JPH04320332A - 薄膜の形成方法 - Google Patents
薄膜の形成方法Info
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- JPH04320332A JPH04320332A JP8842091A JP8842091A JPH04320332A JP H04320332 A JPH04320332 A JP H04320332A JP 8842091 A JP8842091 A JP 8842091A JP 8842091 A JP8842091 A JP 8842091A JP H04320332 A JPH04320332 A JP H04320332A
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- film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜の形成方法に係り
、特にCVD法を用いた薄膜の形成方法の改良に関する
。
、特にCVD法を用いた薄膜の形成方法の改良に関する
。
【0002】
【従来の技術】一般に超LSIなどの半導体装置は、電
荷を流し、電気信号を伝達するための導電性薄膜と導電
性薄膜間の電気的絶縁を図るための絶縁性薄膜とが積層
された構成をしている。導電性薄膜は、通常、Al・S
i・Cu合金、Asのような不純物が添加された多結晶
Si、WSi2 などの薄膜をパターニングして形成さ
れる。
荷を流し、電気信号を伝達するための導電性薄膜と導電
性薄膜間の電気的絶縁を図るための絶縁性薄膜とが積層
された構成をしている。導電性薄膜は、通常、Al・S
i・Cu合金、Asのような不純物が添加された多結晶
Si、WSi2 などの薄膜をパターニングして形成さ
れる。
【0003】このような超LSIなどの半導体装置の高
集積化は主として素子の微細化によって実現されてきた
。例えば、IMDRAM、256KSRAMなどの超L
SIでは、ゲート長が1〜1.2μmまで縮小されて作
られており、更に、サブミクロンのオーダーのゲート長
をもつ高集積なULSIの制作が研究室レベルで試みら
れている。
集積化は主として素子の微細化によって実現されてきた
。例えば、IMDRAM、256KSRAMなどの超L
SIでは、ゲート長が1〜1.2μmまで縮小されて作
られており、更に、サブミクロンのオーダーのゲート長
をもつ高集積なULSIの制作が研究室レベルで試みら
れている。
【0004】しかしながら、寸法がこのようなオーダー
の素子をスケーリング則に従い縦方向及び横方向をとも
に縮小すると、素子の性能及び信頼性が低下するため微
細化は主として横方向の寸法を縮小することで実現され
ている。
の素子をスケーリング則に従い縦方向及び横方向をとも
に縮小すると、素子の性能及び信頼性が低下するため微
細化は主として横方向の寸法を縮小することで実現され
ている。
【0005】即ち、配線抵抗は断面積に比例するため、
横方向の寸法を縮小した場合には、縦方向の寸法を縮小
しないほうが抵抗値が小さくなるので性能向上の点でも
有利になる。また、縦方向の寸法を縮小すると電流密度
が著しく大きくなるため、配線中に電子が流れると配線
を構成する原子、例えば、Al配線の場合ではAl原子
が輸送され配線の線幅が細り、しまいには配線が断線す
る現象が生じる(エレクトロ・マイグレーション)。こ
のようなこともあるので、なるべく断面積を大きくする
ために、導電性薄膜の縦方向の縮小は、通常、積極的に
なされずにきた。
横方向の寸法を縮小した場合には、縦方向の寸法を縮小
しないほうが抵抗値が小さくなるので性能向上の点でも
有利になる。また、縦方向の寸法を縮小すると電流密度
が著しく大きくなるため、配線中に電子が流れると配線
を構成する原子、例えば、Al配線の場合ではAl原子
が輸送され配線の線幅が細り、しまいには配線が断線す
る現象が生じる(エレクトロ・マイグレーション)。こ
のようなこともあるので、なるべく断面積を大きくする
ために、導電性薄膜の縦方向の縮小は、通常、積極的に
なされずにきた。
【0006】絶縁性薄膜の場合も、多層配線間の耐圧の
確保とクロストークの抑制という観点から、薄膜化は積
極的にはなされなかった。
確保とクロストークの抑制という観点から、薄膜化は積
極的にはなされなかった。
【0007】このように超LSIの信頼性及び信頼性を
維持する観点から、各薄膜は急激に薄くすることが出来
なかった。
維持する観点から、各薄膜は急激に薄くすることが出来
なかった。
【0008】この結果、超LSIの表面は凹凸な形状を
示し、例えば、サブミクロンの設計基準の超LSIでは
、0.5μm以下のピッチで配線が形成され、それらの
間が絶縁膜で埋めているため、その表面形状は凹凸の激
しいものとなる。
示し、例えば、サブミクロンの設計基準の超LSIでは
、0.5μm以下のピッチで配線が形成され、それらの
間が絶縁膜で埋めているため、その表面形状は凹凸の激
しいものとなる。
【0009】更に、半導体装置の集積度を上げるため、
各配線の形状として切り立った長方形が採用されている
。配線の形状がこのように切り立ってくると、その上に
堆積した絶縁膜の形状も同様に切り立つ。
各配線の形状として切り立った長方形が採用されている
。配線の形状がこのように切り立ってくると、その上に
堆積した絶縁膜の形状も同様に切り立つ。
【0010】このような下地絶縁膜の表面に次の層の導
電性膜をスパッタ堆積すると、段差部でいわゆる段切れ
と呼ばれる段差底部での導電膜の極端な細線化が生じ、
著しい場合には、切れて堆積するようになる。この現象
は特に接続孔の底部で顕著に見られ、接続孔が細くて深
い孔になると、極端な場合、接続孔の底部にまったく導
電性薄膜が堆積しなくなる。例えば、16MDRAMで
は開口径が0.5μm、深さが1.5μm前後になると
予想されており、この場合、アスペクト比が3前後にな
り、通常のスパッタでは、Al合金膜が接続孔の底部に
堆積しないことが実験で確認されている。
電性膜をスパッタ堆積すると、段差部でいわゆる段切れ
と呼ばれる段差底部での導電膜の極端な細線化が生じ、
著しい場合には、切れて堆積するようになる。この現象
は特に接続孔の底部で顕著に見られ、接続孔が細くて深
い孔になると、極端な場合、接続孔の底部にまったく導
電性薄膜が堆積しなくなる。例えば、16MDRAMで
は開口径が0.5μm、深さが1.5μm前後になると
予想されており、この場合、アスペクト比が3前後にな
り、通常のスパッタでは、Al合金膜が接続孔の底部に
堆積しないことが実験で確認されている。
【0011】このような段差底部や接続孔の底部におけ
る導電性薄膜の膜厚の不均一性はスパッタで形成したこ
とが原因している。スパッタの場合、膜の堆積速度は、
その点での見込み角にほぼ比例する。このため、見込み
角が極端に小さい段差底部や接続孔の底部では堆積速度
が非常に遅くなり、相対的に薄い導電性薄膜が形成され
膜厚が一定でなくなる。
る導電性薄膜の膜厚の不均一性はスパッタで形成したこ
とが原因している。スパッタの場合、膜の堆積速度は、
その点での見込み角にほぼ比例する。このため、見込み
角が極端に小さい段差底部や接続孔の底部では堆積速度
が非常に遅くなり、相対的に薄い導電性薄膜が形成され
膜厚が一定でなくなる。
【0012】絶縁性薄膜の場合にも同様の困難が生じる
。即ち、配線間のスペースを均一に絶縁性薄膜で生める
ことが困難になり、オーバハング現象が生じる。ひとた
びこの現象が生じると、配線の頂上部での出っ張った絶
縁性薄膜がつながった時点で、反応ガスがそれ以上溝部
に入っていかなくなる。その結果、スペースを生めた絶
縁性薄膜中にいわゆる“巣”と呼ばれる空洞が生じる。
。即ち、配線間のスペースを均一に絶縁性薄膜で生める
ことが困難になり、オーバハング現象が生じる。ひとた
びこの現象が生じると、配線の頂上部での出っ張った絶
縁性薄膜がつながった時点で、反応ガスがそれ以上溝部
に入っていかなくなる。その結果、スペースを生めた絶
縁性薄膜中にいわゆる“巣”と呼ばれる空洞が生じる。
【0013】上述した超LSIの表面のように、凹凸形
状の薄膜表面に更に薄膜を形成する場合には、膜厚の均
一性が重要になってくる。上述した薄膜形成上の問題を
解決するために、均一な膜厚の薄膜を形成する技術の出
現が待たれていた。
状の薄膜表面に更に薄膜を形成する場合には、膜厚の均
一性が重要になってくる。上述した薄膜形成上の問題を
解決するために、均一な膜厚の薄膜を形成する技術の出
現が待たれていた。
【0014】近年、均一な膜厚の導電性薄膜の堆積方法
として、減圧化学的気相成長法(LPCVD)で金属膜
を堆積する方法の研究が盛んに行われている。この方法
によれば、系の圧力を減圧にすることにより、いわゆる
ソースガスの“回り込み”効果が顕著に現われ、段差底
部にも原料ガスが十分供給され、段差被覆性に優れた薄
膜が得られる。例えば、DRAMのビット線の抵抗を低
減するためにWSi2 薄膜が実用化されている。即ち
、DRAMのビット線の不純物がドープされたSi膜の
代わりにLPCVD法で形成したWSi2 薄膜を用い
たり、Si膜上にWSi2 薄膜を形成したりすること
で低抵抗化が実現できる。
として、減圧化学的気相成長法(LPCVD)で金属膜
を堆積する方法の研究が盛んに行われている。この方法
によれば、系の圧力を減圧にすることにより、いわゆる
ソースガスの“回り込み”効果が顕著に現われ、段差底
部にも原料ガスが十分供給され、段差被覆性に優れた薄
膜が得られる。例えば、DRAMのビット線の抵抗を低
減するためにWSi2 薄膜が実用化されている。即ち
、DRAMのビット線の不純物がドープされたSi膜の
代わりにLPCVD法で形成したWSi2 薄膜を用い
たり、Si膜上にWSi2 薄膜を形成したりすること
