JPH04319092A - 低水素系被覆アーク溶接棒 - Google Patents
低水素系被覆アーク溶接棒Info
- Publication number
- JPH04319092A JPH04319092A JP8886491A JP8886491A JPH04319092A JP H04319092 A JPH04319092 A JP H04319092A JP 8886491 A JP8886491 A JP 8886491A JP 8886491 A JP8886491 A JP 8886491A JP H04319092 A JPH04319092 A JP H04319092A
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- JP
- Japan
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- metal
- arc welding
- welding
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- coated arc
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低水素系被覆アーク溶接
棒に関し、特に溶接金属(溶着金属)の靱性が良好でか
つ安定して得られる被覆アーク溶接棒に関するものであ
る。
棒に関し、特に溶接金属(溶着金属)の靱性が良好でか
つ安定して得られる被覆アーク溶接棒に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金属炭酸塩、金属弗化物を主成分とする
低水素系被覆アーク溶接棒は、イルミナイト系溶接棒な
どの非低水素系被覆アーク溶接棒に比べて溶接金属の靱
性、延性、耐割れ性などが優れているので、50キロ以
上の高強度を要求される鋼材の溶接に多く用いられてい
る。しかしながら最近では、寒冷地における海洋構造物
の建造など時代の趨勢から特に高強度で、高靱性かつ安
定した靱性が得られる溶接棒の開発要望が強まる一方で
ある。
低水素系被覆アーク溶接棒は、イルミナイト系溶接棒な
どの非低水素系被覆アーク溶接棒に比べて溶接金属の靱
性、延性、耐割れ性などが優れているので、50キロ以
上の高強度を要求される鋼材の溶接に多く用いられてい
る。しかしながら最近では、寒冷地における海洋構造物
の建造など時代の趨勢から特に高強度で、高靱性かつ安
定した靱性が得られる溶接棒の開発要望が強まる一方で
ある。
【0003】周知のとおり溶接金属の靱性確保に最も簡
便な方法としてNiを添加するのが一般的であるが、平
均値的には高靱性が得られても安定化、すなわちバラツ
キの点からは十分な方法とは云い難い問題点を残してい
る。一方、特開昭57−139495号公報の低合金耐
熱鋼用低水素系被覆アーク溶接棒にはMgを添加して溶
接金属中の酸素量を低減し、微細化して使用中脆化、す
なわち良好な靱性を得ることが開示されているが、本発
明者等は前記公報記載の実施例に基づいて溶接棒を試作
し、多くの衝撃試験片を作製してMgと靱性の関係を詳
細に調査したところ、個々の値にバラツキが生じ、安定
性では、本発明者等が期待する効果が得られなかった。
便な方法としてNiを添加するのが一般的であるが、平
均値的には高靱性が得られても安定化、すなわちバラツ
キの点からは十分な方法とは云い難い問題点を残してい
る。一方、特開昭57−139495号公報の低合金耐
熱鋼用低水素系被覆アーク溶接棒にはMgを添加して溶
接金属中の酸素量を低減し、微細化して使用中脆化、す
なわち良好な靱性を得ることが開示されているが、本発
明者等は前記公報記載の実施例に基づいて溶接棒を試作
し、多くの衝撃試験片を作製してMgと靱性の関係を詳
細に調査したところ、個々の値にバラツキが生じ、安定
性では、本発明者等が期待する効果が得られなかった。
【0004】また、特開昭49−121757号公報の
クロムモリブデン鋼用溶接棒にもMgを添加してフェラ
イト組織を微細化し、溶接部の硬度分布を均一化するこ
とを開示しているが、前記同様の試験から、靱性の安定
化に対して不十分な結果を示した。
クロムモリブデン鋼用溶接棒にもMgを添加してフェラ
イト組織を微細化し、溶接部の硬度分布を均一化するこ
とを開示しているが、前記同様の試験から、靱性の安定
化に対して不十分な結果を示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように金属
炭酸塩、金属弗化物を主成分とする低水素系被覆アーク
溶接棒は、使用特性が多様化するに従い、溶接金属性能
の要求値も高レベルとなり、特に高強度部材の溶接にお
ける高靱性化、安定化の要求が強まり、これらの溶接金
属性能を兼備した被覆アーク溶接棒の開発が強く要望さ
れていた。
炭酸塩、金属弗化物を主成分とする低水素系被覆アーク
溶接棒は、使用特性が多様化するに従い、溶接金属性能
の要求値も高レベルとなり、特に高強度部材の溶接にお
ける高靱性化、安定化の要求が強まり、これらの溶接金
属性能を兼備した被覆アーク溶接棒の開発が強く要望さ
れていた。
【0006】本発明は、従来溶接棒の課題である溶接金
属性能のレベルアップを計り、健全な溶接金属性能を得
ることを目的とする。
属性能のレベルアップを計り、健全な溶接金属性能を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような状況から、
本発明者等は低水素系被覆アーク溶接棒の溶接金属性能
の健全性について金属マグネシウムの粒径の面から鋭意
研究を進めてきた。その結果、使用する金属マグネシウ
ムの粒径を限定することにより、溶接金属の靱性が向上
し、極めてバラツキの少ない健全な溶接金属を得て本発
明を成したものである。
本発明者等は低水素系被覆アーク溶接棒の溶接金属性能
の健全性について金属マグネシウムの粒径の面から鋭意
研究を進めてきた。その結果、使用する金属マグネシウ
ムの粒径を限定することにより、溶接金属の靱性が向上
し、極めてバラツキの少ない健全な溶接金属を得て本発
明を成したものである。
【0008】すなわち本発明の要旨とするところは、平
均粒径を75〜120μmに制限した金属マグネシウム
を1〜5%、金属炭酸塩を25〜60%、金属弗化物を
12〜30%含有し、残部がアーク安定剤、スラグ生成
剤、合金剤、有機物、不可避的不純物からなる被覆剤を
水ガラスを用いて鋼心線に塗布したことを特徴とする低
水素系被覆アーク溶接棒にある。
均粒径を75〜120μmに制限した金属マグネシウム
を1〜5%、金属炭酸塩を25〜60%、金属弗化物を
12〜30%含有し、残部がアーク安定剤、スラグ生成
剤、合金剤、有機物、不可避的不純物からなる被覆剤を
水ガラスを用いて鋼心線に塗布したことを特徴とする低
水素系被覆アーク溶接棒にある。
【0009】
【作用】以下に本発明を詳細に説明する。本発明溶接棒
の構成要件は次のような試験結果に基づくものである。 すなわち、被覆剤の配合において、金属マグネシウムの
粒径を54〜123μmの間で種々変化させて分割した
。そして別途準備したルチール6.1%、炭酸石灰51
.5%,蛍石15.6%,アルミナ1.0%,マグネシ
アクリンカー0.3%,Fe−Si12.9%,Ni粉
4.5%,Fe−Ti1.6%,金属マンガン3.6%
,アルギン酸ソーダ0.8%に前記の分割したそれぞれ
の金属マグネシウムを2.1%添加して乾式混合を行い
、珪酸ソーダ(45ボーメ)2+珪酸カリ(44ボーメ
)1の組合せからなる水ガラスを21.5%添加して湿
式混合を行った後、C:0.07%,Si:0.01%
,Mn:0.52%,P:0.011%,S:0.00
7%,N:0.0014%からなる直径4mm、長さ4
00mmの心線に被覆外径が6.3mmになるように通
常の押し出し式塗装機により塗装した後、最高温度40
0℃で乾燥を行って溶接棒を作製した。
の構成要件は次のような試験結果に基づくものである。 すなわち、被覆剤の配合において、金属マグネシウムの
粒径を54〜123μmの間で種々変化させて分割した
。そして別途準備したルチール6.1%、炭酸石灰51
.5%,蛍石15.6%,アルミナ1.0%,マグネシ
アクリンカー0.3%,Fe−Si12.9%,Ni粉
4.5%,Fe−Ti1.6%,金属マンガン3.6%
,アルギン酸ソーダ0.8%に前記の分割したそれぞれ
の金属マグネシウムを2.1%添加して乾式混合を行い
、珪酸ソーダ(45ボーメ)2+珪酸カリ(44ボーメ
)1の組合せからなる水ガラスを21.5%添加して湿
式混合を行った後、C:0.07%,Si:0.01%
,Mn:0.52%,P:0.011%,S:0.00
7%,N:0.0014%からなる直径4mm、長さ4
00mmの心線に被覆外径が6.3mmになるように通
