JPH04311630A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPH04311630A
JPH04311630A JP3078022A JP7802291A JPH04311630A JP H04311630 A JPH04311630 A JP H04311630A JP 3078022 A JP3078022 A JP 3078022A JP 7802291 A JP7802291 A JP 7802291A JP H04311630 A JPH04311630 A JP H04311630A
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JP
Japan
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main
supercharging pressure
intake
supercharger
engine
Prior art date
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Application number
JP3078022A
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English (en)
Inventor
Toru Kidokoro
徹 木所
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Kunihiko Nakada
邦彦 中田
Yuji Kanto
関東 勇二
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH04311630A publication Critical patent/JPH04311630A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/007Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • F01N13/107More than one exhaust manifold or exhaust collector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの吸気系及び
排気系に主過給機及び副過給機を並列に配し、同エンジ
ンの運転状態に応じて過給機の作動個数を切替えるよう
にした過給機付エンジンの制御装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの吸気系及び排気系に対
して主及び副の二つの過給機(ターボチャージャ)を並
列に設け、エンジン低吸入空気量域では副ターボチャー
ジャの過給作動を停止させて主ターボチャージャのみで
過給を行わせ、エンジン高吸入空気量域では主・副の両
ターボチャージャを過給作動させるようにした、いわゆ
る「2ステージツインターボシステム」の過給機付エン
ジンが知られている。
【0003】同エンジンにおいては、通常、主ターボチ
ャージャのみの作動状態と主・副両ターボチャージャの
作動状態とを切替える際の吸入空気量の値(切替点)が
、車両の走行状態にかかわらず一定に設定されている。 このため、例えば前記切替点を平地において最適な値と
なるように設定しておいても、空気密度の低い高地を走
行する場合には次のような問題が生ずる。すなわち、高
地ではターボチャージャの回転数上昇に対する吸入空気
量の増加の度合いが低いので、前記切替点での主ターボ
チャージャの回転数は平地よりも高くなる。これにより
、主ターボチャージャの回転数が許容回転数を越えて(
オーバランして)破損するおそれがある。
【0004】そこで、例えば特開平2−119625号
公報には、空気密度が低い高地でのターボチャージャの
切替点を平地の場合の切替点よりも低吸入空気量側へず
らすようにした過給機付エンジンの制御装置が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
過給機付エンジンでは、ターボチャージャの作動状態が
切替わる際の切替点を補正しているだけなので、主ター
ボチャージャのみの作動時において、その主ターボチャ
ージャの回転が許容回転数を越えるのを阻止することは
できるものの、例えば主・副両ターボチャージャが作動
する高速高負荷域における主・副両ターボチャージャの
オーバランまでは防止できない。このため、あらゆる運
転状態でターボチャージャのオーバランを防止できる制
御装置が望まれている。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はあらゆる運転状態において確実に
過給機のオーバランを防止することが可能な過給機付エ
ンジンの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、図1に示すように、エンジンM1
の吸気系M2及び排気系M3に並列に設けられた主過給
機M4及び副過給機M5と、前記副過給機M5に対応す
る吸気系M2及び排気系M3に設けられた吸気切替弁M
6及び排気切替弁M7と、前記エンジンM1への吸入空
気量を検出する吸入空気量検出手段M8と、前記吸入空
気量検出手段M8により検出された吸入空気量が所定値
以下の場合には、前記吸気切替弁M6及び前記排気切替
弁M7をともに閉じて主過給機M4のみを作動させ、前
記吸入空気量が所定値より大きい場合には、前記吸気切
替弁M6及び前記排気切替弁M7をともに開いて前記主
過給機M4及び副過給機M5を作動させる開閉制御手段
M9とを備えた過給機付エンジンの制御装置において、
前記エンジンM1の排気系M3に設けられ、同エンジン
M1への過給圧を調整する過給圧調整弁M10と、前記
エンジンM1への過給圧を検出する過給圧検出手段M1
1と、前記過給圧検出手段M11による過給圧に基づき
過給圧調整弁M10の開度を制御して、主過給機M4の
みの作動時の過給圧と、主過給機M4及び副過給機M5
の作動時の過給圧とを調整する過給圧制御手段M12と
、前記主過給機M4及び副過給機M5の実回転数を検出
する回転数検出手段M13と、前記回転数検出手段M1
3による主過給機M4及び副過給機M5の実回転数が所
定回転数よりも小さい場合には、前記過給圧制御手段M
12による過給圧調整弁M10の制御を許容し、前記実
回転数が所定回転数以上の場合には、過給圧調整弁M1
0を制御して前記実回転数を所定回転数にする回転数調
整手段M14とを設けている。
【0008】
【作用】エンジンM1の運転時に吸入空気量が吸入空気
量検出手段M8によって検出されると、開閉制御手段M
9は検出された吸入空気量と所定値とを比較する。検出
値が所定値以下であると、開閉制御手段M9は吸気切替
弁M6及び排気切替弁M7をともに閉じて主過給機M4
のみを作動させる。また、開閉制御手段M9は前記吸入
空気量が所定値より大きいと、前記吸気切替弁M6及び
前記排気切替弁M7をともに開いて主過給機M4及び副
過給機M5を作動させる。
【0009】さらに、前記エンジンM1の運転時には同
エンジンM1への過給圧が過給圧検出手段M11によっ
て検出されるとともに、前記主過給機M4及び副過給機
M5の実回転数が回転数検出手段M13によって検出さ
れる。そして、前記回転数検出手段M13による主過給
機M4及び副過給機M5の回転数が所定回転数よりも小
さいと、過給圧制御手段M12は前記過給圧調整弁M1
0の開度を制御して、前記過給圧検出手段M11による
主過給機M4のみの作動時の過給圧と、主過給機M4及
び副過給機M5の作動時の過給圧とを調整する。また、
前記回転数検出手段M13による回転数が所定回転数以
上であると、回転数調整手段M14は前記過給圧調整弁
M10を制御して実回転数を所定回転数にする。
【0010】このように、本発明では過給圧の制御に加
え、過給機M4,M5の回転数の制御を行うため、主過
給機M4のみの作動領域においても、主過給機M4及び
副過給機M5の作動領域においても、それらの回転数が
所定回転数よりも大きくなることが阻止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2〜
図10に従って説明する。図2,4,5は本実施例にお
ける車両に搭載された直列6気筒の過給機付ガソリンエ
ンジンシステムを説明する概略構成図である。エンジン
1の吸気系には、吸気脈動或いは吸気干渉を防止するた
めのサージタンク2が設けられている。また、サージタ
ンク2の上流側には、スロットルボディ3が設けられて
いる。このスロットルボディ3の内部には、図示しない
アクセルペダルの操作に連動して開閉されるスロットル
弁4が設けられている。そして、そのスロットル弁4が
開閉されることにより、サージタンク2への吸気流量が
調節される。さらに、サージタンク2の下流側は、エン
ジン1の各気筒#1,#2,#3,#4,#5,#6毎
へ分岐された吸気マニホルド5となっている。この吸気
マニホルド5には、エンジン1の各気筒#1〜#6毎に
燃料を噴射供給する燃料噴射弁(インジェクタ)6A,
6B,6C,6D,6E,6Fがそれぞれ設けられてい
る。各インジェクタ6A〜6Fには図示しない燃料ポン
プの作動により、フユーエルタンクから所定圧力の燃料
が供給されるようになっている。さらに、エンジン1の
各気筒#1〜#6に対応して、点火プラグ7A,7B,
7C,7D,7E,7Fがそれぞれ設けられている。
【0012】一方、エンジン1の排気系には、排気マニ
ホルド8が設けられている。この排気マニホルド8は排
気干渉を伴わない気筒群#1〜#3と、気筒群#4〜#
6との2つに集合され、その集合部8a,8bが連通路
9によって互いに連通されている。エンジン1の吸気系
及び排気系には、主過給機としての主ターボチャージャ
10及び副過給機としての副ターボチャージャ11がそ
れぞれ並列に設けられている。すなわち、主・副の各タ
ーボチャージャ10,11を構成する各タービン10a
,11aは、その上流側が排気マニホルド8の各集合部
8a,8bにそれぞれ連通されている。つまり、主ター
ボチャージャ10に対応してエンジン1の気筒群#1〜
#3が連通され、副ターボチャージャ11に対応してエ
ンジン1の気筒群#4〜#6が連通されている。また、
各タービン10a,11aの下流側は、主・副別々の排
気通路12,13に連通されている。主・副の各排気通
路12,13はその下流側にて合流し、三元触媒を内蔵
してなる触媒コンバータ14を介して外部に連通されて
いる。
【0013】一方、主・副の各ターボチャージャ10,
11を構成する各コンプレッサ10b,11bは、その
上流側が主・副別々の吸気通路15,16に連通されて
いる。主・副の各吸気通路15,16の上流側は一本の
共通吸気通路17に合流してエアクリーナ18を介し外
部に連通されている。また、各コンプレッサ10b,1
1bの下流側は主・副別々の吸気通路19,20に連通
されている。主・副の各吸気通路19,20の下流側は
一本の共通吸気通路21に合流して連通され、吸気冷却
用のインタークーラ22、さらにはスロットルボディ3
を介してサージタンク2に連通されている。
【0014】本実施例において、主ターボチャージャ1
0はエンジン1の低吸入空気量域から高吸入空気量域ま
で作動されるものであり、副ターボチャージャ11はエ
ンジン1の低吸入空気量域で停止され、高吸入空気量域
のみで作動されるものであり、主・副の両ターボチャー
ジャ10,11により、いわゆる「2ステージツインタ
ーボシステム」が構成されている。
【0015】主・副の両ターボチャージャ10,11の
作動・停止を可能にするために、副ターボチャージャ1
1のタービン11aに連通する副排気通路13の途中に
は、排気切替弁23が設けられている。また、副ターボ
チャージャ11のコンプレッサ11bに連通する副吸気
通路20の途中には、吸気切替弁24が設けられている
。これら排気切替弁23及び吸気切替弁24は、それぞ
れ三方式の第1及び第2のバキュームスイッチングバル
ブ(以下単に「VSV」という)25,26の開閉切替
えによって駆動されるダイヤフラム式のアクチュエータ
27,28によってそれぞれ開閉されるようになってい
る。第1及び第2のVSV25,26の大気ポートには
エアフィルタ29を介して大気が導入され、圧力ポート
にはプレッシャータンク30から所要の高圧空気が導入
されるようになっている。
【0016】従って、第1及び第2のVSV25,26
の開閉切替えにより、各アクチュエータ27,28のダ
イヤフラム室27a,28aへの空気圧導入が調節され
ることにより、各アクチュエータ27,28が作動して
排気切替弁23及び吸気切替弁24がそれぞれ開閉され
る。すなわち、第1のVSV25はオンされることによ
り、排気切替弁23を全開とするようにアクチュエータ
27を作動させ、オフされることにより、排気切替弁2
3を全閉とするようにアクチュエータ27を作動させる
。また、第2のVSV26はオンされることにより、吸
気切替弁24を全開とするようにアクチュエータ28を
作動させ、オフされることにより、吸気切替弁24を全
閉とするようにアクチュエータ28を作動させる。そし
て、排気切替弁23及び吸気切替弁24の両方が全開の
ときには、主・副の両ターボチャージャ10,11が作
動する「ダブル過給ステージ」となり、両切替弁23,
24の両方が全閉のときには、主ターボチャージャ10
のみが作動する「シングル過給ステージ」となる。
【0017】副ターボチャージャ11のタービン11a
に連通する副排気通路13には、排気切替弁23を迂回
して主排気通路12に連通する排気バイパス通路31が
設けられている。また、この排気バイパス通路31には
、過給圧調整弁の一部を構成する排気バイパス弁32が
設けられている。この排気バイパス弁32は、ダイヤフ
ラム式のアクチュエータ33によって開閉されるように
なっている。このアクチュエータ33のダイヤフラム室
33aは、吸気切替弁24よりも下流側の副吸気通路2
0に連通されるとともに、二方式の第3のVSV34を
介してコンプレッサ10bよりも上流側の副吸気通路1
6に連通されている。そして、この第3のVSV34の
開閉により、ダイヤフラム室33aにコンプレッサ10
bによる過給圧の導入が調節されることにより、アクチ
ュエータ33が作動されて排気バイパス弁32が開閉さ
れるようになっている。すなわち、第3のVSV34は
デューティ制御されることにより、主ターボチャージャ
10のコンプレッサ10bによる過給圧の大気へのブリ
ード量を調整し、ダイヤフラム室33aへの作動圧を調
整して排気バイパス弁32の開度(開口量)が可変とさ
れる。
【0018】さらに、吸気切替弁24よりも上流側の副
吸気通路20と、主ターボチャージャ10のコンプレッ
サ10bよりも上流側の主吸気通路15との間には、両
通路20,15を連通する第1の吸気バイパス通路35
が設けられている。また、第1の吸気バイパス通路35
の一端側には、同通路35を開閉するために、ダイヤフ
ラム式のアクチュエータ36によって駆動される第1の
吸気バイパス弁37が設けられている。このアクチュエ
ータ36は三方式の第4のVSV38の開閉切替えによ
って駆動される。この第4のVSV38の大気ポートに
はエアフィルタ29を介して大気が導入され、圧力ポー
トにはプレッシャータンク30から所要の高圧空気が導
入されるようになっている。
【0019】従って、第4のVSV38の開閉切替えに
基づき、アクチュエータ36のダイヤフラム室36aへ
の空気圧の導入が調節されることにより、アクチュエー
タ36が作動して第1の吸気バイパス弁37が開閉され
る。すなわち、第4のVSV38はオンされることによ
り、第1の吸気バイパス弁37を全閉とするようにアク
チュエータ36を作動させ、オフされることにより、第
1の吸気バイパス弁37を全開とするようにアクチュエ
ータ36を作動させる。この第1の吸気バイパス通路3
5は主ターボチャージャ10のみの作動から、主・副の
両ターボチャージャ10,11の作動への切替えをスム
ーズにするために開かれる通路である。
【0020】なお、プレッシャータンク30の圧力ポー
トはインタークーラ22よりも上流側の共通吸気通路2
1に連通されており、同プレッシャータンク30に対し
て主ターボチャージャ10による過給圧が供給されるよ
うになっている。また、副吸気通路20において吸気切
替弁24の上流側と下流側とを連通させるバイパス通路
39には、リード弁40が設けられている。そして、副
ターボチャージャ11のコンプレッサ11bの出口圧力
が主ターボチャージャ10のそれよりも大きくなったと
き、そのバイパス通路39及びリード弁40を介して吸
気切替弁24の上流側から下流側へと空気がバイパスさ
れるようになっている。
【0021】一方、主ターボチャージャ10において、
タービン10aの上流側と下流側との間にはウェイスト
ゲート通路41が設けられている。また、このウェイス
トゲート通路41には、前記排気バイパス弁32ととも
に過給圧調整弁を構成するウェイストゲート弁42が設
けられている。このウェイストゲート弁42は、主ター
ボチャージャ10による過給圧が予め設定された圧力を
越えることを防止するために、そのタービン10aへの
流入排気ガスを、出口側へバイパスしてタービン10a
の出力を調節し、主ターボチャージャ10による過給圧
をコントロールするためのものである。そして、ウェイ
ストゲート弁42はダイヤフラム式のアクチュエータ4
3によって開閉されるようになっている。このアクチュ
エータ43のダイヤフラム室43aは、コンプレッサ1
0bよりも下流側の主吸気通路19に連通されるととも
に、二方式の第5のVSV44を介してコンプレッサ1
0bよりも上流側の主吸気通路15に連通されている。 そして、その第5のVSV44の開閉により、ダイヤフ
ラム室43aにコンプレッサ10bによる過給圧の導入
が調節されることにより、アクチュエータ43が作動し
てウェイストゲート弁42が開閉される。すなわち、第
5のVSV44はデューティ制御されることにより、過
給圧の大気へのブリード量を調整し、ダイヤフラム室4
3aの作動圧を調整してウェイストゲート弁42の開度
(開口量)が可変とされる。
【0022】また、主ターボチャージャ10に関わり、
そのコンプレッサ10bよりも上流側の主吸気通路15
と同コンプレッサ10bよりも下流側の共通吸気通路2
1との間には、第2の吸気バイパス通路45が設けられ
ている。この第2の吸気バイパス通路45の一端側には
、同通路45を開閉するために、ダイヤフラム式のアク
チュエータ46によって駆動される第2の吸気バイパス
弁47が設けられている。このアクチュエータ46のダ
イヤフラム室46aはサージタンク2に連通されている
。従って、サージタンク2内が負圧になったときのみ、
第2の吸気バイパス弁47が開かれるようにアクチュエ
ータ46が作動され、それ以外のときには第2の吸気バ
イパス弁47が閉じられるようにアクチュエータ46が
作動されるようになっている。
【0023】そして、エンジン1はエアクリーナ18を
通じて導入される外気を、共通吸気通路17、主・副の
各吸気通路15,16、主・副の各ターボチャージャ1
0,11のコンプレッサ10b,11b、インタークー
ラ22、サージタンク2及び吸気マニホルド5等を通じ
て取り込む。また、その外気の取り込みと同時に、エン
ジン1は各インジェクタ6A〜6Fから噴射される燃料
を取り込む。さらに、エンジン1はその取り込んだ燃料
と外気との混合気を各気筒#1〜#6の燃焼室にて爆発
・燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気マニ
ホルド8、主・副の各ターボチャージャ10,11のタ
ービン10a,11a、主・副の各排気通路12,13
及び触媒コンバータ14を介して外部へ排出させる。
【0024】エンジン1の運転状態を検出する運転状態
検出手段を構成する各センサとしては、スロットルボデ
ィ3においてスロットル弁4の開度(スロットル開度)
を検出するスロットル開度センサ61が設けられている
。サージタンク2には過給圧検出手段としての吸気圧セ
ンサ62が設けられており、同センサ62は過給圧PM
として、サージタンク2内の吸気管圧力を検出する。 エアクリーナ18の下流側には、共通吸気通路17を通
過する吸入空気量Qを測定するための吸入空気量検出手
段としての可動ベーン式エアフローメータ63が設けら
れている。エンジン1には、その冷却水の温度(冷却水
温)を検出する水温センサ64が設けられている。また
、主・副の両排気通路12,13の合流部近傍には、排
気中の酸素濃度を検出する酸素センサ65が設けられて
いる。この酸素センサ65は主排気通路12にオフセッ
トした位置に配置されている。さらに、前記主及び副の
各ターボチャージャ10,11には、それらの実回転数
NTRを検出する回転数検出手段としての第2の回転数
センサ69が設けられるとともに、エンジン1外には大
気圧P0 を検出する大気圧センサ70が設けられてい
る。
【0025】エンジン1の各気筒#1〜#6毎に設けら
れた各点火プラグ7A〜7Fには、ディストリビュータ
48にて分配された点火信号が印加される。ディストリ
ビュータ48はイグナイタ49から出力される高電圧を
エンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ7A〜
7Fに分配するためのものである。そして、各点火プラ
グ7A〜7Fの点火タイミングは、イグナイタ49から
の高電圧出力タイミングにより決定される。
【0026】ディストリビュータ48にはエンジン1の
回転に連動して回転される図示しないロータが内蔵され
ている。そして、このディストリビュータ48には、ロ
ータの回転からエンジン回転数NEを検出する第1の回
転数センサ66が設けられている。同じくディストリビ
ュータ48には、ロータの回転に応じてエンジン1のク
ランク角の変化を所定の割合で検出する気筒判別センサ
67がそれぞれ取付けられている。本実施例では、1行
程に対してエンジン1が2回転するものとして、気筒判
別センサ67は360°CAの割合でクランク角を検出
するようになっている。また、エンジン1に駆動連結さ
れた図示しないトランスミッションには、車速を検出す
るための車速センサ68が設けられている。
【0027】そして、各インジェクタ6A〜6F、イグ
ナイタ49及び第1〜第5のVSV25,26,34,
38,44は、電子制御装置(以下単に「ECU」とい
う)71に電気的に接続され、同ECU71の作動によ
ってそれらの駆動タイミングが制御されるようになって
いる。次に、ECU71の構成について図3のブロック
図に従って説明する。ECU71は、開閉制御手段、過
給圧制御手段及び回転数調整手段を構成する中央処理装
置(CPU)72、所定の制御プログラム等を予め記憶
した読み出し専用メモリ(ROM)73、CPU72の
演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(R
AM)74、予め記憶されたデータを保存するバックア
ップRAM75等と、これら各部と外部入力回路76、
外部出力回路77等とをバス78によって接続した論理
演算回路として構成されている。
【0028】外部入力回路76には、前述したスロット
ル開度センサ61、吸気圧センサ62、エアフローメー
タ63、水温センサ64、酸素センサ65、第1の回転
数センサ66、気筒判別センサ67、車速センサ68、
第2の回転数センサ69及び大気圧センサ70がそれぞ
れ接続されている。そして、CPU72は外部入力回路
76を介してエアフローメータ63及び各センサ61,
62,64〜70からの出力信号を入力値として読み込
む。
【0029】そして、CPU72は、これらの入力値に
基づいて、外部出力回路77に接続された各インジェク
タ6A〜6F、イグナイタ49及び第1〜第5のVSV
25,26,34,38,44等を好適に制御する。な
お、燃料噴射は各気筒#1〜#6毎の独立噴射となって
おり、各インジェクタ6A〜6Fは各気筒#1〜#6の
噴射タイミングが到来した時に個々に駆動制御されるよ
うになっている。本実施例のエンジン1においては、各
気筒#1〜#6の燃料噴射が気筒#1、気筒#5、気筒
#3、気筒#6、気筒#2及び気筒#4の順序で行われ
るようになっている。
【0030】前記ROM73には、車両が平地を走行す
る際に、排気バイパス弁32及びウェイストゲート弁4
2の開閉によって調整される過給圧が、設定過給圧PM
a として記憶されている。また、ROM73には図6
に示すようなマップが予め記憶されている。このマップ
は、車両が空気密度の低い高地を走行するときに前記設
定過給圧PMa を補正するためのものであり、大気圧
P0 に応じた補正過給圧PMb が規定されている。 なお、本実施例では大気圧P0 が低くなる(高地にな
る)ほど補正過給圧PMb が直線的に減少するように
設定されている。
【0031】上記のように構成された過給機付ガソリン
エンジンシステムにおいて、CPU72はエアフローメ
ータ63及び各センサ61,62,64〜70からの入
力値に基づきその時々の運転状態を判断し、その運転状
態に応じて主ターボチャージャ10及び副ターボチャー
ジャ11の作動を次のように制御する。先ず、エンジン
1の運転状態が低速域で、かつ高負荷域である場合には
、CPU72は排気切替弁23及び吸気切替弁24がと
もに閉じるように、第1及び第2のVSV25,26を
切替え制御する。これによって、主ターボチャージャ1
0のみが作動される「シングル過給ステージ」となる。 この「シングル過給ステージ」において、エンジン1か
らの排気ガスは、図4に矢印で示すように、主ターボチ
ャージャ10のみを流れ、そのタービン10aを回転駆
動させる。さらに、そのタービン10aを通過した排気
ガスは、図4に矢印で示すように、主排気通路12を経
て主・副の両排気通路12,13の合流部に至り、さら
に下流の触媒コンバータ14を通過して外部へと排出さ
れる。このように、低吸入空気量域で「シングル過給ス
テージ」とする理由は、低速域では主ターボチャージャ
10のみによる過給特性の方が主・副の両ターボチャー
ジャ10,11による過給特性よりも優れているからで
ある。そして、このような「シングル過給ステージ」に
することより、エンジン1のトルクの立ち上がりが速く
なり、低速域のレスポンスを大幅に良くすることができ
る。
【0032】また、本実施例において、酸素センサ65
の取付け位置は、主ターボチャージャ10のタービン1
0aに連通する主排気通路12にオフセットさせている
ことから、主ターボチャージャ10からの排気ガス流が
酸素センサ65に効率良く当たってその酸素濃度が検出
される。従って、酸素センサ65は排気ガス流によって
迅速に温められ、空燃比制御のための安定した出力温度
特性域に早期に達することができる。この「シングル過
給ステージ」においては、排気ガス流の全量が必ず酸素
センサ65に当たり、後に説明する「ダブル過給ステー
ジ」においても、常時作動する主ターボチャージャ10
からの排気ガス流が必ず酸素センサ65に当たることに
なり、その酸素センサ65により排気ガスの酸素濃度を
精度良く検出することができる。従って、酸素センサ6
5における検出信号をフィードバックすることにより、
常に正確な空燃比制御を行うことが可能となる。
【0033】さらに、エンジン1の運転状態が低速域で
、かつ低負荷域である場合には、CPU72は排気切替
弁23が閉じたままで吸気切替弁24のみが開かれるよ
うに、第1及び第2のVSV25,26を切替え制御す
る。これによって、「シングル過給ステージ」のままで
、主・副の両吸気通路15,16がともに開かれ、主タ
ーボチャージャ10のみの作動による吸気抵抗の増大を
抑えることができる。そして、このようにすることによ
り、低負荷域からの加速初期における過給圧の立ち上が
り特性、運転上のレスポンスを改善することができる。
【0034】また、エンジン1の運転状態が低吸入空気
量域から高吸入空気量域へ移行する場合、すなわち「シ
ングル過給ステージ」から「ダブル過給ステージ」へ切
替わる場合には、CPU72は排気切替弁23及び吸気
切替弁24がともに開かれるように、第1及び第2のV
SV25,26を切替え制御する。この際、排気切替弁
23が閉じられているときに排気バイパス弁32を開く
ように、CPU72が第3のVSV34を切替え制御す
る。すなわち、排気ガスの一部を副ターボチャージャ1
1に流すことにより、副ターボチャージャ11の助走回
転数を高めて、ステージ切替えをよりスムーズに行うこ
とができる。併せて、第1の吸気バイパス弁37を開く
ように、CPU72が第4のVSV38を切替え制御す
ることにより、ステージ切替えをさらにスムーズに行う
ことができる。
【0035】一方、エンジン1の運転状態が高吸入空気
量域の場合には、排気切替弁23と吸気切替弁24がと
もに開かれたままで、かつ排気バイパス弁32が閉じら
れるように、CPU72は第1〜第3のVSV25,2
6,34を切替え制御する。これによって、主・副の両
ターボチャージャ10,11により過給が行われる「ダ
ブル過給ステージ」の状態が保持される。この「ダブル
過給ステージ」において、エンジン1からの排気ガスは
、図5に矢印で示すように、主・副の両ターボチャージ
ャ10,11を流れ、各タービン10a,11aを回転
駆動させる。さらに、各タービン10a,11aを通過
した排気ガスは、図5に矢印で示すように、主・副の両
排気通路12,13を経てそれらの合流部に至り、さら
に下流の触媒コンバータ14を通過して外部へと流れる
。このように、「ダブル過給ステージ」とすることによ
り、主・副の両ターボチャージャ10,11の両コンプ
レッサ10b,11bによって充分な過給圧が得られ、
高速域におけるエンジン1の出力が向上される。そして
、このときの過給圧が例えば「+500mmHg」を越
えないように、ウェイストゲート弁42を開閉させるよ
うに、CPU72は第5のVSV44を駆動制御(デュ
ーティ制御)する。
【0036】次に、本実施例の作用及び効果について説
明する。図7はCPU72によって実行される各種処理
のうち、「シングル過給ステージ」での排気バイパス弁
32による過給圧制御を示すフローチャートであり、図
8は「ダブル過給ステージ」での主・副両ターボチャー
ジャ10,11のガードによる回転数制御を示すフロー
チャートである。
【0037】図7において、CPU72はまずステップ
101で主・副ターボチャージャ10,11の作動状態
を判定する。すなわち、CPU72は第1のVSV25
がオンされているか否かを判定し、第1のVSV25が
オフされていると、排気切替弁23が全閉で主ターボチ
ャージャ10のみが作動する「シングル過給ステージ」
になっていると判断する。そして、CPU72は「シン
グル過給ステージ」になっていると、続くステップ10
2で大気圧センサ70によるそのときの大気圧P0 を
取り込んだ後、ステップ103へ移行し、図6のマップ
をもとに前記大気圧P0 に対応する補正過給圧PMb
 を求める。このときの補正過給圧PMb は高地ほど
低い値である。次に、CPU72はステップ104で吸
気圧センサ62によるそのときの過給圧PMを取り込む
【0038】そして、CPU72はステップ103で算
出した補正過給圧PMb とステップ104で取り込ん
だ過給圧PMとを一致させるための処理を行う。すなわ
ち、CPU72はステップ105において過給圧PMと
補正過給圧PMb とを比較し、過給圧PMが補正過給
圧PMb より高いとステップ106へ移行し、第3の
VSV34のコイルへのデューティ比を大きくする。こ
れによりアクチュエータ33が作動して排気バイパス弁
32の開度が大きくなるため、主ターボチャージャ10
側から副ターボチャージャ11側へ流れる排気ガスの量
が増加し、その結果、吸気圧センサ62による過給圧P
Mが低下する。
【0039】また、ステップ105において、そのとき
の過給圧PMが補正過給圧PMb 以下であると、CP
U72はステップ107へ移行し、第3のVSV34の
コイルへのデューティ比を小さくする。これにより排気
バイパス弁32の開度が小さくなって過給圧PMが上昇
する。このように排気バイパス弁32の開度が制御され
ることにより、過給圧PMが補正過給圧PMb となる
ように調整される。
【0040】従って、図10のt1 〜t2 のタイミ
ングにおける過給圧PMは、図7の制御を行わない場合
(破線の比較例)には平地を基準として規定された設定
過給圧PMa となるが、本実施例では実線で示すよう
に設定過給圧PMa よりも低い補正過給圧PMb と
なる。また、これにともない第2の回転数センサ69に
よる主ターボチャージャ10の実回転数NTRは、図1
0における破線の状態から実線の状態へ低下する。これ
により、前記実回転数NTRはガード回転数A以下に規
制され、つまり、主ターボチャージャ10の許容回転数
を越えることが阻止される。このように、本実施例によ
ると、高地走行時における「シングル過給ステージ」で
の主ターボチャージャ10のオーバランを防止できる。
【0041】なお、CPU72は前記ステップ101に
おいて第1のVSV25がオンされていると、排気切替
弁23が全開で主・副両ターボチャージャ10,11が
作動する「ダブル過給ステージ」になっていると判断し
、前記ステップ102〜107の処理を行わずにこのル
ーチンを終了する。次に図8の処理について説明する。 CPU72はまずステップ201で主・副ターボチャー
ジャ10,11の作動状態を判定する。すなわち、CP
U72は第1のVSV25がオンされているか否かを判
定し、第1のVSV25がオンされていると、排気切替
弁23が全開で主・副両ターボチャージャ10,11が
作動する「ダブル過給ステージ」になっていると判断す
る。そして、CPU72は「ダブル過給ステージ」にな
っていると、続くステップ202で、第2の回転数セン
サ69によるそのときの主・副両ターボチャージャ10
,11の実回転数NTRを取り込む。
【0042】続いて、CPU72は前記実回転数NTR
のうち高い方の値がガード回転数Aを越えないようにす
るための処理を行う。このガード回転数Aは主・副両タ
ーボチャージャ10,11がオーバランするのを阻止す
るために用いられる値であり、前記ROM73に予め記
憶されている。そして、このガード回転数Aは、主・副
両ターボチャージャ10,11が耐え得る許容回転数(
例えば14万rpm)よりも所定回転数低い値(例えば
13万rpm)に設定されている。
【0043】前記実回転数NTRの制御のために、CP
U72はステップ203においてこの実回転数NTRと
ガード回転数Aとを比較する。実回転数NTRがガード
回転数A未満であると、CPU72はステップ204へ
移行し、通常の過給圧PMに応じたデューティ比で第5
のVSV44を制御する。また、実回転数NTRが上昇
し、ステップ203においてガード回転数A以上である
と判定されると、CPU72はステップ205へ移行し
、第5のVSV44のコイルへのデューティ比を大きく
する。これによりウェイストゲート弁42の開度が大き
くなり、ウェイストゲート通路41を通ってタービン1
0aの出口側へバイパスする排気ガスの量が増大し、実
回転数NTRが減少する。
【0044】従って、図10のt3 タイミング以降に
おける主・副ターボチャージャ10,11の回転数は、
図8の制御を行わない場合には図10の破線の比較例で
示すようにガード回転数A以上になるが、本実施例では
ウェイストゲート弁42の開度が大きくなることによっ
て同実回転数NTRにガードがかけられ、ガード回転数
A以上になることが阻止される。このように、本実施例
では、高地走行時における「ダブル過給ステージ」での
主・副両ターボチャージャ10,11のオーバランを防
止できる。また、前記のようにt3 タイミング以降に
実回転数NTRにガードがかけられると、吸気圧センサ
62による過給圧PMは図10において実線で示すよう
に設定過給圧PMa よりも若干低下する。
【0045】なお、CPU72は前記ステップ201に
おいて第1のVSV25がオフされていると、排気切替
弁23が全閉で主ターボチャージャ10のみが作動する
「シングル過給ステージ」になっていると判断し、前記
ステップ202〜205の処理を行なわずにこのルーチ
ンを終了する。このように本実施例によると、「シング
ル過給ステージ」では排気バイパス弁32の開度を制御
し、過給圧PMをそのときの大気圧P0 に対応した補
正過給圧PMb にすることにより、主ターボチャージ
ャ10の回転数を低下させ、また「ダブル過給ステージ
」ではウェイストゲート弁42の開度を制御し、主・副
両ターボチャージャ10,11の実回転数NTRをガー
ド回転数A以下に規制するようにした。このため、ター
ボチャージャの作動状態の切替点を補正するのみの従来
技術とは異なり、本実施例では大気圧P0 の高低にか
かわらず「シングル過給ステージ」においても「ダブル
過給ステージ」においても確実に主・副両ターボチャー
ジャ10,11のオーバランを防止することができる。
【0046】ところで、図9はエンジン回転数NEと過
給圧PMとターボチャージャの回転数との関係を示して
いる。この図において、過給圧PMを設定過給圧PMa
 となるように制御すると、エンジン回転数NEが所定
の回転数NE1 より低い領域ではターボチャージャ回
転数がガード回転数A以下となるものの、同エンジン回
転数NEが所定の回転数NE1 よりも高い領域ではタ
ーボチャージャの回転数がガード回転数A(この場合1
3万rpm)を越えてしまう。これに対し、本実施例で
は前述のように、「シングル過給ステージ」で主ターボ
チャージャ10の実回転数NTRがガード回転数A以上
の場合には排気バイパス弁32、「ダブル過給ステージ
」で主・副両ターボチャージャ10,11の実回転数N
TRがガード回転数A以上の場合にはウェイストゲート
弁42の開度が大きくなるように制御して、前記実回転
数NTRをガード回転数A以下となるようにしたので、
過給圧PMは図9において実線で示す特性線L以下とな
る。従って、このことからも主・副両ターボチャージャ
10,11のオーバランを防止できることがわかる。
【0047】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば以下のように発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更して具体化してもよい。 (1)前記実施例においては、「シングル過給ステージ
」では過給圧PMを設定過給圧PMa よりも低い補正
過給圧PMbに制御し、「ダブル過給ステージ」では主
・副両ターボチャージャ10,11の実回転数NTRに
ガードをかけるようにしたが、この外に、「シングル過
給ステージ」で実回転数NTRにガードをかけてもよく
、また「ダブル過給ステージ」で過給圧PMを設定過給
圧PMa よりも低い値に制御してもよい。
【0048】例えば、図11に示すように、「シングル
過給ステージ」及び「ダブル過給ステージ」の両方とも
に、主・副両ターボチャージャ10,11の実回転数N
TRにガード回転数Aでガードをかけた場合、t2 〜
t3のタイミング及びt4 以降のタイミングでは実回
転数NTRが破線の状態から実線の状態に低下するとと
もに、過給圧PMが破線の状態から実線の状態に低下す
る。この場合、過給圧PMは「シングル過給ステージ」
の後半(t2 〜t3 のタイミング)で低下し、ステ
ージ切替え後再び上昇することとなり、加速フィーリン
グの点で改良の余地がある。
【0049】そのため、図12に示すように、「シング
ル過給ステージ」での過給圧PMを設定過給圧PMa 
から補正過給圧PMb まで低下させ、さらには、ステ
ージ切替え後(t3 タイミング以降)に急激に過給圧
PMが上昇するのを防止するために、図12においてB
部で示すように過給圧PMの立上がりを滑らかにする。 この場合の「ダブル過給ステージ」での過給圧PMの制
御はマップを用いて行えばよい。 (2)前記実施例においては、「シングル過給ステージ
」での過給圧PMを設定過給圧PMa よりも低い補正
過給圧PMbに制御することにより、主ターボチャージ
ャ10のオーバランを防止するようにしたが、図13に
おいて実線で示すように、同ステージでのt1 〜t2
 タイミングにおける過給圧PMが補正過給圧PMbと
なるように、実回転数NTRをマップを用いて制御して
もよい。 (3)前記実施例では「シングル過給ステージ」におい
てのみ、過給圧PMを設定過給圧PMa よりも低い補
正過給圧PMbに制御したが、この制御を図14に示す
ように、シングル及びダブルの両ステージにわたって実
行してもよい。 (4)前記実施例では本発明を直列6気筒の過給機付ガ
ソリンエンジンシステムに具体化したが、直列式のエン
ジンではなくてV型のエンジンに具体化したり、6気筒
のエンジンではなくて4気筒や8気筒等のエンジンに具
体化したりすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
過給圧調整弁の開度を制御することにより、主過給機の
みの作動時の過給圧と主過給機及び副過給機の作動時の
過給圧とを調整する過給圧制御手段を設けるとともに、
主過給機及び副過給機の実回転数が所定回転数よりも小
さい場合には、前記過給圧制御手段による過給圧調整弁
の制御を許容し、前記実回転数が所定回転数以上の場合
には、過給圧調整弁を制御して前記実回転数を所定回転
数にする回転数調整手段を設けたので、あらゆる運転状
態において確実に主過給機及び副過給機のオーバランを
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を示す図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例における過給機付
ガソリンエンジンシステムを示す概略構成図である。
【図3】一実施例におけるECUの構成を示すブロック
図である。
【図4】一実施例の過給機付ガソリンエンジンシステム
の「シングル過給ステージ」における過給作動を説明す
る概略構成図である。
【図5】一実施例の過給機付ガソリンエンジンシステム
の「ダブル過給ステージ」における過給作動を説明する
概略構成図である。
【図6】一実施例において、大気圧に対する補正過給圧
が定められたマップを示す図である。
【図7】一実施例において、CPUによって実行される
「シングル過給ステージ」での過給圧制御を示すフロー
チャートである。
【図8】一実施例において、CPUによって実行される
「ダブル過給ステージ」でのガードによる回転数制御を
示すフローチャートである。
【図9】一実施例において、エンジン回転数、ターボチ
ャージャ回転数及び過給圧の関係を示す図である。
【図10】一実施例において、時間に対するターボチャ
ージャ回転数及び過給圧の関係を示す図である。
【図11】「シングル過給ステージ」及び「ダブル過給
ステージ」において、ターボチャージャの回転数にガー
ドをかけた別例のターボチャージャ回転数及び過給圧の
特性を示す図である。
【図12】図11の状態から、「シングル過給ステージ
」での設定過給圧を補正過給圧まで低下させ、さらにス
テージ切替え後の過給圧の立上がりを滑らかにした別例
のターボチャージャ回転数及び過給圧の特性を示す図で
ある。
【図13】「シングル過給ステージ」でのターボチャー
ジャ回転数をマップを用いて制御した別例のターボチャ
ージャ回転数及び過給圧の特性を示す図である。
【図14】「シングル過給ステージ」及び「ダブル過給
ステージ」の両ステージにわたって設定過給圧を補正過
給圧まで低下させた別例の過給圧の特性を示す図である
【符号の説明】
1…エンジン、10…主過給機としての主ターボチャー
ジャ、11…副過給機としての副ターボチャージャ、1
2…排気系の一部を構成する主排気通路、13…排気系
の一部を構成する副排気通路、15,19…吸気系の一
部を構成する主吸気通路、16,20…吸気系の一部を
構成する副吸気通路、17,21…吸気系の一部を構成
する共通吸気通路、23…排気切替弁、24…吸気切替
弁、32…過給圧調整弁の一部を構成する排気バイパス
弁、42…過給圧調整弁の一部を構成するウェイストゲ
ート弁、62…過給圧検出手段としての吸気圧センサ、
63…吸入空気量検出手段としてのエアフローメータ、
69…回転数検出手段としての第2の回転数センサ、7
2…開閉制御手段、過給圧制御手段及び回転数調整手段
を構成するCPU、NTR…ターボチャージャの実回転
数、PM…過給圧、Q…吸入空気量。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンの吸気系及び排気系に並列に
    設けられた主過給機及び副過給機と、前記副過給機に対
    応する吸気系及び排気系に設けられた吸気切替弁及び排
    気切替弁と、前記エンジンへの吸入空気量を検出する吸
    入空気量検出手段と、前記吸入空気量検出手段により検
    出された吸入空気量が所定値以下の場合には、前記吸気
    切替弁及び前記排気切替弁をともに閉じて主過給機のみ
    を作動させ、前記吸入空気量が所定値より大きい場合に
    は、前記吸気切替弁及び前記排気切替弁をともに開いて
    前記主過給機及び副過給機を作動させる開閉制御手段と
    を備えた過給機付エンジンの制御装置において、前記エ
    ンジンの排気系に設けられ、同エンジンへの過給圧を調
    整する過給圧調整弁と、前記エンジンへの過給圧を検出
    する過給圧検出手段と、前記過給圧検出手段による過給
    圧に基づき過給圧調整弁の開度を制御して、主過給機の
    みの作動時の過給圧と、主過給機及び副過給機の作動時
    の過給圧とを調整する過給圧制御手段と、前記主過給機
    及び副過給機の実回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記回転数検出手段による主過給機及び副過給機の実回
    転数が所定回転数よりも小さい場合には、前記過給圧制
    御手段による過給圧調整弁の制御を許容し、前記実回転
    数が所定回転数以上の場合には、過給圧調整弁を制御し
    て前記実回転数を所定回転数にする回転数調整手段とを
    設けたことを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。
JP3078022A 1991-04-10 1991-04-10 過給機付エンジンの制御装置 Pending JPH04311630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2246543A1 (de) * 2009-04-01 2010-11-03 Ford Global Technologies, LLC Zylinderkopf mit zwei Abgaskrümmern und Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine mit einem derartigen Zylinderkopf

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2246543A1 (de) * 2009-04-01 2010-11-03 Ford Global Technologies, LLC Zylinderkopf mit zwei Abgaskrümmern und Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine mit einem derartigen Zylinderkopf

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