JPH042754B2 - - Google Patents

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JPH042754B2
JPH042754B2 JP13683682A JP13683682A JPH042754B2 JP H042754 B2 JPH042754 B2 JP H042754B2 JP 13683682 A JP13683682 A JP 13683682A JP 13683682 A JP13683682 A JP 13683682A JP H042754 B2 JPH042754 B2 JP H042754B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金融機関の貸金庫室における貸金
庫マスの扉板の内側に設けた扉錠と、この扉錠の
鍵穴を隠蔽して施錠する銀行錠との二重錠前から
なる貸金庫錠に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、貸金庫には、貸金庫マスの各扉板の一方
端に設けた鎖錠用閂が、扉板の開口側の錠受に対
して横動して解施錠される、銀行錠と各錠とが併
設されており、顧客が契約中の貸金庫を利用する
場合は、例えば、特開昭55−148874号公報、実開
昭56−3971号公報に開示されているように、銀行
側の貸金庫担当者と、使用を申し出た顧客の双方
が、当該貸金庫の場所まで同行して、銀行錠と客
錠を解錠するものであつた。また、これを改良し
たものとして、コンピユータを利用して貸金庫の
設備を集中的に管理し、顧客が貸金庫の使用毎に
必要とする銀行錠の解施錠操作を、銀行の受付部
署で行うことができる貸金庫設備が既に開発され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる従来の貸金庫錠における前者の手段は、
顧客と貸金庫担当者の双方の協同労力を経なけれ
ば完全解施錠できず、銀行を訪れる多数の顧客に
対応して、その都度貸金庫担当者が同行するた
め、常に銀行側の労力負担が伴い、貸金庫使用に
要する経費が増大するという問題点があつた。ま
た、後者の手段は、銀行の貸金庫担当者が使用契
約中の顧客の貸金庫の場所まで行くことなく、省
力化が図れるが、コンピユータの集中管理によつ
て銀行錠の解施錠操作を行うため、貸金庫の各マ
ス(顧客別の各占有貸金庫)毎に、銀行の受付部
署と連通する配線工事をする必要がある。したが
つて、設備工事に多くの労力と時間を要するほ
か、既設の貸金庫にはこの配線工事を行うことが
困難で、既に多数設置されている貸金庫設備への
現地施工は殆んど不可能とされていた。さらに、
前記各貸金庫への配線により、各マスのスペース
がその分だけ狭くなるという問題点もあつた。
この発明は、このような問題点を解決し、貸金
庫の各マスに設けられている顧客用錠穴を、銀行
錠となるシヤツタで隠蔽し、このシヤツタの開閉
作動は、銀行の受付部署において、内部のフリツ
プフロツプに書込みが行われたカセツトを手渡さ
れた顧客が、これを使用契約中の貸金庫マスの扉
板に備えた錠前本体の施錠室に着脱操作して行え
るようにしたもので、顧客が貸金庫を利用する度
に銀行側の担当者が同行する必要がなく、また既
設の貸金庫の各マスの扉板に対しても設備を簡単
に施工できる貸金庫錠を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するための具体的手段として、
この発明は、貸金庫マスの扉板に取り付けられ、
錠鍵を用いて機械的に解施錠される扉錠の顧客用
鍵穴を穏蔽するシヤツタと、該シヤツタを開閉作
動する動力の伝達手段と、この動力の伝達手段を
ロツクする施錠板および該動力の伝達手段に駆動
力を与えるカセツトガイドを内装する施錠室とか
らなる錠前本体、並びに、前記施錠室内のカセツ
トガイドに着脱自在に係合され、前記動力の伝達
手段のロツク解除時に、カセツトガイドと一体
に、前記施錠室に対して左右に自在に摺動するカ
セツトを備え、前記施錠板には、所要数の穴部が
穿設され、該各穴部と対応する施錠室の内底部の
位置にマグネツトを弾装し、前記シヤツタの閉状
態においては、前記施錠板の各穴部にこのマグネ
ツトが貫通され、前記動力の伝達手段をロツクし
て施錠室のロツク体を構成し、また、前記シヤツ
タの開状態においては、前記施錠板の各穴部に貫
通されているマグネツトが降下して、前記施錠板
を摺接移動可能に構成するとともに、前記カセツ
トは、施錠室内への嵌入時における前記施錠板の
各穴部と対応する位置に電磁石が収装され、この
施錠板の各穴部に貫通されているマグネツトの極
性に応じて、該マグネツトに対接する位置毎に電
磁石が同極となるように、エンコーダによつて解
錠用の特定符号信号を付与するためのフリツプフ
ロツプと、2個宛のAND回路と、電池とを内蔵
し、かつ、前記エンコーダによるフリツプフロツ
プへの特定符号信号の付与を経時的に消滅させる
解錠効力時限用のタイマを内蔵することを特徴と
する貸金庫錠を提供するものである。
〔作用〕
かかる手段により、顧客がカセツトを錠前本体
の施錠室に嵌入し、カセツトガイドと一体に、前
記施錠室に対して所定方向に摺動させると、動力
の伝達手段と介して、顧客用鍵穴を隠蔽している
シヤツタを開放する。また、前記施錠室からカセ
ツトを引抜くと同時に、顧客用鍵穴をシヤツタが
隠蔽する状態で動力の伝達手段がロツクされる。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を図面に基き詳細に
説明する。
第9図は、貸金庫錠を各マスの扉板の表面に取
付けた貸金庫の一部を示す正面図であつて、顧客
の個別的な使用契約に基く貸金庫マスAを多数積
層状に配列している。この各マスAには、当該マ
ス毎に、第1図に拡大して示す扉板Bを、開閉可
能に取付けてある。この扉板Bには、鎖錠用閂
C1が、扉板Bの開口枠側の錠受(図示せず)に
対して横動して解施錠される扉錠Cが、その裏面
側の一方端に設置され、この扉錠Cを解施錠する
ための顧客用鍵穴Dが、前面部に形成されてい
る。
かかる貸金庫設備において、扉板Bの顧客用鍵
穴Dを含む表面E(第9図)には、第2図ないし
第4図に示す銀行錠を構成する錠前本体1が固定
的に取付けられている。この錠前本体1は、金属
板の加工により全体が横長形に成形される。第1
図に示す如く、錠前本体1の一側の顧客用鍵穴D
を覆う位置は、薄形中空体に構成されており、そ
の前面に縦長の窓部1aが形成され、シヤツタ5
が前記顧客用鍵穴Dを隠蔽している。これに隣接
する厚形の中空体でカバー部1bを設けた部位に
は、シヤツタ開閉のための動力の伝達手段30が
内蔵されている。さらにこの先隣り位置には、横
長直方体の前面中間帯から内奥部に向つてくりぬ
き、側断面略C字形状とした施錠室1cが配設さ
れる。この施錠室1cには、カセツト11が嵌入
されて解錠され、顧客用鍵穴Dを隠蔽しているシ
ヤツタ5を開放するが、その機構については後に
詳述する。
第2図および第3図は、錠前本体1が施錠され
ている状態を示す平面断面図および正面断面図で
ある。顧客用鍵穴Dを隠蔽しているシヤツタ5を
開閉作動する動力の伝達手段30について、先ず
説明する。カバー部1b内の下側位置にあたる錠
前本体1の背面部から前方に向け突設した支軸7
に、レバー6の下端部を枢着し、レバー6の上端
部は、シヤツタ5の上端隅部に形成した垂直方向
の長孔5aにピン10を遊挿して係留する。施錠
室1cに内設された側断面コ字状のカセツトガイ
ド4からカバー部1b内に板状体4′が延設され、
この板状体4′にさらに垂直方向の長孔4aを穿
つたL型部材4″を付設してあり、このL型部材
4″とレバー6の中途部の位置とを、ピン孔と長
孔4aに対するピン9の遊挿をもつて係留する。
