JPH0429991A - 新規物質bk97bおよびその製造法 - Google Patents
新規物質bk97bおよびその製造法Info
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- JPH0429991A JPH0429991A JP13615290A JP13615290A JPH0429991A JP H0429991 A JPH0429991 A JP H0429991A JP 13615290 A JP13615290 A JP 13615290A JP 13615290 A JP13615290 A JP 13615290A JP H0429991 A JPH0429991 A JP H0429991A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景〕
く技術分野〉
本発明は新規物質に、さらに詳しくは抗酸化活性を有す
る新規物質BK97B (BK97B−1およびBK9
7B−2)およびその製造法に関する。
る新規物質BK97B (BK97B−1およびBK9
7B−2)およびその製造法に関する。
く先行技術〉
抗酸化物質に関してはすでに多数のものが医薬として実
用化されている。一般に化学物質の生理活性はその化学
構造に依存するところが大きいため、抗酸化性を有する
新規な化合物に対しては不断の希求があると言えよう。
用化されている。一般に化学物質の生理活性はその化学
構造に依存するところが大きいため、抗酸化性を有する
新規な化合物に対しては不断の希求があると言えよう。
く要旨〉
本発明は上記の希求に応えるものである。
すなわち、本発明による化合物は次式(I)および(■
′)で示される新規物質BK97Bおよびその塩基付加
塩である。
′)で示される新規物質BK97Bおよびその塩基付加
塩である。
本発明は、また、この物質の製造法に関する。
すなわち、本発明による次式(I)および(I′)式で
示されるBK97Bの製造法は、ストレプトミセスに属
しBK97Bの生産能を有する菌株を適当な培地で好気
的に培養し、その培養物よりB K 97 Bを得るこ
と、を特徴とするもの〔発明の詳細な説明〕 く新規物質BK97B> 1)化学構造 本発明による新規物質B K 97 Bは、前記の式(
I)および(■′)で示される化学構造を有する(以下
、それぞれBK97B−1およびBK97B−2ともい
う)。これらの化学構造は、次のようにして決定された
ものである。
示されるBK97Bの製造法は、ストレプトミセスに属
しBK97Bの生産能を有する菌株を適当な培地で好気
的に培養し、その培養物よりB K 97 Bを得るこ
と、を特徴とするもの〔発明の詳細な説明〕 く新規物質BK97B> 1)化学構造 本発明による新規物質B K 97 Bは、前記の式(
I)および(■′)で示される化学構造を有する(以下
、それぞれBK97B−1およびBK97B−2ともい
う)。これらの化学構造は、次のようにして決定された
ものである。
BK97B−1のプロトン核磁気共鳴スペクトル(第3
図参照)および炭素13核磁気共鳴スペクトル(第4図
参照)の解析により、BK97B1はフェナジン側路、
フェニル基、ゲラニル基などの部分構造を有することが
明らかとなった。
図参照)および炭素13核磁気共鳴スペクトル(第4図
参照)の解析により、BK97B1はフェナジン側路、
フェニル基、ゲラニル基などの部分構造を有することが
明らかとなった。
また、BK97B−1をクロロホルム中、ジアゾメタン
で処理することにより、メチルエステルを与えることか
ら、カルボン酸の存在が判明した。
で処理することにより、メチルエステルを与えることか
ら、カルボン酸の存在が判明した。
スペクトルのさらに詳細な検討により、それぞれの部分
構造のつながりが明らかとなり、さらに高分解能マスス
ペクトルより導かれた分子式からBK97B−1の構造
を式(I)のように決定した。
構造のつながりが明らかとなり、さらに高分解能マスス
ペクトルより導かれた分子式からBK97B−1の構造
を式(I)のように決定した。
同様に、BK97B−2のプロトン核磁気共鳴スペクト
ル(第7図参照)および炭素13核磁気スペクトル(第
8図参照)の解析により、BK97B−2もフェナジン
骨格、フェニル基、ゲラニル基、カルボキシル基を有す
ることが判明し、さらに赤外吸収スペクトル(第6図参
照)においてシアノ基の存在が確認された。これらのス
ペクトルの詳細な解析と高分解能マススペクトルより導
かれた分子式から、BK97B−2の構造を式(■′)
のように決定した。
ル(第7図参照)および炭素13核磁気スペクトル(第
8図参照)の解析により、BK97B−2もフェナジン
骨格、フェニル基、ゲラニル基、カルボキシル基を有す
