JPH04302131A - 投影露光装置 - Google Patents
投影露光装置Info
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- JPH04302131A JPH04302131A JP3066489A JP6648991A JPH04302131A JP H04302131 A JPH04302131 A JP H04302131A JP 3066489 A JP3066489 A JP 3066489A JP 6648991 A JP6648991 A JP 6648991A JP H04302131 A JPH04302131 A JP H04302131A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- light
- optical axis
- focus
- photosensitive substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光基板上に微小パター
ンを投影露光する際、投影光学系の見かけ上の焦点深度
を増加させる露光法を可能にした投影露光装置に関する
ものである。
ンを投影露光する際、投影光学系の見かけ上の焦点深度
を増加させる露光法を可能にした投影露光装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の投影露光装
置として、例えば特開昭63−64037号公報に開示
されているものが知られている。この公報には、半導体
ウェハの表面に形成されたレジスト層と、レチクルパタ
ーンを投影する投影光学系の像面とを相対的に光軸方向
に移動させて多重露光することで、現像されたレジスト
像が、あたかも焦点深度の大きい投影光学系を介して転
写されたような像質をもつことが開示されている。この
場合、上記公報に示された装置では、第1の露光を行っ
た後、ウェハを保持するZステージを光軸方向に一定量
だけ移動させてから、同一レチクルパターンで第2の露
光を行っている。さらに、Zステージの光軸方向のステ
ップ位置は2点以上であってもよいことが示されている
。
従来、この種の投影露光装
置として、例えば特開昭63−64037号公報に開示
されているものが知られている。この公報には、半導体
ウェハの表面に形成されたレジスト層と、レチクルパタ
ーンを投影する投影光学系の像面とを相対的に光軸方向
に移動させて多重露光することで、現像されたレジスト
像が、あたかも焦点深度の大きい投影光学系を介して転
写されたような像質をもつことが開示されている。この
場合、上記公報に示された装置では、第1の露光を行っ
た後、ウェハを保持するZステージを光軸方向に一定量
だけ移動させてから、同一レチクルパターンで第2の露
光を行っている。さらに、Zステージの光軸方向のステ
ップ位置は2点以上であってもよいことが示されている
。
【0003】これと同様に、見かけ上の焦点深度を拡大
する効果が得られる手法として、特開昭58−1744
6号公報に開示されたように、ウェハ上の1ショットの
露光動作中にウェハを光軸方向に振動させる方法も知ら
れている。この場合、上記公報には振動の波形が明記さ
れていないが、一般的な正弦波状の振動と考えると、そ
の振動振幅や周波数を適当な値に設定することで、上記
特開昭63−64037号公報と全く同様に焦点深度の
拡大効果が得られる。
する効果が得られる手法として、特開昭58−1744
6号公報に開示されたように、ウェハ上の1ショットの
露光動作中にウェハを光軸方向に振動させる方法も知ら
れている。この場合、上記公報には振動の波形が明記さ
れていないが、一般的な正弦波状の振動と考えると、そ
の振動振幅や周波数を適当な値に設定することで、上記
特開昭63−64037号公報と全く同様に焦点深度の
拡大効果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記2つの従
来技術のうち、光軸方向に互いに分離した複数点の夫々
で露光を行う方法では、ウェハ上の1ショットの露光を
完了するためのシャッターの開閉動作回数が増えること
になり、必然的にスループットが低くなるといった問題
が生じる。またウェハを振動させながら露光する方法に
おいては、シャッターの開閉が1回でよいが、その代わ
りにシャッターの開時間中の振動周期数が丁度整数倍に
なるように設定する必要がある。さらに上記2つの従来
技術において、振動方式であれば振動中心を光軸方向の
どの位置に正確に設定するのか、離散的な光軸方向の位
置毎に露光する方式であれば、その離散的な面の位置を
ウェハ面に対してどのように保証するのかについての明
確な開示もない。このため従来技術においては、光軸方
向(Z方向)の制御精度やスループットの点で、はなは
だ不満足なものになっていた。
来技術のうち、光軸方向に互いに分離した複数点の夫々
で露光を行う方法では、ウェハ上の1ショットの露光を
完了するためのシャッターの開閉動作回数が増えること
になり、必然的にスループットが低くなるといった問題
が生じる。またウェハを振動させながら露光する方法に
おいては、シャッターの開閉が1回でよいが、その代わ
りにシャッターの開時間中の振動周期数が丁度整数倍に
なるように設定する必要がある。さらに上記2つの従来
技術において、振動方式であれば振動中心を光軸方向の
どの位置に正確に設定するのか、離散的な光軸方向の位
置毎に露光する方式であれば、その離散的な面の位置を
ウェハ面に対してどのように保証するのかについての明
確な開示もない。このため従来技術においては、光軸方
向(Z方向)の制御精度やスループットの点で、はなは
だ不満足なものになっていた。
【0005】本発明はこのような要求に基づいて成され
たもので、スループットの向上を図るとともに、光軸方
向の位置制御精度、再現性等を格段に向上させた投影露
光装置を得ることを目的とする。
たもので、スループットの向上を図るとともに、光軸方
向の位置制御精度、再現性等を格段に向上させた投影露
光装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、マスク(R)のパターンを感光基板(
W)に結像投影する投影光学系(PL)と、感光基板(
W)を保持して投影光学系(PL)の光軸方向に移動可
能なZステージ(20)と、Zステージを駆動するモー
タ(19)と、感光基板(W)の表面と投影光学系(P
L)の所定結像面との光軸方向の相対的な位置ずれ量を
検出して該位置ずれ量に応じた検出信号を出力する表面
位置検出手段(1〜11,14〜17)と、表面位置検
出手段からの検出信号が所定の値と一致するようにモー
タ(19)をサーボ制御する制御手段(18)とを備え
、感光基板の表面と所定結像面との光軸方向の位置を所
定の関係に設定してパターンを感光基板(W)に露光す
る投影露光装置において、表面位置検出手段(1〜11
,14〜17)からの検出信号の値が、感光基板(W)
の表面と所定結像面との実際の位置ずれ量に対して所定
のオフセット量(MS)を含むように、表面位置検出手
段を補正する補正手段(12,13)と;パターンの感
光基板への露光動作の開始時点から終了時点までの間に
、前記オフセット量(MS)を所定の範囲に渡って所定
の速度特性で変化させるためのデータを記憶する記憶手
段(304)と;露光動作の開始に伴って記憶手段(3
04)のデータを補正手段(12,13)に印加する手
段(308,310)とを備え、露光動作の間に、制御
手段(18)によってサーボ制御された状態でZステー
ジ(19)を光軸方向に移動させることとした。
めに本発明では、マスク(R)のパターンを感光基板(
W)に結像投影する投影光学系(PL)と、感光基板(
W)を保持して投影光学系(PL)の光軸方向に移動可
能なZステージ(20)と、Zステージを駆動するモー
タ(19)と、感光基板(W)の表面と投影光学系(P
L)の所定結像面との光軸方向の相対的な位置ずれ量を
検出して該位置ずれ量に応じた検出信号を出力する表面
位置検出手段(1〜11,14〜17)と、表面位置検
出手段からの検出信号が所定の値と一致するようにモー
タ(19)をサーボ制御する制御手段(18)とを備え
、感光基板の表面と所定結像面との光軸方向の位置を所
定の関係に設定してパターンを感光基板(W)に露光す
る投影露光装置において、表面位置検出手段(1〜11
,14〜17)からの検出信号の値が、感光基板(W)
の表面と所定結像面との実際の位置ずれ量に対して所定
のオフセット量(MS)を含むように、表面位置検出手
