JPH04327922A - 樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
樹脂成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPH04327922A JPH04327922A JP9777891A JP9777891A JPH04327922A JP H04327922 A JPH04327922 A JP H04327922A JP 9777891 A JP9777891 A JP 9777891A JP 9777891 A JP9777891 A JP 9777891A JP H04327922 A JPH04327922 A JP H04327922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cavity
- resin
- shape
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車部品とし
てのバックパネル等の樹脂成形品を、いわゆる射出圧縮
成形法によって成形する樹脂成形品の製造方法に関する
ものである。
てのバックパネル等の樹脂成形品を、いわゆる射出圧縮
成形法によって成形する樹脂成形品の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク、レーザディ
スク等のディスクは、次のような射出圧縮成形法によっ
て成形されている。即ち、図6に示すように、図中上側
の固定型21の凹部21aと下側の可動型22の凸部2
2aとによって成形品形状をなすキャビティ23が設け
られている。この可動型22の凸部22aの外周面と固
定型21の凹部21aの内周面とが摺動面となっている
。また、前記キャビティ23にはゲート24が開口され
ている。
スク等のディスクは、次のような射出圧縮成形法によっ
て成形されている。即ち、図6に示すように、図中上側
の固定型21の凹部21aと下側の可動型22の凸部2
2aとによって成形品形状をなすキャビティ23が設け
られている。この可動型22の凸部22aの外周面と固
定型21の凹部21aの内周面とが摺動面となっている
。また、前記キャビティ23にはゲート24が開口され
ている。
【0003】そして、図7に示すように、可動型22を
固定型21から所定量離間した状態で、ゲート24から
ポリメチルメタクリレート等の樹脂材料25をキャビテ
ィ23内へ射出する。次に、図8に示すように、可動型
22を固定型21側へ移動させて型締めし、キャビティ
23内の樹脂材料25を圧縮する。このようにして、成
形歪みの少ないディスクが成形される。
固定型21から所定量離間した状態で、ゲート24から
ポリメチルメタクリレート等の樹脂材料25をキャビテ
ィ23内へ射出する。次に、図8に示すように、可動型
22を固定型21側へ移動させて型締めし、キャビティ
23内の樹脂材料25を圧縮する。このようにして、成
形歪みの少ないディスクが成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記バックパ
ネルについても、成形歪みをなくすため、上記ディスク
と同様に射出圧縮成形法によって成形することが考えら
れる。即ち、図9に示すように、固定型21の凹部21
aと可動型22の凸部22aとから成形品形状のキャビ
ティ23が形成されている。同キャビティ23には溶融
樹脂を射出するゲート24が開口されている。
ネルについても、成形歪みをなくすため、上記ディスク
と同様に射出圧縮成形法によって成形することが考えら
れる。即ち、図9に示すように、固定型21の凹部21
aと可動型22の凸部22aとから成形品形状のキャビ
ティ23が形成されている。同キャビティ23には溶融
樹脂を射出するゲート24が開口されている。
【0005】そして、図10に示すように、ゲート24
からキャビティ23内に溶融した樹脂材料25を射出し
、この樹脂材料25がキャビティ23内を満たすと、射
出圧によって可動型22が固定型21に対してわずかに
離間する(図中可動型22が下動)。次に、可動型22
を上動させてキャビティ23内の樹脂材料25を圧縮す
る。このようにして、バックパネルが成形される。
からキャビティ23内に溶融した樹脂材料25を射出し
