JPH0429445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429445Y2 JPH0429445Y2 JP1986163430U JP16343086U JPH0429445Y2 JP H0429445 Y2 JPH0429445 Y2 JP H0429445Y2 JP 1986163430 U JP1986163430 U JP 1986163430U JP 16343086 U JP16343086 U JP 16343086U JP H0429445 Y2 JPH0429445 Y2 JP H0429445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated core
- cable
- coil
- center
- core wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、製造が容易で、繰り返し伸縮に対
して導体が断線しにくいコイルケーブルに関す
る。
して導体が断線しにくいコイルケーブルに関す
る。
従来のコイルケーブルは、一般に何本かの綿糸
を撚り合わせて中心介在とし、その周囲に複数の
絶縁心線を螺旋状に巻き付け、これらの外周に押
え巻きテープ、シールド層、シースを順次載層し
た構造のケーブルを、例えば断面円形の棒に巻き
付けて熱処理することにより形成される(実開昭
59−17514号等参照)。
を撚り合わせて中心介在とし、その周囲に複数の
絶縁心線を螺旋状に巻き付け、これらの外周に押
え巻きテープ、シールド層、シースを順次載層し
た構造のケーブルを、例えば断面円形の棒に巻き
付けて熱処理することにより形成される(実開昭
59−17514号等参照)。
しかしながら、従来のコイルケーブルでは、中
心介在として綿糸を使用するから、太い綿糸を使
用するほど中心介在の外径のバラツキが大きくな
る。そのため、撚り合わせ後に絶縁心線間に隙間
が生じたり、あるいは絶縁心線が撚り合わせ層か
らはみ出たりすることが多く、絶縁心線の撚り合
わせは作業性が悪い。
心介在として綿糸を使用するから、太い綿糸を使
用するほど中心介在の外径のバラツキが大きくな
る。そのため、撚り合わせ後に絶縁心線間に隙間
が生じたり、あるいは絶縁心線が撚り合わせ層か
らはみ出たりすることが多く、絶縁心線の撚り合
わせは作業性が悪い。
また、綿糸が材質的に柔らかいから、コイル加
工したときに、コイルの内側に位置する絶縁心線
が部分的に中心介在に埋没しやすい。その結果、
内側の絶縁心線に弛みや折れ曲がりが生じ、外観
不良の原因となりやすい。さらに、複数の絶縁心
線が中心介在の周囲に均等に撚り合わされなかつ
たり、あるいは太い綿糸を何本か撚り合わせて中
心介在とした場合に、撚り合わされた綿糸の谷の
部分に部分的に落ち込んだような状態でコイル加
工されると、ケーブルの伸縮時に絶縁心線の特定
箇所に張力、捩じれ等の応力が集中し、導体が断
線しやすいという問題点もあつた。
工したときに、コイルの内側に位置する絶縁心線
が部分的に中心介在に埋没しやすい。その結果、
内側の絶縁心線に弛みや折れ曲がりが生じ、外観
不良の原因となりやすい。さらに、複数の絶縁心
線が中心介在の周囲に均等に撚り合わされなかつ
たり、あるいは太い綿糸を何本か撚り合わせて中
心介在とした場合に、撚り合わされた綿糸の谷の
部分に部分的に落ち込んだような状態でコイル加
工されると、ケーブルの伸縮時に絶縁心線の特定
箇所に張力、捩じれ等の応力が集中し、導体が断
線しやすいという問題点もあつた。
そこで、本考案はこれら従来技術の問題点に鑑
み、絶縁心線の撚り合わせが容易で、さらに外観
不良や導体の断線を生じることの少ないコイルケ
ーブルの提供をその目的とする。
み、絶縁心線の撚り合わせが容易で、さらに外観
不良や導体の断線を生じることの少ないコイルケ
ーブルの提供をその目的とする。
上記目的を達成するため、この考案によれば、
複数本の絶縁心線を中心介在の周囲に撚り合わ
せ、これらの外側にシースを被覆し螺旋状に成形
してなるコイルケーブルにおいて、前記中心介在
