JPH0428716A - ポリカーボネート系積層体及びその製造方法 - Google Patents

ポリカーボネート系積層体及びその製造方法

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JPH0428716A
JPH0428716A JP13263990A JP13263990A JPH0428716A JP H0428716 A JPH0428716 A JP H0428716A JP 13263990 A JP13263990 A JP 13263990A JP 13263990 A JP13263990 A JP 13263990A JP H0428716 A JPH0428716 A JP H0428716A
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Haruyuki Yoneda
米田 晴幸
Shinsuke Fukuoka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な高分子量ポリカーボネートシート及び
その製造方法に関するものである。さらに詳しくいえば
、本発明は、着色がなく、かつ耐溶剤性に優れ、特に積
層用として好適なポリヵ一ポ不−トシート及びそれを製
造するだめの新規な方法に関するものである。
従来の技術 芳香族ポリカーボネートは耐衝撃性、透明性、寸法安定
性などに優れるエンジニアリングプラスチ7りとして、
種々の分野において多用されており、その用途の1つと
してポリカーボネートントがグレージング分野を中心に
用いられている。
しかしながら、一般にこの芳香族ポリカーボネートは耐
溶剤性に劣り、通常の分子量範囲のものではシートに成
形してもその用途が制限されるのを免れない。
一方、ポリカーポ不一トシートは、単独での使用以外に
、他のプラスチ7クシートと積層したものや、ガラス、
合板、金属板などに、接着用の中間フィルムを介して積
層したものから成る積層シートなどとしての使用が近年
増加している。しかしながら、従来のポリカーボネート
シートは、耐溶剤性に劣るために、積層する相手の樹脂
に可塑剤が多量に含まれている場合には、この可塑剤に
より、ポリカーボネートシートにクラックか生じたり、
白化したりするなど劣化を生じ、使用に供し得ないとい
う欠点を有している。
ところで、従来提供されているポリカーポ不一トシート
は、通常分子量か30 、000前後のものであるが(
「プラスチックス」第35巻、第3号、第14ページ)
、重量平均分子量を約70.000以上に増加させると
耐溶剤性が向上することが知られている。
しかしながら、このように高分子量のものは押出機によ
る加工ができないという欠点がある。
そして、このような欠点を改良するために、これまで耐
溶剤性に優れる高分子量ポリカーボネートを通常の分子
量のポリカーボネートと混合して押出機による成形を可
能にする方法(特公昭6157860号公報)、分子内
に分枝鎖を導入して耐溶剤性を改良する方法(特公昭5
3−28193号公報)などが提案されている。
しかしながら、前者の方法においては、高分子量ポリカ
ーボネートの配合比率が多いと成形性が低下するし、配
合比率が少ないと耐溶剤性の改良効果か不十分となり、
耐溶剤性と成形性の7・ランスに優れたものが得られに
くい。一方、後者の分枝鎖を導入する方法では、耐溶剤
性は向上するものの、耐衝撃性が低下するという欠点が
ある。
さらに、従来、重量平均分子量が40,000〜100
.000の範囲にある高分子量芳香族ポリカーボネート
は、通常押出用として使用する重量平均分子量が30.
