JPH04321833A - 流体封入式マウント装置 - Google Patents
流体封入式マウント装置Info
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- JPH04321833A JPH04321833A JP11702191A JP11702191A JPH04321833A JP H04321833 A JPH04321833 A JP H04321833A JP 11702191 A JP11702191 A JP 11702191A JP 11702191 A JP11702191 A JP 11702191A JP H04321833 A JPH04321833 A JP H04321833A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、内部に封入された流体の流動作
用に基づいて防振効果を得るようにした流体封入式マウ
ント装置に関するものであり、特に目的とする防振特性
を有利に且つ安定して得ることのできる技術に関するも
のである。
用に基づいて防振効果を得るようにした流体封入式マウ
ント装置に関するものであり、特に目的とする防振特性
を有利に且つ安定して得ることのできる技術に関するも
のである。
【0002】
【背景技術】従来から、自動車用エンジンマウントやデ
フマウント等、振動伝達系を構成する部材間に介装され
て、それら両部材を防振連結するマウント装置の一種と
して、互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具
と第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾
性体によって連結する一方、かかる第二の支持金具にて
支持された仕切部材を挟んで、一方の側に、壁部の一部
がゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内圧変動が惹
起される受圧室を形成すると共に、該受圧室とは反対側
に、壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が容
易に許容される平衡室を形成し、更にそれら受圧室と平
衡室との間での流体の流動を許容するオリフィス通路を
設けてなる構造の、所謂流体封入式のマウント装置が知
られている。
フマウント等、振動伝達系を構成する部材間に介装され
て、それら両部材を防振連結するマウント装置の一種と
して、互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具
と第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾
性体によって連結する一方、かかる第二の支持金具にて
支持された仕切部材を挟んで、一方の側に、壁部の一部
がゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内圧変動が惹
起される受圧室を形成すると共に、該受圧室とは反対側
に、壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が容
易に許容される平衡室を形成し、更にそれら受圧室と平
衡室との間での流体の流動を許容するオリフィス通路を
設けてなる構造の、所謂流体封入式のマウント装置が知
られている。
【0003】また、このような流体封入式マウント装置
においては、高周波数域の振動入力時に、オリフィス通
路の流通抵抗が増大することに起因して惹起されるマウ
ント特性の高動ばね化を軽減乃至は回避するために、例
えば、受圧室と平衡室とを仕切る仕切部材に対して、そ
の両側面に及ぼされる受圧室と平衡室との内圧差に基づ
く所定量の変形が許容され得る状態で、ゴム弾性板を支
持せしめ、高周波振動の入力時に、該ゴム弾性板の弾性
変形に伴って生ぜしめられる流体の流動作用(液圧吸収
作用)や共振作用に基づいて、低動ばね効果が発揮され
得るようにすることが有効である。
においては、高周波数域の振動入力時に、オリフィス通
路の流通抵抗が増大することに起因して惹起されるマウ
ント特性の高動ばね化を軽減乃至は回避するために、例
えば、受圧室と平衡室とを仕切る仕切部材に対して、そ
の両側面に及ぼされる受圧室と平衡室との内圧差に基づ
く所定量の変形が許容され得る状態で、ゴム弾性板を支
持せしめ、高周波振動の入力時に、該ゴム弾性板の弾性
変形に伴って生ぜしめられる流体の流動作用(液圧吸収
作用)や共振作用に基づいて、低動ばね効果が発揮され
得るようにすることが有効である。
【0004】ところで、仕切部材に対してゴム弾性板を
支持せしめるには、米国特許第4511126号明細書
に開示されているように、仕切部材に対してゴム弾性板
の外周縁部を加硫接着して保持せしめることも考えられ
るが、互いに重ね合わされる二枚のプレス成形板等によ
って仕切部材を構成すれば、ゴム弾性板の外周縁部を仕
切部材によって挟圧保持せしめることが可能であり、こ
のような挟圧保持構造を採用すれば、特別な加硫接着操
作等が不要となることから、マウントの製作上、有利と
なるのである。
支持せしめるには、米国特許第4511126号明細書
に開示されているように、仕切部材に対してゴム弾性板
の外周縁部を加硫接着して保持せしめることも考えられ
るが、互いに重ね合わされる二枚のプレス成形板等によ
って仕切部材を構成すれば、ゴム弾性板の外周縁部を仕
切部材によって挟圧保持せしめることが可能であり、こ
のような挟圧保持構造を採用すれば、特別な加硫接着操
作等が不要となることから、マウントの製作上、有利と
なるのである。
【0005】しかしながら、本願発明者らが多数の実験
を行ない、詳細な検討を加えたところ、そのような挟圧
保持構造をもって、ゴム弾性板を仕切部材に対して支持
せしめた場合には、仕切部材によってゴム弾性板に加え
られる締め代の大きさのバラツキに起因して、ゴム弾性
板の特性が変化してしまい、所期のマウント防振特性が
有効に発揮されなくなる恐れがあり、特に、ゴム弾性板
に加えられる締め代にあっては、僅か0.1mm程度の
ばらつきによっても、マウント防振特性に無視できない
程の悪影響を及ぼす場合があることが、明らかとなった
。
を行ない、詳細な検討を加えたところ、そのような挟圧
保持構造をもって、ゴム弾性板を仕切部材に対して支持
せしめた場合には、仕切部材によってゴム弾性板に加え
られる締め代の大きさのバラツキに起因して、ゴム弾性
板の特性が変化してしまい、所期のマウント防振特性が
有効に発揮されなくなる恐れがあり、特に、ゴム弾性板
に加えられる締め代にあっては、僅か0.1mm程度の
ばらつきによっても、マウント防振特性に無視できない
程の悪影響を及ぼす場合があることが、明らかとなった
。
【0006】すなわち、ゴム弾性板の変形に基づいて発
揮される、前述の如き防振効果は、該ゴム弾性板のバネ
定数や有効面積等を考慮して決定されることとなるが、
仕切部材やゴム弾性板の製造時における部品寸法誤差や
、それらの組付時における組合せ誤差等に起因して、ゴ
ム弾性板にたわみや挟圧支持位置の変化等が惹起される
と、該ゴム弾性板のバネ定数や有効面積が変化してしま
うために、該ゴム弾性板の弾性変形に基づいて発揮され
る流体の流動作用や共振作用による高周波振動に対する
低動ばね効果が阻害されたり、更にはオリフィス通路を
通じて流動せしめられる流体の流動量が充分に確保され
難くなって、該オリフィス通路内を流動せしめられる流
体の流動作用に基づいて発揮される低周波振動に対する
減衰効果も阻害されてしまう恐れがあったのである。
揮される、前述の如き防振効果は、該ゴム弾性板のバネ
定数や有効面積等を考慮して決定されることとなるが、
仕切部材やゴム弾性板の製造時における部品寸法誤差や
、それらの組付時における組合せ誤差等に起因して、ゴ
ム弾性板にたわみや挟圧支持位置の変化等が惹起される
と、該ゴム弾性板のバネ定数や有効面積が変化してしま
うために、該ゴム弾性板の弾性変形に基づいて発揮され
る流体の流動作用や共振作用による高周波振動に対する
低動ばね効果が阻害されたり、更にはオリフィス通路を
通じて流動せしめられる流体の流動量が充分に確保され
難くなって、該オリフィス通路内を流動せしめられる流
体の流動作用に基づいて発揮される低周波振動に対する
減衰効果も阻害されてしまう恐れがあったのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、部品寸法誤差や組付時の誤差等に起因して
惹起されるゴム弾性板のばね定数や有効面積等の変化を
効果的に防止することができ、所期のマウント防振特性
を有利に且つ安定して得ることのできる流体封入式マウ
ント装置を提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、部品寸法誤差や組付時の誤差等に起因して
惹起されるゴム弾性板のばね定数や有効面積等の変化を
効果的に防止することができ、所期のマウント防振特性
を有利に且つ安定して得ることのできる流体封入式マウ
ント装置を提供することにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の要旨とするところは、互いに所定距離を隔てて配
された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの
間に介装されたゴム弾性体によって連結すると共に、該
第二の支持金具にて支持された仕切部材を挟んで、一方
の側に、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振
動入力時に内圧変動が惹起される、内部に所定の非圧縮
性流体が封入された受圧室を、また他方の側に、壁部の
一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が容易に許容さ
れる、内部に所定の非圧縮性流体が封入された平衡室を
、それぞれ形成し、更にそれら受圧室と平衡室とを互い
に連通するオリフィス通路を設ける一方、それら受圧室
と平衡室とを仕切る前記仕切部材に対して、ゴム弾性板
を、その外周縁部を挟圧保持せしめて配することにより
、該ゴム弾性板に、その両側面に及ぼされる前記受圧室
と前記平衡室との内圧差に基づく所定量の変形が許容さ
れ得るようにした流体封入式マウント装置において、前
記ゴム弾性板の外周部分に厚肉部を設けて、該厚肉部を
前記仕切部材によって保持せしめる一方、該ゴム弾性板
の少なくとも一方の面上に、前記厚肉部の内周側に所定
距離を隔てて位置し、所定高さで突出して周方向に延び
る突条を形成せしめ、かかる突条を前記仕切部材によっ
て板厚方向に押さえ込むことにより、該ゴム弾性板を拘
束したことにある。
発明の要旨とするところは、互いに所定距離を隔てて配
された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの
間に介装されたゴム弾性体によって連結すると共に、該
第二の支持金具にて支持された仕切部材を挟んで、一方
の側に、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振
動入力時に内圧変動が惹起される、内部に所定の非圧縮
性流体が封入された受圧室を、また他方の側に、壁部の
一部が可撓性膜にて構成されて容積変化が容易に許容さ
れる、内部に所定の非圧縮性流体が封入された平衡室を
、それぞれ形成し、更にそれら受圧室と平衡室とを互い
に連通するオリフィス通路を設ける一方、それら受圧室
と平衡室とを仕切る前記仕切部材に対して、ゴム弾性板
を、その外周縁部を挟圧保持せしめて配することにより
、該ゴム弾性板に、その両側面に及ぼされる前記受圧室
と前記平衡室との内圧差に基づく所定量の変形が許容さ
れ得るようにした流体封入式マウント装置において、前
記ゴム弾性板の外周部分に厚肉部を設けて、該厚肉部を
前記仕切部材によって保持せしめる一方、該ゴム弾性板
の少なくとも一方の面上に、前記厚肉部の内周側に所定
距離を隔てて位置し、所定高さで突出して周方向に延び
る突条を形成せしめ、かかる突条を前記仕切部材によっ
て板厚方向に押さえ込むことにより、該ゴム弾性板を拘
束したことにある。
【0009】
【作用・効果】すなわち、このような本発明に従う構造
とされた流体封入式マウント装置にあっては、ゴム弾性
板が、突条の形成部位において、仕切部材にて拘束され
ることにより、その挟圧位置が有利に規定され得るので
あり、しかも、仕切部材による締め代のバラツキも、か
かる突条の弾性変形作用によって、効果的に吸収、緩和
され得るのである。
とされた流体封入式マウント装置にあっては、ゴム弾性
板が、突条の形成部位において、仕切部材にて拘束され
ることにより、その挟圧位置が有利に規定され得るので
あり、しかも、仕切部材による締め代のバラツキも、か
かる突条の弾性変形作用によって、効果的に吸収、緩和
され得るのである。
【0010】そして、それ故、本発明に係る流体封入式
マウント装置においては、仕切部材やゴム弾性板に寸法
誤差等がある場合にも、ゴム弾性板のばね特性に対する
影響が、可及的に軽減乃至は回避され得るのであり、そ
の結果、所期のマウント防振特性が有利に且つ安定して
発揮され得ることとなるのである。
マウント装置においては、仕切部材やゴム弾性板に寸法
誤差等がある場合にも、ゴム弾性板のばね特性に対する
影響が、可及的に軽減乃至は回避され得るのであり、そ
の結果、所期のマウント防振特性が有利に且つ安定して
発揮され得ることとなるのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0012】先ず、図1には、本発明を自動車用エンジ
ンマウントに対して適用したものの一実施例が示されて
いる。かかる図において、10および12は、第一の支
持金具および第二の支持金具であって、互いに所定距離
を隔てて対向配置されていると共に、それらの間に介装
されたゴム弾性体14によって、弾性的に連結されてい
る。そして、かかるエンジンマウント16にあっては、
その第一の支持金具10がパワーユニット側に、第二の
支持金具12が車体側に、それぞれ取り付けられること
により、該パワーユニットを車体に対して防振支持せし
めるようになっている。また、その装着時において、か
かるエンジンマウント16には、パワーユニット荷重が
及ぼされることにより、第一の支持金具10と第二の支
持金具12とが、所定距離だけ接近方向に移動せしめら
れて、且つ略同軸的に位置せしめられることとなると共
に、そのような装着状態下、かかるエンジンマウント1
6に対して、防振すべき主たる振動荷重が、それら第一
の支持金具10と第二の支持金具12との略対向方向に
入力されることとなる。
ンマウントに対して適用したものの一実施例が示されて
いる。かかる図において、10および12は、第一の支
持金具および第二の支持金具であって、互いに所定距離
を隔てて対向配置されていると共に、それらの間に介装
されたゴム弾性体14によって、弾性的に連結されてい
る。そして、かかるエンジンマウント16にあっては、
その第一の支持金具10がパワーユニット側に、第二の
支持金具12が車体側に、それぞれ取り付けられること
により、該パワーユニットを車体に対して防振支持せし
めるようになっている。また、その装着時において、か
かるエンジンマウント16には、パワーユニット荷重が
及ぼされることにより、第一の支持金具10と第二の支
持金具12とが、所定距離だけ接近方向に移動せしめら
れて、且つ略同軸的に位置せしめられることとなると共
に、そのような装着状態下、かかるエンジンマウント1
6に対して、防振すべき主たる振動荷重が、それら第一
の支持金具10と第二の支持金具12との略対向方向に
入力されることとなる。
【0013】より詳細には、前記第一の支持金具10は
、略円錐台形状をもって形成されていると共に、その大
径側端部には、径方向外方に所定幅で突出する外フラン
ジ状の環状突部18が、一体的に設けられている。また
、該第一の支持金具10における大径側の軸方向端部に
は、軸方向外方に突出する雌ねじ部20が、一体的に突
出形成されており、この雌ねじ部20に対して螺着され
るボルト部材により、かかる第一の支持金具10が、図
示しないパワーユニット側に取り付けられるようになっ
ている。更にまた、該雌ねじ部20の突出端面上には、
位置決め突起22が立設された取付プレート24が固定
的に取り付けられていると共に、この取付プレート24
によって、マウント上部を覆う保護スカート25が支持
されている。
、略円錐台形状をもって形成されていると共に、その大
径側端部には、径方向外方に所定幅で突出する外フラン
ジ状の環状突部18が、一体的に設けられている。また
、該第一の支持金具10における大径側の軸方向端部に
は、軸方向外方に突出する雌ねじ部20が、一体的に突
出形成されており、この雌ねじ部20に対して螺着され
るボルト部材により、かかる第一の支持金具10が、図
示しないパワーユニット側に取り付けられるようになっ
ている。更にまた、該雌ねじ部20の突出端面上には、
位置決め突起22が立設された取付プレート24が固定
的に取り付けられていると共に、この取付プレート24
によって、マウント上部を覆う保護スカート25が支持
されている。
【0014】そして、かかる第一の支持金具10は、全
体として略円錐台形状をもって形成されたゴム弾性体1
4に対し、その小径側端面から軸方向に入り込んだ状態
で、加硫接着されている。また、このゴム弾性体14に
おける大径側端部の外周面には、略円筒形状を呈する連
結金具26が加硫接着されている。即ち、かかるゴム弾
性体14は、その小径側端部に第一の支持金具10が、
大径側端部の外周面に連結金具26が、それぞれ加硫接
着されてなる一体加硫成形品として形成されているので
ある。なお、該ゴム弾性体14には、大径側端面におい
て開口する凹部28が設けられている。
体として略円錐台形状をもって形成されたゴム弾性体1
4に対し、その小径側端面から軸方向に入り込んだ状態
で、加硫接着されている。また、このゴム弾性体14に
おける大径側端部の外周面には、略円筒形状を呈する連
結金具26が加硫接着されている。即ち、かかるゴム弾
性体14は、その小径側端部に第一の支持金具10が、
大径側端部の外周面に連結金具26が、それぞれ加硫接
着されてなる一体加硫成形品として形成されているので
ある。なお、該ゴム弾性体14には、大径側端面におい
て開口する凹部28が設けられている。
【0015】また一方、前記第二の支持金具12は、略
薄肉の円筒形状を呈する内側金具30と、略厚肉の有底
円筒形状を呈する外側金具32とによって構成されてい
る。かかる内側金具30は、軸方向中間部に段付部34
が設けられた、小径部36と大径部38とからなる段付
の円筒形状を呈している。また、その大径部38の内周
面には、略全面に亘って、薄肉のシールゴム層40が設
けられている一方、小径部36側の開口部には、可撓性
膜としてのダイヤフラム42が、その外周縁部において
加硫接着されており、該ダイヤフラム42にて小径部3
6側の開口が流体密に閉塞されている。
薄肉の円筒形状を呈する内側金具30と、略厚肉の有底
円筒形状を呈する外側金具32とによって構成されてい
る。かかる内側金具30は、軸方向中間部に段付部34
が設けられた、小径部36と大径部38とからなる段付
の円筒形状を呈している。また、その大径部38の内周
面には、略全面に亘って、薄肉のシールゴム層40が設
けられている一方、小径部36側の開口部には、可撓性
膜としてのダイヤフラム42が、その外周縁部において
加硫接着されており、該ダイヤフラム42にて小径部3
6側の開口が流体密に閉塞されている。
【0016】そして、この内側金具30は、その大径部
38において、前記一体加硫成形品を構成する連結金具
26に対して外挿され、更に、絞り加工等によって、該
連結金具26の外周面に圧着されることにより、嵌着固
定されている。それによって、内側金具30における大
径部38側の開口が、ゴム弾性体14にて流体密に閉塞
されており、以て、該内側金具30の内部に密閉室が形
成されているのである。また、かかる密閉室には、内側
金具30の連結金具26に対する外挿、嵌着操作が流体
中にて行なわれることによって、所定の非圧縮性流体が
封入されており、流体室として構成されている。なお、
かかる非圧縮性流体としては、後述する流体の流動作用
に基づく防振効果を有効に得る上に、例えば、水やアル
キレングリコール、ポリアルキレングリコール、シリコ
ーン油、或いはそれらの混合物等が、好適に採用される
こととなる。
38において、前記一体加硫成形品を構成する連結金具
26に対して外挿され、更に、絞り加工等によって、該
連結金具26の外周面に圧着されることにより、嵌着固
定されている。それによって、内側金具30における大
径部38側の開口が、ゴム弾性体14にて流体密に閉塞
されており、以て、該内側金具30の内部に密閉室が形
成されているのである。また、かかる密閉室には、内側
金具30の連結金具26に対する外挿、嵌着操作が流体
中にて行なわれることによって、所定の非圧縮性流体が
封入されており、流体室として構成されている。なお、
かかる非圧縮性流体としては、後述する流体の流動作用
に基づく防振効果を有効に得る上に、例えば、水やアル
キレングリコール、ポリアルキレングリコール、シリコ
ーン油、或いはそれらの混合物等が、好適に採用される
こととなる。
【0017】さらに、このようにして形成された流体室
の内部には、全体として略円盤形状を呈する仕切部材4
4が、収容配置されており、その外周縁部を、内側金具
30の段付部34と連結金具26の軸方向端面との間で
挟持されることにより、該内側金具30に対して固定的
に支持されている。そして、この仕切部材44によって
、前記流体室が仕切られており、以て、該仕切部材44
を挟んで、第一の支持金具10側には、壁部の一部がゴ
ム弾性体14にて構成されて、振動入力時に該ゴム弾性
体14の弾性変形に基づいて内圧変動が惹起される受圧
室46が形成されている一方、該受圧室46と反対側に
は、壁部の一部がダイヤフラム42にて構成されて、該
ダイヤフラム42の変形に基づいて容積変化が容易に許
容される平衡室48が形成されている。
の内部には、全体として略円盤形状を呈する仕切部材4
4が、収容配置されており、その外周縁部を、内側金具
30の段付部34と連結金具26の軸方向端面との間で
挟持されることにより、該内側金具30に対して固定的
に支持されている。そして、この仕切部材44によって
、前記流体室が仕切られており、以て、該仕切部材44
を挟んで、第一の支持金具10側には、壁部の一部がゴ
ム弾性体14にて構成されて、振動入力時に該ゴム弾性
体14の弾性変形に基づいて内圧変動が惹起される受圧
室46が形成されている一方、該受圧室46と反対側に
は、壁部の一部がダイヤフラム42にて構成されて、該
ダイヤフラム42の変形に基づいて容積変化が容易に許
容される平衡室48が形成されている。
【0018】また、そこにおいて、かかる仕切部材44
にあっては、図2及び図3に示されているように、中央
部に透孔50を有する略円環板状の上板金具52と、中
央部に円形凹所54を、外周縁部に環状凹所56を、そ
れぞれ有する略円板状の下板金具58とが、互いに軸方
向に重ね合わされ、必要に応じてスポット溶接等にて溶
着されることにより構成されている。更に、それら上板
金具52と下板金具58との間には、ゴム弾性板60が
、介装されている。
にあっては、図2及び図3に示されているように、中央
部に透孔50を有する略円環板状の上板金具52と、中
央部に円形凹所54を、外周縁部に環状凹所56を、そ
れぞれ有する略円板状の下板金具58とが、互いに軸方
向に重ね合わされ、必要に応じてスポット溶接等にて溶
着されることにより構成されている。更に、それら上板
金具52と下板金具58との間には、ゴム弾性板60が
、介装されている。
【0019】このゴム弾性板60は、図4及び図5に拡
大して示されているように、略円板形状をもって形成さ
れている。また、その外周縁部には、厚肉化されて略円
形断面とされた、厚肉部としての環状の保持部62が設
けられていると共に、該保持部62の内周側には、両面
上にそれぞれ先細断面形状をもって所定高さで突出して
周方向に連続して延びる、突条としての円環状のリップ
64,64が、所定距離を隔てて略同心的に一体形成さ
れている。更に、かかるゴム弾性板60の外周縁部には
、周上の一箇所において、略矩形ブロック状の仕切壁6
6が、一体的に突出形成されている。なお、図4及び図
5中、68は、仕切壁66の表面に形成されたシールリ
ップである。
大して示されているように、略円板形状をもって形成さ
れている。また、その外周縁部には、厚肉化されて略円
形断面とされた、厚肉部としての環状の保持部62が設
けられていると共に、該保持部62の内周側には、両面
上にそれぞれ先細断面形状をもって所定高さで突出して
周方向に連続して延びる、突条としての円環状のリップ
64,64が、所定距離を隔てて略同心的に一体形成さ
れている。更に、かかるゴム弾性板60の外周縁部には
、周上の一箇所において、略矩形ブロック状の仕切壁6
6が、一体的に突出形成されている。なお、図4及び図
5中、68は、仕切壁66の表面に形成されたシールリ
ップである。
【0020】そして、このようなゴム弾性板60は、図
2及び図3に示されている如く、上板金具52における
透孔50の径方向外側と、下板金具58における円形凹
所54の径方向外側との間において、その保持部62を
挟圧保持されることにより、板厚方向に所定量の弾性変
形が許容され得る状態で、配設されている。また一方、
仕切壁66は、下板金具58の環状凹所56内に嵌め込
まれている。なお、図中、69は、ゴム弾性板60の下
板金具58に対する位置決め用の穴である。
2及び図3に示されている如く、上板金具52における
透孔50の径方向外側と、下板金具58における円形凹
所54の径方向外側との間において、その保持部62を
挟圧保持されることにより、板厚方向に所定量の弾性変
形が許容され得る状態で、配設されている。また一方、
仕切壁66は、下板金具58の環状凹所56内に嵌め込
まれている。なお、図中、69は、ゴム弾性板60の下
板金具58に対する位置決め用の穴である。
【0021】すなわち、かかるゴム弾性板60を挟んで
上下板金具52,58が重ね合わされて成る仕切部材4
4には、その外周縁部において、下板金具58の環状凹
所56が上板金具52にて覆蓋されることによって、周
方向に延びる環状通路が形成されている。そして、該環
状通路が、周上の一箇所で、仕切壁66にて仕切られて
いると共に、該仕切壁66を挟んだ両側において、上下
板金具52,58に形成された連通孔70,72を通じ
て、受圧室46および平衡室48に連通されていること
により、それら受圧室46と平衡室48とを相互に連通
する、周方向に一周弱の長さで延びるオリフィス通路7
4が形成されているのである。
上下板金具52,58が重ね合わされて成る仕切部材4
4には、その外周縁部において、下板金具58の環状凹
所56が上板金具52にて覆蓋されることによって、周
方向に延びる環状通路が形成されている。そして、該環
状通路が、周上の一箇所で、仕切壁66にて仕切られて
いると共に、該仕切壁66を挟んだ両側において、上下
板金具52,58に形成された連通孔70,72を通じ
て、受圧室46および平衡室48に連通されていること
により、それら受圧室46と平衡室48とを相互に連通
する、周方向に一周弱の長さで延びるオリフィス通路7
4が形成されているのである。
【0022】また、仕切部材44の中央部分にあっては
、上板金具52の透孔50と下板金具58の円形凹所5
4との間が、ゴム弾性板60にて、流体密に閉塞されて
いると共に、該ゴム弾性板60の両側面に対して、受圧
室46および平衡室48の内圧が、上板金具52の透孔
50および下板金具58の中央部に設けられた通孔76
を通じて、それぞれ及ぼされるようになっている。そし
て、それら受圧室46と平衡室48との内圧差に基づい
てゴム弾性板60が弾性変形せしめられることにより、
それら両室46,48間での流体の流動が、実質的に許
容され得るようになっているのである。
、上板金具52の透孔50と下板金具58の円形凹所5
4との間が、ゴム弾性板60にて、流体密に閉塞されて
いると共に、該ゴム弾性板60の両側面に対して、受圧
室46および平衡室48の内圧が、上板金具52の透孔
50および下板金具58の中央部に設けられた通孔76
を通じて、それぞれ及ぼされるようになっている。そし
て、それら受圧室46と平衡室48との内圧差に基づい
てゴム弾性板60が弾性変形せしめられることにより、
それら両室46,48間での流体の流動が、実質的に許
容され得るようになっているのである。
【0023】そして、振動入力時、オリフィス通路74
を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて、
低周波大振幅振動に対する高減衰効果が発揮される一方
、ゴム弾性板60の弾性変形に伴って流動せしめられる
流体の流動作用(液圧吸収作用)乃至は共振作用に基づ
いて、高周波小振幅振動に対する低動ばね効果が発揮さ
れ得ることとなるのである。また、それらオリフィス通
路74やゴム弾性板60の作用によって発揮される防振
効果は、オリフィス通路74の断面積や長さ、およびゴ
ム弾性板60のばね定数や有効面積等を、適当に設定す
ることによりチューニングされることとなるが、特に、
本実施例では、オリフィス通路74を通じて流動せしめ
られる流体の共振作用に基づいて、シェイクやバウンス
等の低周波大振幅振動に対する高減衰効果が、またゴム
弾性板60の弾性変形に伴って流動せしめられる流体の
流動作用乃至は共振作用に基づいて、こもり音等の高周
波小振幅振動に対する低動ばね効果が、それぞれ有効に
発揮され得るようにチューニングされている。
を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて、
低周波大振幅振動に対する高減衰効果が発揮される一方
、ゴム弾性板60の弾性変形に伴って流動せしめられる
流体の流動作用(液圧吸収作用)乃至は共振作用に基づ
いて、高周波小振幅振動に対する低動ばね効果が発揮さ
れ得ることとなるのである。また、それらオリフィス通
路74やゴム弾性板60の作用によって発揮される防振
効果は、オリフィス通路74の断面積や長さ、およびゴ
ム弾性板60のばね定数や有効面積等を、適当に設定す
ることによりチューニングされることとなるが、特に、
本実施例では、オリフィス通路74を通じて流動せしめ
られる流体の共振作用に基づいて、シェイクやバウンス
等の低周波大振幅振動に対する高減衰効果が、またゴム
弾性板60の弾性変形に伴って流動せしめられる流体の
流動作用乃至は共振作用に基づいて、こもり音等の高周
波小振幅振動に対する低動ばね効果が、それぞれ有効に
発揮され得るようにチューニングされている。
【0024】また、そこにおいて、前記ゴム弾性板60
にあっては、上下板金具52,58間への配設状態下、
そのリップ64,64が、それら上下板金具52,58
によって、完全に潰れてしまわない程度に、板厚方向に
押さえ込まれている。それによって、かかるゴム弾性板
60が、それらリップ64,64の形成部位において、
上下板金具52,58により拘束されているのであり、
実質的に、かかるリップ64,64の内側部分のみが、
弾性変形可能なゴム弾性板として機能し得るようになっ
ているのである。なお、ゴム弾性板60を有効に拘束す
るためには、かかるリップ64,64の高さが、自由突
出高さの略1/2となる程度に、上下板金具52,58
による締め代を設定することが、望ましい。
にあっては、上下板金具52,58間への配設状態下、
そのリップ64,64が、それら上下板金具52,58
によって、完全に潰れてしまわない程度に、板厚方向に
押さえ込まれている。それによって、かかるゴム弾性板
60が、それらリップ64,64の形成部位において、
上下板金具52,58により拘束されているのであり、
実質的に、かかるリップ64,64の内側部分のみが、
弾性変形可能なゴム弾性板として機能し得るようになっ
ているのである。なお、ゴム弾性板60を有効に拘束す
るためには、かかるリップ64,64の高さが、自由突
出高さの略1/2となる程度に、上下板金具52,58
による締め代を設定することが、望ましい。
【0025】すなわち、このように、ゴム弾性板60が
、そのリップ64,64により、上下板金具52,58
間で挟圧されて拘束されていることから、それら上下板
金具52,58による拘束位置が、有利に規定され得る
のであり、製造寸法誤差等に起因する拘束位置のバラツ
キが可及的に防止され得るのである。しかも、これらの
リップ64,64にあっては、その弾性変形に基づいて
、上下板金具52,58による締め代のバラツキを、有
利に吸収し得ることから、それら上下板金具52,58
の挟圧作用によってゴム弾性板60に生ぜしめられる変
形量のバラツキ等も、可及的に軽減乃至は防止され得る
のである。
、そのリップ64,64により、上下板金具52,58
間で挟圧されて拘束されていることから、それら上下板
金具52,58による拘束位置が、有利に規定され得る
のであり、製造寸法誤差等に起因する拘束位置のバラツ
キが可及的に防止され得るのである。しかも、これらの
リップ64,64にあっては、その弾性変形に基づいて
、上下板金具52,58による締め代のバラツキを、有
利に吸収し得ることから、それら上下板金具52,58
の挟圧作用によってゴム弾性板60に生ぜしめられる変
形量のバラツキ等も、可及的に軽減乃至は防止され得る
のである。
【0026】さらに、上記内側金具30の外周面には、
前記外側金具32が、外挿されて一体的に取り付けられ
ている。この外側金具32は、全体として略厚肉の有底
円筒形状を呈しており、その筒壁部は、軸方向中間部に
形成された段付部78を挟んで、底部側の小径部80と
、開口部側の大径部82とから成る段付円筒形状をもっ
て形成されていると共に、その外周面上には、取付ブラ
ケット84が固着されている。そして、かかる外側金具
32が、内側金具30の外周面に対して嵌着固定されて
いることにより、これら内側金具30と外側金具32と
によって、前記第二の支持金具12が構成されているの
であり、また、かかる第二の支持金具12が、外側金具
32に設けられたブラケット84を介して、図示しない
車体側に取り付けられるようになっているのである。 なお、かかる外側金具32の内側金具30に対する装着
は、通常、流体外にて行なわれることとなる。
前記外側金具32が、外挿されて一体的に取り付けられ
ている。この外側金具32は、全体として略厚肉の有底
円筒形状を呈しており、その筒壁部は、軸方向中間部に
形成された段付部78を挟んで、底部側の小径部80と
、開口部側の大径部82とから成る段付円筒形状をもっ
て形成されていると共に、その外周面上には、取付ブラ
ケット84が固着されている。そして、かかる外側金具
32が、内側金具30の外周面に対して嵌着固定されて
いることにより、これら内側金具30と外側金具32と
によって、前記第二の支持金具12が構成されているの
であり、また、かかる第二の支持金具12が、外側金具
32に設けられたブラケット84を介して、図示しない
車体側に取り付けられるようになっているのである。 なお、かかる外側金具32の内側金具30に対する装着
は、通常、流体外にて行なわれることとなる。
【0027】また、かかる第二の支持金具12を構成す
る外側金具32の開口側端部には、略段付円筒形状を呈
するストッパ金具86が、その大径側において内挿され
、該大径側端面が連結金具26の軸方向端面に当接され
た状態で、かかる外側金具32によって、軸方向にかし
め挟持されている。また、それによって、連結金具26
の、内側金具30からの軸方向の抜け出しが阻止され得
るようになっているのである。
る外側金具32の開口側端部には、略段付円筒形状を呈
するストッパ金具86が、その大径側において内挿され
、該大径側端面が連結金具26の軸方向端面に当接され
た状態で、かかる外側金具32によって、軸方向にかし
め挟持されている。また、それによって、連結金具26
の、内側金具30からの軸方向の抜け出しが阻止され得
るようになっているのである。
【0028】更にまた、かかるストッパ金具86にあっ
ては、その小径部が軸方向に延び出して、ゴム弾性体1
4および第一の支持金具10の外側を覆う状態で配され
ていると共に、その小径側開口部には、径方向内方に所
定幅で突出し、第一の支持金具10に設けられた環状突
部18に対して、振動入力方向に所定距離を隔てて対向
位置する内方突部88が、一体的に形成されている。そ
して、マウントの装着状態下、それら環状突部18と内
方突部88との、緩衝ゴム19を介しての当接によって
、第一の支持金具10と第二の支持金具12との、離隔
方向への相対的変位量が規制され得るようになっている
のである。
ては、その小径部が軸方向に延び出して、ゴム弾性体1
4および第一の支持金具10の外側を覆う状態で配され
ていると共に、その小径側開口部には、径方向内方に所
定幅で突出し、第一の支持金具10に設けられた環状突
部18に対して、振動入力方向に所定距離を隔てて対向
位置する内方突部88が、一体的に形成されている。そ
して、マウントの装着状態下、それら環状突部18と内
方突部88との、緩衝ゴム19を介しての当接によって
、第一の支持金具10と第二の支持金具12との、離隔
方向への相対的変位量が規制され得るようになっている
のである。
【0029】従って、上述の如き構造とされたエンジン
マウント16にあっては、その装着状態下、第一の支持
金具10と第二の支持金具12との間に振動が入力され
ると、受圧室46と平衡室48との間に惹起される内圧
差に基づいて、それら両室46,48間で、オリフィス
通路74を通じての流体の流動と、ゴム弾性板60の弾
性変形に伴う流体の流動とが、それぞれ生ぜしめられ、
以て、前述の如く、それらの流体の流動作用乃至は共振
作用に基づいて、所定の防振効果が発揮され得ることと
なる。
マウント16にあっては、その装着状態下、第一の支持
金具10と第二の支持金具12との間に振動が入力され
ると、受圧室46と平衡室48との間に惹起される内圧
差に基づいて、それら両室46,48間で、オリフィス
通路74を通じての流体の流動と、ゴム弾性板60の弾
性変形に伴う流体の流動とが、それぞれ生ぜしめられ、
以て、前述の如く、それらの流体の流動作用乃至は共振
作用に基づいて、所定の防振効果が発揮され得ることと
なる。
【0030】そして、そこにおいて、かかるエンジンマ
ウント16においては、仕切部材44にて挟圧支持され
るゴム弾性板60にリップ64,64を設け、該リップ
64,64を仕切部材にて押さえ込んで拘束せしめたこ
とにより、かかるリップ64,64による拘束作用や弾
性変形作用等によって、部品寸法誤差や締め代の寸法誤
差等に起因するゴム弾性板60の有効面積やばね定数の
ばらつきが、極めて有効に抑制乃至は防止され、目的と
する設計値に有利に一致せしめられ得ることとなったの
であり、それによって、前述の如き、ゴム弾性板60の
弾性変形に基づいて生ぜしめられる流体の流動作用や共
振作用による防振効果が、極めて有効に、且つ安定して
発揮され得るのである。
ウント16においては、仕切部材44にて挟圧支持され
るゴム弾性板60にリップ64,64を設け、該リップ
64,64を仕切部材にて押さえ込んで拘束せしめたこ
とにより、かかるリップ64,64による拘束作用や弾
性変形作用等によって、部品寸法誤差や締め代の寸法誤
差等に起因するゴム弾性板60の有効面積やばね定数の
ばらつきが、極めて有効に抑制乃至は防止され、目的と
する設計値に有利に一致せしめられ得ることとなったの
であり、それによって、前述の如き、ゴム弾性板60の
弾性変形に基づいて生ぜしめられる流体の流動作用や共
振作用による防振効果が、極めて有効に、且つ安定して
発揮され得るのである。
【0031】しかも、かかるゴム弾性板60の変形やば
ね定数の変化が有利に防止され得る結果、低周波大振幅
振動の入力時における、該ゴム弾性板60の過大な変形
等に起因するオリフィス通路74を通じて流動せしめら
れる流体量の減少が、極めて効果的に防止され得るので
あり、それによって、該オリフィス通路74内を流動せ
しめられる流体の共振作用による防振効果も、有効に且
つ安定して発揮され得るのである。
ね定数の変化が有利に防止され得る結果、低周波大振幅
振動の入力時における、該ゴム弾性板60の過大な変形
等に起因するオリフィス通路74を通じて流動せしめら
れる流体量の減少が、極めて効果的に防止され得るので
あり、それによって、該オリフィス通路74内を流動せ
しめられる流体の共振作用による防振効果も、有効に且
つ安定して発揮され得るのである。
【0032】また、かかるゴム弾性板60にあっては、
リップ64,64の外周側に形成された厚肉の保持部6
2において、仕切部材44によって強固に保持されてい
ることから、過大な液圧が繰返しおよぼされた場合でも
、その保持力は、充分に確保され得るのである。
リップ64,64の外周側に形成された厚肉の保持部6
2において、仕切部材44によって強固に保持されてい
ることから、過大な液圧が繰返しおよぼされた場合でも
、その保持力は、充分に確保され得るのである。
【0033】また、特に、本実施例におけるエンジンマ
ウント16にあっては、ゴム弾性板60を拘束するため
のリップ(突条)64が、該ゴム弾性板60の両側面に
、それぞれ、周方向に連続した環状形態をもって突出形
成されていることから、そのようなリップを、ゴム弾性
板の一方の面に、或いは周方向に不連続な環状形態をも
って形成した場合よりも、かかるリップによる、前述の
如き、拘束作用や弾性変形作用に基づくゴム弾性板60
の有効面積やばね定数のバラツキの防止効果が、より一
層有効に発揮され得るのである。
ウント16にあっては、ゴム弾性板60を拘束するため
のリップ(突条)64が、該ゴム弾性板60の両側面に
、それぞれ、周方向に連続した環状形態をもって突出形
成されていることから、そのようなリップを、ゴム弾性
板の一方の面に、或いは周方向に不連続な環状形態をも
って形成した場合よりも、かかるリップによる、前述の
如き、拘束作用や弾性変形作用に基づくゴム弾性板60
の有効面積やばね定数のバラツキの防止効果が、より一
層有効に発揮され得るのである。
【0034】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0035】例えば、前記実施例では、ゴム弾性板60
の両側面に、それぞれ、周方向に連続した突条(リップ
64)が形成されていたが、かかる突条を、ゴム弾性板
の一方の面にだけ形成したり、或いは周方向に不連続な
環状形態をもって延びるように形成することも可能であ
り、そのような形態の突条によっても、その拘束作用や
弾性変形作用に基づいて、前述の如き、ゴム弾性板60
の有効面積やばね定数のバラツキの防止効果を、或る程
度は得ることができる。
の両側面に、それぞれ、周方向に連続した突条(リップ
64)が形成されていたが、かかる突条を、ゴム弾性板
の一方の面にだけ形成したり、或いは周方向に不連続な
環状形態をもって延びるように形成することも可能であ
り、そのような形態の突条によっても、その拘束作用や
弾性変形作用に基づいて、前述の如き、ゴム弾性板60
の有効面積やばね定数のバラツキの防止効果を、或る程
度は得ることができる。
【0036】また、ゴム弾性板の両側面に対して受圧室
および平衡室の内圧を及ぼすための、仕切部材に形成さ
れる通孔(50,76)の形状や大きさ、数等は、マウ
ントに要求される防振特性等に応じて、適宜決定される
ものであり、前記実施例のものに限定して解釈されるも
のでは、決してない。
および平衡室の内圧を及ぼすための、仕切部材に形成さ
れる通孔(50,76)の形状や大きさ、数等は、マウ
ントに要求される防振特性等に応じて、適宜決定される
ものであり、前記実施例のものに限定して解釈されるも
のでは、決してない。
【0037】更にまた、オリフィス通路の具体的構造や
その数も、前記実施例のものに限定されるものでは決し
てなく、マウントに要求される防振特性等に応じて、適
宜変更されるものである。
その数も、前記実施例のものに限定されるものでは決し
てなく、マウントに要求される防振特性等に応じて、適
宜変更されるものである。
【0038】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
用エンジンマウントに対して適用したものの一具体例を
示したが、その他、本発明は、自動車用デフマウントや
ボデーマウント、或いは自動車以外の各種マウント装置
に対しても、有利に適用され得るものであることは、勿
論である。
用エンジンマウントに対して適用したものの一具体例を
示したが、その他、本発明は、自動車用デフマウントや
ボデーマウント、或いは自動車以外の各種マウント装置
に対しても、有利に適用され得るものであることは、勿
論である。
【0039】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは
、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは
、言うまでもないところである。
【図1】本発明の一実施例としての自動車用エンジンマ
ウントを示す縦断面図である。
ウントを示す縦断面図である。
【図2】図1に示されているエンジンマウントを構成す
る仕切部材を取り出して示す縦断面図である。
る仕切部材を取り出して示す縦断面図である。
【図3】図2に示された仕切部材の平面図である。
【図4】図3に示されている仕切部材を構成するゴム弾
性板を取り出して示す平面図である。
性板を取り出して示す平面図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
10:第一の支持金具 12:
第二の支持金具 14:ゴム弾性体 1
6:エンジンマウント
第二の支持金具 14:ゴム弾性体 1
6:エンジンマウント
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに所定距離を隔てて配された第一
の支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装さ
れたゴム弾性体によって連結すると共に、該第二の支持
金具にて支持された仕切部材を挟んで、一方の側に、壁
部の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に
内圧変動が惹起される、内部に所定の非圧縮性流体が封
入された受圧室を、また他方の側に、壁部の一部が可撓
性膜にて構成されて容積変化が容易に許容される、内部
に所定の非圧縮性流体が封入された平衡室を、それぞれ
形成し、更にそれら受圧室と平衡室とを互いに連通する
オリフィス通路を設ける一方、それら受圧室と平衡室と
を仕切る前記仕切部材に対して、ゴム弾性板を、その外
周縁部を挟圧保持せしめて配することにより、該ゴム弾
性板に、その両側面に及ぼされる前記受圧室と前記平衡
室との内圧差に基づく所定量の変形が許容され得るよう
にした流体封入式マウント装置において、前記ゴム弾性
板の外周部分に厚肉部を設けて、該厚肉部を前記仕切部
材によって保持せしめる一方、該ゴム弾性板の少なくと
も一方の面上に、前記厚肉部の内周側に所定距離を隔て
て位置し、所定高さで突出して周方向に延びる突条を形
成せしめ、かかる突条を前記仕切部材によって板厚方向
に押さえ込むことにより、該ゴム弾性板を拘束したこと
を特徴とする流体封入式マウント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117021A JP2612783B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 流体封入式マウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117021A JP2612783B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 流体封入式マウント装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321833A true JPH04321833A (ja) | 1992-11-11 |
| JP2612783B2 JP2612783B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=14701483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117021A Expired - Fee Related JP2612783B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 流体封入式マウント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2612783B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07321833A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-08 | Nec Corp | パケット受信装置 |
| US5499799A (en) * | 1994-06-20 | 1996-03-19 | Bridgestone Corporation | Vibration isolating apparatus |
| US5992816A (en) * | 1996-02-08 | 1999-11-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine mount having a reference position indicating unit |
| WO2001094809A1 (fr) * | 2000-06-02 | 2001-12-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Amortisseur de vibrations de type hydraulique |
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