JPH0432196B2 - - Google Patents

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JPH0432196B2
JPH0432196B2 JP63035851A JP3585188A JPH0432196B2 JP H0432196 B2 JPH0432196 B2 JP H0432196B2 JP 63035851 A JP63035851 A JP 63035851A JP 3585188 A JP3585188 A JP 3585188A JP H0432196 B2 JPH0432196 B2 JP H0432196B2
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は埋設配管の敷替工法に係り、詳しく
は、地中に埋設された下水管などを、埋設個所の
表土を掘り起こすことなく新管に敷替えすること
ができる埋設配管の敷替工法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、生活用水・ガス・電気関連の様々な配管
が地中に数多く敷設される一方で、道路の整備も
急速に進められている。そのような道路には、下
水管などが横切つたり沿うように埋設されている
ことがしばしばある。埋設管の古いものの多くは
陶管などであり、長期の使用により老朽化したり
径の大きいものに取り替えなければならない場合
がある。そのような場合に、車などの通行に支障
をきたさないように、新管を埋設できることが望
まれる。
そのため、従前から道路の掘り返しを避けた取
替工法が採用されている。その一例として、特公
昭60−27873号公報などに記載されているように、
旧管を破断して旧管の位置に新管を挿入し、旧管
の破片を新管の周囲の地中に残す工法が知られて
いる。
この工法を、第10図に基づいて簡単に説明す
る。道路13の両側に予め2つのピツト12,1
5が形成され、新管10が降ろされたり、新管1
0を地中に引き入れるためのジヤツキ5や牽引ロ
ツド7が降ろされたりする。そして、ピツトの大
きさは、ピツト内で新管や牽引ロツドなどを順次
継ぎ足すに必要な最小限の大きさに留められる。
コンクリート壁14などで補強されている側のピ
ツト12から、牽引ロツド7が旧管3内に挿入さ
れ、その先端がピツト15に到達するまで継ぎ足
される。ピツト15では牽引ロツド7の先端にワ
イヤ18などを介して破砕ヘツド34が取り付け
られ、その後に引込ロツド17や当て板27を介
して新管10が牽引されるようになつている。
ジヤツキ5を作動させるなどして破砕ヘツド3
4を引くと、破砕ヘツド34の円錐面などで旧管
3が破断され、かつ、新管10が地中に挿入され
る。旧管3は破片3aとなり新管10の周囲に残
される。1本の新管10が地中2に入ると、ピツ
チ15において次の新管10Aが降ろされる。ピ
ツト12に出た牽引ロツド7が切断され、ピツト
15では当て板27が外され、かつ、新管10A
に予め挿入されている引込ロツド17が接続され
ると共に、新管10Aが先行する新管10Bの後
に接続される。当て板27が新管10Aの後に取
り付けられ、引込ロツド17に固縛される。一
方、ピツト12では、ジヤツキ5が切断された牽
引ロツド7の先端を再度保持する。ジヤツキ5が
作動すると、新管10Aも地中2へ引き込まれ
る。順次このような動作が繰り返されると、新管
10Bの先端がピツト12に到達し、敷替えが完
了する。なお、図中には破砕ヘツド34の後に衝
撃式推進機9が設置されており、ジヤツキ5の牽
引力で旧管3を破断するだけでなく、エアコンプ
レツサ16からの圧縮空気で移動する打撃子の衝
撃力を利用して、旧管3の破断を促進するように
もなつている。いずれの破断手段によつても、旧
管を埋設した表土の掘り起こしを避けて新管が敷
設され、旧管は破片となつて地中に残される。
一方、特開昭62−25697号公報には、新管を挿
入するとき旧管を押し出すようにした取替工法が
記載されている。これにおいても、旧管や新管
は、ジヤツキを上記とほぼ同様の手順で作動させ
ることにより移動され、押し出された旧管は回収
