JPH0429165Y2 - - Google Patents

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JPH0429165Y2
JPH0429165Y2 JP1988145300U JP14530088U JPH0429165Y2 JP H0429165 Y2 JPH0429165 Y2 JP H0429165Y2 JP 1988145300 U JP1988145300 U JP 1988145300U JP 14530088 U JP14530088 U JP 14530088U JP H0429165 Y2 JPH0429165 Y2 JP H0429165Y2
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valve body
ring
fluororesin
recess
thin
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は偏心形蝶型弁、特に該弁のシートリン
グの改良に関するものである。
[従来の技術] バタフライ弁やボール弁のシートリングとして
合成樹脂、特に弗素樹脂[代表的なものとしてテ
フロン(デユポン社製登録商標の商品名)]を使
用することが多くなつている。この弗素樹脂は耐
食性が大きいので塩素ガス、酢酸、その他の酸類
を送給する化学工業、流体の接触する部分からの
金属イオンの侵入が問題となる食品工業(食用
油、調味料など)に使用すると、きわめて安全で
かつ耐久性の長い稼動が期待できる。
例えば、第5図に示すごとく、弗素樹脂単体の
シートリング14を押えリング15を介して弁箱
11に取付けたものがある。この場合の弗素樹脂
は余り弾性があるとは言えないため、形状的な工
夫によつて弁体12との封止力を増強しようとし
ている。しかし、弗素樹脂は相当に高価な材料で
あるし、さらに完全な封止の確実性において問題
があるばかりか加工が面倒であり、相当に高価な
材料であることと相俟つて制作費が高く付く。
そこで開発されたものが複合材料の組合わせに
よつてシートリングを構成する形態である。
第6図はその一例であつて押えリング15を介
して弁箱11に取付けたシートリング14は弗素
樹脂外層17の内部にゴム弾性体18が内包され
ており、弁体12が回動して弁箱11内の流路を
閉じるとき、弗素樹脂のワイパー効果で弁体12
の汚れを取り去り、内包された弾性リングの弾性
によつて低圧、真空の完全なシールを保証する。
さらに圧力が高まると、弾性リングを内蔵した弗
素樹脂外層17が変形し、弁体12を強く押しつ
け完全なシールを持続する。
第7図は別の例であつて14は弁箱11に取付
けたシートリングで、このシートリング内に弁軸
13を介して弁体12を同心上に配設したもので
ある。さらにこのシートリング14は弗素樹脂ラ
イニング17の内側に弾性ゴム18を嵌めこみ、
さらにその後背部にフエノール樹脂よりなる剛性
リング19を支持体として弁箱11内に装着して
いる。
このように弗素樹脂ライニング17を弁体12
との接触面に使用することによつて前記特性のみ
ならず、開閉トルクが減小するという利点があ
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、この利点も他の物質と組合されて複合
体を構成する場合には、逆にマイナスの要素にな
る。
すなわち、他の構成物質との間で滑りやすくそ
のために複合体が外れ易いと言う問題点がある。
第6図の場合、このような点を考慮して弾性リン
グ18を包み込む形で弗素樹脂の断面を不規則な
多角形になるように成形しているが、加工と組立
てが煩雑になるとともに、弾性変形に伴なう封止
力の確保のための空隙の調整も微妙な難しさがあ
る。
さらに、第7図の場合には弗素樹脂層17と弾
性ゴム18間にスリツプが生じる。
そこで、本考案は以上に述べた問題点を解決す
るためなしたものであり、確実な封止性と耐離脱
性を向上させた偏心形蝶型弁を提供することを目
的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における偏
心形蝶型弁は、シートリングは、その外径が前記
弁本体の凹所の内径より小径かつ断面U字状の弗
素樹脂製薄肉環状体と該弗素樹脂製薄肉環状体の
U字状凹部内に順次嵌め込んだ弾性リング及び剛
性リングとからなり、前記弗素樹脂製薄肉環状体
の外周寄りの両側面に形成した突部又は凹部を前
記弁本体の凹所及び押えリングに形成した凹部又
は突部に係合してなるものである。
[作用] 弁体閉止時、弁体が弗素樹脂製薄肉環状体を押
圧し、この押圧によつて内蔵された弾性リングが
変形し、封止が確実となる。
また、弾性リング及び剛性リングは、断面U字
状の弗素樹脂製薄肉環状体のU字状凹部内に嵌装
されていること及び剛性リングの介在による強固
な締めつけによつて、たとえ流体が腐蝕性の場合
であつても、この流体の漏出が阻止されるため、
腐食、劣化が極めて少ない。
さらに、弁体開時においてシートリングは、弗
素樹脂製薄肉環状体の外周寄りの両側面に形成し
た突部又は凹部と弁本体の凹所及び押えリングに
形成した凹部又は突部とにより係合したから、流
体圧により弁本体から抜け出すことがない。
[実施例] 本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図において、1は偏心形蝶型弁の
弁本体、2は弁本体1内に弁軸3により偏心して
配設した弁体、4は弁体2の外周に配設したシー
トリングで、このシートリングは弁本体1の一方
側の凹所1aに押えリング5を介してボルト6に
より固定される。
前記シートリング4は、その外径が弁本体1の
凹所1aの内径より小径で断面U字状の弗素樹脂
製薄肉環状体7とこのU字状の凹部7a内に順次
弾性リング8及び剛性リング9とを嵌め込み複合
したものである。
前記弾性リング8はゴム等の弾性体からなり、
また、剛性リング9は金属製や多少の可撓性を有
するフエノール樹脂などの合成樹脂からなる。
