JPH04290846A - トリテルペノイド化合物およびその用途 - Google Patents

トリテルペノイド化合物およびその用途

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JPH04290846A
JPH04290846A JP8172091A JP8172091A JPH04290846A JP H04290846 A JPH04290846 A JP H04290846A JP 8172091 A JP8172091 A JP 8172091A JP 8172091 A JP8172091 A JP 8172091A JP H04290846 A JPH04290846 A JP H04290846A
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JP
Japan
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acid ester
dicarboxylic acid
acid
salts
formula
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Pending
Application number
JP8172091A
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English (en)
Inventor
Mamoru Tabata
田端 守
Shigeo Tanaka
重雄 田中
Kazusuke Kamihazama
上硲 和輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Pharma Corp
GC Biopharma Corp
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
Green Cross Corp Korea
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Publication date
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Priority to JP8172091A priority Critical patent/JPH04290846A/ja
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定構造を有する五環
性トリテルペノイドジカルボン酸エステル誘導体または
その塩(以下、「トリテルペノイド化合物」ともいう。 )、およびこの化合物を有効成分とする抗炎症用または
抗アレルギー用の医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】ブリオノ
ール酸(Bryonolic acid) 即ち、3β
−ヒドロキシ−D:C−フリードオレアン−8−エン−
29−オイクアシッドは、下記の式(I)で表わされる
五環性トリテルペノイドのカルボン酸である。
【0003】
【化2】
【0004】本発明者らは、ブリオノール酸およびその
類似化合物が、優れた抗炎症作用および抗アレルギー作
用を有することを初めて見出し、既にこれらの化合物を
有効成分とする抗炎症用または抗アレルギー用医薬組成
物を開発して、その開示を行っている(特開平2−73
012 号公報参照)。上記知見に基づいて、本発明者
らは、より優秀な抗炎症作用および抗アレルギー作用を
有する化合物を開発せんとして、鋭意研究を重ねた。
【0005】
【課題を解決するための手段】而して、本発明者らは種
々研究を重ねた結果、抗炎症作用および抗アレルギー作
用を有するトリテルペノイド化合物の創製に成功し、こ
の新規なトリテルペノイド化合物が、ブリオノール酸お
よびその類似化合物に比してより作用が強いことを見出
し、さらに研究を重ねて本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は下記一般式(A)で表わさ
れる特定構造を有する五環性トリテルペノイドジカルボ
ン酸エステル誘導体またはその塩、およびこのトリテル
ペノイド化合物から選ばれる少なくとも一種を有効成分
とする抗炎症用または抗アレルギー用医薬組成物に関す
るものである。本発明のトリテルペノイド化合物は、一
般式(A)
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、Rは水素原子またはジカルボン酸
エステル残基、R1は−(CH2 )n OR2 (但
し、nは1〜4の自然数、R2 は水素原子あるいはジ
カルボン酸エステル残基を示す。)またはカルボキシル
基を示す。 但し、Rが水素原子の時、R1 は−(CH2 )n 
OR2 (nは前記と同意義、R2 はジカルボン酸エ
ステル残基を示す。)を示す。〕で表わされる五環性ト
リテルペノイドジカルボン酸エステル誘導体またはその
塩であり、上記の一般式(A)中の3β位の −ORは
、水酸基とジカルボン酸とがエステル結合を形成してい
ることを示している。
