JPH042751B2 - - Google Patents
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- JPH042751B2 JPH042751B2 JP9548483A JP9548483A JPH042751B2 JP H042751 B2 JPH042751 B2 JP H042751B2 JP 9548483 A JP9548483 A JP 9548483A JP 9548483 A JP9548483 A JP 9548483A JP H042751 B2 JPH042751 B2 JP H042751B2
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
〔技術分野〕
この発明は、集合住宅・戸建住宅等の遮音機能
を備えた床材に関し、特に床下地用床材として使
用するに適した遮音性床材に関するものである。 〔従来技術〕 従来の床材、一例として床下地用床材は、床ス
ラブ上に大引材と根太材とを格子状に組んで床下
地基体を構成し、この床下地基体上に板材を数枚
積層したものが周知である。このような大引根太
工法における床下地基体上の床材では、階層をな
す建物において、上階での子供の飛び跳ね等によ
る床衝撃音が下階において問題となり、特に低周
波数域における床衝撃音に対する改善が望まれて
いた。 そこで、集合住宅や体育館等の床下地用床材と
して、第1図に示すように、所定の大きさのパネ
ル板100に水平レベル調節可能な支持脚101
を取付けたユニツトパネル102を多数用意し、
これらユニツトパネル102を床スラブ103上
に並置したものが、多く使用されてるに至つてい
る。ここで用いられる支持脚101の下端に防振
ゴム104を取付けることにより遮音効果を高め
ている。このようなユニツトパネル102上に
は、捨張材(図示せず)を施工し、この捨張材上
に仕上材(図示せず)を施工し、床構造を完成す
る。捨張材として厚さ12mmの合板を使用し、仕上
材として厚さ11mmのカーペツトを使用し、床スラ
ブ103から仕上材上面までの高さを120mmとし、
床スラブ103の厚みを120mmとしたものをJIS
A−1418に定める「建築物の現場における床衝撃
音レベルの測定方法」に準拠して測定した結果
は、次の表1に示す通りであつた。
を備えた床材に関し、特に床下地用床材として使
用するに適した遮音性床材に関するものである。 〔従来技術〕 従来の床材、一例として床下地用床材は、床ス
ラブ上に大引材と根太材とを格子状に組んで床下
地基体を構成し、この床下地基体上に板材を数枚
積層したものが周知である。このような大引根太
工法における床下地基体上の床材では、階層をな
す建物において、上階での子供の飛び跳ね等によ
る床衝撃音が下階において問題となり、特に低周
波数域における床衝撃音に対する改善が望まれて
いた。 そこで、集合住宅や体育館等の床下地用床材と
して、第1図に示すように、所定の大きさのパネ
ル板100に水平レベル調節可能な支持脚101
を取付けたユニツトパネル102を多数用意し、
これらユニツトパネル102を床スラブ103上
に並置したものが、多く使用されてるに至つてい
る。ここで用いられる支持脚101の下端に防振
ゴム104を取付けることにより遮音効果を高め
ている。このようなユニツトパネル102上に
は、捨張材(図示せず)を施工し、この捨張材上
に仕上材(図示せず)を施工し、床構造を完成す
る。捨張材として厚さ12mmの合板を使用し、仕上
材として厚さ11mmのカーペツトを使用し、床スラ
ブ103から仕上材上面までの高さを120mmとし、
床スラブ103の厚みを120mmとしたものをJIS
A−1418に定める「建築物の現場における床衝撃
音レベルの測定方法」に準拠して測定した結果
は、次の表1に示す通りであつた。
【表】
また、床衝撃音の遮音等級と生活実感との対応
は、次の表2に示す。
は、次の表2に示す。
この発明は、上記事情に鑑みて発明されたもの
であり、床材の遮音機能を向上させ、特に低周波
域の遮音機能を向上させた遮音性床材を提供する
ことを目的とするものである。 〔発明の構成〕 この発明は、複数の板材間に複数のスペース材
を配置して板材とスペース材とで囲まれた区画域
を形成し、この区画域に、軟質材料から成るバネ
材及びこのバネ材の一方の片面に貼着した鋼板等
から成る拘束付加質量から構成された動吸振材を
配置し、この動吸振材のバネ材の他方の片面のみ
を上下いずれかの板材に固着することにより、上
記目的を達成しようとするものである。 〔発明の実施例〕 以下にこの発明の好適な実施例を第2図以下の
面を参照しつつ説明する。 第2図に示す実施例は、2枚の板材1,1間に
複数のスペース材2……、図示するものでは互い