で低抵抗化が実現できる。
【0015】従来よりCVD法で導電性薄膜を形成する
場合に、膜質の制御,不純物の除去,表面の酸化などの
点に問題があったが、最近、原料ガスの純度も改善され
、ロードロック機構を付加したCVD装置も開発されて
表面酸化の問題も少なくなった。
場合に、膜質の制御,不純物の除去,表面の酸化などの
点に問題があったが、最近、原料ガスの純度も改善され
、ロードロック機構を付加したCVD装置も開発されて
表面酸化の問題も少なくなった。
【0016】しかしながら、CVD法ではまだ均一な膜
質の薄膜を溝底部に成膜するのが困難であるため、希弗
酸等を用いたエッチングでは、溝底部の薄膜のエッチン
グ速度が平坦部の薄膜のそれより速くなり、一様にエッ
チングするのが困難であるという問題があった。
質の薄膜を溝底部に成膜するのが困難であるため、希弗
酸等を用いたエッチングでは、溝底部の薄膜のエッチン
グ速度が平坦部の薄膜のそれより速くなり、一様にエッ
チングするのが困難であるという問題があった。
【0017】溝底部,接続孔の低部に薄膜を均一に堆積
する方法として、薄膜の選択成長を利用したものがある
。薄膜の選択成長とは、ある特定の材料を特定の条件で
用いて気相成長させると特定の下地表面上にのみ所望の
薄膜を堆積できる現象をいい、現時点では材料として高
融点金属であるタングステン(W)、モリブデン(Mo
)、チタンシリサイド(TiSi2 )、タンタルシリ
サイド(TaSi2 )、アルミニュウム(Al)、銅
(Cu)、単結晶Siなどが報告されている。
する方法として、薄膜の選択成長を利用したものがある
。薄膜の選択成長とは、ある特定の材料を特定の条件で
用いて気相成長させると特定の下地表面上にのみ所望の
薄膜を堆積できる現象をいい、現時点では材料として高
融点金属であるタングステン(W)、モリブデン(Mo
)、チタンシリサイド(TiSi2 )、タンタルシリ
サイド(TaSi2 )、アルミニュウム(Al)、銅
(Cu)、単結晶Siなどが報告されている。
【0018】このような気相成長法は、選択CVD法と
呼ばれており、段差部及び接続孔の底部から上部に向か
い薄膜を一様に堆積することができるため、段差部及び
接続孔のアスペクト比の低減化や基板表面の平坦化が実
現できる。
呼ばれており、段差部及び接続孔の底部から上部に向か
い薄膜を一様に堆積することができるため、段差部及び
接続孔のアスペクト比の低減化や基板表面の平坦化が実
現できる。
【0019】デザインルールが小さくなると、微細なパ
ターニングやエッチングが困難になる。このため、必要
な箇所に必要な量だけの薄膜を堆積する選択CVD法は
今後の超LSIの薄膜形成技術として有望である。
ターニングやエッチングが困難になる。このため、必要
な箇所に必要な量だけの薄膜を堆積する選択CVD法は
今後の超LSIの薄膜形成技術として有望である。
【0020】また、下地形状をなんらかの方法で決めて
おけば、選択的に堆積する膜は、下地を選ぶために自己
整合的に下地との位置を決めることができ、いわゆるマ
スクの合わせずれなどを考える必要がなく、集積度をあ
げる観点からも、また素子の信頼性をあげる観点からも
有望である。
おけば、選択的に堆積する膜は、下地を選ぶために自己
整合的に下地との位置を決めることができ、いわゆるマ
スクの合わせずれなどを考える必要がなく、集積度をあ
げる観点からも、また素子の信頼性をあげる観点からも
有望である。
【0021】しかしながら従来の選択CVD法では、表
面化学反応を利用するため、その制御が困難であり、実
用化に至らなかった。
面化学反応を利用するため、その制御が困難であり、実
用化に至らなかった。
【0022】CVD法を用いないで選択的に薄膜を形成
する方法としてはメッキを利用したものがある。これは
薄膜を堆積する化学種を含む溶液中に基板を浸し、電気
化学的方法により、基板の特定の下地表面に選択的に薄
膜を堆積するというものである。この方法によりCuな
どの薄膜が実現されている。
する方法としてはメッキを利用したものがある。これは
薄膜を堆積する化学種を含む溶液中に基板を浸し、電気
化学的方法により、基板の特定の下地表面に選択的に薄
膜を堆積するというものである。この方法によりCuな
どの薄膜が実現されている。
【0023】しかしながら、メッキ液の純度や堆積した
薄膜の純度、また現在のところCu膜が堆積する下地が
限られていることから実用化には至っていない。
薄膜の純度、また現在のところCu膜が堆積する下地が
限られていることから実用化には至っていない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の各
種の薄膜の形成方法にはそれなりの効果が観測され有望
視されるが、その欠点も顕著になり、本命視されるもの
はまだない。
種の薄膜の形成方法にはそれなりの効果が観測され有望
視されるが、その欠点も顕著になり、本命視されるもの
はまだない。
【0025】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、基板の所定領域に良質
な薄膜を形成することができる薄膜の形成方法を提供す
ることにある。
ので、その目的とするところは、基板の所定領域に良質
な薄膜を形成することができる薄膜の形成方法を提供す
ることにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、電気分
極した化合物の所定の原子を電気力で基板上の所定領域
に導き薄膜を成長させることにある。
極した化合物の所定の原子を電気力で基板上の所定領域
に導き薄膜を成長させることにある。
【0027】即ち、上記の目的を達成するために、本発
明の薄膜の形成方法は、原料ガスを導入し、化学反応に
より基板上に化合物を吸着させて薄膜を形成する薄膜の
形成方法において、化合物として電気分極した化合物を
用いると共に、電気力により化合物の所定の原子を基板
上の所定領域に選択的に導くことを特徴とする。
明の薄膜の形成方法は、原料ガスを導入し、化学反応に
より基板上に化合物を吸着させて薄膜を形成する薄膜の
形成方法において、化合物として電気分極した化合物を
用いると共に、電気力により化合物の所定の原子を基板
上の所定領域に選択的に導くことを特徴とする。
【0028】なお、電気分極した化合物の所定の原子を
電気力で基板上の所定領域に導くには、基板上の所定領
域を帯電させることにより行なうことが望ましい。
電気力で基板上の所定領域に導くには、基板上の所定領
域を帯電させることにより行なうことが望ましい。
【0029】なお、電気分極した化合物の所定の原子を
電気力で基板上の所定領域に導くには、電場中に基板を
おいて行なうことが望ましい。
電気力で基板上の所定領域に導くには、電場中に基板を
おいて行なうことが望ましい。
【0030】
【作用】本発明の薄膜の形成方法では、電気分極した化
合物を用いているため、電気力により化合物の所定の原
子を基板上の所定領域に選択的に導くことができる。
合物を用いているため、電気力により化合物の所定の原
子を基板上の所定領域に選択的に導くことができる。
【0031】したがって、膜厚や膜質が均一な薄膜を容
易に所望の領域に堆積することができる。
易に所望の領域に堆積することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を図面を用い詳細に説明する。
【0033】図1,図2,図3はそれぞれ本発明の第1
の実施例に係わるCu薄膜の形成方法で用いる試料基板
25の厚み方向の断面図,下部電極部における断面図,
上部電極部における断面図である。
の実施例に係わるCu薄膜の形成方法で用いる試料基板
25の厚み方向の断面図,下部電極部における断面図,
上部電極部における断面図である。
【0034】これを形成工程に従い説明すると、最初、
シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱酸化膜3を形
成する。
シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱酸化膜3を形
成する。
【0035】次にこの熱酸化膜3上にスパッタリング法
を用いて厚さ約0.5μmのAl膜を堆積した後、この
Al膜をパターニングして図2に示すような形状の下部
電極5,7及び外部電源と電気的接続をとるための電極
取り出し部9,11を形成し、熱酸化膜3上に下部電極
部13を形成する。
を用いて厚さ約0.5μmのAl膜を堆積した後、この
Al膜をパターニングして図2に示すような形状の下部
電極5,7及び外部電源と電気的接続をとるための電極
取り出し部9,11を形成し、熱酸化膜3上に下部電極
部13を形成する。
【0036】次に全面にプラズマCVD法を用いて厚さ
約0.1μmの二酸化シリコン膜15を形成した後、こ
の二酸化シリコン膜15上に厚さ約0.5μmのAl膜
をスパッタリング法を用いて堆積する。次いでこのAl
膜をパターニングして図3に示すような下部電極5,7
に対向する上部電極17,19を形成し、二酸化シリコ
ン膜15上に上部電極部21を形成する。
約0.1μmの二酸化シリコン膜15を形成した後、こ
の二酸化シリコン膜15上に厚さ約0.5μmのAl膜
をスパッタリング法を用いて堆積する。次いでこのAl
膜をパターニングして図3に示すような下部電極5,7
に対向する上部電極17,19を形成し、二酸化シリコ
ン膜15上に上部電極部21を形成する。
【0037】最後に、フォトリソグラフィ,反応性スパ
ッタリングを用いて下部電極部13の電極取り出し部9
,11上の二酸化シリコン膜15に接続孔23を設けて
試料基板25が完成する。
ッタリングを用いて下部電極部13の電極取り出し部9
,11上の二酸化シリコン膜15に接続孔23を設けて
試料基板25が完成する。
