JPH04324352A - 湿度センサ - Google Patents

湿度センサ

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Publication number
JPH04324352A
JPH04324352A JP3094227A JP9422791A JPH04324352A JP H04324352 A JPH04324352 A JP H04324352A JP 3094227 A JP3094227 A JP 3094227A JP 9422791 A JP9422791 A JP 9422791A JP H04324352 A JPH04324352 A JP H04324352A
Authority
JP
Japan
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solid electrolyte
conductive solid
alkali metal
metal ion
ion conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP3094227A
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English (en)
Inventor
Yoshio Matsuda
松田 良夫
Susumu Kawakita
川北 進
Hiroshi Kuwajima
桑嶌 宏
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検ガス中の湿度を正
確に測定することができる湿度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】被検ガス中の湿度を測定するための湿度
計としては、従来から、乾球と湿球が示す温度差と気温
との関係から湿度を換算する乾湿計、金属の鏡面におけ
る結露現象を利用する露点計、湿度による毛髪の伸縮を
利用する毛髪湿度計、五酸化リンの吸湿に伴う重量増を
利用する吸収湿度計、塩化リチウムの吸湿や半導体また
はセラミックスの粉末への水分の化学吸着に伴って起こ
る電気伝導度の変化を利用する電気湿度計、または、特
定波長における吸収を利用する赤外線吸収湿度計などが
知られている。
【0003】しかしながら、上に列記した各湿度計は、
いずれも、形状が小型であること、高精度でかつ安定し
た測定値が得られること、および安価に製造できること
など、汎用の湿度センサとして求められる性能の全てを
満たすものになっていない。本発明は、上記した汎用湿
度センサに要求されている条件の全てを満たし、センサ
出力が安定性に富むとともに精度が高く、形状は小型で
、しかも安価に製造することができる新規な湿度センサ
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、アルカリ金属イオン伝導性
固体電解質と、前記アルカリ金属イオン伝導性固体電解
質の一方の端部に接触して形成された検知電極と、前記
アルカリ金属イオン伝導性固体電解質の他方の端部に一
方の端部を接合して配設された酸素イオン(O2−)伝
導性固体電解質と、前記O2−伝導性固体電解質の他方
の端部に接触して形成された基準電極とを含むことを特
徴とする湿度センサが提供され、また、電気絶縁性の支
持基板;および、前記支持基板の上に配設された、アル
カリ金属イオン伝導性固体電解質と、前記アルカリ金属
イオン伝導性固体電解質の一方の端部に接触して形成さ
れた検知電極と、前記アルカリ金属イオン伝導性固体電
解質の他方の端部に一方の端部を接合して配設されたO
2−伝導性固体電解質と、前記O2−伝導性固体電解質
の他方の端部に接触して形成された基準電極とを含む湿
度検知部;を備えていることを特徴とする湿度センサが
提供される。
【0005】