が熱可塑性樹脂からなり、芯体の周囲に長手方向
に延びる複数の支持壁が放射状に設けられたもの
であることを特徴としている。
複数本の絶縁心線を中心介在の周囲に撚り合わ
せ、これらの外側にシースを被覆し螺旋状に成形
してなるコイルケーブルにおいて、前記中心介在
が熱可塑性樹脂からなり、芯体の周囲に長手方向
に延びる複数の支持壁が放射状に設けられたもの
であることを特徴としている。
この考案において、コイルケーブルの中心介在
として、芯体の周囲に長手方向に延びる複数の支
持壁が放射状に設けられた形状の樹脂成形体を使
用するものであるから、中心介在の外径が長手方
向に渡つて均一で、しかも綿糸からなる介在に比
べて適度に硬いから、絶縁心線の巻き付けを能率
よく且つ均等に行うことができる。それに加え、
コイル加工したときにコイルの内側に位置する絶
縁心線が中心介在に埋没することがなく、それら
の配列に乱れを生じることがないので、絶縁心線
の弛みや折れ曲がりが有効に阻止され、外観不良
の発生率は大幅に低下する。
として、芯体の周囲に長手方向に延びる複数の支
持壁が放射状に設けられた形状の樹脂成形体を使
用するものであるから、中心介在の外径が長手方
向に渡つて均一で、しかも綿糸からなる介在に比
べて適度に硬いから、絶縁心線の巻き付けを能率
よく且つ均等に行うことができる。それに加え、
コイル加工したときにコイルの内側に位置する絶
縁心線が中心介在に埋没することがなく、それら
の配列に乱れを生じることがないので、絶縁心線
の弛みや折れ曲がりが有効に阻止され、外観不良
の発生率は大幅に低下する。
さらに、中心介在に対する絶縁心線の撚り合わ
せにおいては、中心介在に存在する複数の溝が軸
芯と平行に延び、これに対して絶縁心線がそれら
を斜めに横切るように螺旋状に巻き付けられるの
で、コイル加工後も中心介在の溝の中に絶縁心線
が埋没することはない。そして、絶縁心線は中心
介在の周囲に常に均等に配置されるから、従来の
ように不均一な撚り合わせに起因する特定の絶縁
心線への応力集中がなくなり、絶縁心線の導体は
従来のものに比べて断線しにくくなる。
せにおいては、中心介在に存在する複数の溝が軸
芯と平行に延び、これに対して絶縁心線がそれら
を斜めに横切るように螺旋状に巻き付けられるの
で、コイル加工後も中心介在の溝の中に絶縁心線
が埋没することはない。そして、絶縁心線は中心
介在の周囲に常に均等に配置されるから、従来の
ように不均一な撚り合わせに起因する特定の絶縁
心線への応力集中がなくなり、絶縁心線の導体は
従来のものに比べて断線しにくくなる。
また、熱可塑性樹脂からなる中心介在は、コイ
ル成形時にシースと同様に熱処理によりバネ性が
付与される。そして、この中心介在は複数の支持
壁が放射状に設けられ、隣合う支持壁間に溝が存
在している形状であるから、熱処理前に棒に巻き
付ける際には充分に柔らかく、且つ熱処理後には
これら支持壁がケーブルの伸長に対して大きな抵
抗となるので、復元性が大きい。このため、従来
のコイルケーブルのように主としてシースの弾性
復元力に依存するものに比べ、ケーブル全体のバ
ネ性が格段に向上するという効果もある。
ル成形時にシースと同様に熱処理によりバネ性が
付与される。そして、この中心介在は複数の支持
壁が放射状に設けられ、隣合う支持壁間に溝が存
在している形状であるから、熱処理前に棒に巻き
付ける際には充分に柔らかく、且つ熱処理後には
これら支持壁がケーブルの伸長に対して大きな抵
抗となるので、復元性が大きい。このため、従来
のコイルケーブルのように主としてシースの弾性
復元力に依存するものに比べ、ケーブル全体のバ
ネ性が格段に向上するという効果もある。
第1図は、コイルケーブル1の正面図であり、
ケーブル2を螺旋状に成形したものである。この
ケーブル2は、拡大断面図である第2図に示され
るように、芯体11の周囲に長手方向に延びる10
個の支持壁12が放射状に設けられた形状の中心
介在10が中心に配置され、その外側に絶縁心線
3が撚り合わされている。そして、これらの外側
をシース4で被覆した構成となつている。
ケーブル2を螺旋状に成形したものである。この
ケーブル2は、拡大断面図である第2図に示され