常の押し出し式塗装機により塗装した後、最高温度40
0℃で乾燥を行って溶接棒を作製した。
【0010】得られたそれぞれの試作溶接棒を用いてJ
ISZ3241に準拠して板厚20mmの鋼板を用い、
図1および図2の試験板に交流溶接機を用いて170A
,15パスで、下向溶接を行い、引張、衝撃、および〔
O〕を含む化学分析試験を行った。ここで図1および図
2の1は鋼板、2はビードであり、3は引張試験片、4
は衝撃試験片、5は化学分析試験片のそれぞれの採取位
置、aは300mm,bは200mm,cは150mm
である。
ISZ3241に準拠して板厚20mmの鋼板を用い、
図1および図2の試験板に交流溶接機を用いて170A
,15パスで、下向溶接を行い、引張、衝撃、および〔
O〕を含む化学分析試験を行った。ここで図1および図
2の1は鋼板、2はビードであり、3は引張試験片、4
は衝撃試験片、5は化学分析試験片のそれぞれの採取位
置、aは300mm,bは200mm,cは150mm
である。
【0011】その結果、表1および表2(表1のつづき
)に示すように衝撃値のバラツキを防止し、安定化させ
るには、金属マグネシウムの粒径が大きく影響すること
を見出した。
)に示すように衝撃値のバラツキを防止し、安定化させ
るには、金属マグネシウムの粒径が大きく影響すること
を見出した。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】金属マグネシウムの平均粒径を75〜12
0μmとしたのは表1から明らかなとおり、溶着金属に
おける〔O〕量が低減でき、溶着金属の靱性のバラツキ
が少なく、安定かつ向上するためである。平均粒径75
μm 未満では金属マグネシウムの平均粒径が小さ過ぎ
るため、溶着金属の〔O〕量も多く、靱性にバラツキが
生じて、本発明が期待する安定化の効果は薄い。この理
由は低水素系被覆アーク溶接棒は拡散性水素量低減のた
め高温乾燥を行うために金属マグネシウムが酸化し、本
来の機能を発揮しないからであると思われる。
0μmとしたのは表1から明らかなとおり、溶着金属に
おける〔O〕量が低減でき、溶着金属の靱性のバラツキ
が少なく、安定かつ向上するためである。平均粒径75
μm 未満では金属マグネシウムの平均粒径が小さ過ぎ
るため、溶着金属の〔O〕量も多く、靱性にバラツキが
生じて、本発明が期待する安定化の効果は薄い。この理
由は低水素系被覆アーク溶接棒は拡散性水素量低減のた
め高温乾燥を行うために金属マグネシウムが酸化し、本
来の機能を発揮しないからであると思われる。
【0015】平均粒径が120μmを超える場合におい
ては、溶着金属性能は良好で健全な溶着金属を得ること
ができるが、フラックスの流動性に問題があり、生産性
を阻害するので採用できない。更に前記金属マグネシウ
ムの平均粒径と添加量の関係を詳細に調査するために、
金属マグネシウムの平均粒径が75〜120μmのもの
を用い、配合比率を変化させて、通常用いられる低水素
系被覆アーク溶接棒の被覆組成となるように組合せ、前
記の心線および水ガラスを用いて塗装し、最高温度40
0℃で乾燥を行い、前記と同様の試験を行った結果、金
属マグネシウムの平均粒径が75〜120μmで1〜5
%の添加であれば良好な結果が得られることを確認した
。
ては、溶着金属性能は良好で健全な溶着金属を得ること
ができるが、フラックスの流動性に問題があり、生産性
を阻害するので採用できない。更に前記金属マグネシウ
ムの平均粒径と添加量の関係を詳細に調査するために、
金属マグネシウムの平均粒径が75〜120μmのもの
を用い、配合比率を変化させて、通常用いられる低水素
系被覆アーク溶接棒の被覆組成となるように組合せ、前
記の心線および水ガラスを用いて塗装し、最高温度40
0℃で乾燥を行い、前記と同様の試験を行った結果、金
属マグネシウムの平均粒径が75〜120μmで1〜5
%の添加であれば良好な結果が得られることを確認した
。
【0016】すなわち、金属マグネシウムの平均粒径が
75〜120μmのものを1%未満の添加では〔O〕の
低減効果が十分でなく、溶着金属の靱性が低く、バラツ
キも大きかった。5%を超えて添加すると溶接棒の被覆
筒が弱化し、スラグの流動性が劣化し、良好なビード形
状が得られない。また、金属炭酸塩は25%未満の添加
ではシールド不足が生じ、溶着金属にブローホールが発
生し易くなるので不適当である。60%を超えると立向
