JPH04325054A - 乳化油脂組成物 - Google Patents
乳化油脂組成物Info
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- JPH04325054A JPH04325054A JP3004477A JP447791A JPH04325054A JP H04325054 A JPH04325054 A JP H04325054A JP 3004477 A JP3004477 A JP 3004477A JP 447791 A JP447791 A JP 447791A JP H04325054 A JPH04325054 A JP H04325054A
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- fat
- oils
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
型乳化油脂組成物に関し、更に詳しくは最外油相中に特
定の範囲の固体脂含量(SFC) の値を示す分別脂を
含有させることにより、口どけと保型性を著しく改善さ
せたことを特徴とする乳化油脂組成物に関するものであ
る。
洋菓子・パン用のトッピング・フィリング・練り込みを
目的として、乳化油脂組成物の消費量が増加している。
乳化油脂組成物は、外相が水相であるために口どけが良
好でサッパリとした水性感を伴う独特の食感とコク味が
後から発現する独特の風味を保持し、可塑性が油脂の硬
さに影響されず、べとつかず展延性が良好である点が特
徴として知られており、洋菓子・バン用のホイップクリ
ーム(生クリーム)、逆相マーガリン等に用いられてい
る。
相が水相であるため、微生物が繁殖しやすく、又起泡物
については形状変化が著しく速く、日持ちがしない等の
欠点を有している。
相が油脂であるため、微生物が繁殖しにくく、起泡物に
ついては保型性に優れ、日持ちがするといった点が特徴
として知られており、クリーム用、スプレッド用、調理
用、製果・製パン用等に広く用いられている。
相が油脂であるため、油性感がひどく、口どけが悪いと
言った欠点を有しており、この点を改良しようとすると
、外相の油脂を柔らかいものにせねばならず、日持ちと
保型性との両立が図れないといった欠点を有している。
油脂組成物の欠点を改良し、O/W型あるいはW/O型
乳化油脂組成物の特徴を同時に発現させることを目的と
して、油中水中油型(以下O/W/O型と略す)乳化油
脂組成物が種々検討されており、例えばO/W型乳化油
脂組成物特有のコク味の賦与とW/O型乳化油脂組成物
の特徴である耐菌性の向上の両立などが図られており、
クリーム用を中心として広く用いられるようになってき
た。
化油脂組成物も最外相が油相であるために油性感が認め
られ、更に口どけに不満を残すといった欠点を有してお
り、いまだO/W型乳化油脂組成物の口どけのレベルに
達していないのが現状であり、不十分な点である。
型乳化油脂組成物あるいはO/W/O型乳化油脂組成物
の問題点、即ち最外相が油相であるために油性感が認め
られ、口どけに不満が残り、さらにこの点を改良するた
めには最外相の油脂を柔らかいものにせねばならず、日
持ち・保型性の両立が図れないといった点を解決し、O
/W型乳化油脂組成物により近い口どけ性を与えること
を目的としている。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、W/O型又は
O/W/O型乳化油脂組成物の最外油相中に、特定の範
囲の固体脂含量(SFC)の値を有する食用精製加工油
脂、即ち、SFC の値が10℃で50以上、20℃で
35〜55、35℃以上で10以下である食用精製加工
油脂を最外油脂の全油脂量に対し0.5 〜50重量%
含有せしめることによって、口どけの著しく改善された
W/O型又はO/W/O型乳化油脂組成物が得られると
の知見に到り、本発明を完成したものである。
源としては食用油脂であればいずれでも良い。かかる食
用精製加工油脂としては食用油脂の単独あるいは2種以
