JPH0427978Y2 - - Google Patents
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- JPH0427978Y2 JPH0427978Y2 JP15059886U JP15059886U JPH0427978Y2 JP H0427978 Y2 JPH0427978 Y2 JP H0427978Y2 JP 15059886 U JP15059886 U JP 15059886U JP 15059886 U JP15059886 U JP 15059886U JP H0427978 Y2 JPH0427978 Y2 JP H0427978Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- latch
- door
- shaft
- spring
- Prior art date
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- Closures For Containers (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は施錠音を低減するようにしたドア錠に
関する。 (従来の技術) 従来のドア錠は、例えば実開昭58−174576号公
報に示すように、錠ケースやラツチボルト或いは
ハンドル杆と一体に回転するカムが金属部材で構
成され、このうちラツチボルトやカムは各スプリ
ングによつて突出方向または回転方向に付勢され
ていて、施錠時にはこれらのスプリングによつ
て、ラツチボルトを勢い良く突出させるようにし
ていた。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、このようなドア錠では金属製の各部材
が当接し擦過し合つて所期の開閉作動を行なうた
め、それらの当接音や擦過音の発生が不可避なも
のとなり、特にこれらの音が錠ケース内で共鳴し
増幅する結果、それらの音が顕著になつて、ドア
の開閉時に耳障りになるという問題があつた。特
にこのような施錠音は夜間等の就眠時や病院等で
嫌われ、予てよりその改善が望まれていた。 本考案はこのような点に鑑み、施錠音の発生源
となる主要部材の関係位置に合成樹脂製の吸着部
材を設置することで、施錠音の発生を防止し快適
な居住環境を整えられるようにしたドア錠を提供
することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) このため、本考案のドア錠は、錠ケースに枢支
したカムの回動変位によつてラツチボルトを錠ケ
ース内へ引込み可能にしたドア錠において、錠ケ
ースに合成樹脂製のガイド板を前記カムと当接可
能に配置し、このガイド板にラツチボルトと一体
のラツチシヤフトを摺動可能に支持し、該ラツチ
シヤフトの一端に錠ケースの内周面に当接可能な
一対の脚片を備えた合成樹脂製のラツチダンパを
装着するとともに、上記ラツチシヤフトの他端に
前記カムと係合可能な合成樹脂製のカム受を装着
し、かつこのカム受の係合面をカムから離間させ
て配置し、施錠音の発生を抑制するようにしたこ
とを特徴としている。 (実施例) 以下、本考案を箱錠に適用した図示実施例につ
いて説明すると、第1図乃至第7図において1は
吊元側を回動可能に枢着したドアで、その自由端
面にはフロント板2と一体に補強板3がビス止め
されている。補強板3には錠ケース4と一体の屈
曲片5,5が溶着され、この錠ケース4は図示の
ように周囲を側壁6で区画して箱形に形成され、
その底板7に細長の差込孔8,9と円形のカム収
容孔10が形成されている。 このうち、差込孔8,9はそれらの長軸を直交
させ、これらの孔8,9にガイド板11の舌片1
2,13が差し込まれている。ガイド板11は第
6図に示すように帯状の柔軟な合成樹脂板をL字
形に屈曲して構成され、その屈曲片14の下端縁
の中央に前記舌片12が突設され、また他方の屈
曲片15の下端縁の先端に前記舌片13が突設さ
れている。上記屈曲片14,15の上端縁で前記
舌片12,13と相対する位置には、錠ケース4
を閉塞するカバー(図示略)に装着可能な舌片1
6,17が突設され、この一方の舌片17の隣接
位置にガイド溝18が形成されている。 上記ガイド溝18は略U字形に形成され、この
溝18内にラツチボルト19と一体のラツチシヤ
