JPH04283260A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH04283260A
JPH04283260A JP4524791A JP4524791A JPH04283260A JP H04283260 A JPH04283260 A JP H04283260A JP 4524791 A JP4524791 A JP 4524791A JP 4524791 A JP4524791 A JP 4524791A JP H04283260 A JPH04283260 A JP H04283260A
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JP
Japan
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group
polymer
molecular weight
curable composition
groups
Prior art date
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Pending
Application number
JP4524791A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fujita
雅幸 藤田
Michihide Honma
道英 本間
Hiroshi Wakabayashi
宏 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP4524791A priority Critical patent/JPH04283260A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性ケイ素基を含有
するオキシプロピレン重合体、可塑剤、及び特定の充填
剤を含有する新規な硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】反応性
ケイ素基(水酸基または加水分解性基の結合したケイ素
原子を含むケイ素原子含有基であって、シロキサン結合
を形成し得る基)を有するオキシプロピレン重合体は液
状の重合体となり得るもので、湿分等により室温で硬化
してゴム状硬化物を生じる。このため、建築物の弾性シ
ーラント等に用いられている。ゴム状硬化物は引張特性
として大きい伸び特性と破断強度を有することが望まし
い。
【0003】本発明者等は反応性ケイ素基を有するオキ
シプロピレン重合体を用いた硬化性組成物を検討した結
果、分子量分布の狭いオキシプロピレン重合体と特定の
充填剤及び可塑剤との組成物が、きわめてすぐれた引張
特性を有する硬化物を与えることを見出し、本発明に至
った。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の硬化性
組成物は、(A)重合主鎖が
【0005】
【化2】
【0006】で示される繰り返し単位を含有し、水酸基
または加水分解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素
原子含有基(反応性ケイ素基)を少なくとも1個有する
オキシプロピレン重合体であって、Mw/Mn(重量平
均分子量/数平均分子量)  が1.6以下で数平均分
子量(Mn)が6,000以上であるオキシプロピレ 
 ン重合体、 (B)エステル系可塑剤、及び (C)平均粒子径0.5μm以下の炭酸カルシウムを含
有してなる。
【0007】本発明に使用される(A)成分のオキシプ
ロピレン重合体に含有されている反応性ケイ素基は特に
限定されるものではないが、代表的なものを示すと、例
えば、下記一般式、化3で表わされる基が挙げられる。
【0008】
【化3】
【0009】[式中、R1およびR2は、いずれも炭素
数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基
、炭素数7〜20のアラルキル基または(R′)3Si
O−で示されるトリオルガノシロキシ基を示し、R1ま
たはR2が2個以上存在するとき、それらは同一であっ
てもよく、異なっていてもよい。ここでR′は炭素数1
〜20の1価の炭化水素基であり、3個のR′は同一で
あってもよく、異なっていてもよい。Xは水酸基または
加水分解性基を示し、Xが2個以上存在するとき、それ
らは同一であってもよく、異なっていてもよい。aは0
、1、2または3を、bは0、1または2をそれぞれ示
す。また、m個の
【0010】
【化4】
【0011】におけるbは異なっていてもよい。mは0
〜19の整数を示す。但し、a+Σb≧1を満足するも
のとする。] 上記Xで示される加水分解性基は特に限定されず、従来
公知の加水分解性基であればよい。具体的には、例えば
、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキ
シ基、ケトキシメ―ト基、アミノ基、アミド基、酸アミ
