JPH04309947A - 銀塩拡散転写法用受像要素 - Google Patents

銀塩拡散転写法用受像要素

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JPH04309947A
JPH04309947A JP7519991A JP7519991A JPH04309947A JP H04309947 A JPH04309947 A JP H04309947A JP 7519991 A JP7519991 A JP 7519991A JP 7519991 A JP7519991 A JP 7519991A JP H04309947 A JPH04309947 A JP H04309947A
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JP
Japan
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polyolefin
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front side
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Application number
JP7519991A
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English (en)
Inventor
Seitaro Horie
堀江 征太郎
Toshihiro Watanabe
敏弘 渡辺
Hirokazu Yoshinaga
吉永 廣和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】紙の両側にポリオレフィン層を有
する支持体の現像液と接する側(表側と規定する)にセ
ルロースエステルあるいは再生セルロース層を少なくと
も一層塗設し、支持体の裏面側にはゼラチンを含有する
層を少なくとも一層塗設した銀塩拡散転写法用受像要素
において、該支持体の裏面側のポリオレフィン層の厚み
と表側のポリオレフィン層の厚みの比が0.9−1.2
であることを特徴とする銀塩拡散転写法用受像要素。本
発明は、銀塩拡散転写法写真感光材料に関するものであ
り、特に銀塩拡散転写法用受像要素に関し、詳しくは銀
塩拡散転写法により得られた写真プリントのカールを改
良することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ハロゲン化銀などの銀塩を利用した
拡散転写写真法がよく知られている。このような写真法
においては露光されたハロゲン化銀写真乳剤を含有する
感光要素と、銀沈殿核を含有する受像要素とを重ねあわ
せこれら二つの要素の間に現像主薬の存在下でハロゲン
化銀溶剤を含むアルカリ性処理液を塗り付けて処理する
ことにより、受像要素上に直接にポジの銀画像を得る方
法が知られている。この方法では、感光要素中の末露光
のハロゲン化銀乳剤が、ハロゲン化銀溶剤により溶解さ
れて銀イオン錯体としてアルカリ性処理液中に溶けだし
、受像要素に転写して、受像要素中で銀沈殿核の作用に
より銀画像として沈殿することによって、直接ポジ画像
が形成される。この方法で用いられる受像要素は通常バ
ライタ紙、ポリエチレンラミネート紙、ラッカー紙、合
成紙などの紙支持体あるいはアセチルセルロース、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリスチレンなどのフィルム
支持体が知られているが、 1)拡散転写現像を開始して剥離するまでの時間が必ず
しも30秒〜60秒の短時間ばかりではなく、10分以
上かかるような用途もある。剥離するまでの時間が長い
と高アルカリ性処理液に接する時間が長くなるために例
えば、バライタ紙やアセチルセルロースのように支持体
の表側が充分な耐水性を有していないものは支持体の力
学的強度が低下して剥離する時に受像シートに凹凸が生
じたり、支持体内で剥がれるという不都合が生じやすい
。 2)ポリエチレンフタレートやポリスチレン等の支持体
では、証明写真として用いられる場合には所定の刻印が
明瞭に打てないという不都合が生じることがある。 等の理由から紙の両側をポリエチレンのごときポリオレ
フィンでラミネートした支持体が適切、便利である。こ
のような支持体の上にゼラチン、エルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、再生セルロース
、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デン
プン、アラビアゴム、コロイダルシリカなどから選ばれ
るアルカリ浸透性のポリマーバインダーの中に硫化パラ
ジウム、硫化ニッケル、硫化銀などの金属硫化物、ある
いは金、銀、パラジウムなどの貴金属コロイドから選ば
れる銀沈殿核を含有する受像層を設けることにより受像
要素が作られている。これらの受像要素を改良するため
に以前から数多くの発明がなされてきた。これらの中で
受像要素のバインダーとして再生ロースを用いる方法が
知られている。すなわち米国特許第3,179,517
号にはアセチルセルロースフィルムをアルカリで加水分
解して再生セルロース層を形成しその後でその再生セル
ロース層を金塩溶液と還元剤溶液とに浸漬して、その層
の中で反応させて金コロイドの銀沈殿核にすることによ
って受像要素を形成する方法が記載されている。また特
公昭46−43944号にはアセチルセルロースの中に
銀沈積核を分散して支持体上に塗布してからアセチルセ
ルロースを加水分解して再生セルロースにすることによ
り受像要素を作成する方法が記載されている。さらに米
国特許第4,163,816号にはアセチルセルロース
を溶液中で酸で加水分解し、低酢化度のアセチルセルロ
ースに変えて支持体上に塗布することによって作成する
受像要素について記載されている。また一般に拡散転写
法写真は通常の写真法と異なって、撮影される時の温度
が現像温度になるため低温では現像時間が長く、高温で
は現像時間が短くなるような仕組みが必要である。この
要求を満たすために現像液のアルカリを中和させるため
の中和層と、アルカリの中和速度を温度に応じて制御す
るための中和タイミング層が適用されるが、この中和タ
イミング層としてもセルロースエステルがよく用いられ
、さらには中和層のバインダーとしても用いられること
がある。このようにアセチルセルロースあるいは再生セ
ルロースは銀塩拡散写法用受像要素のバインダーとして
よく知られた、また非常に有用な材料である。銀塩拡散
転写法用受像要素にはまた現像時に暗室を構築するため
の遮光の機能が必要である。剥離型の銀塩拡散転写法用
受像要素においては支持体に遮光機能を組み込むか、バ
ック層に遮光機能を組み込むことが一般に知られている
が、遮光機能を有していない支持体は市販の物が多様に
、且つ容易に入手できるので、言い換えれば、遮光機能
を組み込んだ支持体は比較的入手しにくいのでバック側
の層に遮光機能を組み込むことの方がより便利であると
いえる。遮光機能を有するバック層については例えば米
国特許第3,752,692号あるいは特開昭61−4
8845に記載されている。遮光剤としてはカーボンブ
ラックのごとく全可視光域にわたって光を吸収する黒色
物質が特に有用であるが、イエロー、マゼンタ、シアン
等の各単色の染料を混合して黒色にしてもよい。遮光剤
を分散あるいは添加するバインダーとしては水溶性ポリ
マーでも水不溶性ポリマーでも有用であるが、バック層
はまた鉛筆等による筆記性の機能を有することが好まし
いこと、また黒色が最外層では美的見地からは好ましく
ないこと等により、黒色層の上にさらに白色顔料を塗設
することが商品としては望ましい。この目的のためには
水溶性のポリマー、特にゼラチンに遮光剤や白色顔料を
分散あるいは添加して、二層以上の多層を同時に塗布す
ることが容易であるので水不溶性ポリマーを用いる場合
よりも工業的に有利である。このように受像要素の表側
(現像液と接する側)にセルロースエステルあるいは再
生セルロースを塗設し、裏面側にはゼラチンを含有する
層を塗設した銀塩拡散転写法用受像要素はしかしながら
表側の材料と裏面側の材料との湿度と温度、特に湿度に
よる伸縮の度合いが大きく異なるためカールしやすく、
プリントの平面性が保ちにくくなるという欠点が生じや
すい。さらにセルロースエステルを用いた受像要素は現
像液のアルカリにより、展開現像後にもプリントの保存
環境条件および時間とともにエステルの加水分解を受け
る程度が変化する。アセチルセルロースの場合はアルカ
リによる加水分解によって酢酸を放出するために加水分
解を受けていない状態に比べて体積が減少するため収縮
しやすくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】写真プリントがカール
すると観察に不便であったり、何らかの記録として台紙
等に貼付して保存しようとするときに貼付しにくかった
り、貼付した台紙がカールによってか反り返ってファイ
ルしにくい等の不都合がある。本発明はかかる問題を解
決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的は紙の両側に
ポリオレフィン層を有する支持体の現像液と接する側(
表側と規定する)にセルロースエステルあるいは再生セ
ルロース層を少なくとも一層塗設し、支持体の裏面側に
はゼラチンを含有する層を少なくとも一層塗設した銀塩
拡散転写法用受像要素において、該支持体の裏面側のポ
リオレフィン層の厚みと表側のポリオレフィン層の厚み
の比が0.9−1.2であることを特徴とする銀塩拡散
転写法用受像要素によって達成された。バインダーとし
てセルロースエステルを塗設した受像要素は前述のごと
く拡散転写現像した場合処理液のアルカリによって加水
分解される。アセチルセルロースの場合には加水分解に
より酢酸が発生し、プリントが保存される温湿度条件に
応じて系外に蒸発して出る。このためプリントは相対的
に表側に収縮する傾向を有することが分かった。また受
像要素に用いられるバインダーは有機溶媒にしか溶けな
いものが多く、この有機溶媒は一般には塗布の乾燥工程
で完全に除去してしまうことは難しく、ある程度の量が
受像要素中に残っている。この残留溶媒もプリントを保
存中に徐々に系外に蒸発してやはりプリントの表側に収
縮する傾向を持つことが分かった。このように、紙の両
側にポリオレフィンをラミネートした支持体の表側にセ
ルロースエステルおよび/あるいは再生セルロースの層
を有し、裏面にゼラチンを含有する層を有する銀塩拡散
転写法用受像要素から得られたプリントは表側に収縮し
た形でカールしやすい。我々は該支持体の裏面側のポリ
オレフィンと表側のポリオレフィンの厚みの比が0.9
−1.3であるポリオレフィンラミネート支持体を用い
ることにより上記カールの問題を実用上問題にならない
レベルまで解決できることを見いだした。厚み比が0.
9より小さいとプリントが表側に収縮したカールの低減
が不十分で、また1.3より大きいと、プリントのカー
ル低減効果は大きいが銀塩拡散転写法用受像要素を作製
するための塗布工程において例えば塗布液が均一に支持
体上にのらないとか、加工工程において例えば受像要素
と感光要素とを整列して重ね合わせることが困難になる
等の弊害を有することが分かった。本発明で記載する銀
塩拡散転写法用受像要素は、支持体の一方の側の上に順
次、アルカリ中和層、中和タイミング層、銀沈殿核層を
塗設し、支持体のもう一方側(バック側)の上に順次、
遮光層、白色顔料層を塗設したものである。アルカリ中
和層と中和タイミング層の間に画像安定化のための層、
銀沈殿核層の上に保護層(剥離層)を、またバック側の
白色顔料層の上に保護層を塗設してもよい。本発明で用
いられる支持体のポリオレフィンはポリエチレンあるい
はポリオレフィン層の厚みは表側、裏側ともに各々10
−60μmで好ましくは20−40μmである。表側あ
るいは表側と裏面側のポリオレフィン層には白色顔料が
分散されている。白色顔料としては例えば二酸化チタン
(チタンホワイト)、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ
、アルミナ、ステアリン酸バリウム等が挙げられるが、
なかでも二酸化チタンが好ましく、アナターゼ型でもル
チル型でもよい。支持体の反射率が38−700nmで
80%以上になるように白色顔料を添加する。本発明の
アルカリ中和層、中和タイミング層およびケン化する前
の銀沈殿核層(受像層)に使用されているセルロースエ
ステルはセルロースの水酸基の一部または全部がエステ
ル化されたものであれば原理上はどれでも適用でき、酢
酸セルロース、プスピオン酸セルロース等の脂肪酸セル
ロース、硫酸セルロース、リン酸セルロース等の無機酸