フト20が軸方向へ移動可能に収容されている。
ラツチボルト19はフロント板2と補強板3に形
成された通孔21,22に出入可能に装着され、
その基部側の小径軸部23に、ラツチダンパ24
が着脱かつ摺動可能に取付けられている。 ラツチダンパ24は、第6図に示すように帯状
の柔軟な合成樹脂板を略U字形に屈曲して構成さ
れ、その平板状のダンパ主片25にはU字形の切
欠部26が形成され、この切欠部26を前記小径
軸部23に嵌合させることで、ラツチダンパ24
の装着を可能にしている。ダンパ主片25の両側
には、外側へ湾曲した一対の脚片27,27が対
向して突設され、それらの端縁は補強板3の内周
面で前記通孔22の両側位置に着座可能にされて
いて、その湾曲弾性に抗し脚片27,27の径間
を拡開可能にさせている。 上記ダンパ主片25の装着位置に近接する小径
軸部23の軸端部には環状溝28が形成され、こ
の溝28にはスナツプリング29が嵌め込まれて
いて、小径軸部23の一端を区画している。この
スナツプリング29とガイド板11の屈曲片15
との間にはラツチスプリング30が介挿され、該
スプリング30を介してラツチボルト19を軸方
向外方へ付勢させている。 前記ラツチシヤフト20の軸端は上記ガイド溝
18を越えて外方へ延設され、その軸端部には円
板状の係止片31が形成され、該係止片31にカ
ム受32が着脱可能に装着されている。カム受3
2はガイド板11と同質の合成樹脂で構成され、
これは第6図および第7図に示すように台形断面
の四角柱をなし、その内部に係止片31を収容可
能な貫通孔33が柱軸方向に形成されている。 また、カム受32の側面のうち、ガイド板11
と相対する側面は斜状をなし、その斜状の係合面
34には、前記貫通孔33と連通する略U字形の
係入溝35が形成され、この溝35内にラツチシ
ヤフト20の軸端を収容可能にしている。 一方、前記カム収容孔10には張出軸部36a
を介してカム36が回動可能に装着され、その軸
筒部37周面の略直径方向位置には第1および第
2アーム38,39が突設されている。このう
ち、第1アーム38の先端部には、ラツチシヤフ
ト20を収容可能な略U字形の凹溝40が形成さ
れ、上記アーム38が第1図に示すようにガイド
板11の屈曲片15とカム受32の係合面34と
の間に介挿され、常時はその一側面が図示のよう
に係合面34から離間して位置付けられている。 また、第2アーム39の先端部は第1アーム3
8と他側端の側壁6寄りに位置付けられ、その内
側面にバネケース41が当接している。バネケー
ス41は一端を開放した細長の箱形をなし、その
閉塞端を第2アーム39側に向けて、側壁6とガ
イド板11の屈曲片14との間に置かれ、その内
側にカムスプリング42を収容している。したが
つて、第2アーム39は常時カムスプリング42
の復元力を受け、カム36を第1図上反時計方向
へ付勢させている。 この他、図中43はカム36の軸筒部37内に
形成された角孔で、図示を省略したハンドル杆を
挿入可能にされ、その開口部にカバー(図示略)
に設けた透孔と嵌合可能な張出軸部36bが突設
されている。44,45,46は底板7上に立設
された管状のブシユで、カバーの外側からビス
(図示略)をねじ込むことでカバーを取付け可能
にしており、このうちブシユ46は第2アーム3
9の回動角度を規制する機能も併有している。4
7,48はフロント板2と補強板3の同位置に形
成されたビス孔である。 (作用) このように構成したドア錠を組付ける場合は、
例えば錠ケース4の底板7に形成した差込孔8,
9に、ガイド板11の舌片12,13を差し込
み、その屈曲片15に形成したガイド溝18上
に、ラツチダンパ24とスナツプリング29およ
びラツチスプリング30を取付けたラツチシヤフ
ト20を収容する。 スナツプリング29の取付けに際しては、これ
をラツチシヤフト20の一端に形成した環状溝2
8に押し込むことで行なわれ、これにより区画さ
れた小径軸部23に切欠部26を嵌め込むことで
ラツチダンパ24を取付け、かつその際ラツチダ
ンパ24の脚片27,27をラツチボルト19側
へ向けて置く。 こうして、ラツチシヤフト20にラツチスプリ
ング30を取付け後、これを保持して補強板3の
通孔22内にラツチボルト19を差し込み、かつ
その際ラツチスプリング30を若干押し縮めて、
屈曲片15の内側に前記スプリング30を位置付
け、ラツチシヤフト20をガイド溝18内に収容
する。 このようにすることで、ラツチスプリング30
がスナツプリング29と屈曲片15の間に介挿さ
れ、その復元力でラツチボルト19を外側へ付勢
させるとともに、ラツチダンパ24を同方向へ付
勢させて、その脚片27,27を補強板3の内周
面に着座させる。 次に張出軸部36aを底板7のカム収容孔10
内に挿入してカム36を取付け、かつその際第1
アーム38をガイド板11の屈曲片15の外側に
位置付けて、その凹溝40内にラツチシヤフト2
0の突出部を収容し、この第1アーム38より更
に突出した係止片31にカム受32を取付ける。
カム受32の取付けに際しては、第6図および第
7図に示すように、カム受32の係入溝35をラ
ツチシヤフト20に向けて押し込み、かつその際
カム受32の係合面34を第1アーム38の外側
面に向けて挿入する。 こうしてカム受32を装着後、バネケース41
を屈曲片14と側壁6との間に収容し、その内部
にカムスプリング42を収容する。このようにす
ると、カムスプリング42の復元力によつてバネ
ケース41の閉塞端が第2アーム39の内側面に
当接し、上記復元力を第2アーム39に及ぼし
て、カム36を第1図上反時計方向へ付勢させ
る。したがつて、第1図に示すように第1アーム
38の内側面が屈曲片15の外側面に密着すると
ともに、第1アーム38の外側面がカム受32の
係合面34から離間した位置に置かれる。 このように本考案では、合成樹脂製のガイド板
11とラツチダンパ24およびカム受32とを所
定位置でそれぞれ着脱可能に取付けているから、
その組付けを容易に行なえるとともに、その部品
交換が個々に可能になつて保守に有利なものとな
る。 このように組付けられたドア錠は、錠ケース4
の開口部にカバーが取付けられ、これがドア1の
自由端の所定位置内へ取付けられるが、その施錠
時には第1図に示す状態に置かれ、フロント板2
の外側に突出したラツチボルト19が、図示を省
略した戸当部に埋設したトロヨケ内に係入してい
る。 このような状況の下でドア錠を解錠する場合
は、角穴43に挿入されたハンドル杆(図示略)
を回動操作して、カム36をカムスプリング42
に抗して第1図上反時計方向へ回動させる。 このようにすると第2アーム39が第1図上左
方へ移動し、これと同動するバネケース41を介
して、カムスプリング42が押し縮められる一
方、第1アーム38が同図上右方へ移動し、その
外側面がカム受32の係合面34と係合して、カ
ム受32を同動させる。このため、カム受32を
被着した係止片31と一体のラツチシヤフト20
が、ラツチスプリング30に抗してガイド溝18
上を移動し、上記シヤフト20と一体のラツチボ
ルト19が錠ケース4内へ移動して、前記トロヨ
ケから引き抜かれることで解錠され、ドア1の開
放が可能になる。 このような解錠時には第1アーム38が前記係
合面34と当接し、またカム受32が側壁6の内
周面と当接することとなるが、カム受32が合成
樹脂製であるため当接音および当接力が吸収さ
れ、これが金属製部材のような当接音の発生を抑
制される。また、上記解錠時にはラツチシヤフト
20の移動の際、ガイド溝18と擦過して擦過音
を生じたり、ラツチスプリング30の押し縮み時
に、着座面である屈曲片15の内側面やスナツプ
リング29上で擦過音ないしはきしみ音が発生し
得るが、ガイド板11とラツチダンパ24が合成
樹脂製であるため、上記擦過音がこれらに吸収さ
れ、かつその全域に拡散することで、これらが金
属部材の場合のような擦過音の発生を抑制し、こ
れを低減させる。 ドア1の開放と同時にハンドル杆の回動操作が
停止され、かつ該杆を回動するハンドルが手放さ
れると、第2アーム39がカムスプリング42に
よつて押し戻され、カム36が解錠時と反対方向
へ回動して、第1アーム38が原位置に復帰し、
ラツチボルト19がフロント板2から突出するこ
とで第1図の状態を回復する。 この場合、ハンドルを手放すとカムスプリング
42によつてカム36が勢い良く逆転し、第1ア
ーム38がガイド板11の屈曲片15と勢い良く
当接する。しかし、この場合には屈曲片15が合
成樹脂製であるため、これが金属部材に比べて当
接音が著しく低減され、かつその際の衝撃も緩和
される。また、第1アーム38の復帰に伴ないラ
ツチシヤフト20がラツチスプリング30によつ
て勢い良く押し戻され、ラツチダンパ24の脚片
