JPH042776B2 - - Google Patents
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- JPH042776B2 JPH042776B2 JP62003313A JP331387A JPH042776B2 JP H042776 B2 JPH042776 B2 JP H042776B2 JP 62003313 A JP62003313 A JP 62003313A JP 331387 A JP331387 A JP 331387A JP H042776 B2 JPH042776 B2 JP H042776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scavenging
- scavenging port
- combustion chamber
- valve member
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、二サイクルエンジンの掃気装置に
係り、特に、燃焼室のシリンダ側壁に形成されて
いる掃気口の開閉時期が可変である二サイクルエ
ンジンの掃気装置に関するものである。
係り、特に、燃焼室のシリンダ側壁に形成されて
いる掃気口の開閉時期が可変である二サイクルエ
ンジンの掃気装置に関するものである。
従来の二サイクルエンジンについて第10図及
び第11図において説明する。
び第11図において説明する。
第10図において、シリンダ10は内部に燃焼
室12を有し、点火プラグ13は、シリンダ10
の頂部に装着され、燃焼室12内にその放電間隙
を臨ませている。ピストン14は、燃焼室12の
下部を区画するとともに、シリンダ10内を摺動
する。クランクケース16は、シリンダ10の下
端部に接合され、クランク軸18は、軸方向中央
部をクランクケース16内に配置され、両端部を
それぞれボールベアリング20a,20bを介し
て回動可能にクランクケース16に軸支されてい
る。コンロツド22は上下の端部においてそれぞ
れピンを介してピストン14及びクランク軸18
へ回動可能に連結し、シール24a,24bは、
クランク軸18の軸方向に関してそれぞれボール
ベアリング20a,20bの外側に嵌着され、ク
ランクケース16の内部の気密を保持している。
燃焼室12の半径方向を区画するシリンダ10の
側壁には、排気口26と、この排気口26より下
方において一対の掃気口28とが形成されてい
る。掃気通路30はシリンダ10及びクランクケ
ース16に形成され、下流側の端において掃気口
28に連通し、混合ガスを掃気口28へ導く。
室12を有し、点火プラグ13は、シリンダ10
の頂部に装着され、燃焼室12内にその放電間隙
を臨ませている。ピストン14は、燃焼室12の
下部を区画するとともに、シリンダ10内を摺動
する。クランクケース16は、シリンダ10の下
端部に接合され、クランク軸18は、軸方向中央
部をクランクケース16内に配置され、両端部を
それぞれボールベアリング20a,20bを介し
て回動可能にクランクケース16に軸支されてい
る。コンロツド22は上下の端部においてそれぞ
れピンを介してピストン14及びクランク軸18
へ回動可能に連結し、シール24a,24bは、
クランク軸18の軸方向に関してそれぞれボール
ベアリング20a,20bの外側に嵌着され、ク
ランクケース16の内部の気密を保持している。
燃焼室12の半径方向を区画するシリンダ10の
側壁には、排気口26と、この排気口26より下
方において一対の掃気口28とが形成されてい
る。掃気通路30はシリンダ10及びクランクケ
ース16に形成され、下流側の端において掃気口
28に連通し、混合ガスを掃気口28へ導く。
第11図は排気口26及び掃気口28の開閉時
期をクランク軸18の回転角度で表示している。
掃気口28の開閉時期は二サイクルエンジンの運
転状況に関係なく、固定されている。
期をクランク軸18の回転角度で表示している。
掃気口28の開閉時期は二サイクルエンジンの運
転状況に関係なく、固定されている。
掃気口28の開閉時期は、二サイクルエンジン
の高速回転時では、排気口26の開閉時期に近い
程、掃気効果及び燃焼室12への混合ガスの充填
効率が高くなつて好ましいが、二サイクルエンジ
ンの低速回転時では、掃気口26の開閉時期に近
いと、燃焼室12のガス圧が十分に低くならない
