JPH0431430A - 脂肪族共重合ポリカーボネート - Google Patents

脂肪族共重合ポリカーボネート

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JPH0431430A
JPH0431430A JP13534090A JP13534090A JPH0431430A JP H0431430 A JPH0431430 A JP H0431430A JP 13534090 A JP13534090 A JP 13534090A JP 13534090 A JP13534090 A JP 13534090A JP H0431430 A JPH0431430 A JP H0431430A
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polycarbonate
carbonate
copolycarbonate
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JP13534090A
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Atsushi Shimizu
敦 清水
Tomoya Watanabe
智也 渡辺
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリウレタン、熱可塑性エラストマ、ウレタ
ン弾性繊維スパンデックス成形体、スパンデックス糸等
のソフトセグメント、高分子可塑剤等に用いられる脂肪
族共重合ポリカーボネートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ポリウレタンやウレタン系、エステル系、アミド
系等の熱可塑性エラストマー、ウレタン弾性繊維、スパ
ンデックス成形体、スパンデックス糸などに用いられる
ソフトセグメントには、ポリエステルポリオールやポリ
エーテルポリオールが使用されている。このうちアジペ
ートに代表されるポリエステルポリオールは耐加水分解
性に劣る為、例えばこれを用いたポリウレタンは比較的
短期間に表面に亀裂等を生じるなど使用上かなり制限さ
れる。他方、ポリエーテルポリオールは耐加水分解性は
良好であるが、耐光性、耐酸化劣化性が悪い欠点を有し
ている。これらの欠点は各々ポリマー鎖中のエステル基
、エーテル基の存在に起因するものである。他方、耐加
水分解性、耐光性、耐酸化劣化性に優れたソフトセグメ
ントとして、1.6−ヘキサンジオールのポリカーボネ
ートポリオールが市販されているが、これはポリマー鎖
中のカーボネート結合が化学的に極めて安定であるため
、上述のような特長を示すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、1,6−ヘキサンジオールのポリカーボ
ネートポリオールは、常温でワックス状であり、融点を
有する。該ポリオールを用いたポリウレタンや熱可塑性
エラストマーは、柔軟性、耐寒性、低温加撓性等に欠け
、機械的セット率、熱的セット率が高く、低破断伸度で
あり、熔融粘度、溶液粘度が高い等の難点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の難点を解決した脂肪族共重合ポリ
カーボネートを得ることを目的に鋭意研究を重ねた結果
、繰り返し単位が、 A : +  0− (C1h) 6−0−C−升C/
 (A + B)が0.1/99.9以上50150以
下である脂肪族共重合ポリカーボネートは、耐加水分解
性、耐光性、耐酸化劣化性に優れ、該ポリカーボネート
を用いて得られるポリウレタン又はその他の樹脂が、お
どろくべきことに柔軟性、回復性、耐寒性、低温可撓性
に優れ、低機械的セット率、低熱的セット率、高耐熱性
、高破断伸度、低溶融粘度、低溶液粘度、溶媒に対して
高溶解性であることを見い出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、繰り返し単位が、A : −[−
04CHz)i−0−C±A単位とB単位の個数の比A
/Bが1/9以上9/1以下であり、A単位とB単位と
C単位の個数の比A単位とB単位の個数の比A/Bが1
/9以上9/1以下であり、A単位とB単位とC単位の
個数の比C/ (A + 8)が0.1/99.9以上
50150以下である脂肪族共重合ポリカーボネートで
ある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の脂肪族共重合ポリカーボネートは、5chel
l著Polymer Reviews第9巻第9〜20
頁に記載された種々の方法により、1.6−ヘキサンジ
オール、■、5−ベンタンジオール及びネオペンチルグ
リコールから合成される。
脂肪族共重合ポリカーボネート中の繰り返し単位は、A
単位、B単位及びC単位の個数の比が、A/Bが10/
90以上90/10以下であり、C/(へ十B)が0.
1/99.9以上50150以下である。また、ブロッ
クあるいはランダム等の共重合の場合、該脂肪族共重合
ポリカーボネートは実質的に非晶質となり、該脂肪族共
重合ポリカーボネートをポリウレタン等に使用した場合
、柔軟性、回復性、耐寒性(低温可撓性)、低機械的セ
ット率、低熱的セット率、高破断伸度、低溶融粘度、低
溶液粘度、溶媒に対する高溶解性等の性質がさらに顕著
になるので好ましい。
本発明の脂肪族共重合ポリカーボネートの平均分子量は
、用途により異なるが、通常数平均分子量300〜50
,000であり、好ましくは600〜20.000であ
る。
例えばポリウレタン、熱可塑性エラストマーウレタン弾
性繊維、スパンデックス成形体、スパンデックス糸等の
ソフトセグメントとして用いる場合、通常数平均分子量
500〜20,000、好ましくは600〜5,000
 、さらに好ましくは800〜5,000のものが使用
される。 本発明の脂肪族共重合ポリカーボネートの末
端基は、用途により種々の基にすることが可能である。
例えばポリウレタンの用途に用いる場合には、該ポリカ
ーボネート末端は、実質的にすべてヒドロキシル基であ
ることが必要である。ポリエステル系エラストマー、カ
ーボネート系エラストマー及び高分子可塑剤用途に用い
る場合には、該ポリカーボネート末端は、ヒドロキシル
基、アルキルカーボネート基、アリールカーボネート基
、カルボキシル基、又はエステル基であれば良い。ポリ
アミド系エラストマー用途に用いる場合は、該ポリカー
ボネート末端は、実質的にすべてカルボキシル基である
ことが必要である。又、感光性樹脂コーティング剤、又
は光学材料用途には、該ポリカーボネート末端が実質的
にすべてがアリル基又は(メタ)アクリロイル基である
ことが必要である。又シーリング剤用途には、室温で反
応性を有するハロゲン、アルコキシ、アシロキシ等の置
換基を有するシラン基が該ポリカーボネート末端の少な
くとも一つに存在することが必要である。その他、アミ
ノ基、アミノアルキル基、グリシジルエーテル基、シア
ノエチル基、イソシアナート基等種々の官能基を持たせ
ることが可能である。
以下、各種の、脂肪族共重合ポリカーボネートの代表例
について個別に詳述する。
本発明の末端ヒドロキシル基を有する脂肪族共重合ポリ
カーボネートは、新規な重合体であり、代表例として下
記−船蔵(1)で表すと以下の通りである。
HO−(−RIOCO−+−%RIO)!  ・・・・
・・ (1)(R1は炭素数5.6を主成分とする直鎖
あるいは側鎖をもつ脂肪族グリコール残基、nは2〜2
00の範囲の整数、好ましくは4〜100の範囲の整数
である。) 一般的には、先に述べたpolymer Review
s第9巻、第9〜20頁に記載されている通り、ジアル
キルカーボネートと脂肪族ヒドロキシ化合物のエステル
交換を一般的なエステル交換触媒を用いて行うことがで
きる。また、無触媒でも合成は可能である。
無触媒で合成する方法として、五員環の歪エネルギーを
持つエチレンカーボネートを使用する方法、フェノキシ
基として解離が容易なジフェニルカーボネートを使用す
る方法が従来から知られており、これらの方法を用いる
ことにより可能である。さらに、ジメチルカーボネート
を用いる方法も可能である。これらの方法のうち、ジフ
ェニルカーボネートを脂肪族ジ及び/又はポリヒドロキ
シ化合物と反応させる方法を本発明者らが行ったところ
、反応系内の微量の酸素その他の不純物とフェノールよ
り着色物質が生成し、無色のポリカーボネートジオール
を得ることはできなかった。
更にフェノールによるSOS反応器の腐食作用も見られ
た。
従って、無触媒でジメチルカーボネート又はエチレンカ
ーボネートを使用する方法が好ましい。
ジメチルカーボネートを用いる方法の詳細例について次
に述べる。
即ち、この方法は、ジメチルカーボネートと脂肪族ジ及
び/又はポリヒドロキシ化合物を、触媒を用いずに、温
度120〜280 ’C1常圧又は加圧下でメタノール
を溜去させながら反応させ、更に温度120〜280°
C1減圧下でメタノールを溜去させながら反応させるも
のである。
ジメチルカーボネートは沸点が90°Cであるから、反
応系を120〜280℃に保つには、ジメチルカーボネ
ートを反応初期に少量仕込み後は連続添加するか、反応
の最初から連続添加するのが良い。又、加圧可能な反応
器を用いればジメチルカーボネートの存在量に拘わりな
く反応温度を自由に設定することができる。又、本発明
の反応では生成するメタノールを連続的に抜き出し反応
を進行させることが必要である。
未反応のジメチルカーボネートと生成したメタノールを
効率よく分溜するために、分溜塔を備えた反応器を使用
することが好ましい。反応の前期では温度120〜28
0°C1好ましくは150〜250°C1又、常圧の条
件下ではメタノールを溜出させ、反応の後期ではメタノ
ールの溜出を促進するために温度120〜280°C1
好ましくは150〜250°C1圧カフ00〜0.05
mmt1gの条件下でメタノールを溜出させながら反応
を行うことが好ましい。反応後期において、反応液を薄
膜化して効率良くメタノールを除去することにより反応
時間を短縮することも可能である。
本発明の方法によれば、ジオールとカーボネートの反応
比により分子量の設定が可能である。また、末端ヒドロ
キシル基のオリゴマーカーボネートを自己縮合させるこ
とによって、所望の分子量のポリカーボネートジオール
を得ることもできる。
エチレンカーボネートを用いる方法の詳細例にフいて以
下に述べる。
本発明の脂肪族共重合ポリカーボネートの製法は2段階
に分けて実施する。即ち、脂肪族ジ又はポリオールとエ
チレンカーボネートを20:1ないし1:10モル比で
混和し、常圧又は減圧下に100〜300°Cの温度で
反応させ、副生ずるエチレングリコール及び未反応のエ
チレンカーボネートを溜出して2〜10単位の低分子量
ポリカーボネートを得、次いで減圧下に温度100〜3
00°Cで未反応ヒドロキシ化合物とエチレンカーボネ
ートを溜去するとともに、低分子量ポリカーボネートを
自己縮合させる。その間生成する原料ヒドロキシ化合物
は溜去し続け、所望の分子量のポリカーボネートを得る
。なお、ポリカーボネート中の組成比のコントロールは
、溜出する原料ヒドロキシ化合物の組成をチエツクし、
反応中に原料を追加投入する等の操作により行う。
脂肪族共重合ポリカーボネートを合成する場合、原料モ
ノマーとして2種以上の七ツマ−を混合して用いるか又
は、各成分のホモポリマーを予じめ合成しておき、これ
らのホモポリマーを混合加熱すればよい。
本発明の末端(メタ)アクリロイル基を有する脂肪族共
重合ポリカーボネートは、新規な共重合体であり、末端
ヒドロキシル基を有するポリカーボネートの(メタ)ア
クリレート及びウレタン(メタ)アクリレートを含む。
ポリカーボネート(メタ)アクリレートの合成法は公知
であり、例えば、次の通りである。ポリカーボネートポ
リオール0.5モルに対しくメタ)アクリル酸を好まし
くは1.0〜2.0モル、特に好ましくは、1.0〜1
.5モル、エステル化触媒(例えば、p−トルエンスル
ホン酸、硫酸、メタンスルホン酸等)及び重合禁止剤(
例えばメトキノン、フェノチアジン、ハイドロキノン等
)を(メタ)アクリル酸に対してそれぞれ好ましくは0
.01〜5重量%加え、好ましくは70°C〜130°
Cに加熱、脱水後、アルカリ洗浄、水洗し、低沸点物を
除去することによって、ポリカーボネートポリオール(
メタ)アクリレートが得られる。
ポリカーボネートウレタン(メタ)アクリレートとは、
分子骨格中にウレタン結合を有するとともに、ポリカー
ボネート構造を分子骨格の一部成分として含み、かつ、
この分子内に(メタ)アクリロイル基を有するものであ
り、その合成法は公知であり、例えば次の通りである。
ポリカーボネートポリオール1モルとジイソシアネート
化合物1.1〜2モルとヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレート1.0〜2モルとを、上記の順に或いはこれ
ら成分を一度に反応させることにより得られる。(メタ
)アクリレート及びウレタン(メタ)アクリレートを得
るための末端ヒドロキシル基を有するポリカーボネート
は、先に詳述した通りであり、数平均分子量としては、
500〜20,000、好適にはi、ooo 〜io、
oooテあるのが良い。この脂肪族共重合ポリカーボネ
ートに反応させるジイソシアネート化合物としては、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネート、イソボロンジイ
ソシアネート、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘ
キサン、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1
.6−ヘキサンジイソシアネートなどの分子量が通常1
70〜1 、000程度の範囲にあるものが用いられる
。また、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとし
ては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒド
ロキシアルキル基の炭素数が2〜4程度のものが用いら
れる。
かかる、NGO基とOH基との反応は、無触媒でも進行
するが、例えば、トリエチルアミン等の第三級アミン、
ジブチル錫ジラウレートやジブチル錫ジアセテート等の
有機金属化合物類、或いは塩化スズ類等のような慣用の
触媒を使用しても良い。
この様にして合成されたポリカーボネートウレタン(メ
タ)アクリレートはおどろくべきことに、例えばビニル
モノマーの様な溶媒に対する溶解性に優れていた。
本発明の末端(メタ)アクリロイル基を有する脂肪族共
重合ポリカーボネートは、光硬化性樹脂組成物の主成分
として、他の重合性不飽和化合物(例えば不飽和ポリエ
ステル、不飽和ポリウレタン、オリゴエステル(メタ)
アクリレート等)及び光重合開始剤と共に使用され、特
徴ある光硬化樹脂組成物の原料として用いることができ
る。
本発明の末端アリル基を有する脂肪族共重合ポリカーボ
ネートは新規な重合体であり、代表例を下記−船蔵(2
)で表すと、以下の通りである。
(R1は水素、ハロゲン又は1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基である。R2は炭素数5.6を主成分とす
るグリコール残基である。nは平均で2〜200の範囲
の数であり、好ましくは平均で4〜100の範囲の数で
ある。) 末端アリル基は、アリル、2−クロロアリル、2−ブロ
モアリル、2−メチルアリル、2−エチルアリル、2−
プロピルアリル、2−ブチルアリル等を含むが最も一般
的には、R3が水素であるアリル基(CH,=CH−C
H,−)である。
末端アリル基を有する脂肪族共重合ポリカーボネートは
種々の方法で得ることが可能である0例えば、一つの合
成法としては、所望の分子量のポリカーボネートポリオ
ールを公知の方法により合成した後、アリルフロロホル
メートと反応させることにより、炭素−炭素二重結合を
脂肪族共重合ポリカーボネート中に導入することができ
る。
又、もう一つの合成法として、例えば、特開昭56−1
33246号公報(米国特許第4.508.656号明
細書)には、エステル交換触媒の存在下で多価アルコー
ルと炭酸ジアリルを反応させて、重合度が1ないし10
の末端アリルカーボネートを得る方法が開示されている
。更に重合度を上げたい場合には、減圧下で炭酸ジアリ
ルを系外に抜きなから縮合を進めることも可能である。
勿論、触媒を用いずに先に末端ヒドロキシル基を有する
脂肪族共重合ポリカーボネートの合成で述べたように、
炭酸ジアリルをジメチルカーボネートやエチレンカーボ
ネートの代りに用いて行うことが可能である。
エステル交換触媒を用いる方法について詳細に述べる。
エステル交換反応触媒の中では、安価であること及び例
えば二酸化炭素との反応又は単なる洗浄により反応生成
物から容易に除去されることから、アルカリ金属アルコ
ラード、特にナトリウムメチラートが好ましい。別法に
よれば、これらの触媒は有機酸又は無機酸による処理に
よって、又はスルホン化酸性樹脂内を流動させることに
よっても除去される。若干能率は低下するが、他の触媒
として、有機酸又は無機酸、例えば、Ti (OR) 
a及びMgTi (OR) b (ここでRは有機基で
ある)の如き遷移金属アルコラード(複塩の形でも良い
)、又はCaO1ZnO,5nO(OR)zなどの如き
金属酸化物又はこれらの組合せが使用できる。とにかく
アルカリ金属アルコラードに比べて、これらのエステル
交換反応触媒は高価であり、しかも反応生成物からの除
去も困難が伴う。ポリカーボネートジオールビスアリル
カーボネートの生成に有効な触媒の量は反応塊状物の0
.001ないし0.5重量%であり、好適には、0.0
1重量%である。
第1工程では、炭酸ジアリルは、ポリカーボネートジオ
ールビスアリルカーボネートの生成に必要な化学量論量
に比べて過剰量で使用され、炭酸ジアリル:多価アルコ
ールの好適なモル比は5:工ないし10:1である。
第1工程の反応温度は一般に100ないし150°Cで
あり、好ましくは120°C付近である。反応が行われ
る圧力は、反応溶媒中に存在する未反応の炭酸ジアリル
を除去することなく、又は実質的に除去することなく、
副生ずるアリルアルコールを生成と同時に、蒸発により
除去できる圧力である。
上記反応温度に応じて操作を有効に実施できる圧力は約
300ないし約50トルである。
上記反応条件下では、炭酸ジアリルによる多価アルコー
ルの官能化を完全に又は実質的に完全に実施でき、反応
時間は一般に0.5ないし3時間である。
実際には、この第1反応工程は、反応副生物であるアリ
ルアルコールの発生が終了するため、完了されたものと
考えられる。この段階で、反応器内の圧力を約1トル以
下とし、かつ、70°Cないし200℃の温度に加熱す
ることにより、第2反応工程を開始する。第2反応工程
の間に、前記第1反応工程で使用された触媒は、前記と
同じ濃度範囲で活性を発揮する。
これらの条件下では、まず、前記第1反応工程からの未
反応炭酸ジアリルの蒸発除去が行われ、その後、前記第
1反応工程で生成した多価アルコールの重合度1〜10
の末端アリルカーボネートの連鎖延長反応が起こり、更
に炭酸ジアリルの除去が起こる。
この第2反応工程に好適な温度は90ないし150℃で
ある。第2工程における反応は、最終生成物が所望の分
子量(粘度測定により容易にチエツクされる)をもつに
至ったところで停止される。
本発明の末端アリル基を有する脂肪族共重合ポリカーボ
ネートは、後述するようにハイドロシラン類と反応させ
ることによりケイ素基が導入され、環境温度条件下で硬
化し得るシーラント材料の原料になる。その他レンズや
繊維光学材料、繊維光学装置用等の光学装置部材の原料
としても用いられる。
本発明の末端カーボネート基を有する脂肪族共重合ポリ
カーボネートは新規な重合体であり、代表例を一般式(
3)で表すと、以下の通りである。
(R1は炭素数5.6を主成分とする脂肪族直鎖あるい
は側鎖をもつグリコール残基、Rtは炭素数1〜10の
アルキル基又は炭素数6〜1oのアリール基、nは2〜
200の範囲の整数) 合成法については、前述の末端アリル基を有する脂肪族
共重合ポリカーボネートの合成と基本的に同一であり、
炭酸ジアリルを炭酸ジアルキル又は炭酸ジアリールに代
えるだけで良い。特にジメチルカーボネート、ジアリー
ルカーボネートを用いる場合は無触媒でも反応が充分に
進行する。
本発明においては、1,6−ヘキサンジオール、1.5
−ヘアタンジオール及ヒネオベンチルグリコールのほか
、1分子内に29以上のヒドロキシル基をもつ化合物、
例えば1.3−プロパンジオール、1,4ブタンジオー
ル、1,7−ヘプタンジオール、1.8−オクタンジオ
ール、2−エチル−1,6ヘキサンジオール、2−メチ
ル−1,3−プロパンジオール、■、3−シクロヘキサ
ンジオール、1.4−シクロヘキサンジオール、2.2
′−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン
、P−キシレンジオール、P−テトラクロロキシレンジ
オール、1.4−ジメチロールシクロヘキサン、ビスヒ
ドロキシメチルテトラヒドロフラン、ジ(2−ヒドロキ
シエチル)ジメチルヒダントイン、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール
、ポリテトラメチレングリコール、チオグリコール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ヘキサ
ントリオール、ペンタエリスリトール、IO−(Cut
) t−0−(CHg) aOH,IO−(CHz) 
z−0−(CHz) sOH,HO−(CHz) z 
0−C)ltC(CHs) tc)IzOH等の少量を
コポリマー成分として使用してもかまわない。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、実施例中の数平均分子量はアセチル化法によって
水酸基価を求めることにより測定した。
さらに脂肪族共重合ポリカーボネート(以下、ポリマー
と略す)中の酸価をKO)Iによる滴定により測定した
が、実施例、比較例のポリマーすべてが0.01以下で
あった。従って、得られたポリマーの数平均分子量は次
式により求めた。
数平均分子量=2/(OH価x 10−”156.11
)ONPG−ポリカーボネートジオール(以下NPG−
PCDLと記載する)の合成 撹拌機、温度針、分留塔、真空ポンプを備えた反応器に
、ネオペンチルグリコール416g (4s+ol)、
エチレンカーポネー)52Bg (6mol)を仕込み
、系内に少量のN2を流しながら反応温度を140℃に
設定し撹拌上反応を開始した。徐々に系内を減圧にし、
2時間後に65 mm HHになった時点で塔頂よりエ
チレングリコール、エチレンカーボネート、ネオペンチ
ルグリコールの混合物を留出させた。この時塔頂の温度
は95°Cであった。
その後、10時間かけて系内の圧力を5mHgまで下げ
て重合反応を行った。反応終了後、NPC−PCOL2
40gを得た。該NPG−PCDLは” C−NMRに
より、CH。
の繰り返し単位を持ち末端がヒドロキシル基であること
が確認された。また数平均分子量はGPCにより3,1
00であった。
OCS−ポリカーボネートジオール(以下cs−pco
t。
と記載する)の合成 撹拌機、温度計、分留塔、真空ポンプを備えた反応器に
、1,5−ベンタンジオール2.080g (20s+
ol)、エチレンカーボネート1,760g (20m
ol)を仕込み、Nアを系内に少量流しながら、130
°C130〜4+amHg10.5時間反応させた。こ
の間塔頂より、エチレングリコール、エチレンカーボネ
ートを留出させた。
その後、反応温度を200°Cに上昇させ、4〜2閣H
gで5.75時間反応させた。このときは分留塔を使用
せずに反応系内を排気し、エチレングリコール、エチレ
ンカーボネート、1.5−ベンタンジオールを留出させ
た。
反応終了後、1 、582gのCs  PCDLを得た
。数平均分子量は、末端基定量(水酸基価)により2.
750であった。
o  Cb−ポリカーボネートジオール(以下c、−P
CDLと記載する)の合成 撹拌機、温度計、分留塔、真空ポンプを備えた反応器に
、1.6−ヘキサンジオール2.360g (20mo
l)、エチレンカーボネート1.760g (20mo
l)を仕込み、N2を系内に少量流しながら、130°
C130〜4閣Hg10時間反応させた。この間塔頂よ
り、エチレングリコール、エチレンカーボネートを留出
させた。
その後、反応温度を200°Cに上昇させ、4〜2mH
gで6時間反応させた。このときは分留塔を使用せずに
反応系内を排気し、エチレングリコール、エチレンカー
ボネート、1,6−ヘキサンジオールを留出させた。
反応終了後、1 、680gのCm−PCDLを得た。
数平均分子量は、末端基定量(水酸基価)により2,8
20であった。
実施例 1〜5 下記表に示す仕込組成で各ホモポリマーを混合し、12
5°C13時間反応させた。得られたポリマーは液状で
あり実質的に非晶質であった。
表 上記により合成したポリマー2当量、ヘキサメチレンジ
イソシアナート3当量を60’C13時間反応させ、末
端イソシアナートプレポリマーを合成した。該プレポリ
マーに、2−ヒドロキシエチルアクリレート1当量を1
00°C13時間で反応させ、ポリカーボネートウレタ
ンアクリレートを合成した。該ポリカーボネートウレタ
ンアクリレートは、アクリル酸メチル、メタクリル酸メ
チル、スチレン、アクリロニトリル等のビニル系モノマ
ーに対する溶解性が優れていた。
〔発明の効果〕
本発明の脂肪族共重合ポリカーボネートは、耐加水分解
性、耐光性、耐酸化劣化性に優れており、これに加えて
該脂肪族共重合ポリカーボネートをポリウレタン等に応
用した場合、柔軟性、回復性、耐寒性、低温可撓性、低
機械的セット率、低熱的セット率、耐熱性、高破断伸度
、低溶融粘度、低溶液粘度、溶媒に対する高溶解性等に
優れており、ポリウレタン、熱可塑性エラストマー、ウ
レタン弾性繊維、スパンデックス成形体、スパンデック
ス糸、高分子可塑剤等の用途に極めて有用な素材である
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繰り返し単位が A:▲数式、化学式、表等があります▼ B:▲数式、化学式、表等があります▼及び C:▲数式、化学式、表等があります▼とからなり、 A単位とB単位の個数の比A/Bが、1/9以上9/1
    以下であり、A単位とB単位とC単位の個数の比C/(
    A+B)が、0.1/99.9以上50/50以下であ
    る脂肪族共重合ポリカーボネート。
JP13534090A 1990-05-28 1990-05-28 脂肪族共重合ポリカーボネート Pending JPH0431430A (ja)

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