段を補正する補正手段(12,13)と;パターンの感
光基板への露光動作の開始時点から終了時点までの間に
、前記オフセット量(MS)を所定の範囲に渡って所定
の速度特性で変化させるためのデータを記憶する記憶手
段(304)と;露光動作の開始に伴って記憶手段(3
04)のデータを補正手段(12,13)に印加する手
段(308,310)とを備え、露光動作の間に、制御
手段(18)によってサーボ制御された状態でZステー
ジ(19)を光軸方向に移動させることとした。
【0007】
【作用】本発明は基板の表面位置を検出するフォーカス
センサーのオフセットを制御し、Zステージは常にフォ
ーカスゼロ点に追い込みつつ、フォーカスオフセットを
露光動作中に順次変化させることによって移動するZス
テージのZ位置で基板を連続露光することを技術的要素
とし、精度の向上とZ移動範囲の拡大をはかっている。
センサーのオフセットを制御し、Zステージは常にフォ
ーカスゼロ点に追い込みつつ、フォーカスオフセットを
露光動作中に順次変化させることによって移動するZス
テージのZ位置で基板を連続露光することを技術的要素
とし、精度の向上とZ移動範囲の拡大をはかっている。
【0008】
【実施例】図1は本発明で使用する投影露光装置の概要
を示すものであり、照明系の最終段を構成するコンデン
サーレンズCLは、半導体焼きつけ用の回路パターンが
描画されているレチクルRに均一な照度の照明光を照射
する。1/5、又は1/10の縮小投影レンズPLはレ
チクルRのパターンを両側テレセントリックな条件でウ
ェハW上に投影露光する。ウェハWには不図示の感光層
(フォトレジスト)が塗布されており、ウェハホルダー
を含むZステージ20上に吸着されている。このZステ
ージは投影レンズPLの光軸AX方向(Z方向)に微動
可能にXYステージ21上に設けられる。Zステージ2
0は、通常は正しいフォーカス面(投影レンズPLのレ
チクルRとの共役面)にウェハWの表面を位置合わせを
するために使用され、XYステージ21はレチクルRの
投影像とウェハWを光軸AXと垂直な面内で位置決めし
たりするために2次元移動する。このZステージ20は
投影レンズPLの分解能(開口数N.A.)が向上する
に従って減少する有効焦点範囲内により高い精度でウェ
ハWの表面位置決めできるように、例えば0.1μm以
下の分解能で移動制御される。
を示すものであり、照明系の最終段を構成するコンデン
サーレンズCLは、半導体焼きつけ用の回路パターンが
描画されているレチクルRに均一な照度の照明光を照射
する。1/5、又は1/10の縮小投影レンズPLはレ
チクルRのパターンを両側テレセントリックな条件でウ
ェハW上に投影露光する。ウェハWには不図示の感光層
(フォトレジスト)が塗布されており、ウェハホルダー
を含むZステージ20上に吸着されている。このZステ
ージは投影レンズPLの光軸AX方向(Z方向)に微動
可能にXYステージ21上に設けられる。Zステージ2
0は、通常は正しいフォーカス面(投影レンズPLのレ
チクルRとの共役面)にウェハWの表面を位置合わせを
するために使用され、XYステージ21はレチクルRの
投影像とウェハWを光軸AXと垂直な面内で位置決めし
たりするために2次元移動する。このZステージ20は
投影レンズPLの分解能(開口数N.A.)が向上する
に従って減少する有効焦点範囲内により高い精度でウェ
ハWの表面位置決めできるように、例えば0.1μm以
下の分解能で移動制御される。
【0009】また投影レンズPLは使用環境下での大気
圧、気温、及びウェハ処理時の露光パワー、照射光量等
々でフォーカス位置や倍率(ディストーション)等の光
学性能が変動することが知られている。そのため本実施
例の装置では、それら環境条件や露光条件の情報S11
を入力して、投影レンズPLの光学性能の変動を算出す
る変動量モニター100と、その算出された変動量に応
じて投影レンズPL内の空気圧を調整する圧力調整器1
02とを設け、光学性能の変動を補正するようにしてい
る。
圧、気温、及びウェハ処理時の露光パワー、照射光量等
々でフォーカス位置や倍率(ディストーション)等の光
学性能が変動することが知られている。そのため本実施
例の装置では、それら環境条件や露光条件の情報S11
を入力して、投影レンズPLの光学性能の変動を算出す
る変動量モニター100と、その算出された変動量に応
じて投影レンズPL内の空気圧を調整する圧力調整器1
02とを設け、光学性能の変動を補正するようにしてい
る。
【0010】図2は、図1の投影露光装置に設けられる
斜入射光式の自動焦点合わせ機構を示し、図3は図2の
装置中の制御系のハードウェアとソフトウェアの機構を
まとめたブロック図である。まず図2に基づいて、自動
焦点合わせ(以下、AFとする)機構について説明する
。ウェハW上のレジスト層に対して非感光性で、広い波
長幅を有する照明光ILはスリット板1を一様に照明す
る。スリット板1のスリットを通った光はレンズ系2、
ミラー3、絞り4、投射レンズ5、及びミラー6を介し
て、ウェハWに斜めに入射する結像光束となる。これに
よって、ウェハW上の投影レンズPLの光軸AXが通る
位置、すなわちレチクルRのパターン像の投影領域の中
央には1次元のスリット像が形成される。ウェハWで反
射した反射光はミラー7、対物レンズ8、リレーレンズ
9、振動ミラー10、及び平行平板ガラス12を介して
受光用のスリット板14上に結像する。すなわち、ウェ
ハWが光軸方向の所定位置(合焦位置)にきたとき、送
光用のスリット板1、ウェハW、及び受光用のスリット
板14の3点が相互に共役になるように設定されている
。また、以上の走光用スリット板1から受光用スリット
板14までの系は、投影レンズPLに対して微動するこ
となく配置されている。ここで、ウェハWが投影レンズ
PLの最良結像面に一致している(合焦している)とす
ると、受光用スリット板14上のスリット像は、振動ミ
ラー10の作用で受光用スリット板14のスリットを中
心に振動することになる。ウェハWが合焦位置からずれ
ると、スリット板14上のスリット像の振動中心は、ス
リット板14のスリットから変位してくる。 フォトマルチプライヤー(PMT)15は受光用スリッ
ト板14を通ってきた光量を光電検出し、その光電信号
は同期検波回路(以下PSDとする)17に出力される
。また発振器(OSC.)16は、振動ミラー10を駆
動するアクチュエータ(M−DRV)11へ周波数fの
交流ドライブ信号を出力するとともに、PSD17へ周
波数fの基準信号を出力する。PSD17は、OSC.
16からの基準信号とPMT15からの光電信号とを
入力して、基準信号に対して光電信号を同期検波する。
斜入射光式の自動焦点合わせ機構を示し、図3は図2の
装置中の制御系のハードウェアとソフトウェアの機構を
まとめたブロック図である。まず図2に基づいて、自動
焦点合わせ(以下、AFとする)機構について説明する
。ウェハW上のレジスト層に対して非感光性で、広い波
長幅を有する照明光ILはスリット板1を一様に照明す
る。スリット板1のスリットを通った光はレンズ系2、
ミラー3、絞り4、投射レンズ5、及びミラー6を介し
て、ウェハWに斜めに入射する結像光束となる。これに
よって、ウェハW上の投影レンズPLの光軸AXが通る
位置、すなわちレチクルRのパターン像の投影領域の中
央には1次元のスリット像が形成される。ウェハWで反
射した反射光はミラー7、対物レンズ8、リレーレンズ
9、振動ミラー10、及び平行平板ガラス12を介して
受光用のスリット板14上に結像する。すなわち、ウェ
ハWが光軸方向の所定位置(合焦位置)にきたとき、送
光用のスリット板1、ウェハW、及び受光用のスリット
板14の3点が相互に共役になるように設定されている
。また、以上の走光用スリット板1から受光用スリット
板14までの系は、投影レンズPLに対して微動するこ
となく配置されている。ここで、ウェハWが投影レンズ
PLの最良結像面に一致している(合焦している)とす
ると、受光用スリット板14上のスリット像は、振動ミ
ラー10の作用で受光用スリット板14のスリットを中
心に振動することになる。ウェハWが合焦位置からずれ
ると、スリット板14上のスリット像の振動中心は、ス
リット板14のスリットから変位してくる。 フォトマルチプライヤー(PMT)15は受光用スリッ
ト板14を通ってきた光量を光電検出し、その光電信号
は同期検波回路(以下PSDとする)17に出力される
。また発振器(OSC.)16は、振動ミラー10を駆
動するアクチュエータ(M−DRV)11へ周波数fの
交流ドライブ信号を出力するとともに、PSD17へ周
波数fの基準信号を出力する。PSD17は、OSC.