内に、掃気口28が開き、また、混合ガスの流速
が低いので、燃焼ガスが掃気通路30へ逆流した
り、燃焼室12への混合ガスの充填効率が低下し
たり、二サイクルエンジンの出力の低下の原因に
なる。
の高速回転時では、排気口26の開閉時期に近い
程、掃気効果及び燃焼室12への混合ガスの充填
効率が高くなつて好ましいが、二サイクルエンジ
ンの低速回転時では、掃気口26の開閉時期に近
いと、燃焼室12のガス圧が十分に低くならない
内に、掃気口28が開き、また、混合ガスの流速
が低いので、燃焼ガスが掃気通路30へ逆流した
り、燃焼室12への混合ガスの充填効率が低下し
たり、二サイクルエンジンの出力の低下の原因に
なる。
しかし、従来の二サイクルエンジンでは、掃気
口28の開閉時期が固定されているため、二サイ
クルエンジンの回転速度に応じて掃気口28の開
閉時期を最適値に制御することが困難となつてい
る。
口28の開閉時期が固定されているため、二サイ
クルエンジンの回転速度に応じて掃気口28の開
閉時期を最適値に制御することが困難となつてい
る。
なお、掃気口の開閉時期が相違するシリンダを
複数個、用意することは、それらのシリンダを製
作するために、別個の金型を必要とし、コスト
上、不利であり、また、二サイクルエンジンの回
転速度に応じて使用シリンダを切換える必要があ
り、手間が増大する。
複数個、用意することは、それらのシリンダを製
作するために、別個の金型を必要とし、コスト
上、不利であり、また、二サイクルエンジンの回
転速度に応じて使用シリンダを切換える必要があ
り、手間が増大する。
この発明の目的は、二サイクルエンジンの運転
状況に応じて掃気口の開閉時期を最適に調整する
ことができる二サイクルエンジンの掃気装置を提
供することである。
状況に応じて掃気口の開閉時期を最適に調整する
ことができる二サイクルエンジンの掃気装置を提
供することである。
すなわちこの発明は燃焼室のシリンダ壁面に形
成される掃気口と、この掃気口へ混合ガスを導く
掃気通路と、この掃気通路内に掃気口閉止時期を
調整可能な弁部材を配設する二サイクルエンジン
において、前記燃焼室12の外部に配設され、前
記掃気口28側と反対側の端部において揺動可能
に軸支されている前記弁部材の掃気口側の縁は、
前記掃気通路30から前記燃焼室12へ混合ガス
を導入する前記掃気口28の上辺を規定すると共
に、前記掃気口28に沿つて前記燃焼室12の軸
線方向へ変位可能であつて、かつ前記弁部材32
は、シリンダ10の外部に配設される操作部材5
8を有してなる二サイクルエンジンの掃気装置を
提案するものである。
成される掃気口と、この掃気口へ混合ガスを導く
掃気通路と、この掃気通路内に掃気口閉止時期を
調整可能な弁部材を配設する二サイクルエンジン
において、前記燃焼室12の外部に配設され、前
記掃気口28側と反対側の端部において揺動可能
に軸支されている前記弁部材の掃気口側の縁は、
前記掃気通路30から前記燃焼室12へ混合ガス
を導入する前記掃気口28の上辺を規定すると共
に、前記掃気口28に沿つて前記燃焼室12の軸
線方向へ変位可能であつて、かつ前記弁部材32
は、シリンダ10の外部に配設される操作部材5
8を有してなる二サイクルエンジンの掃気装置を
提案するものである。
操作部材等の操作により、弁部材は運動して、
弁部材の掃気口側の縁はほぼ掃気口に沿つて燃焼
室の軸線方向へ変位する。弁部材32の掃気口側
の縁は混合ガスを燃焼室へ導入する掃気口の有効
開口の上辺となり、したがつて、掃気口の開閉時
期は有効開口の上辺を通過するピストンのクラン
ク角度により決まるので、弁部材の掃気口側の縁
の変位により掃気口の開閉時期が変化する。
弁部材の掃気口側の縁はほぼ掃気口に沿つて燃焼
室の軸線方向へ変位する。弁部材32の掃気口側
の縁は混合ガスを燃焼室へ導入する掃気口の有効
開口の上辺となり、したがつて、掃気口の開閉時
期は有効開口の上辺を通過するピストンのクラン
ク角度により決まるので、弁部材の掃気口側の縁
の変位により掃気口の開閉時期が変化する。
以下、第1図ないし第9図を参照してこの発明
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
第1図において、弁部材32は、掃気口28の
近傍における掃気通路30内に配設され、上流側
の端において回動軸34を介して回動可能にシリ