ド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオキ
シ基等が挙げられる。これらの内では、水素原子、アル
コキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメ―ト基、アミノ
基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基およびア
ルケニルオキシ基が好ましいが、加水分解性が穏やかで
取扱いやすいという観点からメトキシ基等のアルコキシ
基が特に好ましい。
【0012】この加水分解性基や水酸基は1個のケイ素
原子に1〜3個結合することができ、(a+Σb)は1
〜5であるのが好ましい。加水分解性基や水酸基が反応
性ケイ素基中に2個以上存在する場合には、それらは同
一であってもよく、異なっていてもよい。
【0013】反応性ケイ素基中に、ケイ素原子は1個あ
ってもよく、2個以上あってもよいが、シロキサン結合
等によりケイ素原子の連結された反応性ケイ素基の場合
には、20個程度あってもよい。
【0014】なお、下記一般式、化5で表わされる反応
性ケイ素基が、入手容易の点からは好ましい。
【0015】
【化5】
【0016】(式中、R2、X、aは前記と同じ。)ま
た、上記一般式、化3におけるR1およびR2の具体例
としては、例えば、メチル基、エチル基などのアルキル
基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニ
ル基などのアリ―ル基、ベンジル基などのアラルキル基
、R′がメチル基やフェニル基などである(R′)3S
iO−で示されるトリオルガノシロキシ基等が挙げられ
る。R1、R2、R′としてはメチル基が特に好ましい
【0017】反応性ケイ素基はオキシプロピレン重合体
1分子中に少なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存
在するのがよい。重合体1分子中に含まれる反応性ケイ
素基の数が1個未満になると、硬化性が不充分になり、
良好なゴム弾性挙動を発現しにくくなる。
【0018】反応性ケイ素基はオキシプロピレン重合体
分子鎖の末端に存在してもよく、内部に存在してもよい
。反応性ケイ素基が分子鎖の末端に存在すると、最終的
に形成される硬化物に含まれるオキシプロピレン重合体
成分の有効網目鎖量が多くなるため、高強度、高伸びで
低弾性率を示すゴム状硬化物が得られやすくなる。
【0019】本発明に使用される(A)成分における重
合主鎖を構成するオキシプロピレン重合体は、
【002
0】
【化6】
【0021】で示される繰り返し単位を含有するもので
ある。このオキシプロピレン重合体は、直鎖状であって
も分枝状であってもよく、あるいは、これらの混合物で
あってもよい。また、他の単量体単位等が含まれていて
もよいが、化6に表わされる単量体単位が重合体中に5
0重量%以上、好ましくは80重量%以上存在すること
が好ましい。
【0022】このオキシプロピレン重合体の数平均分子
量(Mn)としては6,000以上のものが有効に使用
されうるが、好ましくは6,000〜30,000の数
平均分子量を有するものがよい。さらに、このオキシプ
ロピレン重合体においては、重量平均分子量と数平均分
子量との比(Mw/Mn)が1.6以下であり、極めて
分子量分布が狭い(単分散性が大きい)。Mw/Mnの
値は好ましくは1.5以下であり、さらに好ましくは1
.4以下である。分子量分布は、各種の方法で測定可能
であるが、通常ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)法
での測定が一般的である。このように数平均分子量が大
きいにもかかわらず分子量分布が狭いので、本発明の組
成物は、硬化前においては粘度が低く取扱いが容易であ
り、硬化後においては良好なゴム状弾性挙動を示す。 特に、分子量分布の広い反応性ケイ素基を有するオキシ
プロピレン重合体を用いた組成物に比較して本発明の組
成物の硬化物は大きい伸び特性と破断強度を有している
【0023】本発明の(A)成分となる反応性ケイ素基
を有するオキシプロピレン重合体は、官能基を有するオ
キシプロピレン重合体に反応性ケイ素基を導入すること
によって得るのが好ましい。
【0024】高分子量で分子量分布が狭く官能基を有す
るオキシプロピレン重合体は、オキシプロピレンの通常
の重合法(苛性アルカリを用いるアニオン重合法)やこ
の重合体を原料とした鎖延長反応方法によって得ること
はきわめて困難であるが、特殊な重合法である特開昭6
1−197631号、特開昭61−215622号、特
開昭61−215623号、特開昭61−218632
号、特公昭46−27250号及び特公昭59−153
36号などに記載された方法により得ることができる。 なお、反応性ケイ素基を導入すると分子量分布は導入前
の重合体に比較し広がる傾向にあるので、導入前の重合
体の分子量分布はできるだけ狭いことが好ましい。
【0025】反応性ケイ素基の導入は公知の方法で行な
えばよい。すなわち、例えば、以下の方法が挙げられる