また、施錠室1c内のカセツトガイド4の下面
に配設した施錠板3のカバー部1b内への延出端
に、垂直方向の長孔3aを穿つた板状片3′を付
設してあり、この板状片3′とレバー6の下端部
寄りの位置とを、長孔3aとピン孔に対するピン
8の遊挿をもつて係留している。したがつて、支
軸7を中心とするレバー6の起倒作動に伴つて、
施錠板3、L型部材4″およびシヤツタ5は、一
体的に同行し、図の右方に摺接移動し得る機構と
なつている。
一方、施錠室1cには、前方側開口下縁部に近
い高さまで、その内底部全域に台部2が固定的に
収嵌されている。そして、この台部2の上面に、
前記施錠板3およびカセツトガイド4が、解錠時
に所定方向(図の右方)への摺接移動が可能に配
設される。台部2には、平面において所定間隔で
1列が6個配置の3列横隊による縦穴2aが下端
部まで貫設してある。また、施錠板3の所定位置
つまり台部2に設けたマグネツト12個の縦穴2a
に対応する位置にも、穴部3bを穿設する。
台部2に貫設した各縦穴2a内には、それぞれ
底部に内蔵させたスプリング13を介して円柱状
のマグネツト12が弾装される。マグネツト12
は、スプリング13の弾撥力により、その上部端
が台部2の各縦穴2a内から突出し、施錠板3の
各穴部3bを貫通して、カセツトガイド4の底部
に当接する高さ位置まで上昇する。この結果、施
錠板3の各穴部3bには、前記マグネツト12が
貫通されて、施錠板3自体の左右方向への移動が
阻止されることになる。換言すれば、施錠板3の
カバー部1b内への延出端に付設した板状片3′
が不動となるため、レバー6は傾倒位置から起倒
操作することができず、動力の伝達手段30をロ
ツクすることとなつて、シヤツタ5を閉止位置に
保持する。すなわち、貸金庫の銀行錠が施錠板3
とマグネツト12とによるマグネツト錠からなる
施錠室1cのロツク体Kにより施錠されている状
態となる。
この場合、前記台部2の各縦穴2aから施錠板
3の各穴部3bを貫通しているそれぞれのマグネ
ツト12は、図示していないが、その位置毎に上
位端がN極になつているものと、反対のS極にな
つているものとの2通りの区分により収装配置さ
れている。したがつて、各貸金庫マスの錠前本体
の施錠組合せは、2通りの区分による12個配列の
組合せで212となる。これにより 212=4096通り の施錠組合せによる銀行錠の設置が可能となる。
通常貸金庫の配設規模は大きくとも1000マス程度
であるため、顧客別の異種の施錠組合せをもつて
設置されるこの種の銀行錠として十分に対応で
き、混乱することなく、明確な区分配置が可能に
なつている。
次に、第4図ないし第6図に基き錠前本体1が
解錠される状態について説明する。解錠は、施錠
室1c内へのカセツト11の嵌入により行われ
る。カセツト11は、平面断面が凸字形の箱体か
らなり、その高さは、施錠室1cの前面側からの
内嵌が可能となるように形成され、またその幅
は、奥部側において施錠室1cよりやや長く、手
前側において左右端部が短くなるように形成され
ている。カセツト11の上面中央部には、凸部1
1bが形成され、施錠室1cの前端部の対応位置
に設けた凹部1dに案内されて、カセツト11が
摺動嵌入される。また、施錠室1cに摺動可能に
内設されている側断面コ字状のカセツトガイド4
の奥部内壁部には、ダボ4bが突設され、このダ
ボ4bに対応するカセツト11の先端面位置に、
カセツト11の嵌入時に当該ダボ4bと嵌合する
ダボ穴11aを形成してある。
カセツト11の底面における前記台部2の各縦
穴2aに嵌装されたそれぞれのマグネツト12と
対応する位置には、その位置毎に、カセツト11
内部の電池14により励磁される二重巻線の電磁
石15が、1列につき6個配置の2列横隊により
収装されている。この電磁石15は、第8図に示
す如く、各個毎にフリツプフロツプ18と、2個
宛のAND回路16,17を接続してあり、二重
巻線15a,15bにより、磁界の変更が可能に
構成されている。すなわち、電磁石15の二重巻
線15a,15bに、それぞれ2つのAND回路
16,17が接続され、このAND回路16,1
7の各入力の一端は、リセツト線20を介して、
このカセツト11内に収装されているタイマ19
の一端に接続されるとともに、前記AND回路1
6,17の他端は、その位置毎のフリツプフロツ
プ18の出力に接続されている。そして、前記2
つのAND回路16,17の出力信号の変更によ
つて、各電磁石15の磁界の変更を可能としてい
る。また、前記フリツプフロツプ18の各入力端
子は、エンコーダ(電磁石書込み器)24に、コ
ネクタ23を介して着脱自在の接続が可能となつ
ている。
エンコーダ24は、各貸金庫マスA毎に設定さ
れているマグネツト12の12個の組合せ、すなわ
ち1列6個配置の2列横隊による合計12個のマグ
ネツト12が、その位置毎に上位端がN極になつ
ているもの、およびS極になつているものとの2
通りの区分による、212=4096通りとなるため、
この範囲内において設定されている固有の施錠組
合せ符号が収録されている。そして、各貸金庫毎
の固有の符号に対する解錠符号信号を、コネクタ
23を介して前記したカセツト11のフリツプフ
ロツプ18に送ることで、その記憶信号の移送に
より、各位置毎の電磁石15は、電池14に励磁
されて、その直下毎のマグネツト12と同極にな
る磁界を付与される。
これを更に詳説すると、各フリツプフロツプ1
8は、図中左側に入力が来ると、左上のAND同
路に出力が生じて「1」の信号が記憶される。こ
の記憶された「1」は、左下への入力が無くなつ
ても、左上にその出力が継続されることになる。
このため、15A位置におけるフリツプフロツプ
18は、「左1、右0」になり、「1」が記憶され
ていることを示している。また、15B位置のフリ
ツプフロツプ18は、「左0、右1」になつてい
るので、「0」が記憶されていることを示してい
る。さらに、15L位置のフリツプフロツプ18
は、15A位置のそれと同様に、「1」が記憶され
ていることを示している。
ここで、タイマ19を介してリセツト線20に
電気パルス「1」が送られると、15A位置の
AND回路16の入力は、「1、1」となる。これ
により、15A位置の二重巻線15a,15bの一
方側に前記のパルスが送られて、仮にこの巻線の
上端がN極となり、下端がS極になるような巻線
構成の場合、前記の記憶信号移送の原理により、
15A位置の電磁石15は、電池14の電力供給
をもつて、この磁界による励磁を継続することが
できる。なお、前記二重巻線15a,15bの他
方側に、同様の原理によりパルスが送られた場合
は、この電磁石15の磁界は、逆位に変更される
ことになる。このようにして、それぞれの電磁石
15は、エンコーダ24により、契約貸金庫にお
けるその位置毎のマグネツト12と同極になる磁
界が付与される。
エンコーダ24により上記の解錠の書込みが行
われたカセツト11を、第2図および第3図にお
ける施錠室1cの定位置に嵌入した場合、その直
下の施錠板3の各穴部3bを貫通しているマグネ
ツト12に対して、その位置毎に、カセツト11
に収装された電磁石15の対接面が同極性となつ
て、その同極反撥力により、第4図ないし第6図
に示す如く、各マグネツト12を、台部2の縦穴
2a内の各スプリング13の弾撥力に抗して、押
下げるよう作動する。
また、上記により書込まれたフリツプフロツプ
18は、カセツト11内に電磁石15との連繋配
線により収装されている電池14を電源とするタ
イマ19により、所望時間内の書込み保持が可能
のように構成されている。すなわち、一端がリセ
ツト線20を介して前記AND回路の各入力に接
続されたタイマ19の他端と、エンコーダ24と
の間に、タイマリセツト線21が接続される。そ
して、各フリツプフロツプ18には、エンコーダ
24からクロツクパルス線22が接続されてい