ンダ10に軸支されている。弁部材32の下流側
の端としての自由端36は、燃焼室12の円周形
状の部分に一致する円弧状に形成されるととも
に、回動軸34における弁部材32の揺動に伴つ
て掃気口28に沿つて燃焼室12の軸線方向へ移
動可能になつている。自由端36の長さは燃焼室
12の周方向における掃気口28の長さに等し
く、また、弁部材32は掃気通路30の上端部の
空間を仕切つているので、自由端36は燃焼室1
2内へ混合ガスを導入する掃気口28の有効開口
の上辺となる。すなわち、掃気口28の開閉時期
は、ピストン14が自由端36を通過するクラン
ク角度により決定される。第1図における弁部材
32の実線位置及び二点鎖線位置は弁部材32の
異なる揺動位置を図示している。
近傍における掃気通路30内に配設され、上流側
の端において回動軸34を介して回動可能にシリ
ンダ10に軸支されている。弁部材32の下流側
の端としての自由端36は、燃焼室12の円周形
状の部分に一致する円弧状に形成されるととも
に、回動軸34における弁部材32の揺動に伴つ
て掃気口28に沿つて燃焼室12の軸線方向へ移
動可能になつている。自由端36の長さは燃焼室
12の周方向における掃気口28の長さに等し
く、また、弁部材32は掃気通路30の上端部の
空間を仕切つているので、自由端36は燃焼室1
2内へ混合ガスを導入する掃気口28の有効開口
の上辺となる。すなわち、掃気口28の開閉時期
は、ピストン14が自由端36を通過するクラン
ク角度により決定される。第1図における弁部材
32の実線位置及び二点鎖線位置は弁部材32の
異なる揺動位置を図示している。
第2図a及びbは弁部材32と回動軸34との
結合部を及び弁部材32を取り外した状態におけ
る回動軸34をそれぞれ詳細に示すもので、回動
軸34は、シリンダ10内に挿通される挿通部3
8と、この挿通部38の端に一体的に結合する基
部40とを有している。周溝42及びねじ穴44
は、挿通部38の軸方向両端部及び中間部にそれ
ぞれ形成される。挿通部38がシリンダ10に挿
通された後、周溝42,42内に止め輪46が嵌
着されて、シリンダ10からの挿通部38の抜け
が阻止される。ねじ48,48は、弁部材32の
上流側端部の挿通穴に挿通されてから回動軸34
のねじ穴44に螺合され、これにより弁部材32
はその上流側の端において回動軸34に一体回転
可能に固定される。
結合部を及び弁部材32を取り外した状態におけ
る回動軸34をそれぞれ詳細に示すもので、回動
軸34は、シリンダ10内に挿通される挿通部3
8と、この挿通部38の端に一体的に結合する基
部40とを有している。周溝42及びねじ穴44
は、挿通部38の軸方向両端部及び中間部にそれ
ぞれ形成される。挿通部38がシリンダ10に挿
通された後、周溝42,42内に止め輪46が嵌
着されて、シリンダ10からの挿通部38の抜け
が阻止される。ねじ48,48は、弁部材32の
上流側端部の挿通穴に挿通されてから回動軸34
のねじ穴44に螺合され、これにより弁部材32
はその上流側の端において回動軸34に一体回転
可能に固定される。
第3図は弁部材32と回動軸34との別の結合
態様を示す斜視図である。弁部材32の上流側の
端には角形状挿通穴50が形成され、回動軸34
は、この角形状挿通穴50と同一の周輪郭に形成
されて角形状挿通穴50内に嵌合される角形状挿
通部52を有している。この結合態様では、回動
軸34の角形状挿通部52が弁部材32の角形状
挿通穴50に嵌合することにより、弁部材32と
回動軸34との一体的な回転が保証されるので、
第2図のねじ48を省略することができる。
態様を示す斜視図である。弁部材32の上流側の
端には角形状挿通穴50が形成され、回動軸34
は、この角形状挿通穴50と同一の周輪郭に形成
されて角形状挿通穴50内に嵌合される角形状挿
通部52を有している。この結合態様では、回動
軸34の角形状挿通部52が弁部材32の角形状
挿通穴50に嵌合することにより、弁部材32と
回動軸34との一体的な回転が保証されるので、
第2図のねじ48を省略することができる。
第4図は掃気口28の高さにおいてシリンダ1
0を外部から見た側面図、第5図は第4図の−
線に沿う断面図である。アーム54は回動軸3
4の基部40の端に一体的に固定され、ボルト5
6は、二つのアーム54の中心の位置においてシ
リンダ10の外面に螺着されている。操作レバー
58はボルト56に回動可能に挿通され、圧縮コ
イルばね60は、ボルト56の頭部と操作レバー
58との間において圧縮状態でボルト56の軸部
に嵌装され、操作レバー58をシリンダ10の外
面に押圧している。圧縮コイルばね60によるシ
リンダ10への操作レバー58の押圧により、ボ
ルト56の周りにおける操作レバー58の回動に
は所定値以上の回転力を必要とするようになつて
いる。すなわち、操作者が操作レバー58を把持
して回動した時のみ、操作レバー58に所定値以
上の回転力が加わつて、操作レバー58が回動さ
れるが、操作者が操作レバー58から手を離した
時は、操作レバー58はその回動位置を保持する
ようになつている。コイルばね62,62は、そ
れぞれ一端において操作レバー58の両端に引つ
掛けられ、他端においてアーム54,54の下端
に引つ掛けられている。矢印64の方向へのボル
ト56の回動により、回動軸34は矢印66の方
向へ回動し、各弁部材32の自由端36は、互い
に同一の高さに保持しつつ掃気口28に沿つて燃
焼室12の軸方向へ変位する。
0を外部から見た側面図、第5図は第4図の−
線に沿う断面図である。アーム54は回動軸3
4の基部40の端に一体的に固定され、ボルト5
6は、二つのアーム54の中心の位置においてシ
リンダ10の外面に螺着されている。操作レバー
58はボルト56に回動可能に挿通され、圧縮コ
イルばね60は、ボルト56の頭部と操作レバー
58との間において圧縮状態でボルト56の軸部
に嵌装され、操作レバー58をシリンダ10の外
面に押圧している。圧縮コイルばね60によるシ
リンダ10への操作レバー58の押圧により、ボ
ルト56の周りにおける操作レバー58の回動に
は所定値以上の回転力を必要とするようになつて
いる。すなわち、操作者が操作レバー58を把持
して回動した時のみ、操作レバー58に所定値以
上の回転力が加わつて、操作レバー58が回動さ
れるが、操作者が操作レバー58から手を離した
時は、操作レバー58はその回動位置を保持する
ようになつている。コイルばね62,62は、そ
れぞれ一端において操作レバー58の両端に引つ
掛けられ、他端においてアーム54,54の下端
に引つ掛けられている。矢印64の方向へのボル
ト56の回動により、回動軸34は矢印66の方
向へ回動し、各弁部材32の自由端36は、互い
に同一の高さに保持しつつ掃気口28に沿つて燃
焼室12の軸方向へ変位する。
第6図は第1図の弁部材32の実線位置及び二
点鎖線位置に対応する自由端36の前記を掃気口
28において示している。自由端36の位置が低
くなる程、排気口26の開閉時期に対して掃気口
28の開閉時期が遠くなる。
点鎖線位置に対応する自由端36の前記を掃気口
28において示している。自由端36の位置が低
くなる程、排気口26の開閉時期に対して掃気口
28の開閉時期が遠くなる。
第7図は排気口26及び掃気口28の開閉時期
をクランク軸18の回転角度で表示し、第8図は
この発明を適用した二サイクルエンジンの指圧線
における排気口26及び掃気口28の開閉時期を
示している。操作レバー58の回転操作により、
掃気口28の開閉時期を調整することが可能にな
る。二サイクルエンジンの高速回転時では、掃気
通路30内を流れる混合ガスの流速は大きいとと
もに、掃気口28が燃焼室12に連通している時
間が短いので、掃気効果及び充填効率を高めるた
めに、弁部材32の自由端36を排気口26の方
へ近づけて、すなわち、上昇させて(第1図及び
第6図の二点鎖線位置)、掃気口28の開閉時期
を排気口26の開閉時期に近づける。二サイクル
エンジンの低速回転時では、掃気通路30内を流
れる混合ガスの流速は小さいために、燃焼室12
における燃焼ガス圧の低下が遅く、掃気口28の
開閉時期が排気口26の開閉時期に近いと、燃焼
ガスが掃気通路30に逆流したり、燃焼室12へ
の混合ガスの充填効率が低くなるので、弁部材3
2の自由端36を排気口26から遠去けて、すな
わち、下降させて(第1図及び第6図の実線位
置)、掃気口28の開閉時期を排気口26の開閉
時期から離す。
をクランク軸18の回転角度で表示し、第8図は
この発明を適用した二サイクルエンジンの指圧線
における排気口26及び掃気口28の開閉時期を
示している。操作レバー58の回転操作により、
掃気口28の開閉時期を調整することが可能にな
る。二サイクルエンジンの高速回転時では、掃気
通路30内を流れる混合ガスの流速は大きいとと