に平行にかつ等間隔に7本のスペース材2……を
配置し、板材1,1とスペース材2……とで囲ま
れた区画域Sを形成してある。これらの区画域S
に動吸振材3を配置してある。この動吸振材3
は、第3図に示すように、軟質材料例えばポリウ
レタンフオーム等から成るバネ材4と、このバネ
材4の一方の片面に貼着した鋼板等から成る拘束
付加質量5とから構成してある。バネ材4は、ポ
リウレタンフオームの他にゴム、ポリエチレンフ
オーム、PVC(ポリ塩化ビニル)フオーム等であ
つても良く、厚さは5〜20mm程度、密度は
0.05g/cm3以下で低いばね定数を有する材料が好
ましい。一例として密度0.045g/cm3で厚さを5〜
20mmに変化させた場合のばね定数が11×105N/
m/m2〜4×105N/m/m2に変えられるような
材料がより好ましい。拘束付加質量5としては、
厚さ1.0〜4.5mm程度、密度が1.5g/cm3以上の鋼板、
鉛シート、制振ゴムシート、塩化ビニルに無機充
填剤を加えたシート状のもの等を使用するが、厚
さ5〜20mm程度のスレート板等であつても良い。
これらのバネ材4及び拘束付加質量5から構成さ
れた動吸振材3は、ダイナミツクダンパーとして
機能するものであるから、バネ材4の他方の片面
(拘束付加質量5が貼着された面と反対の面)の
みを上下いずれかの板材1に固着する。前記板材
1は、厚さ5.5〜12mm程度、大きさ910×910mm、
910×1820mm、1200×2400mm等の合板やバーチク
ルボード等を使用する。 なお、区画域Sの間隔は、大引根太工法で構築
される床下地上に設置される床材の場合、大引根
太工法のピツチである300mmや450mmに対応させ
る。なおまた、前記スペース材2の配列は、必ず
しも平行でなくとも差し支えなく、格子状に組ん
で板材1,1間に挟持されても良い。 前記動吸振材3におけるバネ材4と拘束付加質
量5との組み合せは、衝撃音の低減を期待する周
波数に応じて設計することができ、その基本式
は、自由度の振動系式fo=2/2π√K/Mで定まる。
式 中Mは拘束付加質量5の質量、Kはバネ材3のば
ね定数である。一例として、63Hzを低減する場
合、密度0.02g/cm3、厚さ14mmのポリウレタンフ
オームを50%圧縮して7mmの厚さとし、その表面
に3.2mmの鉄板を貼着した。このように構成した
動吸振材3を備えた床材を、第4図に示すよう
に、大引材10と根太材20による大引根太工法
に敷き込んだ床下地においては、子供の飛び跳ね
等による衝撃が加わつて板振動を起こした場合で
も動吸振材3によるダイナミツクダンパー効果に
より設計周波数を中心に広い周波数において減衰
効果が得られた。この場合、設計周波数を数周波
数に対して1枚の床材に投入することも可能であ
り、第4図に示す例では、各区画域Sに配置する
バネ材4の面積を変えた。この第4図に示す例に
おいて、床スラブ103の厚さを130mmとし、厚
さ20mmのバーチクルボード床下地板に変えて、厚
さ9mmの板材1,1、上述の動吸振材3、設計周
波数63Hzの床材を使用した場合、JIS A−1418に
よる重量衝撃源に対する階下の床衝撃音は、63Hz
で7dB(c)、125Hzで5dB(c)、250Hz及び500Hzで2dB
(c)の減音効果を得た。なお、第4図中符号30
は、捨張材及び仕上材の層である。 なお、動吸振材3の厚みは、区画域Sの高さ以
下の厚みにして拘束付加質量5をフリーな状態に
しておくことが必要である。また、動吸振材3
は、上下いずれかの板材1に取付けても良く、図
示する実施例とは反対に拘束付加質量5がバネ材
4を介して上方から吊り下げられた恰好に構成し
ても良い。 さらに、第1図に示すようなパネル板100の
替りにこの発明に係る床材を用いても良いし、第
1図に示すユニツトパネル102上にこの発明に
係る床材を敷き込んでも良い。第1図に示すユニ
ツトパネル102のパネル板100の替りに第1
図に示す床材を使用したもの(第5図c参照)
と、従来のユニツトパネル102と捨張材及び仕
上材の層30との間に単にフオーム材料40を挟
んだもの(第5図b参照)及び第1図に示す置床
工法のもの(第5図a参照)をそれぞれ床衝撃音
遮断性能で比較してみた。その結果は第6図に示
す通りであり、この発明の実施例である第5図c
に示すものが遮音等級L−51、同図bに示すもの
がL−58、同図aに示すものがL−58であつた。
この第6図に示す比較データは重量衝撃源(タイ
ヤ落下)による測定データである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、床材
内部にダイナミツクダンパー効果を有する動吸振
材を設けてあるので、その結果第6図のグラフに
示すように低周波数域での遮音性が著しく向上し
た。また、集合住宅、戸建住宅等の新設、改築の