るように、芯体11の周囲に長手方向に延びる10
個の支持壁12が放射状に設けられた形状の中心
介在10が中心に配置され、その外側に絶縁心線
3が撚り合わされている。そして、これらの外側
をシース4で被覆した構成となつている。
この中心介在10は、例えば軟質ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂を押出成形す
ることにより得られるものである。実施例では、
支持壁間の溝13は、絶縁心線3の撚り合わせ工
程、あるいはケーブル2のコイル加工の際に、絶
縁心線3が溝13内に埋没しないような間隔、即
ち溝13の幅が絶縁心線3の外径よりも小さくな
るように設定されているが、この考案においては
絶縁心線3がこれらの溝13を斜めに横切るよう
に巻き付けられ、そこに陥没することがないか
ら、必ずしもその幅を絶縁心線3の外径より小さ
くする必要はない。これにより、中心介在10の
周囲に絶縁心線3を均等に整列状態で撚り合わせ
ることができるので、ケーブル2をコイル加工し
たときに外観不良が生じない。さらに、伸縮時に
ケーブル2の特定の絶縁心線に応力が集中するこ
とがないから、各絶縁心線3の導体は従来のもの
よりも断線しにくく、耐久性が向上する。
ル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂を押出成形す
ることにより得られるものである。実施例では、
支持壁間の溝13は、絶縁心線3の撚り合わせ工
程、あるいはケーブル2のコイル加工の際に、絶
縁心線3が溝13内に埋没しないような間隔、即
ち溝13の幅が絶縁心線3の外径よりも小さくな
るように設定されているが、この考案においては
絶縁心線3がこれらの溝13を斜めに横切るよう
に巻き付けられ、そこに陥没することがないか
ら、必ずしもその幅を絶縁心線3の外径より小さ
くする必要はない。これにより、中心介在10の
周囲に絶縁心線3を均等に整列状態で撚り合わせ
ることができるので、ケーブル2をコイル加工し
たときに外観不良が生じない。さらに、伸縮時に
ケーブル2の特定の絶縁心線に応力が集中するこ
とがないから、各絶縁心線3の導体は従来のもの
よりも断線しにくく、耐久性が向上する。
かかる内部構造を有するケーブル2のコイル成
形を行う場合、ケーブル2を螺旋状に巻き付ける
際には、中心介在10は多数の溝13が存在する
ため柔らかく、巻き付け作業の妨げにはならな
い。そして、中心介在10は前記熱可塑性樹脂で
形成されているから、熱処理によりシース4と同
様にバネ性が付与され、特にコイル成形後には複
数の支持壁12が伸長に対して大きな抵抗を示す
ので、復元性が高まり、コイルケーブル1全体と
してのバネ性は極めて良好なものとなる。
形を行う場合、ケーブル2を螺旋状に巻き付ける
際には、中心介在10は多数の溝13が存在する
ため柔らかく、巻き付け作業の妨げにはならな
い。そして、中心介在10は前記熱可塑性樹脂で
形成されているから、熱処理によりシース4と同
様にバネ性が付与され、特にコイル成形後には複
数の支持壁12が伸長に対して大きな抵抗を示す
ので、復元性が高まり、コイルケーブル1全体と
してのバネ性は極めて良好なものとなる。
なお、実施例において中心介在の支持壁12の
数は10個であるが、その数、及び支持壁間の溝の
幅は使用する絶縁心線の本数等に応じ適宜選択す
ることができ、また支持壁の形状の変更も任意で
ある。
数は10個であるが、その数、及び支持壁間の溝の
幅は使用する絶縁心線の本数等に応じ適宜選択す
ることができ、また支持壁の形状の変更も任意で
ある。
以上説明したように、この考案によるコイルケ
ーブルでは、上記のごとき形状の中心介在を使用
するから、絶縁心線の撚り合わせ作業を効率よく
且つ均等に行うことができ、コイル加工時にコイ
ルの内側に位置する絶縁心線が弛んだり、あるい
は折れ曲がつたりすることがない。このため、外
観不良の発生がなくなり、生産性は大幅に向上す
る。
ーブルでは、上記のごとき形状の中心介在を使用
するから、絶縁心線の撚り合わせ作業を効率よく
且つ均等に行うことができ、コイル加工時にコイ