【0026】(1)末端に水酸基等の官能基を有するオ
キシプロピレン重合体に、この官能基に対して反応性を
示す活性基及び不飽和基を有する有機化合物を反応させ
、次いで、得られた反応生成物に加水分解性基を有する
ヒドロシランを作用させてヒドロシリル化する。
【0027】(2)末端に水酸基、エポキシ基やイソシ
アネ−ト基等の官能基(以下、Y官能基という)を有す
るオキシプロピレン重合体に、このY官能基に対して反
応性を示す官能基(以下、Y′官能基という)及び反応
性ケイ素基を有する化合物を反応させる。
【0028】このY′官能基を有するケイ素化合物とし
ては、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシランなどのようなアミノ基含有シラン類;γ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルメチルジメトキシシランなどのようなメルカ
プト基含有シラン類;γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル
)エチルトリメトキシシランなどのようなエポキシシラ
ン類;ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロイル
オキシプロピルメチルジメトキシシランなどのようなビ
ニル型不飽和基含有シラン類;γ−クロロプロピルトリ
メトキシシランなどのような塩素原子含有シラン類;γ
−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−イ
ソシアネートプロピルメチルジメトキシシランなどのよ
うなイソシアネート含有シラン類;メチルジメトキシシ
ラン、トリメトキシシラン、メチルジエトキシシランな
どのようなハイドロシラン類などが具体的に例示されう
るが、これらに限定されるものではない。
【0029】以上の方法のなかで、(1)の方法、又は
(2)のうち末端に水酸基を有する重合体とイソシアネ
ート基及び反応性ケイ素基を有する化合物を反応させる
方法が、好ましい。
【0030】本発明の(B)成分として用いるエステル
系可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート、ジ
ブチルフタレート、ブチルベンジルフタレートなどの如
きフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、コハク
酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどの如き脂肪族二
塩基酸エステル類;ジエチレングリコールジベンゾエー
ト、ペンタエリスリトールエステルなどの如きグリコー
ルエステル類;オレイン酸ブチル、アセチルリシノール
酸メチルなどの如き脂肪族エステル類;リン酸トリクレ
ジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニル
などの如きリン酸エステル類;エポキシ化大豆油、エポ
キシステアリン酸ベンジルなどの如きエポキシ可塑剤類
;2塩基酸と2価アルコールとのポリエステル類などの
ポリエステル系可塑剤などがあげられる。これらのうち
カルボン酸エステル系可塑剤が好ましく、特にフタル酸
エステル系可塑剤が好ましい。これらエステル系可塑剤
に加えて他の可塑剤を併用することも可能である。併用
できる可塑剤としては、ポリプロピレングリコールやそ
の誘導体などのポリエーテル類;ポリ−α−メチルスチ
レン、ポリスチレンなどのポリスチレン類;ポリブタジ
エン、アルキド樹脂、ブタジエン−アクリロニトリル共
重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブテ
ン、塩素化パラフィン類などの可塑剤が用いられる。 可塑剤は単独又は2種類以上の混合物の形で任意に使用
できる。
【0031】エステル系可塑剤量は、反応性ケイ素基含
有オキシプロピレン重合体100部(重量部、以下同様
)に対し、1〜150部、好ましくは10〜120部、
とくに好ましくは20〜100部である。該量が1部未
満になると可塑剤としての効果が発現しなくなり、15
0部を超えると硬化物の機械的強度が不足するという問
題点が生じる。エステル系可塑剤以外の可塑剤を併用す
る場合には、全可塑剤中にエステル系可塑剤が50重量
%以上存在することが望ましい。
【0032】本発明の(C)成分として用いる平均粒子
径0.5μm以下の炭酸カルシウムとしては、膠質炭酸
カルシウムが例示できる。平均粒子径としては、0.2
μm以下が好ましく、0.01〜0.15μmがさらに
好ましい。また、脂肪酸、樹脂酸、リグニン等の有機物
、特に脂肪酸によって表面処理された炭酸カルシウムが
好ましい。
【0033】(C)成分となる炭酸カルシウムとしては
、白艶華O、カルモス、白艶華CC、白艶華CCR、V
IGOT−15等の商品名で市販されているものが例示
される。
【0034】本発明の(C)成分として用いる炭酸カル
シウムに加えて他の充填剤を併用することも可能である
。併用できる充填剤としては、フユームシリカ、沈降性
シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカーボンブラッ
クの如き補強性充填剤;本発明の(C)成分以外の炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレ
ー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機
ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、水
添ヒマシ油およびシラスバルーン、などの如き充填剤;
石綿、ガラス繊維およびフィラメントの如き繊維状充填
剤が例示される。
【0035】これら充填剤は1種類のみで使用してもよ
いし、2種類以上混合使用してもよい。
【0036】本発明の(C)成分として用いる炭酸カル
シウム量は、反応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合
体100部に対して1〜200部、特には5〜200部
用いることが好ましい。(C)成分以外の充填剤を併用
するときは、全充填剤中に(C)成分が50重量%以上
存在することが好ましい。
【0037】本発明の硬化性組成物には、必要に応じて
、硬化触媒などを加えて使用してもよい。
【0038】硬化触媒としては、テトラブチルチタネー
ト、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸エステル
類;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエー
ト、ジブチルスズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフ
テン酸スズなどのスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオ
キサイドとフタル酸エステルとの反応物;ジブチルスズ
ジアセチルアセトナート;アルミニウムトリスアセチル
アセトナート、アルミニウムトリスエチルアセトアセテ
ート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセ
テートなどの有機アルミニウム化合物類;ジルコニウム
テトラアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルア
セトナートなどのキレート化合物類;オクチル酸鉛;ブ
チルアミン、オクチルアミン、ラウリルアミン、ジブチ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシル
アミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルアミ
ン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グア
ニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−トリス(
ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N−
メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデセン
−7(DBU)などのアミン系化合物、あるいはこれら
アミン系化合物のカルボン酸などとの塩;過剰のポリア
ミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹脂
;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成物;
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−ア
ミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシランな
どのアミノ基を有するシランカップリング剤;などのシ
ラノール縮合触媒、さらには他の酸性触媒、塩基性触媒
などの公知のシラノール縮合触媒等が例示される。 これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用し
てもよい。
【0039】これらの硬化触媒の使用量は、反応性ケイ
素基含有オキシプロピレン重合体100部に対して0.
1〜20部程度が好ましく、1〜10部程度が更に好ま
しい。反応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合体に対
して硬化触媒の使用量が少なすぎると、硬化速度が遅く
なることがあり、また硬化反応が充分に進行しにくくな
る場合がある。一方、反応性ケイ素基含有オキシプロピ
レン重合体に対して硬化触媒の使用量が多すぎると、硬
化時に局部的な発熱や発泡が生じ、良好な硬化物が得ら
れにくくなるので、好ましくない。
【0040】本発明の硬化性組成物の調製法にはとくに
限定はなく、たとえば上記した成分を配合し、ミキサー
やロールやニーダーなどを用いて常温または加熱下で混
練したり、適した溶剤を少量使用して成分を溶解させ、
混合したりするなどの通常の方法が採用されうる。また
、これら成分を適当に組合わせることにより、1液型や
2液型の配合物をつくり使用することもできる。
【0041】本発明の硬化性組成物は、大気中に暴露さ
れると水分の作用により、三次元的に網状組織を形成し
、ゴム状弾性を有する固体へと硬化する。
【0042】本発明の硬化性組成物を使用するに際して
は、更に、必要に応じて、接着性改良剤、物性調整剤、
保存安定性改良剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、金属不
活性化剤、オゾン劣化防止剤、光安定剤、アミン系ラジ
カル連鎖禁止剤、リン系過酸化物分解剤、滑剤、顔料、
発泡剤などの各種添加剤を適宜添加することが可能であ
る。
【0043】本発明の硬化性組成物は弾性シーラントと
して特に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路など
の密封剤として使用しうる。更に、単独あるいはプライ
マーの助けをかりてガラス、磁器、木材、金属、樹脂成
形物などの如き広範囲の基質に密着しうるので、種々の
タイプの密封組成物および接着組成物としても使用可能
である。更に、粘着剤、塗料、塗膜防水剤、食品包装材
料、注型ゴム材料、型取り用材料、発泡材料としても有
用である。
【0044】
【発明の効果】本発明の組成物は、(A)成分として分
子量分布の広い重合体を用いた組成物に比較して、硬化
物が大きい伸び特性と破断強度を有する。
【0045】なお、本発明の硬化性組成物において(A
)成分として使用される反応性ケイ素基含有オキシプロ
ピレン重合体は、数平均分子量が大きいにもかかわらず
分子量分布が狭い。従って、本発明の組成物は、硬化前
においては、同一分子量で分子量分布の広い従来の反応
性ケイ素基含有オキシプロピレン重合体を含有する組成
物と比べて粘度が低く取扱いが容易である。
【0046】このように硬化前の粘度が低いので、作業
性が良いだけでなく、多量の充填剤を配合できて優れた
室温硬化性組成物を得ることができる。
【0047】さらに、耐酸性などの耐薬品性が予想外に
大幅に改善され、耐溶剤性、耐水性も優れている。
【0048】
【実施例】本発明をより一層明らかにするために、以下
に実施例を掲げる。
【0049】合成例1 1.5リットル耐圧ガラス製反応容器に分子量15,0
00のポリオキシプロピレントリオール(Mw/Mn=
1.38、粘度89ポイズ)401g(0.081当量
)を仕込み、窒素雰囲気下にした。
【0050】137℃で、滴下漏斗からナトリウムメト
キシドの28%メタノール溶液19.1g(0.099
当量)を滴下し、5時間反応させた後、減圧脱揮した。 窒素雰囲気下にもどし塩化アリル9.0g(0.118
当量)を滴下、1.5時間反応させた後、さらにナトリ
ウムメトキシドの28%メタノール溶液5.6g(0.
029当量)と塩化アリル2.7g(0.035当量)
を用いてアリル化をおこなった。
【0051】この反応物をヘキサンに溶かしケイ酸アル
ミニウムで吸着処理した後、ヘキサンを減圧除去すると
311gの黄色透明なポリマーが得られた(粘度68ポ
イズ)。
【0052】このポリマー270g(0.065当量)
を耐圧ガラス製反応容器に仕込み、窒素雰囲気下にした
。塩化白金酸の触媒溶液(H2PtCl6・6H2O 
 25gをイソプロピルアルコール500gに溶かした
溶液)0.075mlを添加後、30分撹拌した。ジメ
トキシメチルシラン6.24g(0.059当量)を滴
下漏斗より加え、90℃で4時間反応させた後、脱揮す
ると260gの黄色透明なポリマーが得られた。
【0053】合成例2 撹拌機付きフラスコに数平均分子量15,000のポリ
オキシプロピレントリオール(Mw/Mn=1.38、
粘度89ポイズ)220g(0.0447当量)とジラ
ウリン酸ジブチルスズ0.02gを仕込み、窒素雰囲気
下でγ−イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラ
ン8.45g(0.0447当量)を室温で滴下した。 滴下終了後、75℃で1.5時間反応させた。IRスペ
クトルを測定し、2280cm−1付近のNCO吸収の
消失と1730cm−1付近のC=O吸収の生成を確認
した後、反応を終了させた。213gの無色透明のポリ
マーが得られた。
【0054】比較合成例1 数平均分子量が3,000のポリオキシプロピレングリ
コール420gと数平均分子量が3,000のポリオキ
シプロピレントリオール80gとを、窒素置換された耐
圧ガラス製反応容器に仕込んだ。水酸化ナトリウム40
gを加え、60℃で13時間反応させた後、ブロモクロ
ルメタン19gを60℃で10時間反応させた。(得ら
れたポリマーのMw/Mnは2.1であり、粘度は38
5ポイズであった。)続いて、塩化アリル15gを加え
36時間反応をおこなった。反応終了後、減圧にして揮
発物質を除去した。
【0055】内容物をビーカーにとり出しヘキサンに溶
かした。ケイ酸アルミニウムで吸着処理した後、ヘキサ
ンを減圧除去した。
【0056】このポリマー500gを窒素置換された反
応容器に仕込み、塩化白金酸の触媒溶液(H2PtCl
6・6H2O  25gをイソプロピルアルコール50
0gに溶かした溶液)0.03gを添加した後、ジメト
キシメチルシラン12gを加えて80℃で4時間反応さ
せた。反応終了後、減圧にして揮発物質を除去すると淡
黄色透明なポリマーが550g得られた。
【0057】合成例1、2および比較合成例1で得られ
たポリマーの粘度をB型粘度計(BMタイプローターN
o.4、12rpm)を用いて、23℃で測定した。ま
た、各ポリマーの数平均分子量(Mn)と分子量分布(
Mw/Mn)をGPCにより分析した。GPCは、ポリ
スチレンゲル(東ソー株式会社製)を充填したカラムに
留出溶媒としてテトラヒドロフランを用いて、オーブン
温度40℃で分析した。その結果を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】実施例1および比較例1 合成例1あるいは比較合成例1で得られたポリマー10
0部に対して、膠質炭酸カルシウム(白石工業株式会社
製、商品名「白艶華CCR」、平均粒子径0.08μm
)155部、ジオクチルフタレート60部、老化防止剤
2部、二酸化チタン(石原産業株式会社製、商品名「R
−820」)4部を加え、三本ペイントロ―ルでよく混
練した後、オクチル酸スズ3部、ラウリルアミン0.5
部を加え、均一に混練した。得られた組成物のうち、実
施例1の組成物(合成例1のポリマーを用いたもの)は
、比較例1の組成物(比較合成例1のポリマーを用いた
もの)と比べて粘度が低く取扱いが容易であった。
【0060】これらの組成物を用いて、厚さ2mmのシ
ートを作製した後、23℃で2日間、さらに50℃で3
日間養生した。
【0061】この硬化物シートからJIS  K  6
301に準拠して3号形ダンベルを打抜き、引張り速度
500mm/分で引張り試験をおこなった。結果を表2
に示す。なお、表中のM100は100%伸張時応力、
TBは破断強度、EBは破断時の伸びを表わす。
【0062】
【表2】
【0063】表2から明らかなように、本発明の組成物
は、分子量分布の広いオキシプロピレン重合体を用いた
場合に比較して、すぐれた破断強度を有することがわか
る。
【0064】参考例1、2 合成例1あるいは比較合成例1で得られたポリマー10
0部に対して、オクチル酸スズ3部、ラウリルアミン0
.5部、純水0.6部を加えてよく混合した後、実施例
1、比較例1と同様に引張試験を行なった。結果を表3
に示す。
【0065】
【表3】
【0066】表2および表3から明らかなように、分子
量分布の広いオキシプロピレン重合体を用いた場合、エ
ステル系可塑剤と炭酸カルシウムを添加しない組成物に
対し添加したものの硬化物は、ある程度改善された引張
特性を有する。これに対し、分子量分布が狭いオキシプ
ロピレン重合体を用いた場合には、引張特性の改善、特
に破断強度の改善が著しいことがわかる。
【0067】実施例2 合成例1で得られたポリマーにかえて合成例2で得られ
たポリマーを用い、実施例1と同様に硬化性組成物を得
た。この組成物の硬化物もすぐれた引張特性を有してい
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)重合主鎖が 【化1】 で示される繰り返し単位を含有し、水酸基または加水分
    解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素原子含有基を
    少なくとも1個有するオキシプロピレン重合体であって
    、Mw/Mnが1.6以下で数平均分子量が6,000
    以上であるオキシプロピレン重合体 (B)エステル系可塑剤、及び (C)平均粒子径0.5μm以下の炭酸カルシウムを含
    有する硬化性組成物。
  2. 【請求項2】(A)成分の重合体のMw/Mnが1.5
    以下である請求項1記載の硬化性組成物。
  3. 【請求項3】(A)成分の重合体の数平均分子量が6,
    000〜30,000である請求項1又は2記載の硬化
    性組成物。
  4. 【請求項4】(A)成分の重合体においてケイ素原子含
    有基が分子鎖末端に存在する請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の硬化性組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004083897A (ja) * 2002-07-05 2004-03-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 硬化性組成物

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