ることが判明し、さらに赤外吸収スペクトル(第6図参
照)においてシアノ基の存在が確認された。これらのス
ペクトルの詳細な解析と高分解能マススペクトルより導
かれた分子式から、BK97B−2の構造を式(■′)
のように決定した。
2)物理化学的性状
BK97B−I BK97B−2(I)外 観:
暗青色粉末 紫色粉末(2)融点・ 235
−236℃ 157−158°C(3)溶解性: 酢
酸エチル、 酢酸エチル、クロロホルム、
クロロホルム、ジメチルスルホキシド、ジメチルス
ルホキシド、ベンゼンに可溶、 ベンゼン、 メタノール、 メタノール、エタノールに微
溶、 エタノールに可溶、ヘキサン、 ヘ
キサン、 水に不溶。 水に不溶。
暗青色粉末 紫色粉末(2)融点・ 235
−236℃ 157−158°C(3)溶解性: 酢
酸エチル、 酢酸エチル、クロロホルム、
クロロホルム、ジメチルスルホキシド、ジメチルス
ルホキシド、ベンゼンに可溶、 ベンゼン、 メタノール、 メタノール、エタノールに微
溶、 エタノールに可溶、ヘキサン、 ヘ
キサン、 水に不溶。 水に不溶。
(4)Rf値(メルク社製「シリカゲル60F254」
使用):クロロホルムーメタノール(I0:1)0、
29 0.83 トルエン−アセトン(2:1) 0、22 0.63 (5)高分解能マススペクトル(m/z) :49B
、2106 492.2279(M十H)”
(M十H)”計算値493.2127 (031H29N204) (6)紫外吸収スペクトル λmax 第1図に示す。
使用):クロロホルムーメタノール(I0:1)0、
29 0.83 トルエン−アセトン(2:1) 0、22 0.63 (5)高分解能マススペクトル(m/z) :49B
、2106 492.2279(M十H)”
(M十H)”計算値493.2127 (031H29N204) (6)紫外吸収スペクトル λmax 第1図に示す。
メタノール中
205 (21900)、
249 (24400)、
344 (I5900)、
415 (6100)、
430 (6100)、
615 (I5700)。
0.01規定塩酸−メタノ
206 (22100)、
245 (26300)、
335 (I5200)、
632 (I6400)。
492.2287
(031H3ON3°3)
nm(ε):
第5図に示す。
208 (I9700)、
246 (I8100)、
283 (I1300)、
445 (5700)、
470 (5300)、
570 (I1700)。
ル中
207 (I9600)、
247 (21100)、
280 (7800)、
325 (I2100)、
410 (5300)、
430 (6400)、
665 (I3100)。
0.01規定水酸化ナトリウム−メタノール中208
(34900)、 209 (29500)、250
(26400)、 251 (I6300)、343
(I7400)、 335 (8000)、415 (
6500)、 410 (3600)、430 (6
500)、 440 (4400)、615 (I7
300)。 535 (I1600)。
(34900)、 209 (29500)、250
(26400)、 251 (I6300)、343
(I7400)、 335 (8000)、415 (
6500)、 410 (3600)、430 (6
500)、 440 (4400)、615 (I7
300)。 535 (I1600)。
(7)赤外吸収スペクトル(KBrディスク法):第2
図に示す。 第6図に示す。
図に示す。 第6図に示す。
(8)プロトン核磁気共鳴スペクトル
(500メガヘル′人重クロロホルム中):第3図に示
す。 第7図に示す。
す。 第7図に示す。
(9)炭素13核磁気共鳴スペクトル
(I25メガヘルツ、重クロロホルム中):第4図に示
す。 第8図に示す。
す。 第8図に示す。
式(I)および(I′)で示される化合物は、カルボキ
シル基の位置において塩基付加塩があり得る。本発明に
よる化合物はこの塩基付加塩も包含するものである。塩
基付加塩としては、例えばアルカリ金属化合物(例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)との塩、アル
カリ土類金属化合物(例えば水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウムなど)との塩、アンモニウム塩、有機塩基
(例えばトリエチルアミン、エタノールアミンなど)と
の塩をあげることができる。塩基付加塩を医薬として使
用する場合には、塩基は薬学上許容されるものでなけれ
ばならないことは言うまでもない。
シル基の位置において塩基付加塩があり得る。本発明に
よる化合物はこの塩基付加塩も包含するものである。塩
