JPH04275242A - 塩化メチルの製造方法 - Google Patents
塩化メチルの製造方法Info
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- JPH04275242A JPH04275242A JP3077443A JP7744391A JPH04275242A JP H04275242 A JPH04275242 A JP H04275242A JP 3077443 A JP3077443 A JP 3077443A JP 7744391 A JP7744391 A JP 7744391A JP H04275242 A JPH04275242 A JP H04275242A
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- Japan
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- reaction
- reactor
- carbon tetrachloride
- methanol
- methyl chloride
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応熱の大きい四塩化炭
素−メタノール系の気相反応において、その温度の過度
の上昇を防いで効率的に塩化メチルを製造する方法に関
するものである。
素−メタノール系の気相反応において、その温度の過度
の上昇を防いで効率的に塩化メチルを製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オゾン層の破壊が大きな社会問題
となっており、1990年6月のロンドン会議において
オゾン層破壊物質の今世紀中の全廃が決定され、産業界
もこれに従う計画を進めている。このオゾン層破壊物質
の1つに四塩化炭素(CCl4)がある。この四塩化炭
素の最も代表的な工業的製法としては、メタンまたは塩
化メチルの塩素化法がある。この方法は下式に示すよう
に、CH4 →CH3Cl →CH2Cl2→CCl4
と経由してCCl4が作られる逐次併発反応であり、そ
の生成物は未反応メタンまたは塩化メチルから四塩化炭
素に至るクロロメタン類の混合物となる。 CH4 + Cl2 → CH3Cl + HCl
CH3Cl + Cl2 → CH2Cl2
+ HClCH2Cl2 + Cl2 → C
HCl3+ HClCHCl3 + Cl2 →
CCl4+ HClこのため四塩化炭素の副生なしに
、この反応を行なわせることは不可能である。しかし、
部分塩素化メタンはそれぞれ大きく有用なマーケットを
もっているので、この製造法を廃止した場合の他に及ぼ
す影響は極めて大きい。それ故、副生する四塩化炭素を
速やかに他の無害な有用物質に転換する手段が望まれて
いる。その方法として研究開発途上のもの、工業化され
ているものとして以下のものがある。 1)四塩化炭素の水素による低塩素化メタンへの還元:
となっており、1990年6月のロンドン会議において
オゾン層破壊物質の今世紀中の全廃が決定され、産業界
もこれに従う計画を進めている。このオゾン層破壊物質
の1つに四塩化炭素(CCl4)がある。この四塩化炭
素の最も代表的な工業的製法としては、メタンまたは塩
化メチルの塩素化法がある。この方法は下式に示すよう
に、CH4 →CH3Cl →CH2Cl2→CCl4
と経由してCCl4が作られる逐次併発反応であり、そ
の生成物は未反応メタンまたは塩化メチルから四塩化炭
素に至るクロロメタン類の混合物となる。 CH4 + Cl2 → CH3Cl + HCl
CH3Cl + Cl2 → CH2Cl2
+ HClCH2Cl2 + Cl2 → C
HCl3+ HClCHCl3 + Cl2 →
CCl4+ HClこのため四塩化炭素の副生なしに
、この反応を行なわせることは不可能である。しかし、
部分塩素化メタンはそれぞれ大きく有用なマーケットを
もっているので、この製造法を廃止した場合の他に及ぼ
す影響は極めて大きい。それ故、副生する四塩化炭素を
速やかに他の無害な有用物質に転換する手段が望まれて
いる。その方法として研究開発途上のもの、工業化され
ているものとして以下のものがある。 1)四塩化炭素の水素による低塩素化メタンへの還元:
【化1】
この方法は反応速度が遅く触媒寿命に限界があり、かつ
ClCH2CH2Clなどの不純物を多く副生するなど
