JPH04322017A - 接点材料 - Google Patents

接点材料

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JPH04322017A
JPH04322017A JP9068991A JP9068991A JPH04322017A JP H04322017 A JPH04322017 A JP H04322017A JP 9068991 A JP9068991 A JP 9068991A JP 9068991 A JP9068991 A JP 9068991A JP H04322017 A JPH04322017 A JP H04322017A
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Masanori Ozaki
正則 尾崎
Hideaki Murata
秀明 村田
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接点材料に関し、更に詳
しくは、高硬度,高融点で、耐摩耗性や耐環境性に優れ
ていて、とくに、リードリレー,リードスイッチ,通信
機用リレー,制御用リレー,マイクロスイッチ,キーボ
ードスイッチ,摺動接点などの材料として有用な接点材
料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、形状が小型の電気接点の材料
には、動作時における接触力が小さいということからし
て、電気伝導性が優れているAu,Au合金,Ag,A
g合金などが用いられてきた。しかしながら、上記材料
は、硬度がHv100〜200程度の軟質材料であり、
また融点が900〜1060℃と低融点であるため、開
閉動作回数が多くなると、消耗は下地金属にまで進み、
そのときの消耗粉が接点表面に飛散して接触抵抗の増大
を招き、接触抵抗の初期安定性を確保できなくなるとい
うことが多い。
【0003】また、この接点材料の場合、接点動作時の
温度上昇によって材料が軟化し、その結果、接点表面の
粘着や、ロッキングによる動作遅れ(復旧不良)が生じ
、接点の動作寿命を著しく短くするという問題がある。 更には、接点動作時の温度上昇によって材料の酸化が促
進されて、接触抵抗の増大を引き起こすという問題も生
ずる。
【0004】一方、上記材料をリードスイッチなどに用
いた場合、接触圧力は小さく、また接点層の厚みを厚く
することが困難であるため、接点層にWやMoのような
高融点材料を用いると接触抵抗の増大を防止することが
できない。このようなことから、上記したリードスイッ
チの接点材料としては、RhやRuのような貴金属をめ
っきした貴金属めっき接点が広く用いられている。
【0005】しかしながら、例えばRhめっき接点の場
合、実使用前の保管期間中に、雰囲気中に含有されてい
る有機ガスや、下地金属の表面にあらかじめ吸着されて
いる有機ガスによって表面汚染を受けて接触抵抗が増大
することが多い。また、この接点を製造する際には、下
地になる例えばFeやNiなどの弾条またはリード片に
直接Rhめっきを施すことができないため、一旦、Au
,Ag,Cuなどのめっき層を形成したのちその上にR
hめっきを施すことが必要である。したがって、有効な
Rhめっき層の厚みは薄くなり、また、製造工程も複雑
になり、接点としての加工コストの上昇を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の接点
材料における上記した問題を解決し、高硬度,高融点で
あり、また耐酸化性で、有機ガス等による表面汚染も受
けず、しかも安価に製造することができる接点材料の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、接点基材の表面に、SnO
2 ,In2 O3 ,PbO,PbO2 ,CdO,
Cd2 SnO4 ,In−Sn酸化物,V2 O3 
,FeO,Fe3 O4 ,RuO2 ,Rh2 O3
 ,RhO2 ,ReO2 ,IrO2 ,TiO,T
i2 O3 の群から選ばれる少なくとも1種を主成分
とする導電性金属酸化物から成る厚み0.03〜100
μmの接点被覆層が形成されていることを特徴とする接
点材料(第1の接点材料という)が提供され、また、前
記接点基材と接点被覆層との間に、軟質金属から成る厚
み0.01μm以上の中間層が介在していることを特徴
とする接点材料(第2の接点材料という)が提供され、
更に、前記した第1の接点材料または第2の接点材料の