されて、その旧管のあつた位置に新管が埋設され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した前者の例では、旧管が陶管の場合には
傷付かないが、旧管の材質によつては新管が進行
するとき傷付く虞れがあり、また、破片は無用の
ものであつて廃棄物として地中に放置させること
になり好ましくない 上述した後者の例では旧管が除去されるので、
破片の残存に基因する新管挿入時の傷付きは回避
されるが、旧管が老朽化している場合には、押し
出し中に旧管が崩れてしまい、もはや旧管の回収
が不可能となる。加えて、崩れた旧管が残存する
と、新管の挿入は一層困難となり、敷替作業それ
自体ができなくなる。そのため旧管内にモルタル
を充填するなどの補強が必要となり、工事の長期
化や作業コストの高騰を招く問題がある。
ところで、第11図に示すように、土圧などの
作用で旧管3が接続部3Mで折れ曲がつていると、
旧管3の引き抜きに多大の力を要したり、新管の
挿入姿勢が所望外となるなど、円滑な新管の埋設
が損なわれる問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、新管の挿入中にその周囲が傷付けられ
たりするのを回避できること、老朽化した旧管で
も、新管を敷設する際に完全に回収することがで
きること、さらに、新管の挿入時における直進性
が確保され、新旧管の取替作業の円滑化・迅速化
ならびに資材の節約を図ることができる埋設配管
の敷替工法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の埋設配管の敷替工法は、第1図に示す
ように、地中2に埋設された旧管3〔第2図参
照〕を排除し、その旧管3の埋設位置に新管10
を挿入し、新旧管を交換する埋設配管の敷替工法
に適用される。その特徴とするところは、旧管3
の外径より大きい内径を有する鞘管4を地中2の
旧管3に外嵌・挿入すると共に、その挿入の際に
全旧管3を切断して収容し、鞘管4と切断された
旧管3を押し出しながら、新管10を挿入・敷設
するようにしたことである。
第2の発明にあつては、第8図a〜fに示すよ
うに、旧管3の外径より大きい内径を有する鞘管
4を地中2の旧管3に外嵌・挿入すると共に、そ
の挿入の際に旧管3を切断し、鞘管4は、切断さ
れた旧管3を収容しながら、全旧管3の破片3a
とその旧管3の周囲にあつて掘削される土とを収
容できる内容積分の空間を備えるまで挿入され、
その鞘管4の先端が未だ全旧管3を切断していな
い状態で、鞘管4を前進させながら未切断の旧管
3を切断し、同時に、鞘管4と切断された旧管3
および掘削土とを押し出しながら、新管10を挿
入・敷設するようにしたことである。
〔作用〕
第1の発明にあつては、旧管の外径より大きい
内径を有する鞘管4を順次接続して、一方のピツ
トから地中2の旧管3に外嵌・挿入する。その挿
入が進むにつれて地中2の旧管3は切断され、鞘
管4はこの切断された旧管を収容しながら前進
し、切断後の全旧管3が他方のピツトまで到達し
た鞘管4に内包される。
続いて、この鞘管4と切断された旧管3を押し
出しながら、鞘管4の排除に伴つて生じる空間へ
新管10が挿入・敷設される。鞘管4と旧管3が
他方のピツトで回収され、その結果、旧管3が地
中2に残されることなく完全に新管10に置き替
えられる。
第2の発明にあつては、旧管3の外径より大き
い内径を有する鞘管4を順次接続して、一方のピ
ツトから地中2の旧管3に外嵌・挿入する。その
挿入が進むに連れて地中2の旧管3は切断され、
鞘管4は切断された旧管3とその周囲にあつた土
を収容しながら途中まで前進し、残つている旧管
3やその周囲の土を内包できる空間を余した状態
で停止される。
上記ピツトで鞘管4の後方に新管10が取り付
けられ、鞘管4を再度前進させながら未切断の旧
管3を切断しかつその破片3aと周囲の土を内包
させる。同時に、鞘管4と切断された旧管3およ
び掘削土とを押し出しながら、新管10を挿入・
敷設する。鞘管4と旧管3さらには掘削土が他方
のピツトで回収され、その結果、旧管3が地中2
に残されることなく完全に新管10に置き替えら
れる。
〔発明の効果〕