もに、掃気口28が燃焼室12に連通している時
間が短いので、掃気効果及び充填効率を高めるた
めに、弁部材32の自由端36を排気口26の方
へ近づけて、すなわち、上昇させて(第1図及び
第6図の二点鎖線位置)、掃気口28の開閉時期
を排気口26の開閉時期に近づける。二サイクル
エンジンの低速回転時では、掃気通路30内を流
れる混合ガスの流速は小さいために、燃焼室12
における燃焼ガス圧の低下が遅く、掃気口28の
開閉時期が排気口26の開閉時期に近いと、燃焼
ガスが掃気通路30に逆流したり、燃焼室12へ
の混合ガスの充填効率が低くなるので、弁部材3
2の自由端36を排気口26から遠去けて、すな
わち、下降させて(第1図及び第6図の実線位
置)、掃気口28の開閉時期を排気口26の開閉
時期から離す。
第9図はこの発明を適用されている二サイクル
エンジン及び従来の二サイクルエンジンにおける
エンジン回転速度と馬力との関係を示すグラフで
ある。この発明では、掃気口28の開閉時期がエ
ンジン回転速度に応じた最適値に調整され得るの
で、二サイクルエンジンの馬力は全エンジン回転
速度の全域の範囲において上昇し、エンジン性能
を高めることができる。
エンジン及び従来の二サイクルエンジンにおける
エンジン回転速度と馬力との関係を示すグラフで
ある。この発明では、掃気口28の開閉時期がエ
ンジン回転速度に応じた最適値に調整され得るの
で、二サイクルエンジンの馬力は全エンジン回転
速度の全域の範囲において上昇し、エンジン性能
を高めることができる。
このように、この発明によれば、操作部材等を
外部から操作することにより、弁部材は揺動して
弁部材の掃気口側の縁が掃気口内を燃焼室の軸線
方向へ移動し、弁部材の掃気口側の縁は掃気通路
から燃焼室へ混合ガスを導入する掃気口の有効開
口の上辺を規定し、また、有効開口の上辺の変位
はピストンがその上辺を通過するクランク角度を
変化させるので、弁部材の変位により掃気口の開
閉時期を調整することが可能になる。したがつ
て、掃気口の開閉時期を二サイクルエンジンの回
転速度に応じた最適の値に調整し、二サイクルエ
ンジンの出力の増大を図ることができる。
外部から操作することにより、弁部材は揺動して
弁部材の掃気口側の縁が掃気口内を燃焼室の軸線
方向へ移動し、弁部材の掃気口側の縁は掃気通路
から燃焼室へ混合ガスを導入する掃気口の有効開
口の上辺を規定し、また、有効開口の上辺の変位
はピストンがその上辺を通過するクランク角度を
変化させるので、弁部材の変位により掃気口の開
閉時期を調整することが可能になる。したがつ
て、掃気口の開閉時期を二サイクルエンジンの回
転速度に応じた最適の値に調整し、二サイクルエ
ンジンの出力の増大を図ることができる。
第1図ないし第9図はこの発明に関し、第1図
は主要部の構造図、第2図a及びbは弁部材と回
動軸との結合部を及び弁部材を取り外した状態に
おける回動軸をそれぞれ詳細に示す図、第3図は
弁部材と回動軸との別の結合態様を示す斜視図、
第4図は掃気口の高さにおいてシリンダを外部か
ら見た側面図、第5図は第4図の−線に沿う
断面図、第6図は第1図の弁部材の実線位置及び
二点鎖線位置に対応する自由端の位置を掃気口に
おいて示す図、第7図は排気口及び掃気口の開閉
時期をクランク軸の回転角度で示す図、第8図は
この発明を適用した二サイクルエンジンの指圧線
図における排気口及び掃気口の開閉時期を示す
図、第9図はこの発明を適用されている二サイク
ルエンジン及び従来の二サイクルエンジンにおけ
るエンジン回転速度と馬力との関係図、第10図
は従来の二サイクルエンジンの全体概略図、第1
1図は排気口及び掃気口の開閉時期をクランク軸
の回転角度で表示する図である。 10…シリンダ、12…燃焼室、28…掃気口
(開口部)、30…掃気通路、32…弁部材、36
…自由端、58…操作レバー(操作部材)。
は主要部の構造図、第2図a及びbは弁部材と回
動軸との結合部を及び弁部材を取り外した状態に
おける回動軸をそれぞれ詳細に示す図、第3図は
弁部材と回動軸との別の結合態様を示す斜視図、
第4図は掃気口の高さにおいてシリンダを外部か
ら見た側面図、第5図は第4図の−線に沿う
断面図、第6図は第1図の弁部材の実線位置及び
二点鎖線位置に対応する自由端の位置を掃気口に
おいて示す図、第7図は排気口及び掃気口の開閉
時期をクランク軸の回転角度で示す図、第8図は