000前後の芳香族ポリカーボネートと比較して溶融粘
性が著しく高くなるために、溶融押出しの際に通常より
温度を高くする必要かあり、そのため溶融押出時にポリ
カーボネートの劣化や分子量の大幅な低下を免れなかっ
た。
また、ポリマー中に不純物として塩素原子が含まれてい
ると、・前記のような高温の溶融押出しの際に、ポリマ
ーか劣化したり、着色か生じたりする上、押出機の腐食
をひき起こすことがあるなと、好ましくない事態を招来
する。
このように、他の力学物性の低下及びポリマの着色や劣
化のない、耐溶剤性に優れたポリカーボネートから成る
・7−トはこれまで得られていないのが実状である。
発明か解決しようとする課題 本発明は、このような事情のもとで、着色かなく、かつ
耐溶剤性に優れ、特に積層用として好適な高分子量ポリ
カーボネートンートを提供することを目的としてなされ
たものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前記の好ましい性質を有する高分子量ポ
リカーボネートンートを開発すべく鋭意研究を重ねた結
果、特定の分子量を有し、かつ実質上塩素原子を含有し
な(・高分子量芳香族ポリカーボネートが溶融押出時の
着色が少なく、かつ優れた耐溶剤性を示し、そのシート
は積層用に適していることを見い出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、重量平均分子量が40,000〜
100.000の範囲にあり、かつ実質上塩素原子を含
有しない高分子量芳香族ポリカーボネートから成る厚さ
0.01〜15mmの高分子量ポリカーボネートンート
、特に厚さ3闘で測定したb*値が5.0以下のポリカ
ーボネートンートを提供するものである。
本発明に従えば、前記高分子量ポリカーボネートシート
は、重量平均分子量が40.000〜100.000の
範囲にあり、かつ実質上塩素原子を含有しない高分子量
芳香族ポリカーボネートを溶融押出しすることにより、
好ましくは、該高分子量芳香族ポリカーボネート100
重量部に対し、(A)亜リン酸ジエステルo、ooos
〜0.015重量部と、場合により用いられる(B)フ
ェノール系抗酸化剤、亜リン酸トリエステル及び有機ホ
スファイトの中から選ばれた少なくとも1種o、oos
〜(C1重量部とを添加して溶融押出しすることにより
、製造することができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明シートは、重量平均分子量が40,000〜10
0.000の範囲にあり、かつ実質上塩素原子を含有し
ない高分子量芳香族ポリカーボネートから成るものであ
って、該高分子量芳香族ポリカーボネートは、−殺伐 %式%: で表わされる構造を有している。
一般式(I)にお 一0CO−@−R,Rは水素原子又はアルキル基、Ar は芳香族残基、nはポリマーの重量平均分子量が40.
000〜100.000になるような整数である。
該Rがアルキル基の場合、このアルキル基としでは、例
えば CH。
CH,CH。
などを挙げることができる。
またArとしては、 例 えば CH。
CH3 などが挙げられるが、 これらの中で、 において、 で表わされる繰返し単位を85モル%以上含有するもの
が好適である。
前記ポリカーボネートは重量平均分子量(讐w)が40
.000〜100,000の範囲にあることが必要であ
り、このMwが40,000未満では耐溶剤性に劣るし
、100.000を超えると溶融押出しが困難となる。
特に警Wが50.000〜80,000の範囲にあるも
のが好適である。
さらに、該ポリカーボネートは実質上塩素原子を含有し
ていないことが必要である。ここで実質上塩素原子を含
有してないことは、塩素含有量が測定限界値以下のこと
を意味する。すなわち、燃焼法による測定で塩素原子含
有量が0.002重量%以下、硝酸銀滴定法による測定
でCQ−の含有量が0.00002重量%以下である。
このような高分子量ポリカーボネートは、公知の方法、
例えばホスゲン法や溶融法で製造することができるが、
ホスゲン法の場合、重合体が高分子量になると重合反応
液の溶液粘度が上昇し、重合体の重合溶液からの取り出
しや、精製が困難であるし、一方溶融法の場合、重合体
が高分子量になると溶融粘度か上昇するため、強力なか
くはんを必要とし、工業的には「Wが30,000程度
のものしか得られず、適当でない。
好ましい方法としては、例えば本発明者らが先に見い出
した固相重合法を挙げることができ、この方法によると
実質上塩素原子を含有せず、かつ触媒残渣を含まない高
純度の高分子量ポリカーボネートを容易に製造すること
ができる。
本発明シートは、前記の高分子量芳香族ポリカーボネー
トを溶融押出しすることにより製造することができるが
、この際、該ポリカーボネートに亜リン酸ジエステルを
添加して溶融押出しすることが好ましい。該亜リン酸ジ