【作用】この湿度センサは、300〜650℃の温度に
加熱された状態で使用される。上記温度で、この湿度セ
ンサを被検ガス中に置くと、検知電極と基準電極の間に
は、被検ガス中の湿度に比例した値の起電力が発生する
。この場合、理由は明らかではないが、アルカリ金属イ
オン伝導性固体電解質に形成されている検知電極が湿度
変化を検知し、酸素イオン伝導性固体電解質に形成され
ている基準電極は湿度変化の影響を受けない。
【0006】この湿度センサの使用温度が300℃より
低いときは、上記したアルカリ金属イオン伝導性固体電
解質やO2−伝導性固体電解質の厚みが1mm程度であ
ると、これら固体電解質のインピーダンスが大きいので
、測定精度が悪くなる。もっとも、これら固体電解質を
薄膜化して厚みを薄くすれば、測定温度をさらに100
℃以上低温にすることもできる。
【0007】湿度センサの使用温度が650℃より高い
ときは、コストアップを招くだけではなく、被検ガス中
の湿度変化に対し、検知電極における電位変化が小さく
なり、この場合も測定精度が低下してしまう。
【0008】
【実施態様】以下、図面に基づいて本発明の各実施態様
につき詳細に説明する。図1は、第1の実施態様の湿度
センサを示す側面図である。この湿度センサの場合は、
円柱形状をしたアルカリ金属イオン伝導性固体電解質1
の一方の端部1aに検知電極2が接触して形成され、ま
た、アルカリ金属イオン伝導性固体電解質1の他方の端
部1bに、同じく円柱形状をしたO2−伝導性固体電解
質3の一方の端部3aを接合して配設し、このO2−伝
導性固体電解質3の他方の端部3bに基準電極4が接触
して形成されている。そして、検知電極2と基準電極4
には、それぞれリード線5a、5bが取付けられている
【0009】この場合、アルカリ金属イオン伝導性固体
電解質1の形状は、断面が多角形の角柱状であってもよ
く、また円板状や角板状であってもよい。このような形
状のアルカリ金属イオン伝導性固体電解質1は、所定の
原料粉末を成形したのち、得られた成形体を焼結し、つ
いでその焼結体をダイヤモンドカッターや旋盤などの加
工機械で上記した形状に切削加工することにより製作す
ることができる。
【0010】アルカリ金属イオン伝導性固体電解質とし
ては、例えば、ナトリウムイオン(Na+ )伝導性固
体電解質、リチウムイオン(Li+ )伝導性固体電解
質、カリウムイオン(K+ )伝導性固体電解質、セシ
ウムイオン(Cs+ )伝導性固体電解質などを用いる
ことができる。これらのうち、Na+ 伝導性固体電解
質としては、例えば、次式:Na1+x Zr2 Si
 P3−x O12(ただし、0≦x≦3)で示される
NASICON;次式:Na2 O・xAl2 O3 
(式中、5≦x≦11)で示されるβ−アルミナ;次式
:Na1+x MxAl11−XO17(式中、Mは、
Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Co2+、
Ni2+、Cu2+の2価陽イオンを表し、0≦x≦2
)で示されるβ”−アルミナ; Na1+x Zr2−
X MxP3 O12(式中、Mは、Fe3+、In3
+、Sc3+、Y3+、Sm3+、Eu3+、Gd3+
、Tb3+、Dy3+、Ho3+、Er3+、Tm3+
、Yb3+、Lu3+の3価陽イオンを表し、0≦x≦
2)で示される化合物;次式:Na1+2xZr2−x
 MxP3 O12(式中、Mは、Mg2+、Ca2+
、Sr2+、Ba2+、Co2+、Ni2+、Cu2+
の2価陽イオンを表し、0≦x≦2)で示される化合物
;次式:NaMSi4 O12(式中、Mは、Fe3+
、In3+、Sc3+、Y3+、Sm3+、Eu3+、
Gd3+、Tb3+、Dy3+、Ho3+、Er3+、
Tm3+、Yb3+、Lu3+の3価陽イオンを表す)
で示され、NMS−NASICONと呼ばれる化合物;
次式:Na3 MSi4 O12(式中、Mは、Fe3
+、In3+、Sc3+、Y3+、Sm3+、Eu3+
、Gd3+、Tb3+、Dy3+、Ho3+、Er3+
、Tm3+、Yb3+、Lu3+の3価陽イオンを表す
)で示される化合物;Na1.7 Al1.7 Si0
.3 O4 ;Na3 ScP3 O12を用いること
ができる。
【0011】また、特開昭57−135714号公報、
特開昭59−213609号公報、欧州特許公開第0 
067 274 号公報などで提案されているNa+ 
伝導性固体電解質や、次式:Na2 O・Al2 O3
 ・xSiO2 (式中、xは2、4、6、8)で示さ
れる化合物も、300〜700℃の比較的低温下におい
ても、Na+ の導電率が高い、すなわち、内部インピ
ーダンスが小さいので、これらも本発明に係るNa+ 
伝導性固体電解質として用いることができる。
【0012】また、次式:(PEO)xNaSCN、(
PPO)xNaSCN、(PEO)xNaI、(PPO
)xNaI、(PEO)xNaCF3 SO3 、(P
PO)xNaCF3 SO3 など(式中、PEOは(
CH2 CH2 O)n、PPOは(CH2 CH(C
H3 )O)nを表し、xは陽イオンあたりの酸素原子
数を表す)で示される高分子錯体も、低温下におけるN
a+の導電率が高いので、本発明に係るNa+ 伝導性
固体電解質として用いることができる。
【0013】Li+ 伝導性固体電解質としては、例え
ば、LiI、LiI−CaI2 、LiI−CaO、L
iAlCl4 、LiAlF4 、LiI−Al2 O
3 、LiF・(H2 O)−Al2 O3 、2Li
Br・(H2 O)−Al2 O3 、Li3 N、L
i3 NI2 、Li3 N−LiI−LiOH、Li
3 N−LiCl、Li6 NBr3 、Li2 Si
O4 、次式:xLi3 PO4 −(1−x)Li4
 SiO4 (式中、0≦x≦1)で示される固溶体、
次式:xLi4 GeO4 −(1−x)Zn2 Ge
O4 (式中、0≦x≦1)で示される固溶体(xが3
/4のときの化合物:Li14Zn(GeO4 )4 
はLISICONと呼ばれる)、次式:xLi4 Si
O4 −(1−x)Li4 ZrO4 (式中、0≦x
1)で示される固溶体、LiAlSiO4 、Li5 
B7 O12.5Cl、Li2 TiO7 、Li2 
Ti2 O5 、0.8(LiTi2 (PO4 )3
 )−0.2Li3 PO4 、Li4 SiO4 −
Li3 BO3、Li2 O−Na2 O−B2 O3
 、次式:Li4−2XMgxSiO4 (式中、0<
x<2)で示される化合物などを用いることができる。
【0014】また、K+ 伝導性固体電解質やCs+ 
伝導性固体電解質としては、Na+ をK+ で置換し
たβ−アルミナやβ”−アルミナ、次式:KxMgX/
2 Ti8−X/2 O16(式中、1.6<x<2)
で示される化合物、次式:K2 O−Fe2 O3 −
ZnOで示される化合物、(PEO)xKSCN、(P
EO)xCsSCN、(PPO)xKSCN、(PPO
)xCsSCN(PEO、PPO、xはいずれも前記と
同じ意味を有する)などを用いることができる。
【0015】ここで、上記したアルカリ金属イオン伝導
性固体電解質は、それぞれのアルカリ金属イオンの濃度
や内部インピーダンスが若干異なっているので、得られ
た各センサの示す起電力や応答速度も異なってくる。し
かしながら、この点に関していえば、たとえば、起電力
については、各センサにつきそれ固有の検量線を予め作
成しておくことによりセンサとしての性能差は解消でき
るし、また応答速度についても、上述した各化合物はい
ずれも高いアルカリ金属イオン伝導性を示すので、実用
上、センサとしての性能に支障をきたすことはない。
【0016】また、O2−伝導性固体電解質3は、所定
の原料粉末を成形したのち、得られた成形体を焼結し、
ついでその焼結体をダイヤモンドカッターや旋盤のよう
な加工機械を用いて上記形状に切削加工することにより
製作することができる。ここで、O2−伝導性固体電解
質としては、次式:(MO2 )1−x (RyOz)
x(式中、MはZr4+、Th4+、Hf4+、Ce4
+の4価陽イオンを表わし、RはMg2+、Ca2+、
Sr2+、Ba2+、Co2+、Ni2+、Cu2+の
2価陽イオンまたはFe3+、In3+、Sc3+、Y
3+、Sm3+、Eu3+、Gd3+、Tb3+、Dy
3+、Ho3+、Er3+、Tm3+、Yb3+、Lu
3+の3価陽イオンを表わし、0.05≦x≦0.3で
、yおよびzは(RyOz)を電気的に中性にする数)
で示される化合物;次式:(Bi2 O3 )1−x 
(RyOz)x(式中、RはMg2+、Ca2+、Sr
2+、Ba2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Pb
2+の2価陽イオン、Fe3+、In3+、Sc3+、
Y3+、Sm3+、Eu3+、Gd3+、Tb3+、D
y3+、Ho3+、Er3+、Tm3+、Yb3+、L
u3+の3価陽イオン、またはW6+を表わし、0.0
5≦x≦0.3で、yおよびzは(RyOz)を電気的
に中性にする数)で示される化合物;を用いることがで
きる。
【0017】このようなアルカリ金属イオン伝導性固体
電解質1の一方の端部1aに形成される検知電極2、O
2−伝導性固体電解質3の他方の端部3bに形成される
基準電極4は、いずれも、多孔質のガス拡散電極である
。 これらの電極は、スパッタリング法や蒸着法などによっ
ても形成することができるが、各電極素材の微粉を含む
スペースをアルカリ金属イオン伝導性固体電解質1の一
方の端部1aとO2−伝導性固体電解質3の他方の端部
3bにそれぞれ塗布したのち、これを所定温度で焼成し
て焼付けるというペースト塗布熱分解法によって形成す
ることが、操作が簡便で、電極形成が確実に行なえると
いうことから好適である。
【0018】検知電極2の形成に用いる素材としては、
白金(Pt)でもよいが、高温下においてもアルカリ金
属や酸素が固溶することがなく、経時変化も起こりにく
いということから、金(Au)であることが好ましい。 基準電極4の形成に用いる素材としては、検知電極の場
合と同じように金であってもよいが、高温下においても
O2−伝導性固体電解質の構成元素や酸素が固溶しない
材料であって、しかも、酸素の解離反応に対して触媒効
果を発揮する材料であるということから、白金(Pt)
が好適な素材である。
【0019】また、基準電極4の素材としては、酸化物
電極材として知られている、例えば、次式:La1−X
 SrX MO3 (式中、MはCo2+、Mn2+、
Fe2+の2価陽イオンを表し、0≦x<1)で示され
る化合物、次式:La1−XSrX M11−yM2 
yO3 (式中、M1 はMn2+、Fe3+、Ca2
+、Mg2+などの陽イオンを表し、M2 はCo2+
、Cr3+、Al3+などの陽イオンを表し、x,yは
、それぞれ、0≦x<1、0≦y<1)で示される化合
物なども用いることができる。
【0020】検知電極2、基準電極4にはそれぞれリー
ド線5a、5bが取付けられ、ここから、湿度の測定時
における起電力信号が取り出される。これらのリード線
5a、5bは検知電極2、基準電極4と同じ素材で構成
されていることが好ましく、たとえば、両電極の形成前
または形成と同時に金ペーストや白金ペーストなどを用
いてこれら電極に固定して取付けることが好ましい。
【0021】図2は別の実施態様を示す平面図である。 この実施態様の湿度センサは、電気絶縁性の支持基板6
の上に、薄板形状をしたアルカリ金属イオン伝導性固体
電解質1と、このアルカリ金属イオン伝導性固体電解質
1の一方の端部1aに接触して形成された検知電極2と
、このアルカリ金属イオン伝導性固体電解質1の他方の
端部1bに一方の端部3aを接合して配設された、薄板
形状をしたO2−伝導性固体電解質3と、このO2−伝
導性固体電解質3の他方の端部3bに接触して形成され
た基準電極4とを含む湿検知部Aが形成されている。
【0022】支持基板6に薄板形状のアルカリ金属イオ
ン伝導性固体電解質1やO2−伝導性固体電解質3を形
成するためには、たとえば、粉末混合法または共沈法、
加水分解法、アルコキシド法等を用いた湿式合成法で合
成した所定組成の原料粉末をボールミルのような粉砕機
で充分に微粉砕し、得られた微粉末をスクリーン印刷法
などにより耐熱性の電気絶縁性の支持基板6の上にパタ
ーニングしたのち、全体を、それぞれの微粉末の焼結温
度にまで加熱して前記微粉末の印刷パターンを支持基板
の上に焼き付けるという塗布焼付け法を適用することが
好ましい。このとき、パターニング時の塗布量を変える
ことにより、各固体電解質を厚膜または薄膜の膜状にも
、円柱もしくは角柱の柱状または半柱状にも、さらには
、板状にも前記支持基板6の上に形成することができる
。 また、各固体電解質の焼結ブロックを予め製造しておき
、これらのブロックから柱状体、板状体を切削加工し、
それぞれをアルミナを主成分とするような無機接着剤で
支持基板6の上に接合することもできる。
【0023】このようなことから、支持基板6は上記各
微粉末の焼結温度に充分耐えられる耐熱性を備えている
ことが必要であり、また、この支持基板6の上に形成さ
れる検知電極2と基準電極4の短絡を防止するために電
気絶縁性であることが必要である。このような特性を満
足する材料としては、たとえば、アルミナ、ジルコニア
、窒化ケイ素、窒化アルミニウムをあげることができる
。また、支持基板は、他の基板の表面を上記した材料で
前述の塗布焼付け法、蒸着法、CVD方法、スパッタリ
ング法、プラズマ溶射法等によってコーティングしてな
る基板であってもよい。
【0024】また、上記した塗布焼付け法の外に、支持
基板6に所定のマスキングを施したのち、ここに蒸着法
、CVD法、スパッタリング法、プラズマ溶射法等によ
り所定組成のアルカリ金属イオン伝導性固体電解質1や
O2−伝導性固体電解質3を形成することもできる。検
知電極2、基準電極4、リード線5a、リード線5bは
、いずれも、第1の実施態様の場合と同じようにして、
それぞれの個所に形成されている。
【0025】図3、図4は、それぞれ、さらに別の実施
態様を示す平面図と側面図である。この実施態様の湿度
センサは、センサそれ自体に発熱体を搭載したタイプの
ものである。本発明のセンサは、前述したように、30
0〜750℃の温度域でそのセンサ機能を発揮するが、
このタイプのように発熱体を搭載したものは温度制御の
精度を高めることができる。
【0026】図3において、図2で示したセンサにおけ
る電気絶縁性の支持基板6の背面に、発熱体7がジグザ
グに形成され、発熱体用リード線7a、7bがこの発熱
体7に取り付けられている。発熱体7は、たとえば白金
の微粉末をテレピン油等に分散させて調製したペースト
をスクリーン印刷等の方法で支持基板6の裏面にパター
ニングしたのち、これを焼付けることによって形成する
ことができる。そのときの素材としては、上記白金の外
に、ロジウム、白金−ロジウム合金、タングステン、ニ
ッケル−クロム合金も使用することができる。また、上
記焼付け法の外に、基板6の裏面をマスキングして、そ
こに蒸着法、CVD法、スパッタリング法、プラズマ溶
射法等を適用して発熱体7を形成することもできる。
【0027】
【実施例】
実施例1 図1で示した湿度センサを次のようにして製造した。す
なわち、まず、純度99.9%のNa3 PO4 の試
薬(無水)とZrSiO4 試薬を、モル比で1:2と
なるように秤量したのち両者を混合した。得られた混合
粉を1147℃で48時間、熱処理して固相反応を起こ
させて均質化したのち、ボールミルで24時間粉砕処理
を行なった。得られた粉末を1ton/cm2 の圧力
で円柱状に金型プレス成形したのち、その成形体を、1
247℃で12時間、熱処理した。直径約2mm、長さ
約4mmの円柱状のNASICON焼結体1が得られた
【0028】つぎに、特級試薬の酸化イットリウム(Y
2O3)粉末と特級試薬の酸化ジルコニウム(ZrO2
)粉末とを、モル比で8:92となるように秤量したの
ち両者を混合した。得られた混合粉を、大気中において
、1000℃で2時間、熱処理して固相反応を起こさせ
て均質化したのち、ボールミルで24時間粉砕処理を行
なった。得られた粉末を1ton/cm2 の圧力でラ
バープレス成形したのち、その成形体を、1750℃で
2時間、熱処理した。 イットリア安定化ジルコニア(以後、YSZという)の
焼結体ブロックが得られた。このYSZブロックをダイ
ヤモンドカッターと旋盤で加工して、直径4mm、厚み
0.5mmのディスク3にした。
【0029】NASICON焼結体1の一方の端面にN
ASICONの粉末を付着させ、ここにYSZのディス
ク3を載せ、全体をセラミックヒータの上で1350℃
に加熱して、YSZのディスク3の一方の端部3aをN
ASICON焼結体1の一方の端面1bに融着して両者
を一体化した。NASICON焼結体1の別の端部1a
の外周に直径0.2mmの金線5aを巻きつけ、さらに
金線の巻きつけ個所に金ペーストを塗布し、また、YS
Zのディスク3の他方の端部3bの端面に直径0.2m
mの金線を添着し、この上に金ペーストを塗布した。つ
いで、全体を700℃で1時間焼成して検知電極2と基
準電極4を形成した。
【0030】得られたセンサを図5に示した起電力測定
系にセットした。すなわち、電気炉8内に置かれた石英
管9の中にセンサ10をセットし、このセンサのリード
線10a,10bをそれぞれ信号処理回路11に接続し
た。起電力信号は信号処理回路11に接続する表示回路
12に表示されるようになっている。石英管9は、水1
3をいれたフラスコ14と流量計15を介して接続され
ている。フラスコ14には湿度計16が挿入され、標準
炭酸ガスのボンベ17が接続されている。
【0031】この測定系において、センサ10の作動温
度を525℃に保持し、ボンベ17から、相対湿度が0
%のときの炭酸ガス濃度が400ppmである標準ガス
を、150ml/minのガス流量で流しつづけた。そ
して、ヒータ18を作動してフラスコ14内の水13の
温度を調節し、標準ガス中の相対湿度を湿度計16で測
定した。標準ガス中の相対湿度を0%から100%まで
変化させたときのセンサ起電力を測定した。その結果を
表1に示した。さらに、一旦、起電力測定を停止し、1
ヶ月後に同じようにして起電力測定を行なった。その結
果を表1に示した。
【0032】
【表1】 実施例2 アルカリ金属イオン固体電解質が、実施例1におけるN
ASICONに代えて、以下の方法で製造したLi+ 
伝導性固体電解質であったことを除いては、実施例1と
同様にしてセンサを製造した。
【0033】試薬特級の、炭酸リチウム、二酸化シリコ
ン、五酸化バナジウを固溶体組成(モル比)で0.4L
i4 SiO4 −0.6Li3 VO4 となるよう
にそれぞれ秤量し、これらをn−ヘキサンに混合・分散
し、乾燥したのち、600℃で5時間の熱処理を行なっ
て炭酸ガスを追い出し、さらに700℃で4時間の熱処
理を行なって固相反応を起こさせて均質化したのち、ボ
ールミルで24時間の粉砕処理を行なった。得られた粉
末を1ton/cm2 の圧力でラバープレス成形し、
その成形体に1000℃で1時間の熱処理を行なって焼
結体ブロックを製造した。
【0034】このセンサについても、実施例1と同じよ
うにして起電力測定を行なった。その結果を表2に示し
た。
【0035】
【表2】 実施例3 図3と図4に示した湿度センサを次のようにして製造し
た。すなわち、まず、純度99.9%のアルミナ基板6
の上に、実施例1の方法で製造したYSZの微粉末をス
クリーン印刷法でパターニングしたのち、全体を160
0℃の温度で2時間焼成して、長さ4mm、幅2mm、
厚み0.5mmのYSZの膜を形成した。
【0036】つぎに、実施例1の方法で製造したNAS
ICONの微粉末を、アルミナ基板6の上に、YSZの
膜と接触するようにしてスクリーン印刷法でパターニン
グしたのち、全体を1247℃の温度で12時間焼成し
て、アルミナ基板6の上に、長さ4mm、幅2mm、厚
み0.5mmのNASICONの膜を形成した。また、
アルミナ基板6の裏面に白金ペーストをスクリーン印刷
法でパターニングし、ついで、全体に1000℃で1時
間の熱処理を施して発熱体7を形成した。このとき、発
熱体7のリード線である白金線7a、7bも上記白金ペ
ーストと一緒に焼き付けた。その後、NASICONの
膜の一方の端部とYSZの膜の別の端部に、直径0.2
mmの金線を添着し、さらにその上から金ペーストを塗
布したのち、乾燥後、全体を700℃で1時間焼成して
、それぞれ、検知電極と基準電極を形成した。
【0037】このセンサを図5の起電力測定系にセット
し、電気炉10は作動させず、センサが搭載する発熱体
を作動して温度制御して、起電力の測定を行なった。そ
の結果を表3に示した。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
センサは、被検ガス中の湿度を測定することができる。 得られる測定値は高精度であり、また安定した値になっ
ている。また、形状は小型であり、製造も簡単であるた
め、汎用の湿度センサとしての価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様を示す側面図である。
【図2】本発明の第2の実施態様を示す平面図である。
【図3】本発明の第3の実施態様を示す平面図である。
【図4】本発明の第3の実施態様を示す側面図である。
【図5】湿度センサの起電力測定系を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】 1  アルカリ金属イオン伝導性固体電解質1a  ア
ルカリ金属イオン伝導性固体電解質1の一方の端部 1b  アルカリ金属イオン伝導性固体電解質1の他方
の端部 2  検知電極 3  酸素イオン伝導性固体電解質 3a  酸素イオン伝導性固体電解質3の一方の端部3
b  酸素イオン伝導性固体電解質3の他方の端部4 
 基準電極 5a、5b  リード線 6  支持基板 7  発熱体 7a、7b  発熱体7のリード線 8  電気炉 9  石英管 10  湿度センサ 10a、10b  リード線 11  信号処理回路 12  表示回路 13  水 14  フラスコ 15  流量計 16  湿度計 17  標準ガスボンベ 18  ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルカリ金属イオン伝導性固体電解質
    と、前記アルカリ金属イオン伝導性固体電解質の一方の
    端部に接触して形成された検知電極と、前記アルカリ金
    属イオン伝導性固体電解質の他方の端部に一方の端部を
    接合して配設された酸素イオン伝導性固体電解質と、前
    記酸素イオン伝導性固体電解質の他方の端部に接触して
    形成された基準電極とを含むことを特徴とする湿度セン
    サ。
  2. 【請求項2】  電気絶縁性の支持基板;および、前記
    支持基板の上に配設された、アルカリ金属イオン伝導性
    固体電解質と、前記アルカリ金属イオン伝導性固体電解
    質の一方の端部に接触して形成された検知電極と、前記
    アルカリ金属イオン伝導性固体電解質の他方の端部に一
    方の端部を接合して配設された酸素イオン伝導性固体電
    解質と、前記酸素イオン伝導性固体電解質の他方の端部
    に接触して形成された基準電極とを含む湿度検知部;を
    備えていることを特徴とする湿度センサ。
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