さらに、前記弗素樹脂製環状体7はその外周寄
りの両側面に外向きの突部7bを形成する。
この突部7bを前記弁本体1の凹所1aに形成
した凹部1b及び押えリング5の凹部5aに係合
させる。
第3図は前記突部を山形状となして2条設け、
この突部7cを弁本体1の凹部(凹溝)1b及び
押えリング5の凹部(凹溝)5bに係合したもの
である。この山形突部は前記2条に限定されるも
のではない。
第4図は前記突部7cに代えて凹部(V溝)7
dとなし、この凹溝7dに弁本体1の凹溝1b及
び押えリング5の凹溝5bに代えた突部1c,5
cを係合したものである。
さらに、図示省略したが環状体7の突部を省略
し、一方弁本体1及び押えリング5に第4図のよ
うな山形状の突部5を形成し、この突部を前記環
状体7の両側面に食い込ませて係合することもで
きる。
また、前記実施例における環状体7の突部及び
凹部(凹溝)を剛性リング9の外側に位置するよ
うに形成することはシートリング4を強固に固定
する上で重要である。
さらに、前記弗素樹脂製環状体7は通常、円筒
状素材を断面U字状に切削加工した後、輪切りし
て得るが、金型により直接成形してもよい。ま
た、この環状体の厚みは0.5〜2.0mmとする。
次に、実施例の作用を説明する。
弁体2が閉止位置にあるとき、該弁体がシート
リング4の環状体7を押圧し、この押圧力が弾性
リング8に変形を与え、流体の封止を行うのであ
る。
また、腐蝕性流体がシートリング4と弁本体1
又は押えリング5の間に漏出しても、弾性リング
8や剛性リング9は弗素樹脂製環状体7により覆
われているので、直接流体に接触することがな
い。
さらに、シートリング4は剛性リング9部にお
いて弁本体1と押えリング5により強固に挟持固
定される。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したから、次のよう
な効果を奏する。
シートリングは、その外径が前記弁本体の凹所
の内径より小径かつ断面U字状の弗素樹脂製薄肉
環状体と該弗素樹脂製薄肉環状体のU字状凹部内
に順次嵌め込んだ弾性リング及び剛性リングとか
らなり、前記弗素樹脂製薄肉環状体の外周寄りの
両側面に形成した突部又は凹部を前記弁本体の凹
所及び押えリングに形成した凹部又は突部に係合
してなるので、シートリングの弁体への組込みが
容易であるとともに、弾性リングの内蔵による封
止性が発揮され、また、突部と凹部の係合によつ
て、流体圧によるシートリングの弁本体からの抜
け出しが確実に防がれ、さらに剛性リングの介在
による強固な締めつけによつて、たとえ流体が腐
食性の場合であつても該流体の漏出が阻止される
ため、剛性リングと弾性リング8の腐食、劣化が
極めて小さく長期の使用に耐えるばかりか弾性リ
ングの過締めの恐れがない。
さらには、弗素樹脂製薄肉環状体は断面U字状
のシンプルな形状であるから、成形、加工が容易
であり、製作コストが安くつき、さらには、シー
トリングの組み立ても容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は本考案のシートリングの要部拡大断面図、第
3図〜第4図は他の実施例を示す要部断面図、第
5図〜第7図は従来例を示す一部断面図である。 1……弁本体、2……弁体、3……弁軸、4…
…シートリング、7……弗素樹脂製環状体、7a
……U字状の凹部、8……弾性リング、9……剛
性リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状弁本体内に回動自在に弁体を設けるととも
    に、該弁本体の一方側の凹所内に、該弁体外周面
    に圧接するようにシートリングを押えリングを介
    して設けた偏心形蝶型弁において、前記シートリ
    ングは、その外径が前記弁本体の凹所の内径より
    小径かつ断面U字状の弗素樹脂製薄肉環状体と該
    弗素樹脂製薄肉環状体のU字状凹部内に順次嵌め
    込んだ弾性リング及び剛性リングとからなり、前
    記弗素樹脂製薄肉環状体の外周寄りの両側面に形
    成した突部又は凹部を前記弁本体の凹所及び押え
    リングに形成した凹部又は突部に係合してなるこ
    とを特徴とする偏心形蝶型弁。
JP1988145300U 1988-11-07 1988-11-07 Expired JPH0429165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988145300U JPH0429165Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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JP1988145300U JPH0429165Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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JPH0265769U JPH0265769U (ja) 1990-05-17
JPH0429165Y2 true JPH0429165Y2 (ja) 1992-07-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4534Y1 (ja) * 1965-04-20 1970-01-06
JPS6252192A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 三菱重工業株式会社 高耐食性セラミツクス

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Publication number Publication date
JPH0265769U (ja) 1990-05-17

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