如何を問わず簡便に施工に投入できるのみなら
ず、現場での施工も容易かつ迅速に行えるもので
ある。
であり、床材の遮音機能を向上させ、特に低周波
域の遮音機能を向上させた遮音性床材を提供する
ことを目的とするものである。 〔発明の構成〕 この発明は、複数の板材間に複数のスペース材
を配置して板材とスペース材とで囲まれた区画域
を形成し、この区画域に、軟質材料から成るバネ
材及びこのバネ材の一方の片面に貼着した鋼板等
から成る拘束付加質量から構成された動吸振材を
配置し、この動吸振材のバネ材の他方の片面のみ
を上下いずれかの板材に固着することにより、上
記目的を達成しようとするものである。 〔発明の実施例〕 以下にこの発明の好適な実施例を第2図以下の
面を参照しつつ説明する。 第2図に示す実施例は、2枚の板材1,1間に
複数のスペース材2……、図示するものでは互い
に平行にかつ等間隔に7本のスペース材2……を
配置し、板材1,1とスペース材2……とで囲ま
れた区画域Sを形成してある。これらの区画域S
に動吸振材3を配置してある。この動吸振材3
は、第3図に示すように、軟質材料例えばポリウ
レタンフオーム等から成るバネ材4と、このバネ
材4の一方の片面に貼着した鋼板等から成る拘束
付加質量5とから構成してある。バネ材4は、ポ
リウレタンフオームの他にゴム、ポリエチレンフ
オーム、PVC(ポリ塩化ビニル)フオーム等であ
つても良く、厚さは5〜20mm程度、密度は
0.05g/cm3以下で低いばね定数を有する材料が好
ましい。一例として密度0.045g/cm3で厚さを5〜
20mmに変化させた場合のばね定数が11×105N/
m/m2〜4×105N/m/m2に変えられるような
材料がより好ましい。拘束付加質量5としては、
厚さ1.0〜4.5mm程度、密度が1.5g/cm3以上の鋼板、
鉛シート、制振ゴムシート、塩化ビニルに無機充
填剤を加えたシート状のもの等を使用するが、厚
さ5〜20mm程度のスレート板等であつても良い。
これらのバネ材4及び拘束付加質量5から構成さ
れた動吸振材3は、ダイナミツクダンパーとして
機能するものであるから、バネ材4の他方の片面
(拘束付加質量5が貼着された面と反対の面)の
みを上下いずれかの板材1に固着する。前記板材
1は、厚さ5.5〜12mm程度、大きさ910×910mm、
910×1820mm、1200×2400mm等の合板やバーチク
ルボード等を使用する。 なお、区画域Sの間隔は、大引根太工法で構築
される床下地上に設置される床材の場合、大引根
太工法のピツチである300mmや450mmに対応させ
る。なおまた、前記スペース材2の配列は、必ず
しも平行でなくとも差し支えなく、格子状に組ん
で板材1,1間に挟持されても良い。 前記動吸振材3におけるバネ材4と拘束付加質
量5との組み合せは、衝撃音の低減を期待する周
波数に応じて設計することができ、その基本式
は、自由度の振動系式fo=2/2π√K/Mで定まる。
式 中Mは拘束付加質量5の質量、Kはバネ材3のば
ね定数である。一例として、63Hzを低減する場
合、密度0.02g/cm3、厚さ14mmのポリウレタンフ
オームを50%圧縮して7mmの厚さとし、その表面
に3.2mmの鉄板を貼着した。このように構成した
動吸振材3を備えた床材を、第4図に示すよう
に、大引材10と根太材20による大引根太工法
に敷き込んだ床下地においては、子供の飛び跳ね
等による衝撃が加わつて板振動を起こした場合で
も動吸振材3によるダイナミツクダンパー効果に
より設計周波数を中心に広い周波数において減衰
効果が得られた。この場合、設計周波数を数周波
数に対して1枚の床材に投入することも可能であ
り、第4図に示す例では、各区画域Sに配置する
バネ材4の面積を変えた。この第4図に示す例に
おいて、床スラブ103の厚さを130mmとし、厚
さ20mmのバーチクルボード床下地板に変えて、厚
さ9mmの板材1,1、上述の動吸振材3、設計周
波数63Hzの床材を使用した場合、JIS A−1418に
よる重量衝撃源に対する階下の床衝撃音は、63Hz
で7dB(c)、125Hzで5dB(c)、250Hz及び500Hzで2dB
(c)の減音効果を得た。なお、第4図中符号30
は、捨張材及び仕上材の層である。 なお、動吸振材3の厚みは、区画域Sの高さ以
下の厚みにして拘束付加質量5をフリーな状態に
しておくことが必要である。また、動吸振材3
は、上下いずれかの板材1に取付けても良く、図
示する実施例とは反対に拘束付加質量5がバネ材
4を介して上方から吊り下げられた恰好に構成し
ても良い。 さらに、第1図に示すようなパネル板100の
替りにこの発明に係る床材を用いても良いし、第
1図に示すユニツトパネル102上にこの発明に
係る床材を敷き込んでも良い。第1図に示すユニ
ツトパネル102のパネル板100の替りに第1
図に示す床材を使用したもの(第5図c参照)
と、従来のユニツトパネル102と捨張材及び仕
上材の層30との間に単にフオーム材料40を挟
んだもの(第5図b参照)及び第1図に示す置床
工法のもの(第5図a参照)をそれぞれ床衝撃音
遮断性能で比較してみた。その結果は第6図に示
す通りであり、この発明の実施例である第5図c
に示すものが遮音等級L−51、同図bに示すもの
がL−58、同図aに示すものがL−58であつた。
この第6図に示す比較データは重量衝撃源(タイ
ヤ落下)による測定データである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、床材
内部にダイナミツクダンパー効果を有する動吸振
材を設けてあるので、その結果第6図のグラフに
示すように低周波数域での遮音性が著しく向上し
た。また、集合住宅、戸建住宅等の新設、改築の
如何を問わず簡便に施工に投入できるのみなら
ず、現場での施工も容易かつ迅速に行えるもので
ある。
第1図は、従来の置床工法を示す斜視図、第2
図はこの発明の好適な実施例を示す一部破断の斜
視図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
大引根太工法に応用した一例を示す断面図、第5
図aないしcは実験サンプルを示す正面図であり
cがこの発明の実施例、第6図は第5図aないし
cに示す各サンプルを用いて床衝撃音遮断性能を
測定したグラフである。 1……板材、2……スペース材、3……動吸振
材、4……バネ材、5……拘束付加質量。
図はこの発明の好適な実施例を示す一部破断の斜
視図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
大引根太工法に応用した一例を示す断面図、第5
図aないしcは実験サンプルを示す正面図であり
cがこの発明の実施例、第6図は第5図aないし
cに示す各サンプルを用いて床衝撃音遮断性能を
測定したグラフである。 1……板材、2……スペース材、3……動吸振
材、4……バネ材、5……拘束付加質量。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の板材間に複数のスペース材を配置して
板材とスペース材とで囲まれた区画域を形成し、 この区画域に、軟質材料から成るバネ材及びこ
のバネ材の一方の片面に貼着した鋼板等から成る
拘束付加質量から構成された動吸振材を配置し、 この動吸振材のバネ材の他方の片面のみを上下
いずれかの板材に固着したことを特徴とする遮音
性床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9548483A JPS59173456A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音性床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9548483A JPS59173456A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音性床材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173456A JPS59173456A (ja) | 1984-10-01 |
| JPH042751B2 true JPH042751B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=14138880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9548483A Granted JPS59173456A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音性床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173456A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068564B2 (ja) * | 1988-06-20 | 1994-02-02 | 鹿島建設株式会社 | 防音床 |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP9548483A patent/JPS59173456A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173456A (ja) | 1984-10-01 |
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