エステルとしては、例えば−殺伐 (式中のR1及びR2は、それぞれアルキル基、アリー
ル基又はアルキルアリール基であり、それらは同一であ
ってもよいし、たがいに異なっていてもよい) で表わされる化合物を用いることができる。
前記−殺伐(II[)におけるR1. R2において、
アルキル基としては、例えばエチル基、ブチル基、オク
チル基、ンクロヘキンル基、2−エチルフェノール、デ
ンル基、トリデシル基、ラウリル基、ペンタエリスリト
ール基、ステアリル基なとが挙げられ、アリール基とし
ては、例えばフェニル基、ナフチル基などが挙げられる
。また、アルキルアリール基としては、例えばトリル基
、p−第三ブチルフェニルL 2.4−ジー第三ブチル
フェニル基、p−ノニルフェニル基、ジノニルフェニル
基などが挙げられる。
前記−殺伐(III)で表わされる亜リン酸ジエステル
の具体例としては、ジフェニル/・イドロゲンホスファ
イト、ビス(ノニルフェニル)ノ\イドロゲンホスファ
イト、ビス(2,4−ジー第三ブチルフェニル)ハイド
ロゲンホス7アイトなとが挙げられる。
さらに、亜リン酸ジエステルとしては前記−殺伐(II
I)で表わされるもの以外に、例えば−殺伐(式中のR
3はアルキレン基、アリーレン基又はアリールアルキレ
ン基 R1及びR2は前記と同じ意味をもつ) で表わされる化合物も用いることができる。
これらの亜リン酸ジエステルは1種用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもく、その添加量は、前記
高分子量ポリカーポ不−ZOO重量部当り、o、ooo
s〜0.15重量部、好ましくは0.0005〜0.0
09重量部の範囲で選ばれる。この量が0.0005重
量部未満では溶融加工時の熱安定性が不十分であって、
分子量が低下するおそれがあるし、0.15重量部を超
えると得られたシートの耐熱水性(耐スチーム性)が低
下する傾向がみられる。
本発明lこおいては、シートの長期耐熱老化性の改善の
ために、所望に応じ、前記亜リン酸ジエステルとともに
、フェノール系抗酸化剤、亜リン酸トリエステル及び有
機ホスファイトの中から選ばれた少なくとも1種を、該
高分子量ポリカーポ不[−に添加して溶融押出ししても
よい。
該フェノール系抗酸化剤としては、例えは−殺伐 (式中のR’、 R’及びR6は、それぞれ水素原子、
水酸基、アルキレ基又は置換基を有していてもよし゛炭
化水素残基であり、それらは同一であってもよいし、た
がいに異なっていてもよいか、その少なくとも1つは置
換基を有していてもよい炭化水素残基である) で表わされる化合物を用いることかできる。
前記−殺伐(V)で表わされる化合物としては、例んば
2,6−ジー第三ブチル−p−クレゾール、2.6−ジ
ー第三ブチル−p−アニソーノ呟2,6−ノー第三ブチ
ル−4−エチルフェノール、 2.2’−メチレンヒス
(6−第三ブチル−p−クレゾール)、2.2’−メチ
レンビス(4−エチル−6−第三ブチルフェノール)、
4.4’−メチレンビス(6−第三ブチルー0〜クレゾ
ール)、4.4′−ブチリデンビス(6−第三ブチル−
m−クレゾール)、テトラキス−〔メチレン−3−(3
’、5’−ジー第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル
)プロピオネート〕 メタン、4.4’−チオビス(6
−第三ブチル−m−クレゾール)、ステアリル−β−(
3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、1,3.5− トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、1.1.3−1− !Jス(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)メタ
ン、トリエチレングリコール−ビス(3−(3−第三ブ
チル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕などが挙げられるが、好ましいフェノール系抗
酸化剤としては、−殺伐(式中のR7はメチル基又は第
三ブチル基、R8は第三ブチル基、Aは炭素数l〜30
のb価の炭化水素残基又は複素環残基、&はI〜4の整
数、bは1以上の整数である) で表わされる化合物を挙げることができる。
このような化合物の具体例としては、テトラキス−〔メ
チレン−3−(3’、5’−ジー第三ブチル−4′−ヒ
ドロキンフェニル)プロピオネートコメタン(Irag
anoxlolo、チバガイギー社商品名)、ステアリ
ル−β−(3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート(lraganox 1076
、チバガイギー社商品名)、トリエチレングリコール−
ビス(3−(3−第三ブチル−5−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕などが挙げられる。
また、亜リン酸トリエステルとしては、例えば−殺伐 (式中のR′、R111及びR11は、それぞれアルキ
ル基、アリール基又はアルキルアリール基であり、それ
らは同一であってもよいし、たがいに異なっていてもよ
い) で表わされる化合物を用いることができる。
前記−殺伐(■)におけるR9、plo及びpHにおい
て、アルキル基としては、例えばエチル基、ブチル基、
オクチル基、ンクロヘキシル基、2−エチルヘキンル基
、デシル基、トリデシル基、ラウリル基、ペンタエリス
リトール基、ステアリル基などが挙げられ、アリール基
としては、例えはフェニル基、ナフチル基などが挙げら
れる。また、アルキルアリール基としては、例えばトリ
ル基、p−第三ブチルフェニル基、2.4−ジー第三ブ
チルフェニル基、p−ノニルフェニル基、ジノニルフェ
ル基などが挙げられる。
前記−殺伐(■)で表わされる亜リン酸トリエステルの
好ましいものとしては、例えばトリス(2,4−ジー第
三ブチルフェニル)ホスファイト、トリスノニルフェニ
ルホスファイト、トリスジノニルフェニルホスファイト
、トリフェニルホスファイト、ビス(ノニルフェニル)
ペンタエリスリトール−ジホスファイト、ビス(2,4
−ジー第三ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ
ホスファイト、ビス(2,6−”−第三ブチル−4−メ
チルフェニル)ペンタエリスリトール−ジホスファイト
などが挙げられる。
さらに有機ホスファイトとしては、例えば4.4’ −
ビフェニレンジホスフィン酸テトラキス(2,4−’、
’−第三ブチルフェニル)などが挙げられる。
これらのフェノール系抗酸化剤、亜リン酸トリエステル
及び有機ホスファイトは、それぞれ単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよく、その添加量
は、前記高分子量ポリカーボネート100重量部当り、
o、oos〜0.1重量部の範囲で選ばれる。この量が
o、oos重量部未満ではノートの長期耐熱老化性の改
善効果が十分に発揮されない。またフェノール系抗酸化
剤の場合、0.1重量部を超えるとノートの長期耐熱老
化性テストの際に着色が生じるようになるし、亜リン酸
トリエステルや有機ホスファイトの場合、0.1重量部
を超えるとノートの耐熱水性(耐スチーム性)が低下す
る傾向がみられる。
次に、本発明7−トの製造方法について説明すると、M
yが40,000−100.000の高分子量芳香族ポ
リカーボネートとしては、−度押出造粒したものを用い
てもよいが、熱履歴を少なくするために、重合で得られ
たものを直接溶融押出しして/−トを成形するのが有利
である。本発明者らが先に見い出した固相重合法による
と、ペレット状のポリカーボネートが直接得られ、この
ものはそのまま直接シート押出しをする際に極めて取り
扱いやすく、好ましい。
該高分子量芳香族ポリカーボネートと、亜りン酸ジエス
テル及び場合により用いられるフェノール系抗酸化剤や
亜リン酸トリエステルや有機ホスファイトとは、均質に
混合することが重要であり、例えばヘンンエルミキサー
、ナルターミキサータンブラ−なとを用いて混合するの
が望ましい。
なお、亜リン酸ジエステルの添加量が少ないので、各添
加剤をいったんアセトンなとの溶媒に希釈し、ポリマー
に添加したのち、アセトンを乾燥除去してもよい。この
混合物を押出機を用いて溶融押出成形することにより、
本発明シートか得られる。
このようにして得られた本発明の高分子量ポリカーボネ
ートシートは、厚さか0.O1〜15IIIII+の範
囲にあり、用途に応じてこの範囲内で厚みを適当に選ぶ
ことができる。
本発明ノートは耐溶剤性や耐衝撃性、特に耐溶剤性に優
れることから、単独での使用の場合に、従来溶剤により
クランクが生じて使用できなかった用途にも使用が可能
である上、可塑剤に対する耐性が良好であるので、可塑
剤を大量に含むポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルホルマールなどの樹脂と
の積層において、クラックや白化が生じないため、極め
て有利である。
また、本発明シートは溶融押出時の分子量の低下が極め
て少なく、したがって、高分子量芳香族ポリカーボネー
トの分子量を制御することにより、所望の分子量をもつ
シートが容易に得られる。これは、使用する高分子量ポ
リカーボネートが実質上塩素原子を含有しないことと、
本発明で用いる安定剤によるものと思われる。
さらに、本発明/−トは、押出時における着色が少なく
、3ram厚の/−トをCIELAB法で測定した5本
値が通常5以下である。
発明の効果 本発明の高分子量芳香族ポリカーボネートントは、着色
が少なく、耐衝撃性か良好であるとともに、耐溶剤性に
優れ、可塑剤に対する耐性か良好であることから、可塑
剤を多く含む各種重合体との積層用として好適である。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するか、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、分子量はゲルバーミエーンヨンクロマトグラフィ
ー(GPC)で測定を行い、5本値は色彩色差計CR−
200−B(ミノルタ社製)を用いて測定した。
また、押出機としては、−軸30mm1 、 L/D=
24、Tダイ式(田辺プラスチック社製)を用いた。
実施例1 ヒスフェノールAとジフェニルカーボネートより製造し
た数平均分子量3.900、末端ヒドロキ/ル基48モ
ル%、末端フェニルカーボネート基52モル%の塩素化
合物を含まない非晶性ポリカーポ不トブレボリマーlo
hgを240°Cでl+++m径のダイスを通して、ナ
イフ刃羽根により500rpmで高速かくはんされてい
る40℃のアセトン12kg中に1時間かけて細いスト
ランド状で押出し、結晶化と微粉化を同時に行った。
得られた結晶性ポリカーボネートプレポリマーのスラリ
ーをアセトン含量が35重量%となるまで乾燥し、この
湿潤パウダーを小型押出器(不二パウダル(株)製、E
XKF川型ペ用/ター)で成形し、2IIIm径、平均
長3mmのペレットを作製したのち、このペレットを1
20°Cで2時間乾燥した。
得られたペレットは、数平均分子量3.900、末端ヒ
ドロキノル基48モル%、強度1.2#g/個であっt
こ。
次に、このペレットを、窒素カスの分散板を底部に設け
た加熱ホッパーに入れ、220°Cに加熱し、窒素ガス
を3ONm’/hrの速度で流しなから、12時間を要
して固相重合を行った。
このようにして得られたポリカーボネートは、iか56
,000のペレット状のものであり、塩素原子含量は燃
焼法による測定限界値以下の0.002重量%以下であ
り、またAgN0.滴定法によるCQ−含量か測定限界
値以下の帆00002重量%以下であった。
次に、このポリカーボネート9kgに、ビス(ノニルフ
ェニル)ハイドロゲンホスファイト901Rg及びトリ
ス(2,4−ジー第三ブチルフェニル)ホスファイト1
.9hをアセトンに溶かして加え、ヘンシェルミキサー
でかくはん混合を行った。なお、混合物はヘンシェルミ
キサーでかくはん後もペレット形状をほとんど保ってい
た。この混合物を押出機を用いてシリンダー温度320
℃で溶融押出しを行イ、厚さ500μmのシートを作成
した。このシートの「Wは55.000であり、押出し
での分子量低下は小さく、また、Tダイの腐食は全くみ
られず、かつ3闘厚のシートの6本値は4.1であった
。第1表に耐溶剤性のテスト結果を示す。
実施例2 実施例1において、固相重合時間を15時間に変えた以
外は、実施例1と同様に実施して、「Wが78.000
の高分子量ポリカーボネートを得た。このものの塩素原
子含量は燃焼法による測定限界値以下の0.002重量
%以下、AgN0.滴定法によるCQ−含量は、測定限
界値以下の0.00002重量%以下であった。
次に、このポリカーボネート9kgに、ジフェニルハイ
ドロゲンホスファイト60119及びステアリル−β−
(3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート(Irganox 1076、チバガイ
ギー社製)1.8gをアセトンに溶かして加え、ヘンシ
ェルミキサーでかくはん混合したのち、この混合物を実
施例■と同様に押出機を用いて溶融押出しを行い、厚さ
300μ講のシートを作成した。このシートのMwは7
6 、500であり、また、3 ays厚のシートの6
本値は4.4であった。耐溶剤性のテスト結果を第1表
に示す。
実施例3 実施例1において、固相重合時間を10時間に変えた以
外は、実施例1と同様にしてNw45 、000のポリ
カーボネートを得た。このものは、実質上塩素原子を含
有していなかった。
次に、このポリカーボネート9kgに、ヒス(ノニルフ
ェニル)ハイドロゲンホスファイH35mi+ト4.4
’−ビフェニレンジホスフィン酸テトラキス(2,4−
ジー第三ブチルフェニル) 0.9gをアセトンに溶か
して加え、ヘンシェルミキサーでかくはん混合を行った
のち、この混合物を実施例1と同様にして押出機を用い
て溶融押出しを行い、厚さ1履肩のシートを作成した。
このシートのNwは44.500であり、また3■厚の
シートのb*値は4.3であった。耐溶剤性のテスト結
果を第1表に示す。
比較例1 市販のMwが34,000で厚みが300μmのポリカ
ーボネートシートは、燃焼法による塩素原子含有量がo
、oos重量%であった。耐溶剤性テスト結果を第1表
に示す。
比較例2 市販のMyが30,500で厚みが400μ肩のポリカ
ーボネートシートは、燃焼法による塩素原子含量が0.
004重量%であった。耐溶剤性テスト結果を第1表に
示す。
比較例3 特開昭61−238823号公報に従い、Mwが47,
000で燃焼法による塩素原子含量が0.035重量%
、AgN0゜滴定法によるCQ−含量が0.0015重
量%のポリカーボネートを得た。
次に、このポリカーボネート9kgにトリス(ノニルフ
ェニル)ホスファイト1.8gを加工て、 320℃で
溶融押出しを行い、厚さ3mmのソートを作成した。こ
のソートのTvは39.000であり、分子量の低下が
大きく、また6本値は5.1であった。
比較例4 ジフェニルカーボネート及びビスフェノールAを七ツマ
−として、ビスフェノールAのジナトリウム塩を用いて
、エステル交換反応により、Myが29.800で、燃
焼法による塩素原子含量が0.002重量%以下、Ag
N0.滴定法にょるCQ−含量が0.00002重量%
以下のポリカーボネートを得た。
次に、このポリカーボネート9kgを比較例3と同様に
溶融押出しを行い、厚み3ramのソートを得を二。こ
のソートのMyは27.300であり、まtこ6本値は
5.5であった。
以上、 実施例及び比較例の結果をまとめて第2表に示す。
第2表から分かるように、本発明により、始めて耐溶剤
性に優れ、かつ着色が少ない上、押出時の劣化や分子量
低下の少ないシートが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量平均分子量か40,000〜100,000の
    範囲にあり、かつ実質上塩素原子を含有しない高分子量
    芳香族ポリカーボネートから成る厚さ0.01〜15m
    mの高分子量ポリカーボネートシート。 2 厚さ3mmで測定したb^*値が5.0以下である
    請求項1記載の高分子量ポリカーボネートシート。 3 高分子量芳香族ポリカーボネートが重量平均分子量
    50,000〜80,000のものである請求項1又は
    2記載の高分子量ポリカーボネートシート。 4 重量平均分子量が40,000〜100,000の
    範囲にあり、かつ実質上塩素原子を含有しない高分子量
    芳香族ポリカーボネートを溶融押出しすることを特徴と
    する請求項1記載の高分子量ポリカーボネートシートの
    製造方法。 5 高分子量芳香族ポリカーボネート100重量部に対
    し、亜リン酸ジエステル0.0005〜0.015重量
    部を添加して溶融押出しする請求項4記載の高分子量ポ
    リカーボネーシートの製造方法。 6 高分子量芳香族ポリカーボネート100重量部に対
    し、(A)亜リン酸ジエステル0.0005〜0.01
    5重量部と、(B)フェノール系抗酸化剤、亜リン酸ト
    リエステル及び有機ホスファイトの中から選ばれた少な
    くとも1種0.005〜0.1重量部とを添加して溶融
    押出しする請求項4記載の高分子量ポリカーボネートシ
    ートの製造方法。 7 高分子量芳香族ポリカーボネートが重量平均分子量
    50,000〜80,000のものである請求項4、5
    又は6記載の高分子量ポリカーボネートシートの製造方
    法。
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