JPH04316024A - アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH04316024A JPH04316024A JP3083760A JP8376091A JPH04316024A JP H04316024 A JPH04316024 A JP H04316024A JP 3083760 A JP3083760 A JP 3083760A JP 8376091 A JP8376091 A JP 8376091A JP H04316024 A JPH04316024 A JP H04316024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- insulating film
- liquid crystal
- display device
- etching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims description 33
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 title claims description 21
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 61
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 39
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 13
- 238000000059 patterning Methods 0.000 claims description 12
- 238000007743 anodising Methods 0.000 claims description 11
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 6
- 229910004205 SiNX Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000005546 reactive sputtering Methods 0.000 claims 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 18
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 16
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 11
- KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N citric acid Chemical compound OC(=O)CC(O)(C(O)=O)CC(O)=O KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 9
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 9
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 7
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 7
- XMPZTFVPEKAKFH-UHFFFAOYSA-P ceric ammonium nitrate Chemical compound [NH4+].[NH4+].[Ce+4].[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O XMPZTFVPEKAKFH-UHFFFAOYSA-P 0.000 description 6
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 4
- 239000010407 anodic oxide Substances 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 101000674742 Homo sapiens Transcription initiation factor TFIID subunit 5 Proteins 0.000 description 1
- 229910002651 NO3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 102100021230 Transcription initiation factor TFIID subunit 5 Human genes 0.000 description 1
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 description 1
- 230000007850 degeneration Effects 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- -1 nitrate ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMIM液晶表示装置の、
特にMIM素子の製造方法に関する。
特にMIM素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでMIM素子を用いたMIM液晶
表示装置は、 ■MIM素子とその駆動部液晶の靜電容量比が小さい■
MIM素子のI−V特性の非直線性が悪い■MIM素子
のリーク電流が大きい ■MIM素子のI−V特性の極性差が大きいという課題
を有していたため、TFT素子を用いたTFT液晶表示
装置に比較して表示コントラストやその温度特性が劣る
、高精細表示や画素の分割冗長ができない、表示の残像
等の問題があった。しかし最近 以下に示すようにM
IM素子に関する研究開発が進み、これらの課題が解決
されつつある。
表示装置は、 ■MIM素子とその駆動部液晶の靜電容量比が小さい■
MIM素子のI−V特性の非直線性が悪い■MIM素子
のリーク電流が大きい ■MIM素子のI−V特性の極性差が大きいという課題
を有していたため、TFT素子を用いたTFT液晶表示
装置に比較して表示コントラストやその温度特性が劣る
、高精細表示や画素の分割冗長ができない、表示の残像
等の問題があった。しかし最近 以下に示すようにM
IM素子に関する研究開発が進み、これらの課題が解決
されつつある。
【0003】■MIM素子絶縁膜にNをドープし素子静
電容量、I−V特性の非直線性、リーク電流を改善する
■MIM素子をラテラル構造にし素子静電容量、I−V
特性の非直線性、リーク電流を改善する■MIM素子を
シリアル構造にしI−V特性の極性差を改善する 従来のNドープMIM素子の製造方法は基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上にN2 を含む雰囲
気中でTaをリアクティブスパッタする第2の工程と、
第2の工程で形成した膜をCF4 とO2 を含む雰囲
気中でケミカルドライエッチし下電極にパターニングす
る第3の工程と、前記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を
形成する第4の工程と、前記素子絶縁膜上に導電性膜を
形成する第5の工程と、前記導電性膜を上電極にエッチ
パターニングする第6の工程を有していた。
電容量、I−V特性の非直線性、リーク電流を改善する
■MIM素子をラテラル構造にし素子静電容量、I−V
特性の非直線性、リーク電流を改善する■MIM素子を
シリアル構造にしI−V特性の極性差を改善する 従来のNドープMIM素子の製造方法は基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上にN2 を含む雰囲
気中でTaをリアクティブスパッタする第2の工程と、
第2の工程で形成した膜をCF4 とO2 を含む雰囲
気中でケミカルドライエッチし下電極にパターニングす
る第3の工程と、前記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を
形成する第4の工程と、前記素子絶縁膜上に導電性膜を
形成する第5の工程と、前記導電性膜を上電極にエッチ
パターニングする第6の工程を有していた。
【0004】また従来のラテラルMIM素子の製造方法
は基板上にTaOX またはTaOXNY からなる下
地絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に
Taを形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
をCF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエ
ッチし下電極にパターニングする第3の工程と、前記下
電極を陽極酸化しバリア絶縁膜を形成する第4の工程と
、前記バリア絶縁膜の一部をCF4 とO2 を含む雰
囲気中でケミカルドライエッチング除去する第5の工程
と、前記バリア絶縁膜をエッチング除去した部分を再び
陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第6の工程と、前記第
6の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第7の工
程と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパターニングし
MIM素子を形成する第8の工程を有していた。
は基板上にTaOX またはTaOXNY からなる下
地絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に
Taを形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
をCF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエ
ッチし下電極にパターニングする第3の工程と、前記下
電極を陽極酸化しバリア絶縁膜を形成する第4の工程と
、前記バリア絶縁膜の一部をCF4 とO2 を含む雰
囲気中でケミカルドライエッチング除去する第5の工程
と、前記バリア絶縁膜をエッチング除去した部分を再び
陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第6の工程と、前記第
6の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第7の工
程と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパターニングし
MIM素子を形成する第8の工程を有していた。
【0005】更に従来のシリアルMIM素子の製造方法
は基板上にTaOX またはTaOXNY からなる下
地絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に
Taを形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
をCF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエ
ッチングし下電極にパターニングする第3の工程と、前
記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程
と、前記第4の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成す
る第5の工程と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパタ
ーニングしMIM素子を形成する第6の工程と、前記素
子絶縁膜の一部及びその下の下電極をCF4 とO2
を含む雰囲気中でケミカルドライエッチし除去、分離す
る第7の工程を有していた。
は基板上にTaOX またはTaOXNY からなる下
地絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に
Taを形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
をCF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエ
ッチングし下電極にパターニングする第3の工程と、前
記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程
と、前記第4の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成す
る第5の工程と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパタ
ーニングしMIM素子を形成する第6の工程と、前記素
子絶縁膜の一部及びその下の下電極をCF4 とO2
を含む雰囲気中でケミカルドライエッチし除去、分離す
る第7の工程を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では以下の課題を有する。
では以下の課題を有する。
【0007】■NドープされたTaをCF4 とO2
を含む雰囲気中でケミカルドライエッチングするとエッ
チング中に基板上に無数の白い微粉が発生しTa残りや
上電極切れになりやすい。これはTa膜がエッチングさ
れる際にTa膜中のNがエッチングガスのO2 と反応
し硝酸イオンに変化、このイオンがTaのエッチング成
生物であり比較的蒸気圧が高く排気され易いTAF5
を蒸気圧の低いTaO2 Fへ変えてしまったため生ず
る現象である。
を含む雰囲気中でケミカルドライエッチングするとエッ
チング中に基板上に無数の白い微粉が発生しTa残りや
上電極切れになりやすい。これはTa膜がエッチングさ
れる際にTa膜中のNがエッチングガスのO2 と反応
し硝酸イオンに変化、このイオンがTaのエッチング成
生物であり比較的蒸気圧が高く排気され易いTAF5
を蒸気圧の低いTaO2 Fへ変えてしまったため生ず
る現象である。
【0008】■Ta、TaOX やTaOX NY を
CF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエッ
チングするとエッチング中に非常に微細なエッチング成
生物が基板上に再デポする。従来のラテラルMIM素子
やシリアルMIM素子の製造工程にはこのドライエッチ
ングの工程が多く、再デポの影響によるリーク電流の増
大が無視できない。更にドライエッチングは工程のスル
ープットが悪く、コストの増大につながっている。
CF4 とO2 を含む雰囲気中でケミカルドライエッ
チングするとエッチング中に非常に微細なエッチング成
生物が基板上に再デポする。従来のラテラルMIM素子
やシリアルMIM素子の製造工程にはこのドライエッチ
ングの工程が多く、再デポの影響によるリーク電流の増
大が無視できない。更にドライエッチングは工程のスル
ープットが悪く、コストの増大につながっている。
【0009】■従来のラテラルMIM素子やシリアルM
IM素子は通常のMIM素子より製造工程が多く、製造
コストを増大させている。
IM素子は通常のMIM素子より製造工程が多く、製造
コストを増大させている。
【0010】そこで本発明はこれらの課題を解決するも
のであって、その目的とするところは高製造歩留まり、
低コストの高画質MIM表示体を得ることにある。
のであって、その目的とするところは高製造歩留まり、
低コストの高画質MIM表示体を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】基板上に設けられた複数
の行電極と、前記基板と対向する対向基板上に前記行電
極と交差して配置された複数の列電極が備えられ、前記
両電極のマトリックス状に形成された画素部にスイッチ
ング用MIM非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入
された液晶を電気的に駆動させて表示するアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の製造方法において、前記基
板上にTaOX またはTaOX NY からなる下地
絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜
質を制御した膜を成膜方向にエッチングレートが大きく
なる様に2層以上積層形成する第2の工程と、第2の工
程で形成した膜を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式
エッチングし下電極にパターニングする第3の工程と、
前記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工
程と、前記素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工
程と、前記導電性膜を上電極にエッチパターニングしM
IM素子を形成する第6の工程を有することを特徴とす
る。
の行電極と、前記基板と対向する対向基板上に前記行電
極と交差して配置された複数の列電極が備えられ、前記
両電極のマトリックス状に形成された画素部にスイッチ
ング用MIM非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入
された液晶を電気的に駆動させて表示するアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の製造方法において、前記基
板上にTaOX またはTaOX NY からなる下地
絶縁膜を形成する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜
質を制御した膜を成膜方向にエッチングレートが大きく
なる様に2層以上積層形成する第2の工程と、第2の工
程で形成した膜を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式
エッチングし下電極にパターニングする第3の工程と、
前記下電極を陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工
程と、前記素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工
程と、前記導電性膜を上電極にエッチパターニングしM
IM素子を形成する第6の工程を有することを特徴とす
る。
【0012】また基板上に設けられた複数の行電極と、
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した膜
を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層以
上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし下
電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を陽
極酸化しバリア絶縁膜を形成する第4の工程と、前記バ
リア絶縁膜の一部を弗酸と塩酸を含むエッチャントでエ
ッチング除去する第5の工程と、前記バリア絶縁膜をエ
ッチング除去した部分を再び陽極酸化し素子絶縁膜を形
成する第6の工程と、前記第6の工程の素子絶縁膜上に
導電性膜を形成する第7の工程と、前記導電性膜膜を上
電極にエッチパターニングしMIM素子を形成する第8
の工程を有することを特徴とする。
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した膜
を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層以
上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし下
電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を陽
極酸化しバリア絶縁膜を形成する第4の工程と、前記バ
リア絶縁膜の一部を弗酸と塩酸を含むエッチャントでエ
ッチング除去する第5の工程と、前記バリア絶縁膜をエ
ッチング除去した部分を再び陽極酸化し素子絶縁膜を形
成する第6の工程と、前記第6の工程の素子絶縁膜上に
導電性膜を形成する第7の工程と、前記導電性膜膜を上
電極にエッチパターニングしMIM素子を形成する第8
の工程を有することを特徴とする。
【0013】更に基板上に設けられた複数の行電極と、
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した膜
を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層以
上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし下
電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を陽
極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程と、前記第4
の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工程
と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパターニングしM
IM素子を形成する第6の工程と、前記素子絶縁膜の一
部を弗酸と塩酸を含むエッチャントでエッチング除去す
る第7の工程と、前記素子絶縁膜の除去部を再び弗酸と
硝酸を含むエッチャントでエッチングし分離する第8の
工程を有することを特徴とするアクティブマトリックス
型液晶表示装置の製造方法。
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NYからなる下地絶縁膜を形成す
る第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した膜
を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層以
上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した膜
を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし下
電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を陽
極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程と、前記第4
の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工程
と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパターニングしM
IM素子を形成する第6の工程と、前記素子絶縁膜の一
部を弗酸と塩酸を含むエッチャントでエッチング除去す
る第7の工程と、前記素子絶縁膜の除去部を再び弗酸と
硝酸を含むエッチャントでエッチングし分離する第8の
工程を有することを特徴とするアクティブマトリックス
型液晶表示装置の製造方法。
【0014】工程を有することを特徴とする。
【0015】
(実施例1)本発明のMIM素子基板の基本製造工程を
図1に示す。図1(a)は加工工程を示すフローチャー
トであり図1(b)から(g)はフローチャートに対応
したMIM素子の断面図を示している。Baホウケイ酸
ガラス1上にTaOX を500オングストローム、ス
パッタし下地絶縁膜2とした。スパッタ装置は徳田製作
所製50Bを用いTaをAr−15%N2 とO2の混
合スパッタガス中でDC成膜した。スパッタガスのそれ
ぞれの分圧は0. 3Paであった。下地絶縁膜成膜後
、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分圧を下
げていき0とした。この時減少したO2 分圧の量だけ
Ar−15%N2 を導入、トータルのガス圧は0.6
Paのままとした。この時のAr−15%N2 ガス流
量は20SCCMでありこの条件で2000オングスト
ローム成膜し図1(c)3−1とした。再びスパッタプ
ラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのまま、オリ
フィスを制御しながらAr−15%N2 流量を60S
CCMに増加させた。この条件で1000オングストロ
ーム積層し図1(c)3−2とした。次に東京応化製O
FPR800を1. 4ミクロン塗布し摂氏90度で2
0分ベーク後露光現像し所定のレジストパターンを得た
。摂氏120度、30分のポストベーク後40%濃度の
弗酸と硝酸と水を体積比1:8:5の割合で混合した摂
氏20度のエッチャント中に浸せき、N−Ta膜をエッ
チパターニングし下電極3(3−1、3−2)を形成し
た。エッチング時間は1分でありレジストの剥離は無か
った。次に東京応化製ST−10でレジストを剥離し0
. 1%のクエン酸水溶液中で陽極酸化し600オング
ストロームの素子絶縁膜4(4−1、4−2)を形成し
た。陽極酸化電圧は33Vであった。続いてアネルバ製
のILC−705にてCrを30オングストロームDC
スパッタ成膜し、スパッタプラズマを止めず連続してI
TOを500オングストローム成膜し図1(f)5とし
た。再び下電極のパターニングと同様の方法で所定のレ
ジストを形成し硝酸と塩酸の混酸水溶液でITO膜をエ
ッチング、続いてITO膜下にあるCr膜を硝酸第2セ
リウムアンモン水溶液にてエッチングして上電極5を形
成、MIM素子と画素電極を同時に形成した。MIM素
子の大きさは4ミクロン*4ミクロンであった。
図1に示す。図1(a)は加工工程を示すフローチャー
トであり図1(b)から(g)はフローチャートに対応
したMIM素子の断面図を示している。Baホウケイ酸
ガラス1上にTaOX を500オングストローム、ス
パッタし下地絶縁膜2とした。スパッタ装置は徳田製作
所製50Bを用いTaをAr−15%N2 とO2の混
合スパッタガス中でDC成膜した。スパッタガスのそれ
ぞれの分圧は0. 3Paであった。下地絶縁膜成膜後
、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分圧を下
げていき0とした。この時減少したO2 分圧の量だけ
Ar−15%N2 を導入、トータルのガス圧は0.6
Paのままとした。この時のAr−15%N2 ガス流
量は20SCCMでありこの条件で2000オングスト
ローム成膜し図1(c)3−1とした。再びスパッタプ
ラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのまま、オリ
フィスを制御しながらAr−15%N2 流量を60S
CCMに増加させた。この条件で1000オングストロ
ーム積層し図1(c)3−2とした。次に東京応化製O
FPR800を1. 4ミクロン塗布し摂氏90度で2
0分ベーク後露光現像し所定のレジストパターンを得た
。摂氏120度、30分のポストベーク後40%濃度の
弗酸と硝酸と水を体積比1:8:5の割合で混合した摂
氏20度のエッチャント中に浸せき、N−Ta膜をエッ
チパターニングし下電極3(3−1、3−2)を形成し
た。エッチング時間は1分でありレジストの剥離は無か
った。次に東京応化製ST−10でレジストを剥離し0
. 1%のクエン酸水溶液中で陽極酸化し600オング
ストロームの素子絶縁膜4(4−1、4−2)を形成し
た。陽極酸化電圧は33Vであった。続いてアネルバ製
のILC−705にてCrを30オングストロームDC
スパッタ成膜し、スパッタプラズマを止めず連続してI
TOを500オングストローム成膜し図1(f)5とし
た。再び下電極のパターニングと同様の方法で所定のレ
ジストを形成し硝酸と塩酸の混酸水溶液でITO膜をエ
ッチング、続いてITO膜下にあるCr膜を硝酸第2セ
リウムアンモン水溶液にてエッチングして上電極5を形
成、MIM素子と画素電極を同時に形成した。MIM素
子の大きさは4ミクロン*4ミクロンであった。
【0016】このMIM素子基板と対向基板とを組立、
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で150:1以上、摂氏50度で100:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は以下
の通りである。
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で150:1以上、摂氏50度で100:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は以下
の通りである。
【0017】■素子絶縁膜の大部分を占める領域4−2
には約20at%のNが含まれており絶縁膜の比誘電率
及び、素子の静電容量を下げている。
には約20at%のNが含まれており絶縁膜の比誘電率
及び、素子の静電容量を下げている。
【0018】■素子絶縁膜4にはNが含まれているため
通常Taの陽極酸化膜に存在しているフリーなTaイオ
ンを固着し、リーク電流を改善した。
通常Taの陽極酸化膜に存在しているフリーなTaイオ
ンを固着し、リーク電流を改善した。
【0019】■下電極3−1は2から3at%のNを含
んでいるため歪の少ないアルファTa構造になり比抵抗
が40マイクロオームセンチにまで下がっている。これ
によりMIM素子に印加される電圧が鈍らない。
んでいるため歪の少ないアルファTa構造になり比抵抗
が40マイクロオームセンチにまで下がっている。これ
によりMIM素子に印加される電圧が鈍らない。
【0020】又MIM表示体を分解、MIM素子基板を
観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた時
に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa残
りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約30度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。3−1及び3−2の本実施例のエ
ッチャント(弗酸・硝酸の混酸)に対するエッチングレ
ートを調べたところ約2:1となっており、3−1がエ
ッチングされている際にその約2倍の速さで3−2が基
板と平行方向にエッチングされ、縮退するために3−1
がテーパーにエッチングされるのである。すなわち3−
1及び3−2のエッチングレート比を制御することによ
り3−1のエッチングテーパー角度を任意に制御できる
。実際に下電極の積層膜のNドープ量をスパッタガス流
量を種々変化させ変えたところ3−1のテーパー角度を
90度以下で任意に変えることができた。また3−2が
ほぼ垂直になっているにもかかわらず上電極の断線が全
く無かったのはその膜厚が1000オングストロームと
小さくあまり影響しないため、更に下地絶縁膜が本実施
例のエッチャントにほとんどエッチングされず残るため
上電極の密着性が良好なためと思われる。
観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた時
に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa残
りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約30度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。3−1及び3−2の本実施例のエ
ッチャント(弗酸・硝酸の混酸)に対するエッチングレ
ートを調べたところ約2:1となっており、3−1がエ
ッチングされている際にその約2倍の速さで3−2が基
板と平行方向にエッチングされ、縮退するために3−1
がテーパーにエッチングされるのである。すなわち3−
1及び3−2のエッチングレート比を制御することによ
り3−1のエッチングテーパー角度を任意に制御できる
。実際に下電極の積層膜のNドープ量をスパッタガス流
量を種々変化させ変えたところ3−1のテーパー角度を
90度以下で任意に変えることができた。また3−2が
ほぼ垂直になっているにもかかわらず上電極の断線が全
く無かったのはその膜厚が1000オングストロームと
小さくあまり影響しないため、更に下地絶縁膜が本実施
例のエッチャントにほとんどエッチングされず残るため
上電極の密着性が良好なためと思われる。
【0021】(実施例2)本実施例は実施例1の下電極
の多層膜を単層にしたのが異なる。下地絶縁膜成膜後、
スパッタプラズマを止めないで徐々にO2分圧を下げて
いき、減少したO2 分圧の量だけAr−15%N2
を導入、トータルのガス圧は0. 6Paのままとした
。この時のAr−15%N2 ガス流量は60SCCM
でありこの条件で3000オングストローム成膜し図1
(c)3とした。後工程は実施例1と同様である。この
MIM素子基板と対向基板とを組立、液晶封入後点灯テ
ストしたところ30cm*35cmのMIM素子基板内
に欠陥は多数存在した。表示コントラストは常温で15
0:1から90:1、摂氏50度で90:1から50:
1であった。 コントラストが実施例1より劣り、かつ基板面内でバラ
付いているのは下電極のNドープTaがNを約20at
%含んでいるため比抵抗が220マイクロオームセンチ
と高く、電圧降下によりMIM素子に十分に電圧が印加
されないためと考えられる。また、MIM表示体を分解
、MIM素子基板を観察したところ、従来ケミカルドラ
イエッチしていた時に問題となっていた反応成生物やそ
れに起因したTa残りは全く無かった。更にSEMによ
り下電極3のテーパー形状を観察したところほぼ垂直で
あり傾斜はついていなかった。このため上電極を成膜す
る際十分にエッチングテーパー部に成膜されず上電極の
断線につながり点灯テスト時の欠陥になった。よって単
にドライエッチを廃止しただけでは製造歩留まりは向上
しないことがわかる。
の多層膜を単層にしたのが異なる。下地絶縁膜成膜後、
スパッタプラズマを止めないで徐々にO2分圧を下げて
いき、減少したO2 分圧の量だけAr−15%N2
を導入、トータルのガス圧は0. 6Paのままとした
。この時のAr−15%N2 ガス流量は60SCCM
でありこの条件で3000オングストローム成膜し図1
(c)3とした。後工程は実施例1と同様である。この
MIM素子基板と対向基板とを組立、液晶封入後点灯テ
ストしたところ30cm*35cmのMIM素子基板内
に欠陥は多数存在した。表示コントラストは常温で15
0:1から90:1、摂氏50度で90:1から50:
1であった。 コントラストが実施例1より劣り、かつ基板面内でバラ
付いているのは下電極のNドープTaがNを約20at
%含んでいるため比抵抗が220マイクロオームセンチ
と高く、電圧降下によりMIM素子に十分に電圧が印加
されないためと考えられる。また、MIM表示体を分解
、MIM素子基板を観察したところ、従来ケミカルドラ
イエッチしていた時に問題となっていた反応成生物やそ
れに起因したTa残りは全く無かった。更にSEMによ
り下電極3のテーパー形状を観察したところほぼ垂直で
あり傾斜はついていなかった。このため上電極を成膜す
る際十分にエッチングテーパー部に成膜されず上電極の
断線につながり点灯テスト時の欠陥になった。よって単
にドライエッチを廃止しただけでは製造歩留まりは向上
しないことがわかる。
【0022】(実施例3)本実施例は実施例1の下電極
の多層膜を単層にしたのが異なる。下地絶縁膜成膜後、
スパッタプラズマを止めないで徐々にO2分圧を下げて
いき、減少したO2 分圧の量だけAr−15%N2
を導入、トータルのガス圧は0. 6Paのままとした
。この時のAr−15%N2 ガス流量は20SCCM
でありこの条件で3000オングストローム成膜し図1
(c)3とした。後工程は実施例1と同様である。この
MIM素子基板と対向基板とを組立、液晶封入後点灯テ
ストしたところ30cm*35cmのMIM素子基板内
に欠陥は多数存在した。表示コントラストは常温で90
:1、摂氏50度で50:1であった。コントラストが
実施例1より劣っているのは素子絶縁膜にNが2%程度
しか含まれておらず、リーク電流の改善はあるものの素
子の静電容量が十分に下がっていないためである。また
、MIM表示体を分解、MIM素子基板を観察したとこ
ろ、従来ケミカルドライエッチしていた時に問題となっ
ていた反応成生物やそれに起因したTa残りは全く無か
った。更にSEMにより下電極3のテーパー形状を観察
したところほぼ垂直であり傾斜はついていなかった。こ
のため上電極を成膜する際十分にエッチングテーパー部
に成膜されず上電極の断線につながり点灯テスト時の欠
陥になった。 よって単にドライエッチを廃止しただけでは製造歩留ま
りは向上しないことがわかる。
の多層膜を単層にしたのが異なる。下地絶縁膜成膜後、
スパッタプラズマを止めないで徐々にO2分圧を下げて
いき、減少したO2 分圧の量だけAr−15%N2
を導入、トータルのガス圧は0. 6Paのままとした
。この時のAr−15%N2 ガス流量は20SCCM
でありこの条件で3000オングストローム成膜し図1
(c)3とした。後工程は実施例1と同様である。この
MIM素子基板と対向基板とを組立、液晶封入後点灯テ
ストしたところ30cm*35cmのMIM素子基板内
に欠陥は多数存在した。表示コントラストは常温で90
:1、摂氏50度で50:1であった。コントラストが
実施例1より劣っているのは素子絶縁膜にNが2%程度
しか含まれておらず、リーク電流の改善はあるものの素
子の静電容量が十分に下がっていないためである。また
、MIM表示体を分解、MIM素子基板を観察したとこ
ろ、従来ケミカルドライエッチしていた時に問題となっ
ていた反応成生物やそれに起因したTa残りは全く無か
った。更にSEMにより下電極3のテーパー形状を観察
したところほぼ垂直であり傾斜はついていなかった。こ
のため上電極を成膜する際十分にエッチングテーパー部
に成膜されず上電極の断線につながり点灯テスト時の欠
陥になった。 よって単にドライエッチを廃止しただけでは製造歩留ま
りは向上しないことがわかる。
【0023】(実施例4)本実施例は実施例1の下電極
を成膜する際ArとN2 とO2 を含む雰囲気中でT
aをリアクティブスパッタするのが異なる。下地絶縁膜
成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分
圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分圧の
量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス圧は
0. 6Paのままとした。この時のAr−15%N2
ガス流量は20SCCMでありこの条件で2000オ
ングストローム成膜し図1(c)3−1とした。再びス
パッタプラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのま
ま、オリフィスを制御しながらAr−15%N2 分圧
を0. 55Pa、O2 分圧を0. 05Paとし、
この条件で3000オングストローム成膜し図1(c)
3−2とした。この時Ar−15%N2 流量は200
SCCMであった。後工程は実施例1と同様である。但
し上電極の幅は20ミクロンとした。
を成膜する際ArとN2 とO2 を含む雰囲気中でT
aをリアクティブスパッタするのが異なる。下地絶縁膜
成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分
圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分圧の
量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス圧は
0. 6Paのままとした。この時のAr−15%N2
ガス流量は20SCCMでありこの条件で2000オ
ングストローム成膜し図1(c)3−1とした。再びス
パッタプラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのま
ま、オリフィスを制御しながらAr−15%N2 分圧
を0. 55Pa、O2 分圧を0. 05Paとし、
この条件で3000オングストローム成膜し図1(c)
3−2とした。この時Ar−15%N2 流量は200
SCCMであった。後工程は実施例1と同様である。但
し上電極の幅は20ミクロンとした。
【0024】このMIM素子基板と対向基板とを組立、
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は以下
の通りである。
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は以下
の通りである。
【0025】■図1(d)3−2は絶縁性が高いため素
子絶縁膜の抵抗の低い部分は4−1しか存在しない。よ
って実施例1と製造方法はほとんど同じであるがラテラ
ルMIM素子構造となっているため素子静電容量が非常
に小さくなっている、素子面積が小さいためリーク電流
も改善されている。
子絶縁膜の抵抗の低い部分は4−1しか存在しない。よ
って実施例1と製造方法はほとんど同じであるがラテラ
ルMIM素子構造となっているため素子静電容量が非常
に小さくなっている、素子面積が小さいためリーク電流
も改善されている。
【0026】■素子絶縁膜4−1にはNが含まれている
ため通常Taの陽極酸化膜に存在しているフリーなTa
イオンを固着し、リーク電流を更に改善した。
ため通常Taの陽極酸化膜に存在しているフリーなTa
イオンを固着し、リーク電流を更に改善した。
【0027】■下電極3−1は2から3at%のNを含
んでいるため歪の少ないアルファTa構造になり比抵抗
が40マイクロオームセンチにまで下がっている。これ
によりMIM素子に印加される電圧が鈍らない。
んでいるため歪の少ないアルファTa構造になり比抵抗
が40マイクロオームセンチにまで下がっている。これ
によりMIM素子に印加される電圧が鈍らない。
【0028】又MIM表示体を分解、MIM素子基板を
観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた時
に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa残
りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約40度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様である
。
観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた時
に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa残
りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約40度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様である
。
【0029】(実施例5)本実施例は実施例1の下電極
3−2がSiOXNY であるのが異なる。下地絶縁膜
成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分
圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分圧の
量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス圧は
0. 6Paのままとした。この時のAr−15%N2
ガス流量は20SCCMでありこの条件で2000オ
ングストロームN−Ta膜を成膜し図1(c)3−1と
した。ここで一度スパッタプラズマを止めガス圧は0.
6Paのまま、オリフィスを制御しながらAr−15
%N2 分圧を0. 3Pa、O2 分圧を0. 3P
aとして今度はSiのスパッタを開始する。この条件で
3000オングストローム成膜し図1(c)3−2とし
た。この時Ar−15%N2 流量は100SCCMで
あった。後工程は実施例1と同様である。但し上電極の
幅は20ミクロンとした。
3−2がSiOXNY であるのが異なる。下地絶縁膜
成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2 分
圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分圧の
量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス圧は
0. 6Paのままとした。この時のAr−15%N2
ガス流量は20SCCMでありこの条件で2000オ
ングストロームN−Ta膜を成膜し図1(c)3−1と
した。ここで一度スパッタプラズマを止めガス圧は0.
6Paのまま、オリフィスを制御しながらAr−15
%N2 分圧を0. 3Pa、O2 分圧を0. 3P
aとして今度はSiのスパッタを開始する。この条件で
3000オングストローム成膜し図1(c)3−2とし
た。この時Ar−15%N2 流量は100SCCMで
あった。後工程は実施例1と同様である。但し上電極の
幅は20ミクロンとした。
【0030】このMIM素子基板と対向基板とを組立、
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例4と同様である。
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例4と同様である。
【0031】またMIM表示体を分解、MIM素子基板
を観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた
時に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa
残りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテー
パー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−
2はほぼ垂直であったが、3−1は約40度の緩やかな
テーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様であ
る。
を観察したところ、従来ケミカルドライエッチしていた
時に問題となっていた反応成生物やそれに起因したTa
残りは全く無かった。更にSEMにより下電極3のテー
パー形状を観察したところ図1(d)に示すように3−
2はほぼ垂直であったが、3−1は約40度の緩やかな
テーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様であ
る。
【0032】3−2の成膜時のスパッタガスをAr−1
5%N2 や、Ar−O2 とすることにより3−2の
膜をSiNX やSiOX とすることもできる。その
時の効果は変わらない。
5%N2 や、Ar−O2 とすることにより3−2の
膜をSiNX やSiOX とすることもできる。その
時の効果は変わらない。
【0033】(実施例6)本発明実施例を図2に示す。
下地絶縁膜成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々
にO2 分圧を下げていき0とした。この時減少したO
2 分圧の量だけAr−15%N2 を導入、トータル
のガス圧は0. 6Paのままとした。この時のAr−
15%N2 ガス流量は20SCCMでありこの条件で
4000オングストローム成膜し図2(c)3−1とし
た。再びスパッタプラズマを止めないでガス圧は0.
6Paのまま、オリフィスを制御しながらAr−15%
N2 流量を60SCCMに増加させた。この条件で1
000オングストローム積層し図2(c)3−2とした
。次に東京応化製OFPR800を1. 4ミクロン塗
布し摂氏90度で20分ベーク後露光現像し所定のレジ
ストパターンを得た。摂氏120度、30分のポストベ
ーク後40%濃度の弗酸と硝酸と水を体積比1:8:5
の割合で混合した摂氏20度のエッチャント中に浸せき
、N−Ta膜をエッチパターニングし下電極3(3−1
、3−2)を形成した。エッチング時間は1分でありレ
ジストの剥離は無かった。次に東京応化製ST−10で
レジストを剥離し0. 1%のクエン酸水溶液中で陽極
酸化し2000オングストロームのバリア絶縁膜6を形
成した。陽極酸化電圧は110Vであった。再び所定の
レジストパターンをバリア絶縁膜の上に形成し、上記濃
度の弗酸と塩酸と水を1:8:3の割合で混合した摂氏
20度のエッチャント中に浸せき、テーパー部のみのバ
リア絶縁膜をエッチ除去した(f)。エッチング時間は
1分でありレジストの剥離は無く、かつ下電極N−Ta
膜はほとんどエッチングされなかった。次に東京応化製
ST−10でレジストを剥離し0. 1%のクエン酸水
溶液中で陽極酸化し600オングストロームの素子絶縁
膜4を形成した(g)。陽極酸化電圧は33Vであった
。続いてアネルバ製のILC−705にてCrを30オ
ングストロームDCスパッタ成膜し、スパッタプラズマ
を止めず連続してITOを500オングストローム成膜
し図2(h)5とした。再び下電極のパターニングと同
様の方法で所定のレジストを形成し硝酸と塩酸の混酸水
溶液でITO膜をエッチング、続いてITO膜下にある
Cr膜を硝酸第2セリウムアンモン水溶液にてエッチン
グして上電極5を形成、MIM素子と画素電極を同時に
形成した(i)。MIM素子の大きさは下電極4ミクロ
ン*上電極20ミクロンであった。
にO2 分圧を下げていき0とした。この時減少したO
2 分圧の量だけAr−15%N2 を導入、トータル
のガス圧は0. 6Paのままとした。この時のAr−
15%N2 ガス流量は20SCCMでありこの条件で
4000オングストローム成膜し図2(c)3−1とし
た。再びスパッタプラズマを止めないでガス圧は0.
6Paのまま、オリフィスを制御しながらAr−15%
N2 流量を60SCCMに増加させた。この条件で1
000オングストローム積層し図2(c)3−2とした
。次に東京応化製OFPR800を1. 4ミクロン塗
布し摂氏90度で20分ベーク後露光現像し所定のレジ
ストパターンを得た。摂氏120度、30分のポストベ
ーク後40%濃度の弗酸と硝酸と水を体積比1:8:5
の割合で混合した摂氏20度のエッチャント中に浸せき
、N−Ta膜をエッチパターニングし下電極3(3−1
、3−2)を形成した。エッチング時間は1分でありレ
ジストの剥離は無かった。次に東京応化製ST−10で
レジストを剥離し0. 1%のクエン酸水溶液中で陽極
酸化し2000オングストロームのバリア絶縁膜6を形
成した。陽極酸化電圧は110Vであった。再び所定の
レジストパターンをバリア絶縁膜の上に形成し、上記濃
度の弗酸と塩酸と水を1:8:3の割合で混合した摂氏
20度のエッチャント中に浸せき、テーパー部のみのバ
リア絶縁膜をエッチ除去した(f)。エッチング時間は
1分でありレジストの剥離は無く、かつ下電極N−Ta
膜はほとんどエッチングされなかった。次に東京応化製
ST−10でレジストを剥離し0. 1%のクエン酸水
溶液中で陽極酸化し600オングストロームの素子絶縁
膜4を形成した(g)。陽極酸化電圧は33Vであった
。続いてアネルバ製のILC−705にてCrを30オ
ングストロームDCスパッタ成膜し、スパッタプラズマ
を止めず連続してITOを500オングストローム成膜
し図2(h)5とした。再び下電極のパターニングと同
様の方法で所定のレジストを形成し硝酸と塩酸の混酸水
溶液でITO膜をエッチング、続いてITO膜下にある
Cr膜を硝酸第2セリウムアンモン水溶液にてエッチン
グして上電極5を形成、MIM素子と画素電極を同時に
形成した(i)。MIM素子の大きさは下電極4ミクロ
ン*上電極20ミクロンであった。
【0034】このMIM素子基板と対向基板とを組立、
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例5と同じである。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図2(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約30度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様である
。
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で200:1以上、摂氏50度で180:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例5と同じである。更にSEMにより下電極3のテーパ
ー形状を観察したところ図2(d)に示すように3−2
はほぼ垂直であったが、3−1は約30度の緩やかなテ
ーパーとなっていた。この理由は実施例1と同様である
。
【0035】(実施例7)シリアルMIM素子はBAC
K TO BACK MIM素子とも言われ,MI
M素子を2個直列につなげて配置する。このため酸化さ
れたTa膜を島状に形成しなくてはならない。実施例1
と同様に陽極酸化された下電極(ただし陽極酸化電圧は
20Vとした)を形成した後、前述島状に分離するため
のレジストパターンを形成し弗酸と塩酸と水を1:8:
3の割合で混合した摂氏20度のエッチャント中に浸せ
き、陽極酸化膜の一部のみエッチ除去した。エッチング
時間は約40秒でありレジストの剥離は無く、かつ下電
極N−Ta膜はほとんどエッチングされなかった。次に
レジストはそのままで40%濃度の弗酸と硝酸と水を体
積比1:8:5の割合で混合した摂氏20度のエッチャ
ント中に浸せき、除去された陽極酸化膜の下のN−Ta
膜をエッチ除去し陽極酸化された島状N−Taを形成し
た。 エッチング時間は約1分でありレジストの剥離は無かっ
た。続いてアネルバ製のILC−705にてCrを30
オングストロームDCスパッタ成膜し、スパッタプラズ
マを止めず連続してITOを500オングストローム成
膜した。再び下電極のパターニングと同様の方法でMI
M素子に電圧をかける信号電極と前述島状パターンを、
及び島状パターンと画素を接続するようにレジストを形
成し、硝酸と塩酸の混酸水溶液でITO膜をエッチング
、続いてITO膜下にあるCr膜を硝酸第2セリウムア
ンモン水溶液にてエッチングした。すなわちITO−C
r−<TaOX NY−(N−Ta)−TaOX NY
>−[Cr−ITO]の構造になっている。<>で示
した部分が前述島状パターンである。[]は画素電極で
ある。またMIM素子の大きさは下電極4ミクロン*上
電極4ミクロンであった。
K TO BACK MIM素子とも言われ,MI
M素子を2個直列につなげて配置する。このため酸化さ
れたTa膜を島状に形成しなくてはならない。実施例1
と同様に陽極酸化された下電極(ただし陽極酸化電圧は
20Vとした)を形成した後、前述島状に分離するため
のレジストパターンを形成し弗酸と塩酸と水を1:8:
3の割合で混合した摂氏20度のエッチャント中に浸せ
き、陽極酸化膜の一部のみエッチ除去した。エッチング
時間は約40秒でありレジストの剥離は無く、かつ下電
極N−Ta膜はほとんどエッチングされなかった。次に
レジストはそのままで40%濃度の弗酸と硝酸と水を体
積比1:8:5の割合で混合した摂氏20度のエッチャ
ント中に浸せき、除去された陽極酸化膜の下のN−Ta
膜をエッチ除去し陽極酸化された島状N−Taを形成し
た。 エッチング時間は約1分でありレジストの剥離は無かっ
た。続いてアネルバ製のILC−705にてCrを30
オングストロームDCスパッタ成膜し、スパッタプラズ
マを止めず連続してITOを500オングストローム成
膜した。再び下電極のパターニングと同様の方法でMI
M素子に電圧をかける信号電極と前述島状パターンを、
及び島状パターンと画素を接続するようにレジストを形
成し、硝酸と塩酸の混酸水溶液でITO膜をエッチング
、続いてITO膜下にあるCr膜を硝酸第2セリウムア
ンモン水溶液にてエッチングした。すなわちITO−C
r−<TaOX NY−(N−Ta)−TaOX NY
>−[Cr−ITO]の構造になっている。<>で示
した部分が前述島状パターンである。[]は画素電極で
ある。またMIM素子の大きさは下電極4ミクロン*上
電極4ミクロンであった。
【0036】このMIM素子基板と対向基板とを組立、
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で150:1以上、摂氏50度で100:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例1と同じである。さらにMIM素子のI−V特性の極
性差が全く無いため、表示の残像が改善されていた。
液晶封入後点灯テストしたところ30cm*35cmの
MIM素子基板内に欠陥は全く無かった。表示コントラ
ストは常温で150:1以上、摂氏50度で100:1
以上あり良好であった。コントラストの良い理由は実施
例1と同じである。さらにMIM素子のI−V特性の極
性差が全く無いため、表示の残像が改善されていた。
【0037】(実施例8)実施例1、4、5、6、7は
下電極に多層膜を使用していたが、実施例1、4、6、
7はスパッタガス組成を下電極の形成開始から終了まで
連続的に変えることで、実施例5はTaとSiのターゲ
ットの印加電圧、及びスパッタガス組成を連続的に変え
ることで、下電極の組成を連続的に変化させ、成膜方向
に連続的にエッチングレートが大きくなる傾斜膜にする
ことが可能である。たとえば実施例1については下地絶
縁膜成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2
分圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分
圧の量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス
圧は0.6Paのままとした。この時のAr−15%N
2 ガス流量は20SCCMであった。再びスパッタプ
ラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのまま、オリ
フィスを制御しながらAr−15%N2 流量を60S
CCMに徐々に増加させた。下電極を3000オングス
トローム積層した時にAr−15%N2 流量が60S
CCMになるようにした。後工程は実施例1と同様であ
る。この場合、表示体の品質は変わらないが下電極のテ
ーパー状態が異なる。すなわち積層膜の場合テーパーと
なる部位は3−1であったが傾斜膜の場合下電極全体が
均一なテーパーとなり製造のマージンは大きくなる。
下電極に多層膜を使用していたが、実施例1、4、6、
7はスパッタガス組成を下電極の形成開始から終了まで
連続的に変えることで、実施例5はTaとSiのターゲ
ットの印加電圧、及びスパッタガス組成を連続的に変え
ることで、下電極の組成を連続的に変化させ、成膜方向
に連続的にエッチングレートが大きくなる傾斜膜にする
ことが可能である。たとえば実施例1については下地絶
縁膜成膜後、スパッタプラズマを止めないで徐々にO2
分圧を下げていき0とした。この時減少したO2 分
圧の量だけAr−15%N2 を導入、トータルのガス
圧は0.6Paのままとした。この時のAr−15%N
2 ガス流量は20SCCMであった。再びスパッタプ
ラズマを止めないでガス圧は0. 6Paのまま、オリ
フィスを制御しながらAr−15%N2 流量を60S
CCMに徐々に増加させた。下電極を3000オングス
トローム積層した時にAr−15%N2 流量が60S
CCMになるようにした。後工程は実施例1と同様であ
る。この場合、表示体の品質は変わらないが下電極のテ
ーパー状態が異なる。すなわち積層膜の場合テーパーと
なる部位は3−1であったが傾斜膜の場合下電極全体が
均一なテーパーとなり製造のマージンは大きくなる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、NドープMIM、ラテ
ラルMIM、シリアルMIMで再デポの問題のあったケ
ミカルドライエッチをテーパー制御湿式エッチに完全に
転換できるため製造の歩留まりを大幅に向上できる効果
がある。またドライに比べエッチングのスループットが
10倍以上あり、装置も格段に安価であるため製造コス
トの低減が可能である。更に従来TFT素子並みの工程
が必要であったラテラルMIM素子をフォトマスク2枚
で製造できる。以上によりTFT並みの画質をもつ表示
体が従来のMIM素子より格段に安価に製造できるよう
になった。
ラルMIM、シリアルMIMで再デポの問題のあったケ
ミカルドライエッチをテーパー制御湿式エッチに完全に
転換できるため製造の歩留まりを大幅に向上できる効果
がある。またドライに比べエッチングのスループットが
10倍以上あり、装置も格段に安価であるため製造コス
トの低減が可能である。更に従来TFT素子並みの工程
が必要であったラテラルMIM素子をフォトマスク2枚
で製造できる。以上によりTFT並みの画質をもつ表示
体が従来のMIM素子より格段に安価に製造できるよう
になった。
【図1】本発明実施例1、4、5のMIM素子基本製造
工程図。
工程図。
【図2】本発明実施例6のMIM素子基本製造工程図。
1 基板
2 下地絶縁膜
3 下電極
4 素子絶縁膜
5 上電極
6 バリア絶縁膜
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に設けられた複数の行電極と、
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NY からなる下地絶縁膜を形成
する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質を制御した
膜を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層
以上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した
膜を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし
下電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を
陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程と、前記素
子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工程と、前記導
電性膜を上電極にエッチパターニングしMIM素子を形
成する第6の工程を有することを特徴とするアクティブ
マトリックス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項2】 基板上に設けられた複数の行電極と、
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NY からなる下地絶縁膜を形成
する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した
膜を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層
以上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した
膜を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし
下電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を
陽極酸化しバリア絶縁膜を形成する第4の工程と、前記
バリア絶縁膜の一部を弗酸と塩酸を含むエッチャントで
エッチング除去する第5の工程と、前記バリア絶縁膜を
エッチング除去した部分を再び陽極酸化し素子絶縁膜を
形成する第6の工程と、前記第6の工程の素子絶縁膜上
に導電性膜を形成する第7の工程と、前記導電性膜膜を
上電極にエッチパターニングしMIM素子を形成する第
8の工程を有することを特徴とするアクティブマトリッ
クス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項3】 基板上に設けられた複数の行電極と、
前記基板と対向する対向基板上に前記行電極と交差して
配置された複数の列電極が備えられ、前記両電極のマト
リックス状に形成された画素部にスイッチング用MIM
非線形抵抗素子を配し、前記基板間に封入された液晶を
電気的に駆動させて表示するアクティブマトリックス型
液晶表示装置の製造方法において、前記基板上にTaO
X またはTaOX NY からなる下地絶縁膜を形成
する第1の工程と、前記下地絶縁膜上に膜質の制御した
膜を成膜方向にエッチングレートが大きくなる様に2層
以上積層形成する第2の工程と、第2の工程で形成した
膜を弗酸と硝酸を含むエッチャントで湿式エッチングし
下電極にパターニングする第3の工程と、前記下電極を
陽極酸化し素子絶縁膜を形成する第4の工程と、前記第
4の工程の素子絶縁膜上に導電性膜を形成する第5の工
程と、前記導電性膜膜を上電極にエッチパターニングし
MIM素子を形成する第6の工程と、前記素子絶縁膜の
一部を弗酸と塩酸を含むエッチャントでエッチング除去
する第7の工程と、前記素子絶縁膜の除去部を再び弗酸
と硝酸を含むエッチャントでエッチングし分離する第8
の工程を有することを特徴とするアクティブマトリック
ス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第2の工程が成膜方向に連続的に
エッチングレートの大きくなる傾斜膜を形成することを
特徴とする請求項1、2及び3記載のアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第2の工程の成膜方向にエッチン
グレートの大きくなる積層膜及び傾斜膜がArとN2
を含む雰囲気中でTaをリアクティブスパッタして得ら
れることを特徴とする請求項1、2、3及び4記載のア
クティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記第2の工程の成膜方向にエッチン
グレートの大きくなる積層膜及び傾斜膜がArとN2
、かつArとN2 とO2 を含む雰囲気中でTaをリ
アクティブスパッタして得られることを特徴とする請求
項1、2、3及び4記載のアクティブマトリックス型液
晶表示装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記第2の工程の成膜方向にエッチン
グレートの大きくなる積層膜及び傾斜膜が、ArとN2
を含む雰囲気中またはArとN2 とO2 を含む雰
囲気中でTaをリアクティブスパッタした後、SiOX
、SiNX またはSiOXNY を積層成膜または
連続的に傾斜成膜し得られることを特徴とする請求項1
、3及び4記載のアクティブマトリックス型液晶表示装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8376091A JP3194274B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8376091A JP3194274B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316024A true JPH04316024A (ja) | 1992-11-06 |
| JP3194274B2 JP3194274B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=13811527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8376091A Expired - Fee Related JP3194274B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3194274B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH112843A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置とその製造方法 |
| KR100615437B1 (ko) * | 2001-12-12 | 2006-08-25 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 배리어층을 가지는 구리 배선의 식각 방법 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8376091A patent/JP3194274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH112843A (ja) * | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置とその製造方法 |
| KR100615437B1 (ko) * | 2001-12-12 | 2006-08-25 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 배리어층을 가지는 구리 배선의 식각 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3194274B2 (ja) | 2001-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0555575A (ja) | 半導体装置 | |
| JP3094421B2 (ja) | 透明導電膜の形成方法 | |
| JP3194274B2 (ja) | アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 | |
| JP2740591B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH02106723A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ | |
| JP3107055B2 (ja) | アクティブマトリクス基板 | |
| JP2895700B2 (ja) | アクティブマトリクス表示素子 | |
| JPH0331823A (ja) | 液晶表示装置及び電極基板の製造方法 | |
| JPH02251823A (ja) | 液晶表示装置における非線形素子 | |
| JPH07245434A (ja) | 配線膜の製造方法及び非線形抵抗素子の製造方法及び薄膜トランジスタの製造方法及び半導体装置の製造方法及び配線膜及び非線形抵抗素子及び薄膜トランジスタ及び液晶表示装置及び半導体装置 | |
| JPH04267226A (ja) | アクティブマトリックス型液晶表示装置の製造方法 | |
| JPH05341327A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2812718B2 (ja) | 非線形素子の製造方法 | |
| JPH05224220A (ja) | 液晶表示素子用基板のパタ−ン形成方法 | |
| JP3454913B2 (ja) | 液晶表示パネルの製造方法 | |
| JPH02271320A (ja) | 電子装置 | |
| JP3169319B2 (ja) | 非線形素子の製造方法 | |
| JPH0342631A (ja) | Mim型非線形スイッチング素子の製造方法 | |
| JPH07168208A (ja) | アクティブマトリックス方式液晶表示体 | |
| JP2989286B2 (ja) | 液晶表示装置における電極形成方法及び電極構造 | |
| JP3341346B2 (ja) | 非線形素子の製造方法 | |
| JPH0373932A (ja) | アクティブマトリックス型液晶装置 | |
| JPH0254577A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
| JPH01281734A (ja) | 酸化Si膜のパターン化方法 | |
| JPH0345933A (ja) | Mim型非線形スイッチング素子の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090601 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |