JPH04321522A - マンガン−亜鉛系フェライトの製造方法 - Google Patents
マンガン−亜鉛系フェライトの製造方法Info
- Publication number
- JPH04321522A JPH04321522A JP3115291A JP11529191A JPH04321522A JP H04321522 A JPH04321522 A JP H04321522A JP 3115291 A JP3115291 A JP 3115291A JP 11529191 A JP11529191 A JP 11529191A JP H04321522 A JPH04321522 A JP H04321522A
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- Japan
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- manganese
- zinc
- temperature
- magnetic permeability
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンガン−亜鉛系フェ
ライトの製造方法に関し、更に詳しく述べると、少量の
三酸化モリブデンを添加するとともに適切な昇温速度を
選択して大気中で急速昇温することにより、短時間焼成
で高透磁率特性を発現する酸化物磁性材料の製造方法に
関するものである。
ライトの製造方法に関し、更に詳しく述べると、少量の
三酸化モリブデンを添加するとともに適切な昇温速度を
選択して大気中で急速昇温することにより、短時間焼成
で高透磁率特性を発現する酸化物磁性材料の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェライトの透磁率を高くするためには
、結晶の粒径を大きくすれば良いとされているが、その
ためには高温長時間の焼結が必要となる。しかしマンガ
ン−亜鉛系フェライトのように亜鉛を含む場合には、あ
まり長時間高温状態においておくと、その表面から酸化
亜鉛が蒸発するため逆に透磁率が低下する。そこで従来
技術によれば、焼成時にフェライト材料に同種のフェラ
イト粉体を被せるなど何らかのシールを施し、亜鉛が蒸
発しないように工夫した状態で高温長時間焼成を行って
いた。
、結晶の粒径を大きくすれば良いとされているが、その
ためには高温長時間の焼結が必要となる。しかしマンガ
ン−亜鉛系フェライトのように亜鉛を含む場合には、あ
まり長時間高温状態においておくと、その表面から酸化
亜鉛が蒸発するため逆に透磁率が低下する。そこで従来
技術によれば、焼成時にフェライト材料に同種のフェラ
イト粉体を被せるなど何らかのシールを施し、亜鉛が蒸
発しないように工夫した状態で高温長時間焼成を行って
いた。
【0003】しかし、この方法では数十時間といった長
時間焼成を行うため焼成コストが増大し、また焼成後に
シールを除去する作業が必要なため生産コストが高くな
り、全体として量産化には不向きである。
時間焼成を行うため焼成コストが増大し、また焼成後に
シールを除去する作業が必要なため生産コストが高くな
り、全体として量産化には不向きである。
【0004】そこで、これらの欠点を解消できるものと
して、少量の三酸化モリブデンを添加するとともに、低
酸素濃度(0.01〜5%)で急速昇温(1100℃以
上での昇温速度が200〜600℃/時)を行い焼結さ
せるマンガン−亜鉛系フェライトの製造方法が開発され
た(特開昭61−91908号公報参照)。
して、少量の三酸化モリブデンを添加するとともに、低
酸素濃度(0.01〜5%)で急速昇温(1100℃以
上での昇温速度が200〜600℃/時)を行い焼結さ
せるマンガン−亜鉛系フェライトの製造方法が開発され
た(特開昭61−91908号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の急速昇温による
方法は高透磁率化及び高密度化の点で極めて有効である
が、低酸素濃度雰囲気中で焼成するから、使用できる焼
成炉に制約があり、また比較的焼成コストもかかる等の
欠点がある。
方法は高透磁率化及び高密度化の点で極めて有効である
が、低酸素濃度雰囲気中で焼成するから、使用できる焼
成炉に制約があり、また比較的焼成コストもかかる等の
欠点がある。
【0006】本発明の目的は、連続炉を用いた比較的短
時間の焼成サイクルで、高透磁率で高密度のマンガン−
亜鉛系フェライト材料を低コストで量産しうる方法を提
供することである。
時間の焼成サイクルで、高透磁率で高密度のマンガン−
亜鉛系フェライト材料を低コストで量産しうる方法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成できる
本発明は、従来一般に用いられている組成のマンガン−
亜鉛系フェライト材料に対して極く少量の三酸化モリブ
デンを添加し、大気中で急速昇温を行い焼成する方法で
ある。三酸化モリブデンの添加量は、主成分となるマン
ガン−亜鉛系フェライト材料に対して0.01〜0.3
重量%の範囲とする。また焼成時の昇温条件は、雰囲気
を大気中とし、800℃以上での昇温速度が200〜1
000℃/時の範囲とする。
本発明は、従来一般に用いられている組成のマンガン−
亜鉛系フェライト材料に対して極く少量の三酸化モリブ
デンを添加し、大気中で急速昇温を行い焼成する方法で
ある。三酸化モリブデンの添加量は、主成分となるマン
ガン−亜鉛系フェライト材料に対して0.01〜0.3
重量%の範囲とする。また焼成時の昇温条件は、雰囲気
を大気中とし、800℃以上での昇温速度が200〜1
000℃/時の範囲とする。
【0008】ここで用いるマンガン−亜鉛系フェライト
材料は、通常、高透磁率酸化物磁性材料として用いられ
ているこの種の材料の組成範囲とほぼ同様であってよく
、例えばFe2 O3 50〜58モル%、ZnO
3〜30モル%、残部がMnOであるような組成範囲か
ら選ばれる。
材料は、通常、高透磁率酸化物磁性材料として用いられ
ているこの種の材料の組成範囲とほぼ同様であってよく
、例えばFe2 O3 50〜58モル%、ZnO
3〜30モル%、残部がMnOであるような組成範囲か
ら選ばれる。
【0009】フェライトの焼成は、連続炉による24時
間以下の焼成サイクルで行うことができ、その際、特に
シール等を施す必要はない。
間以下の焼成サイクルで行うことができ、その際、特に
シール等を施す必要はない。
【0010】
【作用】上記の製造方法によって得られるマンガン−亜
鉛系フェライトの透磁率は従来品よりも向上する。それ
は以下の理由による。三酸化モリブデンは800℃以上
で昇華し、昇華したモリブデンの高原子価イオンが粒界
近傍に存在することにより、粒界近傍の金属イオンの空
格子量が増加して粒界の移動度が高まり粒成長が促進さ
れる。本発明のように急速昇温すると、1300℃以上
の粒成長過程まで三酸化モリブデンの昇華量が抑えられ
、三酸化モリブデンによる粒成長促進効果が持続するこ
とになる。そして最終的には添加した三酸化モリブデン
の殆どは昇華してしまい粒界近傍に残らないため、粒界
応力などによる透磁率の低下も見られず、高透磁率特性
が発現する。
鉛系フェライトの透磁率は従来品よりも向上する。それ
は以下の理由による。三酸化モリブデンは800℃以上
で昇華し、昇華したモリブデンの高原子価イオンが粒界
近傍に存在することにより、粒界近傍の金属イオンの空
格子量が増加して粒界の移動度が高まり粒成長が促進さ
れる。本発明のように急速昇温すると、1300℃以上
の粒成長過程まで三酸化モリブデンの昇華量が抑えられ
、三酸化モリブデンによる粒成長促進効果が持続するこ
とになる。そして最終的には添加した三酸化モリブデン
の殆どは昇華してしまい粒界近傍に残らないため、粒界
応力などによる透磁率の低下も見られず、高透磁率特性
が発現する。
【0011】
【実施例】図1はマンガン−亜鉛系フェライト(Fe2
O3 53モル%,ZnO 20モル%,MnO
27モル%)に三酸化モリブデン(MoO3 )を0
〜0.5重量%添加し、800℃以上での昇温速度を1
00〜1000℃/時の範囲で変化させ大気中で昇温し
、焼成した時の透磁率を示している。焼成温度(トップ
温度)は1370℃、焼成時間(トップ温度維持時間)
は3時間である。
O3 53モル%,ZnO 20モル%,MnO
27モル%)に三酸化モリブデン(MoO3 )を0
〜0.5重量%添加し、800℃以上での昇温速度を1
00〜1000℃/時の範囲で変化させ大気中で昇温し
、焼成した時の透磁率を示している。焼成温度(トップ
温度)は1370℃、焼成時間(トップ温度維持時間)
は3時間である。
【0012】従来の通常の昇温条件(100〜150℃
/時)では三酸化モリブデンを添加しても透磁率はあま
り改善されない。しかし急速昇温すると大気中の昇温で
も、少量の三酸化モリブデン添加によって透磁率が向上
することが分かる。昇温速度が200〜800℃/時の
範囲では、昇温速度が大きくなるほど透磁率は向上する
。昇温速度が1000℃/時には、三酸化モリブデンの
添加量が少ない方が良好な結果が得られる。
/時)では三酸化モリブデンを添加しても透磁率はあま
り改善されない。しかし急速昇温すると大気中の昇温で
も、少量の三酸化モリブデン添加によって透磁率が向上
することが分かる。昇温速度が200〜800℃/時の
範囲では、昇温速度が大きくなるほど透磁率は向上する
。昇温速度が1000℃/時には、三酸化モリブデンの
添加量が少ない方が良好な結果が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記のように、マンガン−亜鉛
系フェライトに三酸化モリブデンを少量添加し、急速昇
温し焼成する方法であるから、急速昇温により三酸化モ
リブデンの昇華を抑えることができ、そのため連続粒成
長が促進され、しかも最終的には三酸化モリブデンの殆
どは昇華してしまい粒界近傍に残らない。このため、粒
界応力などによる透磁率の低下も見られず、高透磁率を
発現させうる。そして、本発明方法では24時間以下の
焼成サイクルで、しかも大気中昇温で、高透磁率磁性材
料の量産が可能であり、生産コストを大幅に下げること
ができる。また本発明方法では上記のように、粒成長が
促進され、添加物も粒界に残らないから、フライバック
トランス用コアのような高密度酸化物磁性も高性能化で
きる。
系フェライトに三酸化モリブデンを少量添加し、急速昇
温し焼成する方法であるから、急速昇温により三酸化モ
リブデンの昇華を抑えることができ、そのため連続粒成
長が促進され、しかも最終的には三酸化モリブデンの殆
どは昇華してしまい粒界近傍に残らない。このため、粒
界応力などによる透磁率の低下も見られず、高透磁率を
発現させうる。そして、本発明方法では24時間以下の
焼成サイクルで、しかも大気中昇温で、高透磁率磁性材
料の量産が可能であり、生産コストを大幅に下げること
ができる。また本発明方法では上記のように、粒成長が
促進され、添加物も粒界に残らないから、フライバック
トランス用コアのような高密度酸化物磁性も高性能化で
きる。
【図1】昇温速度をパラメータとした三酸化モリブデン
添加量−透磁率特性線図。
添加量−透磁率特性線図。
Claims (2)
- 【請求項1】 マンガン−亜鉛系フェライト材料に対
して三酸化モリブデンを0.01〜0.3重量%添加し
た原料を、800℃以上での昇温速度が200〜100
0℃/時で且つ大気中で昇温し、焼成を行うことを特徴
とするマンガン−亜鉛系フェライトの製造方法。 - 【請求項2】 マンガン−亜鉛系フェライト材料が、
Fe2 O350〜58モル%、ZnO 3〜30モ
ル%、残部がMnOである組成を有する請求項1記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3115291A JPH04321522A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | マンガン−亜鉛系フェライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3115291A JPH04321522A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | マンガン−亜鉛系フェライトの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321522A true JPH04321522A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=14659023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3115291A Pending JPH04321522A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | マンガン−亜鉛系フェライトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04321522A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014123708A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Jfe Chemical Corp | MnZnフェライトおよびその製造方法 |
| JP2014123709A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Jfe Chemical Corp | MnZnフェライトコアおよびその製造方法 |
| CN105664950A (zh) * | 2016-01-04 | 2016-06-15 | 南京林业大学 | 一种多孔纳米ZnFe2O4的制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6191908A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 |
| JPS61178466A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-11 | ティーディーケイ株式会社 | マンガン−亜鉛系フエライト磁性材料 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3115291A patent/JPH04321522A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6191908A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 |
| JPS61178466A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-11 | ティーディーケイ株式会社 | マンガン−亜鉛系フエライト磁性材料 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014123708A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Jfe Chemical Corp | MnZnフェライトおよびその製造方法 |
| JP2014123709A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Jfe Chemical Corp | MnZnフェライトコアおよびその製造方法 |
| CN105664950A (zh) * | 2016-01-04 | 2016-06-15 | 南京林业大学 | 一种多孔纳米ZnFe2O4的制备方法 |
| CN105664950B (zh) * | 2016-01-04 | 2018-05-15 | 南京林业大学 | 一种多孔纳米ZnFe2O4的制备方法 |
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