JPH04293770A - Ti−Wターゲット材およびその製造方法 - Google Patents
Ti−Wターゲット材およびその製造方法Info
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- JPH04293770A JPH04293770A JP8164391A JP8164391A JPH04293770A JP H04293770 A JPH04293770 A JP H04293770A JP 8164391 A JP8164391 A JP 8164391A JP 8164391 A JP8164391 A JP 8164391A JP H04293770 A JPH04293770 A JP H04293770A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/34—Sputtering
- C23C14/3407—Cathode assembly for sputtering apparatus, e.g. Target
- C23C14/3414—Metallurgical or chemical aspects of target preparation, e.g. casting, powder metallurgy
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体デバイスに使用さ
れるバリアメタル層の形成等に用いられるTi−Wター
ゲット材およびその製造方法に関するものである。
れるバリアメタル層の形成等に用いられるTi−Wター
ゲット材およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のLSIの高集積化に伴い、Al配
線と半導体基板Siのコンタクト部における拡散析出物
によるコンタクトマイグレーションなどのAl配線のマ
イグレーションが問題となってきた。その対策として近
年バリアメタル層が検討されてきた。バリアメタル層と
しては、Ti−W薄膜(代表的にはTi:10wt%、
残部Wの組成を有する。)が多く使用され、その形成法
としてはターゲットをスパッタリングする方法が採用さ
れている。
線と半導体基板Siのコンタクト部における拡散析出物
によるコンタクトマイグレーションなどのAl配線のマ
イグレーションが問題となってきた。その対策として近
年バリアメタル層が検討されてきた。バリアメタル層と
しては、Ti−W薄膜(代表的にはTi:10wt%、
残部Wの組成を有する。)が多く使用され、その形成法
としてはターゲットをスパッタリングする方法が採用さ
れている。
【0003】この薄膜用Ti−Wターゲット材は、一般
にW粉末とTi粉末とを混合し、ホットプレスすること
により製造されている。しかしながら、従来のTi−W
ターゲットの原料となるTi粉末は酸素含有量が高く、
酸素含有量の多いターゲットしか得られていなかった。 このような酸素含有量の多いターゲットでは、スパッタ
リング中の酸素の放離により、ターゲットの割れ、生成
皮膜の酸化、皮膜品質のばらつき等が生じて好ましくな
い。
にW粉末とTi粉末とを混合し、ホットプレスすること
により製造されている。しかしながら、従来のTi−W
ターゲットの原料となるTi粉末は酸素含有量が高く、
酸素含有量の多いターゲットしか得られていなかった。 このような酸素含有量の多いターゲットでは、スパッタ
リング中の酸素の放離により、ターゲットの割れ、生成
皮膜の酸化、皮膜品質のばらつき等が生じて好ましくな
い。
【0004】最近、このようなTi−Wターゲットの酸
素含有量を減らす方法として、米国特許4,838,9
35号公報にTi粉末の少なくとも一部を水素化したT
iと置き換えること、あるいはバイノーダル(bino
dal)な粒径分布を有するW粉末と水素化したTi粉
もしくは水素化したTi粉とTi粉の混合物を用いるこ
とにより、高密度で低気孔率のターゲット材が得られる
こと、およびカーボンおよび酸素の含有量を低減できる
ことが開示された。また、同様にTi−Wターゲットの
酸素含有量を低減する方法として、特開昭63−303
017号には、W粉末と水素化したTi粉を混合し、脱
水素後あるいは脱水素しながらホットプレスを行なう方
法が開示されている。この水素化したTi粉末の使用は
、それ自体酸化防止に有効であるとともに、Ti粉末に
比べ破砕性が良好であるため、粉砕時の酸素ピックアッ