27,27が補強板3上に着座することで静止す
る。 その際、脚片27,27は上記着座時にラツチ
シヤフト20の運動エネルギーによつて、自身の
弾性に抗し外側へ拡開し若干押し縮められるとと
もに、小径軸部23上を摺動することで、上記エ
ネルギーと衝撃を吸収し、上記弾性とラツチスプ
リング30の均衡位置で静止する。したがつて、
通孔21,22を移動時のラツチボルト19の擦
過音を吸音し得るとともに、脚片27,27の着
座によつてラツチシヤフト20の終期移動を誘導
し、ラツチボルト19と前記通孔21,22の擦
過を回避させる作用をなす。 しかも、ラツチダンパ24の着座によつてラツ
チスプリング30の復元力がその分減衰されるた
め、ラツチシヤフト20の軸端は第1カム38の
復元位置より外側へ突出して位置し、係止片31
に被着したカム受32の係合面34を第1カム3
8の外側面から離間させる作用をなすから、ラツ
チシヤフト20が原位置へ復帰する際、上記係合
面34が第1カム38に当接して当接音を発生す
るということはなく、仮に当接してもその当接音
を低減し得ることになる。したがつて、騒音源と
なる主要部材での擦過音や当接音の発生が阻止さ
れ、または低減されるから、これらが錠ケース4
とカバー内で共鳴し増幅される心配はない。 このように解錠されたドア錠を施錠する場合、
例えばドア1を次第に閉鎖してラツチボルト19
を戸当部端面に係合させると、ラツチボルト19
がラツチスプリング30に抗して錠ケース4内へ
押し込まれ、その閉扉完了時にラツチボルト19
がラツチスプリング30によつてトロヨケ内へ勢
い良く突出する。 この場合においても、前途と同様にラツチダン
パ24による緩衝および吸音作用が得られ、また
カム受32の係合面34が静止中の第1カム38
の外側面に当接することもないから、その当接音
は発生しない。このように本考案では、ドア1の
開閉時にドア錠から発生する異音を低減し抑制し
ているから、静かな居住環境が得られ、夜間等で
の就眠時や病院でのドア1の開け閉めに特別な気
遣いを要することもない。 (考案の効果) 本考案のドア錠は以上のように、錠ケースに枢
支したカムの回動変位によつてラツチボルトを錠
ケース内へ引込み可能にしたドア錠において、錠
ケースに合成樹脂製のガイド板を前記カムと当接
可能に配置し、このガイド板にラツチボルトと一
体のラツチシヤフトを摺動可能に支持し、該ラツ
チシヤフトの一端に錠ケースの内周面に当接可能
な一対の脚片を備えた合成樹脂製のラツチダンパ
を装着するとともに、上記ラツチシヤフトの他端
に前記カムと係合可能な合成樹脂製のカム受を装
着し、かつこのカム受の係合面をカムから離間さ
せて配置し、カムとガイド板およびカムとカム受
との当接音や擦過音の発生を抑制するとともに、
これらの音を低減するようにしたから、従来ドア
錠で指摘されていた施錠音の騒音問題を解決し
て、快適な居住環境を整えることができ、ドアの
開け閉めの際に特別な気遣いを不要にし得た実用
的な効果がある。
関する。 (従来の技術) 従来のドア錠は、例えば実開昭58−174576号公
報に示すように、錠ケースやラツチボルト或いは
ハンドル杆と一体に回転するカムが金属部材で構
成され、このうちラツチボルトやカムは各スプリ
ングによつて突出方向または回転方向に付勢され
ていて、施錠時にはこれらのスプリングによつ
て、ラツチボルトを勢い良く突出させるようにし
ていた。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、このようなドア錠では金属製の各部材
が当接し擦過し合つて所期の開閉作動を行なうた
め、それらの当接音や擦過音の発生が不可避なも
のとなり、特にこれらの音が錠ケース内で共鳴し
増幅する結果、それらの音が顕著になつて、ドア
の開閉時に耳障りになるという問題があつた。特
にこのような施錠音は夜間等の就眠時や病院等で
嫌われ、予てよりその改善が望まれていた。 本考案はこのような点に鑑み、施錠音の発生源
となる主要部材の関係位置に合成樹脂製の吸着部
材を設置することで、施錠音の発生を防止し快適
な居住環境を整えられるようにしたドア錠を提供
することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) このため、本考案のドア錠は、錠ケースに枢支
したカムの回動変位によつてラツチボルトを錠ケ
ース内へ引込み可能にしたドア錠において、錠ケ
ースに合成樹脂製のガイド板を前記カムと当接可
能に配置し、このガイド板にラツチボルトと一体
のラツチシヤフトを摺動可能に支持し、該ラツチ
シヤフトの一端に錠ケースの内周面に当接可能な
一対の脚片を備えた合成樹脂製のラツチダンパを
装着するとともに、上記ラツチシヤフトの他端に
前記カムと係合可能な合成樹脂製のカム受を装着
し、かつこのカム受の係合面をカムから離間させ
て配置し、施錠音の発生を抑制するようにしたこ
とを特徴としている。 (実施例) 以下、本考案を箱錠に適用した図示実施例につ
いて説明すると、第1図乃至第7図において1は
吊元側を回動可能に枢着したドアで、その自由端
面にはフロント板2と一体に補強板3がビス止め
されている。補強板3には錠ケース4と一体の屈
曲片5,5が溶着され、この錠ケース4は図示の
ように周囲を側壁6で区画して箱形に形成され、
その底板7に細長の差込孔8,9と円形のカム収
容孔10が形成されている。 このうち、差込孔8,9はそれらの長軸を直交
させ、これらの孔8,9にガイド板11の舌片1
2,13が差し込まれている。ガイド板11は第
6図に示すように帯状の柔軟な合成樹脂板をL字
形に屈曲して構成され、その屈曲片14の下端縁
の中央に前記舌片12が突設され、また他方の屈
曲片15の下端縁の先端に前記舌片13が突設さ
れている。上記屈曲片14,15の上端縁で前記
舌片12,13と相対する位置には、錠ケース4
を閉塞するカバー(図示略)に装着可能な舌片1
6,17が突設され、この一方の舌片17の隣接
位置にガイド溝18が形成されている。 上記ガイド溝18は略U字形に形成され、この
溝18内にラツチボルト19と一体のラツチシヤ
フト20が軸方向へ移動可能に収容されている。
ラツチボルト19はフロント板2と補強板3に形
成された通孔21,22に出入可能に装着され、
その基部側の小径軸部23に、ラツチダンパ24
が着脱かつ摺動可能に取付けられている。 ラツチダンパ24は、第6図に示すように帯状
の柔軟な合成樹脂板を略U字形に屈曲して構成さ
れ、その平板状のダンパ主片25にはU字形の切
欠部26が形成され、この切欠部26を前記小径
軸部23に嵌合させることで、ラツチダンパ24
の装着を可能にしている。ダンパ主片25の両側
には、外側へ湾曲した一対の脚片27,27が対
向して突設され、それらの端縁は補強板3の内周
面で前記通孔22の両側位置に着座可能にされて
いて、その湾曲弾性に抗し脚片27,27の径間
を拡開可能にさせている。 上記ダンパ主片25の装着位置に近接する小径
軸部23の軸端部には環状溝28が形成され、こ
の溝28にはスナツプリング29が嵌め込まれて
いて、小径軸部23の一端を区画している。この
スナツプリング29とガイド板11の屈曲片15
との間にはラツチスプリング30が介挿され、該
スプリング30を介してラツチボルト19を軸方
向外方へ付勢させている。 前記ラツチシヤフト20の軸端は上記ガイド溝
18を越えて外方へ延設され、その軸端部には円
板状の係止片31が形成され、該係止片31にカ
ム受32が着脱可能に装着されている。カム受3
2はガイド板11と同質の合成樹脂で構成され、
これは第6図および第7図に示すように台形断面
の四角柱をなし、その内部に係止片31を収容可
能な貫通孔33が柱軸方向に形成されている。 また、カム受32の側面のうち、ガイド板11
と相対する側面は斜状をなし、その斜状の係合面
34には、前記貫通孔33と連通する略U字形の
係入溝35が形成され、この溝35内にラツチシ
ヤフト20の軸端を収容可能にしている。 一方、前記カム収容孔10には張出軸部36a
を介してカム36が回動可能に装着され、その軸
筒部37周面の略直径方向位置には第1および第
2アーム38,39が突設されている。このう
ち、第1アーム38の先端部には、ラツチシヤフ
ト20を収容可能な略U字形の凹溝40が形成さ
れ、上記アーム38が第1図に示すようにガイド
板11の屈曲片15とカム受32の係合面34と
の間に介挿され、常時はその一側面が図示のよう
に係合面34から離間して位置付けられている。 また、第2アーム39の先端部は第1アーム3
8と他側端の側壁6寄りに位置付けられ、その内
側面にバネケース41が当接している。バネケー
ス41は一端を開放した細長の箱形をなし、その
閉塞端を第2アーム39側に向けて、側壁6とガ
イド板11の屈曲片14との間に置かれ、その内
側にカムスプリング42を収容している。したが
つて、第2アーム39は常時カムスプリング42
の復元力を受け、カム36を第1図上反時計方向
へ付勢させている。 この他、図中43はカム36の軸筒部37内に
形成された角孔で、図示を省略したハンドル杆を
挿入可能にされ、その開口部にカバー(図示略)
に設けた透孔と嵌合可能な張出軸部36bが突設
されている。44,45,46は底板7上に立設
された管状のブシユで、カバーの外側からビス
(図示略)をねじ込むことでカバーを取付け可能
にしており、このうちブシユ46は第2アーム3
9の回動角度を規制する機能も併有している。4
7,48はフロント板2と補強板3の同位置に形
成されたビス孔である。 (作用) このように構成したドア錠を組付ける場合は、
例えば錠ケース4の底板7に形成した差込孔8,
9に、ガイド板11の舌片12,13を差し込
み、その屈曲片15に形成したガイド溝18上
に、ラツチダンパ24とスナツプリング29およ
びラツチスプリング30を取付けたラツチシヤフ
ト20を収容する。 スナツプリング29の取付けに際しては、これ
をラツチシヤフト20の一端に形成した環状溝2
8に押し込むことで行なわれ、これにより区画さ
れた小径軸部23に切欠部26を嵌め込むことで
ラツチダンパ24を取付け、かつその際ラツチダ
ンパ24の脚片27,27をラツチボルト19側
へ向けて置く。 こうして、ラツチシヤフト20にラツチスプリ
ング30を取付け後、これを保持して補強板3の
通孔22内にラツチボルト19を差し込み、かつ
その際ラツチスプリング30を若干押し縮めて、
屈曲片15の内側に前記スプリング30を位置付
け、ラツチシヤフト20をガイド溝18内に収容
する。 このようにすることで、ラツチスプリング30
がスナツプリング29と屈曲片15の間に介挿さ
れ、その復元力でラツチボルト19を外側へ付勢
させるとともに、ラツチダンパ24を同方向へ付
勢させて、その脚片27,27を補強板3の内周
面に着座させる。 次に張出軸部36aを底板7のカム収容孔10
内に挿入してカム36を取付け、かつその際第1
アーム38をガイド板11の屈曲片15の外側に
位置付けて、その凹溝40内にラツチシヤフト2
0の突出部を収容し、この第1アーム38より更
に突出した係止片31にカム受32を取付ける。
カム受32の取付けに際しては、第6図および第
7図に示すように、カム受32の係入溝35をラ
ツチシヤフト20に向けて押し込み、かつその際
カム受32の係合面34を第1アーム38の外側
面に向けて挿入する。 こうしてカム受32を装着後、バネケース41
を屈曲片14と側壁6との間に収容し、その内部
にカムスプリング42を収容する。このようにす
ると、カムスプリング42の復元力によつてバネ
ケース41の閉塞端が第2アーム39の内側面に
当接し、上記復元力を第2アーム39に及ぼし
て、カム36を第1図上反時計方向へ付勢させ
る。したがつて、第1図に示すように第1アーム
38の内側面が屈曲片15の外側面に密着すると
ともに、第1アーム38の外側面がカム受32の
係合面34から離間した位置に置かれる。 このように本考案では、合成樹脂製のガイド板
11とラツチダンパ24およびカム受32とを所
定位置でそれぞれ着脱可能に取付けているから、
その組付けを容易に行なえるとともに、その部品
交換が個々に可能になつて保守に有利なものとな
る。 このように組付けられたドア錠は、錠ケース4
の開口部にカバーが取付けられ、これがドア1の
自由端の所定位置内へ取付けられるが、その施錠
時には第1図に示す状態に置かれ、フロント板2
の外側に突出したラツチボルト19が、図示を省
略した戸当部に埋設したトロヨケ内に係入してい
る。 このような状況の下でドア錠を解錠する場合
は、角穴43に挿入されたハンドル杆(図示略)
を回動操作して、カム36をカムスプリング42
に抗して第1図上反時計方向へ回動させる。 このようにすると第2アーム39が第1図上左
方へ移動し、これと同動するバネケース41を介
して、カムスプリング42が押し縮められる一
方、第1アーム38が同図上右方へ移動し、その
外側面がカム受32の係合面34と係合して、カ
ム受32を同動させる。このため、カム受32を
被着した係止片31と一体のラツチシヤフト20
が、ラツチスプリング30に抗してガイド溝18
上を移動し、上記シヤフト20と一体のラツチボ
ルト19が錠ケース4内へ移動して、前記トロヨ
ケから引き抜かれることで解錠され、ドア1の開
放が可能になる。 このような解錠時には第1アーム38が前記係
合面34と当接し、またカム受32が側壁6の内
周面と当接することとなるが、カム受32が合成
樹脂製であるため当接音および当接力が吸収さ
れ、これが金属製部材のような当接音の発生を抑
制される。また、上記解錠時にはラツチシヤフト
20の移動の際、ガイド溝18と擦過して擦過音
を生じたり、ラツチスプリング30の押し縮み時
に、着座面である屈曲片15の内側面やスナツプ
リング29上で擦過音ないしはきしみ音が発生し
得るが、ガイド板11とラツチダンパ24が合成
樹脂製であるため、上記擦過音がこれらに吸収さ
れ、かつその全域に拡散することで、これらが金
属部材の場合のような擦過音の発生を抑制し、こ
れを低減させる。 ドア1の開放と同時にハンドル杆の回動操作が
停止され、かつ該杆を回動するハンドルが手放さ
れると、第2アーム39がカムスプリング42に
よつて押し戻され、カム36が解錠時と反対方向
へ回動して、第1アーム38が原位置に復帰し、
ラツチボルト19がフロント板2から突出するこ
とで第1図の状態を回復する。 この場合、ハンドルを手放すとカムスプリング
42によつてカム36が勢い良く逆転し、第1ア
ーム38がガイド板11の屈曲片15と勢い良く
当接する。しかし、この場合には屈曲片15が合
成樹脂製であるため、これが金属部材に比べて当
接音が著しく低減され、かつその際の衝撃も緩和
される。また、第1アーム38の復帰に伴ないラ
ツチシヤフト20がラツチスプリング30によつ
て勢い良く押し戻され、ラツチダンパ24の脚片
27,27が補強板3上に着座することで静止す
る。 その際、脚片27,27は上記着座時にラツチ
シヤフト20の運動エネルギーによつて、自身の
弾性に抗し外側へ拡開し若干押し縮められるとと
もに、小径軸部23上を摺動することで、上記エ
ネルギーと衝撃を吸収し、上記弾性とラツチスプ
リング30の均衡位置で静止する。したがつて、
通孔21,22を移動時のラツチボルト19の擦
過音を吸音し得るとともに、脚片27,27の着
座によつてラツチシヤフト20の終期移動を誘導
し、ラツチボルト19と前記通孔21,22の擦
過を回避させる作用をなす。 しかも、ラツチダンパ24の着座によつてラツ
チスプリング30の復元力がその分減衰されるた
め、ラツチシヤフト20の軸端は第1カム38の
復元位置より外側へ突出して位置し、係止片31
に被着したカム受32の係合面34を第1カム3
8の外側面から離間させる作用をなすから、ラツ
チシヤフト20が原位置へ復帰する際、上記係合
面34が第1カム38に当接して当接音を発生す
るということはなく、仮に当接してもその当接音
を低減し得ることになる。したがつて、騒音源と
なる主要部材での擦過音や当接音の発生が阻止さ
れ、または低減されるから、これらが錠ケース4
とカバー内で共鳴し増幅される心配はない。 このように解錠されたドア錠を施錠する場合、
例えばドア1を次第に閉鎖してラツチボルト19
を戸当部端面に係合させると、ラツチボルト19
がラツチスプリング30に抗して錠ケース4内へ
押し込まれ、その閉扉完了時にラツチボルト19
がラツチスプリング30によつてトロヨケ内へ勢
い良く突出する。 この場合においても、前途と同様にラツチダン
パ24による緩衝および吸音作用が得られ、また
カム受32の係合面34が静止中の第1カム38
の外側面に当接することもないから、その当接音
は発生しない。このように本考案では、ドア1の
開閉時にドア錠から発生する異音を低減し抑制し
ているから、静かな居住環境が得られ、夜間等で
の就眠時や病院でのドア1の開け閉めに特別な気
遣いを要することもない。 (考案の効果) 本考案のドア錠は以上のように、錠ケースに枢
支したカムの回動変位によつてラツチボルトを錠
ケース内へ引込み可能にしたドア錠において、錠
ケースに合成樹脂製のガイド板を前記カムと当接
可能に配置し、このガイド板にラツチボルトと一
体のラツチシヤフトを摺動可能に支持し、該ラツ
チシヤフトの一端に錠ケースの内周面に当接可能
な一対の脚片を備えた合成樹脂製のラツチダンパ
を装着するとともに、上記ラツチシヤフトの他端
に前記カムと係合可能な合成樹脂製のカム受を装
着し、かつこのカム受の係合面をカムから離間さ
せて配置し、カムとガイド板およびカムとカム受