全体の表面に厚み0.01μm以上の金属層が表面層と
して形成されていることを特徴とする接点材料(第3の
接点材料という)が提供される。
【0008】まず、本発明の接点材料において、その接
点基材には、Cu,Cu合金,Fe合金またはNi合金
など、その価格が比較的安価である材料が用いられる。 第1の接点材料においては、この接点基材の表面に、直
接、接点被覆層が形成されている。ここで、接点被覆層
は、SnO2 ,In2 O3 ,PbO,PbO2 
,CdO,Cd2 SnO4 ,In−Sn酸化物(I
TO),V2 O3 ,FeO,Fe3 O4 ,Ru
O2 ,Rh2 O3 ,RhO2 ,ReO2 ,I
rO2 ,TiO,Ti2 O3 の1種または2種以
上の導電性金属酸化物を主成分にして構成されている。
【0009】これらの接点被覆層は、化学的に安定で、
耐酸化性や耐摩耗性などの耐環境性に優れ、硬度や融点
が高く移転消耗を起こしずらく、摩耗も少ないため、接
点の動作寿命を向上させて接点の信頼性を高める働きを
する。そして、その厚みは、0.03〜100μmに設
定される。この接点被覆層の厚みが0.03μm未満の
場合は、接点材料として求められる良好な導電性が得ら
れないため接触抵抗の増大を招き、同時に耐摩耗性も不
充分であるため、接点としての満足すべき動作寿命が得
られない。また逆に、厚みが100μmを超える場合は
、後述するこの層の成膜時に上記導電性金属酸化物の結
晶が粗大化して成膜層の表層部に表面荒れを生ずるよう
になり、接触抵抗の増大を招いて動作時に温度上昇が生
じ、同時に、安定な熱伝導性が得られなくなる。
【0010】この接点被覆層は次のようにして形成され
る。すなわち、まず接点基材の表面を平滑に研磨加工し
、更に、電解研磨などによって精密研磨し、つづけて、
この研磨表面に、イオンボンバード,電子シャワーなど
を浴びせて表面洗浄を行ったのち、ここに、プラズマC
VD法,スパッタリング法,イオンアシスト蒸着法,イ
オンプレーティング法など、常用の成膜技術を適用して
所望組成,所望厚みの上記導電性金属酸化物の層を形成
する。
【0011】なお、この接点被覆層は、接点基材の表面
に1層だけ形成されていてもよいが、同種または異種の
上記導電性金属酸化物を積層して複数層にすると、成膜
時に発生する層内ピンホール数を低減でき、また各層が
全体の被覆層において互いに特性を補完するようになっ
て有効である。第2の接点材料は、上記した第1の接点
材料において、接点基材と接点被覆層との間に、軟質金
属から成る中間層を介在させたものである。
【0012】用いる軟質金属は、Ag,Al,Au,C
o,Cu,Fe,Mg,Ni,Pd,Pt,Sr,Ti
,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Crのいずれか1種ま
たは2種以上である。この中間層は、接点基材と接点被
覆層との間の密着性を高め、また接点被覆層の応力緩和
に資するとともに、接点基材と接点被覆層間の熱膨張差
に基づく応力発生を緩和して両者間の剥離を防止し、更
に、構成材料が軟質な材料であるため、接点材料として
の実質硬度を下げ、また接触抵抗も低下させるので、回
路閉時において接点部に加わる運動エネルギーを緩和し
てチャタリングの減少に資する。そして、このチャタリ
ングの減少に伴い、チャタリングアークの発生回数も減
少するので、接点部における動作寿命は長くなる。しか
も、投入誤動作が著しく減少して、接点としての信頼性
は向上する。
【0013】また、この中間層が形成されることにより
、この表面に成膜される接点被覆層は平滑になるため、
接触抵抗は低くかつ安定して、接点特性の向上が可能に
なる。この中間層の厚みは0.01μm以上に設定され
ている。この厚みが0.01μmより薄い場合は、成膜
時にピンホールが多発して、このピンホールから腐食が
進行して、この上に形成されている接点被覆層の接触抵
抗が増大する。また、中間層の厚みの上限は、製造コス
トや、目的とする接点のサイズと接点間距離との関係か
ら適宜に決めればよい。
【0014】この中間層は、接点被覆層の場合と同様に
、プラズマCVD法,スパッタリング法,イオンアシス
ト蒸着法,イオンプレーティング法などで形成してもよ
く、また、電解めっき法で形成してもよい。なお、中間
層は、上記した方法で成膜したのち、更に所定の温度で
熱処理して接点基材との間における拡散処理を施すと、
接点基材との密着性が一層向上するので有効である。
【0015】本発明の第3の接点材料は、第1の接点材
料または第2の接点材料における接点被覆層の上に、後
述する金属から成る表面層を形成したものである。この
金属表面層は、接点部における実質硬度を下げて接触抵
抗の安定化に資する。そのことによって、接点への運動
エネルギーが、この金属表面層である程度消耗されるよ
うになり、接点部が弾性的にはねあげられることによっ
て起こるチャタリングは減少して接点部の動作寿命が向
上する。しかも、チャタリングに伴う、導入誤動作は著
しく減少し、接点の信頼性は高くなる。また、接点部に
おける接触面積は増大して、接触抵抗は低くなると同時
に安定化する。
【0016】このような金属表面層を構成する金属とし
ては、Ru,Rh,Pd,Re,Os,Ir,Pt,A
u,Ag,Al,Cu,Ni,Sn,Ti,Zr,V,
Hf,Nb,Ta,Cr,Moの1種または2種以上が
用いられる。この金属表面層の厚みは0.01μm以上
に設定される。この厚みが0.01μm未満の場合は、
ピンホールが多数発生してしまい上記した効果がほとん
ど得られないからである。
【0017】また、金属表面層の厚みの上限は、製造コ
ストや、目的とする接点のサイズと接点間距離との関係
から適宜に決めればよい。この金属表面層は、前記した
接点被覆層や中間層の場合と同様に、プラズマCVD法
,スパッタリング法,イオンアシスト蒸着法,イオンプ
レーティング法などで形成してもよく、また、電解めっ
き法で形成してもよい。
【0018】
【実施例】実施例1 52%Ni−Fe合金の接点基材を有機洗剤で洗浄し、
更に電解研磨によって表面を清浄にしたのち、これを真
空槽にセットし、その片面をArのイオンボンバードに
よって洗浄した。ついで、イオンアシスト蒸着法によっ
て、接点基材の表面に厚み1.0μmのPbO層を成膜
した。
【0019】実施例2 PbO層の厚みを10μmにしたことを除いては実施例
1と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例3 PbO層の厚みを80μmにしたことを除いては実施例
1と同様の方法で接点材料を製造した。
【0020】比較例1 PbO層の厚みを0.002μmにしたことを除いては
実施例1と同様の方法で接点材料を製造した。 比較例2 PbO層の厚みを130μmにしたことを除いては実施
例1と同様の方法で接点材料を製造した。
【0021】実施例4 Arによるイオンボンバード処理を施さなかったことを
除いては、実施例1と同様にして接点材料を製造した。 実施例5 実施例1と同様にArのイオンボンバードにより52%
Ni−Fe合金基材の表面を洗浄したのち、ここに、C
VD法で厚み5μmのV2 O3 層を形成した。
【0022】実施例6 実施例1と同様にArのイオンボンバードにより52%
Ni−Fe合金基材の表面を洗浄したのち、ここに、ス
パッタリング法で厚み3.0μmのReO2 層を形成
した。 実施例7 実施例1と同様にArのイオンボンバードにより52%
Ni−Fe合金基材の表面を洗浄したのち、ここに、反
応性蒸着法で厚み1.0μmのSnO2層を形成した。
【0023】実施例8 実施例1と同様にArのイオンボンバードにより52%
Ni−Fe合金基材の表面を洗浄したのち、ここに、ス
パッタリング法で厚み0.5μmのIrO2 層,厚み
0.5μmのSnO2 層を順次形成した。 実施例9 実施例1と同様にArのイオンボンバードにより52%
Ni−Fe合金基材の表面を洗浄したのち、ここに、ス
パッタリング法で厚み2.0μmのRhO2 層,厚み
3.0μmのITO層を順次形成した。
【0024】従来例1 有機洗浄による洗浄,電解研磨を順次行なって表面を清
浄にした52%Ni−Fe合金の基材の片面に、化学め
っき法によって厚み300μmのAg−30%Pd合金
めっき層を形成した。 従来例2 基材の片面に、化学めっき法により、厚み1.0μmの
Au層を形成し、更にその上に、同じく化学めっき法に
よって厚み2.0μmのRh層を形成した。
【0025】以上13種類の接点材料から電気接点を切
り出してリードスイッチSとし、このリードスイッチS
を、図1で示したように、ケーブルCと抵抗R(500
Ω),電流計Aを介して電源E(50V)に接続して回
路を構成し、この回路に100mAの電流を流してスイ
ッチの開閉動作を行なって、閉時の接触抵抗とスイッチ
温度上昇を測定した。また、接点部の溶着や粘着に伴う
累積故障率が50%以上となる動作回数を調べた。
【0026】また、各接点に、室温←→400℃の加熱
−冷却のヒートサイクルを100回加えて、そのときに
、接点表面層の外観割れを観察するヒートサイクル試験
を行った。外観の変化なし:◎,割れが発生:○,多少
割れが発生:△として評価した。更に、各接点を450
℃の大気中に50時間放置して耐酸化性を調べた。ほと
んど表面酸化が認められない:○,幾分表面酸化が認め
られる:△として評価した。
【0027】また、各接点を、ベンゼンの飽和蒸気を充
満させたデシケータの中に24時間放置し、その表面状
態より有機ポリマーの発生程度を観察し、発生が認めら
れなかったものを○印,幾分発生が認められたものを△
印とした。以上の結果を一括して表1に示した。なお、
参考のため、材料コスト,層形成に要する時間,加工に
要するコストを加味して全体的なコストの高低も併記し
た。
【0028】
【表1】
【0029】実施例10 52%Ni−Fe合金の接点基材を有機洗剤で洗浄し、
更に電解研磨によって表面を清浄にしたのち、これを真
空槽にセットし、その片面をArのイオンボンバードに
よって洗浄した。ついで、イオンアシスト蒸着法によっ
て、接点基材の表面に厚み1.0μmのAg層,厚み1
.0μmのPbO層を順次成膜した。
【0030】実施例11 Ag層の厚みを10μmにしたことを除いては実施例1
0と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例12 Ag層の厚みを50μmにしたことを除いては実施例1
0と同様の方法で接点材料を製造した。
【0031】実施例13 PbO層の厚みを10.0μmにしたことを除いては実
施例10と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例14 PbO層の厚みを80μmにしたことを除いては実施例
10と同様の方法で接点材料を製造した。
【0032】比較例3 Ag層の厚みを0.005μmにしたことを除いては実
施例10と同様の方法で接点材料を製造した。 比較例4 PbO層の厚みを0.02μmにしたことを除いては実
施例10と同様の方法で接点材料を製造した。
【0033】比較例5 PbO層の厚みを130μmにしたことを除いては実施
例10と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例15 Ag層に代えて厚み1.0μmのAu層を真空蒸着法で
成膜したことを除いては実施例10と同様の方法で接点
材料を製造した。
【0034】実施例16 実施例10と同様の方法で表面洗浄した52%Ni−F
e合金の表面にスパッタリング法で厚み1.0μmのA
g層と厚み1.0μmのCu層を中間層として順次成膜
し、つづいて反応性スパッタリング法で厚み1.0μm
のV2 O3 層を上記Cu層の上に成膜した。
【0035】実施例17 実施例10と同様の方法で表面洗浄した52%Ni−F
e合金の表面にスパッタリング法で厚み1.0μmのN
i層を成膜し、つづいてCVD法で厚み1.0μmのI
rO2 層と厚み1.0μmのSnO2 層を上記Cu
層の上に順次成膜した。 実施例18 実施例10と同様の方法で表面洗浄した52%Ni−F
e合金の表面に、真空蒸着法で厚み0.5μmのCu層
と厚み1.0μmのNi層を中間層として順次成膜し、
つづいて反応性スパッタリング法で厚み0.5μmのS
nO2 層を上記Ni層の上に成膜した。
【0036】上記12種類の接点材料につき、実施例1
〜9の場合と同様にして接点特性を調べた。以上の結果
を一括して表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】実施例19 52%Ni−Fe合金の接点基材を有機洗剤で洗浄し、
更に電解研磨によって表面を清浄にしたのち、これを真
空槽にセットし、その片面をArのイオンボンバードに
よって洗浄した。ついで、基材表面に真空蒸着法で厚み
1.0μmのPbO層を成膜し、更にスパッタリング法
で厚み0.1μmのAu層を成膜した。
【0039】実施例20 PbO層の厚みを10.0μmにしたことを除いては実
施例19と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例21 PbO層の厚みを80μmにしたことを除いては実施例
19と同様の方法で接点材料を製造した。
【0040】比較例6 PbO層の厚みを0.002μmにしたことを除いては
実施例19と同様の方法で接点材料を製造した。 比較例7 PbO層の厚みを130μmにしたことを除いては実施
例19と同様の方法で接点材料を製造した。
【0041】比較例8 Au層の厚みを0.0005μmにしたことを除いては
実施例19と同様の方法で接点材料を製造した。 実施例22 52%Ni−Fe合金の接点基材を有機洗剤で洗浄し、
更に電解研磨によって表面を清浄にしたのち、これを真
空槽にセットし、その片面をArのイオンボンバードに
よって洗浄した。ついで、基材表面に反応性真空蒸着法
で厚み1.0μmのPbO層を成膜し、更にスパッタリ
ング法で厚み0.1μmのPt層を成膜した。
【0042】実施例23 Pt層に代えて厚み0.1μmのPd層を成膜したこと
を除いては実施例22と同様の方法で接点材料を製造し
た。 実施例24 PbO層に代えて厚み5.0μmのReO2 層,Pt
層の代えて厚み0.1μmのAu層を成膜したことを除
いては実施例22と同様の方法で接点材料を製造した。
【0043】実施例25 ReO2 層に代えて厚み1.0μmのIrO2 層を
成膜したことを除いては実施例24と同様の方法で接点
材料を製造した。 実施例26 ReO2 層に代えて厚み1.0μmのITO層を成膜
したことを除いては実施例24と同様の方法で接点材料
を製造した。
【0044】実施例27 実施例22と同様の方法で基材表面を洗浄し、ついでス
パッタリング法で厚み0.5μmのV2 O3 層と厚
み0.5μmのSnO2 層を順次成膜し、更にその上
に厚み0.1μmのAu層を成膜した。 実施例28 スパッタリング法で厚み3.0μmのRhO2 層と厚
み2.0μmのSnO2 層を順次成膜したことを除い
ては実施例27と同様の方法で接点材料を製造した。
【0045】実施例29 RhO2 層に代えて厚み0.2μmのIrO2 層,
SnO2 層に代えて厚み0.2μmのFe3 O4 
層を順次成膜したことを除いては実施例28と同様の方
法で接点材料を製造した。上記14種類の接点材料につ
き、実施例1〜9の場合と同様にして接点特性を調べた
。以上の結果を一括して表3に示した。
【0046】
【表3】
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
接点材料は、接点部表面における耐酸化性,耐有機ガス
腐食性は良好で、初期接触抵抗は低くかつ安定していて
、温度上昇も低いので、接点としての動作寿命は長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチの接触抵抗の測定に用いる回路の概略
図である。
【符号の説明】
S  スイッチ C  ケーブル R  抵抗 E  電源 A  電流計

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  接点基材の表面に、SnO2 ,In
    2 O3 ,PbO,PbO2 ,CdO,Cd2 S
    nO4 ,In−Sn酸化物,V2 O3 ,FeO,
    Fe3 O4 ,RuO2 ,Rh2 O3 ,RhO
    2 ,ReO2 ,IrO2 ,TiO,Ti2 O3
     の群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする導電
    性金属酸化物から成る厚み0.03〜100μmの接点
    被覆層が形成されていることを特徴とする接点材料。
  2. 【請求項2】  前記接点被覆層が複数の層である請求
    項1の接点材料。
  3. 【請求項3】  前記接点基材と前記接点被覆層との間
    に、軟質金属から成る厚み0.01μm以上の中間層が
    介在している請求項1の接点材料。
  4. 【請求項4】  前記軟質金属が、Ag,Al,Au,
    Co,Cu,Fe,Mg,Ni,Pd,Pt,Sr,T
    i,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo,Wの群
    から選ばれる少なくとも1種を主成分とする請求項3の
    接点材料。
  5. 【請求項5】  全体の表面に厚み0.01μm以上の
    金属層が表面層として形成されている請求項1〜4のい
    ずれかの接点材料。
  6. 【請求項6】  前記金属層が、Ru,Rh,Pd,R
    e,Os,Ir,Pt,Au,Ag,Al,Cu,Ni
    ,Sn,Ti,Zr,V,Hf,Nb,Ta,Cr,M
    oの群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする請求
    項5の接点材料。
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