JPH04277343A - 流体封入式マウント装置 - Google Patents
流体封入式マウント装置Info
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- JPH04277343A JPH04277343A JP6266391A JP6266391A JPH04277343A JP H04277343 A JPH04277343 A JP H04277343A JP 6266391 A JP6266391 A JP 6266391A JP 6266391 A JP6266391 A JP 6266391A JP H04277343 A JPH04277343 A JP H04277343A
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- JP
- Japan
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- fitting
- metal fitting
- orifice passage
- fluid
- rubber elastic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、流体の流動に基づいて防振効果
を得るようにした流体封入式マウント装置に係り、特に
マウントサイズのコンパクト化を有利に実現せしめ得る
技術に関するものである。
を得るようにした流体封入式マウント装置に係り、特に
マウントサイズのコンパクト化を有利に実現せしめ得る
技術に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装されてそれらを防振連結するマウント装置の一種と
して、特開昭57−9340号公報等に示されている如
く、互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と
第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性
体にて連結すると共に、それぞれ内部に所定の非圧縮性
流体が封入された、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構
成されて振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室と、
壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が許容さ
れる平衡室とを形成し、更にそれら受圧室と平衡室とを
相互に連通するオリフィス通路を設けてなる構造の、所
謂流体封入式マウント装置が知られている。
介装されてそれらを防振連結するマウント装置の一種と
して、特開昭57−9340号公報等に示されている如
く、互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と
第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性
体にて連結すると共に、それぞれ内部に所定の非圧縮性
流体が封入された、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構
成されて振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室と、
壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が許容さ
れる平衡室とを形成し、更にそれら受圧室と平衡室とを
相互に連通するオリフィス通路を設けてなる構造の、所
謂流体封入式マウント装置が知られている。
【0003】そして、このような流体封入式マウント装
置にあっては、オリフィス通路を通じて流動せしめられ
る流体の共振作用に基づいて、ゴム弾性のみでは得られ
ない、優れた防振効果を得ることができることから、自
動車用エンジンマウント等として好適に用いられるよう
になってきている。
置にあっては、オリフィス通路を通じて流動せしめられ
る流体の共振作用に基づいて、ゴム弾性のみでは得られ
ない、優れた防振効果を得ることができることから、自
動車用エンジンマウント等として好適に用いられるよう
になってきている。
【0004】ところで、流体封入式マウント装置におけ
るオリフィス通路は、一般に、前記公報にも示されてい
る如く、第二の支持金具にて支持されて受圧室と平衡室
とを仕切る仕切部材に対して形成される。また、かかる
オリフィス通路は、長さと断面積との比をチューニング
することによって、その内部を流動せしめられる流体に
よって発揮される防振特性が決定されることとなり、特
に、低周波振動に対して高減衰効果を得るためには、大