基付加塩としては、例えばアルカリ金属化合物(例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)との塩、アル
カリ土類金属化合物(例えば水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウムなど)との塩、アンモニウム塩、有機塩基
(例えばトリエチルアミン、エタノールアミンなど)と
の塩をあげることができる。塩基付加塩を医薬として使
用する場合には、塩基は薬学上許容されるものでなけれ
ばならないことは言うまでもない。
BK97Bの製造
1)概要
化合物BK97B、すなわちBK97B−1およびBK
97B−2は現在のところ微生物の培養によってのみ得
られているが、類縁化合物の合成化学的修飾によって製
造することも、あるいは全合成化学的に製造することも
てきよう。また、遺伝子工学的手法によることもてきよ
う。すなわち、化合物BK97Bの産生に関与する遺伝
子を適当な微生物に導入し、この様な形質転換微生物を
培養し、この培養物から得ることも可能であろう。
97B−2は現在のところ微生物の培養によってのみ得
られているが、類縁化合物の合成化学的修飾によって製
造することも、あるいは全合成化学的に製造することも
てきよう。また、遺伝子工学的手法によることもてきよ
う。すなわち、化合物BK97Bの産生に関与する遺伝
子を適当な微生物に導入し、この様な形質転換微生物を
培養し、この培養物から得ることも可能であろう。
微生物の培養による場合の菌株としては、例えばストレ
プトミセス属に属するBK97Bの生産能を有するもの
、すなわち、BK97B−1および(または)BK97
B−2の生産能を有するもの、が使用される。具体的に
は、本発明者らの分離したストレプトミセス・プルニコ
ロル1884SVT2株がBK97B−1およびBK9
7B2を生産することが本発明者らによって明らかにさ
れているが、その他の菌株については、抗生物質生産菌
単離の常法によって適当なものを自然界より分離するこ
とが可能である。また、ストレプトミセス・プルニコロ
ル1884−8VT2株を含めてBK97Bの生産菌を
放射線照射その他の変異処理に付して、BK97Bの生
産能を高める余地も残されている。遺伝子工学的手法も
また可能であることは前記したところである。
プトミセス属に属するBK97Bの生産能を有するもの
、すなわち、BK97B−1および(または)BK97
B−2の生産能を有するもの、が使用される。具体的に
は、本発明者らの分離したストレプトミセス・プルニコ
ロル1884SVT2株がBK97B−1およびBK9
7B2を生産することが本発明者らによって明らかにさ
れているが、その他の菌株については、抗生物質生産菌
単離の常法によって適当なものを自然界より分離するこ
とが可能である。また、ストレプトミセス・プルニコロ
ル1884−8VT2株を含めてBK97Bの生産菌を
放射線照射その他の変異処理に付して、BK97Bの生
産能を高める余地も残されている。遺伝子工学的手法も
また可能であることは前記したところである。
得られる化合物BK97B−1およびBK97B−2は
、常法によって前記したような塩基付加塩の形にするこ
とができる。
、常法によって前記したような塩基付加塩の形にするこ
とができる。
2)1884−8VT2株
BK97B生成能を有するストレプトミセス属の菌株と
して本発明者らの見出している1884SVT2株は、
下記の内容のものである。
して本発明者らの見出している1884SVT2株は、
下記の内容のものである。
(I)由来および寄託番号
1884−3VT2株は青森県藤崎町のリンゴ園で採取
した土壌から分離されたものであり、平成2年1月17
日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて「微
工研条寄第2728号」(FERM BP−2728
)の番号を得ている。
した土壌から分離されたものであり、平成2年1月17
日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて「微
工研条寄第2728号」(FERM BP−2728
)の番号を得ている。
(2)菌学的性状
1884−3VT2株の菌学的性状は以下のとおりであ
る。
る。
本菌株の基生菌糸は分断しないが、長期間の液体静置培
養において長円形の胞子を単独または短い鎖状に形成す
ることがある。気菌糸は分枝しながら伸長し、後に全菌
糸が分節して10〜50またはそれ以上の数からなる直
状の胞子鎖を形成する。しばしば長い気菌糸が絡まり「
鳥の巣状菌糸塊」を形成し、後に胞子塊になる。分節胞
子は非運動性の長円形または円筒形で、0.5〜0.7
×0.7〜1.7μmの大きさで、平滑表面である。菌
核、胞子のう、その他の特殊形態は観察されない。細胞
壁化学型はI型である。
養において長円形の胞子を単独または短い鎖状に形成す
ることがある。気菌糸は分枝しながら伸長し、後に全菌
糸が分節して10〜50またはそれ以上の数からなる直
状の胞子鎖を形成する。しばしば長い気菌糸が絡まり「
鳥の巣状菌糸塊」を形成し、後に胞子塊になる。分節胞
子は非運動性の長円形または円筒形で、0.5〜0.7
×0.7〜1.7μmの大きさで、平滑表面である。菌
核、胞子のう、その他の特殊形態は観察されない。細胞
壁化学型はI型である。
培養性状は表1に示す。集落表面の菌叢色は赤色系列(
桃白色〜明茶味灰色)を呈する。裏面色は明橙色または
明茶色〜茶色〜暗茶色または暗茶味灰色であり、酸性で
黄味を増し、塩基性で赤味を増加する。拡散性色素は橙
色または茶色で、裏面色と同様なpH感受性を示す。生
理的性状は表2に示す。本菌株は中温性で、メラニン色
素を生成し、スターチの分解と蛋白質の分解(弱い)お
よび銅酸塩の還元が共に陽性である。炭素源の同化は診
断糖の全てを利用する。
桃白色〜明茶味灰色)を呈する。裏面色は明橙色または
明茶色〜茶色〜暗茶色または暗茶味灰色であり、酸性で
黄味を増し、塩基性で赤味を増加する。拡散性色素は橙
色または茶色で、裏面色と同様なpH感受性を示す。生
理的性状は表2に示す。本菌株は中温性で、メラニン色
素を生成し、スターチの分解と蛋白質の分解(弱い)お
よび銅酸塩の還元が共に陽性である。炭素源の同化は診
断糖の全てを利用する。
本菌株の形態的性状と細胞壁化学型から、本菌株はスト
レプトミセス(Streptomycess以後Sと略
す)属に位置される。上述の諸性状を基に[細菌名承認
リスト、1980Jおよびそれ以後の「有効名リスト」
に記載されたS属の種について検索し、近縁の4種を選
出した。最近出版された「バージエイ氏細菌系統分類学
便覧4巻」(Bergey’s Manual of
Systematic BacteriologyVo
l、4)のS属に関するウィリアムス等(Willia
ms。
レプトミセス(Streptomycess以後Sと略
す)属に位置される。上述の諸性状を基に[細菌名承認
リスト、1980Jおよびそれ以後の「有効名リスト」
に記載されたS属の種について検索し、近縁の4種を選
出した。最近出版された「バージエイ氏細菌系統分類学
便覧4巻」(Bergey’s Manual of
Systematic BacteriologyVo
l、4)のS属に関するウィリアムス等(Willia
ms。
et al、)の記述によれば、それ等の近縁4種のう
ちS−プルニコロル(S、prunicolor)とS
−フルビッシマス(S、fulvjssjmus)の2
種以外はS−(異名)とされている。ウィリアムス等の
厚相(I983)に拠れば、S属の承認・有効名を持っ
た(種の)標準菌株を数値分類法により、「各性状は等
価の分類基準」とし、各菌株の数値的類似度の高い多数
のクラスター(群)に分けて種を再分類している。その
報告では上述の4種は隣接したクラスターに置かれてい
る。そこで4種の診断的性状を同報告から選択し、本菌
株の同性状と比較した(表3)。本菌株とS・プルニコ
ロルとは一致する性状が19で不一致が6性状あり、S
・フルビッシマスとは一致性状が12で不一致の性状が
4、S・カリフォルニクスとは一致性状が10で不一致
が11性状、S・エクスフォーリアタスとは一致性状が
9で不一致が4性状ある。本菌株とS・プルニコロルお
よびS・フルビッシマスの2種は他の2種より類縁塵が
著しく高く、前者は後者より僅かに高い。一方、国際ス
トレプトミセス・プロジェクト(ISP)の記載により
比較すると、本菌株はSφフルビッシマスよりS・プル
ニコロルに近縁で、特にその形態は「鳥の巣状菌糸塊」
を形成する点まで一致する。よって本菌株はS・プルニ
コロルの一菌株として位置づけられる。以上の理由によ
って本菌株をストレプトミセス プルニコロル(St
reptomycesprunicolor)菌株18
84−8VT2と命名する。
ちS−プルニコロル(S、prunicolor)とS
−フルビッシマス(S、fulvjssjmus)の2
種以外はS−(異名)とされている。ウィリアムス等の
厚相(I983)に拠れば、S属の承認・有効名を持っ
た(種の)標準菌株を数値分類法により、「各性状は等
価の分類基準」とし、各菌株の数値的類似度の高い多数
のクラスター(群)に分けて種を再分類している。その
報告では上述の4種は隣接したクラスターに置かれてい
る。そこで4種の診断的性状を同報告から選択し、本菌
株の同性状と比較した(表3)。本菌株とS・プルニコ
ロルとは一致する性状が19で不一致が6性状あり、S
・フルビッシマスとは一致性状が12で不一致の性状が
4、S・カリフォルニクスとは一致性状が10で不一致
が11性状、S・エクスフォーリアタスとは一致性状が
9で不一致が4性状ある。本菌株とS・プルニコロルお
よびS・フルビッシマスの2種は他の2種より類縁塵が
著しく高く、前者は後者より僅かに高い。一方、国際ス
トレプトミセス・プロジェクト(ISP)の記載により
比較すると、本菌株はSφフルビッシマスよりS・プル
ニコロルに近縁で、特にその形態は「鳥の巣状菌糸塊」
を形成する点まで一致する。よって本菌株はS・プルニ
コロルの一菌株として位置づけられる。以上の理由によ
って本菌株をストレプトミセス プルニコロル(St
reptomycesprunicolor)菌株18
84−8VT2と命名する。
表
菌株1884−3VT2の生理的性状
観察はメラニン様色素の場合は2日日、他は2週間目、
その後は3週間以後に丸a 表 本菌株と近縁種との主要性状および診断性状の比較十 90%以上が陽性、 10%以下が陽性、 d:11%〜89%が陽性 1つ く培養/BK97Bの生産〉 化合物BK97B、すなわちB K 97 B −1お
よびBK97B−2は、ストレプトミセス属に属するB
K97B生産菌を適当な培地で好気的に培養し、その培
養物から目的物を採取することによって製造することが
できる。
その後は3週間以後に丸a 表 本菌株と近縁種との主要性状および診断性状の比較十 90%以上が陽性、 10%以下が陽性、 d:11%〜89%が陽性 1つ く培養/BK97Bの生産〉 化合物BK97B、すなわちB K 97 B −1お
よびBK97B−2は、ストレプトミセス属に属するB
K97B生産菌を適当な培地で好気的に培養し、その培
養物から目的物を採取することによって製造することが
できる。
培地は、BK97B生産菌が利用しうる任意の栄養源を
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロス、マルトース、スター
チおよび油脂類などが使用でき、窒素源として大豆粉、
綿実粕、乾燥酵母、酵母エキスおよびコーンステイープ
リカーなどの有機物ならびにアンモニウム塩または硝酸
塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウムおよび
塩化アンモニウムなどの無機物が利用できる。また、必
要に応じて、塩化ナトリウム、塩化カリウム、燐酸塩、
重金属塩など無機塩類を添加することができる。発酵中
の発泡を抑制するために、常法に従って適当な消泡剤、
例えばシリコーン油を添加することもてきる。
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロス、マルトース、スター
チおよび油脂類などが使用でき、窒素源として大豆粉、
綿実粕、乾燥酵母、酵母エキスおよびコーンステイープ
リカーなどの有機物ならびにアンモニウム塩または硝酸
塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウムおよび
塩化アンモニウムなどの無機物が利用できる。また、必
要に応じて、塩化ナトリウム、塩化カリウム、燐酸塩、
重金属塩など無機塩類を添加することができる。発酵中
の発泡を抑制するために、常法に従って適当な消泡剤、
例えばシリコーン油を添加することもてきる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物質の生産
方法と同じく、好気的液体培養法が最も適している。培
養温度は20−37℃か適当であるか、25−30℃か
好ましい。この方法でBK97Bの生産量は、振盪培養
、通気攪拌培養ともに培養2日間で最高に達する。
方法と同じく、好気的液体培養法が最も適している。培
養温度は20−37℃か適当であるか、25−30℃か
好ましい。この方法でBK97Bの生産量は、振盪培養
、通気攪拌培養ともに培養2日間で最高に達する。
このようにしてBK97B (BK97B−1およびB
K97B−2)の蓄積された培養物が得られる。培養物
中では、BK97Bはその一部は培養濾液中に存在する
が、その大部分は菌体中に存在する。
K97B−2)の蓄積された培養物が得られる。培養物
中では、BK97Bはその一部は培養濾液中に存在する
が、その大部分は菌体中に存在する。
このような培養物からB K 97 Bを採取するには
、合目的的な任意の方法か利用可能である。そのひとつ
の方法は抽出の原理に基づくものであって、具体的には
、培養濾液中のB K 97 Bについてはこれを水不
混和性のB K 97 B用溶媒(前記B K 97
Bの物理化学的性状の項参照)、例えば酢酸エチルなと
で抽出する方法、あるいは菌体内のBK97Bについて
は濾過、遠心分離などで得た菌体集体をメタノール、エ
タノール、アセトンなとで処理して回収する方法なとが
ある。菌体を分離せずに培養物そのままを上記の抽出操
