JPH0430789A - モノクローナル抗体アフィニティカラムによるウイルスの精製法 - Google Patents

モノクローナル抗体アフィニティカラムによるウイルスの精製法

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JPH0430789A
JPH0430789A JP13538190A JP13538190A JPH0430789A JP H0430789 A JPH0430789 A JP H0430789A JP 13538190 A JP13538190 A JP 13538190A JP 13538190 A JP13538190 A JP 13538190A JP H0430789 A JPH0430789 A JP H0430789A
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JP
Japan
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virus
monoclonal antibody
pancreatic necrosis
affinity column
infectious pancreatic
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JP13538190A
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English (en)
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Takemune Kamei
勇統 亀井
Hironori Murakami
浩紀 村上
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Sapporo Breweries Ltd
Original Assignee
Sapporo Breweries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗伝染性膵臓壊死症ウィルスモノクローナル抗
体を固定化したアフィニティ力ラムを用いる伝染性膵臓
壊死症ウィルスの精製法に関するものである。
〔従来の技術および発明か解決しようとする課題〕ウィ
ルスは細菌等の他の病原微生物と異なり、細胞内で増殖
するため、ウィルスの培養には必ずその宿主となる細胞
が要求される。ウィルスの感染症に対する予防には、現
在のところ主としてワクチンを用いた予防接種か行われ
ているか、生体内でのウィルスに対する免疫力を高める
には精製したワクチンを用いることが効果的である。従
って、ウィルス粒子をワクチンとして応用するにはウィ
ルス粒子自身を精製することか望ましい。
ウィルスを培養して精製する場合、まずウィルスをその
宿主となる細胞に接種し、培養後、ウィルスを宿主細胞
成分から分画する必要かある。これまで、ウィルスを精
製する手段として、ショ糖や塩化セシウム等の密度勾配
を用いた超遠心分離法、イオン交換分離法、ゲル濾過法
等が用いられているか、このような方法は長時間を要し
、精製法か複雑であり、実用的でない。
近年になって、硫酸化セルロファイン等のゲルを用いた
アフィニティクロマトグラフィーによりウィルスの精製
が行われるようになってきているか、ウィルスの種類に
より精製が困難な場合が多い。そのため、簡便で迅速的
な、しかも高純度に精製できる方法か要望されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、ウィルスの精製にあたり、ウィルスに対
するモノクローナル抗体をアフイニテイクロマトグラフ
ィーへ応用し、検討した結果、特定のウィルスに対して
特異的に反応するモノクローナル抗体を用いて作製した
アフイニテイカラムで、ウィルスが高純度に、しかも簡
便な操作で精製される方法を確立して、本発明を完成し
たのである。
すなわち本発明は、抗伝染性膵臓壊死症ウィルスモノク
ローナル抗体を固定化したアフイニテイ力ラムを用いる
ことを特徴とする伝染性膵臓壊死症ウィルス(以下、I
PNVと略すことがある。)の精製法を提供するもので
ある。
以下に本発明のモノクローナル抗体アフイニティ力ラム
によるウィルスの精製法について詳述する。
本発明で用いるモノクローナル抗体は特に限定されない
が、特定のウィルスに対して特異的に反応するモノクロ
ーナル抗体か用いられ、具体的にはサケ科魚類の伝染性
膵臓壊死症ウィルスに対するモノクローナル抗体等を挙
げることができる。
モノクローナル抗体は、そのモノクローナル抗体を産生
ずるハイブリドーマをインシュリン、トランスフェリン
、エタノールアミン、セレン酸塩を含有する無血清培地
を用いて培養することによって生産することがてきる。
