JPH0431073Y2 - - Google Patents
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- JPH0431073Y2 JPH0431073Y2 JP19695987U JP19695987U JPH0431073Y2 JP H0431073 Y2 JPH0431073 Y2 JP H0431073Y2 JP 19695987 U JP19695987 U JP 19695987U JP 19695987 U JP19695987 U JP 19695987U JP H0431073 Y2 JPH0431073 Y2 JP H0431073Y2
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はリサイクル性、柔軟性、細菌封鎖性な
らびに防水、防汚性に優れた医療用パツチに関す
る。
らびに防水、防汚性に優れた医療用パツチに関す
る。
[従来の技術]
従来から医療用パツチとして、ポリエステル繊
維などの合成繊維編織物に弗素樹脂を含浸せしめ
たものが知られている。
維などの合成繊維編織物に弗素樹脂を含浸せしめ
たものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、ポリエステル系繊維などの合成繊維は
耐薬品性に欠ける欠点および人体組織内における
オリゴマー、不純物の溶出問題があり、さらに合
成繊維との接着性かが悪く耐久性に問題があり、
リサイクル性の点でも問題のあるものであつて、
医療用材料としては問題があり、特に内蔵用パツ
チには実用できないものであつた。
耐薬品性に欠ける欠点および人体組織内における
オリゴマー、不純物の溶出問題があり、さらに合
成繊維との接着性かが悪く耐久性に問題があり、
リサイクル性の点でも問題のあるものであつて、
医療用材料としては問題があり、特に内蔵用パツ
チには実用できないものであつた。
本考案者らは、ポリテトラフロロエチレン系繊
維が、化学的に不活性で耐薬品性、非粘着性に優
れている素材である上に溶出物も刺激も極めて少
ないすぐれた特性を有することに着目し、鋭意検
討した結果、該繊維を極細化することに成功し、
従来からの問題点であつた粗硬で、重くて取扱い
にくく、形状に対する適応性に欠けるなどの欠点
を克服し、本考案を達成したものである。
維が、化学的に不活性で耐薬品性、非粘着性に優
れている素材である上に溶出物も刺激も極めて少
ないすぐれた特性を有することに着目し、鋭意検
討した結果、該繊維を極細化することに成功し、
従来からの問題点であつた粗硬で、重くて取扱い
にくく、形状に対する適応性に欠けるなどの欠点
を克服し、本考案を達成したものである。
本考案は、柔軟性ならびに細菌封鎖性を具備
し、更に防汚性、汚れ除去性、防水性にもすぐれ
た素材であつて、さらにリサイクル性、耐摩耗性
などの性能にも優れた耐久性に富む医療用パツチ
を提供するものである。
し、更に防汚性、汚れ除去性、防水性にもすぐれ
た素材であつて、さらにリサイクル性、耐摩耗性
などの性能にも優れた耐久性に富む医療用パツチ
を提供するものである。
本考案は、極細ポリテトフロロエチレン系繊維
を用いることにより達成され、薄くて軽量の編織
物を医療用のパツチとして適用したものである。
を用いることにより達成され、薄くて軽量の編織
物を医療用のパツチとして適用したものである。
本考案によれば、臓器の補助縫合材や補強材、
欠損部の修復材に特に有効である。
欠損部の修復材に特に有効である。
[問題点を解決するための手段]
本考案はかかる目的を達成するために、次の構
成を有する。すなわち、 (1) 単繊維繊度が3.5d以下のポリテトラフロロエ
チレン系繊維からなる編織物であつて、該編織
物の少なくとも片面の繊維が扁平化されている
ことを特徴とする医療用パツチ。
成を有する。すなわち、 (1) 単繊維繊度が3.5d以下のポリテトラフロロエ
チレン系繊維からなる編織物であつて、該編織
物の少なくとも片面の繊維が扁平化されている
ことを特徴とする医療用パツチ。
(2) 該編織物が、弗素樹脂を含有している実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の医療用パツチで
ある。
案登録請求の範囲第(1)項記載の医療用パツチで
ある。
本考案の医療用パツチはPTFE系繊維100%か
らなる編織物である点に特徴を有する。
らなる編織物である点に特徴を有する。
本考案を図面により説明する。
第1図は本考案に係る医療用パツチの一例を示
した断面模式図である。
した断面模式図である。
第1図において医療用パツチ1は、ポリテトラ
フロロエチレン系繊維の単繊維繊度1.7dからなる
マルチフイラメント系からなる経糸2と同じ糸か
らなる緯糸3から構成された織物で構成されてい
る。そして該パツチ1の経糸2および緯糸3の
内、表面および裏面にあらわされているフイラメ
ントは扁平化4されている。
フロロエチレン系繊維の単繊維繊度1.7dからなる
マルチフイラメント系からなる経糸2と同じ糸か
らなる緯糸3から構成された織物で構成されてい
る。そして該パツチ1の経糸2および緯糸3の
内、表面および裏面にあらわされているフイラメ
ントは扁平化4されている。
かかる扁平化によつて、編織物面が圧縮されて
開口面積を減少せしめることができる結果、体液
の侵出を抑制し、生体形状に沿つて密着させ得る
などの効果を発揮する。かかる扁平化は少なくと
も一面、好ましくは両面において施される。
開口面積を減少せしめることができる結果、体液
の侵出を抑制し、生体形状に沿つて密着させ得る
などの効果を発揮する。かかる扁平化は少なくと
も一面、好ましくは両面において施される。
しかし、用途によつては体液の侵出を極力回避
したいか、あるいは液密状態にしたい場合には、
さらに弗素系の樹脂をコーテイングまたは含浸し
て緻密化したものが適用される。本考案では、編
織物も樹脂も同系弗素化合物である点で両者の接
着性は抜群であり、所望の緻密度を達成すること
ができる。
したいか、あるいは液密状態にしたい場合には、
さらに弗素系の樹脂をコーテイングまたは含浸し
て緻密化したものが適用される。本考案では、編
織物も樹脂も同系弗素化合物である点で両者の接
着性は抜群であり、所望の緻密度を達成すること
ができる。
かかる弗素系樹脂としては、本考案で使用する
PTFE系繊維を製造する原料であるPTFE系樹脂
デイスパージヨンが適用される。
PTFE系繊維を製造する原料であるPTFE系樹脂
デイスパージヨンが適用される。
かかる樹脂の付着(含浸)量は、編織物の目詰
めが達成される程度でよく、通常繊維重量の30重
量%以下の少量範囲で目的は達成される。
めが達成される程度でよく、通常繊維重量の30重
量%以下の少量範囲で目的は達成される。
たとえば、周辺部からの剥離や脱液を防止する
には、かかる樹脂を該パツチの周辺部のみに塗布
または含浸することでも目的は達成される。
には、かかる樹脂を該パツチの周辺部のみに塗布
または含浸することでも目的は達成される。
第2図に、第1図の医療用パツチ1に弗素樹脂
含浸皮膜5を形成した一例を示した。この例では
含浸しているが、かかかる樹脂皮膜は、液密性が
高ければよく、表裏面または中層のいずれか一層
に存在すれば用は足りる。
含浸皮膜5を形成した一例を示した。この例では
含浸しているが、かかかる樹脂皮膜は、液密性が
高ければよく、表裏面または中層のいずれか一層
に存在すれば用は足りる。
この皮膜5はPTFE系繊維製の医療用パツチ1
と親和性があるため、剥離しにくく、好都合に織
目を塞ぐ結果、体液の浸出がなく、表面偏平化に
より、生体の適用部ともよく密着するという効果
を発揮する。
と親和性があるため、剥離しにくく、好都合に織
目を塞ぐ結果、体液の浸出がなく、表面偏平化に
より、生体の適用部ともよく密着するという効果
を発揮する。
本考案のPTFE系繊維からなる編織物は、少な
くとも目付70g/m2、好ましくは80g/m2以上の
範囲で適用される。要するに密度が高い程血液漏
洩の問題もなく、安心して使用できるものであ
る。勿論、内蔵以外の皮膚に適用するものなどに
ついては、さらに低目付の極薄の編織物でも本考
案の目的は達成される。
くとも目付70g/m2、好ましくは80g/m2以上の
範囲で適用される。要するに密度が高い程血液漏
洩の問題もなく、安心して使用できるものであ
る。勿論、内蔵以外の皮膚に適用するものなどに
ついては、さらに低目付の極薄の編織物でも本考
案の目的は達成される。
本考案は極細のPTFE系繊維100%で構成した
ことにより、医療用パツチとしての性能を格段に
向上することができたものであり、しかも細菌封
鎖性、耐摩耗性、防汚性、汚れ除去性能などの性
能をも同時に達成し得たものである。
ことにより、医療用パツチとしての性能を格段に
向上することができたものであり、しかも細菌封
鎖性、耐摩耗性、防汚性、汚れ除去性能などの性
能をも同時に達成し得たものである。
本考案に用いるPTFE系繊維とは、テトラフロ
ロエチレンのホモポリマーまたは全体の90モル%
以上、好ましくは95モル%以上がテトラフロロエ
チレンであるコポリマーからなる繊維を意味す
る。この様なテトラフロロエチレンに共重合可能
な単量体としては、トリフロロエチレン、トリフ
ロロクロロエチレン、テトラフロロプロピレン、
ヘキサフロロプロピレンなどのフツ化ビニル化合
物やさらにプロピレン、エチレン、イソブチレ
ン、スチレン、アクリロニトリルなどのビニル化
合物があげられるが、これらに限定する必要はな
い。
ロエチレンのホモポリマーまたは全体の90モル%
以上、好ましくは95モル%以上がテトラフロロエ
チレンであるコポリマーからなる繊維を意味す
る。この様なテトラフロロエチレンに共重合可能
な単量体としては、トリフロロエチレン、トリフ
ロロクロロエチレン、テトラフロロプロピレン、
ヘキサフロロプロピレンなどのフツ化ビニル化合
物やさらにプロピレン、エチレン、イソブチレ
ン、スチレン、アクリロニトリルなどのビニル化
合物があげられるが、これらに限定する必要はな
い。
この様なモノマーの中でも、弗化ビニル系化合
物、特に弗素含有量の多い化合物であることが繊
維特性の上から好ましい。
物、特に弗素含有量の多い化合物であることが繊
維特性の上から好ましい。
本考案でいうPTFE系繊維は平均単繊維繊度の
細いもの程、医療用パツチ性能の好ましいものを
提供できる。したがつて、3.5d以下、好ましくは
2.0d以下、特に1.0d以下のものが選択される。
細いもの程、医療用パツチ性能の好ましいものを
提供できる。したがつて、3.5d以下、好ましくは
2.0d以下、特に1.0d以下のものが選択される。
このようなPTFE系繊維は小角X線散乱法によ
り2θ=1°の小角X線散乱強度を測定したときの値
が80cps以下、好ましくは50cps以下、特に好まし
くは40cps以下と小さい上に、広角X線回析法
(カウンター法)により測定した(110)面の結晶
サイズが95Å以上、好ましくは100Å以上の厚さ
を有するもので、強力や寸法安定性に優れてい
る。さらに、強度1.0g/d以上、好ましくは
1.5g/d以上、伸度30%以下、好ましくは20%以
下、乾熱収縮率(230℃×30′)20%以下、好まし
くは15%以下というバランス特性を有するものが
好ましい。
り2θ=1°の小角X線散乱強度を測定したときの値
が80cps以下、好ましくは50cps以下、特に好まし
くは40cps以下と小さい上に、広角X線回析法
(カウンター法)により測定した(110)面の結晶
サイズが95Å以上、好ましくは100Å以上の厚さ
を有するもので、強力や寸法安定性に優れてい
る。さらに、強度1.0g/d以上、好ましくは
1.5g/d以上、伸度30%以下、好ましくは20%以
下、乾熱収縮率(230℃×30′)20%以下、好まし
くは15%以下というバランス特性を有するものが
好ましい。
本考案に用いるPTFE系繊維の製造方法として
は、たとえば紡糸原液としてビスコースとPTFE
デイスバージヨンとの混合液を用い、これを凝固
浴中に吐出し、凝固した後、水洗精練する。精練
後アルカリ水に浸漬して絞つた後、乾燥するか、
そのまま焼成工程に導き、300〜450℃で焼成する
と共に、少なくとも5〜10倍延伸する。次いでこ
の焼成繊維は300〜340℃の高温雰囲気中で酸化熟
成することによつて得られる。
は、たとえば紡糸原液としてビスコースとPTFE
デイスバージヨンとの混合液を用い、これを凝固
浴中に吐出し、凝固した後、水洗精練する。精練
後アルカリ水に浸漬して絞つた後、乾燥するか、
そのまま焼成工程に導き、300〜450℃で焼成する
と共に、少なくとも5〜10倍延伸する。次いでこ
の焼成繊維は300〜340℃の高温雰囲気中で酸化熟
成することによつて得られる。
[考案の効果]
本考案は、柔軟性ならびに細菌封鎖性を具備
し、更に防汚性、汚れ除去性、防水性にもすぐれ
た、リサイクル性、耐摩耗性などの性能に優れた
耐久性に富む医療用パツチを提供するものであ
り、さらに薄くて軽量の編織物をパツチが提供で
きる効果を有する。
し、更に防汚性、汚れ除去性、防水性にもすぐれ
た、リサイクル性、耐摩耗性などの性能に優れた
耐久性に富む医療用パツチを提供するものであ
り、さらに薄くて軽量の編織物をパツチが提供で
きる効果を有する。
本考案によれば、臓器の補助縫合材や補強材、
欠損部の修復材、さらに皮膚の傷、炎症治療、し
み、そばかす、いぼ、魚の目治療などの医療保護
材としても有効である。
欠損部の修復材、さらに皮膚の傷、炎症治療、し
み、そばかす、いぼ、魚の目治療などの医療保護
材としても有効である。
第1図は本考案に係る医療用パツチを構成する
織物の断面模式図であり、第2図は第1図の織物
に弗素樹脂を付与したものを例示した断面模式図
である。 図中、1……医療用パツチ、2……経糸、3…
…緯糸、4……扁平化部分、5……弗素樹脂被膜
層。
織物の断面模式図であり、第2図は第1図の織物
に弗素樹脂を付与したものを例示した断面模式図
である。 図中、1……医療用パツチ、2……経糸、3…
…緯糸、4……扁平化部分、5……弗素樹脂被膜
層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 単繊維繊度が3.5d以下のポリテトラフロロエ
チレン系繊維からなる編織物であつて、該編織
物の少なくとも片面の繊維が扁平化されている
ことを特徴とする医療用パツチ。 (2) 該編織物が、弗素樹脂を含有している実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の医療用パツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19695987U JPH0431073Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19695987U JPH0431073Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01101539U JPH01101539U (ja) | 1989-07-07 |
| JPH0431073Y2 true JPH0431073Y2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=31487546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19695987U Expired JPH0431073Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431073Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP19695987U patent/JPH0431073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01101539U (ja) | 1989-07-07 |
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