工業化のメドがたっていない。 2)高温燃焼:CH4 、LPG 等と一緒に燃焼させ
CO2、 HClとして回収する方法であるが、燃焼
であるため高温(1000℃)となり、炉材もレンガ等
特殊な構造のものとなる。 3)耐酸性モレキュラーシーブ触媒による気相加水分解
(米国特許第 4,423,024号明細書):この反
応は反応温度が 240〜 330℃と比較的高いため
反応器材質が特殊となり、また四塩化炭素の熱分解によ
るタールの析出が起こりやすい。 4)塩化亜鉛を担持させた活性炭のような触媒を用い、
気相で四塩化炭素、メタノール等による塩化メチルの合
成:先に本発明者らが提案した単一反応によるものであ
るが、CCl4とMeOHを同時に添加して反応させる
と、CCl41モルからのCH3Cl 合成の反応熱は
70kcalで、反応器充填層が固定相で伝熱効率が悪
いことから、局所的に高温となる部分が発生する。
ClCH2CH2Clなどの不純物を多く副生するなど
工業化のメドがたっていない。 2)高温燃焼:CH4 、LPG 等と一緒に燃焼させ
CO2、 HClとして回収する方法であるが、燃焼
であるため高温(1000℃)となり、炉材もレンガ等
特殊な構造のものとなる。 3)耐酸性モレキュラーシーブ触媒による気相加水分解
(米国特許第 4,423,024号明細書):この反
応は反応温度が 240〜 330℃と比較的高いため
反応器材質が特殊となり、また四塩化炭素の熱分解によ
るタールの析出が起こりやすい。 4)塩化亜鉛を担持させた活性炭のような触媒を用い、
気相で四塩化炭素、メタノール等による塩化メチルの合
成:先に本発明者らが提案した単一反応によるものであ
るが、CCl4とMeOHを同時に添加して反応させる
と、CCl41モルからのCH3Cl 合成の反応熱は
70kcalで、反応器充填層が固定相で伝熱効率が悪
いことから、局所的に高温となる部分が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
反応器中で局所的な高温の発生するのを抑制して速やか
に反応を進めることのできる新たな塩化メチルの製造方
法を提供しようとするものである。
反応器中で局所的な高温の発生するのを抑制して速やか
に反応を進めることのできる新たな塩化メチルの製造方
法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は周期率表の1B
族、2A族、2B族、4B族、7B族、8族の少なくと
も1種類の元素のハロゲン化物および/または酸化物を
活性炭に担持させた触媒を用い、四塩化炭素とメタノー
ルとから気相で塩化メチルを単一の反応器で製造する方
法において、先づ化学量論以上の水を四塩化炭素と共に
反応器の下部に供給して加水分解反応を行なわせた後、
メタノールを反応器中央部に供給して前記の反応で得ら
れた塩化水素と反応させることを特徴とするものである
。
族、2A族、2B族、4B族、7B族、8族の少なくと
も1種類の元素のハロゲン化物および/または酸化物を
活性炭に担持させた触媒を用い、四塩化炭素とメタノー
ルとから気相で塩化メチルを単一の反応器で製造する方
法において、先づ化学量論以上の水を四塩化炭素と共に
反応器の下部に供給して加水分解反応を行なわせた後、
メタノールを反応器中央部に供給して前記の反応で得ら
れた塩化水素と反応させることを特徴とするものである
。
【0005】以下、これを説明すると、四塩化炭素とメ
タノールとからの塩化メチルの合成反応は、次の2式の
複反応で示される。 CCl4 + 2H2O → CO
2 + 4HCl −41kcal
/mol−CCl4 4MeOH +
4HCl → 4CH3Cl + 4H2O
−29kcal/4mol−MeOH 本発明に
示した触媒を用いて上記反応を行なうことは、先の出願
にも記載されているように、 150〜 250℃程度
の温度で反応が進行する。しかし固定層触媒充填塔を用
いて単一反応器中に全原料を供給すると、この反応熱の
大きさと反応層の伝熱の悪さとから除熱が十分に行なわ
れず反応器中で高温となる部分が発生する。
タノールとからの塩化メチルの合成反応は、次の2式の
複反応で示される。 CCl4 + 2H2O → CO
2 + 4HCl −41kcal
/mol−CCl4 4MeOH +
4HCl → 4CH3Cl + 4H2O
−29kcal/4mol−MeOH 本発明に
示した触媒を用いて上記反応を行なうことは、先の出願
にも記載されているように、 150〜 250℃程度
の温度で反応が進行する。しかし固定層触媒充填塔を用
いて単一反応器中に全原料を供給すると、この反応熱の
大きさと反応層の伝熱の悪さとから除熱が十分に行なわ
れず反応器中で高温となる部分が発生する。
【0006】そこで、単一の反応器を2段に分け反応を
行なわせる。これを本発明の最も典型的な実施態様であ
る図1に基づいて説明する。反応器1中には、第1、第
2段反応部2、3共に同一触媒が充填されている。用い
ることのできる触媒としては周期律表1B族、2A族、
2B族、6B族、7B族、8族に属する、少なくとも1
種類の元素のハロゲン化物および/または酸化物を活性
炭に担持させたものである。これらのうちでも、反応速
度の速い2B族のハロゲン化物、特にZnCl2 を担
持させたものが最も好ましい。第1段反応部2の下部入
口4からは少なくともCCl4、H2O を含む第1の
原料が供給され、反応器中部5よりは少なくともMeO
Hを含む第2の原料を供給する。本発明は反応器内の温
度制御を容易とし、過度の温度上昇を抑えることが目的
であるので、反応器内で高温部分が発生しない範囲内で
、第2段反応部3において他の工程からの HClを供
給してMeOHと反応させることができる。この場合の
HClは、第1、第2の原料のいずれかと混合して供
給してもよい。第2段反応部3での温度コントロールを
容易にするため、第1段反応部2における反応熱により
反応生成ガスの温度が高くなった場合、第2の原料の一
部または全部を液状で供給し、その蒸発潜熱を利用した
り、低温のガス状( 120℃程度)で供給し、顕熱に
より反応ガスを冷却し、第2段反応器3に供給してもよ
い。
行なわせる。これを本発明の最も典型的な実施態様であ
る図1に基づいて説明する。反応器1中には、第1、第
2段反応部2、3共に同一触媒が充填されている。用い
ることのできる触媒としては周期律表1B族、2A族、
2B族、6B族、7B族、8族に属する、少なくとも1
種類の元素のハロゲン化物および/または酸化物を活性
炭に担持させたものである。これらのうちでも、反応速
度の速い2B族のハロゲン化物、特にZnCl2 を担
持させたものが最も好ましい。第1段反応部2の下部入
口4からは少なくともCCl4、H2O を含む第1の
原料が供給され、反応器中部5よりは少なくともMeO
Hを含む第2の原料を供給する。本発明は反応器内の温
度制御を容易とし、過度の温度上昇を抑えることが目的
であるので、反応器内で高温部分が発生しない範囲内で
、第2段反応部3において他の工程からの HClを供
給してMeOHと反応させることができる。この場合の
HClは、第1、第2の原料のいずれかと混合して供
給してもよい。第2段反応部3での温度コントロールを
容易にするため、第1段反応部2における反応熱により
反応生成ガスの温度が高くなった場合、第2の原料の一
部または全部を液状で供給し、その蒸発潜熱を利用した
り、低温のガス状( 120℃程度)で供給し、顕熱に
より反応ガスを冷却し、第2段反応器3に供給してもよ
い。
【0007】各反応器内の温度は 150〜 250℃
程度に保つことが好ましい。 150℃以下であれば第
1、2段共反応速度が低下し反応率が低下してしまう。 250℃以上では反応速度自体は増すが、反応熱など
により除熱が追いつかず反応器内の温度が暴走する。ま
た高温になるにしたがい反応ガスの腐食性が増し、本発
明の目的より逸脱してしまう。反応圧力に関しては第1
、2段反応器2、3共何ら制限はない。反応圧力が高い
程容量が少なくてすむが、腐食を考慮した強度から5k
g/cm2G程度以下で行なうことが好ましい。
程度に保つことが好ましい。 150℃以下であれば第
1、2段共反応速度が低下し反応率が低下してしまう。 250℃以上では反応速度自体は増すが、反応熱など
により除熱が追いつかず反応器内の温度が暴走する。ま
た高温になるにしたがい反応ガスの腐食性が増し、本発
明の目的より逸脱してしまう。反応圧力に関しては第1
、2段反応器2、3共何ら制限はない。反応圧力が高い
程容量が少なくてすむが、腐食を考慮した強度から5k
g/cm2G程度以下で行なうことが好ましい。
【0008】上述のように第1段反応部2において起こ
る反応は四塩化炭素の加水分解反応のみである。この気
相反応の例として米国特許第 4,423,024号明
細書に耐酸性モレキュラーシーブを触媒とした方法が記
載されている。しかし、この触媒は本発明での触媒より
も活性が低いため、四塩化炭素の反応率を低下させない
ためには、本発明よりも高い温度( 220℃〜 31
0℃)が必要とされる。四塩化炭素を用いた実施例では
240〜 332℃となっていて腐食性が高くなって
いる。この耐酸性モレキュラーシーブを本発明の第1段
反応部2に用いた場合、本発明におけるように反応ガス
の腐食性を抑えるために反応温度を 200℃程度にす
ると、四塩化炭素の加水分解反応が完結しなくなってし
まう。このガスにMeOHを加え第2段反応部3に送っ
た場合、第2段反応部3では四塩化炭素(第1段反応部
2での未反応分)の加水分解反応とHCl−MeOHに
よる CH3Cl合成反応とが同時に起り、反応器内の
温度が異常に上昇し本発明の趣旨より逸脱してしまう。
る反応は四塩化炭素の加水分解反応のみである。この気
相反応の例として米国特許第 4,423,024号明
細書に耐酸性モレキュラーシーブを触媒とした方法が記
載されている。しかし、この触媒は本発明での触媒より
も活性が低いため、四塩化炭素の反応率を低下させない
ためには、本発明よりも高い温度( 220℃〜 31
0℃)が必要とされる。四塩化炭素を用いた実施例では
240〜 332℃となっていて腐食性が高くなって
いる。この耐酸性モレキュラーシーブを本発明の第1段
反応部2に用いた場合、本発明におけるように反応ガス
の腐食性を抑えるために反応温度を 200℃程度にす
ると、四塩化炭素の加水分解反応が完結しなくなってし
まう。このガスにMeOHを加え第2段反応部3に送っ
た場合、第2段反応部3では四塩化炭素(第1段反応部
2での未反応分)の加水分解反応とHCl−MeOHに
よる CH3Cl合成反応とが同時に起り、反応器内の
温度が異常に上昇し本発明の趣旨より逸脱してしまう。
【0009】第1段反応部2に供給する四塩化炭素と水
の量比については、前述の反応式に示した通り、H2O
/CCl4=2.0 (モル比)であるが、四塩化炭素
の反応率を上げるため、H2O/CCl4のモル比で2
.2 以上というように H2Oを過剰に供給するのが
好ましい。この上限に関し特に制限はないが、大過剰の
H2O の供給は反応に関与しない成分を供給すること
になり装置の大型化を招き経済的に不利となる。第2段
反応部3に供給するMeOHに関しては、(原料CCl
4×4+添加HCl )/(原料MeOH)=1.01
〜1.30(モル比)となる量が好ましい。ここでこの
モル比が1.01以下ではメタノールの未反応が増加し
、また副反応[2MeOH→(CH3)2O+H2O
]による(CH3)2O が増加してしまう。ここで1
.30は臨界値ではないが、この比が増す程ClのCH
3Cl への転化率が低下し、HCl の形態で排出さ
れる量が増え不経済となる。本発明によれば、反応器か
らは CH3Cl、 CO2、 H2O、そして未反応
の HCl、MeOH、CCl4が排出されるが、 C
H3Clと他の成分とは、これまで行なわれてきた常法
に従って分離される。
の量比については、前述の反応式に示した通り、H2O
/CCl4=2.0 (モル比)であるが、四塩化炭素
の反応率を上げるため、H2O/CCl4のモル比で2
.2 以上というように H2Oを過剰に供給するのが
好ましい。この上限に関し特に制限はないが、大過剰の
H2O の供給は反応に関与しない成分を供給すること
になり装置の大型化を招き経済的に不利となる。第2段
反応部3に供給するMeOHに関しては、(原料CCl
4×4+添加HCl )/(原料MeOH)=1.01
〜1.30(モル比)となる量が好ましい。ここでこの
モル比が1.01以下ではメタノールの未反応が増加し
、また副反応[2MeOH→(CH3)2O+H2O
]による(CH3)2O が増加してしまう。ここで1
.30は臨界値ではないが、この比が増す程ClのCH
3Cl への転化率が低下し、HCl の形態で排出さ
れる量が増え不経済となる。本発明によれば、反応器か
らは CH3Cl、 CO2、 H2O、そして未反応
の HCl、MeOH、CCl4が排出されるが、 C
H3Clと他の成分とは、これまで行なわれてきた常法
に従って分離される。
【0010】
【実施例】実施例1
図1のような2段に分割されたガラス製反応器を用いて
反応を行なった。反応器は第1、2段共、内径 200
mm、長さ 500mmとし、同一の触媒として Zn
Cl2を30重量%担持した活性炭を充填した。反応前
に第1、2段反応部を 180℃に加熱しておき、これ
に 150℃に加熱したCCl4を5.87kg/時(
38.15mol/時)、20重量%塩酸を4.29k
g/時( HClとして858g/時、23.55mo
l/時、 H2Oとして3432g/時、 190.7
5mol/時)を反応器下部より供給した。また反応器
中間部より 150℃に加熱したMeOH5.12kg
/時( 160.14mol/時)を供給した。この場
合 H2O/CCl4:5.0 (モル比)であり、(
CCl4×4+ HCl)/MeOH:1.1 (モル
比)であった。また空塔での滞留時間は第1段反応部で
は10秒、第2段反応部では 5.2秒である。反応器
の温度は、第1段反応部、第2段反応部共 200℃と
した。第1、第2段反応部出口でのガス組成およびMe
OH、CCl4の反応率を表1にまとめた。
反応を行なった。反応器は第1、2段共、内径 200
mm、長さ 500mmとし、同一の触媒として Zn
Cl2を30重量%担持した活性炭を充填した。反応前
に第1、2段反応部を 180℃に加熱しておき、これ
に 150℃に加熱したCCl4を5.87kg/時(
38.15mol/時)、20重量%塩酸を4.29k
g/時( HClとして858g/時、23.55mo
l/時、 H2Oとして3432g/時、 190.7
5mol/時)を反応器下部より供給した。また反応器
中間部より 150℃に加熱したMeOH5.12kg
/時( 160.14mol/時)を供給した。この場
合 H2O/CCl4:5.0 (モル比)であり、(
CCl4×4+ HCl)/MeOH:1.1 (モル
比)であった。また空塔での滞留時間は第1段反応部で
は10秒、第2段反応部では 5.2秒である。反応器
の温度は、第1段反応部、第2段反応部共 200℃と
した。第1、第2段反応部出口でのガス組成およびMe
OH、CCl4の反応率を表1にまとめた。
【0011】
【表1】
【0012】比較例1
実施例1と同様の反応器を用い、MeOHの供給を第1
段反応部入口からとしたほかは実施例1と同一の方法で
反応を行なった。原料の供給と同時に第1反応部の温度
は急上昇し 300℃を越えてもその上昇は止まらず、
反応の継続が困難となり反応を中止した。
段反応部入口からとしたほかは実施例1と同一の方法で
反応を行なった。原料の供給と同時に第1反応部の温度
は急上昇し 300℃を越えてもその上昇は止まらず、
反応の継続が困難となり反応を中止した。
【0013】比較例2
第1段反応部で用いた触媒を耐酸性モレキュラーシーブ
・ゼオロン 900−H(ノートン・ケミカル・プロセ
ス・プロダクツ社製)としたほかは、実施例1と同じ条
件で反応を行なった。反応器内温度は第1段反応部では
200℃にコントロールできたが、第2段反応部では
200℃とすることができず 350℃となった。第
1段反応部、第2段反応部での出口組成およびMeOH
とCCl4の反応率を表2に示した。
・ゼオロン 900−H(ノートン・ケミカル・プロセ
ス・プロダクツ社製)としたほかは、実施例1と同じ条
件で反応を行なった。反応器内温度は第1段反応部では
200℃にコントロールできたが、第2段反応部では
200℃とすることができず 350℃となった。第
1段反応部、第2段反応部での出口組成およびMeOH
とCCl4の反応率を表2に示した。
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】これまで提案されていた四塩化炭素の処
理方法は、いづれも反応温度が高くなるため反応器とし
て用いられる材質に実用的なものがなく、耐酸レンガな
どの耐熱耐酸物でも短期の使用に止まらざるを得なかっ
た。しかし本発明によれば、単一反応器中で反応を2分
割することで、反応器内の局所的高温部の発生を防ぐこ
とができる。これにより反応器材質として、これまでに
提案されている耐酸、耐熱材を用いることができ、また
高温による四塩化炭素の分解、タール状物の発生を防ぐ
ことができる。
理方法は、いづれも反応温度が高くなるため反応器とし
て用いられる材質に実用的なものがなく、耐酸レンガな
どの耐熱耐酸物でも短期の使用に止まらざるを得なかっ
た。しかし本発明によれば、単一反応器中で反応を2分
割することで、反応器内の局所的高温部の発生を防ぐこ
とができる。これにより反応器材質として、これまでに