【0038】以上のようにして形成して得られた試料基
板25をCVD装置に搬入して成膜を行なう。
板25をCVD装置に搬入して成膜を行なう。
【0039】図5はこのCVD装置の構成を示す概略断
面図である。膜形成室29の内部には試料基板25を載
置したサセプタ31が収容されており、この上に試料基
板25が載置されている。このサセプタ31の内部には
、試料基板25を加熱するための、例えば、ヒータ等か
らなる加熱源33が設けられている。
面図である。膜形成室29の内部には試料基板25を載
置したサセプタ31が収容されており、この上に試料基
板25が載置されている。このサセプタ31の内部には
、試料基板25を加熱するための、例えば、ヒータ等か
らなる加熱源33が設けられている。
【0040】膜形成室29の上部にはサセプタ31に対
向して上下に可動できるステンレス製の放電用電極35
及びこの放電用電極35の開口部を挿通して上下に可動
し、下部電極部13の電極取り出し部9,11に接触し
てこれら電極取り出し部9,11をそれぞれ異なる極性
に帯電させるための帯電用電極37,39が設けられて
いる。
向して上下に可動できるステンレス製の放電用電極35
及びこの放電用電極35の開口部を挿通して上下に可動
し、下部電極部13の電極取り出し部9,11に接触し
てこれら電極取り出し部9,11をそれぞれ異なる極性
に帯電させるための帯電用電極37,39が設けられて
いる。
【0041】膜形成室29の外部にはガス供給部41,
ガス排気部43が設けられている。ガス供給部41はス
テンレス製のBCl3 ボンベ,窒化銅(CuN)ボン
ベ,N2 ボンベ等からなる。
ガス排気部43が設けられている。ガス供給部41はス
テンレス製のBCl3 ボンベ,窒化銅(CuN)ボン
ベ,N2 ボンベ等からなる。
【0042】BCl3 ボンベは配管45を介して膜形
成室29に接続されている。なお、BCl3 ガスの膜
形成室29への導入は配管45に設けられたバルブ47
の開け閉めにより制御される。同様にしてCuNボンベ
,N2 ボンベに対してそれぞれ配管49,53及びバ
ルブ51,55が設けられている。
成室29に接続されている。なお、BCl3 ガスの膜
形成室29への導入は配管45に設けられたバルブ47
の開け閉めにより制御される。同様にしてCuNボンベ
,N2 ボンベに対してそれぞれ配管49,53及びバ
ルブ51,55が設けられている。
【0043】ガス排気部43は排気ポンプ等からなり、
ゲートバルブ57を介して膜形成室29に接続されてい
る。
ゲートバルブ57を介して膜形成室29に接続されてい
る。
【0044】次にこのように構成されたCVD装置27
を用いたCu膜の形成方法を説明する。
を用いたCu膜の形成方法を説明する。
【0045】先ず、ゲートバルブ57を開きガス排気部
43により膜形成室29内のガスを排気し、膜形成室2
9内の圧力を約1×10−7Torr以下まで減圧する
。
43により膜形成室29内のガスを排気し、膜形成室2
9内の圧力を約1×10−7Torr以下まで減圧する
。
【0046】次にバルブ47を開きガス供給部41のB
Cl3 ガスを膜形成室29内に導入すると共に、放電
用電極35とサセプタ31との間に高周波電圧を印加し
て放電を起こし、上部電極17,19の表面を除去する
。 これはAl膜のパターニングの際に生じたダメージ層や
自然酸化膜を除去するための処理である。なお、この目
的のためには、例えば、Arプラズマを発生させ、Ar
イオンにより上部電極17,19の表面を除去するなど
他の方法を用いてもよい。
Cl3 ガスを膜形成室29内に導入すると共に、放電
用電極35とサセプタ31との間に高周波電圧を印加し
て放電を起こし、上部電極17,19の表面を除去する
。 これはAl膜のパターニングの際に生じたダメージ層や
自然酸化膜を除去するための処理である。なお、この目
的のためには、例えば、Arプラズマを発生させ、Ar
イオンにより上部電極17,19の表面を除去するなど
他の方法を用いてもよい。
【0047】次にバルブ45を閉じ排気部43により膜
形成室29内のガスを再び排気し、膜形成室29内の圧
力を1×10−7Torr以下にした後、加熱源33に
電圧を印加して試料基板25を加熱し、試料基板25の
表面温度を350℃にする。
形成室29内のガスを再び排気し、膜形成室29内の圧
力を1×10−7Torr以下にした後、加熱源33に
電圧を印加して試料基板25を加熱し、試料基板25の
表面温度を350℃にする。
【0048】次に帯電用電極37,39を下ろして帯電
用電極37,39をそれぞれ試料基板25の電極取り出
し部9,11に接触させた後、直流電源(不図示)によ
り帯電用電極37,39にそれぞれ+100V,−10
0Vの直流電圧を印加する。この結果、静電誘導により
試料基板25の上部電極17,19の表面にはそれぞれ
正電荷,負電荷が誘起される。なお、このときの状態は
図4に示される電気回路図で表わすことができる。
用電極37,39をそれぞれ試料基板25の電極取り出
し部9,11に接触させた後、直流電源(不図示)によ
り帯電用電極37,39にそれぞれ+100V,−10
0Vの直流電圧を印加する。この結果、静電誘導により
試料基板25の上部電極17,19の表面にはそれぞれ
正電荷,負電荷が誘起される。なお、このときの状態は
図4に示される電気回路図で表わすことができる。
【0049】次にガス供給部41のCuNボンベ中のC
uNの蒸気圧を上げると共に、配管49中での再凝縮を
防止するためにCuNボンベと配管49とをヒーターで
加熱し250℃に保持し、試料基板25の表面温度が3
50℃に安定したことを確認してバルブ51を開き、A
rをキャリアガスに用いてCuNガスを膜形成室29の
導入し、この状態を30分間保持し、Cu薄膜の成膜を
行なう。このときの膜形成室29内の圧力は1×10−
3〜1x10−2Torr程度であった。
uNの蒸気圧を上げると共に、配管49中での再凝縮を
防止するためにCuNボンベと配管49とをヒーターで
加熱し250℃に保持し、試料基板25の表面温度が3
50℃に安定したことを確認してバルブ51を開き、A
rをキャリアガスに用いてCuNガスを膜形成室29の
導入し、この状態を30分間保持し、Cu薄膜の成膜を
行なう。このときの膜形成室29内の圧力は1×10−
3〜1x10−2Torr程度であった。
【0050】次にバルブ51を閉じCuN/Arガスの
供給を停止した後、ゲートバルブ57を開けてガス排出
部43により膜形成室29内のガスを排気して膜形成室
29内の圧力を10分間1×10−7Torr以下に保
持する。
供給を停止した後、ゲートバルブ57を開けてガス排出
部43により膜形成室29内のガスを排気して膜形成室
29内の圧力を10分間1×10−7Torr以下に保
持する。
【0051】最後に、ゲートバルブ57を閉じた後にバ
ルブ55を開いて乾燥N2 ガスを膜形成室29の導入
し、膜形成室29内の圧力を大気圧程度にしてCu薄膜
の形成が終わる。
ルブ55を開いて乾燥N2 ガスを膜形成室29の導入
し、膜形成室29内の圧力を大気圧程度にしてCu薄膜
の形成が終わる。
【0052】以上の工程を経た試料基板25を取り出し
て見ると、試料基板25の上部電極17,19上には色
の変化から目視で薄膜が堆積していることが確認された
。
て見ると、試料基板25の上部電極17,19上には色
の変化から目視で薄膜が堆積していることが確認された
。
【0053】次いでこのCu薄膜を定量分析及び定性分
析にかけて調べたところ、上部電極17,19上にはC
u薄膜が堆積しており、電極板17,19上のCu薄膜
の膜厚は共に約0.5μmであり、実験誤差以内で一致
した。
析にかけて調べたところ、上部電極17,19上にはC
u薄膜が堆積しており、電極板17,19上のCu薄膜
の膜厚は共に約0.5μmであり、実験誤差以内で一致
した。
【0054】しかしながら、上部電極17(正電荷が帯
電)上に堆積したCu薄膜中のNの含有量は、上部電極
19(負電荷が帯電)上に堆積したCu薄膜中のNの含
有量よりも30〜50倍多かった。
電)上に堆積したCu薄膜中のNの含有量は、上部電極
19(負電荷が帯電)上に堆積したCu薄膜中のNの含
有量よりも30〜50倍多かった。
【0055】次に本発明の第2の実施例に係るCu薄膜
の形成方法を説明する。
の形成方法を説明する。
【0056】この実施例が先に説明した第1の実施例と
異なる点は、上部電極17,19の帯電状態を変えてC
u薄膜の形成を行なったことにある。
異なる点は、上部電極17,19の帯電状態を変えてC
u薄膜の形成を行なったことにある。
【0057】即ち、帯電用電極39のみを試料基板25
の電極取り出し部11に接触させた後、この電極取り出
し部11に−100Vの電圧を印加し、上部電極19に
負電荷を帯電させて膜形成を行なったことにある。
の電極取り出し部11に接触させた後、この電極取り出
し部11に−100Vの電圧を印加し、上部電極19に
負電荷を帯電させて膜形成を行なったことにある。
【0058】このような帯電状態で得られたCu薄膜を
調べたところ、上部電極17(帯電無し)上には厚さ約
0.1μmのCu薄膜が形成され、上部電極19(負電
荷が帯電)上には厚さ約0.5μmのCu薄膜が形成さ
れていた。
調べたところ、上部電極17(帯電無し)上には厚さ約
0.1μmのCu薄膜が形成され、上部電極19(負電
荷が帯電)上には厚さ約0.5μmのCu薄膜が形成さ
れていた。
【0059】以上の述べた第1及び第2の実施例で示さ
れた事実は次のように考察される。CuとNの電気陰性
度はそれぞれ1.9(Cu),3.0(N)であるのた
め、CuN化合物はN原子がδ− にCu原子がδ+
に分極しており、CuN化合物は全体として電気双極子
を形成している。
れた事実は次のように考察される。CuとNの電気陰性
度はそれぞれ1.9(Cu),3.0(N)であるのた
め、CuN化合物はN原子がδ− にCu原子がδ+
に分極しており、CuN化合物は全体として電気双極子
を形成している。
【0060】したがって、第1の実施例のように上部電
極17が正に帯電し、上部電極19が負に帯電している
場合には、CuN化合物は図6(a),(b)に示され
るような形で上部電極17,19の表面に付着する。即
ち、静電引力のため上部電極17の表面のAl原子とC
uN化合物のN原子とが優先的に結合し、上部電極19
の表面のAl原子とCuN化合物のCu原子とが優先的
に結合する。
極17が正に帯電し、上部電極19が負に帯電している
場合には、CuN化合物は図6(a),(b)に示され
るような形で上部電極17,19の表面に付着する。即
ち、静電引力のため上部電極17の表面のAl原子とC
uN化合物のN原子とが優先的に結合し、上部電極19
の表面のAl原子とCuN化合物のCu原子とが優先的
に結合する。
【0061】しかしながら、試料基板25の表面温度(
350℃)は、CuN化合物の分解温度(約300℃)
より高いのでCuN化合物はしだいに分解する。このと
き、表面に正の電荷が帯電した上部電極17上のN原子
は、試料基板25の表面のAl原子とCu原子との間に
はさまれ脱離しにくい状態にあるため、上部電極17上
に堆積したCu薄膜中のN原子の含有量が多くなる。
350℃)は、CuN化合物の分解温度(約300℃)
より高いのでCuN化合物はしだいに分解する。このと
き、表面に正の電荷が帯電した上部電極17上のN原子
は、試料基板25の表面のAl原子とCu原子との間に
はさまれ脱離しにくい状態にあるため、上部電極17上
に堆積したCu薄膜中のN原子の含有量が多くなる。
【0062】一方、表面に負電荷が帯電した上部電極1
9上のN原子は、真空側に面しているのでN原子同士が
結合して脱離しやすい状態にあるため、上部電極19上
に堆積したCu薄膜中のN原子の含有量は少なくなる。
9上のN原子は、真空側に面しているのでN原子同士が
結合して脱離しやすい状態にあるため、上部電極19上
に堆積したCu薄膜中のN原子の含有量は少なくなる。
【0063】また、第2の実施例のように上部電極17
が無帯電、上部電極19が負に帯電している場合、上部
電極17上に堆積するCu膜の厚さは、基板温度で決ま
るCuN化合物と上部電極17の表面のAl原子との付
着確率でほぼ決まる。即ち、CuN化合物と試料基板2
1表面との間の静電引力によるCu膜堆積の助勢効果が
なくなる。したがって、表面に負電荷が帯電した上部電
極19上には厚さ約0.5μmのCu薄膜が堆積される
が、無帯電の上部電極17上には厚さ約0.1μmのC
u薄膜しか堆積しないことになる。
が無帯電、上部電極19が負に帯電している場合、上部
電極17上に堆積するCu膜の厚さは、基板温度で決ま
るCuN化合物と上部電極17の表面のAl原子との付
着確率でほぼ決まる。即ち、CuN化合物と試料基板2
1表面との間の静電引力によるCu膜堆積の助勢効果が
なくなる。したがって、表面に負電荷が帯電した上部電
極19上には厚さ約0.5μmのCu薄膜が堆積される
が、無帯電の上部電極17上には厚さ約0.1μmのC
u薄膜しか堆積しないことになる。
【0064】次に本発明の第3の実施例に係るCu薄膜
の形成方法を説明する。
の形成方法を説明する。
【0065】図7(a)には本実施例で用いる試料基板
25の断面図が示されている。なお、図1の試料基板2
5と対応する部分には図1と同一符号を付し、詳細な説
明は省略する。
25の断面図が示されている。なお、図1の試料基板2
5と対応する部分には図1と同一符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0066】この試料基板25を形成工程に従い説明す
ると、最初、シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱
酸化膜3を形成する。次いでスパッタリング法を用いて
熱酸化膜3上にAl膜を堆積した後、このAl膜の基板
周辺部分を除去し、図7(b)に示すような形状の電極
板59を形成する。
ると、最初、シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱
酸化膜3を形成する。次いでスパッタリング法を用いて
熱酸化膜3上にAl膜を堆積した後、このAl膜の基板
周辺部分を除去し、図7(b)に示すような形状の電極
板59を形成する。
【0067】次にCVD装置27の帯電用電極37を、
図8(a)に示すような一部が欠けた円板状の電極を備
えた帯電用電極37aに代える。この帯電用電極37a
の円板状電極部はステンレス製であり、厚さ約100μ
mの二酸化シリコン膜が被覆されている。また、この帯
電用電極37aを下げると、図8(b)に示すように電
極板59に接触するように配置される。
図8(a)に示すような一部が欠けた円板状の電極を備
えた帯電用電極37aに代える。この帯電用電極37a
の円板状電極部はステンレス製であり、厚さ約100μ
mの二酸化シリコン膜が被覆されている。また、この帯
電用電極37aを下げると、図8(b)に示すように電
極板59に接触するように配置される。
【0068】次にこのような変更を受けたCVD装置の
サセプタ31に試料基板25を載置した後、第1の実施
例と同様に膜形成室29内のガスを排気し、プラズマに
より試料基板25の電極59のダメージ層及び自然酸化
膜を除去する。このときプラズマが帯電用電極37aの
影響を受けないように、帯電用電極37aを電極板59
にだぶらない位置に退避させ、電極59の全面がプラズ
マに一様に晒されるようにする。
サセプタ31に試料基板25を載置した後、第1の実施
例と同様に膜形成室29内のガスを排気し、プラズマに
より試料基板25の電極59のダメージ層及び自然酸化
膜を除去する。このときプラズマが帯電用電極37aの
影響を受けないように、帯電用電極37aを電極板59
にだぶらない位置に退避させ、電極59の全面がプラズ
マに一様に晒されるようにする。
【0069】次に加熱源33により試料基板25を加熱
して試料基板25の表面温度を350℃にし、表面温度
が安定したら帯電用電極37a,39を試料基板25の
電極59に接触させ、次いで帯電用電極37aに+10
0Vの直流電圧を印加すると共に、帯電用電極39をア
ース電位に落とした。この結果、静電誘導により帯電用
電極37aに対向する電極59の表面には負電荷が現わ
れる。なお、正電荷は帯電用電極39を介して電極59
から流れ出てなくなる。
して試料基板25の表面温度を350℃にし、表面温度
が安定したら帯電用電極37a,39を試料基板25の
電極59に接触させ、次いで帯電用電極37aに+10
0Vの直流電圧を印加すると共に、帯電用電極39をア
ース電位に落とした。この結果、静電誘導により帯電用
電極37aに対向する電極59の表面には負電荷が現わ
れる。なお、正電荷は帯電用電極39を介して電極59
から流れ出てなくなる。
【0070】しかる後、帯電用電極39を電極59から
離し、次いで帯電用電極37aに電圧を印加するのを止
め、帯電用電極37aを電極59から離す。この結果、
電極59には負の電荷が帯電する。
離し、次いで帯電用電極37aに電圧を印加するのを止
め、帯電用電極37aを電極59から離す。この結果、
電極59には負の電荷が帯電する。
【0071】最後に第1の実施例で説明した方法と同様
にして電極59上にCu薄膜を堆積する。
にして電極59上にCu薄膜を堆積する。
【0072】以上の方法で得られた電極59(負電荷が
帯電)上のCu薄膜の膜厚を調べたところ約0.3μm
であることが確認された。
帯電)上のCu薄膜の膜厚を調べたところ約0.3μm
であることが確認された。
【0073】図9(a)には本発明の第4の実施例に係
わるCu薄膜の形成方法に用いる試料基板25の断面図
が示されている。なお、図1の試料基板25と対応する
部分には図1と同一符号を付し、詳細な説明は省略する
。
わるCu薄膜の形成方法に用いる試料基板25の断面図
が示されている。なお、図1の試料基板25と対応する
部分には図1と同一符号を付し、詳細な説明は省略する
。
【0074】これを形成工程に従い説明すると、最初、
シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱酸化膜3を形
成し、次いでこの熱酸化膜3上にスパッタリング法によ
り厚さ約0.5μmのAl膜を堆積する。
シリコン基板1上に厚さ約0.2μmの熱酸化膜3を形
成し、次いでこの熱酸化膜3上にスパッタリング法によ
り厚さ約0.5μmのAl膜を堆積する。
【0075】次にAl膜の基板周辺部分を除去して電極
61を形成した後、プラズマCVD法を用いて厚さ約0
.2μmの二酸化シリコン膜15を全面に堆積する。
61を形成した後、プラズマCVD法を用いて厚さ約0
.2μmの二酸化シリコン膜15を全面に堆積する。
【0076】最後に図9(b)に示すように電気的導通
をとるための接続孔23を二酸化シリコン膜15に設け
る。
をとるための接続孔23を二酸化シリコン膜15に設け
る。
【0077】このようにして得られた試料基板25をC
VD装置27のサセプタ31に載置し、第3の実施例と
同じ手順,方法,条件(ただし、基板温度は350℃か
ら450℃へ変更)でCu薄膜の成膜を行なう。
VD装置27のサセプタ31に載置し、第3の実施例と
同じ手順,方法,条件(ただし、基板温度は350℃か
ら450℃へ変更)でCu薄膜の成膜を行なう。
【0078】以上の方法で得られたCu薄膜を調べたと
ころ、二酸化シリコン膜15上にもCu薄膜が堆積して
おり、その膜厚は約0.3μmであった。
ころ、二酸化シリコン膜15上にもCu薄膜が堆積して
おり、その膜厚は約0.3μmであった。
【0079】比較のため、電極板61に負電荷を帯電さ
せないでCu薄膜の成膜を行ない、負電荷を帯電させた
場合と負電荷を帯電させない場合とを比較したところ、
堆積速度の点では両者に顕著の差はみられなかったが、
Cu薄膜の二酸化シリコン膜15に対する付着性や密着
性に関しては負電荷を帯電させた場合の方がはるかに優
れていた。
せないでCu薄膜の成膜を行ない、負電荷を帯電させた
場合と負電荷を帯電させない場合とを比較したところ、
堆積速度の点では両者に顕著の差はみられなかったが、
Cu薄膜の二酸化シリコン膜15に対する付着性や密着
性に関しては負電荷を帯電させた場合の方がはるかに優
れていた。
【0080】次に本発明の第5の実施例に係るCu薄膜
の形成方法を説明する。この実施例が先に説明した第1
〜第4の実施例と主に異なる点は、試料基板25を電場
中においてCu薄膜を形成することにある。
の形成方法を説明する。この実施例が先に説明した第1
〜第4の実施例と主に異なる点は、試料基板25を電場
中においてCu薄膜を形成することにある。
【0081】最初、図10に示すような試料基板25を
用意する。
用意する。
【0082】これを製造工程に従い説明すると、通常の
方法に従いシリコン基板63に素子分離を行ないMOS
トランジスタを形成した後、所定パターンの絶縁膜、例
えば厚さ約1.4μmの酸化膜65をシリコン基板63
上に形成する。
方法に従いシリコン基板63に素子分離を行ないMOS
トランジスタを形成した後、所定パターンの絶縁膜、例
えば厚さ約1.4μmの酸化膜65をシリコン基板63
上に形成する。
【0083】次にAl合金膜をマグネトロンスパッタリ
ング等を用いて全面に堆積した後、通常のフォトリソグ
ラフィと反応性イオンエッチングとを用いてAl合金膜
をパターニングして所定形状の配線67を形成する。
ング等を用いて全面に堆積した後、通常のフォトリソグ
ラフィと反応性イオンエッチングとを用いてAl合金膜
をパターニングして所定形状の配線67を形成する。
【0084】最後にプラズマCVD法を用いて全面に層
間絶縁膜としてシリコン酸化膜69を堆積すると共に、
レジストエッチバック,ラッピングなどによりシリコン
酸化膜69の表面を平坦化する。次いでフォトリソグラ
フィと反応性イオンエッチングとを用いて層間接続孔7
1を形成して試料基板25が完成する。
間絶縁膜としてシリコン酸化膜69を堆積すると共に、
レジストエッチバック,ラッピングなどによりシリコン
酸化膜69の表面を平坦化する。次いでフォトリソグラ
フィと反応性イオンエッチングとを用いて層間接続孔7
1を形成して試料基板25が完成する。
【0085】このようにして得られた試料基板25では
、層間接続孔71の形成工程で、層間接続孔71の底部
のAl合金膜表面73が、反応性イオンエッチングに用
いるエッチングガス、例えば、フッ素(F)、炭素(C
)を取り込むため、このAl合金膜表面73にはダメー
ジ層が形成されている。更に、そのAl合金膜表面73
には、空気中の酸素で酸化されるので酸化膜も形成され
ている。
、層間接続孔71の形成工程で、層間接続孔71の底部
のAl合金膜表面73が、反応性イオンエッチングに用
いるエッチングガス、例えば、フッ素(F)、炭素(C
)を取り込むため、このAl合金膜表面73にはダメー
ジ層が形成されている。更に、そのAl合金膜表面73
には、空気中の酸素で酸化されるので酸化膜も形成され
ている。
【0086】次に図5のCVD装置27の放電用電極3
5を水冷ができるような電極いわゆる水冷電極に換える
。但し、サセプタ31に対向して上下に可動できるもの
を用いる。
5を水冷ができるような電極いわゆる水冷電極に換える
。但し、サセプタ31に対向して上下に可動できるもの
を用いる。
【0087】次にこのように変更されたCVD装置27
のサセプタ31に試料基板25を載置した後、ゲートバ
ルブ57を開いてガス排気部43により膜形成室29内
の圧力を1×10−7Torr以下に減圧する。
のサセプタ31に試料基板25を載置した後、ゲートバ
ルブ57を開いてガス排気部43により膜形成室29内
の圧力を1×10−7Torr以下に減圧する。
【0088】次に水冷電極を試料基板25の表面から約
150mm離れた位置に固定した後、第1の実施例と同
様にしてBCl3 プラズマを発生させ、Al合金膜表
面73をエッチングしてダメージ層,酸化膜を除去する
。
150mm離れた位置に固定した後、第1の実施例と同
様にしてBCl3 プラズマを発生させ、Al合金膜表
面73をエッチングしてダメージ層,酸化膜を除去する
。
【0089】次にプラズマガス等を排気するために再び
膜形成室29内の圧力を1×10−7Torr以下に減
圧し、次いで加熱源33に電圧を印加して試料基板25
を加熱し、その表面温度を350℃にする。
膜形成室29内の圧力を1×10−7Torr以下に減
圧し、次いで加熱源33に電圧を印加して試料基板25
を加熱し、その表面温度を350℃にする。
【0090】次に水冷電極を試料基板25側に近づけ、
試料基板25と水冷電極との間隔を30mmとした後、
水冷電極に+1kVの直流電圧を印加すると共に、膜形
成室29及びサセプタ31をアース電位に落とした。こ
のとき水冷電極と膜形成室29及びサセプタ31との間
で放電が生じないように注意する。
試料基板25と水冷電極との間隔を30mmとした後、
水冷電極に+1kVの直流電圧を印加すると共に、膜形
成室29及びサセプタ31をアース電位に落とした。こ
のとき水冷電極と膜形成室29及びサセプタ31との間
で放電が生じないように注意する。
【0091】このようして発生する電場の強さは、サセ
プタ31の実効的な電極面積が正確に見積れないので正
確には算出できないが、試料基板25と水冷電極との間
には約+300V/cmのほぼ均一な電界がかかってい
る。この場合、電気力線は、水冷電極から試料基板25
に向かう方向に走っている。
プタ31の実効的な電極面積が正確に見積れないので正
確には算出できないが、試料基板25と水冷電極との間
には約+300V/cmのほぼ均一な電界がかかってい
る。この場合、電気力線は、水冷電極から試料基板25
に向かう方向に走っている。
【0092】次に第1の実施例と同じ条件、手順でCu
N/Arガスを膜形成室29内に導入し、試料基板25
上にCu薄膜を堆積する。このとき、水冷電極の表面に
はCuNが再凝縮したものとみられるものが薄く局所的
に堆積していた。
N/Arガスを膜形成室29内に導入し、試料基板25
上にCu薄膜を堆積する。このとき、水冷電極の表面に
はCuNが再凝縮したものとみられるものが薄く局所的
に堆積していた。
【0093】図11には層間接続孔71が位置する領域
に堆積したCu薄膜75が示されている。
に堆積したCu薄膜75が示されている。
【0094】Cu薄膜75はシリコン基板63の全面に
堆積したが、その厚さは配線67上では約0.4μm、
層間絶縁膜であるシリコン酸化膜69上では約0.05
μmであった。即ち、Cu薄膜75の膜厚には下地依存
性があり、層間接続孔71の露出しているAl合金膜表
面73、つまり溝部から優先的にCu薄膜75が堆積す
る。
堆積したが、その厚さは配線67上では約0.4μm、
層間絶縁膜であるシリコン酸化膜69上では約0.05
μmであった。即ち、Cu薄膜75の膜厚には下地依存
性があり、層間接続孔71の露出しているAl合金膜表
面73、つまり溝部から優先的にCu薄膜75が堆積す
る。
【0095】また、Cu薄膜75中のN含有率を調べた
ところ8atomic%以下であることが分かった。
ところ8atomic%以下であることが分かった。
【0096】更に、Cu薄膜75のX線回折強度も調べ
てみた。その結果、ミラー指数(111)方向の回折強
度が強かった。即ち、Cu薄膜75はミラー指数(11
1)方向に強く配向していることが分かった。なお、バ
ルクのCu薄膜のX線回折強度を調べたところ、ミラー
指数(111),(200),(220)方向の回折強
度比は1:0.46:0.20であった。つまり、バル
クのCu薄膜はこれらの方向に一様に配向していた。
てみた。その結果、ミラー指数(111)方向の回折強
度が強かった。即ち、Cu薄膜75はミラー指数(11
1)方向に強く配向していることが分かった。なお、バ
ルクのCu薄膜のX線回折強度を調べたところ、ミラー
指数(111),(200),(220)方向の回折強
度比は1:0.46:0.20であった。つまり、バル
クのCu薄膜はこれらの方向に一様に配向していた。
【0097】比較例として、サセプタ31のみをアース
電位に落とし、水冷電極に−1kVを印加して電気力線
が走る向きを逆(試料基板25から水冷電極に向かう方
向)にして上記実施例と同様にしてCu薄膜の成膜実験
を行なった。その結果、Cu薄膜の膜厚は下地依存性を
示さず、Cu薄膜の堆積速度も遅くなった。なお、配線
67,シリコン酸化膜69上に堆積されたCu薄膜の膜
厚はともに0.1μm程度であった。また、Cu薄膜の
窒素含有量も上記実施例のそれより多く、著しい場合に
は30atomic%になる場合もあった。
電位に落とし、水冷電極に−1kVを印加して電気力線
が走る向きを逆(試料基板25から水冷電極に向かう方
向)にして上記実施例と同様にしてCu薄膜の成膜実験
を行なった。その結果、Cu薄膜の膜厚は下地依存性を
示さず、Cu薄膜の堆積速度も遅くなった。なお、配線
67,シリコン酸化膜69上に堆積されたCu薄膜の膜
厚はともに0.1μm程度であった。また、Cu薄膜の
窒素含有量も上記実施例のそれより多く、著しい場合に
は30atomic%になる場合もあった。
【0098】以上述べた本実施例及び比較例の結果は次
のように考察できる。
のように考察できる。
【0099】CuN化合物は配管51の出口から排気部
43の排気孔までの高圧から低圧の領域に沿って基本的
には流れる。しかし、試料基板25においては、試料基
板25が加熱されていると共に水冷電極に電圧が印加さ
れているため、圧力差以外に、濃度差に基づく拡散現象
及び電場の強度とCuN化合物の電気分極の強度との積
に比例した力に従ってCuN化合物が試料基板25の表
面方向に流れる。
43の排気孔までの高圧から低圧の領域に沿って基本的
には流れる。しかし、試料基板25においては、試料基
板25が加熱されていると共に水冷電極に電圧が印加さ
れているため、圧力差以外に、濃度差に基づく拡散現象
及び電場の強度とCuN化合物の電気分極の強度との積
に比例した力に従ってCuN化合物が試料基板25の表
面方向に流れる。
【0100】先に説明したようにCuN化合物はN原子
がδ− にCu原子がδ+ に分極している。このため
、本実施例のように電気力線が水冷電極から試料基板2
5に走っている場合には、Cu原子が試料基板25側を
向き、N原子が真空側を向くようにCuN化合物が配向
するので、試料基板25の表面にはCuN化合物の原子
がが優先的に吸着する。
がδ− にCu原子がδ+ に分極している。このため
、本実施例のように電気力線が水冷電極から試料基板2
5に走っている場合には、Cu原子が試料基板25側を
向き、N原子が真空側を向くようにCuN化合物が配向
するので、試料基板25の表面にはCuN化合物の原子
がが優先的に吸着する。
【0101】したがって、CuN化合物の熱分解が生じ
ると、N原子は容易にN2 ガスとなり試料基板25か
ら離れるため、Cu薄膜75中のN含有量が少なくなる
と考えられる。更に、水冷電極とサセプタ31との間に
電圧が印加されていることにより配線67上には静電誘
導で負電荷が生じ、Cu薄膜75の堆積を助長する効果
も加わっていると考えられる。
ると、N原子は容易にN2 ガスとなり試料基板25か
ら離れるため、Cu薄膜75中のN含有量が少なくなる
と考えられる。更に、水冷電極とサセプタ31との間に
電圧が印加されていることにより配線67上には静電誘
導で負電荷が生じ、Cu薄膜75の堆積を助長する効果
も加わっていると考えられる。
【0102】また、配向性が強いCu薄膜75が得られ
たのは、CuN化合物が整然と配向して試料基板25の
表面に吸着することが起因していると考えられる。
たのは、CuN化合物が整然と配向して試料基板25の
表面に吸着することが起因していると考えられる。
【0103】一方、電気力線の向きを逆にしてCu薄膜
の成膜を行なった比較例の実験では、N原子が試料基板
25側を向き、Cu原子が真空側を向くようにCuN化
合物が配向するので、N原子が優先的に試料基板25の
表面に付着するようになる。したがって、この状態では
CuNが熱分解を起こしても、N原子はCu原子と試料
基板25の表面の原子とではさまれた構造にあるので、
N原子はN2 ガスとなって試料基板25から離れるの
が困難になり、Cu薄膜中に多くのN原子が含まれるよ
うになったと考えられる。
の成膜を行なった比較例の実験では、N原子が試料基板
25側を向き、Cu原子が真空側を向くようにCuN化
合物が配向するので、N原子が優先的に試料基板25の
表面に付着するようになる。したがって、この状態では
CuNが熱分解を起こしても、N原子はCu原子と試料
基板25の表面の原子とではさまれた構造にあるので、
N原子はN2 ガスとなって試料基板25から離れるの
が困難になり、Cu薄膜中に多くのN原子が含まれるよ
うになったと考えられる。
【0104】また、堆積速度が遅くなったのは、上述し
たようにN原子がN2 化合物として試料基板25から
離れにくくなるので基板表面にN原子が溜まり、熱分解
が抑制されたからだと考えられる。
たようにN原子がN2 化合物として試料基板25から
離れにくくなるので基板表面にN原子が溜まり、熱分解
が抑制されたからだと考えられる。
【0105】また、バルクのCu薄膜に比べて配向性の
強いCu薄膜が得られなかったのは、N原子がCu原子
と試料基板25の表面の原子との間に常に存在するため
だと考えられる。
強いCu薄膜が得られなかったのは、N原子がCu原子
と試料基板25の表面の原子との間に常に存在するため
だと考えられる。
【0106】なお、上記第1〜第5の実施例では原料ガ
スとしてCuNを用いたが、他の原料ガス、例えば、ア
ジ化銅(CuN3 )を用いても同様の効果が得られる
。
スとしてCuNを用いたが、他の原料ガス、例えば、ア
ジ化銅(CuN3 )を用いても同様の効果が得られる
。
【0107】また、上記第1〜第5の実施例ではCu薄
膜を形成する場合について述べたが、本発明は、他の薄
膜の形成、例えば、水素化チタン(TiH2)、臭化チ
タン(TiBr2 )などを用いたTi薄膜の形成や六
弗化タングステン(WF6 )、塩化タングステン(W
Cl2 ,WCl4 ,WCl5 ,WCl6 )、臭
化タングステン(WBr2 ,WBr5 ,WBr6
)、ヨウ化タングステン(WI2 ,WI3 )などを
用いたW薄膜の形成にも適用できる。
膜を形成する場合について述べたが、本発明は、他の薄
膜の形成、例えば、水素化チタン(TiH2)、臭化チ
タン(TiBr2 )などを用いたTi薄膜の形成や六
弗化タングステン(WF6 )、塩化タングステン(W
Cl2 ,WCl4 ,WCl5 ,WCl6 )、臭
化タングステン(WBr2 ,WBr5 ,WBr6
)、ヨウ化タングステン(WI2 ,WI3 )などを
用いたW薄膜の形成にも適用できる。
【0108】なお、原料ガスとしてチタンやタングステ
ンの化合物を用いる場合には、原料ガスを膜形成室29
に導入する前に、予め高温のガス溜を通して一部分解さ
せて構造上対称性の崩れた中間体を形成しておくと、試
料基板25の表面の帯電効果や電場印加効果がより顕著
に現われる。
ンの化合物を用いる場合には、原料ガスを膜形成室29
に導入する前に、予め高温のガス溜を通して一部分解さ
せて構造上対称性の崩れた中間体を形成しておくと、試
料基板25の表面の帯電効果や電場印加効果がより顕著
に現われる。
【0109】また、下地としてアルミや二酸化シリコン
を用いたが、他の下地、例えば、シリコン等の下地でも
よい。
を用いたが、他の下地、例えば、シリコン等の下地でも
よい。
【0110】次に本発明の第6の実施例に係る薄膜の形
成方法を説明する。これは本発明をチタンシリサイド膜
の形成に適用したものである。
成方法を説明する。これは本発明をチタンシリサイド膜
の形成に適用したものである。
【0111】最初、図5のCVD装置の配管49に取り
付けられたCuNボンベをステンレス製のTiH2 ボ
ンベに換え、配管53に取り付けられたN2 ボンベを
ステンレス製のSiCl4 ボンベに換える。また、第
5の実施例と同様に水冷電極を用いる。次いでTiH2
ボンベ及び配管49の全体を200℃に、SiCl4
ボンベ及び配管53の全体を100℃に加熱してTi
H2 ガス,SiCl4 ガスの蒸気圧を上げると共に
、TiH2 ガス,SiCl4 ガスが配管部分で再凝
縮するのを防止する。
付けられたCuNボンベをステンレス製のTiH2 ボ
ンベに換え、配管53に取り付けられたN2 ボンベを
ステンレス製のSiCl4 ボンベに換える。また、第
5の実施例と同様に水冷電極を用いる。次いでTiH2
ボンベ及び配管49の全体を200℃に、SiCl4
ボンベ及び配管53の全体を100℃に加熱してTi
H2 ガス,SiCl4 ガスの蒸気圧を上げると共に
、TiH2 ガス,SiCl4 ガスが配管部分で再凝
縮するのを防止する。
【0112】次に図10に示した構造の試料基板25を
サセプタ31に載置した後、Arガスをキャリアガスと
して用いBCl3 プラズマを発生させ、配線67の表
面のダメージ層及び自然酸化膜層を除去する。次いで加
熱源33の電源を入れて試料基板25を加熱し、その表
面温度を450℃にした。このとき、水冷電極を試料基
板25の上方約20mmの位置に退避させ、水冷電極の
過熱を防止する。
サセプタ31に載置した後、Arガスをキャリアガスと
して用いBCl3 プラズマを発生させ、配線67の表
面のダメージ層及び自然酸化膜層を除去する。次いで加
熱源33の電源を入れて試料基板25を加熱し、その表
面温度を450℃にした。このとき、水冷電極を試料基
板25の上方約20mmの位置に退避させ、水冷電極の
過熱を防止する。
【0113】次に水冷電極とサセプタ31との間に、図
12(a)に示されるような低周波の矩形状の電圧を印
加し続け、この状態でバルブ51,55を開けてTiH
2 ガス,SiCl4 ガスを膜形成室29に導入する
。しかる後、バルブ51,55を閉じてTiH2 ガス
,SiCl4 ガスの導入を停止する。更に矩形状の電
圧の印加も停止する。
12(a)に示されるような低周波の矩形状の電圧を印
加し続け、この状態でバルブ51,55を開けてTiH
2 ガス,SiCl4 ガスを膜形成室29に導入する
。しかる後、バルブ51,55を閉じてTiH2 ガス
,SiCl4 ガスの導入を停止する。更に矩形状の電
圧の印加も停止する。
【0114】最後に、加熱源33の電源を切り、試料基
板25の表面温度を室温にまで下げる。
板25の表面温度を室温にまで下げる。
【0115】以上の工程を経た試料基板25をX線回折
測定法を用いて調べてみた。その結果、厚さ約0.5μ
mのチタンシリサイド膜が配線67の表面のみに選択的
に堆積しているのを確認した。
測定法を用いて調べてみた。その結果、厚さ約0.5μ
mのチタンシリサイド膜が配線67の表面のみに選択的
に堆積しているのを確認した。
【0116】また、試料基板25の表面温度を更に高い
温度に設定してチタンシリサイド膜の成膜を行なったと
ころ、試料基板25の全面にチタンシリサイド膜が堆積
したことを確認した。
温度に設定してチタンシリサイド膜の成膜を行なったと
ころ、試料基板25の全面にチタンシリサイド膜が堆積
したことを確認した。
【0117】なお、チタンシリサイド膜の組成は、試料
基板25の表面温度,原料ガスであるTiH2 ガス,
SiCl4 ガスの流量,水冷電極とサセプタ31との
間に印加する矩形状の電圧の振幅及び周期を変えること
で制御できた。
基板25の表面温度,原料ガスであるTiH2 ガス,
SiCl4 ガスの流量,水冷電極とサセプタ31との
間に印加する矩形状の電圧の振幅及び周期を変えること
で制御できた。
【0118】以上の方法で配線67に選択的にチタンシ
リサイド膜が形成されたのは次のように考えられる。
リサイド膜が形成されたのは次のように考えられる。
【0119】Ti,H,Si,Clの電気陰性度は、そ
れぞれ1.5(Ti),2.1(H),1.8(Si)
,3.0(Cl)である。このため、TiH2 化合物
及びSiCl4 化合物の原子間の結合に関与するのは
主として共有結合であるが、わずかであるがイオン結合
も寄与することになる。したがって、TiH2 化合物
,SiCl4 化合物はそれぞれ(δ− )H−Ti(
δ+ )−H(δ− ),(δ− )Cl4 −Si(
δ+ )のように分極している。
れぞれ1.5(Ti),2.1(H),1.8(Si)
,3.0(Cl)である。このため、TiH2 化合物
及びSiCl4 化合物の原子間の結合に関与するのは
主として共有結合であるが、わずかであるがイオン結合
も寄与することになる。したがって、TiH2 化合物
,SiCl4 化合物はそれぞれ(δ− )H−Ti(
δ+ )−H(δ− ),(δ− )Cl4 −Si(
δ+ )のように分極している。
【0120】ところでSiCl4 化合物の構造はSi
を中心にした四面体構造であるため、SiCl4 化合
物の電気双極子モ−メントは小さい。しかしながら、S
iCl4 の融点,沸点はそれぞれ−70℃,57.6
℃といずれも低く、100℃で一部分解を始めるので、
上述のように試料基板25の表面温度(450℃)を設
定すると、SiCl4 化合物のSi原子とCl原子と
の結合手が切れ、分極の効果の高いSiCl2 化合物
が形成される。これはSiCl2 化合物のSi原子の
π軌道がCl原子の軌道でスクリーニングされなくなる
ため、Si(δ+ )の効果が出てくるようになる。
を中心にした四面体構造であるため、SiCl4 化合
物の電気双極子モ−メントは小さい。しかしながら、S
iCl4 の融点,沸点はそれぞれ−70℃,57.6
℃といずれも低く、100℃で一部分解を始めるので、
上述のように試料基板25の表面温度(450℃)を設
定すると、SiCl4 化合物のSi原子とCl原子と
の結合手が切れ、分極の効果の高いSiCl2 化合物
が形成される。これはSiCl2 化合物のSi原子の
π軌道がCl原子の軌道でスクリーニングされなくなる
ため、Si(δ+ )の効果が出てくるようになる。
【0121】したがって、試料基板25の表面電位が+
のときは、図13(a)に示すように、SiCl2 化
合物のCl原子及びTiH2 化合物のH原子が配線6
7に選択的に吸着する。しかしながら、SiCl2化合
物の電気双極子モーメントの方がTiH2 化合物のそ
れより大きいので、SiCl2 化合物の方が優先的に
配線67に吸着し、配線67の表面はSiCl2 化合
物のSi原子(δ+ )で覆われることになる。
のときは、図13(a)に示すように、SiCl2 化
合物のCl原子及びTiH2 化合物のH原子が配線6
7に選択的に吸着する。しかしながら、SiCl2化合
物の電気双極子モーメントの方がTiH2 化合物のそ
れより大きいので、SiCl2 化合物の方が優先的に
配線67に吸着し、配線67の表面はSiCl2 化合
物のSi原子(δ+ )で覆われることになる。
【0122】次に試料基板25側の表面電位が+から0
になると、配線67上におけるSiCl2 化合物の吸
着状態が変化しないままTiH2 化合物,SiCl2
化合物はそれぞれランダムな配向で試料基板25に吸
着しようとする。しかしながら、試料基板25の表面の
Si原子(δ+ )の影響で、図13(b)に示すよう
に、TiH2 化合物のTi原子及びSiCl2 化合
物のSi原子が優先的に配線67に吸着する。これら化
合物は試料基板25の表面温度が450℃と高いので互
いに反応しあう。このとき、TiH2 化合物のH原子
は真空側を向く。更に、配線67の表面電位を再び0か
ら+にすると、SiCl2 化合物のCl原子が配線6
7の表面側に向いて吸着し、このCl原子は前記H原子
と反応してHClの形で脱離する。その結果、SiCl
2 化合物のSi原子が前記Ti原子と直接結合する。 以上のメカニズムが繰り返されることにより、配線67
上に選択的にTiSix膜が形成される。
になると、配線67上におけるSiCl2 化合物の吸
着状態が変化しないままTiH2 化合物,SiCl2
化合物はそれぞれランダムな配向で試料基板25に吸
着しようとする。しかしながら、試料基板25の表面の
Si原子(δ+ )の影響で、図13(b)に示すよう
に、TiH2 化合物のTi原子及びSiCl2 化合
物のSi原子が優先的に配線67に吸着する。これら化
合物は試料基板25の表面温度が450℃と高いので互
いに反応しあう。このとき、TiH2 化合物のH原子
は真空側を向く。更に、配線67の表面電位を再び0か
ら+にすると、SiCl2 化合物のCl原子が配線6
7の表面側に向いて吸着し、このCl原子は前記H原子
と反応してHClの形で脱離する。その結果、SiCl
2 化合物のSi原子が前記Ti原子と直接結合する。 以上のメカニズムが繰り返されることにより、配線67
上に選択的にTiSix膜が形成される。
【0123】次に本発明の第7の実施例に係る薄膜の形
成方法を説明する。
成方法を説明する。
【0124】この実施例が先に説明した第6の実施例と
異なる点は、水冷電極とサセプタ31との間に印加する
電圧を変えたことにある。
異なる点は、水冷電極とサセプタ31との間に印加する
電圧を変えたことにある。
【0125】即ち、図12(b)に示すように、+から
−に跨がる矩形状の電圧を水冷電極とサセプタ31との
間に印加する。
−に跨がる矩形状の電圧を水冷電極とサセプタ31との
間に印加する。
【0126】図14(a)に示すように、配線67の表
面電位が−の場合、原料ガスであるSiCl2 化合物
は、Si原子が配線67の表面側、Cl原子が真空側と
なる配向性を以て配線67の表面に近づいて吸着する。 また、他の原料ガスであるTiH2 化合物は、Ti原
子が配線67の表面側、H原子が真空側となる配向性を
以て配線67の表面に近づき吸着する。しかしながら、
SiCl2 化合物の電気双極子モーメントの方がTi
H2化合物のそれより大きいのでSiCl2 化合物の
方が優先的に配線67の表面に吸着する。その結果、配
線67の表面は主としてSiCl2のCl原子で覆われ
るようになる。
面電位が−の場合、原料ガスであるSiCl2 化合物
は、Si原子が配線67の表面側、Cl原子が真空側と
なる配向性を以て配線67の表面に近づいて吸着する。 また、他の原料ガスであるTiH2 化合物は、Ti原
子が配線67の表面側、H原子が真空側となる配向性を
以て配線67の表面に近づき吸着する。しかしながら、
SiCl2 化合物の電気双極子モーメントの方がTi
H2化合物のそれより大きいのでSiCl2 化合物の
方が優先的に配線67の表面に吸着する。その結果、配
線67の表面は主としてSiCl2のCl原子で覆われ
るようになる。
【0127】そして図14(b)に示すように配線67
の表面電位を−から+に変えると、SiCl2 化合物
は、Cl原子が配線67の表面側、Si原子が真空側と
なる配向性を以て配線67の表面に近づく。このとき、
配線67上におけるSiCl2 化合物の吸着状態は変
化しない。配線67の表面に近づいたSiCl2 化合
物は、配線67の表面のCl(δ− )により斥力を受
けるため、配線67への吸着が抑制される。
の表面電位を−から+に変えると、SiCl2 化合物
は、Cl原子が配線67の表面側、Si原子が真空側と
なる配向性を以て配線67の表面に近づく。このとき、
配線67上におけるSiCl2 化合物の吸着状態は変
化しない。配線67の表面に近づいたSiCl2 化合
物は、配線67の表面のCl(δ− )により斥力を受
けるため、配線67への吸着が抑制される。
【0128】一方、TiH2 化合物は、H原子が配線
67の表面側、Ti原子が真空側となる配向性を以て配
線67の表面に近づく。TiH2 化合物が配線67の
表面に近づくと、配線67の表面のCl原子(δ− )
は、TiH2 化合物のH原子(δ+ )と結合してH
Clの形で配線67から抜けていき、その結果、Ti原
子はSi原子と直接接合するようになる。更に、配線6
7の表面電位を+から再び−にすると、SiCl2 化
合物のSi(δ+ )が配線67の表面側に向いて吸着
し、このSi原子は前記Ti原子と直接接合する。以上
のメカニズムが繰り返されることにより、Clの含有量
の少ない良質のチタンシリサイド膜(TiSix)が配
線67の表面に選択的に形成される。このチタンシリサ
イド膜は、第6の実施例で形成したチタンシリサイド膜
と比べて、塩素含有量が更に少なく、より良質な膜であ
る。
67の表面側、Ti原子が真空側となる配向性を以て配
線67の表面に近づく。TiH2 化合物が配線67の
表面に近づくと、配線67の表面のCl原子(δ− )
は、TiH2 化合物のH原子(δ+ )と結合してH
Clの形で配線67から抜けていき、その結果、Ti原
子はSi原子と直接接合するようになる。更に、配線6
7の表面電位を+から再び−にすると、SiCl2 化
合物のSi(δ+ )が配線67の表面側に向いて吸着
し、このSi原子は前記Ti原子と直接接合する。以上
のメカニズムが繰り返されることにより、Clの含有量
の少ない良質のチタンシリサイド膜(TiSix)が配
線67の表面に選択的に形成される。このチタンシリサ
イド膜は、第6の実施例で形成したチタンシリサイド膜
と比べて、塩素含有量が更に少なく、より良質な膜であ
る。
【0129】なお、バルブ51,55をピエゾバルブに
交換し、水冷電極とサセプタ31との間に印加する電圧
の周波数と同期させてピエゾバルブを開閉して原料ガス
を間欠的に導入してもよい。
交換し、水冷電極とサセプタ31との間に印加する電圧
の周波数と同期させてピエゾバルブを開閉して原料ガス
を間欠的に導入してもよい。
【0130】即ち、電圧が−のときはSiCl2 ガス
のみを導入してTiH2 ガスのTi(δ+ )原子の
吸着を防止し、電圧が+のときはTiH2 ガスのみを
導入してSiCl2 ガスのCl(δ− )原子の吸着
を防止することでチタンシリサイド膜に含まれる不純物
を激減できる。
のみを導入してTiH2 ガスのTi(δ+ )原子の
吸着を防止し、電圧が+のときはTiH2 ガスのみを
導入してSiCl2 ガスのCl(δ− )原子の吸着
を防止することでチタンシリサイド膜に含まれる不純物
を激減できる。
【0131】なお、上記第6及び7の実施例ではSi用
の原料ガスとしてSiCl4 、Ti用の原料ガスとし
てTiH2 を用いたが、他の原料ガスを用いても同様
な効果が得られる。例えば、SiCl4 の代わりにモ
ノシラン、ジシラン及びそれらのハロゲン化物を用いて
もよい。
の原料ガスとしてSiCl4 、Ti用の原料ガスとし
てTiH2 を用いたが、他の原料ガスを用いても同様
な効果が得られる。例えば、SiCl4 の代わりにモ
ノシラン、ジシラン及びそれらのハロゲン化物を用いて
もよい。
【0132】また、TiH2 の代わりに弗化タングス
テン(WF6 )、塩化タングステン(WCl2 ,W
Cl4 ,WCl5 ,WCl6 )、臭化タングステ
ン(WBr2 ,WBr5 ,WBr6 )、ヨウ化タ
ングステン(WI2 ,WI3 )等を用い、これとモ
ノシラン、ジシラン及びそれらのハロゲン化物を用いる
ことで、タングステンシリサイド膜を形成することがで
きる。この場合もチタンシリサイド膜形成の場合と同様
な効果を得ることができる。
テン(WF6 )、塩化タングステン(WCl2 ,W
Cl4 ,WCl5 ,WCl6 )、臭化タングステ
ン(WBr2 ,WBr5 ,WBr6 )、ヨウ化タ
ングステン(WI2 ,WI3 )等を用い、これとモ
ノシラン、ジシラン及びそれらのハロゲン化物を用いる
ことで、タングステンシリサイド膜を形成することがで
きる。この場合もチタンシリサイド膜形成の場合と同様
な効果を得ることができる。
【0133】更に、窒化銅(CuN)やアジ化銅(Cu
N3 )等を用いCu膜を堆積したら、水素化チタン(
TiH2 )や臭化チタン(TiBr2 )等を用いて
Ti膜を堆積することができ、前述したCu薄膜堆積の
実施例と同様な効果があった。
N3 )等を用いCu膜を堆積したら、水素化チタン(
TiH2 )や臭化チタン(TiBr2 )等を用いて
Ti膜を堆積することができ、前述したCu薄膜堆積の
実施例と同様な効果があった。
【0134】特に、これらのチタンやタングステンの化
合物を原料ガスに用いる場合には、原料ガスを膜形成室
29に導入する前に高温のガス溜を通すことで一部分解
させ,SiCl2 のように構造上対称性の崩れた中間
体を形成しておくと、電場印加効果はより顕著に現われ
た。
合物を原料ガスに用いる場合には、原料ガスを膜形成室
29に導入する前に高温のガス溜を通すことで一部分解
させ,SiCl2 のように構造上対称性の崩れた中間
体を形成しておくと、電場印加効果はより顕著に現われ
た。
【0135】また、上記実施例では水冷電極とサセプタ
31との間に印加した電圧の波形は矩形状であったが、
所定の電場が発生するものなら他の形状であってもよい
。なお、ここでいう電場は電極間に放電が生じない程度
の大きさの電場であり、通常のプラズマ成膜装置で生じ
る電場とは異なる。
31との間に印加した電圧の波形は矩形状であったが、
所定の電場が発生するものなら他の形状であってもよい
。なお、ここでいう電場は電極間に放電が生じない程度
の大きさの電場であり、通常のプラズマ成膜装置で生じ
る電場とは異なる。
【0136】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
種々変形して実施できる。
【0137】
【発明の効果】以上述べたように本発明の薄膜の形成方
法によれば、所定配向で化合物を基板上の所定領域に容
易に導くことができるため、不純物の少ない良質な薄膜
を基板上の所定領域に堆積できる。
法によれば、所定配向で化合物を基板上の所定領域に容
易に導くことができるため、不純物の少ない良質な薄膜
を基板上の所定領域に堆積できる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる試料基板の断面
図。
図。
【図2】下部電極部の形状を示す図。
【図3】上部電極部の形状を示す図。
【図4】静電誘導により上部電極に電荷が帯電した状態
を示す図。
を示す図。
【図5】本発明の第1の実施例に係わるCVD装置の概
略構成図。
略構成図。
【図6】CuN化合物の上部電極への付着の様子を示す
図。
図。
【図7】本発明の第3の実施例で用いる試料基板を示す
図。
図。
【図8】本発明の第3の実施例で用いる帯電用電極を示
す図。
す図。
【図9】本発明の第4の実施例で用いる試料基板を示す
図。
図。
【図10】本発明の第5の実施例で用いる試料基板を示
す図。
す図。
【図11】Cu薄膜の堆積状態を示す図。
【図12】水冷電極とサセプタとの間に印加する電圧の
波形を示す図。
波形を示す図。
【図13】本発明の第6の実施例におけるTiH2 化
合物,SiCl2 化合物の配線表面への吸着の様子を
示す図。
合物,SiCl2 化合物の配線表面への吸着の様子を
示す図。
【図14】本発明の第7の実施例におけるTiH2 化
合物,SiCl2 化合物の配線表面への吸着の様子を
示す図。
合物,SiCl2 化合物の配線表面への吸着の様子を
示す図。
1…シリコン基板、3…熱酸化膜、5,7…下部電極、
9,11…電極取り出し部、13…下部電極部、15…
二酸化シリコン膜、17,19…上部電極、21…上部
電極部、23…接続孔、25…試料基板、27…CVD
装置、29…膜形成室、31…サセプタ、33…加熱源
、35…放電用電極、37,37a,39…帯電用電極
、41…ガス供給部、43…ガス排気部、45,49,
53…配管,47,51,55…バルブ、57…ゲート
バルブ、59,61…電極、63…シリコン基板、65
…酸化膜、67…配線、69…シリコン酸化膜、71…
層間接続孔、73…Al合金膜表面、75…Cu薄膜。
9,11…電極取り出し部、13…下部電極部、15…
二酸化シリコン膜、17,19…上部電極、21…上部
電極部、23…接続孔、25…試料基板、27…CVD
装置、29…膜形成室、31…サセプタ、33…加熱源
、35…放電用電極、37,37a,39…帯電用電極
、41…ガス供給部、43…ガス排気部、45,49,
53…配管,47,51,55…バルブ、57…ゲート
バルブ、59,61…電極、63…シリコン基板、65
…酸化膜、67…配線、69…シリコン酸化膜、71…
層間接続孔、73…Al合金膜表面、75…Cu薄膜。
Claims (3)
- 【請求項1】 原料ガスを導入し、化学反応により基
板上に化合物を吸着させて薄膜を形成する薄膜の形成方
法において、前記化合物として電気分極した化合物を用
いると共に、電気力により前記化合物の所定の原子を前
記基板上の所定領域に選択的に導くことを特徴とする薄
膜の形成方法。 - 【請求項2】 原料ガスを導入し、化学反応により基
板上に化合物を吸着させて薄膜を形成する薄膜の形成方
法において、前記化合物として電気分極した化合物を用
いると共に、前記基板上の所定領域を帯電させることに
より前記化合物の所定の原子を前記基板上の所定領域に
選択的に導くことを特徴とする薄膜の形成方法。 - 【請求項3】 原料ガスを導入し、化学反応により基
板上に化合物を吸着させて薄膜を形成する薄膜の形成方
法において、前記化合物として電気分極した化合物を用
いると共に、前記基板を電場中において前記化合物の所
定の原子を前記基板上の所定領域に選択的に導くことを
特徴とする薄膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8842091A JPH04320332A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8842091A JPH04320332A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04320332A true JPH04320332A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13942293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8842091A Pending JPH04320332A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04320332A (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8842091A patent/JPH04320332A/ja active Pending
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