との当接音や擦過音の発生を抑制するとともに、
これらの音を低減するようにしたから、従来ドア
錠で指摘されていた施錠音の騒音問題を解決し
て、快適な居住環境を整えることができ、ドアの
開け閉めの際に特別な気遣いを不要にし得た実用
的な効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図で、開
蓋状態を示しており、第2図は第1図のA−
A′線に沿う断面図、第3図は第1図のB−B′線
に沿う断面図、第4図は第1図のC−C′線に沿う
断面図、第5図は本考案に用いた錠ケースの平面
図で、一部を断面図示しており、第6図は本考案
の要部を分解して示す斜視図、第7図は本考案に
用いたカム受を拡大して示す斜視図である。 4……錠ケース、11……ガイド板、19……
ラツチボルト、20……ラツチシヤフト、24…
…ラツチダンパ、27……脚片、32……カム
受、34……係合面、36……カム。
蓋状態を示しており、第2図は第1図のA−
A′線に沿う断面図、第3図は第1図のB−B′線
に沿う断面図、第4図は第1図のC−C′線に沿う
断面図、第5図は本考案に用いた錠ケースの平面
図で、一部を断面図示しており、第6図は本考案
の要部を分解して示す斜視図、第7図は本考案に
用いたカム受を拡大して示す斜視図である。 4……錠ケース、11……ガイド板、19……
ラツチボルト、20……ラツチシヤフト、24…
…ラツチダンパ、27……脚片、32……カム
受、34……係合面、36……カム。
Claims (1)
- 錠ケースに枢支したカムの回動変位によつてラ
ツチボルトを錠ケース内へ引込み可能にしたドア
錠において、錠ケースに合成樹脂製のガイド板を
前記カムと当接可能に配置し、このガイド板にラ
ツチボルトと一体のラツチシヤフトを摺動可能に
支持し、該ラツチシヤフトの一端に錠ケースの内
周面に当接可能な一対の脚片を備えた合成樹脂製
のラツチダンパを装着するとともに、上記ラツチ
シヤフトの他端に前記カムと係合可能な合成樹脂
製のカム受を装着し、かつこのカム受の係合面を
カムから離間させて配置したことを特徴とするド
ア錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15059886U JPH0427978Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15059886U JPH0427978Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6354756U JPS6354756U (ja) | 1988-04-12 |
| JPH0427978Y2 true JPH0427978Y2 (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=31066886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15059886U Expired JPH0427978Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0427978Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021119293A (ja) * | 2017-03-28 | 2021-08-12 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5220683B2 (ja) * | 2009-05-07 | 2013-06-26 | 美和ロック株式会社 | 錠のラッチ構造 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP15059886U patent/JPH0427978Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021119293A (ja) * | 2017-03-28 | 2021-08-12 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6354756U (ja) | 1988-04-12 |
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