上の混合物を使用し、これを分別してSFC の値が1
0℃で50以上、20℃で35〜55、35℃で10以
下となるように調製した分別脂を用いるのが好ましい。
菜種油、大豆油、コーン油、綿実油、サフラワー油、オ
リーブ油、ヤシ油、パーム核油等の植物油脂、さらには
乳脂、ラード、牛脂、魚油等の動物油脂、あるいはそれ
らの硬化油、エステル交換油の単独または2種以上の混
合油脂等が挙げられるが、口どけ性や保型性、さらに風
味の点から、パーム油、菜種油、大豆油、コーン油、綿
実油、サフラワー油、オリーブ油等の非ラウリン酸系油
脂が特に好ましい。
まま一定温度で冷却し、析出した固体脂を濾別する乾式
法、原料油脂に界面活性剤の希薄溶液を加え固体脂の表
面を界面活性剤溶液で十分に湿潤して水に分散した後、
遠心分離して重液部から固体脂を回収する湿式法、及び
原料油脂をヘキサン、アセトン等の溶剤に溶かして固液
分離を行う溶剤分別法等、いずれも用いることができる
。
保型性を発現させ、適当な可塑性を持たせるためにある
特定の範囲のSFC の値を有することが必要となる。 各温度でのSFC の値が下限未満であると十分な保型
性が得られず、また上限を超えると乳化油脂組成物とし
て十分な可塑性が得られないばかりか、口どけに対して
著しく悪い結果を与える。
の場合には口どけ性に対して十分な効果が得られず、5
0%を超える場合には乳化油脂組成物として十分な可塑
性が得られない。
示す分別脂単独でも、著しい口どけと保型性の改善を示
すが、高い起泡性や起泡後の安定性、凍結・解凍耐性を
より良好にするためにジグリセライドの併用が好ましい
。
油脂、例えば菜種油、大豆油、コーン油、綿実油、サフ
ラワー油、オリーブ油、パーム油等の植物油脂、さらに
は乳脂、ラード、牛脂、魚油等の動物油脂、あるいはそ
れらの硬化油、分別油、エステル交換油の単独または2
種以上の混合油脂とグリセリンの混合物をアルカリ金属
あるいは/及びアルカリ土類金属の水酸化物、あるいは
種々の起源のリパーゼの存在下でエステル交換反応を行
うか、または上記油脂起源の脂肪酸組成物とグリセリン
の混合物を上記触媒あるいは酵素の存在下でエステル化
反応を起こすことにより得られる。
が20℃未満であることが好ましく、更に好ましくは−
20〜15℃、就中、−5〜15℃が好ましい。ジグリ
セライドの含有量は、全油脂量を基準として5〜95重
量%であることが好ましい。更に好ましくは10〜95
重量%、より好ましくは15〜95重量%である。
酸としては、炭素数16〜22の不飽和脂肪酸が好まし
く、その含有量としては、ジグリセライドの全脂肪酸残
基を基準として70重量%以上であることが好ましい。
たモノグリセライドは、水との相互作用によりゲル状構
造を呈したり、また不必要な乳化効果を発現するため多
量の存在は好ましくない。このような過剰のモノグリセ
ライドは分子蒸留法あるいはクロマトグラフィー法等に
よって除去する。
は、油中水型あるいは油中水中油型のいずれも可能であ
り、目的に応じてそれぞれの乳化形態を選ぶことができ
る。油相のベースとして用いられる食用油脂としては、
天然起源であればいずれでも良く、例えばパーム油、菜
種油、大豆油、コーン油、綿実油、サフラワー油、オリ
ーブ油、ヤシ油、パーム核油等の植物油脂、さらには、
乳脂、ラード、牛脂、魚油等の動物油脂、あるいはそれ
らの硬化油、エステル交換油の単独または2種以上の混
合油脂等が挙げられる。
、油相あるいは水相の副成分として種々の蛋白類、糖類
、塩類、乳化剤、着香料等を用いることができる。
来のものをそのまま含有させることもできる。
、油相と水相との混合比率は油相50〜99重量部、水
相1〜50重量部の間で自由に選択することが可能であ
り、目的に応じて比率を変化させることができる。水相
の割合が上限を超える場合は、ガム剤、増粘剤等を添加
する必要が生じ、これらは口どけに悪い影響を与え、好
ましくない。
水中油型乳化物に関して、最外油相中へその全油脂量に
対して、10℃における固体脂含量(SFC) が50
以上、20℃におけるSFC が35〜55、及び35
℃におけるSFC が10以下に調製した分別脂を0.