【0009】RおよびR2 で表わされるジカルボン酸
エステル残基に関して、ジカルボン酸としては、分子内
にカルボキシル基を2個有するものであれば特に限定さ
れず、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸などの脂肪族飽和ジカルボン酸、マレイン酸、
フマル酸などの脂肪族不飽和ジカルボン酸、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
などが例示されるが、好ましくはコハク酸、フタル酸で
ある。
【0010】R1 は−(CH2 )n OR2 、ま
たはカルボキシル基を示し、−(CH2 )nOR2 
においてnは1〜4の自然数、R2 は水素原子または
上記のジカルボン酸エステル残基を示す。尚、R2 が
ジカルボン酸エステル残基である時は、Rと相違するジ
カルボン酸エステル残基でもよく、また、RとR2 と
が同一であってもよい。
【0011】当該五環性トリテルペノイドジカルボン酸
エステル誘導体は、1価または2価の遊離酸であるが、
塩基により塩(塩基性塩、中性塩、酸性塩)を形成して
もよい。特に、2価の遊離酸を中性塩とすることにより
、トリテルペノイド化合物の水に対する溶解度が向上し
、製剤化が容易となり好ましい。当該塩としては、特に
制限されないが、薬理学的に許容されうる塩が望ましい
。好適にはナトリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ
金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカ
リ土類金属塩;亜鉛塩;アルミニウム塩;アンモニウム
塩、メチルグルカミン塩のような第四級アミン塩、およ
びリジン塩、アルギニン塩のようなアミノ酸塩を例示す
ることができる。
【0012】本発明に係るトリテルペノイド化合物は、
たとえばブリオノール酸またはその類似化合物から誘導
することができ、たとえば次の如き方法によって製造さ
れる。
【0013】即ち、ブリオノール酸は、その含有植物、
たとえばBryonia dioica(Cucurb
itaceae )、Luffa  cylindri
ca (Cucurbitaceae)、Sandor
icum indicum(Meliaceae)など
の植物から抽出・単離する方法〔Gazz. Chim
. Ital. 99, 830−847 (1969
)、Annu. Rev. Plant Physio
l. 26, 209−236 (1975)、Phy
tochemistry.,11, 3341−334
3 (1972)参照〕などによって製造される。
【0014】より具体的にはブリオノール酸自体は、上
記植物を低級アルコール、エーテル類、低級ハロゲンア
ルカン類、低級脂肪酸アルキルエステル類、ベンゼン類
あるいはその他石油系溶媒の如き非親水性有機溶媒に冷
浸または温浸し、その抽出液をアルミナ、シリカゲル、
フロリジンなどの吸着剤を用いるカラムクロマトグラフ
ィー、再結晶法等を用いて精製することにより容易に分
離することができる。
【0015】さらに、ブリオノール酸の類似化合物、た
とえば式(I)中のカルボキシル基がヒドロキシ低級ア
ルキル〔−(CH2 )nOH(但し、nは1〜4の自
然数)〕である化合物についても、自体公知の手法(た
とえば、カルボシキルの還元など)により製造すること
ができる。
【0016】また、かくして製造された化合物と、上記
のジカルボン酸とを常套手段によって反応させることに
より、モノまたはジエステル体を得ることができる。通
常、エステル化反応は、濃塩酸、濃硫酸、三弗化硼素、
p−トルエンスルホン酸などの酸触媒の存在下で、所望
により水やアルコールと共沸混合物を形成し得るクロロ
ホルム、ベンゼン、トルエン中にて、加熱して行われる
。また、他の方法として、たとえばジカルボン酸の酸無
水物または酸塩化物と、上記のブリオノール酸またはそ
の類似化合物とを反応させることもできる。
【0017】本発明に係る五環性トリテルペノイドジカ
ルボン酸エステル誘導体の塩は、自体既知の手段によっ
て製造され、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの強塩基を反応させることにより得られる。
【0018】本発明に係るトリテルペノイド化合物は、
ヒト、イヌ、ウシ、ウマ、マウス、ラットなどの哺乳動
物に対して優れた抗炎症作用および抗アレルギー作用を
有するものである。具体的には、たとえば前記動物など
の肝炎、膵炎、腎炎、関節炎などの炎症に対して優れた
抗炎症作用を示し、またアトピー性皮膚炎、鼻炎、花粉
症、気管支喘息、接触性皮膚炎、蕁麻疹、湿疹、胃腸ア
レルギーなどのアレルギー症に対して優れた抗アレルギ
ー作用を有するものである。
【0019】本発明化合物を有効成分とする医薬組成物
は、それ自体あるいは薬理的に許容される担体、賦形剤
、希釈剤等と混合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤
、シロップ剤、注射剤、坐剤、軟膏剤、粘着製剤等の形
態で経口的または非経口的に投与することができる。
【0020】その投与方法としては、当該分野で一般的
な方法、即ち、経口投与(錠剤、カプセル剤、顆粒、シ
ロップ剤などの形態で)、皮下投与、筋肉内もしくは静
脈内への注射、局所への塗布、直腸投与(坐剤などの形
態で)などが例示される。
【0021】投与量は患者の年齢、体重、症状により異
なるが、抗炎症作用または抗アレルギー作用を発揮する
に十分量であればよく、一般的に経口投与の場合、1回
0.001 〜0.3 g/kg体重が好ましい。投与
回数は1日当たりの投与量および投与スケジュールは症
状などに応じて適宜選択できる。
【0022】
【発明の効果】本発明の五環性トリテルペノイドジカル
ボン酸エステル誘導体またはその塩は、従来のブリオノ
ール酸およびその類似化合物に比して、より強い抗炎症
作用および抗アレルギー作用を有する。従って、本発明
の医薬組成物は、上記五環性トリテルペノイドジカルボ
ン酸エステル誘導体またはその薬理学的に許容されうる
塩から選ばれる少なくとも一種を有効成分とするから、
抗炎症用または抗アレルギー用の医薬組成物として有用
である。
【0023】
【実施例】本発明をより詳細に説明するために、製造例
、実験例、製剤例を挙げるが、本発明はこれらによって
何ら限定されるものではない。尚、以下において、BA
はブリオノール酸、3−SBAは3−サクシニルブリオ
ノール酸、3−PBAは3−フタリルブリオノール酸、
BADは一般式(A)においてRが水素原子、R1 が
ヒドロキシメチル、BADSは一般式(A)においてR
がサクシニル、R1 がサクシニロキシメチル、BAD
Pは一般式(A)においてRがフタリル、R1 がフタ
リロキシメチル、(K2 )は二カリウム塩、(Na2
 )は二ナトリウム塩をそれぞれ示す。
【0024】製造例1  BAD(D:C−フリードオ
レアン−8−エン−3β,29−ジオール)の製造BA
〔ブリオノール酸(3β−ヒドロキシ−D:C−フリー
ドオレアン−8−エン−29−オイクアシッド)〕1g
を200 mlのベンゼン−メタノール混液(8:2)
に加温溶解させ、冷後、これにジアゾメタンのエーテル
溶液を注加した(BAのメチルエステルの生成)。
【0025】エーテル溶液の注加は反応液が余剰のジア
ゾメタンにより、わずかに黄色を呈するようになるまで
行い、暫時の後、沸騰水浴上にて常法により、反応液中
の有機溶媒(ベンゼン、メタノールおよびエーテル)を
留去した。ついで、残留物(BAのメチルエステル)を
乾燥エーテル300 mlに溶解させ、これに粉末状の
リチウムアルミニウムハイドライド(LiAlH4 )
1gを加え、攪拌しながら、室温で2時間反応させた(
BADの生成)。
【0026】反応終了後、反応液に約2mlの水を少量
ずつ加えながらよく攪拌し、余剰のLiAlH 4 を
分解させたのち、エーテルを留去し、残留物をベンゼン
(全量600 ml)を用いて分液ロート中に洗い込み
、10%塩酸100 mlで1回、次いで水100 m
lで3回洗浄した。ベンゼン層は一旦1リットル三角フ
ラスコに取り出した後、ベンゼンを留去し、残留物をク
ロロホルムを用いて2回再結晶した。上記の方法により
、BADの純品0.9 gを得た(収率93%)。
【0027】製造例2  BADの別法による製造30
0 ml三角フラスコ中、BA(ブリオノール酸)1g
を乾燥したテトラヒドロフラン200 mlに溶解させ
、これに粉末状のLiAlH4 1gを加え、攪拌下、
室温で12時間反応させた。反応終了後、約2mlの水
を少量ずつ加えながら、よく攪拌して余剰のLiAlH
4 を分解させた後、沸騰水浴上にて常法によりテトラ
ヒドロフランおよび残余の水の大部分を留去させた。つ
いで、残留物にベンゼン200 mlを加え、これを留
去させた後、ベンゼン300mlを加え、内容物中に含
まれるBADを加熱還流下、暫時抽出した。抽出液はベ
ンゼン不溶物〔Al(OH)3 ,LiOH〕を濾別し
、濾液からベンゼンを留去した。残留物をメタノール、
ついでクロロホルムを用いて各1回ずつ再結晶した。上
記の方法により、BADの純品0.91gを得た(収率
94%)。
【0028】製造例3  3−SBA〔3β−(β−カ
ルボキシプロピオニロキシ)−D:C−フリードオレア
ン−8−エン−29−オイクアシッド〕の製造BA(ブ
リオノール酸)1g、無水コハク酸5gおよびピリジン
50mlを混合し、沸騰水浴上にて8時間加熱後、放冷
した。別に、水500 ml、氷100 gおよび濃塩
酸(35%)50mlを入れた溶液に、上記の反応液を
少量ずつ注加しながら攪拌した。ついで、これをクロロ
ホルム各250 mlを用いて、3回抽出した。全クロ
ロホルム抽出液を合し、水各300 mlを用いて3回
水洗した後、クロロホルムを留去した。得られた残留物
をメタノールを用いて、1回再結晶することにより3−
SBAの淡褐色粗結晶1.1 gを得た。上記で得た粗
結晶を10mlのクロロホルム−ベンゼン混液(1:1
)に溶解させ、これをシリカゲルカラム(径1cm、カ
ラム層5cm)に装着後、クロロホルム200 mlで
流出させて、粗結晶に夾雑する褐色不純物を除去した。 流出液は  溶媒留去後、メタノールを用いて3回再結
晶を行なった。上記の方法により3−SBAの純品0.
85gを得た(収率70%)。
【0029】なお、3−SBA以外の諸化合物(3−P
BA、BADSおよびBADP)は上記と同様の製造法
によって調製することができる。ただし、3−PBAお
よびBADPの製造には、上記記載のうち、無水コハク
酸の代わりに無水フタール酸を用いる。また、これらの
フタール酸エステルの精製には、上記記載の方法のうち
、シリカゲルカラムを通過させる操作を省くことができ
る(収率は純品として70〜90%)。
【0030】製造例4  3−SBA(K2 )の製造
3−SBAのテトラヒドロフラン溶液100 ml(5
56 mg:1m mol の3−SBAを含む)に0
.5 規定の水酸化カリウム水溶液4ml(2m mo
l の水酸化カリウムを含む)を添加して振り混ぜた後
、これにテトラヒドロフランを少量ずつ注加しながら、
緩やかに振り混ぜ、液に濁りが生じ始めた時、テトラヒ
ドロフランの注加を一旦中止した。暫時の後、液内にリ
ン片状の結晶の生成を確かめた後、再び、テトラヒドロ
フランの注加を少量ずつ、振り混ぜながら継続して行い
、結晶〔3−SBA(K2 )〕の析出を促進させた。 全量500 mlのテトラヒドロフランを注加後、一夜
放置し、結晶性析出物を濾過した。吸引は濾取物にテト
ラヒドロフラン臭が残留しなくなるまで充分に行い、得
られた結晶を乾燥用シリカゲルを入れたデシケータ内で
48時間乾燥させた。上記の方法により、3−SBA(
K2 )600 mgを得た(収率95%)。
【0031】なお、3−PBA(K2 )、BADS(
K2 )、BADP(K2 )およびBADP(Na2
 )は上記記載と同様の製造法によって調製することが
できる。 但し、塩を生成させるために注加する水酸化カリウムま
たは水酸化ナトリウムの液量は、それぞれの化合物につ
いて、中性塩を生成させるに要する量をモル計算法によ
り算出した液量を用いる。また、特例として、3−PB
A(K2 )を製造する場合、テトラヒドロフランの過
剰量の添加により、一旦析出した塩の結晶が再び溶解す
るため、その添加量については、充分留意することが必
要である〔それぞれの化合物(塩)の収率は85〜95
%〕。
【0032】〔物性値〕各化合物の 1H−NMRスペ
クトル中メチル基によるシグナルのケミカルシフト値δ
(単位:PPM)。各シグナルはいずれも分裂を示さな
い(シングレットとして現れる)。 3−PBA       0.894  0.935 
 0.971  0.993  0.993  1.0
44  1.257 (CDCl 3 )3−PBA(
K2 ) 0.977  0.999  1.008 
 1.037  1.037  1.066  1.0
99 (CD 3 OD) BADP        
0.913  0.967  0.982  0.98
2  1.075  1.097  1.123 (C
DCl 3 )BADP(K2 )   0.988 
 1.013  1.031  1.046  1.1
13  1.150  1.165 (CD 3 OD
) BADP(Na2 ) 0.989  1.008
  1.033  1.043  1.114  1.
153  1.165 (   〃  ) 3−SBA
       0.863  0.863  0.87
9  0.954  0.976  1.019  1
.223 (CDCl 3 )3−SBA(K2 ) 
0.888  0.902  0.987  0.99
7  1.025  1.044  1.094 (C
D 3 OD) BADS        0.871
  0.871  0.918  0.977  0.
987  1.088  1.113 (CDCl 3
 )BADS(K2)    0.902  0.91
2  0.990  1.013  1.013  1
.139  1.145 (CD 3 OD) *測定
溶媒    CDCl 3 :重クロロホルム(重水素
化クロロホルム)              CD3
 OD:重メタノール(重水素化メタノール)
【003
3】実験例1(抗アレルギー作用)■  I型アレルギ
ー抑制効果 マウス homologous PCA 反応によるI
型アレルギーの抑制効果を調べた。試験動物として、d
dY系雄性マウス(6週齢、体重25〜30g、一群1
0匹)を用い、計2箇所の皮内反応で判定した。マウス
抗卵アルブミン血清(16倍希釈)5μl ずつをマウ
スの両耳に皮内投与して誘起しておく。48時間後に、
抗原である卵アルブミン0.25mgを含む0.5 %
エバンスブルー溶液0.25 ml を静注した。 その30分後にマウスを殺し、耳を切り取り色素を比色
定量した。なお、下記の表1に記載の被験薬または同じ
容量の生理食塩液(対照群)をそれぞれ抗原投与の15
分前に腹腔内投与した。各被験薬による色素漏出量の減
少量を、対照の色素漏出量で除して、その百分率を抑制
率とした。その結果を同じく表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】■  下記の表2に記載の被験薬または同
じ容量の生理食塩液(対照群)を経口投与し、その30
分後に抗原である卵アルブミン0.25mgを含む0.
5 %エバンスブルー溶液0.25mlを静注する以外
は、上記■と同様に実験を行なった。その結果を同じく
表2に示し、ED50についても一部記載した。
【0036】
【表2】
【0037】■  III 型アレルギー抑制効果dd
Y系雄性マウス(4週齢、体重16〜18g、1群10
匹)に羊赤血球(SRBC)5×108 コを静脈注射
し、その14日後に再び同量の羊赤血球を静脈注射して
、感作させた。一度目の羊赤血球静脈より19日後に、
羊赤血球2×108 コを右足蹠に投与し、チャレンジ
とする。左足蹠には生理食塩液(対照群)を投与し、3
時間後の左右の足の厚さの差(腫れ)を測定した。被験
薬としては表3に記載のものを用い、経口投与の場合は
チャレンジの30分前に、腹腔内投与の場合はチャレン
ジと同時に被験薬を投与した。
【0038】
【表3】
【0039】■  IV型アレルギーの抑制効果マウス
耳接触過敏反応によりIV型アレルギーの抑制効果を調
べた。試験動物としてddY系雄性マウス(6週齢、1
群10匹)を用いた。まず、1%塩化ピクリル−エタノ
ール溶液をマウス1匹当たり20μl ずつ左耳に塗布
して感作しておく。7日後に1%塩化ピクリル−オリー
ブ油20μl を抗原として右耳に塗布した。3時間後
に下記の表4に記載の化合物または同じ容量の生理食塩
液(対照群)を経口投与し、24時間後に耳肉の厚さの
増加(腫れ)を測定した。その結果を同じく表4に示す
【0040】
【表4】
【0041】実験例2(急性毒性) ddY系雄性マウス(5週齢、体重20〜25g)を用
い  BADP(Na2 )の腹腔内投与後3日間の致
死数からLD50を求めた。その結果、LD50は、1
19 mg/kg体重(109 〜129 mg/kg
体重)であった。また、ddY系雄性マウス(5週齢、
体重20〜25g)3匹に対して、3−SBA(K2 
)および3−PBA(K2 )を下記の表5に示す量を
腹腔内投与した際の死亡数を同じく表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】さらに、3−SBA(K2 )を上記のマ
ウス2匹に、4,000 mg/kg経口投与しても、
死亡するマウスはなく、本発明に係るトリテルペノイド
化合物の急性毒性は非常に弱いものであることが判明し
た。
【0044】製剤例1(経口用製剤) (1) 本発明化合物               
 5.0 mg(2) 直打用微粒No.209   
 46.6 mg(富士化学) (3) 結晶セルロース             2
4.0 mg(4) CM−セルロース       
     4.0 mg(5) ステアリン酸マグネシ
ウム    0.4 mgこの混合末を打錠して、1錠
80mgの錠剤とした。
【0045】製剤例2(静脈内注射剤)(1) 本発明
化合物                  5mg(
2) ブドウ糖                  
  10mg(3) 生理食塩水          
          1ml上記の混合液をメンブラン
フィルターで濾過後、再び除菌濾過を行い、その濾過液
を無菌的にバイアルに分注し、窒素ガスを充填した後密
封して静脈内注射剤とした。
【0046】製剤例3(カプセル剤) (1) 本発明化合物               
 50g(2) 乳糖               
        935g(3) ステアリン酸マグネ
シウム    15g上記成分を均一に混合し、混合粉
体をハードゼラチンカプセルに200mg ずつ充填し
た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(A) 【化1】 〔式中、Rは水素原子またはジカルボン酸エステル残基
    、R1 は−(CH2 )n OR2 (nは1〜4の
    自然数、R2 は水素原子あるいはジカルボン酸エステ
    ル残基を示す。)またはカルボキシル基を示す。但し、
    Rが水素原子の時、R1 は−(CH2 )n OR2
     (nは前記と同意義、R2はジカルボン酸エステル残
    基を示す。)を示す。〕で表わされる五環性トリテルペ
    ノイドジカルボン酸エステル誘導体またはその塩。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の五環性トリテルペノイ
    ドジカルボン酸エステル誘導体またはその薬理学的に許
    容されうる塩を有効成分とする抗炎症用または抗アレル
    ギー用医薬組成物。
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