プ量を減ずることができるものである。このようにして
、900ppm以下という低酸素濃度のTi−Wターゲ
ットが得られるようになった。このようにTi−Wター
ゲット材においては、酸素の含有量を低減するための研
究が盛んに行なわれている。しかし、上述した公報には
、ターゲットを構成するTiとWの組織がスパッタリン
グにどのような影響をもたらすかを示唆する記載はなく
、合金組織、特にTi相の存在がスパッタにおけるパー
ティクルの発生と関係するということについては全く開
示されていないものである。
素含有量を減らす方法として、米国特許4,838,9
35号公報にTi粉末の少なくとも一部を水素化したT
iと置き換えること、あるいはバイノーダル(bino
dal)な粒径分布を有するW粉末と水素化したTi粉
もしくは水素化したTi粉とTi粉の混合物を用いるこ
とにより、高密度で低気孔率のターゲット材が得られる
こと、およびカーボンおよび酸素の含有量を低減できる
ことが開示された。また、同様にTi−Wターゲットの
酸素含有量を低減する方法として、特開昭63−303
017号には、W粉末と水素化したTi粉を混合し、脱
水素後あるいは脱水素しながらホットプレスを行なう方
法が開示されている。この水素化したTi粉末の使用は
、それ自体酸化防止に有効であるとともに、Ti粉末に
比べ破砕性が良好であるため、粉砕時の酸素ピックアッ
プ量を減ずることができるものである。このようにして
、900ppm以下という低酸素濃度のTi−Wターゲ
ットが得られるようになった。このようにTi−Wター
ゲット材においては、酸素の含有量を低減するための研
究が盛んに行なわれている。しかし、上述した公報には
、ターゲットを構成するTiとWの組織がスパッタリン
グにどのような影響をもたらすかを示唆する記載はなく
、合金組織、特にTi相の存在がスパッタにおけるパー
ティクルの発生と関係するということについては全く開
示されていないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近の半導体製品の電
極パターンの高密度・細線化に伴い、前述の低酸素濃度
のTi−Wターゲットを用いてスパッタリングしても、
スパッタリングにより成膜した薄膜に巨大粒子、いわゆ
るパーティクルが付着し、電極配線を断線させるという
新たな問題が生じてきた。このパーティクルの発生はT
i−Wターゲットの酸素含有量を減ずるだけでは解決で
きなかった。
極パターンの高密度・細線化に伴い、前述の低酸素濃度
のTi−Wターゲットを用いてスパッタリングしても、
スパッタリングにより成膜した薄膜に巨大粒子、いわゆ
るパーティクルが付着し、電極配線を断線させるという
新たな問題が生じてきた。このパーティクルの発生はT
i−Wターゲットの酸素含有量を減ずるだけでは解決で
きなかった。
【0006】本発明者は、上述の問題点を解決するため
にターゲット組織とパーティクル発生との関係を詳細に
検討したところ、粗大Ti粒子がパーティクル発生に関
係することを見出した。すなわち、TiとWの共存下で
は原子量の軽いTiが選択的にスパッタリングされ、粗
大Ti粒子に内包されるW粒子あるいはその近傍のW粒
子が巨大粒子のままターゲット材から飛散することがパ
ーティクル発生の原因の一つであることを見出した。本
発明は、パーティクル発生の極めて少ない組織を制御し
たTi−Wターゲット材およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
にターゲット組織とパーティクル発生との関係を詳細に
検討したところ、粗大Ti粒子がパーティクル発生に関
係することを見出した。すなわち、TiとWの共存下で
は原子量の軽いTiが選択的にスパッタリングされ、粗
大Ti粒子に内包されるW粒子あるいはその近傍のW粒
子が巨大粒子のままターゲット材から飛散することがパ
ーティクル発生の原因の一つであることを見出した。本
発明は、パーティクル発生の極めて少ない組織を制御し
たTi−Wターゲット材およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、TiとWの
スパッタリング速度の差によるW粒子の飛散のないター
ゲット材として、Ti−W合金相が有効であることを見
出した。すなわち本発明はミクロ組織的に観察してTi
とWからなる合金相の面積が98%以上を占めることを
特徴とするTi−Wターゲット材である。本発明のTi
−Wターゲット材は実質的にTiとWからなる合金相の
みからなり、TiとWの合金であればその組成は問わな
い。ただし、冷却過程で析出する微細なαTiの微少量
を含むことは特に問題とならないのでミクロ組織的に観
察して前記Ti−Wの合金相が面積で98%以上を占め
ていることが必要である。この組織の条件を本発明では
「実質的にTiとWからなる合金相のみからなる」と表
現している。本発明のターゲット材はαTiの微少量(
面積割合で2%未満)を含むことはあるものの、実質的
にTi−W合金相のみからなり、従来のような遊離した
W相やTi相を含むことがないので、WとTiのスパッ
タリング速度の差に起因する生成膜上のパーティクルの
発生を無くすことができる。
スパッタリング速度の差によるW粒子の飛散のないター
ゲット材として、Ti−W合金相が有効であることを見
出した。すなわち本発明はミクロ組織的に観察してTi
とWからなる合金相の面積が98%以上を占めることを
特徴とするTi−Wターゲット材である。本発明のTi
−Wターゲット材は実質的にTiとWからなる合金相の
みからなり、TiとWの合金であればその組成は問わな
い。ただし、冷却過程で析出する微細なαTiの微少量
を含むことは特に問題とならないのでミクロ組織的に観
察して前記Ti−Wの合金相が面積で98%以上を占め
ていることが必要である。この組織の条件を本発明では
「実質的にTiとWからなる合金相のみからなる」と表
現している。本発明のターゲット材はαTiの微少量(
面積割合で2%未満)を含むことはあるものの、実質的
にTi−W合金相のみからなり、従来のような遊離した
W相やTi相を含むことがないので、WとTiのスパッ
タリング速度の差に起因する生成膜上のパーティクルの
発生を無くすことができる。
【0008】また、本発明の製造方法の1つは、WとT
iを溶解して得たインゴットを溶体化処理して得ること
を特徴とするTi−Wターゲットの製造方法である。タ
ーゲットの形状にはインゴットを切断加工して作ればよ
い。また、本発明の他の製造方法はWとTiを溶解して
得たインゴットを溶体化処理した後、粉体化処理し、得
られた粉末を焼結して得ることを特徴とするTi−Wタ
ーゲットの製造方法である。また、本発明のさらに他の
製造方法はWとTiを溶解してなる溶湯をアトマイズ法
により粉末とし、得られた粉末を焼結して得ることを特
徴とするTi−Wターゲットの製造方法である。
iを溶解して得たインゴットを溶体化処理して得ること
を特徴とするTi−Wターゲットの製造方法である。タ
ーゲットの形状にはインゴットを切断加工して作ればよ
い。また、本発明の他の製造方法はWとTiを溶解して
得たインゴットを溶体化処理した後、粉体化処理し、得
られた粉末を焼結して得ることを特徴とするTi−Wタ
ーゲットの製造方法である。また、本発明のさらに他の
製造方法はWとTiを溶解してなる溶湯をアトマイズ法
により粉末とし、得られた粉末を焼結して得ることを特
徴とするTi−Wターゲットの製造方法である。
【0009】本発明においてWとTiとを溶解したイン
ゴットを溶体化処理することにより、偏析の少ない組織
で、実質的にTiとWとからなる合金相のみからなる組
織とすることができる。たとえ、溶体化処理などの冷却
過程でαTiが析出したとしてもミクロ組織による面積
率で2%未満しか生じない。また、本発明において溶体
化処理は1250℃〜1650℃の温度で行うことが好
ましい。TiとWは全率固溶が可能な合金であるが、1
250℃以下では、十分な固溶せず、1650℃以上で
は一部溶解する可能性があり偏析の原因となるため好ま
しくない。この溶体化処理は減圧雰囲気中または不活性
ガス中で行うことが不純物の混入を避ける意味で好まし
い。
ゴットを溶体化処理することにより、偏析の少ない組織
で、実質的にTiとWとからなる合金相のみからなる組
織とすることができる。たとえ、溶体化処理などの冷却
過程でαTiが析出したとしてもミクロ組織による面積
率で2%未満しか生じない。また、本発明において溶体
化処理は1250℃〜1650℃の温度で行うことが好
ましい。TiとWは全率固溶が可能な合金であるが、1
250℃以下では、十分な固溶せず、1650℃以上で
は一部溶解する可能性があり偏析の原因となるため好ま
しくない。この溶体化処理は減圧雰囲気中または不活性
ガス中で行うことが不純物の混入を避ける意味で好まし
い。
【0010】本発明において溶体化処理した後、粉体化
処理し、これを焼結することにより、ターゲットの組織