第1の発明にあつては、鞘管が地中の旧管に外
嵌・挿入される際に旧管が切断されて破片とな
り、それらの破片と掘削土とが鞘管内に収容され
た状態で鞘管が押し出され、地中に旧管の破片を
残すことがないので、敷設される新管が旧管の破
片との接触によつて傷付くようなことはない。さ
らに、鞘管が旧管に外嵌・挿入される際、旧管の
埋設姿勢が屈折していても、旧管が切断されて全
て破片となるので鞘管の直進性はよく、ひいて
は、新管も真直ぐに敷設され、新旧管の敷替作業
が著しく円滑化される。
第2の発明にあつては、上記の効果に加えて、
切断される全旧管の破片とその旧管の周囲にあつ
て掘削される土とを収容できる内容積分の空間を
備えるまで鞘管を地中に挿入するようにしたの
で、鞘管を両ピツト間全部に挿入する必要がな
く、鞘管の節約が図られると共に、新旧管の敷替
作業がより一層迅速化・高能率化および低コスト
化される。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第1図は第1の発明における埋設配管の
敷替工法を敷替装置1によつて実施している状態
の全体縦断面図である。この装置1は、地中2に
埋設された旧管3〔第2図参照〕に外嵌される鞘
管4を引き入れたり旧管3を切断する一方、鞘管
4と共に破片3aとなつた旧管3および掘削土を
押し出すための2個の油圧式のジヤツキ5,5な
どよりなる牽引手段6と、その牽引手段6の牽引
ロツド7を介して接続される押圧ヘツド8と、そ
の押圧ヘツド8に一体化された衝撃式推進機9
と、押圧ヘツド8に新管10を取り付ける引込手
段11とから構成される。
上記のジヤツキ5は、陶管などの旧管が押し出
される側のピツト12に設置され、道路13を横
切つて地中2に埋設された旧管の先端部の周囲の
土面を補強するコンクリート壁14などで反力を
とりながら、鞘管4や切断された旧管を回収し、
かつ、新管10を旧管のあつた位置へ押し込む力
を発生させるものである。なお、このピツト12
においては抜き出された鞘管4の切断作業が行わ
れるので、それに必要な最小限度の長さがピツト
12に確保されている。
鋼管などの鞘管4やヒユーム管などの新管10
が挿入される側のピツト15は、鞘管4や新管1
0を1本降ろすことができる程度で、上記のピツ
ト12とほぼ同等の長さとなつている。このピツ
ト15では、鞘管4などを地中2に挿入する際、
牽引手段6による引込力を補助したり、衝撃を与
えて地中2への挿入を円滑にするための衝撃式推
進機9が、上記押圧ヘツド8に装着される。その
衝撃式推進機9を作動させる圧縮空気の供給源で
あるエアコンプレツサ16が、ピツト15近傍の
地上に設置されている。なお、このピツト15に
おいては、地中に挿入される鞘管4の接続、後続
する新管10の接続、引込手段11を構成する引
込ロツド17の接続も行われる。
上記した押圧ヘツド8は、その先端に設けられ
たピン軸8aにワイヤ18が掛けられ、ジヤツキ
5の伸長作動で前進する。この押圧ヘツド8の本
体8Aは円錐形であり、その外径は鞘管4の外径
にほぼ等しい。その結果、鞘管4を地中2に挿入
するとき、その端面を本体8Aで押し込むことが
でき、また、新管10を挿入するとき、新管10
の挿入空間を確保する。なお、この押圧ヘツド8
に、上述した衝撃式推進機9の先端が嵌着され、
内部で往復動する図示しない打撃子の衝撃力が、
押圧ヘツド8を介して鞘管4に作用させることが
できるようになつている。
一方、地中2に挿入される鞘管4のうち第2図
に示す先頭を行く鞘管4Aの先端部には、地中2
の旧管3を切断するためのカツタ19が設けられ
る。本例にあつては、第3図aに示すように、カ
ツタ本体19Aの上下端が鞘管4の内部に固着さ
れ、刃先19aにより仮想線で示した旧管3を左
右方向に切断することができるようになつてい
る。なお、カツタ本体19Aを貫通する孔20に
ワイヤ18が通され、ジヤツキ5の伸長に伴つ
て、鞘管4は牽引ロツド7、ワイヤ18およびカ
ツタ本体19Aを介して地中2へ挿入される。ち
なみに、刃先19aは第3図bのように水平にな
つていてもよく、また、保持部材21を取り付け
るなどして左右もしくは上下部分にのみ形成され
ていてもよい。さらに、第3図cおよびdに示す
ように、刃先19aを前方へ傾斜させたり、第3
図eに示すように刃先19aを鞘管4Aの先端か
ら突出させ、鞘管4の地中2への挿入時、刃先1
9aが鞘管4より先行するようにしてもよい。こ
のようなカツタの場合には旧管3を内面から切断
もしくは破断することができる。いずれにして
も、旧管3を確実に切断・破砕できる位置に刃先
が存在すればよい。
以上のような構成による敷替装置1により、次
のようにして、旧管3を切断・回収しながら新管
10を埋設することができる。
第2図に示すようにピツト12が形成され、そ
の土面がコンクリート壁14で補強される。そし
て、埋設されている旧管3の中へ牽引ロツド7が
挿入され、他方のピツト15に到達するまで牽引
ロツド7は、順次溶接などで接続される。ピツト
15においては、牽引ロツド7の先端部にワイヤ
18が接続され、そのワイヤ18の先端が先頭の
鞘管4Aのカツタ体19Aに取り付られる。
一方、ピツト12において、牽引ロツド7の先
端がジヤツキ5に牽引金具22を介して取り付け
られる。コンクリート壁14で反力をとりながら
ジヤツキ5を伸長すると、第4図のようにその牽
引力で鞘管4Aが旧管3に外嵌・挿入するように
地中2へ押し込まれる。そのとき、カツタ19の
刃先19aは、旧管3の端面から切断・破枠す
る。そして、例えば左右方向に割られた大小の破
片3aが、カツタ本体19aの側方の空間23
〔第3図a参照〕から、旧管3の周囲にあつた土
と共に鞘管4A内に取り込まれる。なお、ジヤツ
キ5のストロークが最大となるジヤツキ5が縮小
され、コンクリート壁14と押圧金具24の間へ
スペーサ25が介挿される。再度、ジヤツキ5が
伸長され、これが繰り返されて1本の鞘管4Aが
挿入される。
ジヤツキ5が縮小され、スペーサ25も全部外
される。ピツト15へはカツタを有しない次の鞘
管4が降ろされ、その先端に形成された図示しな
いねじ部が、先頭の鞘管4Aの後部のねじ部に螺
合される。そして、その後はジヤツキ5の伸長な
どで上述と同様の作動が繰り返される。このよう
に、牽引手段6が先頭の鞘管4Aの先端部を牽引
すると、鞘管4の直進性が極めて高いものとな
り、後工程で鞘管4の排除位置へ新管10を敷設
する作業も容易となる。なお、第2図および第4
図に仮想線で示したように、鞘管4の後に押圧ヘ
ツド8を押し当て、衝撃式推進機9を取り付けて
作動させれば、カツタ19による旧管3の切断
が、内部で往復動する打撃子の衝撃力でより一層
容易となる。
第5図に示すように、先頭の鞘管4Aがピツト
12に到達すると、一連の鞘管4の挿入が完了す
る。このとき、鞘管4の中に全部の旧管3の破片
3aとその周囲にあつた土とが内包されるが、鞘
管4の内部は旧管3の内部空間容積分の空間が残
されている。鞘管4Aの先端部が切断されるなど
してカツタ19やワイヤ18が除去され、牽引金
具22から短くなつた牽引ロツド7も外される。
ピツト12からは、空間の残された鞘管4内に牽
引ロツド7が挿入され、それが順次継ぎ足されな
がらピツト15に向けて延ばされる。
ピツト15では、第6図に示すように、牽引ロ
ツド7の先端にワイヤ18が接続され、ピン軸8
aを介して押圧ヘツド8の円錐面が鞘管4の後端
に当てがわれる。必要に応じて衝撃式推進機9が
取り付けられるなどした後、押圧ヘツド8の後に
引込手段11であるワイヤ26や引込ロツド17
や当て板27などを介して、新管10が取り付け
られる。鞘管4を地中2に挿入した場合と同様に
ジヤツキ5が伸長され、押圧ヘツド8が鞘管4
と、それに収容されている破片3aおよび掘削土
とを押し出しながら新管10を挿入する。押圧ヘ
ツド8の外径は新管10の外径よりやや大きいか
もしくはやや小さい程度のほぼ同一な径であり、
鞘管4の排除された後の空間へ新管10が円滑に
挿入される。
一本の新管10が地中2に入ると、その長さ分
ピツト12側へ鞘管4と牽引ロツド7が破片3a
および掘削土と共に押し出されるので、ジヤツキ
5から牽引ロツド7を外してそれぞれを切断する
などして除去し、牽引ロツド7の先端をジヤツキ
5に再度取り付ける。ピツト15では地中に挿入
された新管10の当て板27を外し、第1図に示
したように、引込ロツド17Aを挿入した次の新
管10Aを降ろして、その引込ロツド17Aの先
端を先行する引込ロツド17Bの後端に接続金具
などで接続する。先行する新管10Bと後続の新
管10Aとを接続して、後部に当て板27を取り
付け、引込ロツド17Aに固縛する。このように
して、順次新管10を継ぎ足して挿入すると、鞘
管4と共に破片3aとなつた全ての旧管3および
周囲の土が押し出され、その位置に新管10が埋
設される。なお、衝撃式推進機9をエアコンプレ
ツサ16に接続されたホース28を介して供給さ
れる圧縮空気により駆動すれば、その排除動作は
より容易なものとなることは言うまでもない。
このような敷替工法によれば、鞘管4が破片3
aとなつた旧管3を内包するので、鞘管4は直進
性を保持して挿入され、旧管3が地中2に残るこ
とはなく、旧管3の破片3aが残存していれば生
じることのある新管10の傷付きなどは回避され
る。新管10の外径は鞘管4の外径もしくは押圧
ヘツド8の外径にほぼ等しいので、新管10の周
囲に空隙が生じることはない。
ちなみに、上記の例では、鞘管や新管などの押
し込みに、ジヤツキが主として用いられている
が、ジヤツキと衝撃式推進機の併用あるいは衝撃
式推進機のみでもつて行うこともできる。配管を
埋設すべき場所や土質などに応じて、押込力を発
生する装置を適宜選択して使用すればよい。ま
た、新管10が旧管3の径よりもかなり大きい場
合には、鞘管4の径も新管10の径に合わせてお
けばよいが、鞘管4は旧管3より少し大きい程度
にし、押圧ヘツド8の径を新管10の径に応じて
大きくしておいてもよい。
第7図aは回転式のカツタ19を採用した例で
あり、第7図bのようにカツタローラ29は、先
頭の鞘管4Aに固定した支持部材30から前方へ
突出する支持体31側面の支持板32に軸承され
ている。なお、カツタローラ29,29の上下高
さは旧管3の内径より大きく、旧管3を内面から
破断するようになつている。
軸心部が空間となつている支持体31の中には
ワイヤ18が挿通され、第7図aに示した支持部
材30のピン33を介して、鞘管4Aが牽引され
る。その際、カツタローラ29はジヤツキ5の牽
引で従動回転したり、図示しないモータで駆動さ
れるなどして、旧管3を切断する。ちなみに、第
7図cのように、ピン33にワイヤ18Aを取り
付けるなどして押圧ヘツド8も同時に牽引するこ
とができるようにしておいてもよいし、カツタ1
9を鞘管4Aの前方へ突出するように取り付けて
おいてもよい。
第8図a〜fは第2の発明における工程図で、
カツタ19を備えた敷替装置1によつて、鞘管4
が地中へ途中まで挿入されると共に旧管3が切断
される工程の、その後に新管10を埋設しなが
ら、鞘管4を他方のピツト12まで押し出し、そ
の間に残りの旧管3を切断する工程からなるもの
である。
第8図aに示すピツト12におけるジヤツキ5
と、ピツト15における鞘管4A内のカツタ19
とが、旧管3を挿通する牽引ロツド7およびワイ
ヤ18を介して接続される。ジヤツキ5が伸長さ
れると、鞘管4Aの先端部が旧管3を外嵌して地
中2へ挿入されると同時に、第8図bに示すカツ
タ19で旧管3が切断され、鞘管4Aは破片3a
と旧管3の周囲にあつた土とを収容しながら進行
する。その鞘管4Aの大部分が挿入されると、ピ
ツト15で後続の鞘管4がその後端に接続され、
ピツト12へ突出した牽引ロツド7の切断後にそ
の先端が再度ジヤツキ5に取り付けられる。順
次、鞘管4が挿入され、第8図cに示すように先
頭の鞘管4Aが、両ピツト12,15の中間位置
に到達すると、一先ず鞘管4の挿入は停止され
る。このとき、鞘管4内には切断された旧管3の
破片3aとその周囲にあつた土とが収容されてい
るが、旧管3には空間があつたために、旧管3の
外径や肉厚および鞘管4の内径の寸法によつて異
なるものの鞘管4内には幾分かの空間が残つてい
る。したがつて、残りの旧管3とその周囲の土と
を収容できる空間が残つている限りは、鞘管4を
それ以上に継ぎ足さなくてもそれらを収容するこ
とができる。すなわち、本発明においては、切断
される全旧管3の破片3aとその旧管3の周囲に
あつて掘削される土とを収容できる内容積分の空
間を備えるまで次々鞘管4が挿入されると、もは
や鞘管4が継ぎ足されることはない。先頭の鞘管
4Aをピツト12へ到達させるまで、全旧管3の
破片3aなどを取り込むことができるからであ
る。言い換えれば、ピツト12へ到達するまでに
鞘管4内が破片3aなどで充満されてしまうと、
残りの旧管3や周囲の土は鞘管4Aの前面と収容
されている掘削土などで押し出されることになつ
て、地盤の崩壊をきたすことになるが、そのよう
なことが回避されると共に鞘管4の使用個数を少
なくすることができる。
そこで、第8図dに示すように、ピツト15の
鞘管4の後部に必要に応じて接着される衝撃式推
進機9と共に押圧ヘツド8が当てがわれ、その後
部に新管10が牽引可能に取り付けられる。ジヤ
ツキ5が伸長されると共に必要に応じて衝撃式推
進機9も作動され、旧管3の切断と鞘管4の挿入
ならびに新管10の埋設が、第8図eのように同
時に行なわれる。押圧ヘツド8がピツト12に到
達すると、鞘管4とそれが収容している破片3a
などはピツト12に取り出され、第8図fのよう
に、新管10の埋設が完了する。なお、第8図a
〜cでは衝撃式推進機9の装着された押圧ヘツド
8が取り付けられていないが、それによる衝撃力
を利用するようにしてもよいことは述べるまでも
ない。
第9図の例においては、カツタローラ29を有
するカツタ19を採用しているが、カツタ19の
形態の如何を問わず、第9図aおよびbならびに
第8図a〜cにおいて引込ロツド17をワイヤ1
8Aに順次接続しておくと、その後に取り付けら
れる押圧ヘツド8をも牽引して、第9図cおよび
dのような状態で新管10を挿入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の埋設配管の敷替工法を実施し
ている状態の全体縦断面図、第2図は第1の発明
における作動説明図、第3図aは第2図の−
線矢視図、第3図bは異なるカツタの前面図、第
3図cはさらに異なる形状のカツタの側面図、第
3図dは第3図cの−線矢視図、第3図eは
カツタが先頭の鞘管の前端に取り付けられている
例の側面図、第4図〜第6図は作動説明図、第7
図aはカツタローラを採用している場合の作動説
明図、第7図bは第7図aの−線矢視図、第
7図cはカツタローラの異なる取付例の側面図、
第8図および第9図は第2の発明における作動説
明図、第10図は従来の埋設配管の敷替工法が適
用されている一例の断面図、第11図は地中に埋
設された旧管が接続部で折れ曲がつている状態図
である。 2……地中、3……旧管、3a……破片、4…
…鞘管、10……新管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地中に埋設された旧管を排除し、その旧管の
    埋設位置に新管を挿入して、新旧管を交換する埋
    設配管の敷替工法において、 上記旧管の外径より大きい内径を有する鞘管を
    地中の旧管に外嵌・挿入すると共に、その挿入の
    際に全旧管を切断して収容し、 上記鞘管と切断された旧管を押し出しながら、
    新管を挿入・敷設するようにしたことを特徴とす
    る埋設配管の敷替工法。 2 地中に埋設された旧管を排除し、その旧管の
    埋設位置に新管を挿入して、新旧管を交換する埋
    設配管の敷替工法において、 上記旧管の外径より大きい内径を有する鞘管を
    地中の旧管に外嵌・挿入すると共に、その挿入の
    際に旧管を切断し、 上記鞘管は、切断された旧管を収容しながら、
    全旧管の破片とその旧管の周囲にあつて掘削され
    る土とを収容できる内容積分の空間を備えるまで
    挿入され、 その鞘管の先端が未だ全旧管を切断していない
    状態で、鞘管を前進させながら未切断の旧管を切
    断し、同時に、鞘管と切断された旧管および掘削
    土とを押し出しながら、新管を挿入・敷設するよ
    うにしたことを特徴とする埋設配管の敷替工法。
JP63035851A 1987-12-31 1988-02-17 埋設配管の敷替工法 Granted JPH01250595A (ja)

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