JPH0428175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428175Y2 JPH0428175Y2 JP1985102700U JP10270085U JPH0428175Y2 JP H0428175 Y2 JPH0428175 Y2 JP H0428175Y2 JP 1985102700 U JP1985102700 U JP 1985102700U JP 10270085 U JP10270085 U JP 10270085U JP H0428175 Y2 JPH0428175 Y2 JP H0428175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- tool
- coating layer
- electrically insulating
- insulating coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電線用工具に関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば電気通信用主配線架(MDF)端
子に加入者線を接続する作業工具としてニツパ
ー、丸ペンチ等の工具を用いている。これら工具
はなんら絶縁処理が施されていない。
子に加入者線を接続する作業工具としてニツパ
ー、丸ペンチ等の工具を用いている。これら工具
はなんら絶縁処理が施されていない。
ところが、上記のようなMDF端子へ新加入者
線を接続する作業では、他の端子の既接続加入者
回路の稼動時に接続せざるを得ない。このような
MDF端子は多数個が林立していて、その端子間
の間隔は数ミリ程度しかないため、端子接続作業
中しばしば工具によつて他の端子との間を接触短
絡させて通信障害を起し、加入者に多大の被害を
与えることがある。このような事故を防止する手
段として、事前に周囲の端子を電気絶縁テープ等
で保護するようにすることが行なわれているが、
このような手段では極端に作業効率が悪くなり、
多大の費用がかかるという問題があつた。
線を接続する作業では、他の端子の既接続加入者
回路の稼動時に接続せざるを得ない。このような
MDF端子は多数個が林立していて、その端子間
の間隔は数ミリ程度しかないため、端子接続作業
中しばしば工具によつて他の端子との間を接触短
絡させて通信障害を起し、加入者に多大の被害を
与えることがある。このような事故を防止する手
段として、事前に周囲の端子を電気絶縁テープ等
で保護するようにすることが行なわれているが、
このような手段では極端に作業効率が悪くなり、
多大の費用がかかるという問題があつた。
そこで、工具自体に絶縁性をもたせて上記の問
題を解決する手段として、工具先端部をすべてセ
ラミツクで作製するようにしたものや、高硬度の
粉末粒子を混入したプラスチツクで工具外周を被
覆したものが提案されている。
題を解決する手段として、工具先端部をすべてセ
ラミツクで作製するようにしたものや、高硬度の
粉末粒子を混入したプラスチツクで工具外周を被
覆したものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記前者の先端部をすべてセラミツクで作製し
たものは、素材並びに加工費が高いため、工具と
してかなり高価なものとなり、また後者の高硬度
粉末粒子を混入したプラスチツクを被覆したもの
は一応耐摩耗性があるが、充分とはいえず、長期
間の使用時に素地の鉄部が露出してくる場合があ
る。
たものは、素材並びに加工費が高いため、工具と
してかなり高価なものとなり、また後者の高硬度
粉末粒子を混入したプラスチツクを被覆したもの
は一応耐摩耗性があるが、充分とはいえず、長期
間の使用時に素地の鉄部が露出してくる場合があ
る。
本考案は上記の点にかんがみ、安価に製作し得
ると共に電気絶縁被覆層の耐摩耗性を著しく向上
せしめた電線用工具を提供するものである。
ると共に電気絶縁被覆層の耐摩耗性を著しく向上
せしめた電線用工具を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案は、ニツパーまたは丸ペンチの電
線用工具において、金属製の工具本体の少なくと
も先端部の、前記ニツパーの刃先部または前記丸
ペンチの把持面を除く外周にセラミツクの電気絶
縁被覆層を設け、前記ニツパーの刃先部または前
記丸ペンチの把持面にはセラミツクの電気絶縁被
覆層を設けないようにしたものである。
線用工具において、金属製の工具本体の少なくと
も先端部の、前記ニツパーの刃先部または前記丸
ペンチの把持面を除く外周にセラミツクの電気絶
縁被覆層を設け、前記ニツパーの刃先部または前
記丸ペンチの把持面にはセラミツクの電気絶縁被
覆層を設けないようにしたものである。
(実施例)
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、この場合は電線の切断および被覆除去用のニ
ツパーであり、1は金属製の工具本体、2は工具
本体1の使用時に他の導電体に接触の恐れのある
先端部の外周に電気絶縁被覆した二酸化チタン、
アルミナ、酸化クロム、ジルコニア等の単体ある
いは混合体よりなるセラミツク層である。このセ
ラミツクの被覆層2は例えばプラズマ溶射法すな
わちN2,N2+H2,Ar,Ar+H2,Ar+Heなどの
プラズマガスを熱源として前記のようなセラミツ
クの粉末材料を入れて溶射する方法によつて設け
る。セラミツク被覆層2の厚さは20μm以上にす
ることで十分な絶縁性を有するものとできる。ま
た切味を損ねないように刃先部はセラミツク被覆
はされない。この電気絶縁被覆層2は工具本体1
の全外周に設けてもよく、その場合、かしめピン
で関着されている両構成部の軸ピンの摺接面およ
び交差部の摺接面には摩擦を小さくし円滑に使用
できるようセラミツク層被覆はされない。
し、この場合は電線の切断および被覆除去用のニ
ツパーであり、1は金属製の工具本体、2は工具
本体1の使用時に他の導電体に接触の恐れのある
先端部の外周に電気絶縁被覆した二酸化チタン、
アルミナ、酸化クロム、ジルコニア等の単体ある
いは混合体よりなるセラミツク層である。このセ
ラミツクの被覆層2は例えばプラズマ溶射法すな
わちN2,N2+H2,Ar,Ar+H2,Ar+Heなどの
プラズマガスを熱源として前記のようなセラミツ
クの粉末材料を入れて溶射する方法によつて設け
る。セラミツク被覆層2の厚さは20μm以上にす
ることで十分な絶縁性を有するものとできる。ま
た切味を損ねないように刃先部はセラミツク被覆
はされない。この電気絶縁被覆層2は工具本体1
の全外周に設けてもよく、その場合、かしめピン
で関着されている両構成部の軸ピンの摺接面およ
び交差部の摺接面には摩擦を小さくし円滑に使用
できるようセラミツク層被覆はされない。
第3図および第4図は他の実施例を示し、この
例は丸ペンチの場合であり、3は金属製の工具本
体、4は本体3の使用時に他の導電体と接触する
恐れのある先端部分の外周を被覆した前実施例の
場合と同様の材料のセラミツク層であり、前述と
同様、その厚さを20μm以上にすることで十分な
絶縁性を有するものとできる。把持面は、その凹
凸が埋まり把持摩擦力が弱まるのを防ぐためセラ
ミツク層による被覆はされない。またこの例の場
合も、図示例のように先端部だけでなく全外周に
セラミツク層を被覆してもよい。その場合、かし
め軸ピンで関着されている両構成部材の軸ピンの
摺接面および交差部の摺接面は摩擦を小さくし、
十分円滑に使用できるようセラミツク層は被覆さ
れない。
例は丸ペンチの場合であり、3は金属製の工具本
体、4は本体3の使用時に他の導電体と接触する
恐れのある先端部分の外周を被覆した前実施例の
場合と同様の材料のセラミツク層であり、前述と
同様、その厚さを20μm以上にすることで十分な
絶縁性を有するものとできる。把持面は、その凹
凸が埋まり把持摩擦力が弱まるのを防ぐためセラ
ミツク層による被覆はされない。またこの例の場
合も、図示例のように先端部だけでなく全外周に
セラミツク層を被覆してもよい。その場合、かし
め軸ピンで関着されている両構成部材の軸ピンの
摺接面および交差部の摺接面は摩擦を小さくし、
十分円滑に使用できるようセラミツク層は被覆さ
れない。
第5図はニツパーの場合のセラミツク被覆層に
ついて被覆厚さに対する絶縁抵抗を測定した結果
を示したものであり、20μm以上の厚さでは十分
な絶縁性を有する。
ついて被覆厚さに対する絶縁抵抗を測定した結果
を示したものであり、20μm以上の厚さでは十分
な絶縁性を有する。
上記の実施例はニツパーと丸ペンチの場合を示
したが、ヤツトコ、スパナ、ねじ回し、トルクレ
ンチ、モンキーレンチ、箱スパナ、ハンダごて、
ラツピング工具の金属部分に前実施例と同様にセ
ラミツク層を被覆したものも本考案に含まれる。
したが、ヤツトコ、スパナ、ねじ回し、トルクレ
ンチ、モンキーレンチ、箱スパナ、ハンダごて、
ラツピング工具の金属部分に前実施例と同様にセ
ラミツク層を被覆したものも本考案に含まれる。
(作用)
このようにした本考案工具を用いて前述のよう
な電気通信用MDF端子に新規加入者線を接続す
る作業を行う際、工具外周が周囲の端子に触れて
も端子間の接触短絡による通信障害を起すことな
く、その他周辺部に他の導電部がある場合に使用
すれば同様の作用がある。
な電気通信用MDF端子に新規加入者線を接続す
る作業を行う際、工具外周が周囲の端子に触れて
も端子間の接触短絡による通信障害を起すことな
く、その他周辺部に他の導電部がある場合に使用
すれば同様の作用がある。
耐摩耗試験結果によれば、本考案工具のセラミ
ツク被覆層は前述のような高硬度粉末粒子を混入