ルの内側に位置する絶縁心線が弛んだり、あるい
は折れ曲がつたりすることがない。このため、外
観不良の発生がなくなり、生産性は大幅に向上す
る。
さらに、絶縁心線は中心介在の表面部に埋没す
ることなく、常に中心介在の外周にきちんと整列
しているから、特定の絶縁心線に張力等の応力が
かかることはなく、導体は断線しにくくなる。
ることなく、常に中心介在の外周にきちんと整列
しているから、特定の絶縁心線に張力等の応力が
かかることはなく、導体は断線しにくくなる。
また、中心介在が熱可塑性樹脂で形成されてい
るので、ケーブルを熱処理して螺旋状に固定する
際に、中心介在にも同時にバネ性が付与され、し
かも複数の支持壁の存在によりそれが高められて
いるから、主としてシースによつて弾性復元力を
得る従来のコイルケーブルに比べて、復元性が大
きく向上するという効果もある。
るので、ケーブルを熱処理して螺旋状に固定する
際に、中心介在にも同時にバネ性が付与され、し
かも複数の支持壁の存在によりそれが高められて
いるから、主としてシースによつて弾性復元力を
得る従来のコイルケーブルに比べて、復元性が大
きく向上するという効果もある。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、絶縁心線の本数を増減したり、あるい
はシールド層を設けるなど、この考案の技術思想
内での種々の変更実施はもちろん可能である。
ではなく、絶縁心線の本数を増減したり、あるい
はシールド層を設けるなど、この考案の技術思想
内での種々の変更実施はもちろん可能である。
第1図はこの考案によるコイルケーブルの一実
施例を示す正面図、第2図は同ケーブルの拡大横
断面図である。 1……コイルケーブル、2……ケーブル、3…
…絶縁心線、4……シース、10……中心介在、
11……芯体、12……支持壁、13……溝。
施例を示す正面図、第2図は同ケーブルの拡大横
断面図である。 1……コイルケーブル、2……ケーブル、3…
…絶縁心線、4……シース、10……中心介在、
11……芯体、12……支持壁、13……溝。
Claims (1)
- 複数本の絶縁心線を中心介在の周囲に撚り合わ
せ、これらの外側にシースを被覆し螺旋状に成形
してなるコイルケーブルにおいて、前記中心介在
は熱可塑性樹脂からなり、芯体の周囲に長手方向
に延びる複数の支持壁が放射状に設けられたもの
であることを特徴とするコイルケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986163430U JPH0429445Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986163430U JPH0429445Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6369432U JPS6369432U (ja) | 1988-05-10 |
| JPH0429445Y2 true JPH0429445Y2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=31091622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986163430U Expired JPH0429445Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429445Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6170313U (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP1986163430U patent/JPH0429445Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6369432U (ja) | 1988-05-10 |
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