上進溶接でのスラグの流動性が劣化し、ビード形状が不
揃いとなるとともにアンダカットが発生する。
75〜120μmのものを1%未満の添加では〔O〕の
低減効果が十分でなく、溶着金属の靱性が低く、バラツ
キも大きかった。5%を超えて添加すると溶接棒の被覆
筒が弱化し、スラグの流動性が劣化し、良好なビード形
状が得られない。また、金属炭酸塩は25%未満の添加
ではシールド不足が生じ、溶着金属にブローホールが発
生し易くなるので不適当である。60%を超えると立向
上進溶接でのスラグの流動性が劣化し、ビード形状が不
揃いとなるとともにアンダカットが発生する。
【0017】金属弗化物は12%未満の添加ではスラグ
の流動性が劣化し、ビード形状が凸状となる。30%を
超えると被覆筒が浅くなり、母材に短絡するので溶接が
困難となる。以上のような理由により、本発明における
金属マグネシウムの平均粒径、添加量範囲および金属炭
酸塩、金属弗化物の添加量範囲を前記のように定めたも
のである。
の流動性が劣化し、ビード形状が凸状となる。30%を
超えると被覆筒が浅くなり、母材に短絡するので溶接が
困難となる。以上のような理由により、本発明における
金属マグネシウムの平均粒径、添加量範囲および金属炭
酸塩、金属弗化物の添加量範囲を前記のように定めたも
のである。
【0018】なお、上記の検討における金属マグネシウ
ムの平均粒径はJISZ8801に準じて各粒径間の重
量比率を求めた後、次式を用いて算出した。 平均粒径D(μm) =(w1×210+w2×194+w3×163+w4
×137+w5×115+w6×97+w7×76+w
8×54+w9×22)/100 但し各数字は測定ふるい間の平均粒径を示し、w1〜w
9は下記の意味を有する。
ムの平均粒径はJISZ8801に準じて各粒径間の重
量比率を求めた後、次式を用いて算出した。 平均粒径D(μm) =(w1×210+w2×194+w3×163+w4
×137+w5×115+w6×97+w7×76+w
8×54+w9×22)/100 但し各数字は測定ふるい間の平均粒径を示し、w1〜w
9は下記の意味を有する。
【0019】
w1:210μm以上のwt%
w2:210〜177μmのwt%
w3:177〜149μmのwt%
w4:149〜125μmのwt%
w5:125〜105μmのwt%
w6:105〜 88μmのwt%
w7:88〜63μmのwt%
w8:63〜44μmのwt%
w9:44未満のwt%
また、前記被覆剤組成として使用される金属マグネシウ
ム以外の被覆剤として金属炭酸塩とは炭酸石灰,炭酸バ
リウムなど、金属弗化物とは蛍石,氷晶石などアーク安
定剤およびスラグ生成剤としてはルチールなど、スラグ
生成剤としてアルミナ,マグネシアなど、合金剤として
フェロシリコン,ニッケル粉,フェロチタン,フェロモ
リブデン,フェロクロム,金属マンガン,カーボランダ
ム,フェロバナジン,鉄粉など、有機物としてはアルギ
ン酸ソーダ,デキストリンなど、水ガラスとしては珪酸
ソーダ珪酸カリなどを用いる。
ム以外の被覆剤として金属炭酸塩とは炭酸石灰,炭酸バ
リウムなど、金属弗化物とは蛍石,氷晶石などアーク安
定剤およびスラグ生成剤としてはルチールなど、スラグ
生成剤としてアルミナ,マグネシアなど、合金剤として
フェロシリコン,ニッケル粉,フェロチタン,フェロモ
リブデン,フェロクロム,金属マンガン,カーボランダ
ム,フェロバナジン,鉄粉など、有機物としてはアルギ
ン酸ソーダ,デキストリンなど、水ガラスとしては珪酸
ソーダ珪酸カリなどを用いる。
【0020】更に、被覆率については25〜40%の範
囲内であれば本発明の効果が発揮されること、および鋼
心線についてはJISG3523の成分範囲内のものを
用いれば本発明の目的が達成できることを確かめている
。
囲内であれば本発明の効果が発揮されること、および鋼
心線についてはJISG3523の成分範囲内のものを
用いれば本発明の目的が達成できることを確かめている
。
【0021】
【実施例】表3、表4(表3のつづき)、表5、表6(
表5のつづき)には金属マグネシウムの平均粒径と他の
被覆剤との組合せにより、溶着金属の強度が820N/
mm2 以上になるように設計した溶接棒の〔O〕量、
吸収エネルギー、および溶接作業性および生産性の総合
評価を示す。
表5のつづき)には金属マグネシウムの平均粒径と他の
被覆剤との組合せにより、溶着金属の強度が820N/
mm2 以上になるように設計した溶接棒の〔O〕量、