16からの基準信号とPMT15からの光電信号とを
入力して、基準信号に対して光電信号を同期検波する。
【0011】この同期検波は、従来からよく知られてい
る光電顕微鏡のものと同じであって、スリット板14上
で振動するスリット像の振動中心が、スリット板14の
スリット中心と一致したとき、PMT15の光電信号は
、OSC.16の発振信号の周波数fの丁度2倍の周波
数(2f)となり、PSD17の検波出力は零になる。 この状態からずれると、PSD17はそのずれの方向、
すなわち、ウェハWの位置が合焦位置に対して、どちら
に変位したかによって、極性が異なる検波出力を発生す
る。
る光電顕微鏡のものと同じであって、スリット板14上
で振動するスリット像の振動中心が、スリット板14の
スリット中心と一致したとき、PMT15の光電信号は
、OSC.16の発振信号の周波数fの丁度2倍の周波
数(2f)となり、PSD17の検波出力は零になる。 この状態からずれると、PSD17はそのずれの方向、
すなわち、ウェハWの位置が合焦位置に対して、どちら
に変位したかによって、極性が異なる検波出力を発生す
る。
【0012】従ってPSD17の検波出力は、合焦状態
では零、ウェハWが例えば投影レンズPL側に近づいた
ときに正、そしてウェハWが投影レンズPLから遠ざか
ったときに負となる連続した電圧変化を示す。検波出力
は通常、Sカーブ信号とも呼ばれ、零点近傍には、電圧
変化とウェハWのZ方向の位置変化との関係がほぼリニ
アになる範囲が存在し、この範囲を自動焦点合わせのた
めのサーボ制御に使う。
では零、ウェハWが例えば投影レンズPL側に近づいた
ときに正、そしてウェハWが投影レンズPLから遠ざか
ったときに負となる連続した電圧変化を示す。検波出力
は通常、Sカーブ信号とも呼ばれ、零点近傍には、電圧
変化とウェハWのZ方向の位置変化との関係がほぼリニ
アになる範囲が存在し、この範囲を自動焦点合わせのた
めのサーボ制御に使う。
【0013】さて、Zステージ20は、XYステージ2
1上に設けられたモータ19を駆動回路(Z−DRV)
18によってサーボ制御することで移動される。Z−D
RV18は、PSD17からの検波出力を偏差情報とし
て入力し、その検波出力が零になるようにモータ19を
駆動する。以上、振動ミラー10、M−DRV11、ス
リット板14、PMT15、OSC.16、PSD17
、Z−DRV18、モータ19、及びZステージ20に
よって、自動焦点合わせの閉ループ制御系が構成される
。
1上に設けられたモータ19を駆動回路(Z−DRV)
18によってサーボ制御することで移動される。Z−D
RV18は、PSD17からの検波出力を偏差情報とし
て入力し、その検波出力が零になるようにモータ19を
駆動する。以上、振動ミラー10、M−DRV11、ス
リット板14、PMT15、OSC.16、PSD17
、Z−DRV18、モータ19、及びZステージ20に
よって、自動焦点合わせの閉ループ制御系が構成される
。
【0014】ところで、平行平板ガラス(以下、ハービ
ングと呼ぶ)12は、ウェハWからの反射光束を、スリ
ット板14上のスリット像の振動方向にシフトさせるよ
うに傾けるもので、モータとエンコーダを含む駆動部(
D−DRV)13で駆動される。ハービング12は焦点
合わせすべき面を光軸AX方向に所定量だけシフトさせ
る、オフセット機構として働き、どれくらいのフォーカ
スオフセットを与えるかは、主制御ユニット(MCU)
30からの信号DSによって制御される。尚、MCU3
0は、H−DRV13内に設けられたハービング12の
傾き量をモニターするエンコーダ信号ESを入力し、こ
の信号ESによってモニターされるフォーカスオフセッ
ト量が目標値に達したか否かを比較し、その差に応じて
駆動用の信号DSをH−DRV13に出力する。
ングと呼ぶ)12は、ウェハWからの反射光束を、スリ
ット板14上のスリット像の振動方向にシフトさせるよ
うに傾けるもので、モータとエンコーダを含む駆動部(
D−DRV)13で駆動される。ハービング12は焦点
合わせすべき面を光軸AX方向に所定量だけシフトさせ
る、オフセット機構として働き、どれくらいのフォーカ
スオフセットを与えるかは、主制御ユニット(MCU)
30からの信号DSによって制御される。尚、MCU3
0は、H−DRV13内に設けられたハービング12の
傾き量をモニターするエンコーダ信号ESを入力し、こ
の信号ESによってモニターされるフォーカスオフセッ
ト量が目標値に達したか否かを比較し、その差に応じて
駆動用の信号DSをH−DRV13に出力する。
【0015】このハービング12を用いた光学的なフォ
ーカスオフセットの設定は、PSD17の検波出力に電
気的なオフセットを加える方式よりも格段に広い範囲で
オフセットを加えることができる。通常、ハービング1
2は、各種フォーカスオフセット用として使われており
、1つはオペレータが任意に決めるプロセスオフセット
である。その他、装置固有のオフセットとしては、図1
に示した変動量モニター100で算出された情報S12
のうち焦点変動に関する情報f2 (t)と、大気圧変
化に関する情報とを入力することもある。
ーカスオフセットの設定は、PSD17の検波出力に電
気的なオフセットを加える方式よりも格段に広い範囲で
オフセットを加えることができる。通常、ハービング1
2は、各種フォーカスオフセット用として使われており
、1つはオペレータが任意に決めるプロセスオフセット
である。その他、装置固有のオフセットとしては、図1
に示した変動量モニター100で算出された情報S12
のうち焦点変動に関する情報f2 (t)と、大気圧変
化に関する情報とを入力することもある。
【0016】さて、本発明の実施例では、投影レンズP
Lの見かけ上の焦点深度を増大させる方法として、先の
特開昭58−17446号公報と同様に、1回の露光動
作中(シャッター開放中)にZステージ20を所定の速
度特性で光軸方向に連続移動させる。ただし上記公報と
異なる点は、1回の露光動作でのZステージ20の移動
は下から上、もしくは上から下への一方向のみにした点
である。これはスループットを最大限に高めるためであ
る。
Lの見かけ上の焦点深度を増大させる方法として、先の
特開昭58−17446号公報と同様に、1回の露光動
作中(シャッター開放中)にZステージ20を所定の速
度特性で光軸方向に連続移動させる。ただし上記公報と
異なる点は、1回の露光動作でのZステージ20の移動
は下から上、もしくは上から下への一方向のみにした点
である。これはスループットを最大限に高めるためであ
る。
【0017】さらに本発明の実施例では、先に述べたA
F機構の閉ループ制御(フィードバック)を働かせた状
態(以下、フォーカスサーボ状態とする)で、露光動作
中にハービング12を予め決められた速度特性で傾ける
ように制御する。このようにフォーカスサーボ状態でハ
ービング12を傾けていくと、それに追従してフォーカ
スオフセット量が変化し、その結果Zステージ20がハ
ービング12の傾き量に対応して光軸方向に追従移動す
る。すなわち、図2のAF機構がウェハW上の表面(も
しくはレジスト層の内部の面)を常に合焦点としてとら
え続けていくため、投影レンズPLの最良結像面に対す
るオフセット量がエンコーダの情報ESから正確に求ま
り、極めて精密な制御が可能になる。このようなハービ
ング12の制御は、図2のMCU30に加えられる情報
f1 (t)によって行われる。そこで以下、図3を参
照してMCU30内部の各ユニットの機能を説明する。
F機構の閉ループ制御(フィードバック)を働かせた状
態(以下、フォーカスサーボ状態とする)で、露光動作
中にハービング12を予め決められた速度特性で傾ける
ように制御する。このようにフォーカスサーボ状態でハ
ービング12を傾けていくと、それに追従してフォーカ
スオフセット量が変化し、その結果Zステージ20がハ
ービング12の傾き量に対応して光軸方向に追従移動す
る。すなわち、図2のAF機構がウェハW上の表面(も
しくはレジスト層の内部の面)を常に合焦点としてとら
え続けていくため、投影レンズPLの最良結像面に対す
るオフセット量がエンコーダの情報ESから正確に求ま
り、極めて精密な制御が可能になる。このようなハービ
ング12の制御は、図2のMCU30に加えられる情報
f1 (t)によって行われる。そこで以下、図3を参
照してMCU30内部の各ユニットの機能を説明する。
【0018】図3において、MCU30は外部に基本デ
ータ記憶部(メモリ)33が接続されており、ここには
図4に示すような規格化された基本データが記憶されて
いる。図4の横軸は記憶部33のメモリアドレスを表し
、縦軸は予め実験等で決めたハービング12の駆動特性
(もしくはZステージ20の光軸方向の位置変化特性)
に対応したレベルを表す。本実施例では記憶部33のア
ドレスAD1 〜AD4 に基本データが格納されてい
るものとし、そのデータは図4に示すように、アドレス
ADcに記憶されたレベル(数値)K0 を中心に点対
称な曲線の波形となるように設定される。すなわちアド
レスAD1 近傍とアドレスAD4 近傍とで変化率を
ともに小さくし、中心のアドレスADc近傍では変化率
を大きくしてある。そしてスタート点(又はエンド点)
のアドレスAD1 の数値をK2 、エンド点(又はス
タート点)のアドレスAD4 の数値をK1 としたと
き、(K1 +K2 )/2=K0 になるように設定
される。そして、図4のデータが、先に述べた情報f1
(t) となってMCU30内の駆動データ作成部3
04、又は補正データ作成部302に送られる。MCU
30内のタイマー300は、予め求められている1回の
露光動作時間の間に、記憶部33のアドレスをAD1
からAD4 までを順番にアクセスするようなクロック
カウンタを有する。またタイマー300のクロックカウ
ントは露光開始(シャッターの開放開始時点)と同時に
スタートする。補正データ作成部302は、オペレータ
によって設定されたZステージ20の1回の移動幅に対
して、図4の基本データのレベルを補正演算するもので
ある。その演算結果は補正データ記憶部306に図4と
同様のフォーマットで記憶される。尚、タイマー300
は1回の露光時間中にカウントする数値をアドレスAD
1 〜AD4 の個数に一義的に対応させる必要がある
ため、プログラマブルなもの(ハードウェアカウンタ、
又はソフトウェアによるカウンタ)になっている。
ータ記憶部(メモリ)33が接続されており、ここには
図4に示すような規格化された基本データが記憶されて
いる。図4の横軸は記憶部33のメモリアドレスを表し
、縦軸は予め実験等で決めたハービング12の駆動特性
(もしくはZステージ20の光軸方向の位置変化特性)
に対応したレベルを表す。本実施例では記憶部33のア
ドレスAD1 〜AD4 に基本データが格納されてい
るものとし、そのデータは図4に示すように、アドレス
ADcに記憶されたレベル(数値)K0 を中心に点対
称な曲線の波形となるように設定される。すなわちアド
レスAD1 近傍とアドレスAD4 近傍とで変化率を
ともに小さくし、中心のアドレスADc近傍では変化率
を大きくしてある。そしてスタート点(又はエンド点)
のアドレスAD1 の数値をK2 、エンド点(又はス
タート点)のアドレスAD4 の数値をK1 としたと
き、(K1 +K2 )/2=K0 になるように設定
される。そして、図4のデータが、先に述べた情報f1
(t) となってMCU30内の駆動データ作成部3
04、又は補正データ作成部302に送られる。MCU
30内のタイマー300は、予め求められている1回の
露光動作時間の間に、記憶部33のアドレスをAD1
からAD4 までを順番にアクセスするようなクロック
カウンタを有する。またタイマー300のクロックカウ
ントは露光開始(シャッターの開放開始時点)と同時に
スタートする。補正データ作成部302は、オペレータ
によって設定されたZステージ20の1回の移動幅に対
して、図4の基本データのレベルを補正演算するもので
ある。その演算結果は補正データ記憶部306に図4と
同様のフォーマットで記憶される。尚、タイマー300
は1回の露光時間中にカウントする数値をアドレスAD
1 〜AD4 の個数に一義的に対応させる必要がある
ため、プログラマブルなもの(ハードウェアカウンタ、
又はソフトウェアによるカウンタ)になっている。
【0019】また、別のデータ補正方法として、基本デ
ータに対する補正量(補正乗数等)のみを補正データ作
成部302で算出して、補正データ記憶部306に記憶
してもよい。この場合は基本データ(図4)のカーブの
形を細く修正する必要もあるので、アドレスAD1 〜
AD4 の夫々の基本データレベルに対応した補正乗数
を、記憶部306内のアドレス空間に作成する。
ータに対する補正量(補正乗数等)のみを補正データ作
成部302で算出して、補正データ記憶部306に記憶
してもよい。この場合は基本データ(図4)のカーブの
形を細く修正する必要もあるので、アドレスAD1 〜
AD4 の夫々の基本データレベルに対応した補正乗数
を、記憶部306内のアドレス空間に作成する。
【0020】駆動データ作成部304は、先の光学特性
の変動のうち焦点変化に対応した情報(オフセット量)
f2 (t)と、補正データ記憶部306に記憶された
データとを読み込んで、加減算を行い、その結果をデジ
タル−アナログ変換器(DAC)308に順次出力する
。 この出力動作はタイマー300のクロックカウンタに同
期して行われ、DAC308はZステージ20の光軸方
向の時間的な位置変化に対応した電圧MSを目標値とし
てサーボアンプ310に出力する。このサーボアンプ3
10の出力が前述の信号DSとなってH−DRV13内
のモータに供給される。またH−DRV13内のエンコ
ーダからの信号ESはアップダウンカウンタ312でカ
ウントアップ(又はカウントダウン)され、その数値は
DAC314によってリアルタイムにアナログ電圧に変
換され、偏差信号としてサーボアンプ310のフィード
バック入力に印加される。これによってハービング12
もサーボアンプ310、エンコーダ、カウンタ312、
DAC314等による閉ループ制御系で傾き量が順次変
化していく。尚、補正データ記憶部306内に補正乗数
のみが記憶されている場合、駆動データ作成部304は
基本データf1 (t)と記憶部306からの補正乗数
とをタイマー300に同期して同時に読み込んで乗算し
た後、その乗算値に焦点変動に関する情報f2 (t)
を加算(又は減算)した結果を、DAC308に出力す
る。
の変動のうち焦点変化に対応した情報(オフセット量)
f2 (t)と、補正データ記憶部306に記憶された
データとを読み込んで、加減算を行い、その結果をデジ
タル−アナログ変換器(DAC)308に順次出力する
。 この出力動作はタイマー300のクロックカウンタに同
期して行われ、DAC308はZステージ20の光軸方
向の時間的な位置変化に対応した電圧MSを目標値とし
てサーボアンプ310に出力する。このサーボアンプ3
10の出力が前述の信号DSとなってH−DRV13内
のモータに供給される。またH−DRV13内のエンコ
ーダからの信号ESはアップダウンカウンタ312でカ
ウントアップ(又はカウントダウン)され、その数値は
DAC314によってリアルタイムにアナログ電圧に変
換され、偏差信号としてサーボアンプ310のフィード
バック入力に印加される。これによってハービング12
もサーボアンプ310、エンコーダ、カウンタ312、
DAC314等による閉ループ制御系で傾き量が順次変
化していく。尚、補正データ記憶部306内に補正乗数
のみが記憶されている場合、駆動データ作成部304は
基本データf1 (t)と記憶部306からの補正乗数
とをタイマー300に同期して同時に読み込んで乗算し
た後、その乗算値に焦点変動に関する情報f2 (t)
を加算(又は減算)した結果を、DAC308に出力す
る。
【0021】次に本実施例の動作を、図5、図6、図7
を参照して説明するが、本実施例で最終的に必要とする
光軸方向の滞在確率を図7のようにする。滞在確率とは
Zステージ20が光軸方向に移動するとき、光軸方向の
微小距離ΔZを、どれくらいの時間Δtで通るかを意味
するもので、数学上の微分値dt/dzと同等である。 従ってZステージ20が等速に移動する場合の滞在確率
は一定値になる。図7で横軸は滞在確率の大きさを表し
、縦軸は光軸方向(Z)の位置を表す。この図7で、Z
方向の中点+ΔZfはZステージ20の移動範囲の中点
、すなわち図4中のレベルK0 (アドレスADc)に
相当する。Zステージ20の移動範囲は図7中の位置+
ΔZ1 から位置−ΔZ2 までの間であり、中点+Δ
Zfから±ΔDだけZ方向に離れた2点に滞在確率の極
大値が存在する。この2ヶ所の極大値はほぼ揃っている
ことが望ましく、また距離±ΔDを投影レンズPL自体
の焦点深度(±D0f)と同程度、もしくはそれ以上に
設定すると、多重焦点露光法と同等に見かけ上の深度を
拡大することができることが、実験によって確認されて
いる。
を参照して説明するが、本実施例で最終的に必要とする
光軸方向の滞在確率を図7のようにする。滞在確率とは
Zステージ20が光軸方向に移動するとき、光軸方向の
微小距離ΔZを、どれくらいの時間Δtで通るかを意味
するもので、数学上の微分値dt/dzと同等である。 従ってZステージ20が等速に移動する場合の滞在確率
は一定値になる。図7で横軸は滞在確率の大きさを表し
、縦軸は光軸方向(Z)の位置を表す。この図7で、Z
方向の中点+ΔZfはZステージ20の移動範囲の中点
、すなわち図4中のレベルK0 (アドレスADc)に
相当する。Zステージ20の移動範囲は図7中の位置+
ΔZ1 から位置−ΔZ2 までの間であり、中点+Δ
Zfから±ΔDだけZ方向に離れた2点に滞在確率の極
大値が存在する。この2ヶ所の極大値はほぼ揃っている
ことが望ましく、また距離±ΔDを投影レンズPL自体
の焦点深度(±D0f)と同程度、もしくはそれ以上に
設定すると、多重焦点露光法と同等に見かけ上の深度を
拡大することができることが、実験によって確認されて
いる。
【0022】さて、図7の分布を得るためには、露光動
作時のシャッターの開閉特性や、1ショット当たりの全
露光時間を予め求めておく必要がある。これらのデータ
は図1の投影露光装置内に設けられている露光量モニタ
ー(光量積分器)や、Zステージ20のウェハW載置部
以外の部分に設けられた照度センサーを使うことによっ
て容易に求めることができる。
作時のシャッターの開閉特性や、1ショット当たりの全
露光時間を予め求めておく必要がある。これらのデータ
は図1の投影露光装置内に設けられている露光量モニタ
ー(光量積分器)や、Zステージ20のウェハW載置部
以外の部分に設けられた照度センサーを使うことによっ
て容易に求めることができる。
【0023】図5(C)に示した照度特性IPは、ウェ
ハ面上に与える照度の時間変化を表したもので、時刻T
1 でシャッターが開き始めて時刻T2 で全開となり
、時刻T3 でシャッターの閉動作が始まり、時刻T4
でシャッターの閉成が完了して1ショットの露光が終
わる。次の時刻T5 〜T8 での特性はウェハW上の
別のショットに対する同様の露光を意味する。
ハ面上に与える照度の時間変化を表したもので、時刻T
1 でシャッターが開き始めて時刻T2 で全開となり
、時刻T3 でシャッターの閉動作が始まり、時刻T4
でシャッターの閉成が完了して1ショットの露光が終
わる。次の時刻T5 〜T8 での特性はウェハW上の
別のショットに対する同様の露光を意味する。
【0024】このようなシャッターの特性を考慮して、
基本データf1 (t)、あるいは補正された同等のデ
ータの読み出しは、図5(A)に示すように同期させる
。 すなわち、図5(C)で時間(T2 −T1 )と時間
(T4 −T3 )が等しいとすると、データf1 (
t)中の中心レベルK0 のアドレスADcがアクセス
されるタイミングは、時刻T1 (又はT2 )と時刻
T4(又はT3 )との中間点に合わされる。従って、
時刻T1 は図4中のアドレスAD1 のアクセスタイ
ミングと一致させ、時刻T4 はアドレスAD4 のア
クセスタイミングと一致させる。さらに時刻T2 を図
4中のアドレスAD2 (データの変化率が時間ととも
に増大し始める点)のアクセスタイミングと一致させ、
時刻T3 を図4中のアドレスAD3 (データの変化
率が時間とともに減少し始める点)のアクセスタイミン
グと一致させる。
基本データf1 (t)、あるいは補正された同等のデ
ータの読み出しは、図5(A)に示すように同期させる
。 すなわち、図5(C)で時間(T2 −T1 )と時間
(T4 −T3 )が等しいとすると、データf1 (
t)中の中心レベルK0 のアドレスADcがアクセス
されるタイミングは、時刻T1 (又はT2 )と時刻
T4(又はT3 )との中間点に合わされる。従って、
時刻T1 は図4中のアドレスAD1 のアクセスタイ
ミングと一致させ、時刻T4 はアドレスAD4 のア
クセスタイミングと一致させる。さらに時刻T2 を図
4中のアドレスAD2 (データの変化率が時間ととも
に増大し始める点)のアクセスタイミングと一致させ、
時刻T3 を図4中のアドレスAD3 (データの変化
率が時間とともに減少し始める点)のアクセスタイミン
グと一致させる。
【0025】図5(A)は基本データf1 (t)のみ
によって得られるウェハ面のZ方向の位置変化に対応し
ていて、0点はベストフォーカス位置を意味する。ただ
し実際のベストフォーカス位置は、図5(B)に示すよ
うに、情報f2 (t)に応じたオフセット量+ΔZf
を加えた位置である。ここではオフセット量+ΔZfを
一定のように示したが、時々刻々変化する(ただしデー
タf1 (t)の変化よりは十分にゆるやか)場合もあ
る。駆動データ作成部304は、この図5(A)と図5
(B)の特性を加算して図6のようなデータを作る。こ
れによってZステージ20は、フォーカスオフセット量
+ΔZfを中点として上下に対称的な量だけ移動する。 尚、図6ではデータf1 (t)とf2 (t)をその
まま加算して信号MSとしているが、データf1 (t
)は先に述べたように必要に応じて補正される。また図
6中の時刻Tcは図4のアドレスADcのアクセスタイ
ミングに対応している。
によって得られるウェハ面のZ方向の位置変化に対応し
ていて、0点はベストフォーカス位置を意味する。ただ
し実際のベストフォーカス位置は、図5(B)に示すよ
うに、情報f2 (t)に応じたオフセット量+ΔZf
を加えた位置である。ここではオフセット量+ΔZfを
一定のように示したが、時々刻々変化する(ただしデー
タf1 (t)の変化よりは十分にゆるやか)場合もあ
る。駆動データ作成部304は、この図5(A)と図5
(B)の特性を加算して図6のようなデータを作る。こ
れによってZステージ20は、フォーカスオフセット量
+ΔZfを中点として上下に対称的な量だけ移動する。 尚、図6ではデータf1 (t)とf2 (t)をその
まま加算して信号MSとしているが、データf1 (t
)は先に述べたように必要に応じて補正される。また図
6中の時刻Tcは図4のアドレスADcのアクセスタイ
ミングに対応している。
【0026】こうして時刻T1 からT4 までの間で
1ショットの露光が終了すると、XYステージ21が次
のショットの露光のためにステッピングする。時刻T4
からT5 の間は、そのステッピング時間である。さ
て、次のショットに対しては、各記憶部33、306の
アドレスをAD4 からAD1 に向けて逆にアクセス
していくことによって、Zステージ20を先のショット
のときと逆方向に移動させることができる。
1ショットの露光が終了すると、XYステージ21が次
のショットの露光のためにステッピングする。時刻T4
からT5 の間は、そのステッピング時間である。さ
て、次のショットに対しては、各記憶部33、306の
アドレスをAD4 からAD1 に向けて逆にアクセス
していくことによって、Zステージ20を先のショット
のときと逆方向に移動させることができる。
【0027】以上のようにして各ショットの露光を行え
ば、1ショット当たりのシャッターの開閉は1回でよく
、かつZステージ20の移動も一方向に1回だけでよく
、従来の露光方法よりも格段にスループットが上がる。 しかもAF機構によって移動中のウェハ面を常にモニタ
ーしているため、光軸方向のウェハWの位置制御が極め
て正確になるといった効果が得られる。また、図5(A
)、又は図6に示した特性は、Zステージ20のZ方向
移動の速度特性と一義的に関係付けられ、Zステージ2
0の速度特性は図5(c)の照度変化と同様の台形状に
なる。
ば、1ショット当たりのシャッターの開閉は1回でよく
、かつZステージ20の移動も一方向に1回だけでよく
、従来の露光方法よりも格段にスループットが上がる。 しかもAF機構によって移動中のウェハ面を常にモニタ
ーしているため、光軸方向のウェハWの位置制御が極め
て正確になるといった効果が得られる。また、図5(A
)、又は図6に示した特性は、Zステージ20のZ方向
移動の速度特性と一義的に関係付けられ、Zステージ2
0の速度特性は図5(c)の照度変化と同様の台形状に
なる。
【0028】以上、本発明の実施例では、ハービング1
2が信号MSに応答してサーボ制御されるとともに、既
存のAF機構も零メソッドでサーボ制御を行っているた
め、Zステージ20の移動量が比較的大きい場合でも、
系としての安定性が高く、しかも高精度の位置制御が可
能である。先にも述べたように、ハービング12の傾き
でオフセットを加える方法以外にPSD17の検波出力
(Sカーブ信号)に電気的にオフセットを加える方法も
あるが、以下で説明するような問題が生じる。図8はP
SD17のSカーブ信号の波形例で、横軸はウェハWの
合焦点(零点)からのずれ量ΔFを表し、縦軸は信号電
圧Vを表す。図8中の実線のSカーブ特性PV1 はオ
フセットのない理想的な状態で得られるもので、零クロ
ス点を挟んで光軸方向にほぼ対称的な範囲±ΔF1 内
で信号電圧はほぼリニアになっている。この±ΔF1
の範囲がサーボ可能な範囲になる。一般に同期検波で得
られるSカーブ信号をサーボ系に使う場合、零クロス点
への追い込み精度は、±ΔF1 の範囲内の電圧変化が
ある程度以上に急峻になればサーボ系の感度向上に伴っ
て高くなる。しかしながら±ΔF1 のリニア領域の電
圧変化を急峻にすることは、それだけサーボ可能範囲2
ΔF1 を狭くすることにつながる。このサーボ可能範
囲2ΔF1 は、ウェハW上のフラットネスの範囲や局
所的な凹凸を想定しつつ、感度が低くならない程度に定
められている。
2が信号MSに応答してサーボ制御されるとともに、既
存のAF機構も零メソッドでサーボ制御を行っているた
め、Zステージ20の移動量が比較的大きい場合でも、
系としての安定性が高く、しかも高精度の位置制御が可
能である。先にも述べたように、ハービング12の傾き
でオフセットを加える方法以外にPSD17の検波出力
(Sカーブ信号)に電気的にオフセットを加える方法も
あるが、以下で説明するような問題が生じる。図8はP
SD17のSカーブ信号の波形例で、横軸はウェハWの
合焦点(零点)からのずれ量ΔFを表し、縦軸は信号電
圧Vを表す。図8中の実線のSカーブ特性PV1 はオ
フセットのない理想的な状態で得られるもので、零クロ
ス点を挟んで光軸方向にほぼ対称的な範囲±ΔF1 内
で信号電圧はほぼリニアになっている。この±ΔF1
の範囲がサーボ可能な範囲になる。一般に同期検波で得
られるSカーブ信号をサーボ系に使う場合、零クロス点
への追い込み精度は、±ΔF1 の範囲内の電圧変化が
ある程度以上に急峻になればサーボ系の感度向上に伴っ
て高くなる。しかしながら±ΔF1 のリニア領域の電
圧変化を急峻にすることは、それだけサーボ可能範囲2
ΔF1 を狭くすることにつながる。このサーボ可能範
囲2ΔF1 は、ウェハW上のフラットネスの範囲や局
所的な凹凸を想定しつつ、感度が低くならない程度に定
められている。
【0029】さて、このようなSカーブ信号にΔV0f
の電圧オフセットを加えてみると、図8の破線に示すよ
うに、Sカーブ特性は全体に電圧軸方向にシフトする。 この破線のSカーブ特性PV2 の電圧の零点は、−Δ
F方向にΔOfだけシフトする。すなわち、このΔOf
がフォーカスオフセットに相当し、フォーカスサーボ系
は元々の零点からΔOfだけマイナスの位置にウェハ表
面を位置決めする。ところが図8から明らかなように、
破線のSカーブ特性PV2 の電圧零点から−ΔF方向
のリニア領域はほとんど消失してしまう。このことはフ
ォーカスサーボ系が安定に働かなくなることを意味する
。従って電気的なオフセットを加えられる範囲は極めて
狭い範囲に限られることになる。
の電圧オフセットを加えてみると、図8の破線に示すよ
うに、Sカーブ特性は全体に電圧軸方向にシフトする。 この破線のSカーブ特性PV2 の電圧の零点は、−Δ
F方向にΔOfだけシフトする。すなわち、このΔOf
がフォーカスオフセットに相当し、フォーカスサーボ系
は元々の零点からΔOfだけマイナスの位置にウェハ表
面を位置決めする。ところが図8から明らかなように、
破線のSカーブ特性PV2 の電圧零点から−ΔF方向
のリニア領域はほとんど消失してしまう。このことはフ
ォーカスサーボ系が安定に働かなくなることを意味する
。従って電気的なオフセットを加えられる範囲は極めて
狭い範囲に限られることになる。
【0030】一方、本実施例で示した光学的なオフセッ
トでは、実線のSカーブ特性PV1 を、そのまま±Δ
F方向(光軸方向)に平行移動させることになるため、
フォーカスサーボ系の安定性が損なわれることはない。 従って、ハービング12を使用すると、光電検出すべき
スリット像に影響を与えない限り、かなり広い範囲で安
定なフォーカスオフセットを加えることができるのであ
る。
トでは、実線のSカーブ特性PV1 を、そのまま±Δ
F方向(光軸方向)に平行移動させることになるため、
フォーカスサーボ系の安定性が損なわれることはない。 従って、ハービング12を使用すると、光電検出すべき
スリット像に影響を与えない限り、かなり広い範囲で安
定なフォーカスオフセットを加えることができるのであ
る。
【0031】以上の実施例で、ハービング12はAF機
構のうち受光系側に設けられるようにしたが、投光系側
のスリット板1とレンズ系2の間、又は投射レンズ5と
ミラー6の間等に設けても、全く同様の効果が得られる
。さらに光学的なオフセットの与え方として、投光系内
のミラー3の傾き、又は振動ミラー10の振動中心での
反射方向をピエゾ素子によって微小に変化させるように
してもよい。
構のうち受光系側に設けられるようにしたが、投光系側
のスリット板1とレンズ系2の間、又は投射レンズ5と
ミラー6の間等に設けても、全く同様の効果が得られる
。さらに光学的なオフセットの与え方として、投光系内
のミラー3の傾き、又は振動ミラー10の振動中心での
反射方向をピエゾ素子によって微小に変化させるように
してもよい。
【0032】焦点検出回路として同期検波方式でないス
タティックな方式にも本発明は適用できる。例えば振動
ミラー10は固定ミラーとし、受光用のスリット板14
の位置に2分割の光ディテクターを配置し、その光ディ
テクターの分割ライン(不感帯)の幅よりも広い幅でス
リット板1のスリット像を投影するようにし、2分割デ
ィテクターの両素子の出力信号の差動をとることによっ
ても、Sカーブ信号と同様の波形が得られる。
タティックな方式にも本発明は適用できる。例えば振動
ミラー10は固定ミラーとし、受光用のスリット板14
の位置に2分割の光ディテクターを配置し、その光ディ
テクターの分割ライン(不感帯)の幅よりも広い幅でス
リット板1のスリット像を投影するようにし、2分割デ
ィテクターの両素子の出力信号の差動をとることによっ
ても、Sカーブ信号と同様の波形が得られる。
【0033】図9は光軸方向の3点で滞在確率に極大値
を持たせる場合を示し、ステップ9(A)はZステージ
20の時間に対するZ方向の位置変化の特性f3 (t
)を示し、図9(B)はそれによって得られる滞在確率
の分布である。この場合、3つの極大点は光軸方向に2
ΔD(2D0f)ずつ間隔をあけるようにするとよい。 そして中央の極大点はZ方向の位置を+ΔZfのベスト
フォーカス面に設定する。ここでも、特性f3 (t)
に従ったZステージ20の移動は1回の露光動作時間(
時刻T1 からT4まで)中に行われるため、中間の時
刻TcではZステージ20の速度を1度減速させる必要
がある。 この特性f3 (t)についても、最適なカーブをシミ
ュレーションや実験等で求めて、基本データとして記憶
部33に格納される。
を持たせる場合を示し、ステップ9(A)はZステージ
20の時間に対するZ方向の位置変化の特性f3 (t
)を示し、図9(B)はそれによって得られる滞在確率
の分布である。この場合、3つの極大点は光軸方向に2
ΔD(2D0f)ずつ間隔をあけるようにするとよい。 そして中央の極大点はZ方向の位置を+ΔZfのベスト
フォーカス面に設定する。ここでも、特性f3 (t)
に従ったZステージ20の移動は1回の露光動作時間(
時刻T1 からT4まで)中に行われるため、中間の時
刻TcではZステージ20の速度を1度減速させる必要
がある。 この特性f3 (t)についても、最適なカーブをシミ
ュレーションや実験等で求めて、基本データとして記憶
部33に格納される。
【0034】ところで、図4に示した基本データは標準
的なウェハ露光条件に合わせて作られているため、シャ
ッターの開閉動作特性の装置間の差や、極端な露光時間
の設定等によっては図4のデータカーブを修正する必要
がある。そこで図10、図11を参照していくつかの修
正例を示すが、ここでは滞在確率分布上の2点に極大値
をもたせるものとする。図10(A)は露光時間が極端
に短い場合のウェハ上での照度変化を示し、図11(A
)は露光時間が長い場合の照度変化を示す。まず露光時
間が短いと言うことは、シャッターの全開時間(T3
−T2 )がほとんどないか、もしくは零の場合を意味
する。この場合、Zステージ20のベストフォーカス面
ΔZfの通過速度は、ほぼ最高速に設定される。図10
(B)は、Zステージ20のZ方向の位置と時間tとの
関係を示し、露光時間(T4 −T1 )の中心点の時
刻Tcにベストフォーカス位置ΔZfを通過するように
最高速の特性によって決まる直線L1 を設定する。次
に時刻T1 でほぼ位置ΔZ1 を通り、直線L1 よ
りも傾きの小さい直線L2 と、時刻T4 でほぼ位置
ΔZ2 を通り、直線L1 よりも傾きの小さい直線L
3 (実際はL2 とL3 の傾きを等しくする)とを
設定する。このとき、シャッターの開放動作時間(T2
−T1 )と閉成動作時間(T4 −T3 )とが等し
いものとし、各動作時間が全開時間(T3 −T2 )
よりも長いものとすると、直線L1 とL2 の交点、
及び直線L1 とL3 の交点はいずれも全開時間の外
側(動作時間中)に存在することもある。Zステージ2
0の速度はこれら直線L1 、L2 、L3 に沿うよ
うに制御されるが、実際は、時刻T1 よりも前の時刻
TsでZステージ20(ハービング12)の移動をスタ
ートし、完全に停止(速度零)するのは時刻T4 より
も後の時刻Teにストップするように、折れ線部分をな
めらかなカーブに修正して基本データとして記憶する。 尚、図10(B)の場合、直線L2 、L3 の傾きは
零であってもよいが、ある程度の傾きを持たせた方がZ
ステージ20の駆動制御上は好ましい。一方、図11(
A)のように露光時間が長い場合、Zステージ20の移
動特性は図11(B)に示すように時刻Tcでベストフ
ォーカス位置ΔZfを通る直線L1 ’と、時刻T1
で位置ΔZ1 を通る直線L2 ’と、時刻T4 で位
置ΔZ2 を通る直線L3 ’とで近似される。シャッ
ターの全開時間が長い場合、直線L1 ’とL2 ’の
交点と直線L1 ’とL3 ’の交点とは全開時間内の
中央近くに位置する。また直線L1 ’の傾きはZステ
ージ20の最高速に合わせてもよいが、全開時間が長い
ことから、最高速よりも低い速度にしてもよい。
的なウェハ露光条件に合わせて作られているため、シャ
ッターの開閉動作特性の装置間の差や、極端な露光時間
の設定等によっては図4のデータカーブを修正する必要
がある。そこで図10、図11を参照していくつかの修
正例を示すが、ここでは滞在確率分布上の2点に極大値
をもたせるものとする。図10(A)は露光時間が極端
に短い場合のウェハ上での照度変化を示し、図11(A
)は露光時間が長い場合の照度変化を示す。まず露光時
間が短いと言うことは、シャッターの全開時間(T3
−T2 )がほとんどないか、もしくは零の場合を意味
する。この場合、Zステージ20のベストフォーカス面
ΔZfの通過速度は、ほぼ最高速に設定される。図10
(B)は、Zステージ20のZ方向の位置と時間tとの
関係を示し、露光時間(T4 −T1 )の中心点の時
刻Tcにベストフォーカス位置ΔZfを通過するように
最高速の特性によって決まる直線L1 を設定する。次
に時刻T1 でほぼ位置ΔZ1 を通り、直線L1 よ
りも傾きの小さい直線L2 と、時刻T4 でほぼ位置
ΔZ2 を通り、直線L1 よりも傾きの小さい直線L
3 (実際はL2 とL3 の傾きを等しくする)とを
設定する。このとき、シャッターの開放動作時間(T2
−T1 )と閉成動作時間(T4 −T3 )とが等し
いものとし、各動作時間が全開時間(T3 −T2 )
よりも長いものとすると、直線L1 とL2 の交点、
及び直線L1 とL3 の交点はいずれも全開時間の外
側(動作時間中)に存在することもある。Zステージ2
0の速度はこれら直線L1 、L2 、L3 に沿うよ
うに制御されるが、実際は、時刻T1 よりも前の時刻
TsでZステージ20(ハービング12)の移動をスタ
ートし、完全に停止(速度零)するのは時刻T4 より
も後の時刻Teにストップするように、折れ線部分をな
めらかなカーブに修正して基本データとして記憶する。 尚、図10(B)の場合、直線L2 、L3 の傾きは
零であってもよいが、ある程度の傾きを持たせた方がZ
ステージ20の駆動制御上は好ましい。一方、図11(
A)のように露光時間が長い場合、Zステージ20の移
動特性は図11(B)に示すように時刻Tcでベストフ
ォーカス位置ΔZfを通る直線L1 ’と、時刻T1
で位置ΔZ1 を通る直線L2 ’と、時刻T4 で位
置ΔZ2 を通る直線L3 ’とで近似される。シャッ
ターの全開時間が長い場合、直線L1 ’とL2 ’の
交点と直線L1 ’とL3 ’の交点とは全開時間内の
中央近くに位置する。また直線L1 ’の傾きはZステ
ージ20の最高速に合わせてもよいが、全開時間が長い
ことから、最高速よりも低い速度にしてもよい。
【0035】以上の図10(B)、図11(B)の特性
から、Zステージ20の移動開始時、及び停止時の速度
特性に若干の差異があるため、これら差異のある特性カ
ーブのいくつかを基準データとして記憶部33に記憶し
ておくとよい。また以上の各実施例では、記憶部33に
予めデータを記憶しておくとしたが、図10(B)、図
11(B)で説明したような折れ線近似を用いた数値計
算で最適な特性を算出してもよい。さらに、上記投影露
光装置はシャッターによって露光量を制御するものであ
るが、パルスレーザを光源とした露光装置(エキシマス
テッパー等)では、光源からのパルス数と各パルス毎の
光量微調とによって露光制御を行っている。この場合で
も、本発明は全く同様に適用でき、同等の効果を得るこ
とができる。
から、Zステージ20の移動開始時、及び停止時の速度
特性に若干の差異があるため、これら差異のある特性カ
ーブのいくつかを基準データとして記憶部33に記憶し
ておくとよい。また以上の各実施例では、記憶部33に
予めデータを記憶しておくとしたが、図10(B)、図
11(B)で説明したような折れ線近似を用いた数値計
算で最適な特性を算出してもよい。さらに、上記投影露
光装置はシャッターによって露光量を制御するものであ
るが、パルスレーザを光源とした露光装置(エキシマス
テッパー等)では、光源からのパルス数と各パルス毎の
光量微調とによって露光制御を行っている。この場合で
も、本発明は全く同様に適用でき、同等の効果を得るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、Zステー
ジの位置決めを正確にかつリアルタイムでサーボし続け
ることができる。しかも、Zステージ可動範囲も長くと
れ、レジスト厚やウェハの表面の反射率変化によるZス
テージの非線型な動きが防止されるから、光軸方向の位
置制御が極めて正確になり、焦点深度の拡大効果が常に
安定に得られる。
ジの位置決めを正確にかつリアルタイムでサーボし続け
ることができる。しかも、Zステージ可動範囲も長くと
れ、レジスト厚やウェハの表面の反射率変化によるZス
テージの非線型な動きが防止されるから、光軸方向の位
置制御が極めて正確になり、焦点深度の拡大効果が常に
安定に得られる。
【図1】 本発明の実施例に好適な投影露光装置の全
体の構成図で、
体の構成図で、
【図2】 本発明の実施例によるフォーカストラッキ
ング方式を実現するための構成図、
ング方式を実現するための構成図、
【図3】 主制御系の機能をブロック化した図、
【図
4】 基本データ記憶部に記憶されたデータ列、
4】 基本データ記憶部に記憶されたデータ列、
【図
5】 フォーカスオフセットと露光動作との関係を示
すチャート図、
5】 フォーカスオフセットと露光動作との関係を示
すチャート図、
【図6】 実際のフォーカスオフセットの時間変化を
表すチャート図、
表すチャート図、
【図7】 Zステージの移動により得られる滞在確率
の一例を示すグラフ、
の一例を示すグラフ、
【図8】 同期検波出力に電気的オフセットを与えた
ときの様子を示すグラフ、
ときの様子を示すグラフ、
【図9】 光軸方向の3点に滞在確率上の極大値をも
たせたときの様子を示すグラフ、
たせたときの様子を示すグラフ、
【図10】 Zステージの速度特性の決め方を示すグ
ラフ、
ラフ、
【図11】 Zステージの速度特性の決め方を示すグ
ラフである。
ラフである。
PL 投影レンズ
R レチクル
W ウエハ
IL オートフォーカス系の光束
1 送光スリット
10 振動ミラー
11 ミラー駆動アンプ
12 フォーカスオフセット用のハービング13
ハービング用ドライバー 14 受光用スリット 15 フォトマル 17 フォーカス位置検出用の同期検波回路18
Zステージドライバー 19 Zステージ移動用モータ 20 Zステージ 21 XYステージ 30 主制御系 33 基本データ記憶部
ハービング用ドライバー 14 受光用スリット 15 フォトマル 17 フォーカス位置検出用の同期検波回路18
Zステージドライバー 19 Zステージ移動用モータ 20 Zステージ 21 XYステージ 30 主制御系 33 基本データ記憶部
Claims (2)
- 【請求項1】 マスクのパターンを感光基板に結像投
影する投影光学系と、該感光基板を保持して前記投影光
学系の光軸方向に移動可能なZステージと、該Zステー
ジを駆動するモータと、前記感光基板の表面と前記投影
光学系の所定結像面との光軸方向の相対的な位置ずれ量
を検出して該位置ずれ量に応じた検出信号を出力する表
面位置検出手段と、該表面位置検出手段からの検出信号
が所定の値と一致するように前記モータをサーボ制御す
る制御手段とを備え、前記感光基板の表面と前記所定結
像面との光軸方向の位置を所定の関係に設定して前記パ
ターンを前記感光基板に露光する投影露光装置において
、前記表面位置検出手段からの検出信号の値が、前記感
光基板の表面と前記所定結像面との実際の位置ずれ量に
対して所定のオフセット量を含むように、前記表面位置
検出手段を補正する補正手段と;前記パターンの感光基
板への露光動作の開始時点から終了時点までの間に、前
記オフセット量を所定の範囲に渡って所定の速度特性で
変化させるためのデータを記憶する記憶手段と;前記露
光動作の開始に伴って前記記憶手段のデータを前記補正
手段に印加する手段とを備え、前記露光動作の間に、前
記制御手段によってサーボ制御された状態で前記Zステ
ージを前記光軸方向に移動させることを特徴とする投影
露光装置。 - 【請求項2】 前記表面位置検出手段は、前記感光基
板の表面に斜めに光束を照射する投光系と、該光束の前
記表面からの反射光を受光して、その受光位置の変化を
光電的に検出する受光系とで構成され;前記補正手段は
、前記投光系から前記受光系までの光路中に配置されて
、前記光束、もしくは前記反射光を前記受光系の受光位
置検出方向に関してオフセットさせる可動光学素子と、
該可動光学素子を駆動する第2のモータと、前記記憶手
段のデータに基づいて前記第2のモータをサーボ制御す
る第2の制御手段とを含むことを特徴とする請求項1に
記載の投影露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066489A JPH04302131A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 投影露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066489A JPH04302131A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 投影露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04302131A true JPH04302131A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=13317264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3066489A Pending JPH04302131A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 投影露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04302131A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5640227A (en) * | 1993-12-06 | 1997-06-17 | Nikon Corporation | Exposure apparatus and exposure method for minimizing defocusing of the transferred pattern |
| KR100387763B1 (ko) * | 2000-03-24 | 2003-06-18 | 아남반도체 주식회사 | 개선된 노광 장비 및 그 노광 장비에서의 웨이퍼 경사조절 방법 |
| JP2017537319A (ja) * | 2014-11-27 | 2017-12-14 | シャンハイ マイクロ エレクトロニクス イクイプメント(グループ)カンパニー リミティド | 振幅モニタシステム、フォーカシング・レベリング装置、及び、デフォーカス量検知方法 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3066489A patent/JPH04302131A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5640227A (en) * | 1993-12-06 | 1997-06-17 | Nikon Corporation | Exposure apparatus and exposure method for minimizing defocusing of the transferred pattern |
| KR100387763B1 (ko) * | 2000-03-24 | 2003-06-18 | 아남반도체 주식회사 | 개선된 노광 장비 및 그 노광 장비에서의 웨이퍼 경사조절 방법 |
| JP2017537319A (ja) * | 2014-11-27 | 2017-12-14 | シャンハイ マイクロ エレクトロニクス イクイプメント(グループ)カンパニー リミティド | 振幅モニタシステム、フォーカシング・レベリング装置、及び、デフォーカス量検知方法 |
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