きなオリフィス通路長さが必要とされることから、通常
、かかる仕切部材の内部を湾曲乃至は屈曲して延びる形
態をもって形成されることとなる。
るオリフィス通路は、一般に、前記公報にも示されてい
る如く、第二の支持金具にて支持されて受圧室と平衡室
とを仕切る仕切部材に対して形成される。また、かかる
オリフィス通路は、長さと断面積との比をチューニング
することによって、その内部を流動せしめられる流体に
よって発揮される防振特性が決定されることとなり、特
に、低周波振動に対して高減衰効果を得るためには、大
きなオリフィス通路長さが必要とされることから、通常
、かかる仕切部材の内部を湾曲乃至は屈曲して延びる形
態をもって形成されることとなる。
【0005】ところが、このようにオリフィス通路を仕
切部材に形成すると、仕切部材の形状乃至は構造が複雑
化することが避けられないばかりか、該仕切部材の厚肉
化と、それに伴うマウントサイズの大型化が問題となる
といった不具合を有していたのである。
切部材に形成すると、仕切部材の形状乃至は構造が複雑
化することが避けられないばかりか、該仕切部材の厚肉
化と、それに伴うマウントサイズの大型化が問題となる
といった不具合を有していたのである。
【0006】また、前記公報に示されているように、高
周波数域の振動入力時におけるマウントの高動ばね化を
回避するために、受圧室と平衡室との内圧差に基づいて
所定距離変位乃至は変形可能な可動部材を、仕切部材に
配設支持せしめることが有効であるが、前述の如く、仕
切部材の内部にオリフィス通路を形成すると、かかる可
動部材の配設スペースが制限されてしまい、充分な液圧
吸収機能を発揮し得る可動部材を装着することが難しい
といった問題をも内在していたのである。
周波数域の振動入力時におけるマウントの高動ばね化を
回避するために、受圧室と平衡室との内圧差に基づいて
所定距離変位乃至は変形可能な可動部材を、仕切部材に
配設支持せしめることが有効であるが、前述の如く、仕
切部材の内部にオリフィス通路を形成すると、かかる可
動部材の配設スペースが制限されてしまい、充分な液圧
吸収機能を発揮し得る可動部材を装着することが難しい
といった問題をも内在していたのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、簡略な構造をもってオリフィス通路長さを
有利に確保することができると共に、コンパクトなマウ
ントサイズを有利に実現せしめ得る、新規なオリフィス
通路を有する流体封入式マウント装置を提供することに
ある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、簡略な構造をもってオリフィス通路長さを
有利に確保することができると共に、コンパクトなマウ
ントサイズを有利に実現せしめ得る、新規なオリフィス
通路を有する流体封入式マウント装置を提供することに
ある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、互いに所定距離を隔てて配
された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの
間に介装されたゴム弾性体にて連結せしめる一方、それ
ぞれ内部に所定の非圧縮性流体が封入されてなる、壁部
の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内
圧変動が惹起される受圧室と、壁部の一部が可撓性性膜
にて構成されて容積変化が許容される平衡室とを形成す
ると共に、それら受圧室と平衡室とを相互に連通するオ
リフィス通路を設けてなる流体封入式マウント装置にお
いて、前記ゴム弾性体を略円錐台形状にて形成し、その
小径側端部に前記第一の支持金具を、大径側端部の外周
面に筒状の連結金具を、それぞれ固着せしめると共に、
前記第二の支持金具に、該連結金具に対して外嵌固定さ
れることにより取り付けられる取付筒部を設ける一方、
該第二の支持金具の取付筒部と前記連結金具との間に、
前記オリフィス通路を、周方向に延びる環状形態をもっ
て形成したことにある。
発明の特徴とするところは、互いに所定距離を隔てて配
された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの
間に介装されたゴム弾性体にて連結せしめる一方、それ
ぞれ内部に所定の非圧縮性流体が封入されてなる、壁部
の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内
圧変動が惹起される受圧室と、壁部の一部が可撓性性膜
にて構成されて容積変化が許容される平衡室とを形成す
ると共に、それら受圧室と平衡室とを相互に連通するオ
リフィス通路を設けてなる流体封入式マウント装置にお
いて、前記ゴム弾性体を略円錐台形状にて形成し、その
小径側端部に前記第一の支持金具を、大径側端部の外周