セルロース等が挙げられる。セルロースの水酸基のエス
テルへの置換度についても使用する溶媒組成、ケン化反
応の速度、受像層の写真活性(溶解した銀の吸着度)に
よって上記セルロースエステルの中から適したものを選
ぶことになるが、一般には酢酸セルロースが好ましい。 また酢酸セルロースの置換度の好ましい範囲は1.53
(酢化度  40%)から2.7(酢化度  58%)
で更に好ましい置換度は1.7−2.6である。本発明
ではアルカリ中和層には例えば特公昭48−33697
号に記載されているような重合体酸などが用いられる。 好ましい重合体酸としては無水マレイン酸共重合体、例
えばスチレン/無水マレイン酸共重合体、メチルビニル
エーテル/無水マレイン酸共重合体、エチレン/無水マ
レイン酸共重合体等、アクリル酸共重合体メタクリル酸
共重合体、例えばアクリル酸/アルキルアクリレート共
重合体、アクリル酸/アルキルメタクリレート共重合体
、メタクリル酸/アルキルアクリレート共重合体、メタ
クリル酸/アルキルメタクリレート共重合体等が挙げら
れる。またこれらの重合体酸とセルロースエステルのご
ときアルカリ非浸透性ポリマーと混合して、あるいはア
ルカリ浸透性ポリマーと混合して中和層に用いることが
できる。重合体酸の塗布量は現像液中に含まれるアルカ
リ量で最適値が変化するが現像液のアルカリ量に対して
25−100モル%が好ましく、より好ましくは40−
100モル%である。中和タイミング層には例えばゼラ
チン、ポリビニルアルコールポリアクリルアミド、部分
的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、β−ヒドロキシエ
チルメタクリレートとエチルアクリレートとの共重合体
、またはアセチルセルロース等が主成分として使用され
ることがよく知られているが、なかでもアセチルセルロ
ースが好ましい材料である。再生セルロースバインダー
の中に銀沈殿核を含有する受像層には米国特許第3,7
56,825号、西独特許1,903,741号、フラ
ンス特許2,090,476号、特開昭63−2477
55号、エイ・ロット(A.Rott) 、イー・ウエ
イド(E.Weyde)、“フォトグラフィック・シル
バー・ディフュージョン・トランスファー・プロセシー
ズ(Photographic Silver Dif
fusion Transfer Processes
) 、フォーカル・プレス・ロンドン1972(Foc
al Press, London,1972)の第3
・2・4・4章の61−65頁に記載されている如く色
調剤を用いることができる。銀塩拡散転写法写真の画像
の保存性を改良するために受像層と支持体との間にヨウ
素イオンを捕獲するための層を塗設してもよく、また例
えば特開昭59−231537号に記載されている。如
き画像保存性改良剤を受像要素中に含有させてもよい。 受像層の上には銀塩拡散転写写真プリントの表面の光沢
や平滑性をよくしたり、受像層が傷つくのを防止したり
するために剥離層あるいは保護層を塗設してもよい。ま
たバック層の最外層には遮光層および/あるいは白色層
が外力によりひっかき傷がついたり、膜剥がれしたりす
るのを防止ずるための保護層が塗設されていてもよい。 該保護層もゼラチンを含有する層であることが好ましく
、筆記性を付与したりブロッキングを防止するためにマ
ット剤が分散されていてもよい。遮光層、白色顔料層、
およびこれらの保護層の塗布液には当業界ではよく知ら
れている界面活性剤、増粘剤、硬膜剤、柔軟化剤、湿潤
剤等を含んでいてもよい。 これらのバック側の層に用いられるゼラチンは、アルカ
リ処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、
アミノ基あるいはカルボキシ基を一部修飾したゼラチン
のうちいずれでもよい。遮光層に用いられる黒色物質の
量は一概には言えないが、感度ISO 3000のハロ
ゲン化銀写真感光材料が遮光層を通して15万ルックス
で10秒間光を照射されても光に被ることがない量用い
ることが好ましい。遮光層を隠すための白色顔料層に用
いられる顔料あるいは粒状物質の量も一概には言えない
が、鉛筆、ペン等を用いて筆記した場合に大抵の色につ
いて筆記された内容が容易に識別できる程度に黒色を隠
せる量だけ用いることが好ましい。バック側の層に塗布
されるバインダー量は表側に塗布されるバインダーの量
とほぼ同じであることが好ましい。拡散転写法は写真業
界では周知であり、その詳細については説明を省略する
。この拡散転写法では多くの種類の写真材料を作ること
ができる。すなわち、ハロゲン化銀写真乳剤を含む感光
要素が支持体上に塗布された感光材料と受像要素を重ね
合わせて、処理要素であるアルカリ性処理組成物、例え
ば現像主薬とハロゲン化銀溶剤とを含む高粘度のあるい
は低粘度のアルカリ性処理組成物を前記二つの要素の間
に展開することによって転写画像を得ることが知られて
おり、本発明の実施にはこの方式が有利に用いられる。 本発明で用いられる感光要素は支持体上に一種またはそ
れ以上のハロゲン化銀乳剤を含む感光層を有し、この分
野で知られている感光要素ならいずれも適用できる。ハ
ロゲン化銀は高感度の沃臭化銀(ヨード含有1−10モ
ル%)が特に好ましい。これらは適当な保護コロイド物
質、例えばゼラチン、ガゼイン、アルブミン、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリルアミド等に分散される。こ
のような用途に適当な乳剤はピー・グラフキデ(P.G
lafkides)著シミ・エ・フィジィーク・フォト
グラフィーク(Chimie et Physique
 Photographique 、Paul Mon
tel 社刊 ,1967年)、ジー・エフ・ダフィン
(G.F.Duffin) 著、フォトグラフィック・
エマルジョン・ケミストリー(Photographi
c Emulsion Chemistry,The 
FocalPress 社刊)ヴィ・エル・ゼリクマン
等(V.L.Zelikman et al.)のメー
キング・アンド・コーティング・フォトグラフィック・
エマルジョン(Making and Coating
 Photographic Emulsion,Th
e Focal Press社刊 ,1964年)等に
記載された方法で調製することができる。これらのハロ
ゲン化銀乳剤は必要に応じて化学増感、分光増感、強色
増感を行なうことができる。また当業界でよく知られて
いるカブリ防止剤、硬膜剤、現像促進剤、界面活性剤、
帯電防止剤などを添加することもできる。また感光層の
上に保護層を設け、物理的損傷から感光層を保護し、さ
らに保護層にはマット剤粒子を分散させて表面のすべり
性を改良し、またブロッキングを防止することもできる
。本発明で用いられる処理要素としては、種々の処理組
成物が用いられるが、好ましくは処理組成物には現像主
薬とハロゲン化銀溶剤とアルカリ剤とが含まれているが
、目的に応じて現像主薬および/あるいはハロゲン化銀
溶剤を感光要素中および/あるいは受像要素中に含ませ
ておくこともできる。適当なハロゲン化銀現像主薬には
少なくとも二つのヒドロキシルおよび/またはアミノ基
がベンゼン核のオルトまたはパラ位に置換されているベ
ンゼン誘導体、例えばハイドロキノン、アミドール、メ
トール、グリシン、p−アミノフェノールおよびピロガ
ロールおよびヒドロキシルアミン類、特に第一級および
第二級脂肪族および芳香族N−置換またはβ−ヒドロキ
シルアミン類で、これらは水性アルカリに可溶性であり
、例えばヒドロキシアルアミン、N−メチルヒドロキシ
ルアミン、N−エチルヒドロキシルアミンおよび米国特
許第2,857,276号に記載さているものおよび同
3,293,034号に記載されている如きN−アルコ
キシアルキル置換ヒドロキシルアミン類が包含される。 特開昭49−88521号に記載されているテトラヒド
ロフルフリル基をもつヒドロキシルアミン誘導体も用い
られる。また西独特許出願(OLS)2,009,05
4、同2,009,055および同2,009,078
号に記載されているアミノレダクトン類や、米国特許第
4,128,425号に記載されている複素環アミノレ
ダクトンも用いられる。さらに米国特許第3,615,
440号に記載されているテトラアルキルレダクチン酸
も用いることができる。また補助現像剤のフェニドン化
合物、p−アミノフェノール化合物およびアスコルビン
酸と上記現像剤を併用することができる。 適当なハロゲン化銀溶剤には通常の定着剤、例えばナト
リウムチオサルフェート、ナトリウムチオシアネート、
アンモニウムチオサルフェートおよびその他上述の米国
特許第2,543,181号に記載されているもの、お
よび環式イミドと窒素塩基の組み合わされたもの例えば
バルビツレート、またはウラシルとアンモニアまたはア
ミンと組み合わされたもの、および米国特許第2,85
7,274号に記載されているような組合せが包含され
る。
【0005】
【実施例】以下に具体的に実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明するが具体的のみに限定されるものではない
。〔  〕内の数値は固形分換算の塗布量をg/m2で
示すものである。 実施例1 1.受像シートの作成 表側と裏側のポリエチレンの厚みが異なる三種類のポリ
エチレンラミネート支持体の上に順に次の層を塗設して
受像シート(A),(B),(C)を作成した。 1)支持体 (A)厚さ150μmの紙の表側に10g/m2相当分
の二酸化チタンを分散したポリエチレンを厚さが32μ
mになるようにラミネートし、裏側には単にポリエチレ
ンを24μmになるようにラミネートした支持体。裏側
と表側のポリエチレンの厚みの比は0.75である。 (B)表側のポリエチレンの厚さが22μmで裏側のポ
リエチレンの厚さが25.5μmである以外は(A)に
同じ。裏側と表側のポリエチレンの厚みの比は1.16
である。 (C)表側のポリエチレンの厚さが27μmで裏側のポ
リエチレンの厚みが24.3μmである以外は(A)に
同じ。裏側と表側のポリエチレンの厚みの比は0.90
である。 2)中和層  (A),(B),(C)とも共通で酢酸
セルロース(酢化度  53%)を〔6.0〕メチルビ
ニルエーテル/無水マレイン酸共重合体を〔4.0〕 ユビテックス(Uvitex) OB(チバガイギー社
商品名)を〔4.0〕 3)中和タイミング層酢酸セルロース(酢化度  55
%)を〔8.5〕 4)受像層 酢酸セルロース(酢化度  53%)を〔2.0〕硫化
パラジウムを〔7.5×10−4〕5)ケン化および水
洗 6)剥離層 ブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体(モル比 
 15:85)を〔0.04〕 上記表側の層を塗設後、支持体の裏面側に下記バック層
を塗設した。 7)遮光層 カーボンブラックを〔4.0〕 ゼラチンを〔10.0〕 8)白色層 二酸化チタンを〔6.0〕 ゼラチンを〔2.1〕 2.感光シートの作成 支持体(黒色ポリエステルフィルム)の上に順に次の層
を設けた。 1)平均粒子径1.0μの沃臭化銀(ヨウ素含量  6
.5モル%)を〔銀量換算で0.59〕 2)保護層としてゼラチンを〔0.7〕ポリメチルメタ
クリレート粒子を〔0.1〕3.処理液の調製 下記組成のものを調製した。     40%水酸化カリウム水溶液        
                        3
23cc    二酸化チタン           
                         
              3g    ヒドロキシ
エチルセルロース                 
                 79g    酸
化亜鉛                      
                         
 9.75g    N,N−ビス−メトキシエチルヒ
ドロキシアミン                75
g    トリエタノールアミン水溶液       
                     17.1
4g      (水6.2部に対してトリエタノール
アミン4.5部)    テトラヒドロピリミジンチオ
ン                        
      0.4g    2,4−ジメルカプトピ
リミジン                     
     0.35g    ウラシル       
                         
                    80g  
  水                      
                         
       1193g感光シートを色温度5400
Kの光源をもつ感光計を用いて露光した後、この露光済
みの感光シートと前記の受像シートとを重ね、その間に
前記処理液を0.04mmの厚さで展開して拡散転写現
像し、25℃の雰囲気で現像を開始して30秒後に受像
シートを感光シートから分離(剥離)してポジ画像を得
た。このようにして得られたプリント(A),(B),
(C)を各三枚ずつ作成し一組は25℃,20%RHで
、一組は25℃,60%RHで、さらにもう一組は25
℃,80%RHでそれぞれ10日間保存した時のカール
の程度を評価した。カールの評価は下記のようにして行
なった。 1)カールを円の一部と近似したときに円の中心が画像
のある側にあれば正の値をとり、画像と反対側に円の中
心があれば負の値をとる。 2)プリントを水平面に静置したときの高さの最大値(
mm単位で表示)をカール値とする。絶対値が小さいほ
どカールが少なく好ましいことを示す。 第一表に試料(A),(B),(C)の各保存条件にお
けるカールの評価結果が示されている。
【0006】
【表1】
【0007】第一表から支持体の裏面側のポリエチレン
の厚みと表側のポリエチレンの厚みの比が0.9以上の
支持体を用いた受像シート(B),(C)はプリントの
カールが小さくなることが分かる。 実施例2 表側と裏側のポリエチレンの厚みが異なる二種類のポリ
エチレンラミネート支持体の上に順に次の層を塗設して
受像シート(D),(E)を作成した。 1)支持体 (D)厚さ148μmの紙の表側に14g/m2相当分
の二酸化チタンを分散したポリエチレンを厚さが30μ
mになるようにラミネートし、裏側には単にポリエチレ
ンを22μmになるようにラミネートした支持体。裏側
と表側のポリエチレンの厚みの比は0.73である。 (E)表側のポリエチレンの厚さが26μmで、裏側の
ポリエチレンの厚さが26μmである以外は(D)に同
じ。裏側と表側のポリエチレンの厚みの比は1.0であ
る。 2)中和層 (D),(E)共通で実施例1に同じ。 3)中和タイミング層 (D),(E)共通で実施例1に同じ。 4)受像層 (D),(E)共通で実施例1に同じ。 5)剥離層 (D),(E)共通で実施例1に同じ。 なおこれら受像シート(D),(E)とともに表側のポ
リエチレンの厚さが21μmで裏側のポリエチレンの厚
さが31μm、裏側と表側のポリエチレンの厚みの比が
1.48の支持体に2)〜5)の層を塗設しようと試み
たが支持体の負のカールが大きく塗布工程を通すことが
実用上不可能であった。上記表側の層を塗設後、支持体
の裏面側に下記バック層を順に塗設した。 6)遮光層 (D),(E)共通で カーボンブラックを〔4.0〕 ゼラチンを〔10.0〕 7)白色層 (D),(E)共通で 二酸化チタンを〔6.0〕 ゼラチンを〔2.1〕 実施例1と同じ感光シートおよび処理液を用いて同様に
露光、拡散転写現像した。25℃の雰囲気で現像を開始
してから1分後に受像シートを感光シートから剥離して
ポジ画像を得た。実施例1と同じ感光シートおよび処理
液を用いて同様に露光、拡散転写現像した。25℃の雰
囲気で現像を開始してから1分後に受像シートを感光シ
ートから剥離してポジ画像を得た。このようにして得ら
れたプリント(D),(E)を各湿度にはそれぞれ1日
ずつ40%RH→80%RHの湿度サイクルで14日間
(すなわちテスト開始して奇数日は40%RHで偶数日
は80%RHである)保存して実施例1と同様にしてプ
リントのカールの程度を評価した結果は第二表に示され
ている。
【0008】
【表2】
【0009】第二表から裏側のポリエチレン厚みと表側
のポリエチレン厚みの比が、0.9以上の受像シート(
E)はプリントのカールが小さく、好ましいことが分か
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紙の両側にポリオレフィン層を有する
    支持体の現像液と接する側(表側と規定する)にセルロ
    ースエステルあるいは再生セルロース層を少なくとも一
    層塗設し、支持体の裏面側にはゼラチンを含有する層を
    少なくとも一層塗設した銀塩拡散転写法用受像要素にお
    いて、該支持体の裏面側のポリオレフィン層の厚みと表
    側のポリオレフィン層の厚みの比が0.9−1.2であ
    ることを特徴とする銀塩拡散転写法用受像要素。
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