本発明において用いるモノクローナル抗体産生ハイブリ
ドーマとしては特に制限はないが、好ましくは高効率、
低製造コスト化が要求される魚類感染ウィルスに対する
モノクローナル抗体産生ハイブリドーマか挙げられ、具
体的には伝染性造血器壊死症ウィルスに対するモノクロ
ーナル抗体産生ハイブリドーマ、伝染性膵臓壊死症ウィ
ルスに対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマ、
ヒラメラブドウィルスに対するモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマ等が挙げられ、さらに具体的には伝染性
膵臓壊死症ウィルスに対して中和活性を有するモノクロ
ーナル抗体を産生ずるハイブリドーマ4PG−3N(F
εRM P−10984)および4PG−2Nが挙げら
れる。
培養液中に含まれるモノクローナル抗体は、遠心分離や
濾過等により細胞を取り除き、培養上清のみを直接プロ
ティンAあるいはプロティンGを用いたアフィニティク
ロマトグラフィーあるいは陽イオン交換クロマトグラフ
ィー等によって精製する。
精製したモノクローナル抗体は100mMクエン酸緩衝
液(pH5,0)で5〜15mg/meとなるように調
整し、更に水酸化シアノホウ素ナトリウム(N a C
N B Hs )を10〜20 mg/m(!の濃度に
なるように溶解させる。この抗体溶液17711をシリ
ンジに入れ、アルデヒドカラム中に押込み、往復させモ
ノクローナル抗体を固定化させる。固定後、クエン酸緩
衝液、リン酸緩衝液等で順次洗浄し、次いで未反応のリ
ガンドを除去する。
このようにしてモノクローナル抗体を固定化したアフィ
ニティ力ラムは150mM  NaCf添加10mMリ
ン酸緩衝液(pH7,2)で平衡化した後に、ウィルス
培養上清を流速1 ml/mln程度で負荷し、650
mM  NaCf添加10mMリン酸緩衝液(pH7,
2)で、カラム中の非吸着物質を洗浄する。この洗浄に
より、カラム中にはウィルスのみか吸着していることに
なり、吸着したウィルスの溶出は、100mMグリシン
−HC1?緩衝液(1)112.8)で流速2m//m
in程度で行なうことかでき、ウィルスを分画・精製で
きる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1 IPNVに対して中和活性を有するモノクローナル抗体
産生ハイブリドーマ4 P G −3N(FERMP−
10984)を3 X 10 ’ cells/mpに
なるように高密度培養装置5HC−1(島津製作所製)
中の500m1の無血清培地ITES−YLP−ER[
)F (インシュリン 5μg/m(!、  hランス
フェリン 20μg/m(!、エタノールアミン 20
μM、セレン酸ナトリウム2.5 x 10−”M、卵
黄リポプロティン30ug/mlを添加したE−RDF
培地(極東製薬製)〕に懸濁し、37°Cで連続的に培
養した。
培養後、得られた培養上清からモノクローナル抗体をプ
ロティンAアフィニティ力ラム(CHROMATOP 
 プロティンAカラム、日本ガイシ社製)を用いて流速
2711//minで精製した。
精製したモノクローナル抗体を100mMクエン酸緩衝
液(pH5,0)中で13mg/mlに調整し、水酸化
シアノホウ素ナトリウム(N a CN B H3)を
20■添加した。この抗体溶液を2本のシリンジを用い
て、アルデヒドカラム(CHROMATOPアルデヒド
カラム、4.6mmφX10cm、  日本ガイシ社製
)中で20分間往復させ、抗体をカラム中に固定化した
。固定後、100mMクエン酸緩衝液(pH5,0)、
 l 0mMクエン酸緩衝液(pH3,3) 。
]OmMリン酸緩衝液(pH7,0)、 l OmM炭
酸緩衝液(pH7,4)、IM  NaCf添加10m
Mリン酸緩衝液(pH7,0)を用いて、それぞれ順次
5ml/minの流速で5分間洗浄し、未反応のリガン
ドを除去した。
未反応の抗体量をELTSA法で測定することにより、
固定化された抗体量を算出した。その結果、未反応のり
ガントとして溶出された抗体量は0.6■であり、最終
的に12.4■の抗体をカラムに固定化することができ
た。
実施例2 実施例1で作製したモノクローナル抗体アフィニティ力
ラムを用いて、実際に伝染性膵臓壊死症ウィルスの精製
を検討した。まず、ストックした伝染性膵臓壊死症ウィ
ルス(IPNV、VR299株)をMEM (日永製薬
社製)培地に10%の牛脂児血清と1.6%の1Mトリ
ス緩衝液及び0.075%のNaHCO,を添加したM
EM+o−T r i s培地を用いたシロサケ由来の
CH3E−214細胞培養液に接種した後に、15°C
で約1週間培養した。
培養後、ウィルス培養液を冷却遠心分離し、細胞画分を
取り除いた後、上清を0.22μmのフィルターで濾過
した。濾過したウィルス液を、150mMNacl添加