面に筒状の連結金具を、それぞれ固着せしめると共に、
前記第二の支持金具に、該連結金具に対して外嵌固定さ
れることにより取り付けられる取付筒部を設ける一方、
該第二の支持金具の取付筒部と前記連結金具との間に、
前記オリフィス通路を、周方向に延びる環状形態をもっ
て形成したことにある。
【0009】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0010】先ず、図1には、本発明を自動車用エンジ
ンマウントに対して適用したものの一具体例が示されて
いる。かかる図において、10は第一の支持金具であり
、12は第二の支持金具であって、互いに所定距離を隔
てて配されていると共に、それらの間に介装されたゴム
弾性体14によって、弾性的に連結されている。そして
、かかるエンジンマウントにあっては、第一の支持金具
10がパワーユニット側に、第二の支持金具12が車体
側に、それぞれ取り付けられることによって、それらパ
ワーユニットと車体との間に介装されることとなり、以
て該パワーユニットを車体に対して防振支持せしめるよ
うになっている。また、そのような装着状態下、かかる
エンジンマウントには、第一の支持金具10と第二の支
持金具12との対向方向(図1中、上下方向)に、防振
すべき主たる振動が入力されることとなる。
ンマウントに対して適用したものの一具体例が示されて
いる。かかる図において、10は第一の支持金具であり
、12は第二の支持金具であって、互いに所定距離を隔
てて配されていると共に、それらの間に介装されたゴム
弾性体14によって、弾性的に連結されている。そして
、かかるエンジンマウントにあっては、第一の支持金具
10がパワーユニット側に、第二の支持金具12が車体
側に、それぞれ取り付けられることによって、それらパ
ワーユニットと車体との間に介装されることとなり、以
て該パワーユニットを車体に対して防振支持せしめるよ
うになっている。また、そのような装着状態下、かかる
エンジンマウントには、第一の支持金具10と第二の支
持金具12との対向方向(図1中、上下方向)に、防振
すべき主たる振動が入力されることとなる。
【0011】より詳細には、前記第一の支持金具10は
、略逆円錐台形状をもって形成されている。また、該第
一の支持金具10における大径側端面には、外方に突出
する取付ボルト16が立設されており、この取付ボルト
16によって、パワーユニット側に取り付けられるよう
になっている。
、略逆円錐台形状をもって形成されている。また、該第
一の支持金具10における大径側端面には、外方に突出
する取付ボルト16が立設されており、この取付ボルト
16によって、パワーユニット側に取り付けられるよう
になっている。
【0012】そして、かかる第一の支持金具10は、全
体として略円錐台形状をもって形成されたゴム弾性体1
4に対し、その小径側端面から軸方向に入り込んだ状態
で、加硫接着されている。また、このゴム弾性体14に
おける大径側端部の外周面には、略円筒形状を呈する連
結金具18が加硫接着されている。即ち、かかるゴム弾
性体14は、図2に示されているように、小径側端部に
第一の支持金具10が、大径側端部の外周面に連結金具
18が、それぞれ加硫接着されてなる一体加硫成形品4
2として形成されているのである。
体として略円錐台形状をもって形成されたゴム弾性体1
4に対し、その小径側端面から軸方向に入り込んだ状態
で、加硫接着されている。また、このゴム弾性体14に
おける大径側端部の外周面には、略円筒形状を呈する連
結金具18が加硫接着されている。即ち、かかるゴム弾
性体14は、図2に示されているように、小径側端部に
第一の支持金具10が、大径側端部の外周面に連結金具
18が、それぞれ加硫接着されてなる一体加硫成形品4
2として形成されているのである。
【0013】また、そこにおいて、連結金具18は、ゴ
ム弾性体14の大径側端面上に所定高さで突出せしめら
れていると共に、その突出部分が小径化されており、全
体として、大径部20と小径部22とから成る段付円筒
形状をもって形成されている。更に、この連結金具18
の小径部22には、周上の一箇所において、その外周面
を大径部20と面一とする仕切部24が、ゴム弾性体に
て形成されており、それによって、かかる小径部22の
外周面上に、周方向に一周弱の長さで延びる周溝26が
形成されている。また、かかる連結金具18の小径部2
2における、周溝26の周方向両端部に位置する部位に
は、第一の切欠窓28および第二の切欠窓30が、それ
ぞれ設けられている。
ム弾性体14の大径側端面上に所定高さで突出せしめら
れていると共に、その突出部分が小径化されており、全
体として、大径部20と小径部22とから成る段付円筒
形状をもって形成されている。更に、この連結金具18
の小径部22には、周上の一箇所において、その外周面
を大径部20と面一とする仕切部24が、ゴム弾性体に