吸収エネルギー、および溶接作業性および生産性の総合
評価を示す。
【0022】溶接棒は心線径4mm、長さ400mm、
被覆外径は鉄粉を10%以上含有したものは約6.5m
m、鉄粉が10%未満のものは約6.3mmであり、塗
装後は最高温度430℃で乾燥して試験を行った。溶着
金属の引張強さ、化学成分、吸収エネルギーについては
図1および図2に示す鋼板を用いてJIS規格に準拠し
て、交流溶接機により170Aで下向溶接を行い、各々
の溶接棒について引張試験片1本、化学分析試験片2試
料、衝撃試験片9本を採取して評価した。
被覆外径は鉄粉を10%以上含有したものは約6.5m
m、鉄粉が10%未満のものは約6.3mmであり、塗
装後は最高温度430℃で乾燥して試験を行った。溶着
金属の引張強さ、化学成分、吸収エネルギーについては
図1および図2に示す鋼板を用いてJIS規格に準拠し
て、交流溶接機により170Aで下向溶接を行い、各々
の溶接棒について引張試験片1本、化学分析試験片2試
料、衝撃試験片9本を採取して評価した。
【0023】なお評価基準は、吸収エネルギーについて
は−80℃で衝撃試験を行って、9本中の平均値が10
0J以上で最高値と最低値の値が30J以内のものを良
好○印、平均値が100J以上であっても最高値と最低
値の値が30Jを超えたものを不良×印とした。〔O〕
量については250ppm以下のものを良好○印、25
0ppmを超えたものを不良×印とした。
は−80℃で衝撃試験を行って、9本中の平均値が10
0J以上で最高値と最低値の値が30J以内のものを良
好○印、平均値が100J以上であっても最高値と最低
値の値が30Jを超えたものを不良×印とした。〔O〕
量については250ppm以下のものを良好○印、25
0ppmを超えたものを不良×印とした。
【0024】溶接作業性については従来棒と遜色のない
ものを良好○印、劣るものを不良×印とした。生産性に
ついては従来棒に比べ、フラックスの流動性が同等以上
のものを良好○印、劣るものを不良×印とした。本発明
溶接棒E−1〜E−7は溶着金属の〔O〕量が低く、衝
撃値が良好でかつまた最高値と最低値の値が小さく、健
全な溶着金属が得られ、更に溶接作業性、生産性も良好
である。
ものを良好○印、劣るものを不良×印とした。生産性に
ついては従来棒に比べ、フラックスの流動性が同等以上
のものを良好○印、劣るものを不良×印とした。本発明
溶接棒E−1〜E−7は溶着金属の〔O〕量が低く、衝
撃値が良好でかつまた最高値と最低値の値が小さく、健
全な溶着金属が得られ、更に溶接作業性、生産性も良好
である。
【0025】比較溶接棒ではE−8〜E−10は金属マ
グネシウムの粒径が小さ過ぎるため〔O〕量の低減効果
が見られず、衝撃値のバラツキも大きい。E−11は金
属マグネシウムの添加量が少な過ぎるため、〔O〕量が
多く、衝撃値のバラツキが大きい。E−12は〔O〕量
の低減が計られ衝撃値も良好であるが、溶接作業性およ
び生産性に問題がある。
グネシウムの粒径が小さ過ぎるため〔O〕量の低減効果
が見られず、衝撃値のバラツキも大きい。E−11は金
属マグネシウムの添加量が少な過ぎるため、〔O〕量が
多く、衝撃値のバラツキが大きい。E−12は〔O〕量
の低減が計られ衝撃値も良好であるが、溶接作業性およ
び生産性に問題がある。
【0026】E−13およびE−14は炭酸石灰の添加
量が不適当なため、溶接作業性が劣る。E−15は金属
マグネシウムを全く添加しない例であるが、衝撃値も低
く、バラツキも極めて大きい。E−16,E−17は蛍
石の添加量が適正でないため、溶接作業性が劣る。
量が不適当なため、溶接作業性が劣る。E−15は金属
マグネシウムを全く添加しない例であるが、衝撃値も低
く、バラツキも極めて大きい。E−16,E−17は蛍
石の添加量が適正でないため、溶接作業性が劣る。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明溶接棒によれば、従
来溶接棒の欠点であった溶接金属における靱性のバラツ
キが大幅に改善され、安定かつ健全なビードが得られる
ので産業上寄与するところ大である。
来溶接棒の欠点であった溶接金属における靱性のバラツ
キが大幅に改善され、安定かつ健全なビードが得られる
ので産業上寄与するところ大である。
【図1】溶着金属の化学成分、衝撃値を調査するための
溶接要領および試験片の採取位置を示した平面図である
。
溶接要領および試験片の採取位置を示した平面図である
。
【図2】溶着金属の引張強さを調査するための溶接要領
および試験片の採取位置を示した平面図である。
および試験片の採取位置を示した平面図である。
1 鋼板
2 ビード
3 引張試験片採取位置
4 衝撃試験片採取位置
5 分析試験片採取位置
Claims (1)
- 【請求項1】 平均粒径を75〜120μmに制限し
た金属マグネシウムを1〜5重量%(以下単に%で表わ
す)、金属炭酸塩を25〜60%、金属弗化物を12〜
30%含有し、残部がアーク安定剤、スラグ生成剤、合
金剤、有機物、不可避的不純物からなる被覆剤を水ガラ
スを用いて鋼心線に塗布してなることを特徴とする低水
素系被覆アーク溶接棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088864A JPH0825059B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 低水素系被覆アーク溶接棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088864A JPH0825059B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 低水素系被覆アーク溶接棒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04319092A true JPH04319092A (ja) | 1992-11-10 |
| JPH0825059B2 JPH0825059B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=13954874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088864A Expired - Fee Related JPH0825059B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 低水素系被覆アーク溶接棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825059B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009195954A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd | 被覆アーク溶接棒用Mg合金粉および低水素系被覆アーク溶接棒 |
| CN106695171A (zh) * | 2017-02-09 | 2017-05-24 | 首钢总公司 | 一种自保护焊用药芯焊丝 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61202795A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-08 | Kobe Steel Ltd | フラツクス入りワイヤ |
| JPS646875A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Yokogawa Electric Corp | Frequency measuring instrument |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3088864A patent/JPH0825059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2009195954A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd | 被覆アーク溶接棒用Mg合金粉および低水素系被覆アーク溶接棒 |
| CN106695171A (zh) * | 2017-02-09 | 2017-05-24 | 首钢总公司 | 一种自保护焊用药芯焊丝 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0825059B2 (ja) | 1996-03-13 |
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