る。したがつて、エンコーダ24により、AND
回路16,17からその位置毎の電磁石15に対
して磁界設定の符号信号によるパルス発信を、規
定の所望時間内に限定すれば、前記のパルス発信
を経時的に消滅させることができ、解錠効力時間
を制限することができる。
つぎに、上記の態様による貸金庫錠の作用につ
いて説明する。
いま、銀行を訪問した顧客が契約中の貸金庫を
使用したい場合は、貸金庫の受付において、契約
貸金庫の固有番号を申し出る。銀行側の貸金庫担
当者は、受付部署に設備されているエンコーダを
もつて、錠前本体1内のマグネツト錠(施錠室1
cのロツク体K)を解錠するためのカセツト11
に、前記の固有番号により登録されている貸金庫
マスAの施錠組合せに対する解錠の書込みを行
う。この書込みは、前述の如く、本例の場合、
212=4096通り行うことができる。
そして、施錠板3と、その各穴部3bに貫通さ
れたマグネツト12とによるマグネツト錠からな
る施錠室1cのロツク体Kは、カセツト11に内
蔵させたフリツプフロツプ18と、2個宛の
AND回路16,17と、電池14とを使用する
ことにより、それぞれのマグネツト12を個別に
励磁させて解錠されるもので、この施錠室1cの
ロツク体Kと、解錠の書込みが行われたカセツト
11との組合せによる貸金庫錠は、顧客別に異種
の施錠組合せをもつて設定される電子錠タイプの
施解錠機構を構成するものである。
このようにして、内部のフリツプフロツプ18
に書込みが行われたカセツト11を手渡された顧
客は、使用契約中の貸金庫マスAの位置に行き、
そのマスAの扉板前面の錠前本体1における施錠
室1c内に、このカセツト11を押し込む。すな
わち、カセツト11の上面の凸部11bと施錠室
11cの前端の凹部1dを合せ、施錠室1cの前
方側開口下縁部の両側の段差部1e,1eに、カ
セツト11の狭くなつた下端部の両側縁11c,
11cを摺接させつつ、カセツト11を施錠室1
c内の規定位置まで嵌入すると、カセツトガイド
4のダボ4bとカセツト11の前面のダボ穴11
aとが嵌合する。このダボ4bは、カセツトガイ
ド4をカセツト11とともに移動するときの介在
体となると同時に、カセツト11が規定位置まで
嵌入された否かの設定基準となる。
カセツト11の施錠室1cへの嵌入と同時に、
第7図aの如く、施錠板3の各穴部3bに突出状
に上昇していたその位置毎のマグネツト12の上
部端が、第7図bの如く、施錠板3の下面より下
方にいつせいに降下動させられる。したがつて、
動力の伝達手段30をロツクしていた施錠板3
は、所定方向(右方向)への摺接移動が可能とな
り、施錠室1cのロツク体Kは解錠状態となる。
なお、受付部署においてエンコーダ24をもつ
て所定の固有番号に対応する書込みが行われたカ
セツト11を、別の固有番号の貸金庫マスの扉板
に取付けた錠前本体1の施錠室1cに嵌入したと
しても、施錠板3の各穴部3bを貫通している1
列が6個配置の2列横隊のマグネツト12のうち
の少なくとも1個は、電磁石15とその対接面が
異極性となつて、第7図cに示す如く、施錠板3
の下面より下方に降下させることはできない。す
なわち、正規のカセツト11の嵌入が行われた場
合以外、これらをいつせいに降下動させることは
できないので、結局施錠室1cのロツク体Kの解
錠は不可能である。
続いて、顧客用鍵穴Dを隠蔽しているシヤツタ
5の開放操作について説明する。前記施錠室1c
のロツク体Kの解錠状態において、カセツト11
を右方に摺動すると、前記のダボ4bを介してこ
のカセツト11に係合しているカセツトガイド4
も、一体に同量宛同方向に移動する。このカセツ
トガイド4の右方移動に伴い、カバー1bの内部
のピン9を介してこのカセツトガイド4に連繋さ
れ、その中途部の位置が係留されているレバー6
も、第4図および第5図の状態から、支軸7を支
点にして同方向に起立状に移動することになる。
このレバー6の起立移動と同時に、レバー6の
下端部寄りの位置にピン8を介して係留されてい
る施錠板3も右方に移動し、またレバー6の上端
部に位置にピン10を介して係留されているシヤ
ツタ5も右方に移動する。このとき、シヤツタ
5,カセツトガイド4、施錠板3は、このレバー
6における、それぞれ高さ配置が異なる上、中、
下部の位置に係留されているため、このレバー6
が第5図の倒れている位置から、支軸7と同一垂
線上に起立移動する間に、これら施錠板3,カセ
ツトガイド4およびシヤツタ5は、それぞれ支軸
7からその位置毎のピン8,9,10までの距離
を半径とした各円弧量を基準とする直線状のスト
ロークL,M,N宛移動することになる。
したがつて、カセツトガイド4がレバー6を伴
つて1ストロークM分移動するとき、シヤツタ5
も1ストロークL分移動することとなり、シヤツ
タ5はそれまで隠蔽していた窓部1aを完全に開
放する位置まで移動して、顧客用鍵穴Dに対する
客持参の錠鍵の挿入が可能となる。また、レバー
6の動きに伴つて施錠板3も1ストロークN分同
様に移動するが、この1ストロークNは、台部2
の縦穴2aの隣接間距離よりも短く設定してある
ことから、施錠板3の各穴部3bは原状位置(ロ
ツク時にマグネツト12が合致していた位置)か
ら移動しても、次の縦穴2aの位置まで到達する
ことはない。これにより、シヤツタ5を開けたと
きの施錠板3の移動量で、いつたん解錠された施
錠室1cのロツク体Kを誤つて再ロツクしてしま
うような事態を防止できる。
かくして、顧客用鍵穴Dを隠蔽していたシヤツ
タ5は開放され、顧客は自己所有の錠鍵を顧客用
鍵穴Dに差し込み、扉錠Cを解錠し、扉板Bを擺
動して貸金庫を使用することができる。
貸金庫の使用が終了すると、顧客は、それまで
右方に移動状態にあつたカセツト11を、手動に
より左方に移動して再び原状位置に復帰させる。
このカセツト11の移動により、ダボ4bで係合
されたカセツトガイド4も原状位置に復帰するこ
とになり、カセツトガイド4にピン9を介して係
留され連繋しているレバー6も、支軸7を支点に
して左方に傾倒する。これによりレバー6の上端
部にピン10を介して係留されているシヤツタ5
は、錠前本体1の窓部1a側に連携的に移動し、
この窓部1a内に配置されている顧客用鍵穴Dを
完全に隠蔽することができる。このとき、レバー
6の左方移動倒れに伴つて、このレバー6の下端
部寄りの位置にピン8を介して係留されている施
錠板3も、左方に移動して原状位置で停止する。
この施錠板3が停止した位置は、該施錠板3の
各穴部3bが、これらに対応して台部2に貫設し
た各縦穴2aと同心状に合致する位置となる。そ
こで、顧客がカセツト11を施錠室1cから抜脱
すると同時に、台部2の各縦穴2a内のマグネツ
ト12が、スプリング13の弾撥力により、施錠
板3のその位置毎の孔部3bを貫通するように上
昇動し、第2図および第3図に示す如く、施錠板
3とマグネツト12とのマグネツト錠により動力
の伝達手段30をロツクする。したがつて、銀行
錠となる錠前本体1は、顧客自身のカセツト11
の引抜操作により、自動的に施錠される。
このようにして施錠された貸金庫錠は、顧客用
鍵穴Dを隠蔽しているシヤツタ5を完全にロツク
し、堅固で、簡単に破壊されるようなことがな
く、また貸金庫使用契約当事者以外の者の手によ
る解錠を拒否する。すなわち、施錠板3と、この
施錠板3に穿設した所要数の穴部3bにそれぞれ
貫通されるように弾装されたマグネツト12とに
よるマグネツト錠からなる施錠室1cのロツク体
Kは、施錠室1cの下部とカセツトガイド4の底
面により外部と遮蔽されており、また、シヤツタ
5、カセツトガイド4および施錠板3を、それぞ
れピンを介してレバー6に係留した動力の伝達手
段30も、カバー部1bによつて堅牢に俺護され
ている。したがつて、錠前本体1をこじあける容
易な手だけはなく、フリツプフロツプの書込みが
行われたカセツト11を施錠室1cに嵌入すると
いう正規の手段を用いなければ、マグネツト錠の
解錠およびシヤツタの開放は不可能である。
さて、施錠室1cに嵌入される上記のカセツト
11には、解錠効力時限用のタイマ19が内蔵さ
れており、顧客が貸金庫の使用を申し込むとき
に、フリツプフロツプ18の書込み操作と併せ
て、このタイマ19を作動させ、顧客の所望した
貸金庫使用の時限が設定される。設定された時間
が経過すると、タイマ19は、リセツト線20を
介して各AND回路16,17に電池14からの
電力供給によるリセツト信号を出し、電気回路が
自動的に切断される。
回路切断後は、各電磁石15が無励磁状態にな
つて、施錠室1cのロツク体Kに対する解錠効力
は消滅するため、新たなフリツプフロツプ18の
書込み操作が行われない限り、カセツト11の再
度の使用はできない。したがつて、貸金庫使用契
約当事者以外の者による悪用を確実に防止でき
る。なお、顧客がカセツト11により施錠室1c
のロツク体Kを解錠し顧客用鍵穴Dを隠蔽してい
るシヤツタ5を開放した後、客錠を解錠し、扉板
Bを擺動して契約中の貸金庫を使用している間
に、上記タイマ19がリセツト信号を出して電気
回路を切断したとしても、貸金庫の使用が終了
し、施錠操作してカセツト11を引き抜けば、施
錠室1cのロツク体Kは自動的に施錠され、何ら
問題を生じることはない。
貸金庫使用後のカセツト11は、顧客から銀行
の受付部署の担当者に返還される。そして、次の
来客があると、銀行の貸金庫担当者は、当該カセ
ツト11に別の固有番号に対応する書込み操作を
して、これをその顧客に手渡し、前記と同様に目
的の貸金庫錠を解錠するものである。
以上述べた構成による貸金庫錠を、既設の貸金
庫マスAの扉板Bに設備する場合は、各貸金庫マ
スAの位置に対応して、各貸金庫錠毎に、内部の
フリツプフロツプ18に所定の書込みが行われた
カセツト11を嵌入して、施錠室1cのロツク体
Kを解錠した状態で、錠前本体1を扉板Bの表面
に取付けた後、カセツト11を引き抜いて完了す
る。そして、以後同様の手順により、設備してゆ
くものである。
なお、本例においては、マグネツト12が貫通
される施錠板3の穴部3bを1例が6個配置の2
列横隊とした場合について示したが、その穴数は
貸金庫の配設規模に応じて増減でき、また施錠組
合せの数をより増大したいときは、カセツト11
の上面凸部11bと施錠室1cの前端の凹部1d
との係合位置もしくは形状、またはカセツトガイ
ド4のダボ4bとカセツト11のダボ穴11aと
の嵌合位置もしくは形状を変えることによる組合
せをもつて、対応することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明の貸金庫
錠によれば、顧客用鍵穴を隠蔽しているシヤツタ
と連携する施錠板と、この施錠板に穿設した所要
数の穴部にそれぞれ貫通されたマグネツトとによ
るマグネツト錠からなる施錠室のロツク体を、内
部のフリツプフロツプに書込みが行われたカセツ
トにより、顧客が自ら解錠するように構成したの
で、顧客が貸金庫を利用する度に、銀行側の担当
者が同行する必要がなく、省力化により貸金庫の
使用コストを大幅に低減することができる。
また、この発明に係る貸金庫錠は、貸金庫の扉
板における表面の顧客用鍵穴を含む所定位置に取
付けるだけであるから、既設の貸金庫の各マスの
扉板に対して簡単に施工でき、設備後貸金庫内の
スペースを狭くすることもなく、かつ従来の如く
各貸金庫マスに連通する配線工事を必要としない
ので、漏電事故の不安がない。
さらに、銀行錠となるマグネツト錠を解施錠す
るカセツトは、顧客が貸金庫を使用する毎に、内
部のフリツプフロツプに所定の書込み操作を行う
のみで、複数の顧客に順次手渡して利用すること
ができ、特定の貸金庫錠の解施錠に限定されるこ
とがないので、必要数のみ用意すれば足りる。そ
して、このカセツトについての書込みは、タイマ
により設定時間経過後消滅するよう構成したの
で、他者の悪用を防止でき、貸金庫の防犯効果を
高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、いずれもこの発明に係る貸金庫錠の実
施例図であり、第1図は全体斜視図、第2図およ
び第3図は施錠状態について示す平面および正面
の断面図、第4図および第5図は解錠状態につい
て示す平面および正面の断面図、第6図は第5図
の−線における断面側面図である。第7図
a,b,cは、施錠室内の施錠板とマグネツトと
の関係を示す断面図であり、同図aは施錠室にカ
セツトが嵌入される前の状態、同図bは同じく嵌
入された状態、同図cは特定符号信号の異なるカ
セツトが嵌入された状態をそれぞれ示す。第8図
はエンコーダによりカセツトに特定符号と解錠効
力時限を付与する状態を説明する電子回路図、第
9図は貸金庫マスの扉板の前面に設備した貸金庫
錠の正面図である。 1……錠前本体、1c……施錠室、2……台
部、3……施錠板、3b……穴部、4……カセツ
トガイド、4b……ダボ、5……シヤツタ、6…
…レバー、7……支軸、8,9,10……ピン、
11……カセツト、11a……ダボ穴、12……
マグネツト、13……スプリング、14……電
池、15……電磁石、16,17……AND回路、
18……フリツプフロツプ、19……解錠効力時
限用のタイマ、24……エンコーダ、30……動
力の伝達手段、A……貸金庫マス、B……扉板、
C……扉錠、D……顧客用鍵穴、K……施錠室の
ロツク体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 貸金庫マスAの扉板Bに取り付けられ、錠鍵
    を用いて機械的に解施錠される扉錠Cの顧客用鍵
    穴Dを隠蔽するシヤツタ5と、該シヤツタを開閉
    作動する動力の伝達手段30と、この動力の伝達
    手段をロツクする施錠板3および該動力の伝達手
    段に駆動力を与えるカセツトガイド4を内装する
    施錠室1cとからなる錠前本体1、並びに、前記
    施錠室内のカセツトガイド4に着脱自在に係合さ
    れ、前記動力の伝達手段30のロツク解除時に、
    カセツトガイド4と一体に、前記施錠室1cに対
    して左右に自在に摺動するカセツト11を備え、 前記施錠板3には、所要数の穴部3bが穿設さ
    れ、該各穴部と対応する施錠室1cの内底部の位
    置にマグネツト12を弾装し、前記シヤツタ5の
    閉状態においては、前記施錠板の各穴部3bにこ
    のマグネツト12が貫通され、前記動力の伝達手
    段30をロツクして施錠室のロツク体Kを構成
    し、また、前記シヤツタ5の開状態においては、
    前記施錠板の各穴部3bに貫通されているマグネ
    ツト12が降下して、前記施錠板3を摺接移動可
    能に構成するとともに、 前記カセツト11は、施錠室1c内への嵌入時
    における前記施錠板の各穴部3bと対応する位置
    に電磁石15が収装され、この施錠板の各穴部3
    bに貫通されているマグネツト12の極性に応じ
    て、該マグネツトに対接する位置毎の電磁石15
    が同極となるように、エンコーダ24によつて解
    錠用の特定符号信号を付与するためのフリツプフ
    ロツプ18と、2個宛のAND回路16,17と、
    電池14とを内蔵し、かつ、前記エンコーダ24
    によるフリツプフロツプ18への特定符号信号の
    付与を経時的に消滅させる解錠効力時限用のタイ
    マ19を内蔵することを特徴とする 貸金庫錠。
JP13683682A 1982-08-07 1982-08-07 貸金庫錠 Granted JPS5927072A (ja)

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