したプラスチツク被覆層より少くとも10倍以上の
耐摩耗性があつた。
ツク被覆層は前述のような高硬度粉末粒子を混入
したプラスチツク被覆層より少くとも10倍以上の
耐摩耗性があつた。
(考案の効果)
以上のように本考案電線工具は、外周にセラミ
ツクの電気絶縁被覆層を設けたことにより、使用
時に周辺の導電部分に接触しても障害を与えるこ
となく、その被覆はセラミツク層であるため極め
て大きな耐摩耗性を有し、極めて長期間の使用に
もその電気絶縁機能を保持することができ、しか
も工具本体の外周にセラミツクの被覆層を設ける
だけであるので安価に製作し得る。
ツクの電気絶縁被覆層を設けたことにより、使用
時に周辺の導電部分に接触しても障害を与えるこ
となく、その被覆はセラミツク層であるため極め
て大きな耐摩耗性を有し、極めて長期間の使用に
もその電気絶縁機能を保持することができ、しか
も工具本体の外周にセラミツクの被覆層を設ける
だけであるので安価に製作し得る。
さらに、ニツパーについては、先端部にセラミ
ツクの電気絶縁被覆層を設けないので、切れ味を
損なうことがなく、また丸ペンチについても、把
持面にセラミツクの電気絶縁被覆層を設けないの
で、把持摩擦力が弱まることがない。
ツクの電気絶縁被覆層を設けないので、切れ味を
損なうことがなく、また丸ペンチについても、把
持面にセラミツクの電気絶縁被覆層を設けないの
で、把持摩擦力が弱まることがない。
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は他の実施例の
平面図、第4図は第3図のB−B線断面図、第5
図はセラミツク被覆層の厚さに対する絶縁抵抗の
測定結果を示す図である。 1,3……工具本体、2,4……セラミツクの
電気絶縁被覆層。
第1図のA−A線断面図、第3図は他の実施例の
平面図、第4図は第3図のB−B線断面図、第5
図はセラミツク被覆層の厚さに対する絶縁抵抗の
測定結果を示す図である。 1,3……工具本体、2,4……セラミツクの
電気絶縁被覆層。
Claims (1)
- ニツパーまたは丸ペンチの電線用工具におい
て、金属製の工具本体の少なくとも先端部の、前
記ニツパーの刃先部または前記丸ペンチの把持面
を除く外周にセラミツクの電気絶縁被覆層を設
け、前記ニツパーの刃先部または前記丸ペンチの
把持面にはセラミツクの電気絶縁被覆層を設けな
いことを特徴とする電線用工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985102700U JPH0428175Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985102700U JPH0428175Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211568U JPS6211568U (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0428175Y2 true JPH0428175Y2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=30974579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985102700U Expired JPH0428175Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0428175Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5008351B2 (ja) * | 2006-07-07 | 2012-08-22 | 中国電力株式会社 | ニッパ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5993267A (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-29 | 株式会社 バンザイ | 作業用工具 |
| JPS6011754U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-26 | 京セラ株式会社 | ペンチ |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP1985102700U patent/JPH0428175Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211568U (ja) | 1987-01-24 |
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