て形成されており、それによって、かかる小径部22の
外周面上に、周方向に一周弱の長さで延びる周溝26が
形成されている。また、かかる連結金具18の小径部2
2における、周溝26の周方向両端部に位置する部位に
は、第一の切欠窓28および第二の切欠窓30が、それ
ぞれ設けられている。
【0014】また一方、前記第二の支持金具12は、略
薄肉の円筒形状を呈する内側金具32と、略厚肉の有底
円筒形状を呈する外側金具33とによって構成されてい
る。かかる内側金具32は、軸方向中間部に段付部31
が設けられて、大径部34と小径部36とから成る段付
円筒形状を呈している。また、その大径部34の内周面
には、略全面に亘って、薄肉のシールゴム層38が形成
されている一方、小径部36側の開口部には、可撓性膜
としての薄肉円板状のダイヤフラム40が、その外周縁
部において加硫接着されており、該ダイヤフラム40に
て小径部36側の開口が流体密に閉塞されている。
薄肉の円筒形状を呈する内側金具32と、略厚肉の有底
円筒形状を呈する外側金具33とによって構成されてい
る。かかる内側金具32は、軸方向中間部に段付部31
が設けられて、大径部34と小径部36とから成る段付
円筒形状を呈している。また、その大径部34の内周面
には、略全面に亘って、薄肉のシールゴム層38が形成
されている一方、小径部36側の開口部には、可撓性膜
としての薄肉円板状のダイヤフラム40が、その外周縁
部において加硫接着されており、該ダイヤフラム40に
て小径部36側の開口が流体密に閉塞されている。
【0015】更にまた、かかる内側金具32の内部には
、全体として略円盤形状を呈する仕切部材44が収容配
置されている。かかる仕切部材44は、上下一対の円板
金具46,48が軸方向に一体的に重ね合わされてなる
構造とされており、その外周縁部において、内側金具3
2の段付部31上に載置された状態で、支持されている
。また、この仕切部材44の中央部分には、円板状のゴ
ム弾性板49が、その外周縁部を上下の円板金具46,
48間で挟持されることにより、中央部分が所定距離変
位可能な状態で配設されている。即ち、かかる仕切部材
44にあっては、上板金具46の中央部分に透孔50が
形成されている一方、下板金具48の中央部分に多数の
通孔52が設けられた凹部54が形成されていることに
より、ゴム弾性板49の所定量の変形を許容し得るよう
になっているのである。
、全体として略円盤形状を呈する仕切部材44が収容配
置されている。かかる仕切部材44は、上下一対の円板
金具46,48が軸方向に一体的に重ね合わされてなる
構造とされており、その外周縁部において、内側金具3
2の段付部31上に載置された状態で、支持されている
。また、この仕切部材44の中央部分には、円板状のゴ
ム弾性板49が、その外周縁部を上下の円板金具46,
48間で挟持されることにより、中央部分が所定距離変
位可能な状態で配設されている。即ち、かかる仕切部材
44にあっては、上板金具46の中央部分に透孔50が
形成されている一方、下板金具48の中央部分に多数の
通孔52が設けられた凹部54が形成されていることに
より、ゴム弾性板49の所定量の変形を許容し得るよう
になっているのである。
【0016】そして、この仕切部材44が収容配置され
た内側金具32は、その大径部34において、前記一体
加硫成形品42を構成する連結金具18に対して外挿さ
れ、更に絞り加工等によって圧着されることにより、嵌
着固定されている。それによって、内側金具32におけ
る大径部34側の開口が、ゴム弾性体14にて流体密に
閉塞されており、以て、該内側金具32の内部に密閉空
間が形成されていると共に、仕切部材の外周縁部が、内
側金具32の段付部31と連結金具18の軸方向端面と
の間で挟持されて、かかる密閉空間を仕切る状態で、内
側金具32に対して固定的に支持せしめられているので
ある。
た内側金具32は、その大径部34において、前記一体
加硫成形品42を構成する連結金具18に対して外挿さ
れ、更に絞り加工等によって圧着されることにより、嵌
着固定されている。それによって、内側金具32におけ
る大径部34側の開口が、ゴム弾性体14にて流体密に
閉塞されており、以て、該内側金具32の内部に密閉空
間が形成されていると共に、仕切部材の外周縁部が、内
側金具32の段付部31と連結金具18の軸方向端面と
の間で挟持されて、かかる密閉空間を仕切る状態で、内
側金具32に対して固定的に支持せしめられているので
ある。
【0017】また、そこにおいて、かかる内側金具32
内に形成された密閉空間には、内側金具32の連結金具
18に対する外挿、嵌着操作が流体中にて行なわれるこ
とにより、所定の非圧縮性流体が封入されている。そし
て、それによって、仕切部材44に対して第一の支持金
具10側には、壁部の一部がゴム弾性体14にて構成さ