提案されている耐酸、耐熱材を用いることができ、また
高温による四塩化炭素の分解、タール状物の発生を防ぐ
ことができる。
【図1】本発明の方法を実施する反応器の一実施態様を
示す説明図である。
示す説明図である。
1…反応器、2…第1段反応部、3…第2段反応部、4
…下部入口、5…反応器中部。
…下部入口、5…反応器中部。
Claims (1)
- 【請求項1】周期率表の1B族、2A族、2B族、4B
族、7B族、8族の少なくとも1種類の元素のハロゲン
化物および/または酸化物を活性炭に担持させた触媒を
用い、四塩化炭素とメタノールとから気相で塩化メチル
を単一の反応器で製造する方法において、先づ化学量論
以上の水を四塩化炭素と共に反応器の下部に供給して加
水分解反応を行なわせた後、メタノールを反応器中央部
に供給して前記の反応で得られた塩化水素と反応させる
ことを特徴とする塩化メチルの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3077443A JPH07106994B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 塩化メチルの製造方法 |
| EP92103434A EP0501501B1 (en) | 1991-03-01 | 1992-02-28 | Method for the preparation of methyl chloride from carbon tetrachloride and methyl alcohol |
| US07/843,848 US5196618A (en) | 1991-03-01 | 1992-02-28 | Method for the preparation of methyl chloride from carbon tetrachloride and methyl alcohol |
| DE69203481T DE69203481T2 (de) | 1991-03-01 | 1992-02-28 | Verfahren zur Herstellung von Methylchlorid aus Tetrachlorkohlenstoff und Methylalkohol. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3077443A JPH07106994B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 塩化メチルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04275242A true JPH04275242A (ja) | 1992-09-30 |
| JPH07106994B2 JPH07106994B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=13634167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3077443A Expired - Fee Related JPH07106994B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 塩化メチルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106994B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4423024A (en) | 1980-03-11 | 1983-12-27 | The Dow Chemical Company | Selective conversion of chlorinated alkanes to hydrogen chloride and carbon dioxide |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3077443A patent/JPH07106994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07106994B2 (ja) | 1995-11-15 |
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