作に付すこともできる。適当な溶媒を用いた自流分配法
も抽出の範時に入れることかできる。
、合目的的な任意の方法か利用可能である。そのひとつ
の方法は抽出の原理に基づくものであって、具体的には
、培養濾液中のB K 97 Bについてはこれを水不
混和性のB K 97 B用溶媒(前記B K 97
Bの物理化学的性状の項参照)、例えば酢酸エチルなと
で抽出する方法、あるいは菌体内のBK97Bについて
は濾過、遠心分離などで得た菌体集体をメタノール、エ
タノール、アセトンなとで処理して回収する方法なとが
ある。菌体を分離せずに培養物そのままを上記の抽出操
作に付すこともできる。適当な溶媒を用いた自流分配法
も抽出の範時に入れることかできる。
培養物からBK97Bを採取する他のひとつの方法は吸
着の原理に基づくものであって、既に液状となっている
B K 9 7 B含有物、たとえば培養濾液あるいは
上記のようにして抽出操作を行うことによって得られる
抽出液を対象として、適当な吸着剤、たとえばシリカゲ
ル、活性炭、「ダイヤイオンHP−20J (三菱化
成社製)などを用いて目的のB K 9 7 Bを吸着
させ、その後、適当な溶媒にて溶離させることによって
B K 9 7 Bを得ることかできる。このようにし
て得られたB K97B溶液を減圧濃縮乾固すれば、B
K 9 7 B粗標品か得られる。
着の原理に基づくものであって、既に液状となっている
B K 9 7 B含有物、たとえば培養濾液あるいは
上記のようにして抽出操作を行うことによって得られる
抽出液を対象として、適当な吸着剤、たとえばシリカゲ
ル、活性炭、「ダイヤイオンHP−20J (三菱化
成社製)などを用いて目的のB K 9 7 Bを吸着
させ、その後、適当な溶媒にて溶離させることによって
B K 9 7 Bを得ることかできる。このようにし
て得られたB K97B溶液を減圧濃縮乾固すれば、B
K 9 7 B粗標品か得られる。
このようにして得られるBK97Bの粗標品をさらに精
製するためには、上記の抽出法および吸着法にゲル濾過
法、高速液体クロマトグラフィーなどを必要に応じて組
合せて必要回数行えばよい。
製するためには、上記の抽出法および吸着法にゲル濾過
法、高速液体クロマトグラフィーなどを必要に応じて組
合せて必要回数行えばよい。
2ま
たとえば、シリカゲルなどの吸着剤、「セファデックス
LH−20J (ファルマシア社製)などのゲル濾過
剤を用いたカラムクロマトグラフィーrMMCパック」
(山村科学社製)なとを用いた高速液体クロマトグラ
フィーおよび向流分配法を適宜組合せて実施することか
できる。具体的には、たとえば、上記のようにして得ら
れるBK97Bの粗標品を少量のクロロホルムに溶解し
てシリカゲルカラムに付し、クロロホルム−メタノール
(20・1)混合液で溶出させると2つの活性画分を与
える。それぞれを濃縮することによりBK97B−1お
よびBK97B−2の粗標品を得る。このようにして得
られるBK97B−1およびBK97B−2の粗標品を
1セファデックスLH−20Jカラムにそれぞれ付し、
前者の場合はクロロホルム−メタノール(I・1)混合
液で、また後者の場合にはメタノールで、それぞれ活性
画分を溶出させ、濃縮乾固するとB K 9 7 B
− 1およびB K 9 7 B − 2の純品か得ら
れる。
LH−20J (ファルマシア社製)などのゲル濾過
剤を用いたカラムクロマトグラフィーrMMCパック」
(山村科学社製)なとを用いた高速液体クロマトグラ
フィーおよび向流分配法を適宜組合せて実施することか
できる。具体的には、たとえば、上記のようにして得ら
れるBK97Bの粗標品を少量のクロロホルムに溶解し
てシリカゲルカラムに付し、クロロホルム−メタノール
(20・1)混合液で溶出させると2つの活性画分を与
える。それぞれを濃縮することによりBK97B−1お
よびBK97B−2の粗標品を得る。このようにして得
られるBK97B−1およびBK97B−2の粗標品を
1セファデックスLH−20Jカラムにそれぞれ付し、
前者の場合はクロロホルム−メタノール(I・1)混合
液で、また後者の場合にはメタノールで、それぞれ活性
画分を溶出させ、濃縮乾固するとB K 9 7 B
− 1およびB K 9 7 B − 2の純品か得ら
れる。
<BK9713の用途〉
本発明による化合物BK97Bは、抗酸化活性を有する
という点で有用である。
という点で有用である。
1)生物活性
BK97Bはラット肝ミクロソームにおける脂質過酸化
抑制活性を示した。生成した過酸化脂質はチオバルビッ
ール酸法により検出した。例えば、10%ラット肝ミク
ロソーム(0. 5ml)を種々の濃度のB K 9
7 B − 1またはB K 9 7 B − 2(
O、05ml)および0.0015Mアスコルビン酸(
0 、 5 nnl )と共に37°C, 1時間
インキュヘ−1・後、0.67%チオバルビッール酸(
0 、 5 ml )と共に100°0120分間
インキュベート後、530nmの波長で吸光係数を測定
したIC50値は、BK97B−1では0.07μg/
ml,BK97Bー2では0.67μg/mlであった
。
抑制活性を示した。生成した過酸化脂質はチオバルビッ
ール酸法により検出した。例えば、10%ラット肝ミク
ロソーム(0. 5ml)を種々の濃度のB K 9
7 B − 1またはB K 9 7 B − 2(
O、05ml)および0.0015Mアスコルビン酸(
0 、 5 nnl )と共に37°C, 1時間
インキュヘ−1・後、0.67%チオバルビッール酸(
0 、 5 ml )と共に100°0120分間
インキュベート後、530nmの波長で吸光係数を測定
したIC50値は、BK97B−1では0.07μg/
ml,BK97Bー2では0.67μg/mlであった
。
上記のように、本発明によるBK97Bは抗酸化活性を
示すことが明らかにされた。したがって、本発明による
BK97Bは抗酸化剤として使用することかできる。
示すことが明らかにされた。したがって、本発明による
BK97Bは抗酸化剤として使用することかできる。
2)抗酸化剤
このように、本発明によるBK97Bは、動物の肝ミク
ロソームにおいて脂質過酸化抑制活性を示すことが明ら
かにされた。
ロソームにおいて脂質過酸化抑制活性を示すことが明ら
かにされた。
したがって、本発明化合物は抗酸化剤として使用するこ
とができる。
とができる。
〈実験例〉
1)培養
使用した培地は、下記の組成の成分を1リツトルの水に
溶解して、pa7.0に調整したものである。
溶解して、pa7.0に調整したものである。
スターチ 25g
大 豆 粉 15g
乾燥酵母 2g
炭酸カルシウム 4g
上記培地を100m1ずつ500m1容イボ付三角フラ
スコに分注殺菌したものへ、ストレプトミセス・プルニ
コロル1884−3VT2株を接種し、27℃にて2日
間、20Orpmの回転培養を行っ2)BK97Bの採
取 上記の条件で培養後、培養液(5リツトル)を濾過し、
菌体を1リツトルのアセトンで抽出する。
スコに分注殺菌したものへ、ストレプトミセス・プルニ
コロル1884−3VT2株を接種し、27℃にて2日
間、20Orpmの回転培養を行っ2)BK97Bの採
取 上記の条件で培養後、培養液(5リツトル)を濾過し、
菌体を1リツトルのアセトンで抽出する。
抽出液を濃縮後、200m1の酢酸エチルで3回抽出し
、濃縮乾固する。これを10m1のクロロホルムに溶解
し、シリカゲル(和光純薬社製[ワコゲルC200J)
のカラム(4cmφX20cm)に吸着させ、クロロホ
ルムで洗浄後、クロロホルムメタノール(I0:1)で
溶出する。活性フラクションを濃縮乾固し、トヨパール
HW−40Fカラム(東ソー社製) (2,5cmφ
X50cm)に付し、メタノールで溶出するとBK97
B−1粗分画およびBK97B−2粗分画を得る。それ
ぞれをさらにシリカゲルカラム(3,5cmφ×25a
m)に吸着させ、クロロホルム−メタノール(I0:1
)で展開する。青着色フラクションを濃縮乾固すると、
それぞれ2Il1gのBK97B−1純品、および1m
gのBK97B−2純品を得る。
、濃縮乾固する。これを10m1のクロロホルムに溶解
し、シリカゲル(和光純薬社製[ワコゲルC200J)
のカラム(4cmφX20cm)に吸着させ、クロロホ
ルムで洗浄後、クロロホルムメタノール(I0:1)で
溶出する。活性フラクションを濃縮乾固し、トヨパール
HW−40Fカラム(東ソー社製) (2,5cmφ
X50cm)に付し、メタノールで溶出するとBK97
B−1粗分画およびBK97B−2粗分画を得る。それ
ぞれをさらにシリカゲルカラム(3,5cmφ×25a
m)に吸着させ、クロロホルム−メタノール(I0:1
)で展開する。青着色フラクションを濃縮乾固すると、
それぞれ2Il1gのBK97B−1純品、および1m
gのBK97B−2純品を得る。
第1図は、BK97B−1のメタノール中(実線)、0
.01規定塩酸−メタノール中(点線)および0.01
規定水酸化ナトリウム−メタノール中(破線)での紫外
吸収スペクトルを模写したものである。 第2図は、BK97B−1のKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第3図は、BK97B−1の重クロロホルム中における
500メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第4図は、BK97B−1の重クロロホルム中における
125メガヘルツ炭素1B核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第5図は、BK97B−2のメタノール中(実線)、0
.01規定塩酸−メタノール中(点線)および0,01
規定水酸化ナトリウム−メタノール中(破線)での紫外
吸収スペクトルを模写したものである。 第6図は、BK97B−2のKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第7図は、BK97B−2の重クロロホルム中における
500メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第8図は、BK97B−2の重クロロホルム中における
125メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。
.01規定塩酸−メタノール中(点線)および0.01
規定水酸化ナトリウム−メタノール中(破線)での紫外
吸収スペクトルを模写したものである。 第2図は、BK97B−1のKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第3図は、BK97B−1の重クロロホルム中における
500メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第4図は、BK97B−1の重クロロホルム中における
125メガヘルツ炭素1B核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第5図は、BK97B−2のメタノール中(実線)、0
.01規定塩酸−メタノール中(点線)および0,01
規定水酸化ナトリウム−メタノール中(破線)での紫外
吸収スペクトルを模写したものである。 第6図は、BK97B−2のKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第7図は、BK97B−2の重クロロホルム中における
500メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。 第8図は、BK97B−2の重クロロホルム中における
125メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写
したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次式( I )で示される、化合物BK97B−1ま
たはその塩基付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 2、次式( I ′)で示される、化合物BK97B−2
またはその塩基付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) 3、ストレプトミセス属に属しBK97Bの生産能を有
する菌株を適当な培地で好気的に培養し、その培養物よ
り化合物BK97Bを得ることを特徴とする、次式(
I )で表されるBK97B−1または次式( I ′)で
表されるBK97B−2の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13615290A JPH0429991A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 新規物質bk97bおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13615290A JPH0429991A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 新規物質bk97bおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429991A true JPH0429991A (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=15168531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13615290A Pending JPH0429991A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 新規物質bk97bおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429991A (ja) |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP13615290A patent/JPH0429991A/ja active Pending
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