10mMリン酸緩衝液(pH7,2)で平衡化した上記
実施例1で作製した抗体固定化カラムに直接、流速1m
l/minで負荷した。
ウィルスを負荷後、カラム中に吸着されなかったウィル
ス以外の牛脂児血清等のタンパクを650mMNaCl
!添加10mMリン酸添加液(pH7,2)て洗い流し
た。カラム中の抗体に吸着したウィルス粒子は、100
mMグリシン−HCj?  緩衝液(pH2,8)で流
速2ml/minで溶出させた後に、3.48M酢酸緩
衝液(pH2,8)でカラムの洗浄を行った。溶出液は
6NのNaOHで直ちに中性に戻した後に、ウィルスの
感染価をプラーク法により調べた。なお、精製前と精製
後のウィルスサンプルのタンパク濃度はBio−Rad
社のタンパク定量法において行ない、ウィルスの精製度
はSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法により確認
した。
その結果、100mMグリシンHCf緩衝液による溶出
画分に、単一ピークのIPNV画分を得た。
結果を第1図に示した。また、得られたIPNV画分は
、タンパク量にして233μgであり、その回収率は、
プラーク法で調べたところ、87%であった。これらの
結果は第1表に示した。
第1表 1元伝染性膵臓壊死症ウィルス戸イニテイ力ラムにより
精製された伝染性膵臓壊死症ウィルスの回収率総容量 
総タンパク量 総感染価(PFU)培養上清  400
m1 749400μg   9.2X 10”非吸着
画分 400m1 740400μg   2,0XI
O”ウィルス画分       5ml      2
33.czg     8.0xlO”回収率 100% 2% 87% 精製したI PNVのタンパクをSDSポリアクリルア
ミドゲル電気泳動を調べたところ、第2図に示すように
、レーン2(IPNVの培養上清)及びレーン3(IP
NVの非吸着画分)のI PNV培養上清中に含まれる
牛脂児血清中のタンパクはほとんど観察されなかった。
しかもレーン4に示すようにI PNVの精製タンパク
であるβタンパク及びγタンパクがほとんど夾雑物質を
含まず観察され、抗I PNVモノクローナル抗体アフ
ィニティカラムによりほぼ完全にIPNVが精製される
ことか確認された。
〔発明の効果〕
本発明の方法は、これまでサケ科魚類の伝染性膵臓壊死
症ウィルスの分子生物学的研究を行なう際に不可欠であ
ったショ糖や塩化セシウム等の密度勾配を用いた超遠心
分離法によるウィルスの精製に代わり、簡便かつ迅速、
しかも高純度にウィルスを精製できるものであり、今後
の他色類ウィルスの精製にも応用することか可能な方法
である。
さらには、本発明で作製したモノクローナル抗体アフィ
ニティ力ラムをスケールアップし、遺伝子組換え手法等
も応用して、大量培養した大腸菌等の培養液から、モノ
クローナル抗体4PG−3Nが認識するIPNVのタン
パクのみを精製することもでき、コンポーネントワクチ
ンの生産が可能となった。
【図面の簡単な説明】 第1図は、伝染性膵臓壊死症ウィルスの培養上清から、
抗伝染性膵臓壊死症ウィルスモノクローナル抗体アフィ
ニティ力ラムにより伝染性膵臓壊死症ウィルスが精製さ
れることを示す図である。 第2図は、抗伝染性膵臓壊死症ウィルスモノクローナル
抗体アフィニティカラムにより精製された伝染性膵臓壊
死症ウィルスのSDSポリアクリルアミ ドゲル電気泳動図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抗伝染性膵臓壊死症ウイルスモノクローナル抗体を固定
    化したアフィニティカラムを用いることを特徴とする伝
    染性膵臓壊死症ウィルスの精製法。
JP13538190A 1990-02-20 1990-05-28 モノクローナル抗体アフィニティカラムによるウイルスの精製法 Pending JPH0430789A (ja)

Priority Applications (2)

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JP13538190A JPH0430789A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 モノクローナル抗体アフィニティカラムによるウイルスの精製法
CA 2035965 CA2035965A1 (en) 1990-02-20 1991-02-07 Process for producing highly purified monoclonal antibodies and methods for purification of viruses by monoclonal antibody affinity column

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