、この樹脂材料25がキャビティ23内を満たすと、射
出圧によって可動型22が固定型21に対してわずかに
離間する(図中可動型22が下動)。次に、可動型22
を上動させてキャビティ23内の樹脂材料25を圧縮す
る。このようにして、バックパネルが成形される。
【0006】ところが、前記ディスクを成形する射出圧
縮成形法の場合、ディスクが円盤状の単純形状を有して
いるため金型構造を容易に成形できるものの、成形品が
前記バックパネル等の複雑なものになると、可動型22
の凸部22aの外周面と固定型21の凹部21aの内周
面との摺動面にわずかの隙間をとって金型を精度良く成
形加工することが困難であり、そのため隙間が大きくな
ってバリが発生しやすいという問題点がある。
縮成形法の場合、ディスクが円盤状の単純形状を有して
いるため金型構造を容易に成形できるものの、成形品が
前記バックパネル等の複雑なものになると、可動型22
の凸部22aの外周面と固定型21の凹部21aの内周
面との摺動面にわずかの隙間をとって金型を精度良く成
形加工することが困難であり、そのため隙間が大きくな
ってバリが発生しやすいという問題点がある。
【0007】また、前記摺動面は傾斜面となっているの
で、樹脂の射出圧によって可動型22が固定型21に対
してわずかに離間したとき、図11に示すように、可動
型22の端部と固定型21との間にはわずかの隙間Sが
発生する。そのため、樹脂材料25がこの隙間Sに入り
込み、可動型22によって圧縮された後にこの部分がバ
リとなって残るという問題点がある。しかも、樹脂の射
出圧による型開き量が大きくなると、可動型22と固定
型21との間の隙間Sが一層大きくなり、そのため両型
21,22の型開き量が制限されてしまうという問題点
があった。
で、樹脂の射出圧によって可動型22が固定型21に対
してわずかに離間したとき、図11に示すように、可動
型22の端部と固定型21との間にはわずかの隙間Sが
発生する。そのため、樹脂材料25がこの隙間Sに入り
込み、可動型22によって圧縮された後にこの部分がバ
リとなって残るという問題点がある。しかも、樹脂の射
出圧による型開き量が大きくなると、可動型22と固定
型21との間の隙間Sが一層大きくなり、そのため両型
21,22の型開き量が制限されてしまうという問題点
があった。
【0008】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、金型の精密な加工を要
することなく、金型の型開き量を大きくすることができ
るとともに、バリの発生のない樹脂成形品が容易に得ら
れる樹脂成形品の製造方法を提供することにある。
れたものであって、その目的は、金型の精密な加工を要
することなく、金型の型開き量を大きくすることができ
るとともに、バリの発生のない樹脂成形品が容易に得ら
れる樹脂成形品の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では樹脂成形品形状のキャビティを有し、同
キャビティ内に溶融した樹脂を射出するゲートを有する
一対の金型本体と、前記キャビティの外周部に設けられ
、型開き時に一方の金型本体に一定距離をおいて追従し
型開き面をシールする形状保持ブロックとを有する金型
を用い、予め前記金型を形状保持ブロックが型開き面を
シールする状態に維持して型開きさせ、前記キャビティ
に溶融した樹脂を前記ゲートより射出するか、又は前記
金型のキャビティ内に溶融した樹脂を前記ゲートより射
出して形状保持ブロックが型開き面をシールする状態に
維持して型開きさせながら射出する工程と、前記金型を
型締めしキャビティ内の樹脂を圧縮する圧縮工程を有す
ることを特徴とする樹脂成形品の製造方法をその要旨と
している。
に、本発明では樹脂成形品形状のキャビティを有し、同
キャビティ内に溶融した樹脂を射出するゲートを有する
一対の金型本体と、前記キャビティの外周部に設けられ
、型開き時に一方の金型本体に一定距離をおいて追従し
型開き面をシールする形状保持ブロックとを有する金型
を用い、予め前記金型を形状保持ブロックが型開き面を
シールする状態に維持して型開きさせ、前記キャビティ
に溶融した樹脂を前記ゲートより射出するか、又は前記
金型のキャビティ内に溶融した樹脂を前記ゲートより射
出して形状保持ブロックが型開き面をシールする状態に
維持して型開きさせながら射出する工程と、前記金型を
型締めしキャビティ内の樹脂を圧縮する圧縮工程を有す
ることを特徴とする樹脂成形品の製造方法をその要旨と
している。
【0010】
【作用】まず、前記金型を形状保持ブロックが型開き面
をシールする状態に維持して型開きさせ、前記キャビテ
ィに溶融した樹脂を前記ゲートより射出するか、又は前
記金型のキャビティ内に溶融した樹脂を前記ゲートより
射出して形状保持ブロックが型開き面をシールする状態
に維持して型開きさせながら射出操作を行う。次に、前
記金型を型締めしてキャビティ内の樹脂を圧縮すること
により、バリの発生がなく、成形歪みの少ない樹脂成形
品が製造される。
をシールする状態に維持して型開きさせ、前記キャビテ
ィに溶融した樹脂を前記ゲートより射出するか、又は前
記金型のキャビティ内に溶融した樹脂を前記ゲートより
射出して形状保持ブロックが型開き面をシールする状態
に維持して型開きさせながら射出操作を行う。次に、前
記金型を型締めしてキャビティ内の樹脂を圧縮すること
により、バリの発生がなく、成形歪みの少ない樹脂成形
品が製造される。
【0011】
【実施例】以下に本発明を具体化した実施例について図
1〜5に従って説明する。図5に示すように、樹脂成形
品としての透明なバックパネル1は、自動車後部のリヤ
ストップランプ間に配設されるものであり、板状体の両
端部が同じ方向へ斜状に折曲げ形成された形状をなして
いる。このバックパネル1は透明なポリメチルメタクリ
レート(以下PMMAという)により形成されている。
1〜5に従って説明する。図5に示すように、樹脂成形
品としての透明なバックパネル1は、自動車後部のリヤ
ストップランプ間に配設されるものであり、板状体の両
端部が同じ方向へ斜状に折曲げ形成された形状をなして
いる。このバックパネル1は透明なポリメチルメタクリ
レート(以下PMMAという)により形成されている。
【0012】次に、このバックパネル1を成形するため
の射出圧縮成形用金型について説明する。図1は金型の
断面図であり、図2は可動型を示す平面図である。図1
に示すように、図中上側には凹状に形成された金型本体
としての固定型2が配設され、下側には凸状に形成され
た金型本体としての可動型3が配設されている。なお、
図2に示すように、可動型3は4つの分割型3a〜3d
が締付け固定されることによって構成されている。
の射出圧縮成形用金型について説明する。図1は金型の
断面図であり、図2は可動型を示す平面図である。図1
に示すように、図中上側には凹状に形成された金型本体
としての固定型2が配設され、下側には凸状に形成され
た金型本体としての可動型3が配設されている。なお、
図2に示すように、可動型3は4つの分割型3a〜3d
が締付け固定されることによって構成されている。
【0013】前記固定型2と可動型3とによってバック
パネル1の形状をなすキャビティ4が形成されている。 同キャビティ4の外周部における可動型3には、凹状の
環状溝5が形成され、同環状溝5内には断面矩形状の形
状保持ブロック6が環状に配設されている。この形状保
持ブロック6は、可動型3が固定型2から離間したとき
その上部内周面Aが一定のキャビティ面を形成できるよ
うになっている。
パネル1の形状をなすキャビティ4が形成されている。 同キャビティ4の外周部における可動型3には、凹状の
環状溝5が形成され、同環状溝5内には断面矩形状の形
状保持ブロック6が環状に配設されている。この形状保
持ブロック6は、可動型3が固定型2から離間したとき
その上部内周面Aが一定のキャビティ面を形成できるよ
うになっている。
【0014】同形状保持ブロック6の上端部には複数の
係止孔7が所定間隔をおいて(図2参照)穿設され、同
係止孔7の底部には形状保持ブロック6の下面まで貫通
する挿通孔8が透設されている。これら係止孔7及び挿
通孔8には位置制御ピン9が遊嵌されている。同位置制
御ピン9は、その下部にねじが螺刻され、可動型3の雌
ねじ孔10に螺合固定されて可動型3の下動に伴って移
動するようになっている。この位置制御ピン9の可動型
3に対する配設位置は、前記形状保持ブロック6の内周
面が前記固定型2のキャビティ4を構成する面と連続す
るように設定されている。
係止孔7が所定間隔をおいて(図2参照)穿設され、同
係止孔7の底部には形状保持ブロック6の下面まで貫通
する挿通孔8が透設されている。これら係止孔7及び挿
通孔8には位置制御ピン9が遊嵌されている。同位置制
御ピン9は、その下部にねじが螺刻され、可動型3の雌
ねじ孔10に螺合固定されて可動型3の下動に伴って移
動するようになっている。この位置制御ピン9の可動型
3に対する配設位置は、前記形状保持ブロック6の内周
面が前記固定型2のキャビティ4を構成する面と連続す
るように設定されている。
【0015】前記形状保持ブロック6の下面と前記環状
溝5の底面との間には、複数のスプリング11が一定間
隔をおいて(図2参照)配設され、形状保持ブロック6
を上方へ付勢している。従って、前記位置制御ピン9の
頭部9aは、前記係止孔7内を可動型3の上下動に伴っ
て、係止孔7の深さに相当する分だけ上下動可能となっ
ている。そして、前記形状保持ブロック6は可動型3の
下動に伴って相対的に上動するようになっている。前記
頭部9aは図1に示すように、その下面と環状溝5の底
面との距離に相当する移動制御量Dの範囲内で移動可能
である。この移動制御量Dは、通常0.5 〜1mm程
度である。なお、前記キャビティ4には溶融樹脂を射出
するためのゲート12が開口されている。
溝5の底面との間には、複数のスプリング11が一定間
隔をおいて(図2参照)配設され、形状保持ブロック6
を上方へ付勢している。従って、前記位置制御ピン9の
頭部9aは、前記係止孔7内を可動型3の上下動に伴っ
て、係止孔7の深さに相当する分だけ上下動可能となっ
ている。そして、前記形状保持ブロック6は可動型3の
下動に伴って相対的に上動するようになっている。前記
頭部9aは図1に示すように、その下面と環状溝5の底
面との距離に相当する移動制御量Dの範囲内で移動可能
である。この移動制御量Dは、通常0.5 〜1mm程
度である。なお、前記キャビティ4には溶融樹脂を射出
するためのゲート12が開口されている。
【0016】さて、射出圧縮成形法によるバックパネル
の製造方法について説明する。なお、射出圧縮成形法の
うち、樹脂の射出圧によって可動型を固定型から開かせ
る方法をマイクロモールド法といい、この実施例ではマ
イクロモールド法による成形法に従っている。図1に示
すように、可動型3を固定型2に対して当接させると、
バックパネル1の形状のキャビティ4が形成される。こ
のとき、位置制御ピン9の頭部9aは、係止孔7内の上
端部即ち固定型2の下面に接した位置にある。また、形
状保持ブロック6の上面は固定型2の下面に密着してい
る。即ち、形状保持ブロック6と固定型2との型開き面
P2 は閉じた状態にある。この状態において、図3に
示すように、ゲート12から溶融した樹脂材料としての
PMMA13を射出する。このPMMA13の射出圧は
400〜500kg/cm2である。すると、PMMA
13はキャビティ4内を端部へ向かって流動する。さら
に、PMMA13の射出を続けると、キャビティ4内は
PMMA13で満たされ、図4に示すように、このPM
MA13の射出圧によって可動型3が下方へ押圧される
。
の製造方法について説明する。なお、射出圧縮成形法の
うち、樹脂の射出圧によって可動型を固定型から開かせ
る方法をマイクロモールド法といい、この実施例ではマ
イクロモールド法による成形法に従っている。図1に示
すように、可動型3を固定型2に対して当接させると、
バックパネル1の形状のキャビティ4が形成される。こ
のとき、位置制御ピン9の頭部9aは、係止孔7内の上
端部即ち固定型2の下面に接した位置にある。また、形
状保持ブロック6の上面は固定型2の下面に密着してい
る。即ち、形状保持ブロック6と固定型2との型開き面
P2 は閉じた状態にある。この状態において、図3に
示すように、ゲート12から溶融した樹脂材料としての
PMMA13を射出する。このPMMA13の射出圧は
400〜500kg/cm2である。すると、PMMA
13はキャビティ4内を端部へ向かって流動する。さら
に、PMMA13の射出を続けると、キャビティ4内は
PMMA13で満たされ、図4に示すように、このPM
MA13の射出圧によって可動型3が下方へ押圧される
。
【0017】その結果、固定型2と可動型3の型開き面
P1 が開き、可動型3は固定型2から距離dだけ離間
する。このとき、位置制御ピン9は可動型3に螺合固定
されているので、その頭部9aも係止孔7内を距離dだ
け下動する。一方、形状保持ブロック6は可動型3とと
もに下動するが、スプリング11によって上方へ付勢さ
れているので、可動型3の移動にかかわらず、その上面
は固定型2の下面に当接した状態が維持される。また、
可動型3が下動することによってキャビティ4の両端下
部が下方へ広がる。しかし、上記のように、形状保持ブ
ロック6はそのままの位置にあるので、形状保持ブロッ
ク6の上部内周面Aと固定型2で形成されるキャビティ
4の内周面は連続面となっており、両者によって形成さ
れる型開き面P2 に隙間は生じない。
P1 が開き、可動型3は固定型2から距離dだけ離間
する。このとき、位置制御ピン9は可動型3に螺合固定
されているので、その頭部9aも係止孔7内を距離dだ
け下動する。一方、形状保持ブロック6は可動型3とと
もに下動するが、スプリング11によって上方へ付勢さ
れているので、可動型3の移動にかかわらず、その上面
は固定型2の下面に当接した状態が維持される。また、
可動型3が下動することによってキャビティ4の両端下
部が下方へ広がる。しかし、上記のように、形状保持ブ
ロック6はそのままの位置にあるので、形状保持ブロッ
ク6の上部内周面Aと固定型2で形成されるキャビティ
4の内周面は連続面となっており、両者によって形成さ
れる型開き面P2 に隙間は生じない。
【0018】この状態で、可動型3を上動させてキャビ
ティ4内のPMMA13を圧縮する。この圧縮時の圧力
は350kg/cm2である。この圧縮は成形品の成形
歪みをなくすために行うものであって、樹脂の配向をキ
ャビティ4の厚さ方向へ向け、キャビティ4内の樹脂の
密度を全体的に均一にする。この圧縮圧力はあまり小さ
いとその効果が得られず、高過ぎると樹脂の配向が変り
過ぎるため好ましくない。この圧縮を行うと、可動型3
は再び図1の位置へ戻る。樹脂が冷却後、可動型3を固
定型2から離間して型開きし、成形品を取り出すことに
より、図5に示すようなバックパネル1が得られる。
ティ4内のPMMA13を圧縮する。この圧縮時の圧力
は350kg/cm2である。この圧縮は成形品の成形
歪みをなくすために行うものであって、樹脂の配向をキ
ャビティ4の厚さ方向へ向け、キャビティ4内の樹脂の
密度を全体的に均一にする。この圧縮圧力はあまり小さ
いとその効果が得られず、高過ぎると樹脂の配向が変り
過ぎるため好ましくない。この圧縮を行うと、可動型3
は再び図1の位置へ戻る。樹脂が冷却後、可動型3を固
定型2から離間して型開きし、成形品を取り出すことに
より、図5に示すようなバックパネル1が得られる。
【0019】このようにして得られたバックパネル1は
、従来のようなキャビティに通ずる型割り面に隙間が発
生しないので、バリのない成形品となる。また、係止孔
7の深さによって、可動型3の移動制御量Dを変えるこ
とができ、樹脂の圧縮量を成形品に応じたものに調整す
ることができる。従って、樹脂の射出圧による可動型3
の型開き量を大きくすることができ、樹脂の成形歪みを
抑えることができる。この移動制御量Dは、成形品の形
状、材料の種類等に対応させて設定する。
、従来のようなキャビティに通ずる型割り面に隙間が発
生しないので、バリのない成形品となる。また、係止孔
7の深さによって、可動型3の移動制御量Dを変えるこ
とができ、樹脂の圧縮量を成形品に応じたものに調整す
ることができる。従って、樹脂の射出圧による可動型3
の型開き量を大きくすることができ、樹脂の成形歪みを
抑えることができる。この移動制御量Dは、成形品の形
状、材料の種類等に対応させて設定する。
【0020】さらに、本発明では、固定型2と可動型3
との合せ精度が従来ほど必要ではなく、金型の精密な加
工を必要としない。本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次のような態様に具体化してもよい。 (1)形状保持ブロック6の形状、大きさは、可動型3
が移動したときキャビティ4を構成する形状保持ブロッ
ク6の内周面が固定型2の内周面と連続面となるような
形状、大きさであればよい。従って、断面正方形状等で
あってもよい。また、環状溝5の断面形状は、形状保持
ブロック6が可動型3に対して相対移動可能となる形状
であればよく、形状保持ブロック6の外周部と接する形
状であってもよい。 (2)前記環状溝5、形状保持ブロック6、位置制御ピ
ン9及びスプリング11を、固定型2に設けてもよい。 これらを可動型3に設けるか、固定型2に設けるかは、
成形品の形状等に応じて適宜設定される。 (3)前記実施例において、スプリング11を各位置制
御ピン9の外周部に配置してもよい。 (4)樹脂材料としては、PMMA以外にポリカーボネ
ート(PC)、ABS樹脂、ポリプロピレン(PP)等
を使用してもよい。 (5)本発明の適用できる成形品としては、ある程度形
状の複雑なものが好適であり、例えばランプカバー、ラ
ジエータグリル、サイドモール等があげられる。
との合せ精度が従来ほど必要ではなく、金型の精密な加
工を必要としない。本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次のような態様に具体化してもよい。 (1)形状保持ブロック6の形状、大きさは、可動型3
が移動したときキャビティ4を構成する形状保持ブロッ
ク6の内周面が固定型2の内周面と連続面となるような
形状、大きさであればよい。従って、断面正方形状等で
あってもよい。また、環状溝5の断面形状は、形状保持
ブロック6が可動型3に対して相対移動可能となる形状
であればよく、形状保持ブロック6の外周部と接する形
状であってもよい。 (2)前記環状溝5、形状保持ブロック6、位置制御ピ
ン9及びスプリング11を、固定型2に設けてもよい。 これらを可動型3に設けるか、固定型2に設けるかは、
成形品の形状等に応じて適宜設定される。 (3)前記実施例において、スプリング11を各位置制
御ピン9の外周部に配置してもよい。 (4)樹脂材料としては、PMMA以外にポリカーボネ
ート(PC)、ABS樹脂、ポリプロピレン(PP)等
を使用してもよい。 (5)本発明の適用できる成形品としては、ある程度形
状の複雑なものが好適であり、例えばランプカバー、ラ
ジエータグリル、サイドモール等があげられる。
【0021】
【発明の効果】本発明の樹脂成形品の製造方法によれば
、金型の精密な加工を要することなく、金型の型開き量
を大きくすることができる上に、バリの発生のない樹脂
成形品が容易に得られるという優れた効果を奏する。
、金型の精密な加工を要することなく、金型の型開き量
を大きくすることができる上に、バリの発生のない樹脂
成形品が容易に得られるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の実施例を表す図であって、金型を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】可動型を示す平面図である。
【図3】キャビティ内に樹脂材料を射出した状態を示す
金型の断面図である。
金型の断面図である。
【図4】キャビティ内に樹脂材料が満たされた状態を示
す金型の要部拡大断面図である。
す金型の要部拡大断面図である。
【図5】バックパネルの形状を示す斜視図である。
【図6】従来例を表し、ディスクを射出圧縮成形法によ
り成形するための金型を示す断面図である。
り成形するための金型を示す断面図である。
【図7】図6に示す金型のキャビティに樹脂材料を射出
した状態を示す金型の断面図である。
した状態を示す金型の断面図である。
【図8】図7の状態から金型を型締めした状態を示す金
型の断面図である。
型の断面図である。
【図9】バックパネルを射出圧縮成形法で成形するため
の金型を示す断面図である。
の金型を示す断面図である。
【図10】図9に示すキャビティ内に樹脂材料を射出し
た状態を示す金型の断面図である。
た状態を示す金型の断面図である。
【図11】キャビティ内に樹脂材料が満たされた状態を
示す金型の要部拡大断面図である。
示す金型の要部拡大断面図である。
1…樹脂成形品としてのバックパネル、2…金型本体と
しての固定型、3…金型本体としての可動型、4…キャ
ビティ、6…形状保持ブロック、12…ゲート、P2
…型開き面
しての固定型、3…金型本体としての可動型、4…キャ
ビティ、6…形状保持ブロック、12…ゲート、P2
…型開き面
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂成形品(1)形状のキャビティ(
4)を有し、同キャビティ(4)内に溶融した樹脂を射
出するゲート(12)を有する一対の金型本体(2,3
)と、前記キャビティ(4)の外周部に設けられ、型開
き時に一方の金型本体(3)に一定距離をおいて追従し
型開き面(P2 )をシールする形状保持ブロック(6
)とを有する金型を用い、予め前記金型を形状保持ブロ
ック(6)が型開き面(P2 )をシールする状態に維
持して型開きさせ、前記キャビティ(4)に溶融した樹
脂を前記ゲート(12)より射出するか、又は前記金型
のキャビティ(4)内に溶融した樹脂を前記ゲート(1
2)より射出して形状保持ブロック(6)が型開き面(
P2 )をシールする状態に維持して型開きさせながら
射出する工程と、前記金型を型締めしキャビティ(4)
内の樹脂を圧縮する圧縮工程を有することを特徴とする
樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9777891A JPH04327922A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9777891A JPH04327922A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04327922A true JPH04327922A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14201292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9777891A Pending JPH04327922A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04327922A (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP9777891A patent/JPH04327922A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5893998A (en) | Boundary apparatus for optical component molding | |
| JPH0684031B2 (ja) | 射出成形方法 | |
| JPH04327921A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH06106590A (ja) | 射出圧縮成形方法 | |
| JPH0549448B2 (ja) | ||
| US4532095A (en) | Method of making a video disc from a disc preform | |
| JPH0711949Y2 (ja) | インサート成形用金型 | |
| CN214448071U (zh) | 分型面高紧密结合模具 | |
| JPS5949180B2 (ja) | アウトサ−ト成形法 | |
| JPH08142145A (ja) | 射出成形用金型及びそれを用いた射出圧縮成形法 | |
| JPH0242048B2 (ja) | ||
| JPH02258218A (ja) | アンダカット部付成形品用金型 | |
| US4460656A (en) | Video disc preform and method of making a disc therefrom | |
| JPH082859Y2 (ja) | カセットハーフ | |
| JPH0939039A (ja) | プラスチック成形用金型 | |
| JP3355756B2 (ja) | 芯材一体射出成形方法 | |
| KR19980031214A (ko) | 사출 성형품 성형방법 | |
| JPH02258217A (ja) | アンダカット部付成形品用金型 | |
| JP3881524B2 (ja) | ディスク成形用金型、貼り合わせた基板及びその製造方法 | |
| JPS6214688Y2 (ja) | ||
| JP3179139B2 (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH11300796A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPS642492B2 (ja) | ||
| JPH0734656Y2 (ja) | 成形用金型 | |
| JPH0742681Y2 (ja) | 成形型 |