5 〜50重量%含有させることにより、油性感がなく
、しかも口どけの極めて良好な乳化油脂組成物が得られ
る。さらに、全油脂量に対してジグリセライドを5〜9
5重量%含有させることにより、従来のものより安定で
高い起泡性を発現し、しかも起泡後の安定性もより優れ
、また凍結・解凍処理によっても、品質の変化がほとん
どない乳化油脂組成物を得ることができる。
口どけとの両立が可能になるので、クリーム類、スプレ
ッド類、製菓・製パン用クリーム類に広く用いることが
可能となる。
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
しない限り重量基準である。
と略す)が10℃で50.8、20℃で23.9、35
℃で2.7 〕100 部にソディウムメチラート0.
2 部を混合し、常法に従いエステル交換反応を行い、
これに4倍量のヘキサンを添加し、8℃で高融点部を除
去し、−15℃で低融点部を除去して分別脂を得た。こ
の分別脂のSFC は、表1に示す値であった。
0℃、及び35℃で0)100 部にニッケル触媒0.
1 部とメチオニン0.02部を混合し、ヨウ素価が5
0減ずるまで硬化後、10℃にて高融点部を除去して分
別脂を得た。この分別脂のSFC は表1に示す値であ
った。
9.8、20℃で4.7 、35℃で0.2 )を同様
にしてヨウ素価が15減ずるまで硬化後、12℃にて高
融点部を除去して分別脂を得た。この分別脂のSFC
は、表1に示す値であった。
分別脂(1)の比較例とし、固型脂(1)と呼ぶことと
し、この固型脂のSFC を表1に示す。
脂(2)の比較例とし、固型脂(2)と呼ぶこととし、
この固形脂のSFC を表1に示す。
品を分別脂(3)の比較例とし、固型脂(3)と呼ぶこ
ととし、この固型脂のSFC を表1に示す。
イド(1) 菜種白絞油75部とグリセリン25部を混合し、水酸化
カルシウム0.1 部を加えてエステル交換反応を行っ
た後、分子蒸留法にてモノグリセライドをできるだけ除
去し、ジグリセライドを得た。このジグリセライド(菜
種DG(1) とする)のグリセリド組成と上昇融点を
表2に示す。
ジグリセライドの比較例とし、このトリグリセライド(
菜種TG(1) とする)のグリセリド組成を表2に示
す。
分別脂(1)を加熱溶融しレシチン、ショ糖脂肪酸エス
テルを加え油相を調製した。また、水にカゼインナトリ
ウムを分散させ水相を調製した。それぞれを60℃で混
合後、急冷乳化して油中水型乳化物を調製した。
型乳化物を調製した。 原料配合 比較例1 実施例1の方法と同様にして、下記の配合に従い油中水
型乳化物を調製した。 原料配合 実施例3 下記の配合に従い、乳脂を加熱溶融しレシチン、ショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルを加え、最
内油相を調製し、一方、水にカゼインナトリウムを分散
させて水相を調製し、それぞれを60℃で混合後、予備
乳化して水中油型エマルジョンを調製した。硬化菜種油
、菜種TG(1) 、分別脂(2) を加熱溶融後、レ
シチン、ショ糖脂肪酸エステルを加え、最外油相を調製
し、これに上記水中油型エマルジョンを混合後、急冷乳
化して油中水中油型乳化油脂組成物を得た。
中油型乳化物を調製した。
中油型乳化油脂組成物について、口どけ性、保型性、起
泡性及び凍結・解凍耐性を以下の方法に従って評価を行
い、それらの結果を表3に示す。
リーム比容1.5cm3/gにホイップしクリームを調
製して、専門パネラー20名による5ポイント評価を行
い、集計点で評価した。
○・・・80〜90ポイント(良好) △・・・60〜80ポイント(若干悪い)×・・・60
ポイント未満(悪い) ■保型性 乳化油脂組成物とショ糖シロップを1:1で混合し、ク
リーム比容1.5cm3/gにホイップし造花した後、
各温度でクリームの型くずれの程度を肉眼観察し評価を
行った。
・・・エッジが丸くなっている ×・・・型がくずれる ■起泡性 乳化油脂組成物を室温中でホバートミキサー(HOBA
RT社製C−100 型)を用いてホイップし、クリー
ムの比容が2.0cm3/gとなるのに要する時間を示
した。
ペし−27℃のフリーザーにて凍結・解凍を繰り返しひ
び割れの発生するサイクル回数を示した。
脂組成物及び油中水中油型乳化油脂組成物は、著しく口
どけ性が改善されているにもかかわらず保型性も良好で
あり、さらにジグリセライドの併用により起泡性も良好
になり、起泡後のクリームについても凍結・解凍処理に
対し安定となることが判る。
10、20%となるように固型脂(3)と置換して添加
し、硬化魚油、菜種DG(1) とともに加熱溶融し、
レシチン、ショ糖脂肪酸エステルを加えて油相を調製し
た。また、水にカゼインナトリウムを分散させ水相を調
製した。それぞれを60℃で混合後、急冷乳化して油中
水型乳化油脂組成物を調製した。
ついてショ糖シロップを1:1で混合し、クリーム比容
1.5cm3/gにホイップしクリームを調製し、口ど
けに要する時間を実測した。その結果を図1に示す。
とにより、口どけに要する時間は飛躍的に減少する。こ
の例から明らかなように本発明の乳化油脂組成物は、極
めて良好な口どけ性を示す。
量の、口どけに要する時間に及ぼす影響を示すグラフで
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 最外油相中へ、固体脂含量(SFC)
の値が10℃で50以上、20℃で35〜55、35
℃で10以下である食用精製加工油脂を、最外油相中の
全油脂量に対し0.5 〜50重量%含有せしめてなる
ことを特徴とする油中水型又は油中水中油型乳化油脂組
成物。 - 【請求項2】 食用精製加工油脂が分別脂である請求
項1記載の乳化油脂組成物。 - 【請求項3】 更に1種あるいは2種以上のジグリセ
ライドを最外油相中に5〜95重量%含有せしめてなる
ことを特徴とする請求項1記載の乳化油脂組成物。 - 【請求項4】 分別脂が非ラウリン酸系油脂起源の分
別脂である請求項2又は3記載の乳化油脂組成物。 - 【請求項5】 ジグリセライドが上昇融点について2
0℃未満のジグリセライドである請求項3記載の乳化油
脂組成物。 - 【請求項6】 ジグリセライドがジグリセライド中の
炭素数が16〜22である不飽和脂肪酸残基の割合が、
その全脂肪酸残基を基準としして70重量%以上のジグ
リセライドである請求項3記載の乳化油脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3004477A JP3029467B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 乳化油脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3004477A JP3029467B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 乳化油脂組成物 |
Publications (2)
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|---|---|
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| JP3029467B2 JP3029467B2 (ja) | 2000-04-04 |
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ID=11585193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3004477A Expired - Lifetime JP3029467B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 乳化油脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029467B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009207444A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Fuji Oil Co Ltd | 層状小麦粉膨化食品用可塑性油中水型乳化物 |
| WO2014038670A1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | 株式会社カネカ | 起泡性水中油型乳化油脂組成物 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP3004477A patent/JP3029467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009207444A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Fuji Oil Co Ltd | 層状小麦粉膨化食品用可塑性油中水型乳化物 |
| WO2014038670A1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | 株式会社カネカ | 起泡性水中油型乳化油脂組成物 |
| JP5510621B1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-06-04 | 株式会社カネカ | 起泡性水中油型乳化油脂組成物 |
| CN104619185A (zh) * | 2012-09-07 | 2015-05-13 | 株式会社钟化 | 起泡性水包油型乳化油脂组合物 |
| EP2893814A4 (en) * | 2012-09-07 | 2016-06-01 | Kaneka Corp | OIL OR EMULSION FAT COMPOSITION OIL IN FOAMABLE WATER |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3029467B2 (ja) | 2000-04-04 |
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