチングによりゲート電極形成用レジ
ストパターンより広げる工程を付加したので、リセス構
造でのT形ゲートと活性層間につねに第1のスペーサ層
の厚み分だけの間隔が確保され、T型ゲートと活性層間
の寄生容量の増加を抑制してゲート長短縮とゲート抵抗
の低減が図れる上、さらに第1のスペーサ層によりリセ
ス構造を多段に制御でき、ゲート・ソース間抵抗(Rs
)の増加の抑制と高耐圧化が図れる。
【0017】
【実施例】図1(a) 〜(d) 及び図2(a) 〜
(c) は本発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示す各主要工程の断面図である。
(c) は本発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示す各主要工程の断面図である。
【0018】図において、1は下地基板としての半導体
基板で、高周波用の半導体装置を作るためには例えば半
絶縁性GaAs,半絶縁性InP等からなる半絶縁性I
II −V族化合物半導体基板を用いるのが望ましい。 基板1の一主面上にはエピタキシャル成長法あるいはイ
オン注入法により形成された活性層2と呼ばれる半導体
層が設けられており、該活性層2の中央部には活性層2
の下までは達しないリセスと呼ばれる開孔部11が形成
されている。さらにこの開孔部11にはT型のゲート電
極5が形成されておりこれにより1T型ゲートリセス構
造を形成している。また、T型ゲート電極5の両側に位
置する活性層2上にはソース電極3,ドレイン電極4が
設けられている。6,7はともにSiN又はSiONか
らなる第1,第2のスペーサ層で、第2のスペーサ層7
は第1のスペーサ層6よりもエッチングレートが小さい
SiN又はSiON等からなる形成されている。8は第
1,第2のスペーサ層6,7に開孔部を形成するための
第1のレジストパターンであり、また、9は第1のレジ
ストパターンより広い開孔部を有する第2のレジストパ
ターンである。
基板で、高周波用の半導体装置を作るためには例えば半
絶縁性GaAs,半絶縁性InP等からなる半絶縁性I
II −V族化合物半導体基板を用いるのが望ましい。 基板1の一主面上にはエピタキシャル成長法あるいはイ
オン注入法により形成された活性層2と呼ばれる半導体
層が設けられており、該活性層2の中央部には活性層2
の下までは達しないリセスと呼ばれる開孔部11が形成
されている。さらにこの開孔部11にはT型のゲート電
極5が形成されておりこれにより1T型ゲートリセス構
造を形成している。また、T型ゲート電極5の両側に位
置する活性層2上にはソース電極3,ドレイン電極4が
設けられている。6,7はともにSiN又はSiONか
らなる第1,第2のスペーサ層で、第2のスペーサ層7
は第1のスペーサ層6よりもエッチングレートが小さい
SiN又はSiON等からなる形成されている。8は第
1,第2のスペーサ層6,7に開孔部を形成するための
第1のレジストパターンであり、また、9は第1のレジ
ストパターンより広い開孔部を有する第2のレジストパ
ターンである。
【0019】次に、本実施例よる半導体装置の製造方法
の説明を行う。まず、半絶縁性GaAs基板等の半導体
基板1の一主面上に活性層2を形成する。この活性層2
の形成方法としては、分子線エピタキシー法等のエピタ
キシャル成長法によりn型のGaAs層を結晶成長させ
るか、あるいは、イオン注入法等によりn型の不純物を
基板1内に導入しアニールする方法がある。この活性層
2の厚さは、FET用としては0.4〜0.5μm程度
が好ましい。
の説明を行う。まず、半絶縁性GaAs基板等の半導体
基板1の一主面上に活性層2を形成する。この活性層2
の形成方法としては、分子線エピタキシー法等のエピタ
キシャル成長法によりn型のGaAs層を結晶成長させ
るか、あるいは、イオン注入法等によりn型の不純物を
基板1内に導入しアニールする方法がある。この活性層
2の厚さは、FET用としては0.4〜0.5μm程度
が好ましい。
【0020】活性層2の形成後、該活性層2上に例えば
AuGe/Ni/Au等からなるオーミック性のソース
電極3及びドレイン電極4を形成し、さらにウエハ全面
にSiN又はSiONからなる第1のスペーサ層6及び
第1のスペーサ層6よりもエッチングレートが小さいS
iN又はSiONからなる第2のスペーサ層7を順次形
成する。この第1,第2のスペーサ層6,7の形成には
、シランガス(SiH4 )とアンモニアガス(NH
)とを用いたCVD法を用いるのが好ましい。エッチン
グレートの異なる第1、第2のスペーサ層6,7は、C
VD法におけるシランガスとアンモニアガスの混合比を
変えることで容易に形成することができる。一例を挙げ
ると、第1のスペーサ層6の形成はシランガスとアンモ
ニアガスの混合比を1対2とし、第2のスペーサ層7の
形成にはシランガスとアンモニアガスの混合比を4対1
とすることで、第1のスペーサ層6としてエッチングレ
ートが3000オングストローム/min のSiN膜
が、第2のスペーサ層7としてエッチングレートが30
0オングストローム/min のSiN膜が形成できる
。この第1のスペーサ層6の膜厚は500オングストロ
ーム、第2のスペーサ層の膜厚は500〜1500オン
グストローム程度に形成しておく(図1(a) )。
AuGe/Ni/Au等からなるオーミック性のソース
電極3及びドレイン電極4を形成し、さらにウエハ全面
にSiN又はSiONからなる第1のスペーサ層6及び
第1のスペーサ層6よりもエッチングレートが小さいS
iN又はSiONからなる第2のスペーサ層7を順次形
成する。この第1,第2のスペーサ層6,7の形成には
、シランガス(SiH4 )とアンモニアガス(NH
)とを用いたCVD法を用いるのが好ましい。エッチン
グレートの異なる第1、第2のスペーサ層6,7は、C
VD法におけるシランガスとアンモニアガスの混合比を
変えることで容易に形成することができる。一例を挙げ
ると、第1のスペーサ層6の形成はシランガスとアンモ
ニアガスの混合比を1対2とし、第2のスペーサ層7の
形成にはシランガスとアンモニアガスの混合比を4対1
とすることで、第1のスペーサ層6としてエッチングレ
ートが3000オングストローム/min のSiN膜
が、第2のスペーサ層7としてエッチングレートが30
0オングストローム/min のSiN膜が形成できる
。この第1のスペーサ層6の膜厚は500オングストロ
ーム、第2のスペーサ層の膜厚は500〜1500オン
グストローム程度に形成しておく(図1(a) )。
【0021】その後、全面にレジストを塗布し、通常の
写真食刻法によりレジストに開孔部を形成し第1のレジ
ストパターン8を得る。この第1のレジストパターンの
開孔部幅aは製造完了後のFETのゲート電極の活性層
2との接合面幅(いわゆるゲート長)対応し、FETの
電気的特性,特に高周波特性のために極めて重要である
。
写真食刻法によりレジストに開孔部を形成し第1のレジ
ストパターン8を得る。この第1のレジストパターンの
開孔部幅aは製造完了後のFETのゲート電極の活性層
2との接合面幅(いわゆるゲート長)対応し、FETの
電気的特性,特に高周波特性のために極めて重要である
。
【0022】そして、この第1のレジストパターン8を
マスクに、開孔部に露出している前記第1、第2のスペ
ーサ層6,7を同じエッチング速度でエッチングできる
エッチング方法によりエッチング除去し、第1,第2の
スペーサ層6,7にともに開孔幅aの開孔部を形成する
。このエッチングには、ドライエッチング、例えばRI
E法を用いるのが好ましい(図1(b) )。
マスクに、開孔部に露出している前記第1、第2のスペ
ーサ層6,7を同じエッチング速度でエッチングできる
エッチング方法によりエッチング除去し、第1,第2の
スペーサ層6,7にともに開孔幅aの開孔部を形成する
。このエッチングには、ドライエッチング、例えばRI
E法を用いるのが好ましい(図1(b) )。
【0023】その後、第1のレジストパターン8を除去
し、ウエハ全面に再びレジストを塗布し、通常の写真食
刻法により該レジストに開孔部を形成しゲート電極形成
用の第2のレジストパターン9を得る。この第2のレジ
ストパターン9の開孔幅W3 は製造完了後のFETの
ゲート電極の上部の幅に対応する(図1(c) )。
し、ウエハ全面に再びレジストを塗布し、通常の写真食
刻法により該レジストに開孔部を形成しゲート電極形成
用の第2のレジストパターン9を得る。この第2のレジ
ストパターン9の開孔幅W3 は製造完了後のFETの
ゲート電極の上部の幅に対応する(図1(c) )。
【0024】次に、第1のスペーサ層6の開孔パターン
をマスクにエッチングにより活性層内に、基板1までは
達しない深さ約0.35μm,幅W1 のゲートリセス
11を形成する。この活性層のエッチングには、酒石酸
系あるいはリン酸系のエッチャントを用いたウエットエ
ッチングが好ましい。例えば、活性層2の面方位が(1
00)の場合にはこのエッチング法を用いることにより
、図に示すように、その側壁に(0 /1 /1)面が
露出した順メサ状のリセスが形成される。
をマスクにエッチングにより活性層内に、基板1までは
達しない深さ約0.35μm,幅W1 のゲートリセス
11を形成する。この活性層のエッチングには、酒石酸
系あるいはリン酸系のエッチャントを用いたウエットエ
ッチングが好ましい。例えば、活性層2の面方位が(1
00)の場合にはこのエッチング法を用いることにより
、図に示すように、その側壁に(0 /1 /1)面が
露出した順メサ状のリセスが形成される。
【0025】その後、フッ酸系のエッチャントを用いた
ウエットエッチングにより、第1のスペーサ6のみを選
択的にエッチングし、その開孔幅W4 がゲート電極形
成用レジストパターン9の開孔幅W3 より大きくなる
(W4 >W3 >W1 )ようにサイドエッチングを
行う(図1(d) )。
ウエットエッチングにより、第1のスペーサ6のみを選
択的にエッチングし、その開孔幅W4 がゲート電極形
成用レジストパターン9の開孔幅W3 より大きくなる
(W4 >W3 >W1 )ようにサイドエッチングを
行う(図1(d) )。
【0026】その後、全面にショットキーバリアゲート
電極を形成するための金属材料、例えば、基板がGaA
sである場合には、例えばTi/Mo/Al等からなる
アルミニウムを含む多層金属材料5’を蒸着する(図2
(a) )。 その後、リフトオフ法により不要のゲート電極金属5’
及び第2のレジストパターン9を除去する(図2(b)
)。
電極を形成するための金属材料、例えば、基板がGaA
sである場合には、例えばTi/Mo/Al等からなる
アルミニウムを含む多層金属材料5’を蒸着する(図2
(a) )。 その後、リフトオフ法により不要のゲート電極金属5’
及び第2のレジストパターン9を除去する(図2(b)
)。
【0027】その後、ドライエッチング、例えばプラズ
マエッチング法等により、表面に露出している第1、第
2のスペーサ層6,7を除去し、リセス構造のT形ゲー
ト電極5を得、本実施例のFETを完成する(図2(c
) )。この時、T型ゲート電極の活性層2と対面する
部分には第2のスペーサ層の残り7’が残存していても
よい。
マエッチング法等により、表面に露出している第1、第
2のスペーサ層6,7を除去し、リセス構造のT形ゲー
ト電極5を得、本実施例のFETを完成する(図2(c
) )。この時、T型ゲート電極の活性層2と対面する
部分には第2のスペーサ層の残り7’が残存していても
よい。
【0028】このような本実施例によれば、第2のスペ
ーサ層7の方が第1のスペーサ層6よりエッチングレー
トの小さい2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス11
形成後、第1のスペーサ層6をゲート電極上部幅W3
より広い開孔部W4 をもつようにサイドエッチングし
、ゲート電極金属5’を蒸着・リフトオフし、ゲートリ
セス11内にT形ゲート電極5を形成し、さらに、露出
している第1,第2のスペーサ層6,7をドライエッチ
ングにより除去するようにしたので、FET完成後、T
型ゲート電極5と活性層2との間に常に、第1のスペー
サ層6の膜厚分の間隔を確保することができ、これによ
り、T型ゲート電極5と活性層2間の寄生容量を防止で
き、ゲート長の短縮,ゲート抵抗の低減,高耐圧化を有
効に図れ、高周波特性に優れたものを得ることができる
。
ーサ層7の方が第1のスペーサ層6よりエッチングレー
トの小さい2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス11
形成後、第1のスペーサ層6をゲート電極上部幅W3
より広い開孔部W4 をもつようにサイドエッチングし
、ゲート電極金属5’を蒸着・リフトオフし、ゲートリ
セス11内にT形ゲート電極5を形成し、さらに、露出
している第1,第2のスペーサ層6,7をドライエッチ
ングにより除去するようにしたので、FET完成後、T
型ゲート電極5と活性層2との間に常に、第1のスペー
サ層6の膜厚分の間隔を確保することができ、これによ
り、T型ゲート電極5と活性層2間の寄生容量を防止で
き、ゲート長の短縮,ゲート抵抗の低減,高耐圧化を有
効に図れ、高周波特性に優れたものを得ることができる
。
【0029】また、図3(a) 〜(d) 及び図4(
a) 〜(c) は本発明の第2の実施例による半導体
装置の製造方法を示す各主要工程の断面図である。図に
おいて、上記実施例による図1及び図2と同一符号は同
一部分又は相当部分を示しており、その説明は省略する
。
a) 〜(c) は本発明の第2の実施例による半導体
装置の製造方法を示す各主要工程の断面図である。図に
おいて、上記実施例による図1及び図2と同一符号は同
一部分又は相当部分を示しており、その説明は省略する
。
【0030】次に、本第2の実施例による製造工程の説
明を上記実施例で用いた図1(a) 〜(c) と、図
3(a) 〜(d) 及び図4(a) 〜(c) を用
いて行う。
明を上記実施例で用いた図1(a) 〜(c) と、図
3(a) 〜(d) 及び図4(a) 〜(c) を用
いて行う。
【0031】図1(a) 〜(c) は上記第1の実施
例で説明したのと同様の工程で、半絶縁性GaAs等か
らなる基板1の活性層2上にソース電極3及びドレイン
電極4を形成し、ウエハ全面にSiN又はSiON等か
らなる第1のスペーサ層6及びこの上側に第1のスペー
サ層6のエッチングレートより小さいエッチングレート
を有する第2のスペーサ7を形成し(図1(a) )、
その後、開孔幅aを有する第1のレジストパターンをマ
スクとして第1、第2のスペーサ層6,7を同じエッチ
ング速度でエッチングできるエッチング手段を用いてエ
ッチング除去し(図1(b) )、その後、第1のレジ
ストパターン8を除去した後、ウエハ全面にレジストを
塗布し、第1のレジストパターンの開孔幅aよりも広い
開孔幅W3 を有するゲート電極形成用の第2のレジス
トパターン9を形成する工程(図1(c) )を示して
いる。
例で説明したのと同様の工程で、半絶縁性GaAs等か
らなる基板1の活性層2上にソース電極3及びドレイン
電極4を形成し、ウエハ全面にSiN又はSiON等か
らなる第1のスペーサ層6及びこの上側に第1のスペー
サ層6のエッチングレートより小さいエッチングレート
を有する第2のスペーサ7を形成し(図1(a) )、
その後、開孔幅aを有する第1のレジストパターンをマ
スクとして第1、第2のスペーサ層6,7を同じエッチ
ング速度でエッチングできるエッチング手段を用いてエ
ッチング除去し(図1(b) )、その後、第1のレジ
ストパターン8を除去した後、ウエハ全面にレジストを
塗布し、第1のレジストパターンの開孔幅aよりも広い
開孔幅W3 を有するゲート電極形成用の第2のレジス
トパターン9を形成する工程(図1(c) )を示して
いる。
【0032】その後、本第2の実施例では、第1のスペ
ーサ層6の開孔パターンをマスクにエッチングにより活
性層2内に基板1までは達しない深さのゲートリセス1
1の一部を形成する(図3(a) )。このエッチング
には酒酸系あるいはリン酸系のエッチャントを用いたウ
ェットエッチング法を用いるのが好ましく、例えば、活
性層2の面方位が(100)の場合にはこのエッチング
法を用いることにより、図に示すように、その側壁に(
0 /1 /1)面が露出した順メサ状のリセス11a
が形成される。
ーサ層6の開孔パターンをマスクにエッチングにより活
性層2内に基板1までは達しない深さのゲートリセス1
1の一部を形成する(図3(a) )。このエッチング
には酒酸系あるいはリン酸系のエッチャントを用いたウ
ェットエッチング法を用いるのが好ましく、例えば、活
性層2の面方位が(100)の場合にはこのエッチング
法を用いることにより、図に示すように、その側壁に(
0 /1 /1)面が露出した順メサ状のリセス11a
が形成される。
【0033】さらにフッ酸系のエッチャントを用いたウ
エットエッチングにより、第2のスペーサ層7をマスク
として第1のスペーサ層6の開孔幅をサイドエッチング
により広げる(図3(b) )。
エットエッチングにより、第2のスペーサ層7をマスク
として第1のスペーサ層6の開孔幅をサイドエッチング
により広げる(図3(b) )。
【0034】そして、前記開孔した第1のスペーサ層6
をマスクとして、活性層2の残し厚みが所定の厚み(好
ましくは、1500オングストローム〜2000オング
ストローム)になるまで、再度、酒石酸系あるいはリン
酸系のエッチャントを用いたウェットエッチングを行い
その内側面が2段のゲートリセス11を完成させる(図
3(c) )。
をマスクとして、活性層2の残し厚みが所定の厚み(好
ましくは、1500オングストローム〜2000オング
ストローム)になるまで、再度、酒石酸系あるいはリン
酸系のエッチャントを用いたウェットエッチングを行い
その内側面が2段のゲートリセス11を完成させる(図
3(c) )。
【0035】さらに、フッ酸系のエッチング液を用いた
ウエットエッチングにより第1のスペーサ層6のみを選
択的にエッチングし、その開孔幅W4 がゲート電極形
成用の第2のレジストパターン9の開孔幅W3 より大
きくなるようサイドエッチングする(図3(d) )。
ウエットエッチングにより第1のスペーサ層6のみを選
択的にエッチングし、その開孔幅W4 がゲート電極形
成用の第2のレジストパターン9の開孔幅W3 より大
きくなるようサイドエッチングする(図3(d) )。
【0036】その後、全面にショットキーバリアゲート
電極を形成するための金属材料、例えば、基板がGaA
sである場合には、例えばTi/Mo/Al等からなる
アルミニウムを含む多層金属からなるゲート電極用金属
5’を蒸着し(図4(a) )、リフトオフ法により不
要のゲート電極金属5’及び第2のレジストパターン9
を除去する(図4(b) )。
電極を形成するための金属材料、例えば、基板がGaA
sである場合には、例えばTi/Mo/Al等からなる
アルミニウムを含む多層金属からなるゲート電極用金属
5’を蒸着し(図4(a) )、リフトオフ法により不
要のゲート電極金属5’及び第2のレジストパターン9
を除去する(図4(b) )。
【0037】その後、ドライエッチングにより表面に露
出している第1,第2のスペーサ層6,7を除去してT
形ゲート電極5を得、2段リセスT型ゲート構造のFE
Tを完成する(図4(c) )。
出している第1,第2のスペーサ層6,7を除去してT
形ゲート電極5を得、2段リセスT型ゲート構造のFE
Tを完成する(図4(c) )。
【0038】このような本第2の実施例によれば、上記
第1の実施例と同様に、エッチング速度の異なる第1,
第2のスペーサ層6,7を用い、第1のスペーサ層6の
みを選択的にサイドエッチングし、ゲート電極形成用の
第2のレジストパターンの開孔幅W3 よりもその開孔
幅W4 を大きく形成した後、蒸着・リフトオフ法によ
りT型のゲート電極を形成するようにしたので、T型ゲ
ート電極5と活性層2間に常に、第1のスペーサ層6の
厚み分だけの一定の間隔を確保することができ、ゲート
電極5と活性層2間に誘電体膜による寄生容量が発生す
るのを防止することができる。
第1の実施例と同様に、エッチング速度の異なる第1,
第2のスペーサ層6,7を用い、第1のスペーサ層6の
みを選択的にサイドエッチングし、ゲート電極形成用の
第2のレジストパターンの開孔幅W3 よりもその開孔
幅W4 を大きく形成した後、蒸着・リフトオフ法によ
りT型のゲート電極を形成するようにしたので、T型ゲ
ート電極5と活性層2間に常に、第1のスペーサ層6の
厚み分だけの一定の間隔を確保することができ、ゲート
電極5と活性層2間に誘電体膜による寄生容量が発生す
るのを防止することができる。
【0039】さらに、本第2の実施例の製造方法は、上
記第1の実施例の製造方法に、開孔された第1、第2の
スペーサ層6,7をマスクとして活性層2エッチングを
一部行い、その後、第1のスペーサ層をウエットエッチ
ングにより広げ、この第1のスペーサ層の開孔パターン
6をマスクにして活性層2をエッチングしてゲートリセ
ス11を完成し、さらに第1のスペーサ層6をウエット
エッチングによりゲート電極形成用第2のレジストパタ
ーン9の開孔幅より広げる工程を付加するようにしたの
でその内側壁が2段のリセス構造で、しかもT型ゲート
電極が最下段のリセス上に形成されたものを得ることが
できる。これにより、本実施の製法では極簡単な製造工
程の追加のみで上記第1の実施例の1段リセスT型ゲー
トを有するFET構造に比して、素子の高耐圧化を有効
に図れ、高周波領域で高性能な電界効果トランジスタの
構造を得ることができる効果がある。
記第1の実施例の製造方法に、開孔された第1、第2の
スペーサ層6,7をマスクとして活性層2エッチングを
一部行い、その後、第1のスペーサ層をウエットエッチ
ングにより広げ、この第1のスペーサ層の開孔パターン
6をマスクにして活性層2をエッチングしてゲートリセ
ス11を完成し、さらに第1のスペーサ層6をウエット
エッチングによりゲート電極形成用第2のレジストパタ
ーン9の開孔幅より広げる工程を付加するようにしたの
でその内側壁が2段のリセス構造で、しかもT型ゲート
電極が最下段のリセス上に形成されたものを得ることが
できる。これにより、本実施の製法では極簡単な製造工
程の追加のみで上記第1の実施例の1段リセスT型ゲー
トを有するFET構造に比して、素子の高耐圧化を有効
に図れ、高周波領域で高性能な電界効果トランジスタの
構造を得ることができる効果がある。
【0040】なお、以上の実施例では上述の製法を用い
て1段あるいは2段のリセス内にT型ゲート電極が形成
された構造を得るようにしたが、本発明はこの2つの実
施例に限定されるものではなく、T型ゲート電極5の形
成までに、第1のスペーサ層6をマスクとする活性層エ
ッチングを一部の行う工程(図3(a))、第1のスペ
ーサ層6の開孔幅をサイドエッチングにより広げる工程
(図3(b))、この開孔幅を広げた第1のスペーサ層
6をマスクとしてさらに活性層エッチングを行う工程(
図3(d) )を複数回繰り返すことにより、その内側
壁が多段からなるリセス構造内にT型ゲート電極が形成
された、高耐圧,高出力FET構造を得る製法も含むも
のである。
て1段あるいは2段のリセス内にT型ゲート電極が形成
された構造を得るようにしたが、本発明はこの2つの実
施例に限定されるものではなく、T型ゲート電極5の形
成までに、第1のスペーサ層6をマスクとする活性層エ
ッチングを一部の行う工程(図3(a))、第1のスペ
ーサ層6の開孔幅をサイドエッチングにより広げる工程
(図3(b))、この開孔幅を広げた第1のスペーサ層
6をマスクとしてさらに活性層エッチングを行う工程(
図3(d) )を複数回繰り返すことにより、その内側
壁が多段からなるリセス構造内にT型ゲート電極が形成
された、高耐圧,高出力FET構造を得る製法も含むも
のである。
【0041】また、以上の実施例ではGaAs電界効果
トランジスタの製造方法を例に説明したが、本発明はG
aAs電界効果トランジスタの製造のみに限定されるも
のではなく、例えば、高電子移動度トランジスタ(HE
MT)の電極の製造、あるいはマイクロ波モノリシック
IC(MMIC)等の電極の製造にも適用できるもので
ある。
トランジスタの製造方法を例に説明したが、本発明はG
aAs電界効果トランジスタの製造のみに限定されるも
のではなく、例えば、高電子移動度トランジスタ(HE
MT)の電極の製造、あるいはマイクロ波モノリシック
IC(MMIC)等の電極の製造にも適用できるもので
ある。
【0042】図5は上記第1の実施例による製造方法を
用いて製造された1段リセス内にT型ゲート電極を有す
るHEMT構造を、また、図6は上記第2の実施例によ
る製造方法を用いて製造された2段リセス内にT型ゲー
ト電極を有するHEMT構造を示しており、これらの図
において、図1ないし図4と同一符号は同一または相当
部分を示しており、17は半絶縁性基板、16は該基板
17上に形成されたGaAsバッファ層、14はGaA
sバッファ層16上に形成されたInGaAs層であり
、この上にはn+ −AlGaAs層13が形成され、
InGaAs層14とn+ −AlGaAs層13との
界面のInGaAs層14内には2次元電子ガス層15
が形成されている。また、12はn+ −AlGaAs
層13上に形成されたn+ −GaAs層であり、該n
+ −AlGaAs層13内には1段または2段のリセ
ス11が形成され、該リセス内にT型のゲート電極5が
形成されている。半絶縁性基板17上に、順次、GaA
sバッファ層16,InGaAs層14,n+ −Al
GaAs層13,n+ −GaAs層12を形成した後
、該n+ −GaAs層12上にソース電極3,ドレイ
ン電極4を形成し、その後、それぞれ上記第1の実施例
及び第2の実施例による製造方法(ここではその説明を
省略する)を用いると図5及び図6に示した構造のHE
MTが得られる。
用いて製造された1段リセス内にT型ゲート電極を有す
るHEMT構造を、また、図6は上記第2の実施例によ
る製造方法を用いて製造された2段リセス内にT型ゲー
ト電極を有するHEMT構造を示しており、これらの図
において、図1ないし図4と同一符号は同一または相当
部分を示しており、17は半絶縁性基板、16は該基板
17上に形成されたGaAsバッファ層、14はGaA
sバッファ層16上に形成されたInGaAs層であり
、この上にはn+ −AlGaAs層13が形成され、
InGaAs層14とn+ −AlGaAs層13との
界面のInGaAs層14内には2次元電子ガス層15
が形成されている。また、12はn+ −AlGaAs
層13上に形成されたn+ −GaAs層であり、該n
+ −AlGaAs層13内には1段または2段のリセ
ス11が形成され、該リセス内にT型のゲート電極5が
形成されている。半絶縁性基板17上に、順次、GaA
sバッファ層16,InGaAs層14,n+ −Al
GaAs層13,n+ −GaAs層12を形成した後
、該n+ −GaAs層12上にソース電極3,ドレイ
ン電極4を形成し、その後、それぞれ上記第1の実施例
及び第2の実施例による製造方法(ここではその説明を
省略する)を用いると図5及び図6に示した構造のHE
MTが得られる。
【0043】このようなHEMTにおいても、上記第1
及び第2の実施例による効果と同様に、T型ゲート電極
5と活性層であるn+ −GaAs層12間に、第1の
スペーサ層の厚み分だけの間隔を確保することができ、
ゲート電極5と活性層13間に寄生容量を防止でき、素
子の高耐圧,高出力化を実現できる。
及び第2の実施例による効果と同様に、T型ゲート電極
5と活性層であるn+ −GaAs層12間に、第1の
スペーサ層の厚み分だけの間隔を確保することができ、
ゲート電極5と活性層13間に寄生容量を防止でき、素
子の高耐圧,高出力化を実現できる。
【0044】また、上記の実施例では、第1のスペーサ
層6,第2のスペーサ層7に、ともにSiONあるいは
SiNを用いるようにしたが、第1,第2のスペーサ層
の材料はこれに限定されるものではなく、他の材料を用
いても構わない。
層6,第2のスペーサ層7に、ともにSiONあるいは
SiNを用いるようにしたが、第1,第2のスペーサ層
の材料はこれに限定されるものではなく、他の材料を用
いても構わない。
【0045】また、他の各層の膜厚、製法、材料なども
当然ながら上記の実施例のものに限定されるものではな
く、用途に応じて適宜変えればよい。
当然ながら上記の実施例のものに限定されるものではな
く、用途に応じて適宜変えればよい。
【0046】また、上記の実施例ではGaAs活性層2
としてその面方位が(100)面のものを用い、これを
酒石酸系あるいはリン酸系のエッチャントを用いてリセ
スエッチングし、側壁に(0 /1 /1 )面が露出
した順メサ状のリセスを形成するようにしたが、このリ
セスの形状は用いる活性層の面方位,エッチャントに依
存して変化するものであり、上記実施例に示した形状に
限定されるものではない。
としてその面方位が(100)面のものを用い、これを
酒石酸系あるいはリン酸系のエッチャントを用いてリセ
スエッチングし、側壁に(0 /1 /1 )面が露出
した順メサ状のリセスを形成するようにしたが、このリ
セスの形状は用いる活性層の面方位,エッチャントに依
存して変化するものであり、上記実施例に示した形状に
限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上層のス
ペーサ層の方が下層のスペーサ層よりエッチングレート
の小さい2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス形成後
下層のスペーサ層をゲート電極上部幅より広くサイドエ
ッチングしてゲート電極金属を蒸着・リフトオフしゲー
トリセス内にT形ゲートを形成し、さらに、スペーサ層
をドライエッチング除去するようにしたので、素子の完
成後、T型ゲート電極と活性層との間に常に所定の間隔
を確保することができ、これにより、T型ゲート電極と
活性層間の寄生容量を防止でき、ゲート長の短縮とゲー
ト抵抗の低減が有効に図れ、高周波特性の良好なものが
制御性,再現性よく得られるという効果がある。
ペーサ層の方が下層のスペーサ層よりエッチングレート
の小さい2層のスペーサ層を用い、ゲートリセス形成後
下層のスペーサ層をゲート電極上部幅より広くサイドエ
ッチングしてゲート電極金属を蒸着・リフトオフしゲー
トリセス内にT形ゲートを形成し、さらに、スペーサ層
をドライエッチング除去するようにしたので、素子の完
成後、T型ゲート電極と活性層との間に常に所定の間隔
を確保することができ、これにより、T型ゲート電極と
活性層間の寄生容量を防止でき、ゲート長の短縮とゲー
ト抵抗の低減が有効に図れ、高周波特性の良好なものが
制御性,再現性よく得られるという効果がある。
【0048】また、本発明によれば、開孔された上層,
下層スペーサ層をマスクとして活性層エッチングを一部
行い、その後下層側のスペーサ層をウエットエッチング
により広げ、下層スペーサ層の開孔パターンをマスクに
して活性層をエッチングしてゲートリセスを形成し、さ
らに下層側のスペーサ層をウエットエッチングによりゲ
ート電極形成用レジストパターンより広げる工程を付加
し、下層スペーサ膜によりリセス構造を制御して多段の
リセス構造を得るようにしたので、上述の効果に加えて
さらにゲート・ソース間抵抗(Rs)の増加を抑制して
の高耐圧化が図れる構造を得ることができ、高周波領域
で高性能なものを制御性,再現性よく提供できるという
効果がある。
下層スペーサ層をマスクとして活性層エッチングを一部
行い、その後下層側のスペーサ層をウエットエッチング
により広げ、下層スペーサ層の開孔パターンをマスクに
して活性層をエッチングしてゲートリセスを形成し、さ
らに下層側のスペーサ層をウエットエッチングによりゲ
ート電極形成用レジストパターンより広げる工程を付加
し、下層スペーサ膜によりリセス構造を制御して多段の
リセス構造を得るようにしたので、上述の効果に加えて
さらにゲート・ソース間抵抗(Rs)の増加を抑制して
の高耐圧化が図れる構造を得ることができ、高周波領域
で高性能なものを制御性,再現性よく提供できるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す工程断面図である。
を示す工程断面図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す工程断面図である。
を示す工程断面図である。
【図3】本発明の他の実施例による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図である。
法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の他の実施例による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図である。
法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
により製造されたHEMTの断面図である。
により製造されたHEMTの断面図である。
【図6】本発明の他の実施例による半導体装置の製造方
法により製造されたHEMTの断面図である。
法により製造されたHEMTの断面図である。
【図7】従来方法による半導体装置の製造方法を示す工
程断面図である。
程断面図である。
1 基板
2 活性層
3 ソース電極
4 ドレイン電極
5 ゲート電極
6 第1のスペーサ層
7 第2のスペーサ層
8 第1のレジストパターン
9 第2のレジストパターン
11 ゲートリセス
7’ 第2のスペーサ層の残り
12 n+ GaAs層
13 n+ AlGaAs層
14 InGaAs層
15 2次元電子層
16 GaAsバッファ層
17 半絶縁性基板
Claims (2)
- 【請求項1】 活性層が形成された下地基板上にソー
ス電極,ドレイン電極を形成する工程、ウエハ全面に第
1のスペーサ層を形成するとともに、該第1のスペーサ
層上に第1のスペーサ層によりエッチングレートの小さ
い第2のスペーサ層を形成する工程、前記第1,第2の
スペーサ層開孔用の第1のレジストパターンを形成する
工程、該第1のレジストパターンをマスクに前記第1,
第2のスペーサ層を同じエッチング速度でエッチングす
る工程、前記第1のレジストパターン除去後、該第1の
レジストパターンより広い開孔幅を有するゲート電極形
成用の第2レジストパターンを形成する工程、前記開孔
された第1,第2のスペーサ層をマスクとして活性層エ
ッチングを行いゲートリセスを形成する工程、前記第1
のスペーサ層をエッチングし、その開孔幅を前記第2レ
ジストパターンの開孔幅より広げる工程、全面にゲート
電極形成用金属を蒸着し、不要のゲート電極形成用金属
をリフトオフにより除去する工程、エッチングによりゲ
ート電極周囲の前記第1,第2のスペーサ層を除去して
ゲート電極を完成させる工程を有することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 活性層が形成された下地基板上にソー
ス電極,ドレイン電極を形成する工程、ウエハ全面に第
1のスペーサ層を形成するとともに、該第1のスペーサ
層上に第1のスペーサ層によりエッチングレートの小さ
い第2のスペーサ層を形成する工程、前記第1,第2の
スペーサ層開孔用の第1のレジストパターンを形成する
工程、該第1のレジストパターンをマスクに前記第1,
第2のスペーサ層を同じエッチング速度でエッチングす
る工程、前記第1のレジストパターン除去後、該第1の
レジストパターンより広い開孔幅を有するゲート電極形
成用の第2レジストパターンを形成する工程、前記開孔
された第1,第2のスペーサ層をマスクとして活性層エ
ッチングを一部行う工程、前記第1のスペーサ層の開孔
幅をエッチングにより広げる工程、前記第1のスペーサ
層の開孔パターンをマスクにして活性層をエッチングし
、ゲートリセスを形成する工程、前記第1のスペーサ層
をエッチングし、その開孔幅を前記第2のレジストパタ
ーンの開孔幅より広げる工程、全面にゲート電極形成用
金属を蒸着し、不要のゲート電極形成用金属をリフトオ
フにより除去する工程、エッチングによりゲート電極周
囲の前記第1,第2のスペーサ層を除去してゲート電極
を完成させる工程を有することを特徴とする半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963091A JPH04274332A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963091A JPH04274332A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274332A true JPH04274332A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13118748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5963091A Pending JPH04274332A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274332A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19621487A1 (de) * | 1996-05-29 | 1997-12-04 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Herstellung von T-förmigen Gate-Elektroden |
| JP2005175927A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5963091A patent/JPH04274332A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19621487A1 (de) * | 1996-05-29 | 1997-12-04 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Herstellung von T-förmigen Gate-Elektroden |
| DE19621487B4 (de) * | 1996-05-29 | 2007-09-20 | United Monolithic Semiconductors Gmbh | Verfahren zur Herstellung von T-förmigen Gate-Elektroden |
| JP2005175927A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波素子の製造方法 |
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