れて、振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室56が
形成されている一方、仕切部材44を挟んで、該受圧室
56と反対側には、壁部の一部がダイヤフラム40にて
構成されて、容積変化が許容される平衡室58が形成さ
れている。なお、これら受圧室56および平衡室58に
封入される非圧縮性流体としては、例えば、水やアルキ
レングリコール、ポリアルキレングリコール、シリコー
ン油等が、好適に用いられることとなる。
内に形成された密閉空間には、内側金具32の連結金具
18に対する外挿、嵌着操作が流体中にて行なわれるこ
とにより、所定の非圧縮性流体が封入されている。そし
て、それによって、仕切部材44に対して第一の支持金
具10側には、壁部の一部がゴム弾性体14にて構成さ
れて、振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室56が
形成されている一方、仕切部材44を挟んで、該受圧室
56と反対側には、壁部の一部がダイヤフラム40にて
構成されて、容積変化が許容される平衡室58が形成さ
れている。なお、これら受圧室56および平衡室58に
封入される非圧縮性流体としては、例えば、水やアルキ
レングリコール、ポリアルキレングリコール、シリコー
ン油等が、好適に用いられることとなる。
【0018】更にまた、上記内側金具32の連結金具1
8に対する嵌着によって、連結金具18の小径部22に
て形成された周溝26が覆蓋されており、それら連結金
具18と内側金具32との間に、周方向に一周弱の長さ
で延びる環状通路60が形成されている。また、この環
状通路60は、その周方向一端側が第一の切欠窓28を
通じて受圧室56に連通されている一方、その周方向他
端側が第二の切欠窓30と仕切部材44に形成された連
通孔62を通じて平衡室58に連通されている。それに
よって、かかる環状通路60により、受圧室56と平衡
室58とを相互に連通せしめ、それら両室56,58間
での流体の流動を許容するオリフィス通路64が形成さ
れているのである。なお、このことから明らかなように
、本実施例においては、内側金具32の大径部34によ
って、取付筒部が構成されている。
8に対する嵌着によって、連結金具18の小径部22に
て形成された周溝26が覆蓋されており、それら連結金
具18と内側金具32との間に、周方向に一周弱の長さ
で延びる環状通路60が形成されている。また、この環
状通路60は、その周方向一端側が第一の切欠窓28を
通じて受圧室56に連通されている一方、その周方向他
端側が第二の切欠窓30と仕切部材44に形成された連
通孔62を通じて平衡室58に連通されている。それに
よって、かかる環状通路60により、受圧室56と平衡
室58とを相互に連通せしめ、それら両室56,58間
での流体の流動を許容するオリフィス通路64が形成さ
れているのである。なお、このことから明らかなように
、本実施例においては、内側金具32の大径部34によ
って、取付筒部が構成されている。
【0019】また一方、前記第二の支持金具12を構成
する外側金具33は、全体として略厚肉の有底円筒形状
を呈していると共に、筒壁部の軸方向中間部分には段付
部66が設けられて、その開口側部分に大径化された嵌
着部68が一体的に形成されている。そして、この嵌着
部68において、内側金具32の大径部34に外嵌固定
されていると共に、その開口側端部が径方向内方に屈曲
されていることにより、内側金具32の大径部34と連
結金具18とを、一体的に軸方向に挟持せしめて、軸方
向の抜け出しを阻止し得るようになっている。更に、こ
の第二の支持金具12の底壁部には、外方に突出する取
付ボルト70が立設されており、該取付ボルト70によ
って車体側に取り付けられるようになっている。
する外側金具33は、全体として略厚肉の有底円筒形状
を呈していると共に、筒壁部の軸方向中間部分には段付
部66が設けられて、その開口側部分に大径化された嵌
着部68が一体的に形成されている。そして、この嵌着
部68において、内側金具32の大径部34に外嵌固定
されていると共に、その開口側端部が径方向内方に屈曲
されていることにより、内側金具32の大径部34と連
結金具18とを、一体的に軸方向に挟持せしめて、軸方
向の抜け出しを阻止し得るようになっている。更に、こ
の第二の支持金具12の底壁部には、外方に突出する取
付ボルト70が立設されており、該取付ボルト70によ
って車体側に取り付けられるようになっている。
【0020】なお、かかる外側金具33の内側金具32
に対する外嵌固定は、前述の如く、内側金具32を一体
加硫成形品42に対して流体中で組み付けた後、かかる
組付体を流体から取り出し、流体外において行なわれる
こととなる。
に対する外嵌固定は、前述の如く、内側金具32を一体
加硫成形品42に対して流体中で組み付けた後、かかる
組付体を流体から取り出し、流体外において行なわれる
こととなる。
【0021】すなわち、このような構造とされたエンジ
ンマウントにあっては、振動入力時、受圧室56と平衡
室58との間に惹起される内圧差に基づいて、オリフィ
ス通路64を通じての流体の流動が生ぜしめられるので
あり、以て、かかるオリフィス通路64を流動せしめら
れる流体の共振作用に基づいて、所定の防振効果、例え
ばシェイク等の低周波振動に対する高減衰効果が、発揮
され得ることとなるのである。
ンマウントにあっては、振動入力時、受圧室56と平衡
室58との間に惹起される内圧差に基づいて、オリフィ
ス通路64を通じての流体の流動が生ぜしめられるので
あり、以て、かかるオリフィス通路64を流動せしめら
れる流体の共振作用に基づいて、所定の防振効果、例え
ばシェイク等の低周波振動に対する高減衰効果が、発揮
され得ることとなるのである。
【0022】そして、そこにおいて、かかるエンジンマ
ウントにおいては、オリフィス通路64が、受圧室56
の外側を取り巻くようにして、連結金具18と第二の支
持金具12(内側金具32)との間に形成されているこ
とから、該オリフィス通路64の長さと断面積とを簡単
な構造をもって有利に確保することが可能となり、それ
によってオリフィス通路64内を流動せしめられる流体
による防振効果を、より一層有効に得ることができるの
である。
ウントにおいては、オリフィス通路64が、受圧室56
の外側を取り巻くようにして、連結金具18と第二の支
持金具12(内側金具32)との間に形成されているこ
とから、該オリフィス通路64の長さと断面積とを簡単
な構造をもって有利に確保することが可能となり、それ
によってオリフィス通路64内を流動せしめられる流体
による防振効果を、より一層有効に得ることができるの
である。
【0023】しかも、上述の如き構造のエンジンマウン
トによれば、仕切部材44の構造の複雑化や厚肉化等を
伴うことなく、オリフィス通路64の長さと断面積とを
有利に確保することができることから、マウントサイズ
のコンパクト化も効果的に達成され得ることとなる。
トによれば、仕切部材44の構造の複雑化や厚肉化等を
伴うことなく、オリフィス通路64の長さと断面積とを
有利に確保することができることから、マウントサイズ
のコンパクト化も効果的に達成され得ることとなる。
【0024】さらに、本実施例におけるエンジンマウン
トにおいては、仕切部材44の中央部分に配設されたゴ
ム弾性板49によって、受圧室56と平衡室58とを仕
切る隔壁の一部が構成されており、該ゴム弾性板49の
変形に基づいて、こもり音等の高周波小振幅振動の入力
時における受圧室56の内圧上昇が吸収されて、マウン
トの高動ばね化が回避されることとなる。また、そこに
おいて、特に、上述の如き構造のエンジンマウントにあ
っては、オリフィス通路64が仕切部材44内に形成さ
れていないことから、ゴム弾性板49の配設スペースを
有利に確保することが可能であり、それによって該ゴム
弾性板49の液圧吸収作用に基づく低動ばね効果を、よ
り一層有効に得ることができるのである。
トにおいては、仕切部材44の中央部分に配設されたゴ
ム弾性板49によって、受圧室56と平衡室58とを仕
切る隔壁の一部が構成されており、該ゴム弾性板49の
変形に基づいて、こもり音等の高周波小振幅振動の入力
時における受圧室56の内圧上昇が吸収されて、マウン
トの高動ばね化が回避されることとなる。また、そこに
おいて、特に、上述の如き構造のエンジンマウントにあ
っては、オリフィス通路64が仕切部材44内に形成さ
れていないことから、ゴム弾性板49の配設スペースを
有利に確保することが可能であり、それによって該ゴム
弾性板49の液圧吸収作用に基づく低動ばね効果を、よ
り一層有効に得ることができるのである。
【0025】加えて、本実施例におけるエンジンマウン
トにあっては、第二の支持金具12が、流体室(受圧室
56および平衡室58)を構成する内側金具32と、車
体側に取り付けられるブラケットとしての外側金具33
とから成る分割構造とされていることから、厚肉で大型
の外側金具33を流体中で組み付ける必要がなく、それ
故、第一の支持金具10のパワーユニットに対する取付
部と第二の支持金具12の車体に対する取付部との間に
、相対的な方向性があるような場合でも、その位置合わ
せを、外側金具33の組付時に、流体外にて行なうこと
が可能となり、マウント製作性の向上が有利に達成され
得るのである。
トにあっては、第二の支持金具12が、流体室(受圧室
56および平衡室58)を構成する内側金具32と、車
体側に取り付けられるブラケットとしての外側金具33
とから成る分割構造とされていることから、厚肉で大型
の外側金具33を流体中で組み付ける必要がなく、それ
故、第一の支持金具10のパワーユニットに対する取付
部と第二の支持金具12の車体に対する取付部との間に
、相対的な方向性があるような場合でも、その位置合わ
せを、外側金具33の組付時に、流体外にて行なうこと
が可能となり、マウント製作性の向上が有利に達成され
得るのである。
【0026】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る実施例によって限定的に解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る実施例によって限定的に解釈されるものではない。
【0027】例えば、仕切部材における液圧吸収機構は
、本発明において必須のものではない。
、本発明において必須のものではない。
【0028】また、オリフィス通路の長さや断面積は、
マウント装置に要求される防振特性に応じて適宜変更さ
れるべきものであり、例えば、連結金具18における小
径部22の外周面上に形成された周溝26にゴム弾性体
を充填し、そこに螺旋状形態をもって周方向に延びる周
溝を設けることにより、周方向に一周以上の長さで延び
るオリフィス通路を形成することも可能である。
マウント装置に要求される防振特性に応じて適宜変更さ
れるべきものであり、例えば、連結金具18における小
径部22の外周面上に形成された周溝26にゴム弾性体
を充填し、そこに螺旋状形態をもって周方向に延びる周
溝を設けることにより、周方向に一周以上の長さで延び
るオリフィス通路を形成することも可能である。
【0029】更にまた、外側金具33によって直接流体
室を形成せしめること等によって、該外側金具33のみ
によって第二の支持金具を構成するようにしても良い。
室を形成せしめること等によって、該外側金具33のみ
によって第二の支持金具を構成するようにしても良い。
【0030】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
用エンジンマウントに対して適用したものの具体例を示
したが、本発明が、その他、自動車用ボデーマウントや
デフマウント、或いは自動車以外の各種装置における防
振支持体に対して、何れも、有利に適用され得ることは
、勿論である。
用エンジンマウントに対して適用したものの具体例を示
したが、本発明が、その他、自動車用ボデーマウントや
デフマウント、或いは自動車以外の各種装置における防
振支持体に対して、何れも、有利に適用され得ることは
、勿論である。
【0031】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは
、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは
、言うまでもないところである。
【0032】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた流体封入式マウント装置にあっては
、オリフィス通路を、ゴム弾性体に固着された連結金具
と、該連結金具に外嵌固定される第二の支持金具の取付
筒部との間に形成したことにより、オリフィス通路の長
さと断面積とを充分に確保しつつ、マウント構造の簡略
化とマウントサイズのコンパクト化が、何れも有利に達
成され得ることとなったのである。
に従う構造とされた流体封入式マウント装置にあっては
、オリフィス通路を、ゴム弾性体に固着された連結金具
と、該連結金具に外嵌固定される第二の支持金具の取付
筒部との間に形成したことにより、オリフィス通路の長
さと断面積とを充分に確保しつつ、マウント構造の簡略
化とマウントサイズのコンパクト化が、何れも有利に達
成され得ることとなったのである。
【図1】本発明の一実施例としての自動車用エンジンマ
ウントを示す縦断面説明図である。
ウントを示す縦断面説明図である。
【図2】図1に示されているエンジンマウントを構成す
る一体加硫成形品を示す斜視図である。
る一体加硫成形品を示す斜視図である。
10:第一の支持金具
12:第二の支持金具 14:ゴム弾性体
18:連結金具32:内側金具
33:外側金具40:ダ
イヤフラム 42
:一体加硫成形品 44:仕切部材
56:受圧室58:平衡室
64:オリフィス通路
12:第二の支持金具 14:ゴム弾性体
18:連結金具32:内側金具
33:外側金具40:ダ
イヤフラム 42
:一体加硫成形品 44:仕切部材
56:受圧室58:平衡室
64:オリフィス通路
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに所定距離を隔てて配された第一
の支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装さ
れたゴム弾性体にて連結せしめる一方、それぞれ内部に
所定の非圧縮性流体が封入されてなる、壁部の一部が前
記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内圧変動が惹
起される受圧室と、壁部の一部が可撓性性膜にて構成さ
れて容積変化が許容される平衡室とを形成すると共に、
それら受圧室と平衡室とを相互に連通するオリフィス通
路を設けてなる流体封入式マウント装置において、前記
ゴム弾性体を略円錐台形状にて形成し、その小径側端部
に前記第一の支持金具を、大径側端部の外周面に筒状の
連結金具を、それぞれ固着せしめると共に、前記第二の
支持金具に、該連結金具に対して外嵌固定されることに
より取り付けられる取付筒部を設ける一方、該第二の支
持金具の取付筒部と前記連結金具との間に、前記オリフ
ィス通路を、周方向に延びる環状形態をもって形成した
ことを特徴とする流体封入式マウント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062663A JP2516487B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 流体封入式マウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062663A JP2516487B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 流体封入式マウント装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277343A true JPH04277343A (ja) | 1992-10-02 |
| JP2516487B2 JP2516487B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=13206759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3062663A Expired - Fee Related JP2516487B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 流体封入式マウント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516487B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4330437B2 (ja) | 2003-12-12 | 2009-09-16 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式防振装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6222694A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-30 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
| JPS6235971A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | Tokyo Keiki Co Ltd | グラフイツクデイスプレイの画像情報処理装置 |
| JPS63132142U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
| JPS63145036U (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-26 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3062663A patent/JP2516487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6222694A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-30 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
| JPS6235971A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | Tokyo Keiki Co Ltd | グラフイツクデイスプレイの画像情報処理装置 |
| JPS63132142U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
| JPS63145036U (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2516487B2 (ja) | 1996-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |