JPH0430441Y2 - - Google Patents

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JPH0430441Y2
JPH0430441Y2 JP1986116993U JP11699386U JPH0430441Y2 JP H0430441 Y2 JPH0430441 Y2 JP H0430441Y2 JP 1986116993 U JP1986116993 U JP 1986116993U JP 11699386 U JP11699386 U JP 11699386U JP H0430441 Y2 JPH0430441 Y2 JP H0430441Y2
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auxiliary diaphragm
diaphragm
orifice
chamber
fixing member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は液体封入式マウントに関し、特に、
内燃機関等からの振動に応じて低周波域を最適な
ばね定数や減衰力とすることのできる液体封入式
マウントに関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
一般に、内燃機関等の振動発生源からの振動
を、それを支持する外部部材へ極力伝達させない
ために、内部に液体を封入した液体封入式マウン
トを使用して振動発生源からの振動を減衰させる
ことが行なわれており、上記のような振動を減衰
させるための液体封入式マウントが第3図に示さ
れている。
そして、第3図に示す液体封入式マウントは、
図示を省略した内燃機関等の振動発生源からの振
動入力を受けるねじ部1を有する本体部2と、こ
の本体部2に、固定部材3を介して連結された弾
性体4と、この弾性体4の中心にくり抜かれた空
所部の内壁面に対して対向配置され、上面に複数
の孔5aが穿設されたオリフイスプレート5と、
このオリフイスプレート5と前記弾性体4との間
で形成された第1室6と、前記オリフイスプレー
ト5内に位置し、周面に螺旋状の溝7aが設けら
れ、オリフイスプレート5との間でオリフイスプ
レート5の上面に開口するオリフイス11を形成
するとともに、前記オリフイスプレートの複数の
孔5aと対向する複数の孔7bが穿設された円板
状オリフイス体7と、前記オリフイスプレート5
の上面と円板状オリフイス体7の上面との間の空
所内に位置する補助ダイアフラム8と、前記円板
状オリフイス体7の底面に対して対向配置した主
ダイアフラム9と、この主ダイアフラム9と前記
円板状オリフイス体7との間に形成され、前記オ
リフイス11を介して前記第1室6と連通する第
2室10とから構成され、前記第1室6および第
2室10の内部には液体が封入されている。
そして、上記のように構成された従来の液体封
入式マウントの作用に関しては、まず、内燃機関
等の振動発生源からの振動が、ねじ部1を介して
本体部2に入力すると、その振動は弾性体4で受
け止められて減衰するとともに、弾性体4が下方
に押され、入力振動が低周波の場合には前記第1
室6を縮小させる。
そのために、第1室6の内部の液体が下方に押
され、オリフイスプレート5の孔を介して螺旋状
のオリフイス11の内部に流入し、このオリフイ
ス11内を流れて第2室10に流入するようにな
つている。
したがつて、前記第2室10の内部に充満され
た液体と合わせられて第2室10の内部の容積を
増大し、これによつて前記主ダイアフラム9を下
方へ押し下げ、また、このようにして容積を増大
した第2室10の内部の液体は再び前記オリフイ
ス11を介して前記第1室6の内部に流入し、こ
のようなことが繰り返される。
そして、上記のように、第1室6と第2室10
との間のオリフイス流路を液体が流れる時の抵抗
によつて振動発生源からの振動を減衰させるもの
である。
また、入力振動が高周波の場合には、前記オリ
フイスプレート5の上面と円板状オリフイス7の
上面との間の空所内に位置する補助ダイアフラム
8を、孔5a,7bを介して押し、この補助ダイ
アフラム8をわずかな間隙内で移動、変形させて
振動を減衰するようになつている。
しかしながら、上記のように構成されている従
来の液体封入式マウントにあつては、円板状オリ
フイス体7の周面に螺旋状に設けられた溝7aと
オリフイスプレート5との間で形成され、第1室
6と第2室10との間を連通しているオリフイス
11の長さが一定であるために、オリフイス11
の長さによつて決定される低周波域での減衰の大
きさおよびピークの周波数は一定であり、液体封
入式マウントを取付ける内燃機関等の振動発生源
を変化した際には、振動周波数が異なつてしまう
ので低周波域での減衰の大きさおよびピークの周
波数が異なつてしまい、したがつて、内燃機関等
の振動発生源に応じて液体封入式マウントを設け
なければならないという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、オリフイスの長さを
変更可能としすることにより、低周波域での適用
範囲を拡げることのできる液体封入式マウントを
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、振
動発生源の振動入力を受ける本体部と、本体部に
接続された弾性体と、弾性体の中心にくり抜かれ
た空所部の内壁面に対して対向配置され、中心部
に前記内壁面に開口する貫通孔を有するととも
に、上下面の周縁部に滑らかに傾斜して順次深く
なつて上下面を連通する螺旋状の溝からなるオリ
フイスを有する補助ダイアフラム固定部材と、補
助ダイアフラム固定部材の開口端に位置して前記
貫通孔を閉塞する補助ダイアフラムと、補助ダイ
アフラムと前記弾性体の空所との間に形成された
第1室と、前記補助ダイアフラム固定部材の下面
に取付けられた主ダイアフラムと、主ダイアフラ
ムと前記補助ダイアフラム固定部材とで形成さ
れ、前記オリフイスを介して前記第1室と連通す
る第2室と、前記補助ダイアフラムの張りを調整
する補助ダイアフラムの張り調整機構とを具え、
補助ダイアフラムの張り調整機構は、前記補助ダ
イアフラム固定部材の貫通孔の内部に外部操作で
上下動可能に設けられるとともに、前記補助ダイ
アフラムの下面に当接する傘状の部分を有するボ
スを有し、外部操作に応じて変化する前記ボスの
傘状の部分の当接状態により前記補助ダイアフラ
ムの張りが調整されることを特徴とする液体封入
式マウントを構成したものである。
〔作用〕
この考案は、振動発生源に取付けられて振動入
力を受ける本体部に弾性体を接続し、該弾性体の
中心にくり抜かれた空所部の内壁面に対して対向
配置され、中心部に前記内壁面に開口する貫通孔
を有するとともに、周縁部に滑らかに傾斜して上
下面を連通する螺旋状の通路を有する固定側プレ
ートを設け、この固定側プレートの開口端部に連
設して、前記固定側プレートの通路と同様に滑ら
かに傾斜して上下面を連通する螺旋状の通路を有
し、固定側プレートの通路と協働してオリフイス
を形成するとともに、前記固定側プレートに対し
て回転可能な可動側プレートを配設したので、回
転に応じてオリフイスの長さを変更可能であり、
また、前記可動側プレートに設けられた補助ダイ
アフラムで前記固定側プレートの貫通孔を閉塞
し、前記補助ダイアフラムと前記弾性体の空所と
の間で第1室を形成し、また、前記固定側プレー
トの下面に主ダイアフラムを配設し、主ダイアフ
ラムと固定側プレートとの間で第2室を形成した
ので、前記第1室および第2室の内部に封入した
液体が前記オリフイスを介して流通し、しかも、
オリフイスは可動側プレートを回転することによ
つて長さを変更可能となつているので低周波域で
の入力振動に応じた減衰の大きさおよびピークを
得ることができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図および第2図にはこの考案による液体封
入式マウントが示されていて、前記従来のものと
同様の部分には同一の番号を付して詳細な説明は
省略するが、弾性体4の中心にくり抜かれた空所
部の内壁面に対向して固定側プレート15が設け
られ、この固定側プレート15の中心部には貫通
孔16が設けられているとともに、下端が閉塞さ
れ、上面部には拡大孔部16aが設けられてい
る。
この拡大孔部16a内には、下面に前記貫通孔
16の内部に位置する円板状歯部17が設けられ
た環状の可動側プレート18が位置し、また、こ
の可動側プレート18の環状の内部には固定片1
9との間で補助ダイアフラム20が、その縁部を
挟持固定され、この補助ダイアフラム20によつ
て前記固定側プレート15の貫通孔16は閉塞さ
れている。
なお、前記固定側プレート15と可動側プレー
ト18とで補助ダイアフラム固定部材22を構成
し、また、この補助ダイアフラム固定部材22で
固定される前記補助ダイアフラム20は基布の両
面を弾性材で覆つた、所謂、基布入りダイアフラ
ムを用いており、したがつて、強度が大幅に向上
しているものである。
また、前記固定側プレート15には、その上面
および下面に欠円状をなすとともに、徐々にその
深さが深くなる溝15aを設け、この溝15aの
うちの一番深い部分が固定側プレート15を貫通
する周方向に長い貫通孔15bで連通し、溝15
aおよび貫通孔15bで通路が形成されており、
全体が螺旋状をなすオリフイスが形成され、ま
た、前記可動側プレート18にも同様な通路によ
つてオリフイスが設けられている。
そして、前記固定側プレート15の閉塞端には
孔15cが穿設されるとともに、固定側プレート
15の内部には、補助ダイアフラム張り調整機構
23が設けられている。
この補助ダイアフラム張り調整機構23は、前
記固定側プレート15の内部の中央部に立設され
た軸24と、この軸24の外側に位置して、たと
えば、キーおよびキー溝によつて上下方向に移動
可能、かつ、回転不可能であり、上面が前記補助
ダイアフラム20の下面と当接する傘状となつて
いるボス25と、このボス25に駆動力を伝達す
る歯車機構とを有している。
そして、前記ボス25を外部操作によつて回転
する歯車機構は、ボス25の外周面の歯部と、こ
の歯部と噛合い係合する内歯を有し、かつ、外側
には歯部が設けられた歯車26と、外部操作で回
転される軸27に設けられ、前記歯車26と噛合
い係合している歯車28とを有している。
また、前記可動側プレート18の下面に設けら
れた円板状歯部17に歯車29が噛合い係合し、
この歯車29は、前記固定側プレート15を貫通
する軸30を介して外部から回転可能となつてい
る。
そして、前記固定側プレート15の下面には蓋
31とともに、主ダイアフラム32が取付けられ
て、この主ダイアフラム32と前記固定側プレー
ト15との間で第2室33が形成され、また、前
記可動側プレート18と前記弾性体4との間で第
1室34が形成され、したがつて、第1室34と
第2室33とは可動側プレート18に設けた螺旋
状をなすオリフイスと固定側プレート15に設け
た螺旋状オリフイスとで連通するとともに、固定
側プレート15および可動側プレート18に設け
たオリフイスは同一の半径をなし、かつ、周方向
に長い貫通孔15b,18aを有しているので、
固定側プレート15の上面に設けた溝15aは、
可動側プレート18の下面の溝と一致して閉塞し
た流路を形成し、この流路は可動側プレート18
の貫通孔18aおよび固定側プレート15の貫通
孔15bと連通するのでそれらでオリフイスが形
成されるとともに、固定側プレート15に対する
可動側プレート18の回転位置によつて第1室3
4と第2室33との間に連通するオリフイスの長
さを変更可能となつている。
上記のように構成された液体封入式マウントの
作用については、まず、振動発生源からの入力振
動が低周波、大振幅である低周波域においては前
記固定側プレート15の外部に位置している軸3
0を回転させることにより、固定側プレート15
に対して可動側プレート18を回転し、この回転
に応じて前記オリフイスの長さが変更でき、した
がつて、このオリフイスを介して連通する第1室
34および第2室33の液体の移動によつて減衰
効果を発揮することができるものであり、このよ
うにして低周波域での減衰の大きさおよびピーク
の周波数を任意に設定することができ、適用範囲
が大幅に拡がるものである。
また、振動発生源からの入力振動が高周波、小
振幅であるときは前記固定側プレート15の外部
に位置している軸27を回転すると、可動側プレ
ート18に縁部が挟持固定されている補助ダイア
フラム20は、ボス25の傘状の部分でその下面
を押圧されているので、前記軸27の回転に応じ
てボス25が上下動するために補助ダイアフラム
20の張り調節することができ、これにより高周
波の入力時に低動的ばね定数とすることができ
る。
したがつて、高周波域で補助ダイアフラムの張
り調節できることと低周波域でのオリフイスの長
さを変更できることとによつて振動発生源からの
入力摺動に応じて、マウント特性を変更できるの
で広い範囲に適用することができることとなる。
なお、前記実施例においては、可動側プレート
18を固定側プレート15に対して相対的に回転
させる手段として可動側プレート18の下面に設
けた円板状歯部17を外部操作によつて回転でき
る軸30の先端に設けた歯車と噛合い係合させ
て、軸30の回転に応じて可動側プレート18を
回転するようにしたが、たとえば、蓋31に軸を
挿通し、この軸の端を可動側プレート18に取付
けて可動側プレート18を回転可能としたり種々
の手段を採用できるものであり、また、振動発生
源の振動を検知して内容に応じて軸の回転を制御
するようにすれば、たとえば、回転数によつて異
なる内燃機関等の振動を減衰して外部に伝達する
ことができる。
また、補助ダイアフラムの張りを調整する手段
として、歯車の回転によつてボスを上下動する機
構を用いたが、直接プツシユ・プルのロツドを上
下させる機構であつても、また、ラツクアンドピ
ニオンやジヤツキ式であつても良いもであり、ま
た、固定側プレートに対して可動側プレートを回
転させる機構も種々のものが採用できるものであ
り、この場合も検知部材によつて回転を制御する
ようにしてもよいものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
第1室と第2室との間を区画している補助ダイア
フラムの張りを任意に調整することができ、作用
する振動が低周波、大振幅の場合には補助ダイア
フラムの張りを大きくして第1室と第2室との間
をオリフイスを介して液体を流動させて大きな減
衰力を得るようにし、また、高周波が入力する場
合には、補助ダイアフラムの張りを小さくしてオ
リフイスによる減衰が無い状態、すなわち、第1
室および第2室間の液体の移動が無い状態とし補
助ダイアフラムのみで減衰するようにし、入力振
動が低周波、大振幅時にあつては前記オリフイス
によつて減衰されるとともに、高周波、小振幅時
にあつては補助ダイアフラムによつて低動的ばね
定数とすることができ、しかも、前記オリフイス
の長さは固定側プレートに対して可動側プレート
を回転することで変更可能であるので、入力する
振動に応じて低周波域においては減衰の大きさお
よびピークを任意に設定して最適な状態とするこ
とができるなどのすぐれた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による液体封入式マウントの
概略断面図、第2図は第1図に示すものの一部を
取り除いた状態を示す概略平面図、第3図は従来
のものを示す概略断面図である。 1……ねじ部、2……本体部、3……固定部
材、4……弾性体、5……オリフイスプレート、
5a,7b,15c……孔、6,34……第1
室、7……円板状オリフイス体、7a,15a…
…溝、8,20……補助ダイアフラム、9,32
……主ダイアフラム、10,33……第2室、1
1……オリフイス、15……固定側プレート、1
5b,16,18a……貫通孔、16a……拡大
孔部、17……円板状歯部、18……可動側プレ
ート、19……固定片、22……補助ダイアフラ
ム固定部材、23……補助ダイアフラム張り調整
機構、24,27,30……軸、25……ボス、
26,28,29……歯車、31……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動発生源の振動入力を受ける本体部2と、該
    本体部2に接続された弾性体4と、該弾性体4の
    中心にくり抜かれた空所部の内壁面に対して対向
    配置され、中心部に前記内壁面に開口する貫通孔
    16を有するとともに、上下面の周縁部に滑らか
    に傾斜して順次深くなつて上下面を連通する螺旋
    状の溝からなるオリフイスを有する補助ダイアフ
    ラム固定部材22と、該補助ダイアフラム固定部
    材22の開口端に位置して前記貫通孔16を閉塞
    する補助ダイアフラム20と、該補助ダイアフラ
    ム29と前記弾性体4の空所との間に形成された
    第1室34と、前記補助ダイアフラム固定部材2
    2の下面に取付けられた主ダイアフラム32と、
    該主ダイアフラム32と前記補助ダイアフラム固
    定部材22とで形成され、前記オリフイスを介し
    て前記第1室34と連通する第2室33と、前記
    補助ダイアフラム20の張りを調整する補助ダイ
    アフラムの張り調整機構23とを具え、該補助ダ
    イアフラムの張り調整機構23は、前記補助ダイ
    アフラム固定部材22の貫通孔16の内部に外部
    操作で上下動可能に設けられるとともに、前記補
    助ダイアフラム20の下面に当接する傘状の部分
    を有するボス25を有し、外部操作に応じて変化
    する前記ボス25の傘状の部分の当接状態により
    前記補助ダイアフラム20の張りが調整されるこ
    とを特徴とする液体封入式マウント。
JP1986116993U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0430441Y2 (ja)

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JPS6324436U JPS6324436U (ja) 1988-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165933A (ja) * 1984-09-05 1986-04-04 Tokai Rubber Ind Ltd 防振支持体

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JPS6324436U (ja) 1988-02-18

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