この発明を適用した二サイクルエンジンの指圧線
図における排気口及び掃気口の開閉時期を示す
図、第9図はこの発明を適用されている二サイク
ルエンジン及び従来の二サイクルエンジンにおけ
るエンジン回転速度と馬力との関係図、第10図
は従来の二サイクルエンジンの全体概略図、第1
1図は排気口及び掃気口の開閉時期をクランク軸
の回転角度で表示する図である。 10…シリンダ、12…燃焼室、28…掃気口
(開口部)、30…掃気通路、32…弁部材、36
…自由端、58…操作レバー(操作部材)。
Claims (1)
- 1 燃焼室のシリンダ壁面に形成される掃気口
と、この掃気口へ混合ガスを導く掃気通路と、こ
の掃気通路内に掃気口閉止時期を調整可能な弁部
材を配設する二サイクルエンジンにおいて、前記
燃焼室12の外部に配設され、前記掃気口28側
と反対側の端部において揺動可能に軸支されてい
る前記弁部材32の掃気口28側の縁は、前記掃
気通路30から前記燃焼室12へ混合ガスを導入
する前記掃気口28の上辺を規定すると共に、前
記掃気口28に沿つて前記燃焼室12の軸線方向
へ変位可能であつて、かつ前記弁部材32は、シ
リンダ10の外部に配設される操作部材58を有
してなる二サイクルエンジンの掃気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP331387A JPS63173815A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | ニサイクルエンジンの掃気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP331387A JPS63173815A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | ニサイクルエンジンの掃気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63173815A JPS63173815A (ja) | 1988-07-18 |
| JPH042776B2 true JPH042776B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=11553868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP331387A Granted JPS63173815A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | ニサイクルエンジンの掃気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63173815A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3563224B2 (ja) * | 1996-03-25 | 2004-09-08 | 住友電気工業株式会社 | 半導体ウエハの評価方法、熱処理方法、および熱処理装置 |
| JP2013146230A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Hitachi Koki Co Ltd | 刈払機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50138213A (ja) * | 1974-04-20 | 1975-11-04 | ||
| JPS5218333U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-09 | ||
| JPS6123824A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-01 | Mitsunobu Nakatani | 2サイクル機関の掃気装置 |
-
1987
- 1987-01-12 JP JP331387A patent/JPS63173815A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63173815A (ja) | 1988-07-18 |
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