の偏析をより少なくすることができるとともに、その結
果パーティクルの発生をより少なくすることができる。 上述の粉体化処理はボールミル、アトライタ等の周知の
方法が使用できる。また、本発明において溶解は減圧雰
囲気下で電子ビーム溶解によって行うことが酸素等の不
純物の混入を避けるために好ましい。また、本発明でア
トマイズ法を使用する場合は、液体状態から急冷して粉
末になるので、個々の粉末での偏析は極めて少なく、溶
体化処理を必要とせず、粉砕工程もないことから酸素含
有量の低いものが得られるという利点がある。本発明で
は、ガスアトマイズ、水アトマイズ、回転電極法等の周
知の方法が使用できる。また、本発明において焼結は熱
間静水圧プレス(以下HIPと称する)またはホットプ
レスによって行うことにより高密度のターゲットを得る
ことができ、機械的強度の点から好ましいものとなる。
処理し、これを焼結することにより、ターゲットの組織
の偏析をより少なくすることができるとともに、その結
果パーティクルの発生をより少なくすることができる。 上述の粉体化処理はボールミル、アトライタ等の周知の
方法が使用できる。また、本発明において溶解は減圧雰
囲気下で電子ビーム溶解によって行うことが酸素等の不
純物の混入を避けるために好ましい。また、本発明でア
トマイズ法を使用する場合は、液体状態から急冷して粉
末になるので、個々の粉末での偏析は極めて少なく、溶
体化処理を必要とせず、粉砕工程もないことから酸素含
有量の低いものが得られるという利点がある。本発明で
は、ガスアトマイズ、水アトマイズ、回転電極法等の周
知の方法が使用できる。また、本発明において焼結は熱
間静水圧プレス(以下HIPと称する)またはホットプ
レスによって行うことにより高密度のターゲットを得る
ことができ、機械的強度の点から好ましいものとなる。
【0011】
【実施例】(実施例1)高純度W粉末(純度99.99
9%以上、平均粒径5μm以下)と高純度Ti(純度9
9.99%以上、平均粒径150μm以下)とをTi1
0wt%になるように配合し、W内張りのブレンダで混
合した。得られた混合粉を2000kg/cm2の条件
で冷間静水圧プレス(CIP)で成形し、溶解原料とし
た。この溶解原料を電子ビーム溶解し高純度のインゴッ
トを得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×
10マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、1
400℃×10時間の条件で溶体化処理を行ないターゲ
ット材を得た。得られたターゲット材の酸素含有量は1
20ppmであった。得られたターゲット材の走査型電
子顕微鏡で600倍の金属組織を観察した。得られた組
織写真を図1に示す。
9%以上、平均粒径5μm以下)と高純度Ti(純度9
9.99%以上、平均粒径150μm以下)とをTi1
0wt%になるように配合し、W内張りのブレンダで混
合した。得られた混合粉を2000kg/cm2の条件
で冷間静水圧プレス(CIP)で成形し、溶解原料とし
た。この溶解原料を電子ビーム溶解し高純度のインゴッ
トを得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×
10マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、1
400℃×10時間の条件で溶体化処理を行ないターゲ
ット材を得た。得られたターゲット材の酸素含有量は1
20ppmであった。得られたターゲット材の走査型電
子顕微鏡で600倍の金属組織を観察した。得られた組
織写真を図1に示す。
【0012】図1に示すように大きな偏析はなく、実質
的にTiとWとからなる合金相のみで、TiやWの独立
した相は認められない。得られたターゲット材をφ30
0に加工してTi−Wターゲットとし、6インチウエハ
ーにスパッタリングし、0.3μm以上のパーティクル
発生数を観察したところ、22個と非常に少ないもので
あった。
的にTiとWとからなる合金相のみで、TiやWの独立
した相は認められない。得られたターゲット材をφ30
0に加工してTi−Wターゲットとし、6インチウエハ
ーにスパッタリングし、0.3μm以上のパーティクル
発生数を観察したところ、22個と非常に少ないもので
あった。
【0013】(実施例2)実施例1と同一の条件で得ら
れた溶解原料を、電子ビーム溶解し高純度のインゴット
を得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×1
0マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、14
00℃×10時間の条件で溶体化処理を行ない、さらに
W製ボートとW棒により粗粉砕した後、W内張りのポッ
トとW製ボールを使用した専用ボールミル内に投入し、
ポット内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性
雰囲気とし、粉砕しつつ混合して150μm以下の粉末
を得た。得られた粉末を内径400φのHIP缶内に充
填し、5×10マイナス5乗torrに真空排気しなが
ら、400℃×5時間加熱し、表面吸着ガス等を除去後
封止し、1200℃×2時間、1000kg/cm2の
条件でHIP処理を行ないターゲット材とした。このタ
ーゲット材の酸素含有量は590ppmであった。得ら
れたターゲット材の金属組織は実施例1と同様のTiと
Wとからなる合金相のみの組織であった。このターゲッ
ト材をφ300に加工してターゲットとし、6インチウ
エハーにスパッタリングし、0.3μm以上のパーティ
クル発生数を観察したところ、8個と非常に少ないもの
であった。
れた溶解原料を、電子ビーム溶解し高純度のインゴット
を得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×1
0マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、14
00℃×10時間の条件で溶体化処理を行ない、さらに
W製ボートとW棒により粗粉砕した後、W内張りのポッ
トとW製ボールを使用した専用ボールミル内に投入し、
ポット内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性
雰囲気とし、粉砕しつつ混合して150μm以下の粉末
を得た。得られた粉末を内径400φのHIP缶内に充
填し、5×10マイナス5乗torrに真空排気しなが
ら、400℃×5時間加熱し、表面吸着ガス等を除去後
封止し、1200℃×2時間、1000kg/cm2の
条件でHIP処理を行ないターゲット材とした。このタ
ーゲット材の酸素含有量は590ppmであった。得ら
れたターゲット材の金属組織は実施例1と同様のTiと
Wとからなる合金相のみの組織であった。このターゲッ
ト材をφ300に加工してターゲットとし、6インチウ
エハーにスパッタリングし、0.3μm以上のパーティ
クル発生数を観察したところ、8個と非常に少ないもの
であった。
【0014】(実施例3)実施例1と同様に溶解原料を
作成した。この溶解原料をガスアトマイズ装置にて溶解
出湯し、アトマイズ粉末を得る。得られたアトマイズ粉
末を100メッシュ以下に分級した後、内径400φの
HIP缶内に充填し、5×10マイナス5乗torrに
真空排気しながら、400℃×5時間加熱し、表面吸着
ガス等を除去後封止し、1200℃×2時間、1000
kg/cm2の条件でHIP処理を行ないターゲット材
とした。このターゲット材の酸素含有量は380ppm
であり、低酸素含有量のターゲット材であることが確認
できた。得られたターゲット材の金属組織は実施例1と
同様のTiとWとからなる合金相のみであった。このタ
ーゲット材をφ300に加工してターゲットとし、6イ
ンチウエハーにスパッタリングし、0.3μm以上のパ
ーティクル発生数を観察したところ、7個と非常に少な
いものであった。
作成した。この溶解原料をガスアトマイズ装置にて溶解
出湯し、アトマイズ粉末を得る。得られたアトマイズ粉
末を100メッシュ以下に分級した後、内径400φの
HIP缶内に充填し、5×10マイナス5乗torrに
真空排気しながら、400℃×5時間加熱し、表面吸着
ガス等を除去後封止し、1200℃×2時間、1000
kg/cm2の条件でHIP処理を行ないターゲット材
とした。このターゲット材の酸素含有量は380ppm
であり、低酸素含有量のターゲット材であることが確認
できた。得られたターゲット材の金属組織は実施例1と
同様のTiとWとからなる合金相のみであった。このタ
ーゲット材をφ300に加工してターゲットとし、6イ
ンチウエハーにスパッタリングし、0.3μm以上のパ
ーティクル発生数を観察したところ、7個と非常に少な
いものであった。
【0015】(実施例4)実施例1と同一の条件で得ら
れた溶解原料を、電子ビーム溶解し高純度のインゴット
を得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×1
0マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、14
00℃×10時間の条件で溶体化処理を行ない、さらに
W製ボートとW棒により粗粉砕した後、W内張りのポッ
トとW製ボールを使用した専用ボールミル内に投入し、
ポット内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性
雰囲気とし、粉砕しつつ混合して150μm以下の粉末
を得た。得られた粉末を真空焼結法、ホットプレス法お
よびHIP法でそれぞれ焼結圧密化しターゲット材を得
た。各焼結法の条件と得られた焼結体密度、組織観察の
結果、6インチウエハーにスパッタリングした時の0.
3μm以上のパーティクル発生数を表1に示す。
れた溶解原料を、電子ビーム溶解し高純度のインゴット
を得た。得られたインゴットを真空炉(真空度 5×1
0マイナス5乗torrよりも減圧雰囲気)にて、14
00℃×10時間の条件で溶体化処理を行ない、さらに
W製ボートとW棒により粗粉砕した後、W内張りのポッ
トとW製ボールを使用した専用ボールミル内に投入し、
ポット内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性
雰囲気とし、粉砕しつつ混合して150μm以下の粉末
を得た。得られた粉末を真空焼結法、ホットプレス法お
よびHIP法でそれぞれ焼結圧密化しターゲット材を得
た。各焼結法の条件と得られた焼結体密度、組織観察の
結果、6インチウエハーにスパッタリングした時の0.
3μm以上のパーティクル発生数を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1より、ホットプレス法およびHIP法
を用いれば、密度も高く、スパッタリングによって生ず
るパーティクルも少なくできることがわかる。なお、密
度が小さい場合、パーティクル数が上昇したのは、ター
ゲット中に存在する空孔に起因して、スパッタリング中
に異常放電が発生したためと考えられる。
を用いれば、密度も高く、スパッタリングによって生ず
るパーティクルも少なくできることがわかる。なお、密
度が小さい場合、パーティクル数が上昇したのは、ター
ゲット中に存在する空孔に起因して、スパッタリング中
に異常放電が発生したためと考えられる。
【0018】(比較例1)高純度W粉末(純度99.9
99%以上、平均粒径5μm以下)と水素化した高純度
Ti(純度99.99%以上、平均粒径75μm以下:
以下水素化チタンという)とを水素化チタンが10.3
6wt%になるように配合し、W内張りのポットとW製
ボールを使用した専用ボールミル内に投入した後、ポッ
ト内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性雰囲
気とし、90分間粉砕しつつ混合した。得られた混合粉
は、20μm以上の水素化チタンは観察されず、平均粒
径は4μmであった。
99%以上、平均粒径5μm以下)と水素化した高純度
Ti(純度99.99%以上、平均粒径75μm以下:
以下水素化チタンという)とを水素化チタンが10.3
6wt%になるように配合し、W内張りのポットとW製
ボールを使用した専用ボールミル内に投入した後、ポッ
ト内を真空排気した後、Arガスで置換し非酸化性雰囲
気とし、90分間粉砕しつつ混合した。得られた混合粉
は、20μm以上の水素化チタンは観察されず、平均粒
径は4μmであった。
【0019】得られた混合粉を内径400φのHIP缶
内に充填し、5×10マイナス5乗torrに真空排気
しながら、700℃×24時間加熱し、脱水素処理を行
った。脱水素後HIP缶を封止し、1250℃×2時間
、1000atmの条件でHIP処理をおこなった。得
られた焼結材の600倍の組織写真を図2に示す。図2
において白色粒子はW粒子であり、W粒子間に存在する
灰色部はTi相である。この焼結体のWは微細な粒子の
まま分散しているが、部分的にTiの凝集が起こってい
ることがわかる。また、この段階では、Ti−W合金相
は確認できなかった。本焼結材をターゲット材とし、φ
300に加工してターゲットとした。このターゲットを
用いて6インチウエハーにスパッタリングを行い、0.
3μm以上のパーティクルの発生数を観測したところ、
パーティクル数は140個であり、本発明のターゲット
材に比べて、著しく多いことが確認された。
内に充填し、5×10マイナス5乗torrに真空排気
しながら、700℃×24時間加熱し、脱水素処理を行
った。脱水素後HIP缶を封止し、1250℃×2時間
、1000atmの条件でHIP処理をおこなった。得
られた焼結材の600倍の組織写真を図2に示す。図2
において白色粒子はW粒子であり、W粒子間に存在する
灰色部はTi相である。この焼結体のWは微細な粒子の
まま分散しているが、部分的にTiの凝集が起こってい
ることがわかる。また、この段階では、Ti−W合金相
は確認できなかった。本焼結材をターゲット材とし、φ
300に加工してターゲットとした。このターゲットを
用いて6インチウエハーにスパッタリングを行い、0.
3μm以上のパーティクルの発生数を観測したところ、
パーティクル数は140個であり、本発明のターゲット
材に比べて、著しく多いことが確認された。
【0020】(実施例5)比較例1と同様に得られた焼
結材を溶解原料とし、実施例1と同様にこの溶解原料を
電子ビーム溶解し高純度のインゴットを得た。得られた
インゴットを真空炉(真空度 5×10マイナス5乗t
orrよりも減圧雰囲気)にて、1400℃×10時間
の条件で溶体化処理を行ないターゲット材を得た。得ら
れたターゲット材の組織は実施例1と同様の実質的にT
iとWとからなる合金相のみであることが確認された。 得られたターゲット材をφ300に加工してTi−Wタ
ーゲットとし、6インチウエハーにスパッタリングし、
0.3μm以上のパーティクル発生数を観察したところ
、16個と非常に少ないものであった。
結材を溶解原料とし、実施例1と同様にこの溶解原料を
電子ビーム溶解し高純度のインゴットを得た。得られた
インゴットを真空炉(真空度 5×10マイナス5乗t
orrよりも減圧雰囲気)にて、1400℃×10時間
の条件で溶体化処理を行ないターゲット材を得た。得ら
れたターゲット材の組織は実施例1と同様の実質的にT
iとWとからなる合金相のみであることが確認された。 得られたターゲット材をφ300に加工してTi−Wタ
ーゲットとし、6インチウエハーにスパッタリングし、
0.3μm以上のパーティクル発生数を観察したところ
、16個と非常に少ないものであった。
【0021】
【発明の効果】本発明のターゲット材およびその製造方
法によれば、実質的にTiとWとからなる合金相のみと
することができるため、パーティクル発生の極めて少な
いスパッタリングが実施できるので、半導体デバイスの
品質向上に非常に有効なターゲットおよび薄膜を提供で
きる。
法によれば、実質的にTiとWとからなる合金相のみと
することができるため、パーティクル発生の極めて少な
いスパッタリングが実施できるので、半導体デバイスの
品質向上に非常に有効なターゲットおよび薄膜を提供で
きる。
【図1】本発明のターゲット材の合金金属組織写真であ
る。
る。
【図2】比較例のターゲット材の合金金属組織写真であ
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 ミクロ組織的に観察してTiとWから
なる合金相の面積が98%以上を占めることを特徴とす
るTi−Wターゲット材。 - 【請求項2】 WとTiを溶解して得たインゴットを
溶体化処理する工程を含むことを特徴とするTi−Wタ
ーゲットの製造方法。 - 【請求項3】 WとTiを溶解して得たインゴットを
溶体化処理した後、粉体化処理し、得られた粉末を焼結
する工程を含むことを特徴とするTi−Wターゲットの
製造方法 - 【請求項4】 溶解は減圧雰囲気下で電子ビーム溶解
によって行うことを特徴とする請求項2ないし請求項3
に記載のTi−Wターゲットの製造方法 - 【請求項5】 WとTiを溶解してなる溶湯をアトマ
イズ法により粉末とし、得られた粉末を焼結する工程を
含むことを特徴とするTi−Wターゲットの製造方法。 - 【請求項6】 焼結は熱間静水圧プレスによって行う
ことを特徴とする請求項3ないし5に記載のTi−Wタ
ーゲットの製造方法。 - 【請求項7】 焼結はホットプレスによって行うこと
を特徴とする請求項3ないし5に記載のTi−Wターゲ
ットの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081643A JP3037772B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | Ti−Wターゲット材およびその製造方法 |
| US07/914,544 US5306569A (en) | 1990-06-15 | 1992-07-16 | Titanium-tungsten target material and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3081643A JP3037772B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | Ti−Wターゲット材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293770A true JPH04293770A (ja) | 1992-10-19 |
| JP3037772B2 JP3037772B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=13752024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3081643A Expired - Fee Related JP3037772B2 (ja) | 1990-06-15 | 1991-03-20 | Ti−Wターゲット材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3037772B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100603079B1 (ko) * | 2003-05-16 | 2006-07-20 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | Ag-Bi계 합금 스퍼터링 타겟 및 그의 제조방법 |
| JP2007131941A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-05-31 | Mitsubishi Materials Corp | パーティクル発生の少ない相変化膜形成用スパッタリングターゲットの製造方法。 |
| CN102423802A (zh) * | 2011-12-20 | 2012-04-25 | 宁波江丰电子材料有限公司 | 高纯钴靶材的制备方法 |
| JP2013513026A (ja) * | 2009-12-07 | 2013-04-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 2つの耐熱金属、特にタングステン及びタンタルを有する合金、及び上記合金を有するx線の陽極、並びに上記合金及びx線の陽極を製作するための方法 |
| CN107904562A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-04-13 | 包头稀土研究院 | 铝锰合金靶材组件的制造方法 |
| CN110177898A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-08-27 | 株式会社爱发科 | 溅射装置及成膜方法 |
| CN116970853A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-10-31 | 云南贵金属实验室有限公司 | 一种钨钛靶材坯料的制备方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110295301A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-10-01 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种钨钛合金的制备方法 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3081643A patent/JP3037772B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| KR100603079B1 (ko) * | 2003-05-16 | 2006-07-20 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | Ag-Bi계 합금 스퍼터링 타겟 및 그의 제조방법 |
| JP2007131941A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-05-31 | Mitsubishi Materials Corp | パーティクル発生の少ない相変化膜形成用スパッタリングターゲットの製造方法。 |
| JP2013513026A (ja) * | 2009-12-07 | 2013-04-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 2つの耐熱金属、特にタングステン及びタンタルを有する合金、及び上記合金を有するx線の陽極、並びに上記合金及びx線の陽極を製作するための方法 |
| CN102423802A (zh) * | 2011-12-20 | 2012-04-25 | 宁波江丰电子材料有限公司 | 高纯钴靶材的制备方法 |
| CN107904562A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-04-13 | 包头稀土研究院 | 铝锰合金靶材组件的制造方法 |
| CN110177898A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-08-27 | 株式会社爱发科 | 溅射装置及成膜方法 |
| CN110177898B (zh) * | 2017-11-01 | 2021-01-01 | 株式会社爱发科 | 溅射装置及成膜方法 |
| CN116970853A (zh) * | 2023-07-14 | 2023-10-31 | 云南贵金属实验室有限公司 | 一种钨钛靶材坯料的制备方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3037772B2 (ja) | 2000-05-08 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |